JPH08233640A - 荷役車両の積載重量計測装置 - Google Patents

荷役車両の積載重量計測装置

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JPH08233640A
JPH08233640A JP3854795A JP3854795A JPH08233640A JP H08233640 A JPH08233640 A JP H08233640A JP 3854795 A JP3854795 A JP 3854795A JP 3854795 A JP3854795 A JP 3854795A JP H08233640 A JPH08233640 A JP H08233640A
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JP
Japan
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dump
load
box
weight
angle
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Pending
Application number
JP3854795A
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English (en)
Inventor
Keiji Hayashi
恵司 林
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Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 荷箱をダンプさせて荷箱内の積載物の重量を
計測するにあたって、荷箱のダンプ角度が所定角度にな
ると自動的に停止するようにして、正確な計測値を得る
ことにある。 【構成】 荷箱1内の積載物を排出する排出ダンプと所
定角度で計測するための計測ダンプとを選択する切換装
置18と、荷箱1が所定角度に達すると荷箱1のダンプ
を停止させる検出装置11と、荷箱の所定角度の位置
で、積載重量を知らせる認識装置14とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、荷箱をダンプさせて積
載物を排出するダンプカーや、荷箱をダンプさせて積載
物を排出させたり、荷箱を車体より地上に卸すようにし
た車両等の荷役車両において、荷箱内の積載物の重量を
計測する荷役車両の積載重量計測装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ダンプカー等の荷役車両におい
て、荷箱内の積載物の重量を計測する場合、まずダンプ
シリンダを伸長させて荷箱をダンプさせる。荷箱のダン
プ角度が所定角度である10度近辺になったと作業者が
目測で判断すると荷箱のダンプを停止させる。停止させ
た状態でダンプシリンダの作業油の圧力から積載物の重
量が自重計に表示され、作業者はその自重計にて積載物
の重量を認識する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、作業者が荷
箱のダンプを停止させた際のダンプ角度が目測のため一
定せず、図7に示すように荷箱のダンプ角度が変化する
とダンプシリンダの作動油の圧力も変化する。そのた
め、ダンプ角度が10度より大きくなるとダンプシリン
ダの圧力が小さくなって自重計で計測される積載重量が
軽くなり、逆にダンプ角度が10度より小さくなるとダ
ンプシリンダの圧力が大きくなって自重計で計測させる
積載重量が大きくなり、計測値が不正確になるという問
題があった。そこで本発明の目的は、荷箱のダンプ角度
が所定角度になると自動的に停止するようにして、正確
な計測値を得ることができるようにすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、荷箱をダンプさせて荷箱に作用する負荷を検
出し荷箱内の積載物の重量を計測するダンプカー等の荷
役車両の積載重量計測装置において、前記荷箱内の積載
物を排出する排出ダンプと所定角度で計測するための計
測ダンプとを選択するための切換装置と、前記計測ダン
プを選択した際、荷箱が所定角度に達すると荷箱のダン
プを停止させる検出装置と、荷箱の所定角度の位置で積
載重量を知らせる認識装置とからなることを特徴として
いる。
【0005】
【作用】荷役車両において、荷箱内の積載物を排出する
場合は、まず切換装置を排出ダンプ側に切換えて荷箱を
ダンプさせる。すると荷箱は所定角度で停止することな
くダンプし、積載物を排出することができる。
【0006】次に荷箱内の積載物の重量を計測する場
合、切換装置を計測ダンプ側に切換えて荷箱をダンプさ
せる。そして荷箱が所定角度になると検出装置が検出さ
れて荷箱のダンプが停止する。それにより正確な積載重
量が計測され、認識装置により知らされる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。1は車体2上にサブフレーム3を介して搭載され
た荷箱である。前記サブフレーム3は左右一対の縦桁3
a,3aと複数の横桁3b……とで構成されている。前
記サブフレーム3の後端にはダンプフレーム4が傾動可
能に軸支されている。前記ダンプフレーム4の前端には
L字状のリフトフレーム5が回動自在に軸支されてい
る。前記リフトフレーム5の上端にはフック6が設けら
れ、このフック6は荷箱1の前壁1aに設けた受部材7
に係脱可能となっている。8はリフトフレーム5とサブ
フレーム3間に設けたダンプシリンダで、このダンプシ
リンダ8は荷箱1の受金具9にダンプフレーム4の掛金
具10をシリンダ(図示せず)の操作にて係合させた状
態で伸長させると、ダンプフレーム4と荷箱1とが一体
となっているため、ダンプフレーム4とリフトフレーム
5とが屈折することなく、荷箱1をダンプできるように
なっている。また受金具9と掛金具10との係合をシリ
ンダ(図示せず)の操作にて解除させた状態でダンプシ
リンダ8を伸長させるとリフトフレーム5のみが後方回
動して荷箱1を地上に卸せるようになっている。次に1
1,12は検出装置であるリミットスイッチとドグで、
図2、図3に示すように、リミットスイッチ11はブラ
ケット13を介してサブフレーム3の内側側面に取付け
られ、ドグ12はダンプフレーム4の外側側面に設けら
れている。そして図4に示すようにダンプシリンダ8を
伸長させて荷箱1のダンプ角度が10度になるとリミッ
トスイッチ11がドグ12より離れて「断」となるよう
になっている。14はサブフレーム3の前方に設けた認
識装置である自重計で、この自重計14は作動油を内部
に導くためのバルブ20と重量を表示するための表示部
