JPH08234118A - 光学機器 - Google Patents

光学機器

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JPH08234118A
JPH08234118A JP7040673A JP4067395A JPH08234118A JP H08234118 A JPH08234118 A JP H08234118A JP 7040673 A JP7040673 A JP 7040673A JP 4067395 A JP4067395 A JP 4067395A JP H08234118 A JPH08234118 A JP H08234118A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens barrel
eyepiece
eyepiece lens
elastic member
holding
Prior art date
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Pending
Application number
JP7040673A
Other languages
English (en)
Inventor
Ken Tomioka
研 富岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP7040673A priority Critical patent/JPH08234118A/ja
Publication of JPH08234118A publication Critical patent/JPH08234118A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ファインダ周りの部品点数が少ない光学機器を
提供する。 【構成】光学機器(ここではビデオカメラ)10は、鏡
筒5の先端部に取り付けられた弾性部材6を有し、この
弾性部材6は、視度補正用の接眼レンズ7を保持する接
眼レンズ保持部6aと、視度補正の際に操作される操作
部6bと、利用者の目の周囲に当接する目当て部6cと
が一体成形されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、接眼レンズを用いて視
度補正を行う視度補正機構と、該視度補正機構を操作す
るための操作部と、該操作部に取付けられ、利用者の目
の周囲に当接する目当て部とを有する光学機器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】最近、家庭用のビデオカメラが急速に普
及しつつあるが、この種のビデオカメラは、普通、利用
者の視度を補正する視度補正機構を備えている。利用者
は、この視度補正機構を用いて視度を調節し、その後、
ファインダを覗いて所望の撮影を行っている。
【0003】ビデオカメラの従来例は、図2に示されて
いる。
【0004】同図において、ビデオカメラ100は、撮
影に必要な光学系および電子部品群を内蔵する本体ケ−
ス11と、ファインダ用ケ−ス12とを有する。ケ−ス
12の内部にはCRT装置13が固定されている。CR
T装置13は、被写体の映像を表示するものである。C
RT装置13の正面側には、保持筒14が設けられてい
る。保持筒14は、その一方の端部の外周面をケ−ス1
2に固定されている。保持筒14の内周面には、リ−ド
ネジ(メス型)が形成されている。鏡筒15の外周面の
一部には、このリ−ドネジに噛み合うリ−ドネジ(オス
型)が形成されている。鏡筒15はこれらのリ−ドネジ
を介して保持筒14に保持されており、回転しながら光
軸方向に直線移動することができる。鏡筒15の先端部
には、視度環17がセットビス17aにより固定されて
いる。視度環17には、利用者の目の周囲に当接する目
当て18が取付けられている。
【0005】また、鏡筒15には、視度補正用の接眼レ
ンズ19が設けられている。接眼レンズ19は、鏡筒1
5の内側に嵌め込まれた押え環16により固定されてい
る。接眼レンズ19は、視度環17が回転操作された際
に、鏡筒15とともに光軸方向に移動し、利用者の視度
を補正する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術では、図2に示すように、ファインダ周りの部品点数
が多くなっていた。例えば、視度補正機構を実現するた
めに、視度環17、押え環16、セットビス17a等が
それぞれ独立した部品として必要であり、さらに、目当
て18についても別部品として取り付けなければならな
かった。
【0007】このように部品点数が多いと、組立て作業
が煩雑になり、作業時間が長くなってしまう。
【0008】このような問題を鑑み、本発明の目的は、
ファインダ周りの部品点数が少ない光学機器を提供する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の第1の態様によれば、接眼レンズを保持する
接眼レンズ保持部と、前記接眼レンズ保持部に固定され
た操作部と、光学機器本体と前記接眼レンズ保持部との
間に配設され、前記操作部の光軸周りの回転操作により
前記接眼レンズを光軸方向へ直線移動させ視度補正を行
う視度補正機構と、前記操作部に取付けられ、利用者の
目の周囲に当接する目当て部と、を有する光学機器にお
いて、前記接眼レンズ保持部、前記操作部、および、前
記目当て部が一体成形されていることを特徴とする光学
機器が提供される。
【0010】上記目的を達成するための本発明の第2の
態様によれば、第1の態様において、前記光学機器本体
は、前記接眼レンズ保持部を内挿する支持部を備え、前
記視度補正機構は、前記支持部内部に形成された第1螺
旋溝と、前記接眼レンズ保持部の外周に形成され、前記
第1螺旋溝に係合する第2螺旋溝と、を有し、前記操作
部は、前記支持部を少なくとも被覆することを特徴とす
る光学機器が提供される。
【0011】上記目的を達成するための本発明の第3の
態様によれば、第1又は第2の態様において、前記接眼
レンズ保持部、前記操作部、および、前記目当て部は、
