JPH0823545A - デジタルコンバーゼンス装置 - Google Patents

デジタルコンバーゼンス装置

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JPH0823545A
JPH0823545A JP15355294A JP15355294A JPH0823545A JP H0823545 A JPH0823545 A JP H0823545A JP 15355294 A JP15355294 A JP 15355294A JP 15355294 A JP15355294 A JP 15355294A JP H0823545 A JPH0823545 A JP H0823545A
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JP
Japan
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scanning line
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data
correction
convergence
Prior art date
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Pending
Application number
JP15355294A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuaki Sakanishi
保昭 坂西
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はカラーテレビジョン受像機のコンバ
ーゼンスを補正する装置に関するもので、補正メモリ容
量が少なく、高精度の補正が可能なデジタルコンバーゼ
ンス装置を提供することを目的とする。 【構成】 走査線数が多い同期信号20が入力されて
も、走査線判別部23で走査線数が或る一定数以上の場
合、垂直アドレス停止回路24を制御しコンバーゼンス
補正データを記憶手段であるフレームメモリ8からの読
出し速度を遅くする事により、隣接する走査線の補正デ
ータを同一のデータで補間する事で、補正メモリ8の記
憶容量を大幅に削減でき、且つ演算時間も大幅に短縮で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカラ−テレビジョン受像
機のコンバ−ゼンスを補正する装置に関し、補正メモリ
容量が少なく、有効画面内外間の補正データの相互干渉
が低減された高精度の補正が可能なデジタルコンバーゼ
ンス装置提供するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に3原色を発光する3本の投写管を
用いてスクリ−ンに拡大投写する投写形カラ−受像機に
おいては、投写管のスクリ−ンに対する入射角が各投写
管で異なるためスクリ−ン上で色ずれが生じる。これら
の3原色の重ね合わせ、いわゆるコンバ−ゼンスは、水
平および垂直走査周期に同期させてアナログ的にコンバ
−ゼンス補正波形をつくり、この波形の大きさ、形を変
えて調整する方式をとっているが、コンバ−ゼンス精度
の点で問題がある。そこで各種の信号に対応可能でコン
バ−ゼンス精度の高い方法として、たとえば、特開昭6
0−130288号公報のデジタルコンバ−ゼンス装置
が提案されている。
【0003】この従来のデジタルコンバ−ゼンス装置に
ついて以下に説明する。図2に従来のデジタルコンバー
ゼンス装置のブロック図を示す。これは画面上に図3に
示すようなクロスハッチパターンなどのコンバーゼンス
補正用パターンを映出し、その各調整点毎のコンバーゼ
ンス補正量のデータをデジタル的にフレームメモリに書
込み、このデータを読出しD/A変換し、コンバーゼン
ス補正を行うものである。
【0004】図2に於て、1は読出しアドレス制御部、
2はクロスハッチ発生器、3は映像回路、4は書込みア
ドレス制御部、5はコントロールパネル、6は可逆カウ
ンタ、7はマルチプレクサ、8はフレームメモリ、9は
レジスタ、10は垂直方向調整点間処理部、11はD/
A変換器、12はLPF、13は走査線数検出部、14
は調整点間数設定部、15は係数演算部、16は出力増
幅部、17は偏向回路、18はコンバーゼンスコイル、
19は偏向コイル、20は同期信号である。
【0005】以上の様に構成された従来のデジタルコン
バーゼンス回路について、以下その動作について説明す
る。
【0006】図2において、偏向電流周期に同期した水
平・垂直周期パルスが同期信号20として加えられ、こ
れにより読出しアドレス制御部1を駆動する。読出しア
ドレス制御部1からのパルスを利用して、クロスハッチ
発生器2を駆動し、映像回路3により投写スクリーン上
にクロスハッチパターンを映出する。一方コントロール
パネル5のアドレスキーで、コンバーゼンス補正を必要
とする位置のクロス点(たとえば図3のA点)を指定
し、書込みアドレス制御部4に位置アドレスをセットす
る。
【0007】次に補正を行ないたい色、例えばコントロ
ールパネル5に設けた赤のデータ書込みキーで、画面を
見ながら可逆カウンタ6を通して、フレームメモリ8に
補正量を書き込む。通常、このフレームメモリ8への書
込みは、映像信号のブランキング期間に行いように、マ
ルチプレクサ7により切替制御しているのでフレームメ
モリの読出しが損なわれることはない。このようにして
各調整点において同様の操作を行なう。
