JPH0823295A - 作業情報送受信システム - Google Patents
作業情報送受信システムInfo
- Publication number
- JPH0823295A JPH0823295A JP15861494A JP15861494A JPH0823295A JP H0823295 A JPH0823295 A JP H0823295A JP 15861494 A JP15861494 A JP 15861494A JP 15861494 A JP15861494 A JP 15861494A JP H0823295 A JPH0823295 A JP H0823295A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- work
- information
- worker
- identification information
- instruction information
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 title claims abstract description 24
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000002834 transmittance Methods 0.000 description 2
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/30—Computing systems specially adapted for manufacturing
Landscapes
- Radio Transmission System (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 作業を中断せずに作業指示情報と作業実績情
報の送受を可能にする。 【構成】 コンピュータ1は作業員に指示するための作
業指示情報を出力し、送受信機2はこれを送信する。ヘ
ルメット3内の制御部6はアンテナ4が受信した作業指
示情報をディスプレイ装置7に表示させる。作業員は物
品に付けられているラベルを見ながら送信スイッチ5を
押して送信モードを起動させる。制御部6は送信モード
になるとレーザスキャナ8からレーザ光を照射させる。
これで、バーコードが示す識別情報が得られる。制御部
6はこの識別情報をアンテナ4から送信させる。送受信
機2はこの識別情報を受信し、これを作業実績情報とし
てコンピュータ1に出力する。
報の送受を可能にする。 【構成】 コンピュータ1は作業員に指示するための作
業指示情報を出力し、送受信機2はこれを送信する。ヘ
ルメット3内の制御部6はアンテナ4が受信した作業指
示情報をディスプレイ装置7に表示させる。作業員は物
品に付けられているラベルを見ながら送信スイッチ5を
押して送信モードを起動させる。制御部6は送信モード
になるとレーザスキャナ8からレーザ光を照射させる。
これで、バーコードが示す識別情報が得られる。制御部
6はこの識別情報をアンテナ4から送信させる。送受信
機2はこの識別情報を受信し、これを作業実績情報とし
てコンピュータ1に出力する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工場や倉庫あるいは配
送センタにおける物品の入出庫等の作業において、実施
すべき作業を示す作業指示情報と実施した作業を示す作
業実績情報の送受を作業を中断せずに行うことができる
作業情報送受信システムに関するものである。
送センタにおける物品の入出庫等の作業において、実施
すべき作業を示す作業指示情報と実施した作業を示す作
業実績情報の送受を作業を中断せずに行うことができる
作業情報送受信システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、工場や倉庫あるいは配送センタに
おける物品の入出庫作業においては、実施すべき作業を
示す作業指示情報(例えば、出庫すべき物品とその個数
など)を端末画面で確認して入出庫作業を行い、作業実
施後に、実施した作業を作業実績情報として端末から入
力していた。
おける物品の入出庫作業においては、実施すべき作業を
示す作業指示情報(例えば、出庫すべき物品とその個数
など)を端末画面で確認して入出庫作業を行い、作業実
施後に、実施した作業を作業実績情報として端末から入
力していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような入出庫作業
では、フォークリフトを操作して物品を運んだり、物品
を直接手で運んだりするので、作業指示情報の確認や作
業実績情報の入力のために端末を操作するには作業をい
ったん中断しなければならず、作業効率が著しく悪化す
