JPH08233958A - 電子時計の接点構造 - Google Patents

電子時計の接点構造

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JPH08233958A
JPH08233958A JP7039518A JP3951895A JPH08233958A JP H08233958 A JPH08233958 A JP H08233958A JP 7039518 A JP7039518 A JP 7039518A JP 3951895 A JP3951895 A JP 3951895A JP H08233958 A JPH08233958 A JP H08233958A
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JP
Japan
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capacitor
contact
battery
lead plate
circuit
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JP7039518A
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English (en)
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Masami Fukuda
福田  正己
Isamu Kobayashi
勇 小林
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Citizen Watch Co Ltd
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Citizen Watch Co Ltd
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M50/00Constructional details or processes of manufacture of the non-active parts of electrochemical cells other than fuel cells, e.g. hybrid cells
    • H01M50/20Mountings; Secondary casings or frames; Racks, modules or packs; Suspension devices; Shock absorbers; Transport or carrying devices; Holders
    • H01M50/204Racks, modules or packs for multiple batteries or multiple cells
    • H01M50/207Racks, modules or packs for multiple batteries or multiple cells characterised by their shape
    • H01M50/216Racks, modules or packs for multiple batteries or multiple cells characterised by their shape adapted for button or coin cells
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Hybrid Cells (AREA)
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  • Electric Clocks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、電池やキャパシタをムーブメント
に組み込んだ状態のまま、消費電流の測定を行なう事が
出来る。 【構成】 回路基板3とキャパシタ8を接続するキャパ
シタリード板9の、接点バネ部9bの上方の構成部品に
穴や切り欠き等を設けて、接点切り離し部11を形成す
る。消費電流の測定時は、その接点切り離し部11を測
定治具で押してキャパシタリード板9の接点を切り離
し、時計回路からキャパシタ8を切り離す。 【効果】 消費電流の測定作業性が良くなり、またキャ
パシタの保持を確実にする事ができる。電池交換の必要
が無い太陽電池時計には、特に有効である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子時計の接点構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】通常の電子時計は、エネルギー源として
