JPH08233423A - 冷却装置 - Google Patents

冷却装置

Info

Publication number
JPH08233423A
JPH08233423A JP7065258A JP6525895A JPH08233423A JP H08233423 A JPH08233423 A JP H08233423A JP 7065258 A JP7065258 A JP 7065258A JP 6525895 A JP6525895 A JP 6525895A JP H08233423 A JPH08233423 A JP H08233423A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooler
outside air
cooling
cooling water
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7065258A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2694515B2 (ja
Inventor
Masayuki Yamamoto
正幸 山本
Takahiro Kato
高宏 加藤
Kiyoo Amako
清夫 尼子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
S T S KK
Original Assignee
S T S KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by S T S KK filed Critical S T S KK
Priority to JP7065258A priority Critical patent/JP2694515B2/ja
Publication of JPH08233423A publication Critical patent/JPH08233423A/ja
Priority to US08/943,351 priority patent/US5970729A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP2694515B2 publication Critical patent/JP2694515B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D16/00Devices using a combination of a cooling mode associated with refrigerating machinery with a cooling mode not associated with refrigerating machinery
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28DHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
    • F28D7/00Heat-exchange apparatus having stationary tubular conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall
    • F28D7/08Heat-exchange apparatus having stationary tubular conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the conduits being otherwise bent, e.g. in a serpentine or zig-zag
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28DHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
    • F28D7/00Heat-exchange apparatus having stationary tubular conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall
    • F28D7/08Heat-exchange apparatus having stationary tubular conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the conduits being otherwise bent, e.g. in a serpentine or zig-zag
    • F28D7/082Heat-exchange apparatus having stationary tubular conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the conduits being otherwise bent, e.g. in a serpentine or zig-zag with serpentine or zig-zag configuration
    • F28D7/085Heat-exchange apparatus having stationary tubular conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the conduits being otherwise bent, e.g. in a serpentine or zig-zag with serpentine or zig-zag configuration in the form of parallel conduits coupled by bent portions
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2700/00Means for sensing or measuring; Sensors therefor
    • F25D2700/14Sensors measuring the temperature outside the refrigerator or freezer

