JPH08231721A - ポリアミドイミドエステル樹脂組成物およびその製造方法 - Google Patents
ポリアミドイミドエステル樹脂組成物およびその製造方法Info
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- JPH08231721A JPH08231721A JP3856595A JP3856595A JPH08231721A JP H08231721 A JPH08231721 A JP H08231721A JP 3856595 A JP3856595 A JP 3856595A JP 3856595 A JP3856595 A JP 3856595A JP H08231721 A JPH08231721 A JP H08231721A
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Abstract
に、着色が少なく、汎用の低沸点溶剤に溶解するポリア
ミドイミドエステル樹脂を提供する。 【構成】 対数粘度が0.1dl/g以上、ガラス転移
温度が120℃以上で、乾燥膜厚30μでの波長500
nmにおける光線透過率が75%以上であるアルコール
系溶剤に溶解するポリアミドイミドエステル樹脂および
その製造方法。 【効果】 本発明のポリアミドイミド樹脂は耐熱性、透
明性、溶解性に優れるためフィルム、繊維、成型材料、
コーテイング剤、接着剤、塗料、インキのみならず液晶
表示用の光等方性基板、位相差板、偏光フィルムのカバ
ーフィルム、カラーフィルター用インキのバインダーや
プラスチックレンズ、光デイスク用基板等に応用でき
る。
Description
エステル樹脂に関する。更に詳しくは透明性、耐熱性、
成型性、接着性に優れ、低沸点アルコール系溶剤に溶解
するためにフィルム、繊維、成型材料、コーテイング
剤、塗料、接着剤、インキのみならず、液晶表示用の光
等方性基板、位相差板、偏光フィルムのカバーフィル
ム、カラーフィルター用インキのバインダーやプラスチ
ックレンズ、光デイスク用基板等に有用なポリアミドイ
ミドエステル樹脂に関する。
機械的特性、電気絶縁性、耐薬品性などに優れるため成
型材料や絶縁塗料などに応用されているが、Nメチル2
ピロリドンやジメチルホルムアミド、ジメチルアセトア
ミドのような吸湿性が強くて沸点の高い溶剤にしか溶解
しないためポリマー溶液の保存安定性が悪くて乾燥しに
くいと言った問題や、着色しているために光学用途に応
用できないといった問題があった。
アミドイミド樹脂の耐熱性を損なわずに、着色がきわめ
て少なく、汎用の低沸点溶剤に可溶なポリアミドイミド
エステル樹脂およびその製造方法を提供することであ
る。
色と溶解性の改良について鋭意研究した結果、本発明に
到達した。即ち本発明は、対数粘度が0.1dl/g以
上、ガラス転移温度が120℃以上、乾燥膜厚30μで
の波長500nmにおける光線透過率が75%以上であ
るアルコール系溶剤に溶解することを特徴とするポリア
ミドイミドエステル樹脂組成物に関するものであり、そ
の好ましい態様として主たる酸成分としてトリメリット
酸無水物とシクロヘキサンジカルボン酸を含有すること
を特徴とするポリアミドイミドエステルであり、又、ア
ミン残基としてジシクロヘキシルメタン及び/またはイ
ソホロン基を含有することを特徴とするポリアミドイミ
ドエステルであって、更に、ポリアミドイミドとポリエ
ステルがブロック共重合体であることを特徴とするポリ
アミドイミドエステルであり、なかんずく、ポリアミド
イミド成分が30〜95重量%であることを特徴とする
前記ポリアミドイミドエステル樹脂に関するものであ
る。更に、本発明はポリアミドイミド樹脂を合成した溶
液中に、予め重合したポリエステル樹脂を加えて重合す
ることを特徴とするポリアミドイミドエステルの製造方
法に関するものである。
溶液重合法、溶融重合法またはこれらを組合せた方法で
重合することができるが、本発明の好ましい態様である
ブロック共重合体を得る場合には、ポリアミドイミド樹