ボタン型やコイン型の電池を用い、その出力をプラスと
マイナスの接続バネにより複合回路へ伝達している。ま
た電池はプラスチック製のスペーサ等で保持し、その上
面側を押さえ板等で覆ってネジにより固定する構造が採
用されている。この場合、衝撃を受けた時等に電池がム
ーブメントから飛び出して、止まりや時間狂いが発生し
てしまう危険を防止する事ができるが、電池交換時には
ネジを外して押さえ板を取り除かなければ電池が取りだ
せないので非常に不便であった。その後、電池交換の作
業をしやすくするために、ムーブメントが組み立てられ
た状態で電池を容易に取り外せる構造としているものが
多く採用されてきている。例えば電池を側面から押さえ
る側圧バネにより保持し、電池を取り外す時は側圧バネ
を外側にたわませて取り出す構造等が一般的である。
【0003】また、文字板に太陽電池を用い、そこで発
生したエネルギーを電池と類似形状の繰り返し充放電が
可能なキャパシタに蓄電する太陽電池時計も製品化され
ている。この場合、キャパシタは電池の様に定期的に交
換する必要がないので、キャパシタの保持を確実にする
ため、完成ムーブメント状態では簡単にキャパシタを取
り外せない構造としたものが多い。通常充電不能な一次
電池がキャパシタと誤って組み込まれ、その結果太陽電
池により一次電池が過充電されて破裂してしまう危険を
防止するため、積極的にキャパシタを取り外し難い構造
としているものもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の様に完
成ムーブメント状態では電池を簡単には取り出せない構
造にすると、完成ムーブメント状態では消費電流の測定
が出来ないという問題が発生する。電子時計の消費電流
を測定するためには、電池を取り外した状態でそのプラ
スとマイナスの接点間に電池の代わりとなる電源を有し
た電流計を接続して行なうのが一般的であるが、電池が
取り外せない構造では電流計を接続する事が出来ない。
そのため消費電流を測定するには、一度ムーブメントを
分解して電池を取り外してから再び組み立てるか、分解
状態でも電気的な接続を保つ構造とし、半完成ムーブメ
ントの状態にて測定するしかない。いずれにしても消費
電流の測定後は再びムーブメントを組み立てる必要があ
るので、作業が大変である。また完成ムーブメント状態
で電池が取り出せる構造でも、消費電流の測定時に電池
の着脱作業が必要になる事にはかわらない。
【0005】消費電流の測定は、電源系の接点の確認や
アナログ系の電子時計では輪列回りの不良検出、また電
池寿命の保証等、電子時計のムーブメントを検査する上
で重要な調査項目の一つである。出荷時の検査の他、実
使用中に発生した不良解析等においても消費電流の測定
が必要となる機会は非常に多い。そのため、時計を分解
しなければ消費電流の測定ができない構造では、非常に
扱いずらい製品となってしまう。
【0006】また太陽電池で発生した電荷をキャパシタ
に蓄えて時計を駆動させる太陽電池時計においても、通
常の電池時計と同様であり、キャパシタを完成ムーブメ
ントから取り外す事が出来なければ、簡単に消費電流を
測定する事が出来ない。前述の様に、太陽電池時計のキ
ャパシタは繰り返し充放電が可能なため定期的に交換す
る必要がないので、簡単に取り外しが出来ない構造とす
る事が多い。よって、消費電流の測定は、特に難しい作
業となっている。
【0007】本発明の目的は上記問題を解決し、電池や
キャパシタ等の蓄電器を取り外さなくとも消費電流が測
定できる電子時計の接点構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は次のような構成をしている。即ち、時計
を駆動させる複合回路と、駆動エネルギーを蓄える電池
やキャパシタ等の蓄電器より成る電源部と、前記複合回
路と前記電源部を接続するリード板を有する電子時計に
おいて、前記リード板は、前記複合回路との接続部ある
いは前記電源部との接続部の、少なくともどちらか一方
に弾性を有する圧接接点バネ部を有し、該圧接接点バネ
部の裏蓋側の構成部品に、穴や切り欠き等による接点切
り離し部を構成した事を特徴としている。
【0009】
【実施例】以下、本発明の第一実施例を図面に基づいて
詳述する。図1は本発明の第一実施例を示す太陽電池時
計の要部断面図であり、図2はその平面図である。以
下、図1及び図2により、第一実施例の構造を詳述す
る。まず図2により本実施例の平面配置構造を説明す
る。1はムーブメントの基材となる地板である。地板1
の上面にはプラスチック製の回路支持台2が地板1を取
り囲む様に配置され、ムーブメントの外形を形成してい
る。回路支持台2の上に、各輪列を保持する輪列受1
2、完成コイル13、太陽電池で発生したエネルギーを
蓄電するボタン型キャパシタ8等が配置されている。そ
れらを取り囲む様にリング状の複合回路6が配置され、
複合回路6は上面から金属製の回路支持板10により押