るという問題点があった。本発明は、上記課題を解決す
るためになされたもので、作業を中断することなく作業
指示情報と作業実績情報の送受を可能にすることを目的
とする。
では、フォークリフトを操作して物品を運んだり、物品
を直接手で運んだりするので、作業指示情報の確認や作
業実績情報の入力のために端末を操作するには作業をい
ったん中断しなければならず、作業効率が著しく悪化す
るという問題点があった。本発明は、上記課題を解決す
るためになされたもので、作業を中断することなく作業
指示情報と作業実績情報の送受を可能にすることを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、実施すべき作
業を示す作業指示情報を作業員に伝え、実施した作業を
示す作業実績情報を作業員から受け取る作業情報送受信
システムであって、作業指示情報及び作業実績情報に基
づいて物品管理を行うホスト・コンピュータと、このホ
スト・コンピュータから出力された作業指示情報を送信
し、作業実績情報を受信してホスト・コンピュータへ出
力する送受信機と、作業員が着用するための帽体状の外
装を有し、送受信機からの作業指示情報を受信してこれ
を作業員に対して表示すると共に、作業実施に際して作
業対象物に近づいたときに、この作業対象物に付けられ
ているラベルからその物品に固有の識別情報を読み取
り、これを作業実績情報として送受信器へ送信する作業
用ヘルメットとを備えるものである。
業を示す作業指示情報を作業員に伝え、実施した作業を
示す作業実績情報を作業員から受け取る作業情報送受信
システムであって、作業指示情報及び作業実績情報に基
づいて物品管理を行うホスト・コンピュータと、このホ
スト・コンピュータから出力された作業指示情報を送信
し、作業実績情報を受信してホスト・コンピュータへ出
力する送受信機と、作業員が着用するための帽体状の外
装を有し、送受信機からの作業指示情報を受信してこれ
を作業員に対して表示すると共に、作業実施に際して作
業対象物に近づいたときに、この作業対象物に付けられ
ているラベルからその物品に固有の識別情報を読み取
り、これを作業実績情報として送受信器へ送信する作業
用ヘルメットとを備えるものである。
【0005】また、作業用ヘルメットは、情報を送受信
するためのアンテナと、作業指示情報に基づいた投射光
を発するプロジェクタ、及び作業員の顔前に位置するよ
うに支持体を介して外装に取付けられた投射光を反射さ
せる半透明のスクリーンからなるディスプレイ装置と、
作業対象物に近づいたときに、レーザ光を照射してこの
作業対象物に付けられているラベルからその物品に固有
の識別情報を読み取るレーザスキャナと、アンテナで得
られた作業指示情報をディスプレイ装置へ出力して表示
させると共に、レーザスキャナで得られた識別情報をア
ンテナへ出力して送信させる制御部とを有するものであ
る。また、作業用ヘルメットは、作業員の音声を音声信
号に変換するマイクと、このマイクから出力された音声
信号に基づいて音声認識を行い、所定の音声指示を検出
したときにレーザスキャナによる識別情報の読み取りを
開始させる音声認識部とを有するものである。
するためのアンテナと、作業指示情報に基づいた投射光
を発するプロジェクタ、及び作業員の顔前に位置するよ
うに支持体を介して外装に取付けられた投射光を反射さ
せる半透明のスクリーンからなるディスプレイ装置と、
作業対象物に近づいたときに、レーザ光を照射してこの
作業対象物に付けられているラベルからその物品に固有
の識別情報を読み取るレーザスキャナと、アンテナで得
られた作業指示情報をディスプレイ装置へ出力して表示
させると共に、レーザスキャナで得られた識別情報をア
ンテナへ出力して送信させる制御部とを有するものであ
る。また、作業用ヘルメットは、作業員の音声を音声信
号に変換するマイクと、このマイクから出力された音声
信号に基づいて音声認識を行い、所定の音声指示を検出
したときにレーザスキャナによる識別情報の読み取りを
開始させる音声認識部とを有するものである。
【0006】
【作用】本発明によれば、送受信機がホスト・コンピュ
ータから出力された作業指示情報を送信し、作業用ヘル
メットがこれを受信して作業員に対して表示する。そし
て、作業用ヘルメットが作業対象物に付けられているラ
ベルから識別情報を読み取って送信し、送受信機がこれ
を受信して作業実績情報としてホスト・コンピュータへ
出力する。また、送受信機からの作業指示情報をアンテ
ナが受信すると、制御部はこれをディスプレイ装置に出
力し、装置のプロジェクタが作業指示情報に基づいた投
射光を発してこの投射光をスクリーンが反射させる。そ
して、レーザスキャナが作業対象物に付けられているラ
ベルから識別情報を読み取ると、制御部がこれをアンテ
ナに出力して作業実績情報として送信させる。また、音
声認識部は、マイクから出力された音声信号に基づいて
