JPH08234918A - Mzr方式の磁気ディスク装置に対するファイル・アロ ケート方式 - Google Patents
Mzr方式の磁気ディスク装置に対するファイル・アロ ケート方式Info
- Publication number
- JPH08234918A JPH08234918A JP7033607A JP3360795A JPH08234918A JP H08234918 A JPH08234918 A JP H08234918A JP 7033607 A JP7033607 A JP 7033607A JP 3360795 A JP3360795 A JP 3360795A JP H08234918 A JPH08234918 A JP H08234918A
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- JP
- Japan
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- file
- magnetic disk
- disk device
- mzr
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 外周と内周とで1シリンダ当りの記憶容量が
異るという特徴を有するMZR方式の磁気ディスク装置
に対して、基本OS部のデータ管理部でファイル確保時
にファイルサイズからアロケート位置を決定することに
より、平均的にムラのないディスク性能が得られ、効率
的かつ高性能な情報処理システムを提供できるという効
果がある。 【構成】 基本OS部2のデータ管理部4における初期
化時に、接続されているMZR方式の磁気ディスク装置
10からディスク諸元(1シリンダ当りの記憶容量)を
入手し、ファイルサイズ別シリンダアドレステーブル6
に登録する。そして、ファイルI/O時に対象ファイル
が存在しない場合、ファイル確保機能5では要求ファイ
ルサイズに適したシリンダ(ゾーン)を検索し、そのゾ
ーンにファイル領域を設定する。
異るという特徴を有するMZR方式の磁気ディスク装置
に対して、基本OS部のデータ管理部でファイル確保時
にファイルサイズからアロケート位置を決定することに
より、平均的にムラのないディスク性能が得られ、効率
的かつ高性能な情報処理システムを提供できるという効
果がある。 【構成】 基本OS部2のデータ管理部4における初期
化時に、接続されているMZR方式の磁気ディスク装置
10からディスク諸元(1シリンダ当りの記憶容量)を
入手し、ファイルサイズ別シリンダアドレステーブル6
に登録する。そして、ファイルI/O時に対象ファイル
が存在しない場合、ファイル確保機能5では要求ファイ
ルサイズに適したシリンダ(ゾーン)を検索し、そのゾ
ーンにファイル領域を設定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、MZR(Multi-Zone-Re
cording:マルチゾーン記録) 方式の磁気ディスク装置に
対するファイル・アロケート方式に関する。
cording:マルチゾーン記録) 方式の磁気ディスク装置に
対するファイル・アロケート方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のファイル・アロケート方式につい
て、図面を参照して説明する。
て、図面を参照して説明する。
【0003】図7は、従来の処理方式を含む情報処理シ
ステムの構成図であって、この情報処理システムは、ユ
ーザアプリケーション1と、システムの基本OS部2a
と、基本OS部2の中核であるカーネル部3と、ディス
ク内のファイル管理を行うデータ管理部11と、データ
管理部11からの要求に従い、磁気ディスク装置を制御
するディスク制御部9aと、磁気ディスク装置10とを
含んで構成されている。また、データ管理部11には、
ユーザアプリケーション1からの要求時、そのファイル
が磁気ディスク装置内に存在していなければ、ファイル
の確保を行うファイル確保機能12を備えている。
ステムの構成図であって、この情報処理システムは、ユ
ーザアプリケーション1と、システムの基本OS部2a
と、基本OS部2の中核であるカーネル部3と、ディス
ク内のファイル管理を行うデータ管理部11と、データ
管理部11からの要求に従い、磁気ディスク装置を制御
するディスク制御部9aと、磁気ディスク装置10とを
含んで構成されている。また、データ管理部11には、
ユーザアプリケーション1からの要求時、そのファイル
