JPH08233702A - 熱交換器のu字形伝熱管試料採取装置及び方法 - Google Patents

熱交換器のu字形伝熱管試料採取装置及び方法

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JPH08233702A
JPH08233702A JP3566595A JP3566595A JPH08233702A JP H08233702 A JPH08233702 A JP H08233702A JP 3566595 A JP3566595 A JP 3566595A JP 3566595 A JP3566595 A JP 3566595A JP H08233702 A JPH08233702 A JP H08233702A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱交換器のU字形伝熱管のU字形部から他の
伝熱管を傷付けないで試料を容易に採取する。 【構成】 試料採取装置30は、伝熱管5内に挿入され
る放電加工ヘッド40と、管板3の水室側面に固定され
る駆動装置70とを有し、両者は電極操作系とメッセン
ジャワイヤとによって連結されている。駆動装置70
は、放電加工ヘッド40の放電電極を電極操作系を介し
て操作する電極駆動機構100と、放電加工ヘッド40
をメッセンジャワイヤを介して動かす放電加工ヘッド移
動機構80とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱交換器の細い伝熱
管、特にU字形伝熱管の材質調査用試料を採取する装置
及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】シェルアンドチューブ型熱交換器では、
例えば、細い伝熱管内を高温熱媒体が流れ、伝熱管外を
低温熱媒体が流れるので、伝熱管は厳しい熱応力を受け
る。特にこの種熱交換器を蒸気発生器として用いると、
伝熱管外の低温熱媒体が沸騰蒸発を繰り返すので、伝熱
管は化学的にも厳しい状態に晒される。これを代表的な
竪型蒸気発生器について説明する。
【0003】図13において、蒸気発生器1の胴2と一
体的に形成された管板3には、複数のU字形伝熱管5の
脚部が挿着されている。伝熱管5は、隔壁で隔てられた
高温側水室9と低温側水室11に開口し、ノズル13か
ら水室9に流入した高温一次水は、伝熱管5の中を貫流
し、低温一次水となって水室11に至り、ノズル15か
ら流出する。一方、胴2のノズル7から流入した低温の
二次水である給水は、胴2の内面に沿って環状下降部を
流下し、方向転換して伝熱管5に沿って流れのぼり、こ
の際高温一次水によって加熱され、沸騰、蒸発して蒸気
になり、天井部のノズル17から流出して適宜な設備に
供給される。伝熱管5は、U字形部19において2カ所
の曲げ部を有し、中間部に直管部21を有する。
【0004】このような伝熱管5から材質調査用の試料
を採取する場合、脚部の直管部の試料は、水室9,11
から伝熱管5の内部に切断工具を挿入し、目標部位の管
壁を内側から切断して得られる。しかしながら、U字形
部19の直管部21の試料採取には、両側に曲げ部があ
るため通常の切断工具を挿入できないので、前述のよう
な水室側からの試料採取方法は適用できなかった。従っ
てU字形部19の直管部21の試料採取は次のような方
法に依らざるを得なかった。即ち、図14において、多
数の伝熱管5の直管部21は、管群乃至管束を形成して
いるが、これを支持する伝熱管支持金物23に垂直放電
加工工具25を固定し、直管部21の目標部位を適当な
大きさ、形状の管壁片として切除し、試料とする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、伝熱管
の直管部が形成する管群に外側から接近し、試料を切断
採取する方法では、次のような問題がある。即ち試料採
取目標の伝熱管直管部が最外側にあれば、その伝熱管を
直ちに切断すれば良いが、試料採取目標の伝熱管が管群
の内部にある場合には、その外側にある別の(試料採取
を必要としない)伝熱管を除去しないと目標の伝熱管に
接近できない。このため、その別の伝熱管を部分的に切
除し、熱交換器の使用再開に際しては、その脚部を閉栓
して供用から除外する。このため、伝熱管のU字形部か
らの試料採取は、一般に時間及び手数が掛かり過ぎ、さ
らにこれを繰り返すと熱交換器の熱交換能力が低下する
という問題があった。従って、本発明の目的は、別の伝
熱管を切除して熱交換能力を低下することなく、且つ簡
単に熱交換器のU字形伝熱管のU字形部の試料を採取す
る装置及び方法を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
め、本発明の熱交換器のU字形伝熱管試料採取装置は、
U字形伝熱管の脚部が挿着された熱交換器の管板に取り