音声認識を行い、所定の音声指示を検出すると、レーザ
スキャナによる識別情報の読み取りを開始させる。
ータから出力された作業指示情報を送信し、作業用ヘル
メットがこれを受信して作業員に対して表示する。そし
て、作業用ヘルメットが作業対象物に付けられているラ
ベルから識別情報を読み取って送信し、送受信機がこれ
を受信して作業実績情報としてホスト・コンピュータへ
出力する。また、送受信機からの作業指示情報をアンテ
ナが受信すると、制御部はこれをディスプレイ装置に出
力し、装置のプロジェクタが作業指示情報に基づいた投
射光を発してこの投射光をスクリーンが反射させる。そ
して、レーザスキャナが作業対象物に付けられているラ
ベルから識別情報を読み取ると、制御部がこれをアンテ
ナに出力して作業実績情報として送信させる。また、音
声認識部は、マイクから出力された音声信号に基づいて
音声認識を行い、所定の音声指示を検出すると、レーザ
スキャナによる識別情報の読み取りを開始させる。
【0007】
【実施例】図1は本発明の1実施例を示す作業情報送受
信システムのブロック図、図2(a)はこの作業情報送
受信システムで用いる作業用ヘルメットの外観図、図2
(b)はこの作業用ヘルメットの断面図である。図1に
おいて、1は例えば工場や倉庫あるいは配送センタにお
いて物品管理を行うホスト・コンピュータ、2はこのホ
スト・コンピュータ1から出力された作業指示情報を送
信し、作業実績情報を受信してホスト・コンピュータ1
へ出力する送受信機である。
信システムのブロック図、図2(a)はこの作業情報送
受信システムで用いる作業用ヘルメットの外観図、図2
(b)はこの作業用ヘルメットの断面図である。図1に
おいて、1は例えば工場や倉庫あるいは配送センタにお
いて物品管理を行うホスト・コンピュータ、2はこのホ
スト・コンピュータ1から出力された作業指示情報を送
信し、作業実績情報を受信してホスト・コンピュータ1
へ出力する送受信機である。
【0008】また、3は作業員が着用するための帽体状
の形状をした作業用ヘルメット、4は情報を送受信する
ためのアンテナ、5は作業用ヘルメット3から作業実績
情報を送信する送信モードを起動させるための送信スイ
ッチ、6はアンテナ4で得られた作業指示情報をディス
プレイ装置7に表示させると共に、後述するレーザスキ
ャナで得られた識別情報をアンテナ4へ出力して送信さ
せる制御部、8は図示しない作業対象物に付けられてい
るバーコードラベルからその物品に固有の識別情報を読
み取るレーザスキャナである。
の形状をした作業用ヘルメット、4は情報を送受信する
ためのアンテナ、5は作業用ヘルメット3から作業実績
情報を送信する送信モードを起動させるための送信スイ
ッチ、6はアンテナ4で得られた作業指示情報をディス
プレイ装置7に表示させると共に、後述するレーザスキ
ャナで得られた識別情報をアンテナ4へ出力して送信さ
せる制御部、8は図示しない作業対象物に付けられてい
るバーコードラベルからその物品に固有の識別情報を読
み取るレーザスキャナである。
【0009】図2において、7aは作業指示情報に基づ
いた投射光を発するプロジェクタである。また、7bは
このプロジェクタ7aの投射光を反射させる半透明のス
クリーンであり、作業員の顔前に位置するように支持体
9を介して作業用ヘルメット3の外装10に取付けられ
ている。そして、ディスプレイ装置7は、このプロジェ
クタ7a、スクリーン7bから構成される。
いた投射光を発するプロジェクタである。また、7bは
このプロジェクタ7aの投射光を反射させる半透明のス
クリーンであり、作業員の顔前に位置するように支持体
9を介して作業用ヘルメット3の外装10に取付けられ
ている。そして、ディスプレイ装置7は、このプロジェ
クタ7a、スクリーン7bから構成される。
【0010】次に、このような作業情報送受信システム
の動作を説明する。最初に、ホスト・コンピュータ1
は、作業員に作業内容を指示するための作業指示情報を
出力し、送受信機2はこの作業指示情報を電磁波を媒体
として無線送信する。ヘルメット3内に設けられた制御
部6は、アンテナ4が受信した送受信機2からの作業指
示情報をプロジェクタ7aに出力する。そして、プロジ
ェクタ7aは作業指示情報に基づいた投射光を発してこ
れをスクリーン7bに投射する。
の動作を説明する。最初に、ホスト・コンピュータ1
は、作業員に作業内容を指示するための作業指示情報を
出力し、送受信機2はこの作業指示情報を電磁波を媒体
として無線送信する。ヘルメット3内に設けられた制御
部6は、アンテナ4が受信した送受信機2からの作業指
示情報をプロジェクタ7aに出力する。そして、プロジ
ェクタ7aは作業指示情報に基づいた投射光を発してこ
れをスクリーン7bに投射する。
【0011】例えば透過率50%の半透明の樹脂板から
なるスクリーン7bは、支持体9を介してヘルメット3