が磁気ディスク装置内に存在していなければ、ファイル
の確保を行うファイル確保機能12を備えている。
【0004】次に、従来の情報処理システムにおけるフ
ァイル・アロケート方式の一例について、図8に示す流
れ図と、図9に示す状態図を参照して説明する。
ァイル・アロケート方式の一例について、図8に示す流
れ図と、図9に示す状態図を参照して説明する。
【0005】まず、図8を参照して、情報処理システム
が起動すると、最初にユーザアプリケーション1からの
ファイル書き込み要求は、基本OS部2aのカーネル部
3を経由しデータ管理部11へ通知される。データ管理
部11では、磁気ディスク装置10内に要求ファイルが
存在しないことを認識し、ファイル領域の確保を行う。
このファイル領域の確保はファイル確保機能12で行わ
れる。ファイル確保機能12では、磁気ディスク装置1
0内に要求分の空き領域を検索する(S31)。
が起動すると、最初にユーザアプリケーション1からの
ファイル書き込み要求は、基本OS部2aのカーネル部
3を経由しデータ管理部11へ通知される。データ管理
部11では、磁気ディスク装置10内に要求ファイルが
存在しないことを認識し、ファイル領域の確保を行う。
このファイル領域の確保はファイル確保機能12で行わ
れる。ファイル確保機能12では、磁気ディスク装置1
0内に要求分の空き領域を検索する(S31)。
【0006】検索の結果、磁気ディスク装置10内に要
求分の空き領域が存在する場合は(S32)、その空き
領域をファイルとして確保し(S33)、処理を終了す
る。磁気ディスク装置10内の実領域の確保は、ディス
ク制御部9aを経由し、ディスク内にファイル情報を記
録することで行われる。また、磁気ディスク装置10内
に要求分の空き領域が存在しない場合は(S32)、容
量不足の旨をエラーとして通知し(S34)、処理を終
了する。
求分の空き領域が存在する場合は(S32)、その空き
領域をファイルとして確保し(S33)、処理を終了す
る。磁気ディスク装置10内の実領域の確保は、ディス
ク制御部9aを経由し、ディスク内にファイル情報を記
録することで行われる。また、磁気ディスク装置10内
に要求分の空き領域が存在しない場合は(S32)、容
量不足の旨をエラーとして通知し(S34)、処理を終
了する。
【0007】次に、従来の方式による実行後における磁
気ディスク媒体のファイル・アロケート状態を、図9
(a)および同図(b)の状態図に示す。
気ディスク媒体のファイル・アロケート状態を、図9
(a)および同図(b)の状態図に示す。
【0008】図9(a)において、ファイルからファ
イルは、シリンダ番号0からシーケンシャルに確保さ
れていることがわかる。しかしながら、ファイルは、
シリンダ番号0からシリンダ番号1にまたがり、ファイ
ル2は、シリンダ番号1からシリンダ番号2にまたがっ
ている。なお、この場合の磁気ディスク装置は、図9
(b)に示すように、1シリンダ当りの記憶容量は30
0MBであって、磁気ディスク媒体の内周から外周まで
同一である。
イルは、シリンダ番号0からシーケンシャルに確保さ
れていることがわかる。しかしながら、ファイルは、
シリンダ番号0からシリンダ番号1にまたがり、ファイ
ル2は、シリンダ番号1からシリンダ番号2にまたがっ
ている。なお、この場合の磁気ディスク装置は、図9
(b)に示すように、1シリンダ当りの記憶容量は30
0MBであって、磁気ディスク媒体の内周から外周まで
同一である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の磁気デ
ィスク装置に対するファイル・アロケート方式は、空き
領域の順にファイル領域の確保を行うため、ファイルが
複数トラックまたは複数シリンダにまたがる場合があ
る。しかしながら、1シリンダの記憶容量が一定である
ため発生頻度も平均的であり、ユーザインパクトも小さ
いものであった。
ィスク装置に対するファイル・アロケート方式は、空き
領域の順にファイル領域の確保を行うため、ファイルが
複数トラックまたは複数シリンダにまたがる場合があ
る。しかしながら、1シリンダの記憶容量が一定である
ため発生頻度も平均的であり、ユーザインパクトも小さ
いものであった。
【0010】ところが、近年開発されたMZR方式の磁
気ディスク装置では、1トラックの記録容量が外周と内
周とでは異り、内周へ進むに従って1トラックまたは、
1シリンダ当りの記憶容量は少なくなる。従って、従来
のファイル・アロケート方式では、ファイルをシーケン
シャルにアロケートした場合、内周に進むに従って、1
つのファイルが複数トラックまたは複数シリンダにまた