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Lasers (AREA)
  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 低エネルギー消費でありかつ小型化できる、
レーザ装置用等の冷却装置を提供することを目的とす
る。 【構成】 本発明の冷却装置1は、第一段冷却器として
の外気−水熱交換冷却器(外気冷却器15)と、第二段
冷却器としての冷媒−水熱交換冷却器(冷凍冷却器2
7)、外気温度を検知する外気温度センサ22を有す
る。さらに、外気温度に応じて、外気冷却器15及び冷
凍冷却器27を運転する冷凍冷却器併用モード、又は、
冷凍冷却器27を停止して外気冷却器15のみを運転す
る外気冷却器単独モードのいずれかを選択する制御部5
を具備することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザ発信器等を冷却
する冷却水の冷却装置に関する。特には、外気による冷
却を有効に取り入れることにより、消費電力を大幅に低
減することのできる冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】Ar−GasレーザやYAGレーザの発
信器はエネルギー効率が極めて悪く、投入した電力のう
ちレーザ光線に変換される電力の割合は高々10〜30
%に過ぎない。残りの70〜90%の電力は熱となって
しまい、その熱は冷却により取り去ってやらねばならな
い。このため、冷却水をレーザ発信器と冷却装置間で循
環させて、レーザ発信器で発生する熱を取り去ることが
行われている。
【0003】このような、冷却装置の方式としては、冷
凍機回路を用いた空冷(冷却水−冷媒−空気熱交換)方
式と水冷(冷却水−冷却水熱交換)方式がよく用いられ
る。なお、ここでいう冷凍機とは、冷媒の圧縮−放熱−
膨張という冷凍サイクルを利用した冷却機という意味で
ある。冷凍機方式では、冷凍機で冷やされた冷媒と、レ
ーザ冷却水(一次冷却水)との間で熱交換を行い、冷却
水を冷やす。水冷方式では、井戸水や、クーリングタワ
ーで冷却された二次冷水で、レーザ冷却水(一次冷却
水)を冷やす。
【0004】従来技術1 図4は、従来の冷凍機回路を用いた空冷方式のレーザ冷
却装置の構成を示す系統図である。図4の冷却装置51
0は、冷凍冷却器27や循環ポンプ53等を有し、レー
ザ電源505やレーザ発信器2に循環冷却水を供給す
る。
【0005】図4の冷却装置510の冷凍冷却器27
は、冷媒を圧縮する圧縮機33や、圧縮された冷媒を凝
縮させる凝縮機39、凝縮した冷媒を膨張させる自動膨
張弁29、冷媒と冷却水の熱交換を行う冷媒−水熱交換
器31等を有する。
【0006】圧縮機33で圧縮された冷媒(フロン等)
は、凝縮機39内において冷却されて凝縮する。ファン
37は、凝縮機39に外から風を送って凝縮熱を取り去
るものである。ファン37はファンモータ35に駆動さ
れる。凝縮機39を出た液化冷媒はドライヤーフィルタ
ー521にて水分除去される。次に、冷媒は自動膨張弁
29で絞られつつ膨張し気化する。このときの気化潜熱
で冷媒の温度が下がる。
【0007】温度の下がった冷媒は、冷媒−水熱交換器
31に入り、レーザ冷却水と熱交換し、レーザ冷却水を
冷やす。熱交換器31を出た冷媒は、再び圧縮機33で
圧縮され、同様の冷凍サイクル中を循環し続ける。
【0008】一方、レーザから戻り管11を通って冷却
装置510に帰ってきた循環冷却水は、上述の冷媒−水
熱交換器31に入り、冷却される。冷却された冷却水
は、循環ポンプ53によって昇圧される。ポンプ53を
出た冷却水は、流量調節弁65、圧力計515、温度セ
ンサ513、流量計511、行き管67を経てレーザ電
源505、レーザ発信器2に送られる。なお、一部の冷
却水は、バイパス配管517を通ってフィルター519
でゴミを除去される。なお、509は温度センサーであ
り、507は流量センサである。
【0009】図4の従来の冷却水においては、冷却水温
度調整は次のように行われている。 (1)レーザ側熱負荷が一定(一例として定格出力18
kw)である場合:冷却装置内の熱負荷を考慮し配管系
統を断熱保護することでほぼ安定的な温度設定が可能で
ある。(ただし年間を通じて冷却水供給温度は幾分変化
する)。 (2)レーザ側熱負荷が変動する、あるいは、レーザ側
以外からの熱入出力が多少とも影響する、外気温度条件
が熱負荷との入出力バランスに影響する場合: a)冷凍圧縮機のon/offによる温度調整、 b)凝縮機ファンのインバータ等による回転数制御、 c)図4には示されていないが、ホットガスバイパス回
路(凝縮機入口側と温度膨張弁出口側を結ぶ回路)を設
け、冷却水温度が設定温度より下がるとホットガスバイ
パス弁が開いて温度調整を行う、等の方法が一般的にあ
る。
【0010】従来技術1(冷凍機方式)の問題点 上述の冷凍機方式の冷却装置には次のような問題点があ
った。 冷却装置の運転中(すなわちレーザ装置の運転中)
常に、冷凍機(コンプレッサ等)を運転する必要がある
ので、多くの電力を消費する。 室内設置型の場合、排熱用の空調またはダクトを要
する。
【0011】 高熱負荷対応(目安として10KW以
上)の冷却能力を要する冷却装置の場合は、重量物屋外
据え付け固定のため専用の付帯設備(装置据え付け用1
0〜15cm高さの基礎工事等)が必要になるため、追加
初期投資が必要となる。 重量や寸法、騒音、振動が大のため、設置場所が工
場、工業団地や非住宅環境区等に限定される。 コンプレッサ、ファン、ポンプ等回転機器の騒音、
振動が大きい。
【0011】従来技術2(水冷方式) 図5は、従来の水冷方式の冷却装置601を示す系統図
である。図5の冷却装置601は、冷却器として水−水
熱交換器611を有している。水−水熱交換器611に
は、管路613、フィルター614を通って二次冷却水
(外部冷却水)が導入され、この二次冷却水と管路60
9を通るレーザ冷却水(一次冷却水)との間で熱交換が
行われ、レーザ冷却水が冷却される。二次冷却水として
は、クーリングタワーで蒸発冷却される循環冷却水、地
下水又は水道水等が用いられる。
【0012】一方、レーザ冷却水は、レーザ(図示され
ず)から戻り管11を通って冷却装置601に入り、冷
却水タンク45に入る。冷却水タンク45は、レーザか
ら戻ってくる冷却水の温度変化を平準化するためのもの
である。レーザ冷却水はタンク45から出て、フィルタ
ー605、ポンプ53を通り、管路607、609に送
られる。管路609は、前述のように熱交換器611に
入り、管路607は熱交換器611をバイパスする。
【0013】温度制御弁617は、管路607と609
を流れる冷却水の割合を調整することにより、温度制御
弁617出側の冷却水温度をコントロールする。同部の
冷却水温度は、温度センサ619によって検知され、こ
の温度信号によって温度制御弁617がフィードバック
コントロールされる。温度調節された冷却水は、次に流
量調節弁65を通って行き管67からレーザ装置に送ら
れる。
【0014】従来技術2(水冷方式)の問題点 上述の水冷方式の冷却装置には次のような問題点があっ
た。 冷却装置自体の電力消費は少ない(従来の冷凍機回
路による空冷方式の約1/4 〜1/5 )のであるが、二次冷
却水(外部冷却水)用の水道水、市水、工業用水又は地
下水を大量に消費し、その結果運転コストは相当高くつ