の外装10に取付けられている。また、支持体9は外装
10に対する上下動が可能で、これにより作業員は顔前
の所望の位置にスクリーン7bを固定できるようになっ
ている。
なるスクリーン7bは、支持体9を介してヘルメット3
の外装10に取付けられている。また、支持体9は外装
10に対する上下動が可能で、これにより作業員は顔前
の所望の位置にスクリーン7bを固定できるようになっ
ている。
【0012】そして、上記のような透過率特性により、
スクリーン7bはプロジェクタ7aの投射光の一部を反
射する。つまり、プロジェクタ7a、スクリーン7bは
いわゆるヘッドアップディスプレイ装置を構成してお
り、このヘルメット3を被っている作業員は、半透明の
スクリーン7bを通して前方を見ることもできるし、ス
クリーン7bに映った映像、すなわち作業指示情報を見
ることもできる。こうして、作業指示情報が作業員に伝
えられる。
スクリーン7bはプロジェクタ7aの投射光の一部を反
射する。つまり、プロジェクタ7a、スクリーン7bは
いわゆるヘッドアップディスプレイ装置を構成してお
り、このヘルメット3を被っている作業員は、半透明の
スクリーン7bを通して前方を見ることもできるし、ス
クリーン7bに映った映像、すなわち作業指示情報を見
ることもできる。こうして、作業指示情報が作業員に伝
えられる。
【0013】次に、作業員はスクリーン7bに映った作
業指示情報を見て入出庫作業などを行う。例えば出庫作
業の場合、作業指示情報によって出庫すべき物品とその
個数などが指定され、作業員は指定された物品を探して
これを出庫する。このとき、作業員は、出庫する物品に
付けられているバーコードラベルを見ながら、送信スイ
ッチ5を押して送信モードを起動させる。
業指示情報を見て入出庫作業などを行う。例えば出庫作
業の場合、作業指示情報によって出庫すべき物品とその
個数などが指定され、作業員は指定された物品を探して
これを出庫する。このとき、作業員は、出庫する物品に
付けられているバーコードラベルを見ながら、送信スイ
ッチ5を押して送信モードを起動させる。
【0014】送信モードが起動すると、制御部6はプロ
ジェクタ7aを制御し、スクリーン7bに図3のような
照準を表示させる。作業員はこの照準を通してバーコー
ドラベルを見ることによってレーザ光の照準を合わせ、
再び送信スイッチ5を押す。これにより、制御部6はレ
ーザスキャナ8を制御してレーザ光を照射させる。そし
て、このレーザ光が物品のバーコードラベルを走査し、
ラベルに印刷されたバーコードからの反射光をレーザス
キャナ8が受けることで、バーコードが示す各物品に固
有の識別情報が得られる。
ジェクタ7aを制御し、スクリーン7bに図3のような
照準を表示させる。作業員はこの照準を通してバーコー
ドラベルを見ることによってレーザ光の照準を合わせ、
再び送信スイッチ5を押す。これにより、制御部6はレ
ーザスキャナ8を制御してレーザ光を照射させる。そし
て、このレーザ光が物品のバーコードラベルを走査し、
ラベルに印刷されたバーコードからの反射光をレーザス
キャナ8が受けることで、バーコードが示す各物品に固
有の識別情報が得られる。
【0015】このようにレーザスキャナ8で識別情報が
得られると、制御部6はこれをアンテナ4に出力する。
こうして、識別情報がヘルメット3から無線送信され
る。次に、送受信機2は、ヘルメット3からの電磁波を
受信して識別情報を取り出し、これをホスト・コンピュ
ータ1に出力する。
得られると、制御部6はこれをアンテナ4に出力する。
こうして、識別情報がヘルメット3から無線送信され
る。次に、送受信機2は、ヘルメット3からの電磁波を
受信して識別情報を取り出し、これをホスト・コンピュ
ータ1に出力する。
【0016】ホスト・コンピュータ1は、この識別情報
を作業実績情報として受け取る。つまり、識別情報が示
す物品が出庫完了であると認識し、この作業実績情報の
受信により作業指示情報で指示している作業が全て終了
したと判定すると、次の作業指示情報を送受信機2に出
力する。以上のようにして、出庫作業における作業指示
情報と作業実績情報の送受を行うことができる。
を作業実績情報として受け取る。つまり、識別情報が示
す物品が出庫完了であると認識し、この作業実績情報の
受信により作業指示情報で指示している作業が全て終了
したと判定すると、次の作業指示情報を送受信機2に出
力する。以上のようにして、出庫作業における作業指示
情報と作業実績情報の送受を行うことができる。
【0017】また、入庫作業においても上記とほぼ同様
で、入庫すべき物品とその個数などを指示する作業指示
情報がホスト・コンピュータ1から出力され、作業員は
この作業指示情報に従って入庫作業を行い、入庫した物
品の識別情報を作業用ヘルメット3から送信する。な
お、本実施例ではスクリーン7bに照準を表示させるこ
