JPH08231405A - 局所的眼科用途の為のトブラマイシンとステロイドの組合わせ - Google Patents
局所的眼科用途の為のトブラマイシンとステロイドの組合わせInfo
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- JPH08231405A JPH08231405A JP7346136A JP34613695A JPH08231405A JP H08231405 A JPH08231405 A JP H08231405A JP 7346136 A JP7346136 A JP 7346136A JP 34613695 A JP34613695 A JP 34613695A JP H08231405 A JPH08231405 A JP H08231405A
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- A61K31/70—Carbohydrates; Sugars; Derivatives thereof
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- A61P27/02—Ophthalmic agents
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 眼に投与したときに、ステロイド成分の作用
により抗生物質の活性度を阻害せずに、或いは正常な傷
の治癒を妨げないで、同時に炎症を抑制する安全な局所
的眼用調剤組成物を製造する方法を提供する。 【解決手段】 炎症および/または感染症の治療のため
の、および/または眼の外傷または損傷後の予防剤とし
て眼に局所的に投与するための抗生および炎症抑制眼用
調剤組成物を製造するために、治療有効量のトブラマイ
シンとフルオロメトロンおよびフルオロメトロンアセテ
ートよりなる群から選択されたステロイドとの混合物を
使用する。
により抗生物質の活性度を阻害せずに、或いは正常な傷
の治癒を妨げないで、同時に炎症を抑制する安全な局所
的眼用調剤組成物を製造する方法を提供する。 【解決手段】 炎症および/または感染症の治療のため
の、および/または眼の外傷または損傷後の予防剤とし
て眼に局所的に投与するための抗生および炎症抑制眼用
調剤組成物を製造するために、治療有効量のトブラマイ
シンとフルオロメトロンおよびフルオロメトロンアセテ
ートよりなる群から選択されたステロイドとの混合物を
使用する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、眼の感染症及び付随す
る炎症の処置が指示されたときに、抗生物質を抗炎症性
ステロイドと組み合わせて眼に使用することに関する。
る炎症の処置が指示されたときに、抗生物質を抗炎症性
ステロイドと組み合わせて眼に使用することに関する。
【0002】
背景技術 抗生物質或いはステロイドの処方は、眼科の技術で利用
される。しかしながら、その様な従来技術の組み合わせ
の安全性及び効力に関しては、眼科病院において、問題
や制限がある。さらにまた、バクテリア感染症のために
必要なとき、或いは眼の外傷や損傷の後での予防薬とし
て、眼に投与したときに、ステロイド成分の作用により
抗生物質の活性度を阻害せずに、或いは正常な傷の治癒
を妨げないで、同時に炎症を抑制するような、有効なス
テロイド及び広いスペクトルの抗生物質よりなる有効で
安全な局所的眼用調剤組成物について、長らく要求され
ている。
される。しかしながら、その様な従来技術の組み合わせ
の安全性及び効力に関しては、眼科病院において、問題
や制限がある。さらにまた、バクテリア感染症のために
必要なとき、或いは眼の外傷や損傷の後での予防薬とし
て、眼に投与したときに、ステロイド成分の作用により
抗生物質の活性度を阻害せずに、或いは正常な傷の治癒
を妨げないで、同時に炎症を抑制するような、有効なス
テロイド及び広いスペクトルの抗生物質よりなる有効で
安全な局所的眼用調剤組成物について、長らく要求され
ている。
【0003】
発明の概要 本発明によれば、広いスペクトルのアミノグリコシド抗
生物質であるトブラマイシンを有効なステロイドと組み
合わせると、これ等の基準を満たすことを見出した。
生物質であるトブラマイシンを有効なステロイドと組み
合わせると、これ等の基準を満たすことを見出した。
【0004】本発明は、アミノグルコシド抗生物質のト
ブラマイシンと、フルオロメトロン又はそのアセテート
の如き有効なステロイドとの組み合わせ混合物を使用し
て局所的眼用調剤組成物を製造する該混合物の使用を提
供する。
ブラマイシンと、フルオロメトロン又はそのアセテート