いてしまう。さらに、夏期渇水時には、そのような水の
使用が制限されることもあり、レーザを使えなくなって
しまう。
【0015】 二次冷却水のための設備(クーリング
タワーや廃水処理設備、引き込み配管、井戸等)が必要
である。既にそのような設備のある所であればよいが、
無い所では新設せねばならず、多大な初期投資(たとえ
ば井戸1本掘るのに少なくとも3百万円)がかかる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の従来
技術のような問題点の無い、低エネルギー消費でありか
つ小型化できる、レーザ装置用の冷却装置を提供するこ
とを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記発明を解決するた
め、本発明の冷却装置は、第一段冷却器としての外気−
水熱交換冷却器(外気冷却器)と、第二段冷却器として
の冷媒−水熱交換冷却器(冷凍冷却器)と、外気温度を
検知する外気温度センサと、外気温度に応じて、外気冷
却器及び冷凍冷却器を運転する冷凍冷却器併用モード、
又は、冷凍冷却器を停止して外気冷却器のみを運転する
外気冷却器単独モードのいずれかを選択する制御部と、
を具備することを特徴とする。
【0018】また、本発明の一態様の冷却装置は、レー
ザ媒質ガス冷却用の循環冷却水を冷却する冷却装置であ
って;冷却水循環ポンプと、第一段冷却器としての外気
冷却器であって、外気と冷却水との間で熱交換する外気
−水熱交換器、この熱交換器に外気を吹きつけるファ
ン、及び、ファン駆動用モータを有する外気冷却器と、
第二段冷却器としての冷凍冷却器であって、冷凍サイク
ルを有する冷凍機、及び、この冷凍機によって冷却され
る冷媒と冷却水との間で熱交換する冷媒−水熱交換器を
有する冷凍冷却器と、第二段冷却器の出側に設けられた
冷却水タンクと、外気温度を検知する外気温度センサ
と、外気温度に応じて、外気冷却器及び冷凍冷却器を運
転する冷凍冷却器併用モード、又は、冷凍冷却器を停止
して外気冷却器のみを運転する外気冷却器単独モードの
いずれかを選択する制御部と、を具備することを特徴と
する。
【0019】
【作用】一例として、光造形装置用のArガスレーザの
場合、冷却水の戻り温度は50〜60℃程度である。そ
して、冷却水のレーザへの供給温度は30℃程度であ
る。このような温度条件に着目して、冷却装置に戻って
きた冷却水を、まず外気−水熱交換を有する外気冷却器
で一次冷却し、その後必要に応じて冷凍冷却器で二次冷
却することにより、冷凍機の小型化・省電力化を図るこ
ととした。さらに、冬季等の外気温度が低い時(外気2
0℃以下)には、外気冷却器のみで十分に冷却水の冷却
が可能である。そこで、冷凍機を止めて外気冷却器のみ
を運転する外気冷却器単独モードと、外気冷却器に加え
て冷凍機を運転する冷凍冷却器併用モードとを制御部が
選択することとし、さらなる省電力化を図った。
【0020】なお、本発明にいう冷却水は、言葉通りの
水に限られず、広く液体系の冷媒をさす意味である。ま
た、冷凍機も、最も広義な意味で使用する場合は、冷媒
の冷凍サイクルを有しない人工的冷却器(たとえば熱電
原理による冷却器)を広く含む意味である。
【0021】本発明の冷却装置においては、冷却水の温
度コントロール方式としては、さまざまな方式が考えら
れる。 外気冷却器のファンの回転数を制御するもの。 冷凍機のコンプレッサ及び凝縮機ファンの回転数を
制御するもの。 冷却水タンクの温度を見ながら、外気冷却器のファ
ンや冷凍機のコンプレッサ及び凝縮機ファンをON−O
FFするもの。 熱交換器を通して冷却する冷たい冷却水と、熱交換
器を通さない暖かい冷却水とを、混合比可変混合弁で混
ぜて温度を調整するもの(図5参照)。
【0023】このうち、の制御方式は比較的簡単では
あるが、冷却水供給温度の安定性が悪く、さらにON−
OFFの繰り返しによるコンプレッサの劣化という不利
がある。の制御方式は、冷却水供給温度の安定性が良
いものの、ファン、熱交換器、コンプレッサ容量を大き
く取る必要があるという不利がある。したがって、又
は、あるいはとの併用が、本発明の場合好ましい
が、回転数制御の対象を1つに絞る観点からがより好
ましい。一方、省電力の観点からは、との併用が最
も好ましい。
【0024】本発明の冷却装置においては、冷却水の冷
却装置入口温度が45〜65℃であり、冷却水の冷却装
置出口温度が20〜40℃であるような条件下におい
て、冷凍冷却器の運転または停止を選択する境目となる
温度(モード切替温度)を20〜27℃に設定すること
が好ましい。
【0025】本発明の冷却装置の設計では、モード切替
温度の設定が重要となる。モード切替温度を高く設定す
るということは、外気冷却器を大形とし冷凍冷却器を小
形にした機器組合せを選択することを意味する。逆にモ
ード切替温度を低く設定するということは、外気冷却器
を小形とし冷凍冷却器を大形にした組合せを選択するこ
とを意味する。
【0026】当然、装置の設置される地方の外気温度の
推移にも影響を受けるけれども、上記モード切替温度の
選択によって、冷却装置のイニシャルコスト、ランニン
グコスト(電気代等)及び、装置寸法が変わってくる。
本発明の冷却装置においては、上述の温度範囲で選択す
ることが、コストや寸法のバランスが最も優れている。
【0027】本発明の冷却装置にあっては、外気温40
℃において、上記外気冷却器が、上記冷却装置全体の冷
却能力の内の60〜74%を分担し、上記冷凍冷却器が
残りに40〜26%を分担するように機器能力が選択さ
れていることが好ましい。このように選択することによ
り、冷却装置の寸法を小型化することができる。また、
日本と同等の気候条件の地域において、年間の電力消費
量を最低レベルとすることができる。
【0028】また、同じ理由により、本発明の冷却装置
にあっては、外気温40℃において、上記外気冷却器の
ファンの電力消費が1に対して、上記冷凍冷却器のコン
プレッサーの電力消費が2.5〜3.5となるように機
器能力が選択されていることが好ましい。なお、冷却装
置の機器能力の選択の考え方の詳細については後述す
る。
【0029】
【実施例】以下本発明の実施例を説明する。図1は、本
発明の1実施例に係るレーザ冷却装置の構成を示す系統
図である。図1の冷却装置1は、レーザ発信器2に循環
冷却水を供給するものであって、室外ユニット3と室内
ユニット4とから構成されている。室外ユニット3は第
一段冷却器としての外気冷却器15と、第二段冷却器と
しての冷凍冷却器27を有する。
【0030】レーザ2から戻り管11を通って戻ってき
た循環冷却水は、室外ユニット3に入る。そして、ま
ず、戻り冷却水温度センサ13で冷却水温度をチェック
する。この戻り水温度が高温異常(一例として70℃以
上)の時は、レーザ発信機及びレーザ冷却装置がともに
自動停止する。
【0031】次に、冷却水は外気冷却器15の外気−水
熱交換器23に入る。この実施例における外気−水熱交
換器23は、剣山型細管応用直冷方式というタイプの熱
交換器であって、剣山の針のように多数湾曲立設された
銅製水管中に水を通し、該水管の外側を空冷して水を冷
やす仕組みである。図6は、図1の冷却装置に用いられ
ているこの剣山型細管応用直冷方式熱交換器の詳細を示
す図である。側板88等で組まれたケ−ス中に入口側ヘ
ッダ82から出口側ヘッダ83に至る多数の冷却細管8
1(内径2.4mm、外径3.2mm)が組込まれてい
る。