とでレーザ光の照準をバーコードに合わせているが、こ
の場合スクリーン7bの移動が困難になることがあるの
で、バーコード読取り用のレーザ光の照射の前に例えば
赤色のレーザ光を照射して、このレーザ光がバーコード
に当たるように作業員が頭を動かすことで照準を合わせ
てもよい。
で、入庫すべき物品とその個数などを指示する作業指示
情報がホスト・コンピュータ1から出力され、作業員は
この作業指示情報に従って入庫作業を行い、入庫した物
品の識別情報を作業用ヘルメット3から送信する。な
お、本実施例ではスクリーン7bに照準を表示させるこ
とでレーザ光の照準をバーコードに合わせているが、こ
の場合スクリーン7bの移動が困難になることがあるの
で、バーコード読取り用のレーザ光の照射の前に例えば
赤色のレーザ光を照射して、このレーザ光がバーコード
に当たるように作業員が頭を動かすことで照準を合わせ
てもよい。
【0018】図4は本発明の他の実施例を示す作業用ヘ
ルメットのブロック図であり、図1と同一の部分には同
一の符号を付してある。3aは作業用ヘルメット、11
は作業員の音声を音声信号に変換するマイク、12はこ
のマイク11から出力された音声信号に基づいて音声認
識を行う音声認識部である。
ルメットのブロック図であり、図1と同一の部分には同
一の符号を付してある。3aは作業用ヘルメット、11
は作業員の音声を音声信号に変換するマイク、12はこ
のマイク11から出力された音声信号に基づいて音声認
識を行う音声認識部である。
【0019】本実施例の動作も図1の例とほぼ同様であ
るが、送信モードを起動させる際に図1の例では送信ス
イッチ5を押していたのを本実施例では音声によって指
示を行う。すなわち、作業員が例えば「読み取り」と話
すと、マイク11がこの作業員の音声を音声信号に変換
し、音声認識部12はこの音声信号に基づいて音声認識
を行う。そして、この音声認識の結果、「読み取り」と
いう音声指示を検出したら、この結果を制御部6に通知
し、制御部6が図1の例と同様に照準合わせを行う。
るが、送信モードを起動させる際に図1の例では送信ス
イッチ5を押していたのを本実施例では音声によって指
示を行う。すなわち、作業員が例えば「読み取り」と話
すと、マイク11がこの作業員の音声を音声信号に変換
し、音声認識部12はこの音声信号に基づいて音声認識
を行う。そして、この音声認識の結果、「読み取り」と
いう音声指示を検出したら、この結果を制御部6に通知
し、制御部6が図1の例と同様に照準合わせを行う。
【0020】次いで、作業員が例えば「送信」と話す
と、上記と同様に音声認識部12がこれを認識して制御
部6に通知を行い、制御部6が図1の例と同様にバーコ
ードの読み取りと識別情報の送信を行う。このように、
音声で作業用ヘルメット3aに指示を与えることによ
り、作業指示情報と作業実績情報の送受をフリーハンド
で行うことができる。
と、上記と同様に音声認識部12がこれを認識して制御
部6に通知を行い、制御部6が図1の例と同様にバーコ
ードの読み取りと識別情報の送信を行う。このように、
音声で作業用ヘルメット3aに指示を与えることによ
り、作業指示情報と作業実績情報の送受をフリーハンド
で行うことができる。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、ホスト・コンピュータ
から出力された作業指示情報が作業用ヘルメットで受信
されて表示され、物品の識別情報が作業実績情報として
作業用ヘルメットから送信されるため、作業指示情報と
作業実績情報の送受のために作業を中断する必要がな
く、また情報の送受のために両手を使うこともほとんど
ないので、作業効率を大幅に向上させることができる。
また、作業用ヘルメットをアンテナ、ディスプレイ装
置、レーザスキャナ、及び制御部から構成することによ
り、作業を中断することなく作業指示情報と作業実績情
報の送受を可能にする作業用ヘルメットを簡単な構成で
実現することができる。また、作業用ヘルメットにマイ
ク及び音声認識部を設けることにより、作業指示情報と
作業実績情報の送受を手を使わずに行うことができる。
から出力された作業指示情報が作業用ヘルメットで受信
されて表示され、物品の識別情報が作業実績情報として
作業用ヘルメットから送信されるため、作業指示情報と
作業実績情報の送受のために作業を中断する必要がな
く、また情報の送受のために両手を使うこともほとんど
ないので、作業効率を大幅に向上させることができる。
また、作業用ヘルメットをアンテナ、ディスプレイ装
置、レーザスキャナ、及び制御部から構成することによ
り、作業を中断することなく作業指示情報と作業実績情
報の送受を可能にする作業用ヘルメットを簡単な構成で
実現することができる。また、作業用ヘルメットにマイ
ク及び音声認識部を設けることにより、作業指示情報と
作業実績情報の送受を手を使わずに行うことができる。