外し自在に取着される駆動装置と、その駆動装置に基端
が固定され前記U字形伝熱管の内部に挿入されて延びる
駆動ワイヤと、同駆動ワイヤの先端に固定された連結部
材と、同連結部材に自在継手を介して屈曲自在に連結さ
れ外側面に放電電極が出没する放電加工ヘッドと、同放
電加工ヘッドから前記駆動装置に延びた電極操作系とを
有することを特徴とする。電極操作系は、好ましくは並
行して延びる2本の可撓線状体例えばピアノ線からな
り、駆動装置は、放電加工ヘッド移動機構と前記電極操
作系に連絡した電極駆動機構とを有し、更に管板に固定
するためのクランプ機構を含んでいる。更に放電加工ヘ
ッドは、互いに交換可能な軸方向加工ヘッドと円周方向
加工ヘッドとからなることが、種々の大きさの試料を採
取する上で好ましい。また、前述の目的を達成するため
の本発明による熱交換器のU字形伝熱管試料採取方法
は、外側面に放電電極が出没する放電加工ヘッドをU字
形伝熱管の脚部開口から内部に挿入し、該放電加工ヘッ
ドをU字形伝熱管のU字形部の内部に位置決めし、前記
放電電極を前記伝熱管の内面に接触させ、放電現象によ
り伝熱管の内面から切れ目を入れて試料を作成し、しか
る後該試料を吸引回収することを特徴とする。
【0007】
【作用】前述の構成の本発明では、試料採取装置は、駆
動装置によって熱交換器の管板の水室側に固定され、駆
動ワイヤの先端部に取り付けた放電加工ヘッドを駆動装
置の放電加工ヘッド移動機構により伝熱管内で移動さ
せ、目標部位に位置決めする。しかる後、駆動装置の電
極駆動機構により電極操作系を介して放電加工ヘッドの
外側面から放電電極を突出させ、放電加工により伝熱管
の内面に切れ目を入れる。目標部位の全周に切れ目を入
れれば、試料が得られる。
【0008】
【実施例】以下添付の図面を参照して本発明の実施例を
説明する。なお、各図において同一の符号は、同一また
は対応する部分を示している。まず図1は、本発明によ
るU字形伝熱管試料採取装置30の全体構造を概念的に
示している。図において、放電加工ヘッド40は、伝熱
管5のU字形部19の直管部21に挿入され、他方駆動
装置70は、管板3の水室側面即ち下面に固定されてい
る。駆動装置70は、後述するような放電加工ヘッド移
動機構80及び電極駆動機構100を含んでいる。
【0009】放電加工ヘッド40の詳細構造が一部切欠
斜視図である図2及び断面図である図3に示されてい
る。図2及び図3において、放電加工ヘッド40は、窓
の明いた外筒41とその内側にある内筒43を有し、外
筒41の基端側に自在継手31が取着されている。内筒
43の空所内には、取付板45にボルト締めされた放電
電極47が設けられ、電極47の背面側に位置して押え
ばね49が内筒43に設けられている。図示するように
押さえばね49の中央部が外筒41から張り出し、放電
加工ヘッド40を伝熱管5の内面に押し付けている。外
筒41の基端内部には、軸51を介してスライドレバー
53が回動自在に装着され、スライドレバー53の先端
がピン55を介して取付板45に緩く係合している。板
ばね57により外筒41の内面に偏倚された取付板45
は、スライドレバー53の回動により半径方向に動かさ
れ、電極47は、外筒41の窓を通して外側面に出没す
る。電極47は、外筒41即ち放電加工ヘッド40の軸
方向に長く、従って軸方向の切れ目が得られる。電極4
7の外面は、一条の突起を形成するが、間隔をおいて2
条の突起を形成しても良い。
【0010】自在継手31は、対の自在継手33を介し
て連結部材35に連結され、その連結部材35には位置
検出コイル37が卷装されている。連結部材35は、中
空状であり、内部を通る可撓線条体即ちピアノ線39
a,39bの一端がスライドレバー53の両脚に繋着さ
れ、更にピアノ線39a,39bの殆どの部分が可撓保
護管32により覆われている。更に、連結部材35の後
端部には、駆動ワイヤ即ちメッセンジャワイヤ34の先
端継手がねじ止めされていて、可撓保護管32で覆われ
たピアノ線39a,39bとメッセンジャワイヤ34と
は熱収縮チューブ36により一緒に束ねられている。
【0011】前述の放電加工ヘッド40は、放電現象に
より主として軸方向の切れ目を形成するもの(軸方向加
工ヘッド)であるが、円周方向の切れ目を形成するには
図4及び図5に示すような別の放電加工ヘッド140
(円周方向加工ヘッド)を使用すれば良い。図4及び図
5において、外筒141は、外筒41に対し窓の形状が
異なるだけである。半月形の放電電極147の外面は、
円周方向に延びた条突起を形成し、取付板45にねじ止
めされている。
【0012】次に試料採取装置30の他部を形成する駆
動装置70の構造を図6及び図7を参照して説明する。
駆動装置70は、全体の骨格となる基板71を有し、そ
の上面に少なくとも3本のストップピン73が植設され
ている。ストップピン73は、図1にも示されている