【0032】本実施例では、レーザ循環冷却水は清水仕
様であり、外気冷却器は銅(無酸素銅)製であるが、冷
却水に添加物が許容される場合、例えばエチレングリコ
ール系、ナイブライン系等の冷却水仕様においては、ア
ルミ製のコンパクトプレートフィン型熱交換器が最もコ
ストパフォーマンスに優れている。
【0033】熱交換器23の上に示されているファン2
1は、熱交換器23の水管の外面に外気を吹き付けるも
のである。ファン21は、インバータ17を電源とする
モータ19により回転数可変で駆動される。インバータ
17は、ファンの回転数制御によって冷却水温度コント
ロールする目的と、商用電源50Hz地帯においても60
Hz地帯同様の送風能力を得る目的の両方を有する。さら
に、このインバータ17から冷凍冷却器27の圧縮機3
3やコンデンサ39のファン37に周波数制御された電
源を供給し、コンプレッサ最大定格回転数制御や冷却水
温度コントロールを行ってもよい。
【0034】剣山型細管応用直冷方式の外気−水熱交換
器23を出た水は、管路25を通って、冷凍冷却器27
中の冷媒−水熱交換器31に入り、冷媒との間の熱交換
により、さらに冷却される。なお、前述のように、外気
温度がモード切替温度以下で外気冷却器単独モードのと
きは、外気冷却器15で既に十分に冷却されているの
で、冷凍冷却器27の冷媒−水熱交換器31は、冷却水
が単に通過するだけとなる。
【0035】冷凍冷却器27は、冷媒を圧縮する圧縮機
33や、圧縮された冷媒を凝縮させる凝縮機39、凝縮
した冷媒を膨張させる自動膨張弁29、冷媒と冷却水の
熱交換を行う冷媒−水熱交換器31等を有する。
【0036】圧縮機33で圧縮された冷媒(フロン等)
は、凝縮機39内において冷却されて凝縮する。ファン
37は、凝縮機39に外から風を送って凝縮熱を取り去
るものである。圧縮機33及びファン37を、インバー
タを電源とする速度可変モータによって駆動することと
してもよい。凝縮機39を出た液化冷媒は、自動膨張弁
29で絞られつつ膨張し気化する。このときの気化潜熱
で冷媒の温度が下がる。
【0037】温度の下がった冷媒は、冷媒−水熱交換器
31に入り、レーザ冷却水と熱交換し、レーザ冷却水を
冷やす。熱交換器31を出た冷媒は、再び圧縮機33で
圧縮され、同様の冷凍サイクル中を循環し続ける。
【0038】冷媒−水熱交換器31を出た水は、管路4
3を通って室内ユニット4中の冷却水タンク45に入
る。この冷却水タンク45は、冷却水の温度変動のバッ
ファーとなるものである。この種のレーザ冷却装置で
は、レーザ発信器に送る冷却水の温度精度が設定温度に
対して厳しい(一例30±1℃)。そのため、温度変動
バッファーとなる冷却水タンク45を設けて、戻り冷却
温度の変動等の影響による供給冷却水温度の変動を最小
限に抑制している。冷却水タンク温度センサ47は、タ
ンク45内の冷却水温度を検知し、後述する冷却水温度
制御用の情報を提供する。
【0039】タンク45を出た水は、管路49、ストレ
ーナ51を通ってポンプ53に至り昇圧される。ポンプ
53を出た水は管路55、管路57、流量調整弁65、
行き管67を通ってレーザ発信器2に供給される。ポン
プ53を出た水の一部は、バイパス管路59を通ってイ
オン交換フィルター61に入り、管路63を通って再び
タンク45に戻る。イオン交換フィルター61は運転中
に循環水に生じる金属イオン(銅イオン等)を除去する
ためのものである。
【0040】図1の実施例の冷却装置においては、各機
器が、室外ユニット3と、室内ユニット4に分けて配置
されている。室内ユニット4に配置されているのは、冷
却水循環ポンプ53、冷却水タンク45、イオン交換フ
ィルター61、ストレーナ(又はフィルター)51、流
量調整弁65等である。これらの機器は、調整やメンテ
ナンスの必要な機器であるので、室内ユニットとしてま
とめて、レーザ装置の近くの室内に置くことが好まし
い。
【0041】次に、図1の冷却装置における冷却水温度
について説明する。この装置の冷却水温度制御において
は、外気冷却器単独モード中は、制御対象は冷却水タン
クの水温であり、制御量は外気冷却器のファン21の回
転数である。すなわち、冷却水タンクの水温が目標値よ
りも高い時には、コントローラ5は、インバータ17の
出力周波数を上げてファン21の回転数を上げる。水温
が目標値よりも低い時にはファン21の回転を下げる。
【0042】冷凍冷却器27も運転する冷凍冷却器併用
モードへの切り替えは、外気温度が所定値以上となった
場合に行う。すなわち、外気冷却器15内の熱交換23
外に設置された外気温度センサ22で外気温度を検知
し、この温度信号を受けたコントローラは5は、モード
切替温度(一例25℃)以下であれば冷凍冷却器27を
停止し、モード切替温度以上であれば冷凍冷却器を運転
する。なお、この際に、適宜、モード切替温度にヒステ
リシスを与えたり、外気温度の時間平均処理を行うこと
としてもよい。
【0043】冷凍冷却器併用モード運転における冷却水
温度制御は、(A)外気単独モード運転と同様に外気冷
却器ファン21の回転数制御により行う方法と、(B)
冷凍冷却器の圧縮機の33及び凝縮機ファン37の回転
数制御により行う方法、さらに(C)両者を併用する方
法がある。これらのうち、(C)が最適運転コストの点
で優れている。
【0044】次に、図1の冷却装置が用いられるレーザ
装置の全体について説明する。図2は、図1の冷却装置
によって冷却されるArレーザ発信器等によって構成さ
れている光造形システムの構成を示す模式図である。
【0045】光造形とは、光硬化性樹脂にレーザ光線等
の硬化光線を選択的に当てて光硬化性樹脂を部分的に硬
化させ、ある形状の光造形物を得る造形プロセスのこと
をいう。図2の光造形システムでは、Arレーザ発信器
2で発生させたレーザ光線を、シャッター101、スキ
ャナー103を介して、造形タンク111中の光硬化性
樹脂に照射し、光造形物115を得ている。なお、シャ
ッター101はレーザ光線をON−OFFするものであ
り、スキャナー103はレーザ光線の方向をコントロー
ルするものである。また、造形タンク111内のテーブ
ル113は、光造形物115を載せて成形中に徐々に下
降し、光造形物115の上面に光硬化性樹脂の薄い層を
導く。そして、そのような光硬化性樹脂の薄い層を次々
と光硬化させて光造形物115を成形して行くのであ
る。
【0046】図2の光造形システムは、コントローラ1
05を介して、パソコン107によってコントロールさ
れる。たとえば、パソコン107中に蓄積されたCAD
データに基づいて、シャッター101、スキャナー10
3、テーブル113を動かし、所望の形状の光造形物1
15を造形することができる。Arレーザ発信器2は、
冷却装置1から供給される循環冷却水によって冷却され
る。
【0047】図2の光造形システムの中で用いられるレ
ーザ発信器の特徴は、医療用機器分野、精密計測機器分
野、レーダ機器分野等に用いられるレーザ発信機と同
様、出力パワーが高出力かつ長時間安定、精度良好なこ
とである。そのため、レーザ冷却装置にも長時間の耐久
性に富む安定性能という特性が求められる。したがっ
て、本発明のようなコンパクトで設置工事も簡単かつ省
エネ型の二段式冷却装置は、光造形システム用のレーザ
発信器の冷却用として特に好適である。
【0048】次に、本発明の冷却装置の諸元を決定する
際のプロセスについて説明する。まず、ファン風量ma