の如き有効なステロイドとの組み合わせ混合物を使用し
て局所的眼用調剤組成物を製造する該混合物の使用を提
供する。
【0005】
好ましい実施態様の説明 本発明は、広いスペクトルをもつアミノグリコシド抗生
物質のトブラマイシンを、有効なステロイドと組み合わ
せた混合物よりなる材料の局所的眼用調剤組成物を提供
することにある。本発明における好ましい有効なステロ
イドは、フルオロメトロンである。トブラマイシン及び
ステロイドの量は、製剤的に受け入れられる担体との組
み合わせにおいて、各物質の治療上有効な量よりなる。
より好ましくは、ステロイドに対するトブラマイシンの
比率は、0.1乃至1.0から10.0乃至1.0まで
である。好ましくは、この混合物は、ステロイドの重量
に対してトブラマイシンを重量で約3倍含有する。
物質のトブラマイシンを、有効なステロイドと組み合わ
せた混合物よりなる材料の局所的眼用調剤組成物を提供
することにある。本発明における好ましい有効なステロ
イドは、フルオロメトロンである。トブラマイシン及び
ステロイドの量は、製剤的に受け入れられる担体との組
み合わせにおいて、各物質の治療上有効な量よりなる。
より好ましくは、ステロイドに対するトブラマイシンの
比率は、0.1乃至1.0から10.0乃至1.0まで
である。好ましくは、この混合物は、ステロイドの重量
に対してトブラマイシンを重量で約3倍含有する。
【0006】トブラマイシンは、水溶性のアミノグリコ
シド抗生物質であり、O−3−アミノ−3−デオキシ−
α−D−グルコピラノシル−(1→4)−O−[2,6
−ジアミノ−2,3,6−トリデオキシ−α−D−リボ
−ヘキソピラノシル−(1→6)]−2−デオキシ−L
−ストレプトアミンとして化学的に知られたものであ
る。トブラマイシンは、メルク・インデックス(Merck
Index)、10th Ed.,1983. に、化合物9318として報
告されている。
シド抗生物質であり、O−3−アミノ−3−デオキシ−
α−D−グルコピラノシル−(1→4)−O−[2,6
−ジアミノ−2,3,6−トリデオキシ−α−D−リボ
−ヘキソピラノシル−(1→6)]−2−デオキシ−L
−ストレプトアミンとして化学的に知られたものであ
る。トブラマイシンは、メルク・インデックス(Merck
Index)、10th Ed.,1983. に、化合物9318として報
告されている。
【0007】フルオロメトロンは、公知の抗炎症性グル
ココルチコイドであり、そしてそのアセテート及びその
他のエステル類は、米国特許第3,038,914号に
よって公知である。フルオロメトロンは、9−フルオロ
−11,17−ジヒドロキシ−6−メチルプレグナ−
1,4−ジエン−3,20−ジオンとして化学的に記載
されている。それは、メルク・インデックス(Merck In
dex)、10th Ed.,1983.に、化合物4081として記入
されている。
ココルチコイドであり、そしてそのアセテート及びその
他のエステル類は、米国特許第3,038,914号に
よって公知である。フルオロメトロンは、9−フルオロ
−11,17−ジヒドロキシ−6−メチルプレグナ−
1,4−ジエン−3,20−ジオンとして化学的に記載
されている。それは、メルク・インデックス(Merck In
dex)、10th Ed.,1983.に、化合物4081として記入
されている。
【0008】本発明の組成物は、指示された量のトブラ
マイシン及びステロイドの混合物を含有する。この組成
物は、また、抗菌性保存剤、共溶剤、増粘剤の如き目薬
調剤において常套的に使用される他の成分を含有する。
マイシン及びステロイドの混合物を含有する。この組成
物は、また、抗菌性保存剤、共溶剤、増粘剤の如き目薬
調剤において常套的に使用される他の成分を含有する。
【0009】本発明の組成物は、人間及び動物に局所的
に投与される。投与量の範囲は、0.001乃至5.0m
g/目に対して、であり、ここで引用された数値は、フ
ルオロメトロン、又はフルオロメトロンエステルの如き
ステロイドと、トブラマイシンの二成分の合計を示す。
本発明の組成物は、適当な目薬用ベヒクル中での溶液、
懸濁物、エマルジョン(分散物)として投与される。
に投与される。投与量の範囲は、0.001乃至5.0m
g/目に対して、であり、ここで引用された数値は、フ
ルオロメトロン、又はフルオロメトロンエステルの如き
ステロイドと、トブラマイシンの二成分の合計を示す。
本発明の組成物は、適当な目薬用ベヒクル中での溶液、
懸濁物、エマルジョン(分散物)として投与される。
【0010】局所投与の為の組成物を作製するに際し
て、抗生物質及びステロイドの混合物は、好ましくは、
pH4.5乃至8.0(数字は、トブラマイシンとステ