さえられている。回路支持板10は4箇所のフック10
b、及びネジ15により締結固定されている。複合回路
6は、回路基板3の下面側に、時計を駆動するIC4や
水晶振動子14等の電子部品を実装している。また、プ
ラスパターン3bは、回路基板3の下面側を引き回し、
プラス検査パターン3dの部分にてスルーホール穴から
上面側に引き出している。また、回路支持板10は検査
パターン3d部分にノゾキ穴を有し、上面側に引き出さ
れた検査パターン3dとのショートを防止すると共に、
完成ムーブメント状態で上面側から検査パターン3dへ
検査端子が当接できる様にしている。
【0010】キャパシタ8は回路支持板10のヒサシ部
10aで上面側から押さえられ、衝撃を受けた時等にキ
ャパシタ8がムーブメントから外れてしまうのを防止し
ている。よって、回路支持板10が組み立てられた状態
においては、キャパシタ8は取り出せない構造である
が、キャパシタ8は太陽電池からのエネルギーを受けて
繰り返し充放電されるので定期的交換は必要無く、何等
支障とはならない。またキャパシタ8は、上面にプラス
の出力を伝達するキャパシタリード板9が溶接部9aで
抵抗溶接されている。キャパシタリード板9の接点バネ
部9bは回路基板3のプラス接点3aに圧接してキャパ
シタ8と複合回路6のプラスの導通をとっている。また
マイナス側はキャパシタ受けバネ16により、キャパシ
タ8と複合回路6の導通を行なっている。また、キャパ
シタリード板9の接点バネ部9b部分には、回路基板3
と回路支持板10の外形が切り欠かれた接点切り離し部
11を設けている。7は、ムーブメントの文字板側に配
置した太陽電池の出力を複合回路6へ伝達する接続バネ
である。
【0011】次に、図1により本実施例の断面配置を説
明する。図1において、地板1の上面に回路支持台2を
配置し、回路支持台2は回路基板3や、キャパシタ8を
保持している。回路支持板10は回路基板3を上面側か
ら押さえると共に、段曲げを行なったヒサシ部10aに
よってキャパシタ8も上面側から保持している。またキ
ャパシタ8にはキャパシタリード板9が溶接されてい
る。キャパシタリード板9の接点バネ部9bはキャパシ
タ8の外側で下曲げ加工され、回路基板3の下面側から
プラス接点3aに圧接させ、キャパシタ8のプラス出力
を回路基板3へ導通させている。よって市場での修理や
オーバーホール時にキャパシタ8と間違えて類似形状の
ボタン型の一次電池が組み込まれても、キャパシタリー
ド板9が付いていないので電池と回路基板3は導通され
ず、電池が過充電されて破裂する危険を防止する事がで
きる。また回路基板3のプラス接点3aからスルーホー
ルを通して上面側にプラス検査パターン3dが引き出さ
れている。一方キャパシタ8のマイナス側と導通してい
るキャパシタ受けバネ16がマイナス接点3cに圧接し
て、上面側のマイナス検査パターン3eまでマイナス端
子を引き出している。キャパシタ8とプラス接点3aの
間には、回路基板3と回路支持板10の外形を切り欠い
た接点切り離し部11が形成されている。5は文字板の
替わりに配置した太陽電池であり、7は太陽電池5の出
力を回路基板3に伝達する接続バネである。
【0012】以上のような構成において、消費電流の測
定方法を説明する。図1において、接点切り離し部11
から、押し下げ端子26によりキャパシタリード板9の
接点バネ部9bを矢印17の方向へ押す。その時接点バ
ネ部9bは破線で示す様に下方へ押し下げられ、回路基
板3のプラス接点3aと切り離される。よってキャパシ
タ8のプラス側は時計回路から切り離された状態とな
る。この状態にてキャパシタ8の替わりとなる別電源を
有した電流計23のプラス接点端子24とマイナス接点
端子25を、回路基板3のプラス検査パターン3dとマ
イナス検査パターン3eにそれぞれの接続して消費電流
を測定する。つまり、消費電流の測定治具としては、押
し下げ端子26、プラス接点端子24、及びマイナス接
点端子25の3端子を有した物を用意すれば、消費電流
の測定は簡単に行なえる。前述の様に電池の誤組立てに
よる破裂を防止するために、キャパシタ8にキャパシタ
リード板9が溶接され、また、キャパシタリード板9は
回路基板3との接点バネ部9bを有しているので、その
接点バネ部9bを消費電流測定時の切り離しに利用する
のが有効である。尚、接点バネ部9bを押し下げた時
に、バネを押し下げ過ぎて塑性変形しないように、回路
支持台2には押し下げ時の受け面2aを設けている。
【0013】また回路基板3のプラスパターン3bは前
述のように、プラス検査パターン3d以外は回路基板3
の下面側に形成している。これはプラスチック製の回路
支持台2が配置された下面側にプラスパターン3bを通
す事により、プラスパターン3bがキャパシタ8のプラ
ス缶と導通している回路支持板10等とショートするの
を防止するためである。通常の電子時計ではプラス側を
基準電極としているため、プラスパターン3bはキャパ