【図1】 本発明の1実施例を示す作業情報送受信シス
テムのブロック図である。
テムのブロック図である。
【図2】 図1の作業情報送受信システムで用いる作業
用ヘルメットの外観図及び断面図である。
用ヘルメットの外観図及び断面図である。
【図3】 スクリーンに表示された照準を示す図であ
る。
る。
【図4】 本発明の他の実施例を示す作業用ヘルメット
のブロック図である。
のブロック図である。
1…ホスト・コンピュータ、2…送受信機、3、3a…
作業用ヘルメット、4…アンテナ、5…送信スイッチ、
6…制御部、7…ディスプレイ装置、7a…プロジェク
タ、7b…スクリーン、8…レーザスキャナ、9…支持
体、10…外装、11…マイク、12…音声認識部。
作業用ヘルメット、4…アンテナ、5…送信スイッチ、
6…制御部、7…ディスプレイ装置、7a…プロジェク
タ、7b…スクリーン、8…レーザスキャナ、9…支持
体、10…外装、11…マイク、12…音声認識部。
Claims (3)
- 【請求項1】 実施すべき作業を示す作業指示情報を作
業員に伝え、実施した作業を示す作業実績情報を作業員
から受け取る作業情報送受信システムであって、 作業指示情報及び作業実績情報に基づいて物品管理を行
うホスト・コンピュータと、 このホスト・コンピュータから出力された作業指示情報
を送信し、作業実績情報を受信してホスト・コンピュー
タへ出力する送受信機と、 作業員が着用するための帽体状の外装を有し、前記送受
信機からの作業指示情報を受信してこれを作業員に対し
て表示すると共に、作業実施に際して作業対象物に近づ
いたときに、この作業対象物に付けられているラベルか
らその物品に固有の識別情報を読み取り、これを作業実
績情報として前記送受信器へ送信する作業用ヘルメット
とを備えることを特徴とする作業情報送受信システム。 - 【請求項2】 請求項1記載の作業情報送受信システム
において、 前記作業用ヘルメットは、情報を送受信するためのアン
テナと、 作業指示情報に基づいた投射光を発するプロジェクタ、
及び作業員の顔前に位置するように支持体を介して外装
に取付けられた前記投射光を反射させる半透明のスクリ
ーンからなるディスプレイ装置と、 作業対象物に近づいたときに、レーザ光を照射してこの
作業対象物に付けられているラベルからその物品に固有
の識別情報を読み取るレーザスキャナと、 前記アンテナで得られた作業指示情報を前記ディスプレ
イ装置へ出力して表示させると共に、前記レーザスキャ
ナで得られた識別情報を前記アンテナへ出力して送信さ
せる制御部とを有することを特徴とする作業情報送受信
システム。 - 【請求項3】 請求項2記載の作業情報送受信システム
において、 前記作業用ヘルメットは、作業員の音声を音声信号に変
換するマイクと、 このマイクから出力された音声信号に基づいて音声認識
を行い、所定の音声指示を検出したときにレーザスキャ
ナによる識別情報の読み取りを開始させる音声認識部と
を有することを特徴とする作業情報送受信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15861494A JPH0823295A (ja) | 1994-07-11 | 1994-07-11 | 作業情報送受信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15861494A JPH0823295A (ja) | 1994-07-11 | 1994-07-11 | 作業情報送受信システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0823295A true JPH0823295A (ja) | 1996-01-23 |
Family
ID=15675563
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15861494A Pending JPH0823295A (ja) | 1994-07-11 | 1994-07-11 | 作業情報送受信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0823295A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6201441B1 (en) | 1998-05-14 | 2001-03-13 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Semiconductor circuit |
KR20040035892A (ko) * | 2002-10-12 | 2004-04-30 | 한국전자통신연구원 | 레이저 스캐너를 갖는 이동 차량의 공간 모델링 장치 및이동 차량의 레이저 스캐너 제어 방법 |
-
1994