脂成分を溶液重合した溶液に、予め溶融重合したポリエ
ステル樹脂を加えて重合する方法が好ましい。
イソシアネート(アミン)とから、イソシアネート法あ
るいは酸クロリド法などの通常の方法で、アミド系溶剤
などの極性溶剤中で行なわれる。
合成に用いられる酸成分として、以下に示す多価カルボ
ン酸、酸クロリド、酸無水物等が挙げられるが、必ずし
もこれらに限定されるものではない。酸無水物として
は、トリメリット酸無水物、エチレングリコールビスア
ンヒドロトリメリテート、プロピレングリコールビスア
ンヒドロトリメリテート、1、4ブタンジオールビスア
ンヒドロトリメリテート、ヘキサメチレングリコールビ
スアンヒドロトリメリテート、ポリエチレングリコール
ビスアンヒドロトリメリテート、ポリプロピレングリコ
ールビスアンヒドロトリメリテート、等のアルキレング
リコールビスアンヒドロトリメリテート、ピロメリット
酸無水物、ベンゾフェノンテトラカルボン酸無水物、
3、3’、4、4’ジフェニルスルホンテトラカルボン
酸無水物、3、3’、4、4’ビフェニルテトラカルボ
ン酸無水物、4、4’オキシジフタル酸無水物などが挙
げられる。
酸、イソフタル酸、4、4’ビフェニルジカルボン酸、
4、4’ビフェニルエーテルジカルボン酸、4、4’ビ
フェニルスルホンジカルボン酸、4、4’ベンゾフェノ
ンジカルボン酸、ピロメリット酸、トリメリット酸、
3、3’、4、4’ベンゾフェノンテトラカルボン酸、
3、3’、4、4’ビフェニルスルホンテトラカルボン
酸、3、3’、4、4’ビフェニルテトラカルボン酸、
アジピン酸、セバチン酸、マレイン酸、フマル酸、ダイ
マー酸、スチルベンジカルボン酸、1、4シクロヘキサ
ンジカルボン酸、1、2シクロヘキサンジカルボン酸等
が、酸クロリドとしては前記多価カルボン酸の酸クロリ
ドが挙げられる。
ロヘキシルメタン4、4’ジイソシアネート、1、3ビ
ス(イソシアナトメチル)シクロヘキサン、2、4トリ
レンジイソシアネート、2、6トリレンジイソシアネー
ト、ジフェニルメタン4、4’ジイソシアネート、3、
3’ジメチルジフェニルメタンジイソシアネート、3、
3’ジエチルジフェニルメタン4、4’ジイソシアネー
ト、3、3’ジクロロジフェニルメタン4、4’ジイソ
シアネート、4、4’ジイソシアネート3、3’ジメチ
ルビフェニル、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソ
ホロンジイソシアネート、p−フェニレンジイソシアネ
ート、m−フェニレンジイソシアネート等が挙げられ
る。
ノジシクロヘキシルメタン、1、3シクロヘキサンビス
(メチルアミン)、オルトクロロパラフェニレンジアミ
ン、p−フェニレンジアミン、m−フェニレンジアミ
ン、4、4’ジアミノジフェニルエーテル、3、4ジア
ミノジフェニルエーテル、4、4’ジアミノジフェニル
メタン、3、4ジアミノジフェニルメタン、4、4’ジ
アミノジフェニルスルホン、3、4’ジアミノジフェニ
ルスルホン、4、4’ジアミノベンゾフェノン、3、
4’ジアミノベンゾフェノン、2、2’ビス(アミノフ
ェニル)プロパン、2、4トリレンジアミン、2、6ト
リレンジアミン、p−キシレリンジアミン、m−キシリ
レンジアミン、イソホロンジアミン、ヘキサメチレンジ
アミン等が挙げられる。
ン)成分は、各々一種または二種以上の混合物として用
いることが出来るが、酸成分としてはトリメリット酸無
水物とシクロヘキサンジカルボン酸の混合物が好まし
く、シクロヘキサンジカルボン酸の含有量が20モル%
以上が特に好ましい。シクロヘキサンジカルボン酸のモ
ル%が20未満では溶解性が低下し、アルコールにジメ
チルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、Nメチル2
ピロリドンなどのアミド系溶剤やγブチロラクトンのよ
うな高沸点溶剤を併用しないと溶解しにくくなる場合が
あるからである。
ては、ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート(ジア