ロイドが組み合わされて存在する場合に関する)で、
0.01乃至2.0重量%の水溶液として処方される。
厳密な摂生が臨床医の判断に委ねられている間は、得ら
れた溶液を1日二回、人間又は動物の各目に一滴落とす
ことによって局所的に投与することが推奨される。
て、抗生物質及びステロイドの混合物は、好ましくは、
pH4.5乃至8.0(数字は、トブラマイシンとステ
ロイドが組み合わされて存在する場合に関する)で、
0.01乃至2.0重量%の水溶液として処方される。
厳密な摂生が臨床医の判断に委ねられている間は、得ら
れた溶液を1日二回、人間又は動物の各目に一滴落とす
ことによって局所的に投与することが推奨される。
【0011】抗菌保存剤 眼用製剤は、典型的には多数回投与の形態で包装され
る。それゆえ、保存剤は、使用の間での微生物汚染を防
止することが要求される。適当な保存剤としては、ベン
ザルコニウムクロライド、チメロサール、クロロブタノ
ール、メチルパラベン、プロピルパラベン、フェニルエ
チルアルコール、ソルビン酸ジナトリウム・エデテー
ト、オナメール(Onamer) M、又は当業者において公知
のその他の剤があげられる。典型的には、これ等保存剤
は、処方中0.001重量%乃至1.0重量%のレベル
で使用される。
る。それゆえ、保存剤は、使用の間での微生物汚染を防
止することが要求される。適当な保存剤としては、ベン
ザルコニウムクロライド、チメロサール、クロロブタノ
ール、メチルパラベン、プロピルパラベン、フェニルエ
チルアルコール、ソルビン酸ジナトリウム・エデテー
ト、オナメール(Onamer) M、又は当業者において公知
のその他の剤があげられる。典型的には、これ等保存剤
は、処方中0.001重量%乃至1.0重量%のレベル
で使用される。
【0012】共溶剤 本発明の組成物の成分の溶解度は、組成物中の表面活性
剤或いは他の適当な共溶剤によって高めることができ
る。その様な共溶剤としては、ポリソルベート20,6
0及び80、プルロニック(Pluronic) F−68,F−
84及びP−103、シクロデキストリン、又は当業者
において公知のその他の材料があげられる。典型的に
は、これ等の共溶剤は、処方中0.01重量%乃至2重
量%のレベルで使用される。
剤或いは他の適当な共溶剤によって高めることができ
る。その様な共溶剤としては、ポリソルベート20,6
0及び80、プルロニック(Pluronic) F−68,F−
84及びP−103、シクロデキストリン、又は当業者
において公知のその他の材料があげられる。典型的に
は、これ等の共溶剤は、処方中0.01重量%乃至2重
量%のレベルで使用される。
【0013】増粘剤 単純な水溶液の粘度よりも上昇した粘度は、活性化合物
の目による吸収を増大させるために、処方の調剤におけ
る変化を低減させるために、処方の懸濁物又はエマルジ
ョンの成分が物理的に分離するのを低減する為に、及び
/又は眼用処方のその他の改善の為に、望ましい。その
ような増粘ビルダー剤は、例えば、ポリビニルアルコー
ル、ポリビニルピロリドン、メチルセルロース、ヒドロ
キシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシエチルセル
ロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシプロ
ピルセルロース又は当業者において公知の他の剤をあげ
ることができる。そのような増粘剤は、典型的には、
0.01重量%乃至2重量%のレベルで使用される。
の目による吸収を増大させるために、処方の調剤におけ
る変化を低減させるために、処方の懸濁物又はエマルジ
ョンの成分が物理的に分離するのを低減する為に、及び
/又は眼用処方のその他の改善の為に、望ましい。その
ような増粘ビルダー剤は、例えば、ポリビニルアルコー
ル、ポリビニルピロリドン、メチルセルロース、ヒドロ
キシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシエチルセル
ロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシプロ
ピルセルロース又は当業者において公知の他の剤をあげ
ることができる。そのような増粘剤は、典型的には、
0.01重量%乃至2重量%のレベルで使用される。
【0014】本発明の、トブラマイシン及びフルオロメ
トロンの如きステロイドの組み合わせは、他の抗生物質
に抵抗する幾つかの菌株を含む目の病原体に対して、ト
ブラマイシンの広い活性スペクトルを利用する局所薬剤
を提供する。なぜならば、それは抵抗性の発生のポテン
シャルが低く、ステロイドとの組み合わせでしばしば使