が、駆動装置70の取付け時管板3の下面に当接して姿
勢を保持する。駆動装置70は、クランプシリンダ75
を含むコッタ式クランプ機構77を備えている。このク
ランプ機構77は、クランプシリンダ75によりコッタ
を管板3の穴に挿入し、さらにクランプシリンダ75に
よりコッタを半径方向に拡大して固定するものである。
【0013】一方、放電加工ヘッド移動機構80は、基
板71の下面に取り付けられている。取付台81,ボー
ルねじ83,モータ減速機85,歯車系87、エンコー
ダ89,ボールねじ装置91及びスライドテーブル93
は、図示のように組み立てられて放電加工ヘッド移動機
構80を構成している。この作用を説明すると、まずモ
ータ減速機85を駆動する。この回転は、歯車系87を
介してボールねじ83に伝えられる。ボールねじ83が
回転すると、これに螺合して軸方向の動きのみが許容さ
れるボールねじ装置91が上下方向に動き、従ってこれ
に連結されたスライドテーブル93が上下方向に動く。
スライドテーブル93は、後述するような電極駆動機構
100の案内筒97内を摺動するシリンダ95に連結
し、且つその取付フランジ99の取付金物99aにメッ
センジャワイヤ34が連結されているから(図8参
照)、スライドテーブル93が上下すると、メッセンジ
ャワイヤ34ひいては放電加工ヘッド40が伝熱管3の
内部で長手方向に移動する。エンコーダ89は、ボール
ねじ83の回転角又は回転数を検出し、これに基づいて
放電加工ヘッド40の移動距離を計測する。
【0014】次に電極駆動機構100を図6、図8及び
図9を参照して説明する。図6及び図9において、基板
71の下面に固定された案内筒97の中に、シリンダ9
5が移動自在に設けられ、シリンダ95の下面にフラン
ジ99が固定されている。取り付けフランジ99の下面
にモータ台101が締結され、これにモータ減速機10
3が取り付けられている。モータ減速機103の出力軸
には、スプロケット105が嵌着され、更にこれにチェ
ーン107が卷装されている。チェーン107の両端に
は、ピアノ線39a,39bが連結され、ピアノ線39
a,39bはテンションローラ109及びガイドローラ
111によって適当な張力をもって案内されている。ピ
アノ線39a,39bを案内する可撓保護管32の基端
は、図8に示すように取り付けフランジ99のプロテク
トコネクタ99bに連結されているから、スプロケット
105が時計方向又は反時計方向に所定角度回動すれ
ば、ピアノ線39a,39bの一方を引っ張り後述する
ように電極を駆動する。
【0015】次に駆動装置70の電極駆動機構100に
より放電加工ヘッド40,140の電極47,147を
駆動する態様を説明する。電極駆動機構100のモータ
減速機103によりピアノ線39aを引っ張るようにス
プロケット105を駆動すると、放電加工ヘッド40の
電極47は、図10に示すように外筒41の窓から突出
する。図10は、その状態を強調するため、電極47が
既に伝熱管5に切れ目を形成し終わった状態を示してい
るが、前述のようにピアノ線39aが引かれると、スラ
イドレバー53が軸51を中心にして反時計方向に回動
する。取付板45は、板ばね57によって偏倚されてい
るから、電極47を平行に移動し伝熱管5の内面に接触
させる。電極47が伝熱管5に近接もしくは接触する
と、放電現象により管壁を侵食する。電極駆動機構10
0によりピアノ線39a,39bを交互に引いて放電加
工を繰り返すと侵食が進行し、最後には図示するように
電極47が伝熱管5の管壁を貫通し、その外面に出る。
即ち伝熱管5に軸方向の切れ目が形成される。必要な切
れ目が電極47の長さより長い場合は、放電加工ヘッド
移動機構80により放電加工ヘッド40を軸方向にずら
して同様の操作を繰り返せば良い。押さえばね49は、
常に放電加工ヘッド40を伝熱管5の内面に押し付けて
いる。なお、放電加工に必要な冷却水の排水は、伝熱管
5を流れた後、図1に示すドレーンチューブ121を通
して行われる。
【0016】放電加工ヘッド40を円周方向に移動する
には、駆動装置70を管板3から解放し、放電加工ヘッ
ド40を伝熱管5から引き出す。そして、連結部材35
の止めねじ38を緩め、連結部材35とメッセンジャワ
イヤ34との取り付け角を所望量ずらし、しかる後止め
ねじ38を再締め付けする。伝熱管5に円周方向の切れ
目を形成するには、円周方向加工ヘッドである放電加工
ヘッド140を使用するが、図10に対応する使用状況
説明図を図11に示す。放電加工ヘッド40,140
は、基本的には電極47,147の形状が異なるだけで
あり、図10についての説明中電極47を電極147と
読み替えれは図11の放電加工ヘッド140の説明とな
るので、独立した説明は割愛する。このようにすると図
12に示すような伝熱管試料5aが得られ、最終的に真
空吸引により回収される。なお、図示するような伝熱管