ミン)とイソホロンジイソシアネート(ジアミン)の単
独または混合物が光線透過率、耐熱性、溶解性の点から
特に好ましい。
用される溶剤はジメチルホルムアミド、ジメチルアセト
アミド、Nメチル2ピロリドン、ジメチル尿素、ジメチ
ルスルホキシド、γブチロラクトン、ジメチルイミダゾ
リジノン等の高沸点極性溶剤の単独または混合溶剤を用
いることが出来るが、副反応が少なく、合成されたポリ
アミドイミドエステルの透明性の点からγブチロラクト
ンとジメチルイミダゾリジノンの単独または混合溶剤が
好ましい。
剤中50〜230℃、好ましくは80〜200℃で攪拌
することによって合成されるが、反応を促進するために
トリエチルアミン、ルチジン、ピコリン、ウンデセン、
トリエチレンジアミン等のアミン類、リチウムメチラー
ト、ナトリウムメチラート、カリウムブトキサイド、フ
ッ化カリウム、フッ化ナトリウム等のアルカリ金属、ア
ルカリ土類金属化合物、或はコバルト、チタニウム、ス
ズ、亜鉛などの金属、半金属化合物等の触媒の存在下に
行ってもよい。
しい態様はブロック共重合体であり、これを得るには前
記に従って合成したポリアミドイミド樹脂溶液に、予め
重合したポリエステルを溶解して重合させる方法が好ま
しい。従って、ポリアミドイミドをイソシアネート法で
合成する場合は、イソシアネート成分が過剰になるよう
に仕込む必要がある。
ルとから重合され、その組成は特に限定されるものでは
なく脂肪族、脂環族及び芳香族の単独及び組合せのいづ
れも使用でき、重合方法も溶融重合法、溶液重合法等の
通常の方法で製造できるが、安価な溶融重合法が好まし
い。
成分としてはテレフタル酸、イソフタル酸、オルソフタ
ル酸、2、6ナフタレンジカルボン酸、4、4’ビフェ
ニルジカルボン酸、4、4’ビフェニルエーテルジカル
ボン酸、4、4’ベンゾフェノンジカルボン酸等の芳香
族ジカルボン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、
セバシン酸、マレイン酸、フマール酸、ダイマー酸、ド
デカンジカルボン酸、アゼライン酸等の脂肪族ジカルボ
ン酸、1、2シクロヘキサンジカルボン酸、1、3シク
ロヘキサンジカルボン酸、1、4シクロヘキサンジカル
ボン酸等の脂環族ジカルボン酸などが挙げられ、これら
の中では重合性、コスト、溶解性の点からテレフタル
酸、イソフタル酸の混合物が好ましい。また、トリメリ
ット酸、ピロメリット酸、ベンゾフェノンテトラカルボ
ン酸、ビフェニルスルホンテトラカルボン酸、ビフェニ
ルテトラカルボン酸などの多価カルボン酸及びその無水
物を併用しても構わない。
コール、プロピレングリコール、ネオペンチルグリコー
ル、1、4ブタンジオール、1、5ペンタンジオール、
1、6ヘキサンジオール、1、9ノナンジオール、1、
10デカンジオール、1、2シクロヘキサンジメタノー
ル、1、3シクロヘキサンジメタノール、1、4シクロ
ヘキサンジメタノール、テトラメチレングリコール、ポ
リエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポ
リテトラメチレンエーテルグリコール等のアルキレング
リコールが挙げられ、これらの中では、重合性、コス
ト、溶解性などからエチレングリコール、プロピレング
リコール、ネオペンチルグリコール、1、4ブタンジオ
ール及び1、6ヘキサンジオールの一種または二種以上
の混合物か好ましい。また、トリメチロールエタン、ト
リメチロールプロパン、グリセリン、ペンタエリスリト
ール等の多価ポリオールを併用しても構わない。
フタレン2、7ジカルボン酸、5[4スルホフェノキ
シ]イソフタル酸等の金属塩、または2スルホ1、4ブ
タンジオール、2、5ジメチル3スルホ2、5ヘキサン
ジオール等の金属塩などのスルホン酸金属塩基を含有す
るジカルボン酸またはジオールを全酸または全ジオール
成分の10モル%以下の範囲で使用してもよい。
記ポリアミドイミドの合成の初期に、または合成の途中
に、または終了時に前記ポリエステルを加え溶解、反応