【0008】次にフレームメモリ8の読出しは、読出し
アドレス制御部1によりスクリーン上の各調整点位置に
対して読出され、読出しアドレス制御部1により駆動さ
れるレジスタ9を介し、垂直方向調整点間処理部10で
調整点間の垂直走査方向における補正量処理を行なって
いる。
【0009】各種の画像信号源に対応させるためには、
各走査線数に応じた調整点間処理を行なう必要がある。
そのため同期信号20は走査線数検出部13に供給さ
れ、1フィールドの走査線数を検出し、調整点間数設定
部14に加えられる。調整点間数設定部14では1フィ
ールドの走査線数Mと、垂直方向の調整点数Lから、N
=M/(L+1)本の調整点間数の走査線数Nを求め、
係数演算部15に加えられる。また調整点間数設定部1
4の出力は書込みアドレス制御部4、読出しアドレス制
御部1に加え、N本毎の動作に切り替えを行なってい
る。
【0010】以上のように動作する垂直方向調整点間処
理部10の出力はD/A変換器11に入力され、ここで
アナログ量に変換した信号を得る。水平方向の調整点間
の信号は各行の調整点の補正量を低域通過フィルタ(以
下、LPFと記す)12で平滑し、出力増幅部16で増
幅後、コンバ−ゼンスコイル18に供給する。
【0011】また走査線数検出部13からの検出信号は
システム切換信号として偏向回路17に加えられ、偏向
振幅や周波数等を切換えている。このように、各信号源
に対しても各調整点毎に独立した補正できるので、精度
よくコンバ−ゼンス補正を行なうことができる。
【0012】また各調整点間のデータを読出す時に各走
査線補正データを垂直補間演算で作成しているが、画面
全体の走査線のデータをあらかじめ垂直補間演算を行
い、全てフレームメモリに書込み、フレームメモリのデ
ータを読出して補正をする方式も有る。
【0013】以上のように、各画像信号源に対しても各
調整点毎に独立した補正できるので精度よくコンバ−ゼ
ンス補正を行なうことができる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
如き従来の構成では、各信号源に対してコンバ−ゼンス
調整は精度よく調整することができるが、入力される同
期信号の周波数が高いと走査線数が多くなり補正データ
用フレームメモリが大量に使用しなければならないとい
う課題を有していた。
【0015】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、入力される同期信号の周波数が低い信号から高い信
号まで各種信号源に対応可能なデジタルコンバ−ゼンス
装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の如き課題を解決す
るために、本発明のディタルコンバーゼンス装置は、画
面に水平及び垂直方向に複数個のコンバーゼンス調整点
を発生してカーソル表示するカーソル表示手段と、前記
画面内の各調整点の補正データを入力して各調整点のコ
ンバーゼンス補正量をデジタル的に記憶する記憶装置
と、前記記憶装置からの補正データを前記受像機に入力
される同期信号に同期して読出す読出し手段と、前記同
期信号により走査線数を検出する走査線検出手段と、前
記走査線検出手段にて走査線数が一定以上と検出された
場合に隣接する走査線を同一データで補間する補間手段
と、前記記憶装置から読出された補正データをデジタル
信号からアナログ信号に変換するD/A変換手段と、前
記アナログ信号に変換された補正データを増幅して補正
用コイルに供給する増幅手段を備える。
【0017】
【作用】本発明は上記した構成によって、入力される同
期信号の走査線数を判別し、補正データの垂直方向の読
出し速度を制御する事により、入力される信号の走査線
数が多くなった時隣接する走査線の補正データを同一の
データで補間することで、補正データを削減し、大幅に
補正データ用メモリが削減でき、また補正データの演算
時間も短縮出来る。
【0018】
【実施例】以下本発明のー実施例について図面を参照し
ながら説明する。図1は本発明の実施例におけるデジタ
ルコンバ−ゼンス装置のブロック図である。
【0019】図1において、21はメモリの読出し書込
みを制御をするためのアドレス制御部、22は垂直方向
の調整点間の演算を行うための垂直演算回路、23はは
入力される信号の走査線数を判別する走査線判別部、2
4は読出しの垂直アドレスを一旦停止させる垂直アドレ
ス停止回路である。なお同図において、従来の図2と同
様に動作するものは同じ符号で示し説明は省略する。
【0020】以上のように構成された本実施例のデジタ
ルコンバ−ゼンス装置について、以下その動作を説明す
る。
【0021】図1において、同期信号20が入力され、
垂直アドレス停止回路24により制御されたアドレス制
御回路21により、同期信号20に同期したフレームメ
モリ8の読出しアドレス信号を発生させ、またクロスハ
ッチ発生部2のアドレス信号も発生し、例えば水平方向
13行、垂直方向9列のクロスハッチパタ−ン(図示せ
ず)を発生して画面に映出する。
【0022】フレームメモリ8にはすべての走査線分の
補正データが垂直演算回路22により演算されてから記
憶される。フレームメモリ8からのデータは、D/A変
換器11でアナログ量に変換し補正波形を作成してい
る。D/A変換器11からのアナログ波形はLPF12
に供給されて、水平方向の補正データ平滑が行われる。
LPF12からの平滑されたデータをコンバーゼンスヨ
ークを駆動するための増幅回路16に供給されて電流増
幅される。
【0023】ここで同期信号20より走査線判別部23