用されるネオマイシンの如き他の抗生物質よりも、感受
性反応の発生率が低いからである。
トロンの如きステロイドの組み合わせは、他の抗生物質
に抵抗する幾つかの菌株を含む目の病原体に対して、ト
ブラマイシンの広い活性スペクトルを利用する局所薬剤
を提供する。なぜならば、それは抵抗性の発生のポテン
シャルが低く、ステロイドとの組み合わせでしばしば使
用されるネオマイシンの如き他の抗生物質よりも、感受
性反応の発生率が低いからである。
【0015】本発明の組合せ調剤組成物において、トブ
ラマイシンは、ペニシリン耐性菌株を含むS.アウレウ
ス(aureus)及びS.エピデルミディス(epidermidis)を
含むスタフィロコッカス類、並びにグループA属の幾つ
か及びストレプトコッカス・ニューモニアエ(Streptoc
occus pneumoniae) を含むストレプトコッカス類の如き
微生物の感受性菌株に対して非常に有効な抗生物質を残
存させることを見出だした。この組合せ調剤組成物は、
バクテリアによって引き起こされる殆どの外部からの眼
の感染症の処理に有効であることが分かった。
ラマイシンは、ペニシリン耐性菌株を含むS.アウレウ
ス(aureus)及びS.エピデルミディス(epidermidis)を
含むスタフィロコッカス類、並びにグループA属の幾つ
か及びストレプトコッカス・ニューモニアエ(Streptoc
occus pneumoniae) を含むストレプトコッカス類の如き
微生物の感受性菌株に対して非常に有効な抗生物質を残
存させることを見出だした。この組合せ調剤組成物は、
バクテリアによって引き起こされる殆どの外部からの眼
の感染症の処理に有効であることが分かった。
【0016】本発明の組成物は、眼の感染症及び付随す
る炎症に関係する症状を示す患者(即ち「宿主」)の治
療に、並びに、組成物のステロイド成分に起因する免疫
制御効果の結果として、或いはステロイド治療に関係の
ない状態(例えば、けが)の結果として、目の感染症が
拡がる徴候にある患者の炎症の処置に使用される。これ
等の状態に関係する症状は、眼科医(即ち、目の病気の
処置が専門の医者)、並びに目の感染症及び炎症の処置
について専門知識を持つ医師及び臨床家にとってよく知
られている。
る炎症に関係する症状を示す患者(即ち「宿主」)の治
療に、並びに、組成物のステロイド成分に起因する免疫
制御効果の結果として、或いはステロイド治療に関係の
ない状態(例えば、けが)の結果として、目の感染症が
拡がる徴候にある患者の炎症の処置に使用される。これ
等の状態に関係する症状は、眼科医(即ち、目の病気の
処置が専門の医者)、並びに目の感染症及び炎症の処置
について専門知識を持つ医師及び臨床家にとってよく知
られている。
【0017】眼科の分野では、抗生物質及び抗炎症性ス
テロイドの改良された有効で安全な組み合わせについ
て、長らく要求があった。有効性と安全性の両者を持つ
為には、一方の成分が他方の成分を阻害したり、或いは
他方の成分の作用を変えてはならない。例えば、ステロ
イド成分は、抗生物質の作用を阻害することなく炎症を
抑制できなければならない。本発明は、独特の組み合わ
せであるトブラマイシン及びフルオロメトロンが、これ
等の基準を満足するという発見に基づく。
テロイドの改良された有効で安全な組み合わせについ
て、長らく要求があった。有効性と安全性の両者を持つ
為には、一方の成分が他方の成分を阻害したり、或いは
他方の成分の作用を変えてはならない。例えば、ステロ
イド成分は、抗生物質の作用を阻害することなく炎症を
抑制できなければならない。本発明は、独特の組み合わ
せであるトブラマイシン及びフルオロメトロンが、これ
等の基準を満足するという発見に基づく。
【0018】本発明の組合せ調剤組成物の毒物学では、
他の抗生物質−ステロイドの組み合わせで見出だされた
と同等又はより大きな安全性の許容限界を持つことが示
された。さらに、臨床的効力の研究では、この組合せ調
剤組成物は眼の手術の前及び後において使用したとき、
安全かつ有効であることが分かった。
他の抗生物質−ステロイドの組み合わせで見出だされた
と同等又はより大きな安全性の許容限界を持つことが示
された。さらに、臨床的効力の研究では、この組合せ調
剤組成物は眼の手術の前及び後において使用したとき、
安全かつ有効であることが分かった。
【0019】上記したように、本発明の組成物は、局所
的に適用されるように、好ましくは、臨床的に指示され
たように目に滴下することによって適用する眼用組成物
として特に使用する為のものである。好ましい組成物
は、トブラマイシン0.3重量%及びステロイド0.1
重量%を含有する組成物である。混合物は、各活性物質
の所望の量を、組成物に含有させることが望まれる他の