14aとを有している。次に図5は油圧回路図で、油圧
ポンプ15とダンプシリンダ8との高圧油路16には3
位置の電磁切換弁17が介装され、この電磁切換弁7は
左のソレノイド18が励磁されるとダンプシリンダ8が
伸長し、右のソレノイド19が励磁されるとダンプシリ
ンダ8が荷箱1の自重にて縮小するようになっている。
また、ダンプシリンダ8に近接した高圧油路16には前
記自重計14が接続され、自重計14のバルブ20を開
くことにより、ダンプシリンダ8の作動油の圧力が作用
して、荷箱1内の積載物の重量を計測し、表示部14に
表示するようになっている。次に図6は電気回路図で、
主回路21aからの第1回路22にはトグルスイッチ2
3が接続されている。前記トグルスイッチ23の左接点
からの第2回路24には切換装置であるトグルスイッチ
25の左接点が接続されている。前記トグルスイッチ2
5と主回路21b間の第3回路26には前記ダンプシリ
ンダ8「伸」のソレノイド18が介装されている。ま
た、主回路21aと前記トグルスイッチ25の右接点間
の第4回路27には前記リミットスイッチ11が介装さ
れている。更に前記トグルスイッチ23の右接点と主回
路21b間の第5回路28には前記ダンプシリンダ8
「縮」のソレノイド19が介装されている。前記トグル
スイッチ23は運転室29に取付けられており、前記ト
グルスイッチ25は自重計14に近接したサブフレーム
3に取付けられている。なお、30は車両のキースイッ
チである。ところで、本実施例では荷役車両として荷箱
の積み卸しが可能な車両にて説明したが、ダンプカーの
ように荷箱をダンプして積載物を排出するようなもので
あっても同様の作用効果を有するものである。また、積
載重量の計測結果を自重計の表示部に表示させて作業者
に認識させるようになっているが、音声で認識させるよ
うにしてもよい。本発明は前記の如き構成で、次に作用
について説明する。荷役車両の荷箱1内の積載物を排出
する場合には、まず荷箱1の受金具9にダンプフレーム
4の掛金具10を係合させる。次に車両のキースイッチ
30を接にした後、トグルスイッチ23の左接点を
「接」にするとともにトグルスイッチ25の左接点も
「接」にすると、第1回路22から第2回路24、第3
回路26に電流が流れ、ソレノイド18が励磁される。
すると、電磁切換弁17が左位置となって油圧ポンプ1
5からの作動油はダンプシリンダ8に流入して伸長し、
リミットスイッチ11に関係なく荷箱1が約53度まで
フルダンプして積載物を排出することができる。次に荷
箱1内の積載物の重量を計測する場合には、まず自重計
14のバルブ20を開く。その後、荷箱1の受金具9に
ダンプフレーム4の掛金具10を係合させる。そして、
車両のキースイッチ30を「接」にした後、トグルスイ
ッチ25の右接点を「接」にすると、リミットスイッチ
11が「接」となっているので、第4回路27から第3
回路26に電流が流れソレノイド18が励磁される。す
ると、電磁切換弁17が左位置となり、ダンプシリンダ
8が伸長し、荷箱1はダンプフレーム4やリフトフレー
ム5とともにダンプを開始する。そして荷箱1が所定角
度である10度までダンプするとリミットスイッチ11
がドグ12より離れて「断」となり、ソレノイド18は
通電をたたれて非励磁となり、電磁切換弁17が中立位
置となって荷箱1のダンプ角度は10度で停止する。す
ると自重計14にはダンプシリンダ8の作動油の圧力が
作用して、所定角度における荷箱1内の積載物の重量が
正確に計測され表示部14aに表示される。このように
トグルスイッチ25を切換えるだけで、積載物を排出す
る排出ダンプと、積載物の重量を計測する計測ダンプと
を容易に選択することができる。ところで、ダンプして
いる荷箱1を下降させる場合には、トグルスイッチ23
の右接点を「接」にするとソレノイド19が励磁され
て、電磁切換弁17が右位置となって荷箱1の自重でダ
ンプシリンダ8が縮小し、荷箱1は下降する。
【0008】
【発明の効果】以上の如く本発明は、荷箱のダンプ角が
所定角度にダンプすると検出装置により検出されて荷箱
を停止させるようにしたので、荷箱の停止するダンプ角
度が正確となって荷箱内の積載物の重量を正確に計測す
ることができる。また積載物を排出する排出ダンプと積
載物の重量を計測する計測ダンプとに切換可能な切換装
置を設けたので、容易に排出ダンプと計測ダンプとを選
択することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の積載重量計測装置を装備した荷役車両
の全体図である。
【図2】図1のA矢視図である。
【図3】図2のB−B断面矢視図である。
【図4】荷箱が所定角度である10度にダンプしたとき
の図である。
【図5】本発明の油圧回路図である。
【図6】本発明の電気回路図である。
【図7】荷箱のダンプ角度とダンプシリンダの作動油の
圧力との関係を示す図である。
【符号の説明】
1 荷箱 11 リミットスイッチ 12 ドグ 14 自重計 18 ソレノイド 25 トグルスイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷箱をダンプさせて荷箱に作用する負荷
    を検出し荷箱内の積載物の重量を計測するダンプカー等
    の荷役車両の積載重量計測装置において、前記荷箱内の
    積載物を排出する排出ダンプと所定角度で計測するため
    の計測ダンプとを選択するための切換装置と、前記計測
    ダンプを選択した際、荷箱が所定角度に達すると荷箱の
    ダンプを停止させる検出装置と、荷箱の所定角度の位置
    で積載重量を知らせる認識装置とからなる荷役車両の積
    載重量計測装置。
JP3854795A 1995-02-27 1995-02-27 荷役車両の積載重量計測装置 Pending JPH08233640A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP3627115A1 (en) * 2018-09-20 2020-03-25 Cargotec Patenter AB Method and system for determining the weight of a demountable platform
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US11230216B2 (en) 2018-09-20 2022-01-25 Hiab Ab Method and system for determining the length of a demountable platform

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