シタ8のプラス缶やその他の導電部材とショートしても
問題ないが、本実施例では消費電流の測定時にキャパシ
タ8のプラスを時計回路から切り離す必要があるので、
プラス接点3a以外ではプラスの導通を取れなくしなけ
ればならない。よって、プラスパターン3bは導電性の
構成部品とのショートを防止するため極力小さくしたほ
うが良い。回路基板3の補強やIC4の遮光のためにパ
ターンを大きく取りたい時は、プラスパターン3bでは
なくIC4と接続のない浮きパターンを用いれば良い。
【0014】本実施例は太陽電池時計について説明した
が、銀やアルカリ等の一次電池を電源とする電子時計に
ついてもこの構造を採用する事は可能である。すなわ
ち、電池を組み込んだ完成ムーブメント状態で消費電流
の測定ができるので、ムーブメントの信頼性を増すため
に電池をムーブメントの内部で確実に保持して、衝撃で
の電池の飛び出し等を防止する事ができる。また、完成
ムーブメント状態から簡単に電池を取りだせる構造であ
っても、電池を取り外さずにそのまま消費電流を測定す
る事ができるので、消費電流の測定作業が簡単になる。
【0015】次に本発明の第二実施例を図面に基づいて
説明する。図3は本発明の第二実施例を示す要部断面図
である。図3において、地板1の上にプラスチック製の
回路支持台2が配置され、回路支持台2の2本のボス2
bに位置決めされてキャパシタ受けバネ16が組み込ま
れている。キャパシタ受けバネ16の上面側はプラスチ
ック製のスペーサ18で押さえられている。またキャパ
シタ受けバネ16の接点バネ部16aは、キャパシタ8
のマイナス缶と圧接し、もう一方の接点は回路基板3の
マイナス接点3cと圧接してマイナスの導通を取ってい
る。3dはキャパシタ8のプラス側と導通したプラス検
査パターンである。また回路支持板10は回路基板3、
スペーサ18、及びキャパシタ8を上面から押さえてい
る。キャパシタ8の側面には、回路支持板10やスペー
サ18の肉を取り除いた接点切り離し部21が形成され
ている。
【0016】消費電流を測定するには、まず接点切り離
し部21から電流計23のマイナス接点端子25で矢印
19の方向へキャパシタ受けバネ16を押し下げる。こ
の時、キャパシタ受けバネ16の接点バネ部16aは破
線で示すようにキャパシタ8のマイナス缶から離れ、キ
ャパシタ8は時計回路から切り離される。また、マイナ
ス接点端子25はキャパシタ受けバネ16を介して回路
基板3のマイナスパターンと導通している。よって電流
計23のマイナス接点端子25でキャパシタ受けバネ1
6を押し下げながら、プラス接点端子24を回路基板3
のプラス検査パターン3dに接続すれば消費電流を測定
する事が出来る。つまりキャパシタ8を時計回路から切
り離すために、前述の第一実施例では回路基板3側の接
点を切り離したため、消費電流の測定治具は、押し下げ
端子26、プラス接点端子24、及びマイナス接点端子
25の3端子を必要としたが、第二実施例の様にキャパ
シタ8側の接点を切り離せば、接点の切り離しをマイナ
ス接点端子25を利用して行なう事ができるので押し下
げ端子26は特に必要なく、2端子のみを用意すれば良
い。
【0017】しかし、キャパシタ8との接点を切り離す
ためには、キャパシタ8の下面付近に位置するキャパシ
タ受けバネ16を押さなければならないので、ムーブメ
ントの比較的奥の方での切り離し作業となり、接点の切
り離しがやや困難であると予想される。またキャパシタ
受けバネ16の接点バネ力は、キャパシタ8の厚さのバ
ラツキや表面抵抗の影響による導通不良を避けるため、
比較的高い力で圧接しているため、接点の切り離しにも
強い力が必要となり、その面でも接点の切り離しの作業
性が悪い。また、キャパシタ8の側面に接点切り離し部
21を設けているために、スペーサ18や、回路支持板
10を切り欠く必要があるので、キャパシタ8の保持が
不安定になる恐れも発生してしまう。
【0018】その対策として、図4により第三実施例を
説明する。図4は本発明の第三実施例を示す要部断面図
である。図4において、図3と同様に地板1、回路支持
台2、回路基板3、スペーサ18、回路支持板10が積
層固定され、その間にキャパシタ8が組み込まれてい
る。キャパシタ受けバネ16の一端はキャパシタ8のマ
イナス缶に圧接して導通を取り、その先が上曲げされて
回路支持台のボス2dで位置決めされている。20は導
電性を有したマイナスリード板であり、回路支持台のボ
ス2cで位置決めされている。マイナスリード板20
は、キャパシタ受けバネ16との接点バネ部20aと、
回路基板3との接点バネ部20bにより、キャパシタ受
けバネ16と回路基板3の導通を取っている。マイナス
リード板20の接点バネ部20a上方の、スペーサ1
8、及び回路支持板10にそれぞれ穴が開けられ、接点
切り離し部22を構成している。
【0019】以上の構成で消費電流を測定するには、電
流計のマイナス接点端子25により、接点切り離し部2