がるという場合が増えるため、ディスク性能差が生じて
ムラができるという問題がある。
気ディスク装置では、1トラックの記録容量が外周と内
周とでは異り、内周へ進むに従って1トラックまたは、
1シリンダ当りの記憶容量は少なくなる。従って、従来
のファイル・アロケート方式では、ファイルをシーケン
シャルにアロケートした場合、内周に進むに従って、1
つのファイルが複数トラックまたは複数シリンダにまた
がるという場合が増えるため、ディスク性能差が生じて
ムラができるという問題がある。
【0011】本発明の目的は、上記の欠点を解決してよ
り効率的かつ高性能な情報処理システムを提供すること
にある。
り効率的かつ高性能な情報処理システムを提供すること
にある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、MZR方式の
磁気ディスク装置に対するファイル領域を確保するファ
イル・アロケート方式であって、前記磁気ディスク装置
内のファイル管理を行うデータ管理部に、磁気ディスク
媒体のゾーン別にファイルサイズ,シリンダ容量および
シリンダアドレスの諸元情報が格納されているテーブル
と、このテーブルに諸元を設定する初期化機能と、初期
化機能に磁気ディスク媒体の諸元を通知するディスク諸
元通知インタフェースとを備え、前記磁気ディスク媒体
の諸元に基づいてアロケートするファイルサイズに最適
なファイル領域を確保することを特徴とする。
磁気ディスク装置に対するファイル領域を確保するファ
イル・アロケート方式であって、前記磁気ディスク装置
内のファイル管理を行うデータ管理部に、磁気ディスク
媒体のゾーン別にファイルサイズ,シリンダ容量および
シリンダアドレスの諸元情報が格納されているテーブル
と、このテーブルに諸元を設定する初期化機能と、初期
化機能に磁気ディスク媒体の諸元を通知するディスク諸
元通知インタフェースとを備え、前記磁気ディスク媒体
の諸元に基づいてアロケートするファイルサイズに最適
なファイル領域を確保することを特徴とする。
【0013】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0014】一般に、MZR(Multi-Zone-Recording:
ゾーンビット記録)方式は、データ品質の確保を目的と
しているため、内周トラックと外周トラックとでは同じ
記録密度であり、1トラックのセクタ数は外周に進むに
従って増加する。
ゾーンビット記録)方式は、データ品質の確保を目的と
しているため、内周トラックと外周トラックとでは同じ
記録密度であり、1トラックのセクタ数は外周に進むに
従って増加する。
【0015】従って、外周にアロケートした場合、複数
トラックや複数シリンダにまたがらないファイルが、内
周にアロケートされることにより、複数トラックや複数
シリンダにまたがることとなる。なお、この方式では、
磁気ディスク装置を複数ゾーンに分割し、そのゾーン内
においては、1シリンダ当りのセクタ数が同一セクタ数
となる。
トラックや複数シリンダにまたがらないファイルが、内
周にアロケートされることにより、複数トラックや複数
シリンダにまたがることとなる。なお、この方式では、
磁気ディスク装置を複数ゾーンに分割し、そのゾーン内
においては、1シリンダ当りのセクタ数が同一セクタ数
となる。
【0016】以下に、このようなMZR方式を採用した
磁気ディスク装置に対する一実施例について説明する。
磁気ディスク装置に対する一実施例について説明する。
【0017】図1は、本発明のファイル・アロケート方
式を含む情報処理システムを示す構成図である。図1に
おいて、本実施例の情報処理システムは、基本OS部2
のデータ管理部4に、アロケートするファイルのサイズ
により最適な位置が記録されるファイルサイズ別シリン
ダアドレステーブル6と、そのテーブル情報を初期設定
する初期設定機能7と、基本OS2の初期化機能へ接続
ディスクの諸元を通知するディスク諸元通知インタフェ
ース8を追加することと、ファイル確保機能5が変更さ
れた以外は、図7に示す従来の情報処理システムと同一
機能である。
式を含む情報処理システムを示す構成図である。図1に
おいて、本実施例の情報処理システムは、基本OS部2
のデータ管理部4に、アロケートするファイルのサイズ
により最適な位置が記録されるファイルサイズ別シリン
ダアドレステーブル6と、そのテーブル情報を初期設定
する初期設定機能7と、基本OS2の初期化機能へ接続
ディスクの諸元を通知するディスク諸元通知インタフェ
ース8を追加することと、ファイル確保機能5が変更さ