成分と組み合わせて、常套の混合によって形成すること
ができる。
的に適用されるように、好ましくは、臨床的に指示され
たように目に滴下することによって適用する眼用組成物
として特に使用する為のものである。好ましい組成物
は、トブラマイシン0.3重量%及びステロイド0.1
重量%を含有する組成物である。混合物は、各活性物質
の所望の量を、組成物に含有させることが望まれる他の
成分と組み合わせて、常套の混合によって形成すること
ができる。
【0020】
【実施例】次の実施例は、炎症及び感染症に対して指示
されたときに、局所的に使用する為の本発明の代表的調
剤組成物である。特に指摘がない限り、部は重量部であ
る。実施例は、好ましい処方を示す。なお、参考例は、
本願発明と同等の効果を奏するものとしてトブラマイシ
ンとデキサメタソンとの組合わせの場合を示す。
されたときに、局所的に使用する為の本発明の代表的調
剤組成物である。特に指摘がない限り、部は重量部であ
る。実施例は、好ましい処方を示す。なお、参考例は、
本願発明と同等の効果を奏するものとしてトブラマイシ
ンとデキサメタソンとの組合わせの場合を示す。
【0021】参考例1 デキサメタソン,微粒子化USP 1.0 mg+5%過剰 0.10% +5%過剰 トブラマイシン,USP 3.0 mg+5%過剰 0.30% +5%過剰 ベンザルコニウムクロライド溶液 (10%) NF 0.001 ml+10% 過剰 0.10% +10% 過剰1 ジナトリウムエデテート,USP 0.1 mg 0.01% 塩化ナトリウム,USP 3.0 mg 0.3% 硫酸ナトリウム,USP 12.0 mg 1.2% チロキサポール,USP 3.0 mg 0.3% ヒドロキシエチルセルロース 2.5 mg 0.25% 硫酸及び/又は水酸化 ナトリウム,NF pHを5.5 ±0.5 に調整する量(QS) 純水,USP 1 mlまでの量(QS) 100%までの量(QS) 1:ベンザルコニウムクロライド,NF濃度は、0.01% (+10% 過剰)に等しい 。
【0022】参考例2 デキサメタソン,微粒子化USP 0.1%+2%過剰 1 mg+2%過剰 トブラマイシン,微粒子化USP 0.3%+7%過剰 3 mg+7%過剰 クロロブタノール,無水,NF 0.5%+25% 過剰 5 mg+15% 過剰 鉱油,USP 5% 50mg 白色石油,USP 100%量(QS) 1 g 量(QS)
【0023】実施例1 フルオロメトロンアセテート,USP 1.0 mg+5%過剰 0.10% +5%過剰 トブラマイシン,USP 3.0 mg+5%過剰 0.30% +5%過剰 ベンザルコニウムクロライド溶液 (10%) NF 0.001 ml+10% 過剰 0.10% +10% 過剰1 ジナトリウムエデテート,USP 0.1 mg 0.01% 塩化ナトリウム,USP 3.0 mg 0.3% 硫酸ナトリウム,USP 12.0 mg 1.2% チロキサポール,USP 0.5 mg 0.05% ヒドロキシエチルセルロース 2.5 mg 0.25% 硫酸及び/又は水酸化 ナトリウム,NF pHを5.5 ±0.5 に調整する量(QS) 純水,USP 1 mlまでの量(QS) 100%までの量(QS) 1:ベンザルコニウムクロライド,NF濃度は、0.01% (+10% 過剰)に等しい 。
【0024】実施例2 フルオロメトロンアセテート,USP 0.1%+2%過剰 1 mg+2%過剰 トブラマイシン,微粒子化USP 0.3%+7%過剰 3 mg+7%過剰 クロロブタノール,無水,NF 0.5%+25% 過剰 5 mg+15% 過剰 鉱油,USP 5% 50mg 白色石油,USP 100%量(QS) 1 g 量(QS)
【0025】参考例3 臨床的効力 白内障の手術の後、術後感染の防止及び術後炎症の抑制
におけるマクシトロールR (MAXITROL)眼用懸濁物に関
連して、本発明の眼用組成物の安全性及び効力を確かめ
る為に、3人の調査者によって、管理された多数集中研
究を実施した。本発明の眼用懸濁物は、参考例1の処方
であり、トブラマイシン .3重量%及びデキサメタゾ
ン .1重量%を含んでいた。マクシトロールR は、商
業的に入手可能な多数回投与用の抗感染性ステロイド組
み合わせ物であって、局所的投与のための無菌懸濁物で
ある。活性成分は、0.1重量%量のデキサメタゾンで
ある。他の活性成分は、ネオマイシン・サルフェート及
びポリミキシン・サルフェートである。マクシトロール
R は、コルチコイドステロイドが指示され、そしてバク
テリア感染又はバクテリアによる目の感染症の危険が存
在するようなステロイド感応炎症性の目の条件の為に指