2からマイナスリード板20の接点バネ部20aを、矢
印27の方向へ押し下げる。その時、接点バネ部20a
とキャパシタリード板16の導通は切り離され、キャパ
シタ8は時計回路から切り離される。そして、図示して
いないが電流計のプラス端子を回路基板3のプラスパタ
ーンへ接続すれば、消費電流を測定する事ができる。
【0020】以上の様に第三実施例においては、回路基
板3とキャパシタ受けバネ16の間にもう一つ別の部材
であるマイナスリード板20を介在させることにより、
接点切り離し部22がキャパシタ8の下面よりも、ムー
ブメントの浅い位置に設ける事が出来き、また接点の切
り離し力も、第二実施例の様なキャパシタ8とキャパシ
タ受けバネ16の接点を切り離す力より弱い力で行なえ
るので、接点切り離しの作業性が向上しする。また第二
実施例では接点切り離し部21はキャパシタ8の近傍に
設けなければならなかったが、マイナスリード板20を
用いれば、その形状に応じて自由な位置に接点切り離し
部22を設ける事ができる。そのため図3の様な接点切
り離し部21の切り欠きが必要無いので、キャパシタ8
の保持も確実に行なう事ができる。また第三実施例では
接点切り離し部22を丸穴形状としているので、切り離
し端子の位置をガイドしやすく作業性もより向上してい
る。
【0021】
【発明の効果】以上の様に本発明によれば、電子時計の
駆動エネルギーを蓄える電池やキャパシタが、ムーブメ
ントに組み込まれた状態のまま消費電流を測定する事が
できる。よって、従来の時計の様に、消費電流を測定す
る時にわざわざキャパシタ等を取り外す必要がないの
で、測定作業が行ないやすい。また、組み立て時の消費
電流の検査も組み立ての最終段階で行なう事ができるの
で、最終的なムーブメントの出荷保証を確認できるし、
商品が出荷された後の不良解析等でも完成ムーブメント
のまま消費電流をチェックする事ができるので、不良原
因の解明も行ない易い。そして本構造を採用して電池や
キャパシタをムーブメントの内部に配置し、ムーブメン
トの上面側を回路支持板等で塞いだ構造とすれば、比較
的問題が起こりやすい衝撃による電池のムーブメントか
らの外れを防止する事ができる。よって本発明は、定期
的な電池交換の必要が無い時計、つまり太陽電池やその
他の発電エネルギーをキャパシタに蓄電して時計を駆動
する電子時計には、特に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す要部断面図である。
【図2】本発明の第1実施例を示す組立平面図である。
【図3】本発明の第2実施例を示す要部断面図である。
【図4】本発明の第3実施例を示す要部断面図である。
【符号の説明】
1 地板 2 回路支持台 3 回路基板 5 太陽電池 6 複合回路 8 キャパシタ 9 キャパシタリード板 10 回路支持板 11 21 22 接点切り離し部 16 キャパシタ受けバネ 20 マイナスリード板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時計を駆動させる複合回路と、駆動エネ
    ルギーを蓄える電池やキャパシタ等の蓄電器より成る電
    源部と、前記複合回路と前記電源部を接続するリード板
    を有する電子時計において、前記リード板は、前記複合
    回路との接続部あるいは前記電源部との接続部の、少な
    くともどちらか一方に弾性を有する圧接接点バネ部を有
    し、該圧接接点バネ部の裏蓋側の構成部品に、穴や切り
    欠き等による接点切り離し部を構成した事を特徴とする
    電子時計の接点構造。
  2. 【請求項2】 前記電源部は、太陽電池により発生した
    電荷を蓄える充電可能なキャパシタまたは二次電池であ
    る事を特徴とする請求項1記載の電子時計の接点構造。
  3. 【請求項3】 前記リード板は、その一方の接点を、太
    陽電池により発生した電荷を蓄える充電可能なキャパシ
    タまたは二次電池に溶接したキャパシタリード板である
    請求項1記載の電子時計の接点構造。
JP7039518A 1995-02-28 1995-02-28 電子時計の接点構造 Pending JPH08233958A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6898156B1 (en) 1999-11-24 2005-05-24 Seiko Epson Corporation Electronic timepiece with checking function and its checking method
JP2016148684A (ja) * 2011-03-22 2016-08-18 シチズンホールディングス株式会社 電子時計

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