弾性部材を用いて一体成形されていることを特徴とする
光学機器が提供される。
【0012】
【作用】本発明によれば、接眼レンズ保持部、操作部、
および、目当て部が一体成形されているため、これらの
部品を独立的に組付ける必要がない。なお、弾性部材を
用いて一体成形した場合、該弾性部材の弾性作用を用い
て接眼レンズを保持することもできる。また、弾性部材
は、或る程度の変形が可能であるため、入り組んだ形状
の金型を用いて成形を行った場合でも、該金型から容易
に引き抜くことができる。
【0013】また、接眼レンズ保持部を内挿する支持部
に操作部を被覆すれば、支持部に塵埃が付着することが
ない。
【0014】
【実施例】以下、本発明をビデオカメラに適用した場合
の一実施例を図面を用いて説明する。
【0015】図1において、本実施例のビデオカメラ1
0は、撮影に必要な光学部品および電子部品(何れも図
示省略)を内蔵する本体ケ−ス1と、その横に取り付け
られたファインダ用ケ−ス2とを有する。これらのケ−
スは、プラスティックで形成されている。
【0016】ケ−ス2の内部には、被写体の映像を表示
するCRT装置3が設けられている。CRT装置3の正
面側には、保持筒4が配置されている。保持筒4は、ケ
−ス2に形成された開口部2aに挿入された状態で、該
ケ−ス2の内側面に固定されている。保持筒4の内周面
には、リ−ドネジ(メス型)4aが形成されている。鏡
筒5の外周面の一部には、このリ−ドネジ4aと係合す
るリ−ドネジ5a(オス型)が形成されている。鏡筒5
のリ−ドネジ5aは、リ−ドネジ4aに捩じ込まれてお
り、この捩じ込みの度合いを調節することで鏡筒5を光
軸方向に直線移動させることができる。なお、保持筒4
および鏡筒5についても、前述の両ケ−スと同様、プラ
スティックで形成し、軽量化を図っている。また、保持
筒4が一体化されたケ−ス2を成形し、これを用いて構
成すれば、構造をより簡素化することができる。
【0017】保持筒4から突出している、鏡筒5の端部
5bには、同図に示すような形状に成形された弾性部材
6(本実施例ではゴム)が取付けられている。具体的に
は、弾性部材6は、接眼レンズ保持部6a、操作部6
b、目当て部6c、および、被覆部6dが一体成形され
ている。
【0018】接眼レンズ保持部6aは、円筒状を成し、
その内側に接眼レンズ7を装着した状態で、鏡筒5に差
し込まれている。接眼レンズ7は、CRT装置3に表示
された画像を拡大するレンズである。接眼レンズ保持部
6aの外径は、鏡筒5の内径よりも僅かに大きくなって
おり、これにより、接眼レンズ保持部6aは、鏡筒5に
若干きつめに差し込まれている。このように装着すれ
ば、鏡筒5に振動が加わっても、鏡筒内部で接眼レンズ
7がふらつかず、接眼レンズ7の光軸とCRT装置3の
光軸とを常に合致させておくことができる。
【0019】また、接眼レンズ保持部6aの外形を形成
している嵌入溝6eには、鏡筒5の端部5bが嵌まり込
んでいる。この端部5bの外周面には、係合溝5b1が
形成されており、そこには、嵌入溝6eの途中に形成さ
れた突起部6e1が係合している。これらの係合によ
り、弾性部材6の鏡筒5への固定が、より確かなものに
なっている。なお、突起部6e1をはじめ、入り組んだ
形状を成形するためには、これに対応する複雑な金型が
必要になるが、本実施例のように変形可能な弾性部材を
用いれば、成形を完了した該部材を複雑な金型から簡単
に引き抜くことができる。
【0020】操作部6bは、鏡筒5の端部5bから所定
の距離をあけて周方向に形成されている。利用者は、こ
こを掴んで弾性部材6を回し、鏡筒5を所定の方向に回
転させる。鏡筒5は、回転しながら光軸方向に直線移動
し、これにともなって、接眼レンズ7も同方向に移動す
る。接眼レンズ7が光軸方向に移動すると、接眼レンズ
7と画像との距離が変化し、これに応じて利用者の視度
が補正される。
【0021】目当て部6cは、鏡筒5の端部5bより
も、さらに突出しており、撮影の際には、利用者の目の
周囲に当接する。鏡筒内へ入射する光は、この目当て部
6cによって制限されるので、CRT装置3の映像が見
やすくなる。なお、利用者が眼鏡を装用している場合に
は、目当て部6cは、外側に折り返されて使用される。
【0022】被覆部6dは、保持筒4を被覆できるよ
う、操作部6bからケ−ス2側に向かって延長された部
分である。被覆部6dを設けることで、保持筒4への塵
埃の付着を抑えることができる。ビデオカメラ10は、
屋外に持ち出して使用することが多いので、このような
塵埃に対する配慮は重要である。
【0023】以上、弾性部材6の各部について説明した
が、このような形状を有する弾性部材6を鏡筒5に取り
付ける場合には、接眼レンズ7を接眼レンズ保持部6a
の内側に装着し、その後、嵌入溝6eに鏡筒5の端部5
bを嵌め込むだけでよい。これにより、弾性部材6は鏡
筒5に固定される。
【0024】なお、本発明は、本実施例のようなビデオ
カメラに限定されるわけでなく、双眼鏡や測量機器等、
視度補正機構を備えた様々な光学機器に適用可能であ
る。
【0025】
【発明の効果】本発明の光学機器によれば、ファインダ
周りの部品点数が少なくなるので、組立て作業が簡素化
され、組立てにかかるコストも減少する。
【0026】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光学機器の一実施例を示した部分
断面図。
【図2】従来の光学機器の一例を示した部分断面図。
【符号の説明】
1、11…本体ケ−ス、 2、12…ファインダ用ケ−
ス、 2a…ファインダ用ケ−ス2の開口部、 3、1
3…CRT装置、 4、14…保持筒、 4a…リ−ド
ネジ(メス型)、 5、15…鏡筒、 5a…リ−ドネ
ジ(オス型)、5b…鏡筒5の端部、 端部5bの係合
溝…5b1、 6…弾性部材、 6a…接眼レンズ保持
部、 6b…操作部、 6c…目当て部、 6d…被覆
部、6e…嵌入溝、 6e1…突起部、 7、19…接
眼レンズ、 10、100…ビデオカメラ、 16…押
え環、 17…視度環、 17a…セットビス、 18
…目当て