れた以外は、図7に示す従来の情報処理システムと同一
機能である。
【0018】次に、本発明におけるファイル・アロケー
ト方式について説明する。
ト方式について説明する。
【0019】図2は、本発明によるデータ管理部のファ
イル確保機能を表す流れ図であり、図3は、本発明によ
るデータ管理部の初期化処理の流れを示す流れ図であ
り、図4は、本発明によるデータ管理部のディスク諸元
通知インタフェースの処理の流れを示す流れ図である。
イル確保機能を表す流れ図であり、図3は、本発明によ
るデータ管理部の初期化処理の流れを示す流れ図であ
り、図4は、本発明によるデータ管理部のディスク諸元
通知インタフェースの処理の流れを示す流れ図である。
【0020】まず、図3を参照すると、システム起動時
には、データ管理部4の初期設定機能7により、ファイ
ル別シリンダアドレステーブル6が設定される(図3参
照)。初期設定機能7では、最初に各ゾーンごとの諸元
情報を得るため、ディスク諸元通知インタフェース8を
実行する(S11)。
には、データ管理部4の初期設定機能7により、ファイ
ル別シリンダアドレステーブル6が設定される(図3参
照)。初期設定機能7では、最初に各ゾーンごとの諸元
情報を得るため、ディスク諸元通知インタフェース8を
実行する(S11)。
【0021】次に、図4を参照すると、ディスク諸元通
知インタフェース8では、ディスク制御部9を通じて、
要求ディスクに対して諸元入手コマンドを発行する(S
21)。このコマンド実行により得られた情報は要求元
へ通知される(S22)。
知インタフェース8では、ディスク制御部9を通じて、
要求ディスクに対して諸元入手コマンドを発行する(S
21)。このコマンド実行により得られた情報は要求元
へ通知される(S22)。
【0022】再び、図3を参照すると、この結果により
得られた情報は、初期設定機能7により、ファイルサイ
ズ別シリンダアドレステーブル7のそれぞれのゾーン別
エントリに、次のように登録(設定)する。
得られた情報は、初期設定機能7により、ファイルサイ
ズ別シリンダアドレステーブル7のそれぞれのゾーン別
エントリに、次のように登録(設定)する。
【0023】(1) ファイルサイズには、トラックサイズ
を設定する(S12) (2) シリンダ容量には、トラックサイズと1シリンダ当
たりのトラック数を設定する(S13) (3) シリンダアドレスには、ゾーンの開始シリンダアド
レスを設定する(S14) この初期設定機能7の実行により、ファイルサイズ別シ
リンダアドレステーブルの作成を終了する。
を設定する(S12) (2) シリンダ容量には、トラックサイズと1シリンダ当
たりのトラック数を設定する(S13) (3) シリンダアドレスには、ゾーンの開始シリンダアド
レスを設定する(S14) この初期設定機能7の実行により、ファイルサイズ別シ
リンダアドレステーブルの作成を終了する。
【0024】図5は、ファイルサイズ別シリンダアドレ
ステーブルを示す構成図であって、ゾーン番号ごとにト
ラックサイズ,シリンダアドレスおよび1シリンダ容量
が記録されている。
ステーブルを示す構成図であって、ゾーン番号ごとにト
ラックサイズ,シリンダアドレスおよび1シリンダ容量
が記録されている。
【0025】次に、情報処理システムが起動後、ユーザ
アプリケーション1からのファイル書き込み要求は、基
本OS部2のカーネル部3を経由しデータ管理部4へ通
知される。データ管理部4では、磁気ディスク装置10
内に要求ファイルが存在しないことを認識し、ファイル
領域の確保を行う。
アプリケーション1からのファイル書き込み要求は、基
本OS部2のカーネル部3を経由しデータ管理部4へ通
知される。データ管理部4では、磁気ディスク装置10
内に要求ファイルが存在しないことを認識し、ファイル
領域の確保を行う。
【0026】ここで、図2を参照して、このファイル領
域の確保はファイル確保機能5で行われる。ファイル確
保機能5では、要求ファイルのサイズを使用しファイル
別シリンダアドレステーブル7を検索し、対象ゾーンを
決定する(S1)。
域の確保はファイル確保機能5で行われる。ファイル確
保機能5では、要求ファイルのサイズを使用しファイル
別シリンダアドレステーブル7を検索し、対象ゾーンを
決定する(S1)。
【0027】そして、検索されたゾーン内に要求分の空
き領域が存在するか検索を行う(S2)。この結果、検
索されたゾーン内に空き領域が存在する場合は(S
3)、その領域をファイルとして確保し、処理を終了す
る(S5)。なお。磁気ディスク装置10内の実領域の