を以下の計算により得る。 Q0 (BTU/hr)=Cp.L ・mL ・(TL,in−TL,OUT ) =cp.a ・ma ・(Ta,out −Ta,in) ma =ρA ・vA ・A=Qo /CP.a ・(Ta,out −Ta,in
【0049】ここで、Q0 はレーザ発信機発熱量、C
P.L は冷却水の定圧比熱、mL は冷却水の流量、T
L,OUT は冷却水の供給温度、TL,inは冷却水の戻り温
度、cp.a は空気の定圧比熱、ma はファン風量、T
a,out は空気の熱交換器出口側温度、Ta,inは外気の熱
交換器入口側温度、ρA は空気密度、vA は熱交換器部
の風速、Aは熱交換器部の流路断面積である。
【0050】ファンの風量を決定した後、次にファンの
サイズ及び、熱交換器のサイズを選定する。さらに、冷
凍機のサイズも選定し、冷却装置全体のサイズが定ま
る。
【0051】上記の諸元決定プロセスにおいて、外気冷
却器単独モードにおける最高の外気熱交換器入口側の最
高許容温度(すなわちモード切替温度)を何℃に選択す
るかにより、外気冷却器のファンや熱交換のサイズが決
まってくる。さらに、外気冷却器の冷却能力を補うため
に必要となる冷凍機のサイズ諸元も決まってくる。した
がって、上記モード切替温度を何回か変えて機器の諸元
決定を行い、いくつかの諸元パターンにおける装置寸法
や消費エネルギーのシュミレーションを行って諸元を最
適化する。図3は、本発明の冷却装置の設計時における
モード切替温度最適化のシュミレーションフローを表す
フローチャートである。
【0052】本発明の冷却装置にあたっては、上記外気
冷却器のファン、熱交換器の組み合わせ性能と上記冷凍
冷却器の冷凍機の性能(容量)とが以下の条件を満たし
ている必要がある。 Q0 =Q1 (外気冷却器交換熱量)+Q2 (冷凍冷却器交換熱量) 水当量比:R=(mL・CP,L )/(ma・CP,a
【0053】熱移動単位数:NTU=(U1 ・A1 )/
(mL・CP,L ) U1 ;外気冷却器総括熱伝達係数 1/U1 =1/h0 +b/kW +d0 /( hi ・di) h0 ;細管外熱伝達係数 b ;細管肉厚 kW ;熱伝導率 hi ;細管内熱伝達係数 d0 ;細管外径 di ;細管内径 A1 ;細管伝熱面積
【0054】 R=f(ε,NTU)=(TL,in−TL,out )/(TL,in−Ta,in) ε;外気冷却器温度効率 Rはε及びNTUの関数としてε、NTUが数値的に決
まると一義的に評価される。本発明においては、ε≧
0.75を達成させる。 ma=(mL・CP,L )/(R・CP,a ) により外気冷却器ファン必要風量が決まる。
【0055】一方、モード切替温度(すなわち、外気冷
却器単独モードにおける外気熱交換器入口側の最高許容
温度)Tasとすると以下となる。 Tas=TL,m −(TL,in−TL,out )/ε(ε≧0.75) したがって、ファン性能曲線(風量vs静圧)から要求さ
れる外気冷却器の静圧条件及びモード切替温度の評価に
より既述の設計パラメータと合わせて考慮し、外気冷却
器の設計が完了する。なお、経験上ファン選定時のサイ
ズが外気冷却器のサイズを内包する。以上より、Q2
0 −Q1 at Ta,in max(外気最高許容温度)とし
て、冷凍機容量が評価される。
【0056】以上のような条件(又は条件式)にあては
まるように 1)外気冷却器のファン、熱交換器の組合せ性能 2)冷凍冷却器容量 とをモード切替温度Tasを主パラメータとして評価し、
装置のサイジングを適度なバランス(総合性能評価のト
レードオフ)で設定すれば、省電力(運転コストの最適
化)の観点で好ましい。
【0057】以下の諸元を有する冷却装置の場合の装置
寸法、消費電力等を検討した。 被冷却機器:光造形システムのArレーザ発信器、定格
出力18KW 冷却水:供給30〜33±1℃、戻り57〜60℃、流
量9.5 リットル/分 外気温度:−10〜+40℃
【0058】検討の結果、以下の装置諸元となった。 外気冷却器:ファン風量50〜60m3 /min ファンモータ容量0.45〜0.75KW 冷凍冷却器:称呼容量1.5KW
【0059】その結果、装置寸法は(1)室外機一体型
(コントローラのみ室内機)にて0.93×0.88×
1.01m、容量0.83m3 、(2)室内機及び室外
機分離型にて室外機0.93×0.80×1.01m、
容量0.75m3 となった。この値は、従来型空冷装置
の容積1.50〜2.50m3 と比較して30〜60%
小さい値であった。また、装置の年間平均消費電力は、
入力電力2.5KW相当となり、従来型空冷装置の30〜
40%程度、及び、従来型水冷装置の15〜30%程度
に抑えることができた。
【0060】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の冷却装置は以下の効果を発揮する。 (A)常時冷凍機を運転する室冷方式のもの、及
び、(B)井戸水やクーリングタワーで冷却された二次
冷却水で一次冷却水を冷やす水冷方式のものと比較し
て、消費電力を大幅に節約することができる。 水冷方式と異なり、クーリングタワーや廃水処理設
備・井戸等の大掛かりな付帯設備が不要である。
【0061】 常時必要なユーティリティーは電気の
みであるので、容易に設置可能であると共に、夏期の渇
水時でも支障なく運転できる。 室内置きのユニットと屋外置きのユニットとに機器
を分けて配置することにより、フィルター(又はストレ
ーナ)、イオン交換フィルター、冷却水タンク等のメン
テナンスのかかる機器構成品のメンテナンスがすべて室
内で実施できる。 室外機一体型においても、室内/室外機の分離型に
関する室外機においても、比較的軽量(一例18kw冷
却能力を有するもので250kg程度)であるので、据
え付け場所の簡単な地面強化策のみで良く、キャスター
方式が可能であるから、通常の10〜15cm高さの基
礎工事等は不要である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例に係るレーザ冷却装置の構成
を示す系統図である。
【図2】図1の冷却装置によって冷却されるArレーザ
発信器等によって構成されている光造形システムの構成
を示す模式図である。
【図3】本発明の冷却装置の設計時におけるモード切替
温度最適化のシュミレーションフローを表すフローチャ
ートである。
【図4】従来の冷凍機回路を用いた空冷方式のレーザ冷
却装置の構成を示す系統図である。
【図5】従来の水冷方式のレーザ冷却装置の構成を示す
系統図である。
【図6】図1の冷却装置に用いられている剣山型細管応
用直冷方式熱交換器の詳細を示す図である。
【符号の説明】
1 冷却装置 2 レーザ発振器 3 屋外ユニット 4 屋内ユニット 5 コントローラ 11 戻り管 13 戻り冷却水温度センサ 15 外気冷却器 17 インバータ 19 ファンモータ 21 ファン 22 外気温度セン
サ 23 外気−水熱交換器 25 管路 27 冷凍冷却器 29 自動膨張弁 31 冷媒−水熱交換器 33 圧縮機 35 ファンモータ 37 ファン 39 コンデンサ 41 受液器 43 管路 45 冷却水タンク 47 冷却水タンク温度センサ 49 管路 51 ストレーナ 53 循環ポンプ 55 管路 57 管路 59 管路 61 イオン交換フ
ィルタ 63 管路 65 流量調節 67 行き管路 101 シャッター 103 スキャナー 105 コントロー
ラ 107 パソコン 111 造形タンク 113 テーブル 115 光造形物