において同期信号の水平走査周波数と垂直走査周波数よ
り走査線数を判別しある一定の走査線数以上の場合、垂
直アドレス停止回路24によりフレームメモリ8の読出
しの垂直アドレスを2走査線毎にインクリメントするよ
うに制御し、隣接する走査線の補正データを同一データ
を読出すことにより補間が行われ出力される。
【0024】補間方式について以下に説明する。画面の
走査線数がある一定数(たとえば、2000本以上)を
越える場合、垂直補間演算回路22から出力される隣接
する走査線の補正データの差がほとんど無くなるため、
2走査線毎同一のデータで補間してもコンバーゼンス補
正精度は、損なわれることは無い。
【0025】以上のように本実施例によれば、入力され
る信号の走査線数がある一定数以上の場合、隣接する走
査線の補正データを同一データにより補間補間すること
により補正データメモリの容量を大幅に削減ができ、補
正データの演算時間も大幅な短縮が実現できる。
【0026】なお、本実施例において、理解を容易にす
るため投写形カラ−受像機について述べてきたが、シャ
ドウマスク式の直視形受像機についても有効であること
は言うまでもない。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、走査線数
がある一定数以上の場合、補正データの読出す垂直アド
レスを停止し、隣接する走査線の補正データを同一デー
タにより補間することにより、補正データ用フレームメ
モリを削減でき、また補正データの演算時間の短縮が実
現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるデジタルコンバ−ゼ
ンス装置のブロック図
【図2】従来のデジタルコンバ−ゼンス装置のブロック
【図3】同装置の動作を説明するための表示画面図
【符号の説明】
2 クロスハッチ発生器 5 コントロールパネル 8 フレームメモリ 11 D/A変換器 12 LPF 16 出力増幅部 18 コンバーゼンスヨーク 20 同期信号 21 アドレス制御部 22 垂直演算回路 23 走査線判別部 24 垂直アドレス制御部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラーテレビジョン受像機の画面に水平
    及び垂直方向に複数個のコンバーゼンス調整点を発生し
    てカーソル表示するカーソル表示手段と、前記画面内の
    各調整点の補正データを入力して各調整点のコンバーゼ
    ンス補正量をデジタル的に記憶する記憶装置と、前記記
    憶装置からの補正データを前記受像機に入力される同期
    信号に同期して読出す読出し手段と、前記同期信号によ
    り走査線数を検出する走査線検出手段と、前記走査線検
    出手段にて走査線数が一定以上と検出された場合に隣接
    する走査線を同一データで補間する補間手段と、前記記
    憶装置から読出された補正データをデジタル信号からア
    ナログ信号に変換するD/A変換手段と、前記アナログ
    信号に変換された補正データを増幅して補正用コイルに
    供給する増幅手段を備えたデジタルコンバ−ゼンス装
    置。
  2. 【請求項2】 走査線検出手段にて走査線数が一定以上
    と検出された場合に隣接する走査線を同一データで補間
    する補間手段により記憶装置からの読出し速度を遅くす
    る様にしたことを特徴とする請求項1記載のデジタルコ
    ンバ−ゼンス装置。
JP15355294A 1994-07-05 1994-07-05 デジタルコンバーゼンス装置 Pending JPH0823545A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19632188A1 (de) * 1996-08-09 1998-02-12 Thomson Brandt Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Gewinnung von Korrekturwerten für Videozeilen eines Videobildes
JP2002165228A (ja) * 2000-11-28 2002-06-07 Nec Microcomputer Technology Ltd コンバージェンス波形補正装置

Cited By (3)

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DE19632188A1 (de) * 1996-08-09 1998-02-12 Thomson Brandt Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Gewinnung von Korrekturwerten für Videozeilen eines Videobildes
US6108054A (en) * 1996-08-09 2000-08-22 Deutsche Thomson Brandt Gmbh Method and apparatus for obtaining correction values for video lines of a video frame
JP2002165228A (ja) * 2000-11-28 2002-06-07 Nec Microcomputer Technology Ltd コンバージェンス波形補正装置

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