確保は、従来例と同一である。
き領域が存在するか検索を行う(S2)。この結果、検
索されたゾーン内に空き領域が存在する場合は(S
3)、その領域をファイルとして確保し、処理を終了す
る(S5)。なお。磁気ディスク装置10内の実領域の
確保は、従来例と同一である。
【0028】また、検索されたゾーン内に空き領域が存
在しない場合は(S3)、さらに、内周方向の他のゾー
ン内に要求分の空き領域が存在するか検索を行う(S
4)。そして検索の結果、他のゾーン内に空き領域が存
在する場合(S3)は、その空き領域をファイルとして
確保する(S5)。また、他ゾーンを検索しても空き領
域が存在しない場合は(S4)、容量不足の旨をエラー
として通知し(S6)、処理を終了する。
在しない場合は(S3)、さらに、内周方向の他のゾー
ン内に要求分の空き領域が存在するか検索を行う(S
4)。そして検索の結果、他のゾーン内に空き領域が存
在する場合(S3)は、その空き領域をファイルとして
確保する(S5)。また、他ゾーンを検索しても空き領
域が存在しない場合は(S4)、容量不足の旨をエラー
として通知し(S6)、処理を終了する。
【0029】次に、本発明の方式による実行後における
MZR方式の磁気ディスク媒体のファイル・アロケート
状態を、図6(a)および同図(b)の状態図に示す。
MZR方式の磁気ディスク媒体のファイル・アロケート
状態を、図6(a)および同図(b)の状態図に示す。
【0030】本実施例では、ファイルからファイル
は、図6(b)に示すように、シリンダシ0からシーケ
ンシャルに確保されていることがわかる。また、図9に
示す従来の状態とは異なり、1つのファイルが複数シリ
ンダにまたがるものは存在していない。
は、図6(b)に示すように、シリンダシ0からシーケ
ンシャルに確保されていることがわかる。また、図9に
示す従来の状態とは異なり、1つのファイルが複数シリ
ンダにまたがるものは存在していない。
【0031】さらに、従来の方式では、磁気ディスク装
置上の連続領域がファイルに割り当てられていたが、本
実施例では、同一ゾーン内では連続しているものの、磁
気ディスク装置上では非連続となり、例えば、図6
(b)に示すように、磁気ディスク媒体上のファイル
は、ファイル,ファイル,ファイルとなっ
て、ファイルとファイルとは不連続である。
置上の連続領域がファイルに割り当てられていたが、本
実施例では、同一ゾーン内では連続しているものの、磁
気ディスク装置上では非連続となり、例えば、図6
(b)に示すように、磁気ディスク媒体上のファイル
は、ファイル,ファイル,ファイルとなっ
て、ファイルとファイルとは不連続である。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、各ゾーン
ごとの諸元情報をファイル別シリンダアドレステーブル
に登録し、これに基づいて要求ファイルのサイズにふさ
わしいゾーンを検索し、かつその空き領域を決定するた
め、1トラックまたは1シリンダ当りの記憶容量が少な
くなるMZR方式の磁気ディスク装置に対し、ファイル
をシーケンシャルにアロケートした場合、内周に進むに
従って複数トラックまたは複数シリンダに、ファイルの
またがりが増加するという問題が解決できる。
ごとの諸元情報をファイル別シリンダアドレステーブル
に登録し、これに基づいて要求ファイルのサイズにふさ
わしいゾーンを検索し、かつその空き領域を決定するた
め、1トラックまたは1シリンダ当りの記憶容量が少な
くなるMZR方式の磁気ディスク装置に対し、ファイル
をシーケンシャルにアロケートした場合、内周に進むに
従って複数トラックまたは複数シリンダに、ファイルの
またがりが増加するという問題が解決できる。
【0033】これにより、平均的にムラのないディスク
性能が得られ、効率的かつ高性能な情報処理システムを
提供できるという効果がある。
性能が得られ、効率的かつ高性能な情報処理システムを
提供できるという効果がある。
【図1】本発明のファイル・アロケート方式を含む情報
処理システムを示す構成図である。
処理システムを示す構成図である。
【図2】図1のデータ管理部によるファイル確保機能の
処理の流れを示す流れ図である。
処理の流れを示す流れ図である。
【図3】図1のデータ管理部による初期設定機能の処理
の流れを示す流れ図である。
の流れを示す流れ図である。
【図4】図1のデータ管理部によるディスク諸元通知イ
ンタフェースの処理の流れを示す流れ図である。
ンタフェースの処理の流れを示す流れ図である。
【図5】本発明により追加されたファイルサイズ別シリ