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一段冷却器としての外気−水熱交換冷
    却器(外気冷却器)と、 第二段冷却器としての冷媒−水熱交換冷却器(冷凍冷却
    器)と、 外気温度を検知する外気温度センサと、 外気温度に応じて、外気冷却器及び冷凍冷却器を運転す
    る冷凍冷却器併用モード、又は、冷凍冷却器を停止して
    外気冷却器のみを運転する外気冷却器単独モードのいず
    れかを選択する制御部と、 を具備することを特徴とする冷却装置。
  2. 【請求項2】 レーザ媒質ガス冷却用の循環冷却水を冷
    却する冷却装置であって;冷却水循環ポンプと、 第一段冷却器としての外気冷却器であって、外気と冷却
    水との間で熱交換する外気−水熱交換器、この熱交換器
    に外気を吹きつけるファン、及び、ファン駆動用モータ
    を有する外気冷却器と、 第二段冷却器としての冷凍冷却器であって、冷凍サイク
    ルを有する冷凍機、及び、この冷凍機によって冷却され
    る冷媒と冷却水との間で熱交換する冷媒−水熱交換器を
    有する冷凍冷却器と、 第二段冷却器の出側に設けられた冷却水タンクと、 外気温度を検知する外気温度センサと、 外気温度に応じて、外気冷却器及び冷凍冷却器を運転す
    る冷凍冷却器併用モード、又は、冷凍冷却器を停止して
    外気冷却器のみを運転する外気冷却器単独モードのいず
    れかを選択する制御部と、 を具備することを特徴とする冷却装置。
  3. 【請求項3】 さらに、上記外気冷却器のファンモータ
    の変速手段と、 上記冷却水タンク内の冷却水温度を検知する冷却水温度
    センサと、 該冷却水温度を所定値に保つべく上記変速手段を制御し
    て上記ファンの回転数をコントロールする制御部とを具
    備する請求項2記載の冷却装置。
  4. 【請求項4】 上記冷却水の冷却装置入口温度が45〜
    65℃であり、上記冷却水の冷却装置出口温度が20〜
    40℃であり、上記冷凍冷却器の運転または停止を選択
    する境目となる温度(モード切替温度)が20〜27℃
    である請求項1〜4いずれか1項記載の冷却装置。
  5. 【請求項5】 外気温40℃において、上記外気冷却器
    が、上記冷却装置全体の冷却能力の内の60〜74%を
    分担し、上記冷凍冷却器が残りに40〜26%を分担す
    るように機器能力が選択されている請求項2〜4いずれ
    か1項記載の冷却装置。
  6. 【請求項6】 外気温40℃において、上記外気冷却器
    のファンの電力消費が1に対して、上記冷凍冷却器のコ
    ンプレッサーの電力消費が2.5〜3.5となるように
    機器能力が選択されている請求項2〜4いずれか1項記
    載の冷却装置。
  7. 【請求項7】 さらに、冷却水浄化用のフィルター又は
    ストレーナ、イオン交換フィルター等を有し、上記冷却
    水循環ポンプ、冷却水タンク、制御部及びフィルター類
    が室内置きとされており、上記外気冷却器及び冷凍冷却
    器が室外置きとされている請求項2〜4いずれか1項記
    載の冷却装置。
  8. 【請求項8】 上記レーザが光造形システム内において
    用いられているものである請求項2〜7いずれか1項記
    載の冷却装置。
JP7065258A 1995-03-01 1995-03-01 冷却装置 Expired - Fee Related JP2694515B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7065258A JP2694515B2 (ja) 1995-03-01 1995-03-01 冷却装置
US08/943,351 US5970729A (en) 1995-03-01 1997-10-01 Cooling apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7065258A JP2694515B2 (ja) 1995-03-01 1995-03-01 冷却装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08233423A true JPH08233423A (ja) 1996-09-13
JP2694515B2 JP2694515B2 (ja) 1997-12-24