- 1994-07-11 JP JP15861494A patent/JPH0823295A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6201441B1 (en) | 1998-05-14 | 2001-03-13 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Semiconductor circuit |
KR20040035892A (ko) * | 2002-10-12 | 2004-04-30 | 한국전자통신연구원 | 레이저 스캐너를 갖는 이동 차량의 공간 모델링 장치 및이동 차량의 레이저 스캐너 제어 방법 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5107100A (en) | Portable scanner with on-board keyboard, display, transceiver and printer | |
EP3005222B1 (en) | Head-mounted code scanner | |
US5878395A (en) | Code reading terminal with integrated vehicular head-up display capability | |
US5321246A (en) | Bar code scanner with RF coupling to base terminal and automatic turn-off upon decode | |
US6899271B2 (en) | Arrangement for and method of collecting and displaying information in real time along a line of sight | |
EP0531645B1 (en) | Portable transaction terminal | |
US5262628A (en) | Narrow-bodied, single- and twin-windowed portable laser scanning head for reading bar code symbols | |
US7121467B2 (en) | Indicators of optimum positioning of a data collection device for reading data carriers, such as RFID tags and machine-readable symbols | |
US7583178B2 (en) | System and method for RFID reader operation | |
US20090238238A1 (en) | Interfacing devices and systems | |
US6607125B1 (en) | Handheld merchandise scanner device | |
JP2015228009A (ja) | 頭部装着型表示装置、頭部装着型表示装置の制御方法、情報送受信システム、および、コンピュータープログラム | |
US20080061985A1 (en) | Visual display of RFID tag content via laser projection display | |
JPH0823295A (ja) | 作業情報送受信システム | |
JP2001052105A (ja) | 複合コード読取装置 | |
JP3020943B1 (ja) | 携帯型コ―ド読取装置 | |
JP2007110350A (ja) | リモートコントロールシステムとリモートコントロール装置およびリモートコントロール方法 | |
US10438480B2 (en) | System for automatically linking a radio remote control with an industrial truck and an associated method | |
JP2005242396A (ja) | 情報読取書込装置 | |
JP2007102712A (ja) | 非接触情報記録媒体、リーダライタ及び物品管理システム | |
JPH0826423A (ja) | ピッキング表示端末装置及びピッキング作業指示方法 | |
EP0378766B1 (en) | Scan board module for laser scanners | |
JPH08202805A (ja) | 光学的情報読取装置 | |
JP2009169595A (ja) | 非接触電子タグ読取装置 | |
JPH0733094A (ja) | 航空機駐機誘導システム用遠隔制御装置 |