示される(Physician's Desk Reference forOphthalmol
ogy, 12Ed.,1984, p.72参照)。これ等の研究は、二重
にマスクされ、そして無作為抽出された。圧力登録試験
(pressure enrollment examination)の後、各患者は、
コード化された薬物治療を受け、そして、手術前、3日
間自宅で4時間毎に1滴の投与が指示された。術後試験
を1、4、7、14および21日に行った。投薬は次の
通りであった:手術の翌日に最初の眼帯の交換を開始し
て2 日間は、起きてる間、2時間毎に2滴、次の7日間
は1日につき1滴を4回、次の10日間は1日に1滴。
におけるマクシトロールR (MAXITROL)眼用懸濁物に関
連して、本発明の眼用組成物の安全性及び効力を確かめ
る為に、3人の調査者によって、管理された多数集中研
究を実施した。本発明の眼用懸濁物は、参考例1の処方
であり、トブラマイシン .3重量%及びデキサメタゾ
ン .1重量%を含んでいた。マクシトロールR は、商
業的に入手可能な多数回投与用の抗感染性ステロイド組
み合わせ物であって、局所的投与のための無菌懸濁物で
ある。活性成分は、0.1重量%量のデキサメタゾンで
ある。他の活性成分は、ネオマイシン・サルフェート及
びポリミキシン・サルフェートである。マクシトロール
R は、コルチコイドステロイドが指示され、そしてバク
テリア感染又はバクテリアによる目の感染症の危険が存
在するようなステロイド感応炎症性の目の条件の為に指
示される(Physician's Desk Reference forOphthalmol
ogy, 12Ed.,1984, p.72参照)。これ等の研究は、二重
にマスクされ、そして無作為抽出された。圧力登録試験
(pressure enrollment examination)の後、各患者は、
コード化された薬物治療を受け、そして、手術前、3日
間自宅で4時間毎に1滴の投与が指示された。術後試験
を1、4、7、14および21日に行った。投薬は次の
通りであった:手術の翌日に最初の眼帯の交換を開始し
て2 日間は、起きてる間、2時間毎に2滴、次の7日間
は1日につき1滴を4回、次の10日間は1日に1滴。
【0026】効力の評価を行った73人の患者のうち、
36患者は参考例1の組成物を受け、37患者はマクシト
ロールR を投薬した。この2つの処置グループは、人口
統計的特徴、最初の徴候および症候、白内障の型、付随
の全身的薬物治療および抽出の型において異ならなかっ
た。結膜(bulbur conjunctiva)、眼瞼結膜(palpervaral
conjectiva) および縁(limbus)の、手術で誘起された
変化が、次の徴候に沿って報告された:水性作用(aqueo
us reaction)、紅斑、上皮の疾患、排泄、滲出、病巣基
質の滲潤、虹彩の損傷及びガラス状作用(vitreous reac
tion) 。その結果は、手術後に存在する徴候およびそれ
ら徴候の解消速度において重要な差異があることを証明
しなかった。
36患者は参考例1の組成物を受け、37患者はマクシト
ロールR を投薬した。この2つの処置グループは、人口
統計的特徴、最初の徴候および症候、白内障の型、付随
の全身的薬物治療および抽出の型において異ならなかっ
た。結膜(bulbur conjunctiva)、眼瞼結膜(palpervaral
conjectiva) および縁(limbus)の、手術で誘起された
変化が、次の徴候に沿って報告された:水性作用(aqueo
us reaction)、紅斑、上皮の疾患、排泄、滲出、病巣基
質の滲潤、虹彩の損傷及びガラス状作用(vitreous reac
tion) 。その結果は、手術後に存在する徴候およびそれ
ら徴候の解消速度において重要な差異があることを証明
しなかった。
【0027】目の感染症は、両方の処置グループに発生
しなかった。白内障手術後の術後炎症の抑制における、
本発明の組成物の有効性は、術後炎症の抑制の為のマク
シトロールR のそれと同等の有効性を示し、そして、術
後感染の予防および術後炎症の抑制に関して、同等の有
効性を証明した。さらに、本発明の組成物は、目の手術
前および後に使用した時に、安全かつ有効であった。こ
こに、本発明をある好ましい実施態様を参照して記載し
た。しかしながら、その明白な変形が、当業者にとって
明らかであるように、本発明は、それらに限定されるも
のとして考慮されるべきでない。
しなかった。白内障手術後の術後炎症の抑制における、
本発明の組成物の有効性は、術後炎症の抑制の為のマク
シトロールR のそれと同等の有効性を示し、そして、術
後感染の予防および術後炎症の抑制に関して、同等の有
効性を証明した。さらに、本発明の組成物は、目の手術