ンダアドレステーブルを示す構成図である。
ンダアドレステーブルを示す構成図である。
【図6】本発明の方式による実行後における磁気ディス
ク媒体のファイル・アロケート状態を説明する状態図で
ある。
ク媒体のファイル・アロケート状態を説明する状態図で
ある。
【図7】従来のファイル・アロケート方式を含む情報処
理システムを示す構成図である。
理システムを示す構成図である。
【図8】図7のデータ管理部によるファイル確保機能の
処理の流れを示す流れ図てある。
処理の流れを示す流れ図てある。
【図9】従来の方式による実行後における磁気ディスク
媒体のファイル・アロケート状態を説明する状態図であ
る。
媒体のファイル・アロケート状態を説明する状態図であ
る。
1 ユーザアプリケーション 2,2a 基本OS部 3 カーネル部 4,11 データ管理部 5,12 ファイル確保機能 6 ファイルサイズ別シリンダアドレステーブル 7 初期設定機能 8 ディスク諸元通知インタフェース 9,9a ディスク制御部 10 磁気ディスク装置
Claims (1)
- 【請求項1】 MZR(Multi-Zone-Recording)方式の磁
気ディスク装置に対するファイル領域を確保するファイ
ル・アロケート方式であって、 前記磁気ディスク装置内のファイル管理を行うデータ管
理部に、磁気ディスク媒体のゾーン別にファイルサイ
ズ,シリンダ容量およびシリンダアドレスの諸元情報が
格納されているテーブルと、このテーブルに諸元を設定
する初期化機能と、初期化機能に磁気ディスク媒体の諸
元を通知するディスク諸元通知インタフェースとを備
え、前記磁気ディスク媒体の諸元に基づいてアロケート
するファイルサイズに最適なファイル領域を確保するこ
とを特徴とするMZR方式の磁気ディスク装置に対する
ファイル・アロケート方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7033607A JP2856689B2 (ja) | 1995-02-22 | 1995-02-22 | Mzr方式の磁気ディスク装置に対するファイル・アロケート方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7033607A JP2856689B2 (ja) | 1995-02-22 | 1995-02-22 | Mzr方式の磁気ディスク装置に対するファイル・アロケート方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08234918A true JPH08234918A (ja) | 1996-09-13 |
JP2856689B2 JP2856689B2 (ja) | 1999-02-10 |
Family
ID=12391158
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7033607A Expired - Fee Related JP2856689B2 (ja) | 1995-02-22 | 1995-02-22 | Mzr方式の磁気ディスク装置に対するファイル・アロケート方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2856689B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05143405A (ja) * | 1991-11-20 | 1993-06-11 | Nec Corp | フアイルアロケーシヨン方式 |
JPH06324814A (ja) * | 1993-05-14 | 1994-11-25 | Nec Corp | 磁気ディスク装置 |
-
1995
- 1995-02-22 JP JP7033607A patent/JP2856689B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05143405A (ja) * | 1991-11-20 | 1993-06-11 | Nec Corp | フアイルアロケーシヨン方式 |
JPH06324814A (ja) * | 1993-05-14 | 1994-11-25 | Nec Corp | 磁気ディスク装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2856689B2 (ja) | 1999-02-10 |
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