させることによって重合されるが、本発明の好ましい態
様であるブロック共重合体とするためには合成の途中に
加えるのが好ましい。
リアミドイミド成分とポリエステル成分の比率は、ポリ
アミドイミド成分が30〜95重量%、好ましくは、5
0〜90の範囲が好ましい。ポリアミドイミド成分が3
0重量%未満では耐熱性が不足し、95重量%を越える
と接着性や溶解性が改良されにくい。
ドエステル樹脂は、そのままの状態で塗料やコーテイン
グ材に、又、湿式法により繊維を成型するためのドープ
として利用することができ、更に、再沈澱によって得ら
れた粉体は熱成型材料として用いることもできるが、乾
式法によるフィルム成型、接着剤、プラスッチク材料へ
のコーテイング材などに応用する場合には低沸点溶剤に
溶解することが好ましい。
条件で合成したポリアミドイミドエステル溶液を水やケ
トン、エステル、炭化水素系の溶剤中に攪拌しながら投
入、凝固させて洗浄、乾燥したポリアミドイミドエステ
ルをアルコールを主体にした溶剤に溶解させることで達
成できる。
は特に制限はないが、メタノール、エタノール、1プロ
パノール、イソプロピルアルコール、nブタノール、イ
ソブタノール等の低沸点のアルコールが好ましい。
セトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケト
ン、シクロヘキサノン等のケトン系溶剤、テトラヒドロ
フラン、ジオキサン等のエーテル系溶剤、酢酸メチル、
酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル系溶剤、ベンゼ
ン、トルエン、キシレン等の炭化水素系溶剤等が挙げら
れるが、溶解性、乾燥性、コストからテトラヒドロフラ
ン、トルエンが好ましい。
繊維、フィルム、成型材料、コーテイング材、塗料、接
着剤、インキ等に応用する場合、該ポリアミドイミドエ
ステル樹脂の特性を損なわない範囲で、界面活性剤、染
料、顔料、無機酸化物やカーボン粉等の充填剤、ポリア
ミドイミド、ポリエステル、アクリル、エポキシ、ウレ
タン、シリコン等の他の樹脂を配合しても構わない。
は耐熱性、透明性、密着性などに優れるため繊維、フィ
ルム、成型材料、コーテイング材、塗料、接着剤、イン
キのみならず、液晶表示用光等方性基板、位相差板、偏
光フィルムのカバーフィルム、カラーフィルター用バイ
ンダーやプラスチックレンズ、光デイスク用基板などに
有用である。
明するが、本発明は実施例によって何等制限されるもの
ではない。尚、実施例に示す特性は以下の方法で測定し
た。
00mlのNMPに溶解した溶液を25℃でウベローデ
型粘度管を用いて測定した。
て10℃/分の昇温速度で測定した。
した。
ヘキサンジカルボンサン65g、イソホロンジイソシア
ネート167g、フッ化カリウム1gを1、3ジメチル
2イミダゾリジノンと共にポリマー濃度が50重量%と
なるように仕込み、180℃に昇温して1時間反応させ
た後、バイロンRV220(東洋紡績株式会社製ポリエ
ステル樹脂)12gを加えて更に3時間反応を続けた。
得られたポリマー溶液を冷却しながらポリマー濃度が2
0重量%になるように希釈して、攪拌している水中に投
入して沈澱させ乾燥した。得られたポリマーの対数粘度
は0.45dl/g、ガラス転移温度は235℃であっ
た。この乾燥ポリマーはメチルアルコール、エチルアル
コール、イソプロピルアルコール、イソブチルアルコー
ル、nブチルアルコール等とトルエンまたはテトラヒド
ロフランの等量混合溶剤に溶解し、これらの溶液をキャ
ストして得られた30μのフィルムの光線透過率は波長
500nmで87%であった。
220を24gとした以外は実施例1と同じ方法で重
合、希釈、沈澱、乾燥を行った。得られたポリマーの対
数粘度は0.41dl/g,ガラス転移温度は211℃
であった。このポリマーもアルコールとトルエンまたは
テトラヒドロフランの混合溶剤に溶解し、キャスト法で
成型した30μフィルムの光線透過率は86%であっ
た。
220を144gとした以外は実施例1と同じ方法で重
合、希釈、沈澱、乾燥を行った。得られたポリマーの対