前および後に使用した時に、安全かつ有効であった。こ
こに、本発明をある好ましい実施態様を参照して記載し
た。しかしながら、その明白な変形が、当業者にとって
明らかであるように、本発明は、それらに限定されるも
のとして考慮されるべきでない。
【0028】
【発明の効果】本発明による抗生および炎症抑制眼用調
剤組成物は、眼に投与したときに、ステロイド成分の作
用により抗生物質の活性度を阻害せずに、或いは正常な
傷の治癒を妨げないで、同時に炎症を抑制する安全な局
所的眼用調剤組成物が提供される。
剤組成物は、眼に投与したときに、ステロイド成分の作
用により抗生物質の活性度を阻害せずに、或いは正常な
傷の治癒を妨げないで、同時に炎症を抑制する安全な局
所的眼用調剤組成物が提供される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マクドナルド トーマス オー. アメリカ合衆国 76107 テキサス州,フ ォースワース,リンデン 3724 (72)発明者 ローゼンタール アラン エル. アメリカ合衆国 76109 テキサス州,フ ォースワース,ウォルシュ コート 2533
Claims (4)
- 【請求項1】 炎症および/または感染症の治療のため
の、および/または眼の外傷または損傷後の予防剤とし
て眼に局所的に投与するための抗生および炎症抑制眼用
調剤組成物を製造するために、治療有効量の、トブラマ
イシンとフルオロメトロンおよびフルオロメトロンアセ
テートよりなる群から選択されたステロイドとの混合物
を用いることを特徴とする該混合物の使用。 - 【請求項2】 ステロイドに対するトブラマイシンの比
率が、0.1:1.0ないし10.0:1.0の範囲に
ある請求項1記載の使用。 - 【請求項3】 該組成物が、トブラマイシンと上記ステ
ロイドの組合わせ混合物0.01ないし2.0重量%を
含み、pH4.5ないし8.0の水溶液、懸濁物または
エマルジョンの形態にある請求項1記載の使用。 - 【請求項4】 トブラマイシン0.3重量%と上記ステ
ロイド0.1重量%を含有する請求項3記載の使用。
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US16595088A | 1988-03-09 | 1988-03-09 | |
US165,950 | 1988-03-09 | ||
US165,952 | 1988-03-09 | ||
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ES2079320B1 (es) * | 1994-05-17 | 1996-10-16 | Cusi Lab | Disolucion oftalmica a base de un diclofenaco y tobramicina y sus aplicaciones. |
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CA2937997A1 (en) * | 2008-06-12 | 2009-12-17 | Foresight Biotherapeutics, Inc. | Povidone iodine, a novel alternative preservative for ophthalmic compositions |
CN103228283A (zh) * | 2010-11-29 | 2013-07-31 | 千寿制药株式会社 | 含有二氟泼尼酯和托普霉素的水包油型乳状液组合物 |
US9986993B2 (en) | 2014-02-11 | 2018-06-05 | Tendyne Holdings, Inc. | Adjustable tether and epicardial pad system for prosthetic heart valve |
IT201900003529A1 (it) * | 2019-03-11 | 2020-09-11 | Ntc S R L | Riduzione della posologia antibiotica in composizioni antibiotico/antinfiammatorio in associazione tra loro per uso oftalmico |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02503439A (ja) * | 1988-03-09 | 1990-10-18 | アルコン ラボラトリーズ インコーポレイテッド | 局所的眼科用途の為のトブラマイシンとステロイドの組合わせ |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4271143A (en) | 1978-01-25 | 1981-06-02 | Alcon Laboratories, Inc. | Sustained release ophthalmic drug dosage |