Family

ID=13281716

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7065258A Expired - Fee Related JP2694515B2 (ja) 1995-03-01 1995-03-01 冷却装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5970729A (ja)
JP (1) JP2694515B2 (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002195728A (ja) * 2000-12-28 2002-07-10 Daikin Ind Ltd チラー装置
JP2007315364A (ja) * 2006-05-29 2007-12-06 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd 炉頂圧回収タービン翼部へのダスト付着防止装置
US7559209B2 (en) 2003-03-07 2009-07-14 Rittal Gmbh & Co. Kg Liquid cooling system
JP2011226661A (ja) * 2010-04-15 2011-11-10 Tlv Co Ltd 熱交換器
JP2012237485A (ja) * 2011-05-11 2012-12-06 Orion Machinery Co Ltd 温度調整装置および温度調整方法
WO2012170802A2 (en) * 2011-06-08 2012-12-13 Coda Automotive, Inc. Cooling system with anomaly detection
JP2013102010A (ja) * 2011-11-08 2013-05-23 Orion Mach Co Ltd 温度調整装置
JP2014229811A (ja) * 2013-05-24 2014-12-08 株式会社東京精密 温度制御装置
CN106705540A (zh) * 2017-01-05 2017-05-24 安徽亿瑞深冷能源科技有限公司 一种基于相变蓄冷机制的高精度液冷掺流控温装置及方法
JP2017135411A (ja) * 2017-04-18 2017-08-03 株式会社東京精密 温度制御装置
CN107830909A (zh) * 2017-10-27 2018-03-23 中冶华天南京工程技术有限公司 用于雷达料位计的冷却吹扫装置及料位检测系统
JP2018116696A (ja) * 2011-12-12 2018-07-26 ギガフォトン株式会社 冷却水温度制御装置
US10371469B2 (en) 2011-12-12 2019-08-06 Gigaphoton Inc. Device for controlling temperature of cooling water

Families Citing this family (45)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TW522214B (en) * 1999-12-08 2003-03-01 Usui International Industry Temperature adjusting device for thermal fluid medium
DE29921647U1 (de) * 1999-12-09 2000-02-17 Termotek Laserkuehlung Gmbh Kühlvorrichtung für einen Laser
IT1317633B1 (it) * 2000-03-16 2003-07-15 Rc Group Spa Gruppo refrigeratore con free-cooling, atto a funzionare anche conportaata variabile, impianto e procedimento.
US6434960B1 (en) * 2001-07-02 2002-08-20 Carrier Corporation Variable speed drive chiller system
JP2003289195A (ja) * 2002-03-28 2003-10-10 Mitsubishi Electric Corp 冷却装置
US6705089B2 (en) * 2002-04-04 2004-03-16 International Business Machines Corporation Two stage cooling system employing thermoelectric modules
US7058100B2 (en) 2002-04-18 2006-06-06 The Boeing Company Systems and methods for thermal management of diode-pumped solid-state lasers
US7044213B2 (en) * 2002-12-31 2006-05-16 Industrial Technology Research Institute Constant temperature refrigeration system for extensive temperature range application and control method thereof
US20040264519A1 (en) * 2003-06-24 2004-12-30 Morrell John Alan Filter bypass method and system for chiller loop to control purity levels
US7101031B2 (en) * 2003-10-25 2006-09-05 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Property of air determination within image-forming device
TWI296323B (en) * 2003-12-25 2008-05-01 Ind Tech Res Inst Constant temperature refrigeration system for extensive temperature range application and control method thereof
CN100434830C (zh) * 2004-09-29 2008-11-19 周庆龙 去阴阳离子防止氧化作用的冷却系统
US6973958B1 (en) * 2004-10-19 2005-12-13 Ching-Lung Chou Heat transfer apparatus having anti-oxidization device
US7165412B1 (en) 2004-11-19 2007-01-23 American Power Conversion Corporation IT equipment cooling
US7259963B2 (en) * 2004-12-29 2007-08-21 American Power Conversion Corp. Rack height cooling
US7603874B2 (en) * 2005-01-24 2009-10-20 American Power Conversion Corporation Split power input to chiller
US7406839B2 (en) * 2005-10-05 2008-08-05 American Power Conversion Corporation Sub-cooling unit for cooling system and method
CN100451500C (zh) * 2005-11-08 2009-01-14 财团法人工业技术研究院 小型恒温冷冻器
ITPD20060186A1 (it) * 2006-05-12 2007-11-13 Blue Box Srl Refrigeratore con free cooling
US8720217B2 (en) * 2006-07-10 2014-05-13 Mag Aerospace Industries, Inc. Galley cooling heat sink through water system
TW200919155A (en) * 2007-10-19 2009-05-01 Jingway Technology Co Ltd Miniaturized ice water cooling circulatory system
US8553416B1 (en) 2007-12-21 2013-10-08 Exaflop Llc Electronic device cooling system with storage
US8701746B2 (en) 2008-03-13 2014-04-22 Schneider Electric It Corporation Optically detected liquid depth information in a climate control unit
US9151521B2 (en) * 2008-04-22 2015-10-06 Hill Phoenix, Inc. Free cooling cascade arrangement for refrigeration system
US7913506B2 (en) * 2008-04-22 2011-03-29 Hill Phoenix, Inc. Free cooling cascade arrangement for refrigeration system
US20100242532A1 (en) 2009-03-24 2010-09-30 Johnson Controls Technology Company Free cooling refrigeration system
US11199356B2 (en) 2009-08-14 2021-12-14 Johnson Controls Technology Company Free cooling refrigeration system
KR102062074B1 (ko) * 2010-06-23 2020-01-03 이너테크 아이피 엘엘씨 공간 절약 고밀도 모듈식 데이터 센터 및 에너지 효율 냉각 시스템
US9752803B2 (en) 2011-02-16 2017-09-05 Johnson Controls Technology Company Heat pump system with a flow directing system
US9179574B2 (en) 2011-05-24 2015-11-03 International Business Machines Corporation Cooling unit for container-type data center
US10378800B2 (en) * 2011-09-23 2019-08-13 Lennox Industries Inc. Multi-staged water manifold system for a water source heat pump
CA2790732C (en) 2011-09-26 2020-03-10 Lennox Industries Inc. Multi-staged water manifold system for a water source heat pump
CN102403881A (zh) * 2011-11-15 2012-04-04 青岛天信电气有限公司 3300v矿用隔爆变频器水冷却装置
CN102435032B (zh) * 2011-12-01 2014-05-14 国家电网公司 一种密闭式循环水冷却装置和方法
CN103913042B (zh) * 2013-01-02 2016-08-31 Lg电子株式会社 冰箱、家电及其操作方法
DE102013015368A1 (de) 2013-09-11 2015-03-12 Hydac Cooling Gmbh Temperiervorrichtung
US9920997B2 (en) * 2014-03-25 2018-03-20 Samsung Electronics Co., Ltd. Cooling apparatus and system including the same
CN105425868A (zh) * 2015-11-23 2016-03-23 苏州莱测检测科技有限公司 一种连续性高低温试验装置
KR101739866B1 (ko) * 2016-01-22 2017-05-25 주식회사 포스코 방향성 전기강판의 자구미세화 방법과 그 장치
US10739045B2 (en) 2016-02-10 2020-08-11 Johnson Controls Technology Company Systems and methods for controlling a refrigeration system
WO2018039254A1 (en) 2016-08-22 2018-03-01 Johnson Controls Technology Company Systems and methods for controlling a refrigeration system
JP6625242B2 (ja) * 2016-12-21 2019-12-25 三菱電機株式会社 空気調和装置
CN111111576A (zh) * 2019-12-30 2020-05-08 广西师范大学 一种一体化的化工设备
CN111854209B (zh) * 2020-07-08 2021-08-03 珠海格力电器股份有限公司 一种双温控冷却系统及其控制方法、双温控冷却机
CN114698327A (zh) * 2020-12-31 2022-07-01 河北思达歌数据科技投资有限公司 一种多级制冷系统及制冷方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59168235A (ja) * 1983-03-14 1984-09-21 Toyota Motor Corp 電子式燃料噴射制御方法
JPH01260274A (ja) * 1988-04-08 1989-10-17 Nec Corp 冷却装置
JPH03191274A (ja) * 1989-12-19 1991-08-21 Hitachi Ltd 電子計算機の冷却装置
JPH05126418A (ja) * 1991-11-07 1993-05-21 Hitachi Metals Ltd 冷却装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4415847A (en) * 1981-08-07 1983-11-15 Energy Development Associates, Inc. Method and apparatus for supplying cooling liquid to a storage battery
US4567733A (en) * 1983-10-05 1986-02-04 Hiross, Inc. Economizing air conditioning system of increased efficiency of heat transfer selectively from liquid coolant or refrigerant to air
JPS6184480A (ja) * 1984-10-01 1986-04-30 Riken Corp メカニカル・シ−ルにおけるシ−ル・リングの製作方法
US4619114A (en) * 1985-10-15 1986-10-28 Ralph Wilson Auxiliary outside air refrigerating mechanism
JP2708879B2 (ja) * 1989-05-31 1998-02-04 三洋電機株式会社 冷温調装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59168235A (ja) * 1983-03-14 1984-09-21 Toyota Motor Corp 電子式燃料噴射制御方法
JPH01260274A (ja) * 1988-04-08 1989-10-17 Nec Corp 冷却装置
JPH03191274A (ja) * 1989-12-19 1991-08-21 Hitachi Ltd 電子計算機の冷却装置
JPH05126418A (ja) * 1991-11-07 1993-05-21 Hitachi Metals Ltd 冷却装置