数粘度は0.38dl/g、ガラス転移温度は127℃
であった。このポリマーをメチルアルコールとトルエン
に溶解した溶液からキャスト法によって成型した30μ
ノフィルムの500nmでの光線透過率は88%であっ
た。
ロヘキサンジカルボン酸32g、イソホロンジイソシア
ネート84g、ジシクロヘキシルメタン1、4ジイソシ
アネート91g、フッ化カリウム1gを1、3ジメチル
2イミダゾリジノンでポリマー濃度が50重量%となる
ように仕込み、180℃に昇温して1時間反応させた
後、バイロンRV220を24g加えて更に3時間反応
を続けた。得られたポリマー溶液を冷却しながらポリマ
ー濃度が20重量%となるまで希釈して、攪拌している
水中に投入して沈澱させ、乾燥した。得られたポリマー
の対数粘度は0.54dl/g,ガラス転移温度は19
2℃であった。このポリマーをメチルアルコールとトル
エンの等量混合溶剤に溶解した溶液からキャスト法によ
って得られた30μのフィルムの500nmでの光線透
過率は88%であった。また、該ポリマー溶液を75μ
のポリエステルフィルム(東洋紡績株式会社製E500
1)に膜厚が1μとなるように塗布した後、100℃で
30秒間乾燥した。このフィルムの塗布面の鉛筆硬度は
3Hと耐スクラッチ性が改良されており、クロスカット
法による密着性テストでは全く剥離しなかった。
ミドイミド樹脂を同じ条件で合成した。得られたポリマ
ーの対数粘度は0.55dl/g、ガラス転移温度は2
60℃であった。このポリマーはメチルアルコールとト
ルエンの等量混合溶剤に溶解したが、このポリマー溶液
を実施例4と同じ方法でポリエステルフィルムに塗布し
たところ、クロスカット法で密着性テストで全て剥離し
てしまった。
220を168gとした以外は実施例1と同じ方法で重
合、希釈、沈澱、乾燥した。得られたポリマーのガラス
転移温度は96℃と耐熱性が不十分であった。
Claims (6)
- 【請求項1】 対数粘度が0.1dl/g以上、ガラス
転移温度が120℃以上、乾燥膜厚30μでの波長50
0nmにおける光線透過率が75%以上であるアルコー
ル系溶剤に溶解することを特徴とするポリアミドイミド
エステル樹脂組成物。 - 【請求項2】 酸成分としてトリメリット酸無水物、シ
クロヘキサンジカルボン酸を含有することを特徴とする
請求項1記載のポリアミドイミドエステル樹脂組成物。 - 【請求項3】 アミン残基としてジシクロヘキシルメタ
ン及び/またはイソホロン基を含有することを特徴とす
る請求項1又は2記載のポリアミドイミドエステル樹脂
組成物。 - 【請求項4】 ポリアミドイミドとポリエステルがブロ
ック共重合体であることを特徴とする請求項1〜3のい
ずれかに記載のポリアミドイミドエステル樹脂組成物。 - 【請求項5】 ポリアミドイミド成分が30〜95重量
%であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記
載のポリアミドイミドエステル樹脂組成物。 - 【請求項6】 ポリアミドイミド樹脂を合成した溶液中
に、予め重合したポリエステル樹脂を加えて重合するこ
とを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のポリア
ミドイミドエステル樹脂の製造方法。
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JP03856595A JP3589316B2 (ja) | 1995-02-27 | 1995-02-27 | ポリアミドイミドエステル樹脂およびその製造方法 |
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-
1995
- 1995-02-27 JP JP03856595A patent/JP3589316B2/ja not_active Expired - Fee Related
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