US4407792A (en) * | 1979-05-09 | 1983-10-04 | Alcon Laboratories, Inc. | Sustained release ophthalmic drug dosage |
US4474753A (en) * | 1983-05-16 | 1984-10-02 | Merck & Co., Inc. | Topical drug delivery system utilizing thermosetting gels |
US4478822A (en) * | 1983-05-16 | 1984-10-23 | Merck & Co., Inc. | Drug delivery system utilizing thermosetting gels |
US4668506A (en) * | 1985-08-16 | 1987-05-26 | Bausch & Lomb Incorporated | Sustained-release formulation containing and amino acid polymer |
-
1989
- 1989-03-09 JP JP1503167A patent/JP2617139B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1989-03-09 EP EP89903311A patent/EP0365613B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1989-03-09 AU AU33476/89A patent/AU606515B2/en not_active Expired
- 1989-03-09 WO PCT/US1989/000952 patent/WO1989009057A1/en active IP Right Grant
- 1989-03-09 DE DE68922688T patent/DE68922688T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1989-03-09 AT AT89903311T patent/ATE122564T1/de not_active IP Right Cessation
- 1989-04-05 CA CA000595747A patent/CA1338554C/en not_active Expired - Lifetime
-
1995
- 1995-12-12 JP JP34613695A patent/JP2997202B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02503439A (ja) * | 1988-03-09 | 1990-10-18 | アルコン ラボラトリーズ インコーポレイテッド | 局所的眼科用途の為のトブラマイシンとステロイドの組合わせ |
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Publication number | Publication date |
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JP2997202B2 (ja) | 2000-01-11 |
DE68922688T2 (de) | 1995-10-26 |
EP0365613A1 (en) | 1990-05-02 |
AU3347689A (en) | 1989-10-16 |
JP2617139B2 (ja) | 1997-06-04 |
WO1989009057A1 (en) | 1989-10-05 |
CA1338554C (en) | 1996-08-27 |
DE68922688D1 (de) | 1995-06-22 |
EP0365613B1 (en) | 1995-05-17 |
ATE122564T1 (de) | 1995-06-15 |
AU606515B2 (en) | 1991-02-07 |
EP0365613A4 (en) | 1990-09-05 |
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