試料5aを得るには、当業者であれば容易に予測できる
ように放電加工ヘッド140を長手方向にずらして計2
回放電加工操作を行えば良い。勿論、試料の形状は、図
12に示すものに限られる訳ではなく、電極の形状を適
宜変更すれば所望の形状のものが得られる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、放電電極を接触するだけで切れ目を形成できる
放電加工ヘッドを使用するので、放電加工ヘッドを小型
化でき、これをU字形伝熱管のU字形部に挿入し、周囲
の別の伝熱管に何の操作も施すことなく試料を採取する
ことができる。請求項2の発明によれば、放電加工ヘッ
ドとして軸方向加工ヘッドと円周方向加工ヘッドを交換
して使用するので、適宜な大きさ形状の試料を採取する
ことができる。請求項3の発明によれば、電極操作系は
可撓線条体から形成されているので伝熱管の曲り部を容
易に挿通でき、電極操作系に連絡した電極駆動機構と放
電加工ヘッド移動機構が駆動装置に設けられているの
で、伝熱管のU字形部の試料を遠隔的に容易に採取する
ことができる。請求項4の発明によれば、外側面に放電
電極が出没する放電加工ヘッドをU字形伝熱管の脚部開
口から内部に挿入し、該放電加工ヘッドをU字形伝熱管
のU字形部の内部に位置決めし、前記放電電極を前記伝
熱管の内面に接触させ、放電現象により該伝熱管の内面
から切れ目を入れて試料を作成し、しかる後該試料を吸
引回収するので、周囲の別の伝熱管をそのままにして目
標伝熱管のU字形部の試料をその伝熱管の内部を通して
採取することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体構造を示す一部切欠斜
視図である。
【図2】前記実施例の要部を示す一部切欠斜視図であ
る。
【図3】前記実施例の要部を示す部分断面図である。
【図4】前記実施例の要部を示す一部切欠斜視図であ
る。
【図5】前記実施例の要部を示す部分断面図である。
【図6】前記実施例の別の要部を示す一部切欠部分立面
図である。
【図7】図6中のVII−VII線に沿う断面図である。
【図8】図6中の部分拡大断面図である。
【図9】図6中のIX−IX線に沿う断面図である。
【図10】前記実施例の作用説明用断面図である。
【図11】前記実施例の作用説明用断面である。
【図12】前記実施例により採取された試料の説明図で
ある。
【図13】本発明の装置により伝熱管の試料が採取され
る熱交換器の一例を示す概念図である。
【図14】従来装置の使用説明図である。
【符号の説明】
30 試料採取装置 31 自在継手 33 自在継手 34 メッセンジャワイヤ 35 連結部材 39a ピアノ線 39b ピアノ線 40 放電加工ヘッド 41 外筒 43 内筒 47 放電電極 53 スライドレバー 70 駆動装置 80 放電加工ヘッド移動機構 100 電極駆動機構 140 放電加工ヘッド 141 外筒 143 内筒 147 放電電極

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱交換器の管板に脚部が挿着されたU字
    形伝熱管のU字形部から試料を採取する装置であって、
    前記管板に取り外し自在に取着される駆動装置と、同駆
    動装置に基端が固定され前記U字形伝熱管の内部に挿入
    されて延びる駆動ワイヤと、同駆動ワイヤの先端に固定
    された連結部材と、同連結部材に自在継手を介して屈曲
    自在に連結され外側面に放電電極が出没する放電加工ヘ
    ッドと、同放電加工ヘッドから前記駆動装置に延びた電
    極操作系とを有することを特徴とする熱交換器のU字形
    伝熱管試料採取装置。
  2. 【請求項2】 放電加工ヘッドは、互いに交換可能な軸
    方向加工ヘッドと、円周方向加工ヘッドとからなること
    を特徴とする請求項1記載の熱交換器のU字形伝熱管試
    料採取装置。
  3. 【請求項3】 電極操作系は、並行して延びる2本の可
    撓線状体を有し、駆動装置は、放電加工ヘッド移動機構
    と前記電極操作系に連絡した電極駆動機構とを有するこ
    とを特徴とする請求項1記載の熱交換器のU字形伝熱管
    試料採取装置。
  4. 【請求項4】 外側面に放電電極が出没する放電加工ヘ
    ッドをU字形伝熱管の脚部開口から内部に挿入し、該放
    電加工ヘッドをU字形伝熱管のU字形部の内部に位置決
    めし、前記放電電極を前記伝熱管の内面に接触させ、放
    電現象により該伝熱管の内面から切れ目を入れて試料を
    作成し、しかる後該試料を吸引回収することを特徴とす
    る熱交換器のU字形伝熱管試料採取方法。
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