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】接眼レンズを保持する接眼レンズ保持部
    と、前記接眼レンズ保持部に固定された操作部と、光学
    機器本体と前記接眼レンズ保持部との間に配設され、前
    記操作部の光軸周りの回転操作により前記接眼レンズを
    光軸方向へ直線移動させ視度補正を行う視度補正機構
    と、前記操作部に取付けられ、利用者の目の周囲に当接
    する目当て部と、を有する光学機器において、 前記接眼レンズ保持部、前記操作部、および、前記目当
    て部が一体成形されていることを特徴とする光学機器。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記光学機器本体は、前記接眼レンズ保持部を内挿する
    支持部を備え、 前記視度補正機構は、前記支持部内部に形成された第1
    螺旋溝と、前記接眼レンズ保持部の外周に形成され、前
    記第1螺旋溝に係合する第2螺旋溝とを有し、 前記操作部は、前記支持部を少なくとも被覆することを
    特徴とする光学機器。
  3. 【請求項3】請求項1又は2において、 前記接眼レンズ保持部、前記操作部、および、前記目当
    て部は、弾性部材を用いて一体成形されていることを特
    徴とする光学機器。
JP7040673A 1995-02-28 1995-02-28 光学機器 Pending JPH08234118A (ja)

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JP7040673A JPH08234118A (ja) 1995-02-28 1995-02-28 光学機器

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JP7040673A JPH08234118A (ja) 1995-02-28 1995-02-28 光学機器

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JPH08234118A true JPH08234118A (ja) 1996-09-13

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ID=12587055

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JP7040673A Pending JPH08234118A (ja) 1995-02-28 1995-02-28 光学機器

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