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002195728A (ja) * 2000-12-28 2002-07-10 Daikin Ind Ltd チラー装置
US7559209B2 (en) 2003-03-07 2009-07-14 Rittal Gmbh & Co. Kg Liquid cooling system
JP2007315364A (ja) * 2006-05-29 2007-12-06 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd 炉頂圧回収タービン翼部へのダスト付着防止装置
JP2011226661A (ja) * 2010-04-15 2011-11-10 Tlv Co Ltd 熱交換器
JP2012237485A (ja) * 2011-05-11 2012-12-06 Orion Machinery Co Ltd 温度調整装置および温度調整方法
WO2012170802A3 (en) * 2011-06-08 2013-04-25 Coda Automotive, Inc. Cooling system with anomaly detection
WO2012170802A2 (en) * 2011-06-08 2012-12-13 Coda Automotive, Inc. Cooling system with anomaly detection
JP2013102010A (ja) * 2011-11-08 2013-05-23 Orion Mach Co Ltd 温度調整装置
JP2018116696A (ja) * 2011-12-12 2018-07-26 ギガフォトン株式会社 冷却水温度制御装置
US10371469B2 (en) 2011-12-12 2019-08-06 Gigaphoton Inc. Device for controlling temperature of cooling water
JP2014229811A (ja) * 2013-05-24 2014-12-08 株式会社東京精密 温度制御装置
CN106705540A (zh) * 2017-01-05 2017-05-24 安徽亿瑞深冷能源科技有限公司 一种基于相变蓄冷机制的高精度液冷掺流控温装置及方法
JP2017135411A (ja) * 2017-04-18 2017-08-03 株式会社東京精密 温度制御装置
CN107830909A (zh) * 2017-10-27 2018-03-23 中冶华天南京工程技术有限公司 用于雷达料位计的冷却吹扫装置及料位检测系统
CN107830909B (zh) * 2017-10-27 2019-08-09 中冶西北工程技术有限公司 用于雷达料位计的冷却吹扫装置及料位检测系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP2694515B2 (ja) 1997-12-24
US5970729A (en) 1999-10-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2694515B2 (ja) 冷却装置
JP4829147B2 (ja) 空気調和設備
US4380156A (en) Multiple source heat pump
JP5615381B2 (ja) 給湯空調複合装置
CN202008252U (zh) 一种利用地下水源热泵的机房空调
JP4877988B2 (ja) 冷熱媒冷却冷凍設備
CN102498352A (zh) 按需流量泵送
JP2005512011A (ja) 給湯と空気調節のための省エネ式ヒートポンプシステム
CN102278795B (zh) 采用双套冷却盘管的中央空调供风系统
US11808483B2 (en) Systems and methods for controlling free cooling and integrated free cooling
CN106016541A (zh) 自然冷机房空调及其过冷度控制方法
CN106152840B (zh) 热管系统、制冷系统及其控制方法
CN108895707A (zh) 回收蒸汽压缩式热泵机组冷凝热热水循环系统及使用方法
JP2003279079A (ja) 氷蓄熱システムおよび氷蓄熱システムによる暖房方法
JP4994754B2 (ja) 熱源システム
CN107166582A (zh) 空调冷却水系统、空调系统及空调冷却水系统控制方法
CN206514574U (zh) 一种数据中心制冷系统
KR100542919B1 (ko) 히트펌프를 이용한 냉난방시스템
JP2588438B2 (ja) 既設建物の空調設備改修方法
CN100445668C (zh) 节能型冷冻机组
JP2006220332A (ja) 複合型空気調和装置
CN109028410A (zh) 一种热管空调装置
KR102450047B1 (ko) 에너지 절감형 항온항습 공조시스템
CN209325982U (zh) 一种热管空调装置
JP2009109086A (ja) 空気調和システム

Legal Events

Date Code Title Description
S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080912

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090912

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100912

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100912

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110912

Year of fee payment: 14

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees