JPH08231341A - 化粧品製剤 - Google Patents
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- JPH08231341A JPH08231341A JP463496A JP463496A JPH08231341A JP H08231341 A JPH08231341 A JP H08231341A JP 463496 A JP463496 A JP 463496A JP 463496 A JP463496 A JP 463496A JP H08231341 A JPH08231341 A JP H08231341A
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- sulfate
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- A61K8/817—Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a single or double bond to nitrogen or by a heterocyclic ring containing nitrogen; Compositions or derivatives of such polymers, e.g. vinylimidazol, vinylcaprolactame, allylamines (Polyquaternium 6)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 発泡性およびコンディショニング性の改善さ
れた化粧品製剤を提供する。 【解決手段】 本発明の化粧品製剤は、(a)アルキルお
よび/またはアルケニルオリゴグリコシドスルフェート
と、(b)カチオン性ポリマーとを含有する。
れた化粧品製剤を提供する。 【解決手段】 本発明の化粧品製剤は、(a)アルキルお
よび/またはアルケニルオリゴグリコシドスルフェート
と、(b)カチオン性ポリマーとを含有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アルキルおよび/また
はアルケニルオリゴグリコシドスルフェート、およびカ
チオン性ポリマーを含有する化粧品製剤に関する。
はアルケニルオリゴグリコシドスルフェート、およびカ
チオン性ポリマーを含有する化粧品製剤に関する。
【0002】
【従来の技術】アルキルおよび/またはアルケニルオリ
ゴグリコシドスルフェート、とりわけアルキルオリゴグ
ルコシドスルフェートは、既知の糖系アニオン性界面活
性剤であり、発泡性、洗浄性および皮膚適合性が高い。
しかし、化粧品製剤、とりわけヘアケア製剤において
は、アルキルオリゴグルコシドスルフェートは、発泡性
が必ずしも満足できるものではない。一方では起泡が、
他方では泡安定性が、特に硬水中において充分でない。
濯ぎの後、アミドがしばしば毛髪に望ましくない感触を
残し、櫛通りに悪影響を与える傾向をも有するというこ
とも問題となっている。
ゴグリコシドスルフェート、とりわけアルキルオリゴグ
ルコシドスルフェートは、既知の糖系アニオン性界面活
性剤であり、発泡性、洗浄性および皮膚適合性が高い。
しかし、化粧品製剤、とりわけヘアケア製剤において
は、アルキルオリゴグルコシドスルフェートは、発泡性
が必ずしも満足できるものではない。一方では起泡が、
他方では泡安定性が、特に硬水中において充分でない。
濯ぎの後、アミドがしばしば毛髪に望ましくない感触を
残し、櫛通りに悪影響を与える傾向をも有するというこ
とも問題となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、上記
のような欠点の無い、アルキルおよび/またはアルケニ
ルオリゴグリコシドスルフェートを含有する化粧品製剤
を提供することである。
のような欠点の無い、アルキルおよび/またはアルケニ
ルオリゴグリコシドスルフェートを含有する化粧品製剤
を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、(a)アルキル
および/またはアルケニルオリゴグリコシドスルフェー
ト、および(b)カチオン性ポリマーを含有する化粧品製
剤に関する。驚くべきことに、アルキルおよび/または
アルケニルオリゴグリコシドスルフェート、とりわけア
ルキルオリゴグルコシドスルフェートの発泡性は、カチ
オン性ポリマーの添加により、顕著に向上することがわ
かった。本発明によると、泡の性質およびヘアコンディ
ショニング性も同時に改善される。
および/またはアルケニルオリゴグリコシドスルフェー
ト、および(b)カチオン性ポリマーを含有する化粧品製
剤に関する。驚くべきことに、アルキルおよび/または
アルケニルオリゴグリコシドスルフェート、とりわけア
ルキルオリゴグルコシドスルフェートの発泡性は、カチ
オン性ポリマーの添加により、顕著に向上することがわ
かった。本発明によると、泡の性質およびヘアコンディ
ショニング性も同時に改善される。
【0005】アルキルおよび/またはアルケニルオリゴ
グリコシドスルフェート アルキルおよび/またはアルケニルオリゴグリコシドス
ルフェートは、既知のアニオン性糖界面活性剤であり、
式(I):
グリコシドスルフェート アルキルおよび/またはアルケニルオリゴグリコシドス
ルフェートは、既知のアニオン性糖界面活性剤であり、
式(I):
【化2】R1O−[G]p (I) [式中、R1は炭素原子数4〜22のアルキルおよび/ま
たはアルケニル基であり、Gは炭素原子数5または6の
糖単位であり、pは1〜10の数である。]で示されるア
ルキルおよび/またはアルケニルオリゴグリコシドと、
硫酸化剤とを反応させ、次いで反応生成物を水性塩基で
中和することによって得られる。
たはアルケニル基であり、Gは炭素原子数5または6の
糖単位であり、pは1〜10の数である。]で示されるア
ルキルおよび/またはアルケニルオリゴグリコシドと、
硫酸化剤とを反応させ、次いで反応生成物を水性塩基で
中和することによって得られる。
【0006】アルキルおよび/またはアルケニルオリゴ
グリコシドスルフェートを製造するには、グリコシド出
発物質を好ましくは不活性溶媒に溶解し、次いで三酸化
イオウまたは三酸化イオウ複合体(例えばSO3/ピリジ
ン複合体)と反応させる。このような方法は、例えば、
欧州特許出願EP−A0186242[プロクター・ア
ンド・ギャンブル(Procter & Gamble)]および同E
P−A0363601[フュルス(Huels)]、並びに米国
特許US−PS4609478[オリン(Olin)]に記載
されている。不活性溶媒、例えば塩化メチレンまたはジ
メチルホルムアミドの代わりに、化学的に不活性でない
溶媒、例えば脂肪アルコールを使用してもよい。その場
合は、糖のヒドロキシル基だけでなく、溶媒のヒドロキ
シル基も硫酸化される。更に、アルケニルグリコシドと
SO3との反応によって、スルホネートおよびスルフェ
ートの混合物を得ることもできる[ドイツ連邦共和国特
許出願公開DE−A3918135(ヘンケル(Henke
l))]。
グリコシドスルフェートを製造するには、グリコシド出
発物質を好ましくは不活性溶媒に溶解し、次いで三酸化
イオウまたは三酸化イオウ複合体(例えばSO3/ピリジ
ン複合体)と反応させる。このような方法は、例えば、
欧州特許出願EP−A0186242[プロクター・ア
ンド・ギャンブル(Procter & Gamble)]および同E
P−A0363601[フュルス(Huels)]、並びに米国
特許US−PS4609478[オリン(Olin)]に記載
されている。不活性溶媒、例えば塩化メチレンまたはジ
メチルホルムアミドの代わりに、化学的に不活性でない
溶媒、例えば脂肪アルコールを使用してもよい。その場
合は、糖のヒドロキシル基だけでなく、溶媒のヒドロキ
シル基も硫酸化される。更に、アルケニルグリコシドと
SO3との反応によって、スルホネートおよびスルフェ
ートの混合物を得ることもできる[ドイツ連邦共和国特
許出願公開DE−A3918135(ヘンケル(Henke
l))]。
【0007】アルキルおよび/またはアルケニルオリゴ
グリコシドスルフェートは、炭素原子数5または6のア
ルドースまたはケトース(好ましくはグルコース)から誘
導し得る。好ましいアルキルおよび/またはアルケニル
オリゴグリコシドスルフェートは、アルキルおよび/ま
たはアルケニルオリゴグルコシドスルフェートである。
グリコシドスルフェートは、炭素原子数5または6のア
ルドースまたはケトース(好ましくはグルコース)から誘
導し得る。好ましいアルキルおよび/またはアルケニル
オリゴグリコシドスルフェートは、アルキルおよび/ま
たはアルケニルオリゴグルコシドスルフェートである。
【0008】式(I)中の指数pは、オリゴマー化度(DP
度)、すなわちモノ−およびオリゴグルコシドの分布を
示し、1〜10の数である。個々の化合物のpは常に整
数であり、特に1〜6の値であり得るが、アルキルオリ
ゴグルコシドスルフェートとしての値pは、分析学的に
求めた値であって、通例整数でない。平均オリゴマー化
度pが1.1〜3.0であるアルキルおよび/またはア
ルケニルオリゴグリコシドスルフェートを使用すること
が好ましい。オリゴマー化度が1.7未満、とりわけ
1.2〜1.4であるアルキルおよび/またはアルケニ
ルオリゴグリコシドスルフェートが、適用の観点から好
ましい。
度)、すなわちモノ−およびオリゴグルコシドの分布を
示し、1〜10の数である。個々の化合物のpは常に整
数であり、特に1〜6の値であり得るが、アルキルオリ
ゴグルコシドスルフェートとしての値pは、分析学的に
求めた値であって、通例整数でない。平均オリゴマー化
度pが1.1〜3.0であるアルキルおよび/またはア
ルケニルオリゴグリコシドスルフェートを使用すること
が好ましい。オリゴマー化度が1.7未満、とりわけ
1.2〜1.4であるアルキルおよび/またはアルケニ
ルオリゴグリコシドスルフェートが、適用の観点から好
ましい。
【0009】アルキルまたはアルケニル基R1は、炭素
原子数4〜11、好ましくは8〜10の第一級アルコー
ルから誘導し得る。そのようなアルコールの例は、ブタ
ノール、カプロンアルコール、カプリルアルコール、カ
プリンアルコールおよびウンデシルアルコール、並びに
それらの工業用混合物[例えば、工業用脂肪酸メチルエ
ステルを水素化することによるか、またはレーレン(Ro
elen)のオキソ合成由来のアルデヒドを水素化すること
によって得られる]である。工業用C8-18ヤシ油脂肪ア
ルコールの分留において最初の蒸留物として得られ、不
純物としてのC12アルコールの含量が6重量%未満であ
り得るアルコールから誘導した、鎖長C8〜C10のアル
キルオリゴグルコシドスルフェート(DP=1〜3)、並
びに工業用C9/C11オキソアルコールから誘導したア
ルキルオリゴグルコシドスルフェート(DP=1〜3)が
好ましい。
原子数4〜11、好ましくは8〜10の第一級アルコー
ルから誘導し得る。そのようなアルコールの例は、ブタ
ノール、カプロンアルコール、カプリルアルコール、カ
プリンアルコールおよびウンデシルアルコール、並びに
それらの工業用混合物[例えば、工業用脂肪酸メチルエ
ステルを水素化することによるか、またはレーレン(Ro
elen)のオキソ合成由来のアルデヒドを水素化すること
によって得られる]である。工業用C8-18ヤシ油脂肪ア
ルコールの分留において最初の蒸留物として得られ、不
純物としてのC12アルコールの含量が6重量%未満であ
り得るアルコールから誘導した、鎖長C8〜C10のアル
キルオリゴグルコシドスルフェート(DP=1〜3)、並
びに工業用C9/C11オキソアルコールから誘導したア
ルキルオリゴグルコシドスルフェート(DP=1〜3)が
好ましい。
【0010】また、アルキルまたはアルケニル基R
1は、炭素原子数12〜22、好ましくは12〜14の
第一級アルコールから誘導してもよい。そのようなアル
コールの例は、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコ
ール、セチルアルコール、パルミトレイルアルコール、
ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、オ
レイルアルコール、エライジルアルコール、ペトロセリ
ニルアルコール、アラキルアルコール、ガドレイルアル
コール、ベヘニルアルコール、エルシルアルコール、お
よびそれらの工業用混合物(前記のようにして得られる)
である。水素化C12/C14ヤシ油脂肪アルコールから誘
導した、DPが1〜3であるアルキルオリゴグルコシド
スルフェートが好ましい。
1は、炭素原子数12〜22、好ましくは12〜14の
第一級アルコールから誘導してもよい。そのようなアル
コールの例は、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコ
ール、セチルアルコール、パルミトレイルアルコール、
ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、オ
レイルアルコール、エライジルアルコール、ペトロセリ
ニルアルコール、アラキルアルコール、ガドレイルアル
コール、ベヘニルアルコール、エルシルアルコール、お
よびそれらの工業用混合物(前記のようにして得られる)
である。水素化C12/C14ヤシ油脂肪アルコールから誘
導した、DPが1〜3であるアルキルオリゴグルコシド
スルフェートが好ましい。
【0011】アルキルおよび/またはアルケニルオリゴ
グリコシドスルフェートは、アルカリ金属および/また
はアルカリ土類金属塩、アンモニウム、アルキルアンモ
ニウム、アルカノールアンモニウムまたはグルカンモニ
ウム塩の形態で使用し得る。ナトリウム塩および/また
はマグネシウム塩を使用することが好ましい。
グリコシドスルフェートは、アルカリ金属および/また
はアルカリ土類金属塩、アンモニウム、アルキルアンモ
ニウム、アルカノールアンモニウムまたはグルカンモニ
ウム塩の形態で使用し得る。ナトリウム塩および/また
はマグネシウム塩を使用することが好ましい。
【0012】カチオン性ポリマー カチオン性ポリマーは、有機化学的方法によって工業的
に製造し得る既知の物質である。本発明に従って成分
(b)として使用し得るカチオン性ポリマーの例を、以下
に挙げる。
に製造し得る既知の物質である。本発明に従って成分
(b)として使用し得るカチオン性ポリマーの例を、以下
に挙げる。
【0013】(b1)式(II):
【化3】[A(OR3)3]n (II) で示されるカチオン性セルロース誘導体。式(II)中、
Aはアンヒドログルコース単位であり、nは50〜20
000の数であり、R3は式(III):
Aはアンヒドログルコース単位であり、nは50〜20
000の数であり、R3は式(III):
【化4】 [式中、Zは、場合によりヒドロキシ置換基を有する、
炭素原子数2または3のアルキレン基であり、mは0〜
10の数であり、nは0.001〜3の数であり、R4、
R5およびR6はそれぞれ、炭素原子数1〜10のアルキ
ル、アリールもしくはアラルキル基であるか、または窒
素原子と共に複素環を形成し、X-はハロゲン、スルフ
ェート、スルホネート、メトスルフェートおよびホスフ
ェートから成る群から選択するアニオンである。]で示
される基である。適当なカチオン性セルロースのカチオ
ン置換度[式(III)中のパラメータ「n」に相当する]
は、好ましくは0.01〜1、より好ましくは0.02
〜0.5である。更に、カチオン性セルロースの分子量
は、好ましくは100000〜3000000である。
炭素原子数2または3のアルキレン基であり、mは0〜
10の数であり、nは0.001〜3の数であり、R4、
R5およびR6はそれぞれ、炭素原子数1〜10のアルキ
ル、アリールもしくはアラルキル基であるか、または窒
素原子と共に複素環を形成し、X-はハロゲン、スルフ
ェート、スルホネート、メトスルフェートおよびホスフ
ェートから成る群から選択するアニオンである。]で示
される基である。適当なカチオン性セルロースのカチオ
ン置換度[式(III)中のパラメータ「n」に相当する]
は、好ましくは0.01〜1、より好ましくは0.02
〜0.5である。更に、カチオン性セルロースの分子量
は、好ましくは100000〜3000000である。
【0014】(b2)式(IV):
【化5】 で示されるカチオン性デンプン。式(IV)中、Bはデン
プン単位であり、qは0.001〜1の数であり、Z
は、場合によりヒドロキシ置換基を有する、炭素原子数
2または3のアルキレン基であり、R7、R8およびR9
はそれぞれ、炭素原子数1〜10のアルキル、アリール
もしくはアラルキル基であるか、または窒素原子と共に
複素環を形成し、X-はハロゲン、スルフェート、スル
ホネート、メトスルフェートおよびホスフェートから成
る群から選択するアニオンである。
プン単位であり、qは0.001〜1の数であり、Z
は、場合によりヒドロキシ置換基を有する、炭素原子数
2または3のアルキレン基であり、R7、R8およびR9
はそれぞれ、炭素原子数1〜10のアルキル、アリール
もしくはアラルキル基であるか、または窒素原子と共に
複素環を形成し、X-はハロゲン、スルフェート、スル
ホネート、メトスルフェートおよびホスフェートから成
る群から選択するアニオンである。
【0015】本発明の目的に好ましいカチオン性デンプ
ンは、例えば、第三級アミノ基または第四級アンモニウ
ム基を有する試薬で、デンプンをアルカリ触媒エーテル
化することによって得られる。そのような試薬の例は、
(2−クロロエチル)−ジエチルアミン、(2,3−エポキ
シプロピル)−ジエチルアミン、(3−クロロプロピル)
−トリメチルアンモニウムクロリド、(3−クロロ−2
−ヒドロキシプロピル)−トリメチルアンモニウムクロ
リド、(2,3−エポキシプロピル)−トリメチルアンモ
ニウムブロミド、および(4−クロロ−2−ブテニル)−
トリメチルアンモニウムクロリドである。デンプンとシ
アナミドとの反応によっても、適当なカチオン性デンプ
ンが得られる。カチオン置換度、すなわちデンプン単位
当たりのカチオン基数は、好ましくは0.01〜1、よ
り好ましくは0.02〜0.5である。
ンは、例えば、第三級アミノ基または第四級アンモニウ
ム基を有する試薬で、デンプンをアルカリ触媒エーテル
化することによって得られる。そのような試薬の例は、
(2−クロロエチル)−ジエチルアミン、(2,3−エポキ
シプロピル)−ジエチルアミン、(3−クロロプロピル)
−トリメチルアンモニウムクロリド、(3−クロロ−2
−ヒドロキシプロピル)−トリメチルアンモニウムクロ
リド、(2,3−エポキシプロピル)−トリメチルアンモ
ニウムブロミド、および(4−クロロ−2−ブテニル)−
トリメチルアンモニウムクロリドである。デンプンとシ
アナミドとの反応によっても、適当なカチオン性デンプ
ンが得られる。カチオン置換度、すなわちデンプン単位
当たりのカチオン基数は、好ましくは0.01〜1、よ
り好ましくは0.02〜0.5である。
【0016】(b3)式(Va)および(Vb):
【化6】
【化7】 で示されるジアリルアンモニウム塩/アクリルアミドコ
ポリマー。式(Va)および(Vb)中、Rは水素、または場
合によりヒドロキシ置換基を有する、炭素原子数1〜1
8、好ましくは1〜12、より好ましくは1〜4のアル
キルおよび/またはアルケニル基であり、x1およびx2
はそれぞれ、1〜50の数であり、yは150〜200
0の数であり、X-はハロゲン、スルフェート、スルホ
ネート、メトスルフェートおよびホスフェートから成る
群から選択するアニオンである。このカチオン性ポリマ
ーの分子量は、好ましくは30000〜200000
0、より好ましくは100000〜1000000であ
る。
ポリマー。式(Va)および(Vb)中、Rは水素、または場
合によりヒドロキシ置換基を有する、炭素原子数1〜1
8、好ましくは1〜12、より好ましくは1〜4のアル
キルおよび/またはアルケニル基であり、x1およびx2
はそれぞれ、1〜50の数であり、yは150〜200
0の数であり、X-はハロゲン、スルフェート、スルホ
ネート、メトスルフェートおよびホスフェートから成る
群から選択するアニオンである。このカチオン性ポリマ
ーの分子量は、好ましくは30000〜200000
0、より好ましくは100000〜1000000であ
る。
【0017】(b4)式(VI):
【化8】 で示されるモノマーを反復単位として有する第四級化ポ
リビニルピロリドン誘導体。式(VI)中、R10は水素、
または炭素原子数1〜4のアルキル基であり、R11、R
12およびR13はそれぞれ、水素、または場合によりヒド
ロキシ置換基を有する、炭素原子数1〜18のアルキル
および/またはアルケニル、アミドアルキル、シアノア
ルキル、アルコキシアルキルまたはカルバルコキシアル
キル基であり、Bは酸素またはNH基であり、(a1+a
2)の合計は20〜10000であり、bは1〜10の数
であり、X-はハロゲン、スルフェート、スルホネー
ト、メトスルフェートおよびホスフェートから成る群か
ら選択するアニオンである。このカチオン性ポリマーの
分子量も、30000〜2000000、とりわけ10
0000〜1000000であり得る。更に、式(VI)
で示されるポリマーのカチオン性窒素含量は、0.00
4〜0.2、好ましくは0.1〜0.15であり得る。
リビニルピロリドン誘導体。式(VI)中、R10は水素、
または炭素原子数1〜4のアルキル基であり、R11、R
12およびR13はそれぞれ、水素、または場合によりヒド
ロキシ置換基を有する、炭素原子数1〜18のアルキル
および/またはアルケニル、アミドアルキル、シアノア
ルキル、アルコキシアルキルまたはカルバルコキシアル
キル基であり、Bは酸素またはNH基であり、(a1+a
2)の合計は20〜10000であり、bは1〜10の数
であり、X-はハロゲン、スルフェート、スルホネー
ト、メトスルフェートおよびホスフェートから成る群か
ら選択するアニオンである。このカチオン性ポリマーの
分子量も、30000〜2000000、とりわけ10
0000〜1000000であり得る。更に、式(VI)
で示されるポリマーのカチオン性窒素含量は、0.00
4〜0.2、好ましくは0.1〜0.15であり得る。
【0018】他の適当なカチオン性ポリマーを次に挙げ
る: ・第四級化ビニルピロリドン/ビニルイミダゾールポリ
マー、例えばルヴィクォート(LUVIQUAT)[BA
SF社(BASF AG)、ルートヴィヒシャーフェン、
ドイツ]; ・ポリグルコール/アミン縮合生成物; ・第四級化コラーゲンポリペプチド、例えばラウリルジ
モニウム・ヒドロキシプロピル・ヒドロライズド・コラ
ーゲン(Lauryldimonium Hydroxypropyl Hydrolyze
d Collagen)[ラメクォート(Lamequat、商標)L、グ
リューナウ社(Gruenau GmbH)]; ・ポリエチレンイミン; ・カチオン性シリコーンポリマー、例えばアミドメチコ
ーン(Amidomethicone)またはダウ・コーニング(DOW
CORNING)929[ダウ・コーニング社(Dow
Corning Co.)、アメリカ]; ・アジピン酸/ジメチルアミノヒドロキシプロピルジエ
チレントリアミンコポリマー[カータレチン(CARTA
RETINE、商標)、サンド(Sandoz)、スイス]; ・例えばフランス国特許出願公開FR−A225284
0に記載のようなポリアミノポリアミド、およびその架
橋した水溶性ポリマー; ・カチオン性キチン誘導体、例えば第四級化キトサン
(場合により、微結晶の形態); ・カチオン性グアーガム、例えばジャグアー(JAGU
AR、商標)C−B−S、ジャグアーC−17、ジャグ
アーC−16[セラニーズ(Celanese)、アメリカ]; ・第四級化アンモニウム塩ポリマー、例えばミラポール
(MIRAPOL、商標)A−15、ミラポールAD−
1、ミラポールAZ−1[ミラノール(Miranol)、アメ
リカ]。
る: ・第四級化ビニルピロリドン/ビニルイミダゾールポリ
マー、例えばルヴィクォート(LUVIQUAT)[BA
SF社(BASF AG)、ルートヴィヒシャーフェン、
ドイツ]; ・ポリグルコール/アミン縮合生成物; ・第四級化コラーゲンポリペプチド、例えばラウリルジ
モニウム・ヒドロキシプロピル・ヒドロライズド・コラ
ーゲン(Lauryldimonium Hydroxypropyl Hydrolyze
d Collagen)[ラメクォート(Lamequat、商標)L、グ
リューナウ社(Gruenau GmbH)]; ・ポリエチレンイミン; ・カチオン性シリコーンポリマー、例えばアミドメチコ
ーン(Amidomethicone)またはダウ・コーニング(DOW
CORNING)929[ダウ・コーニング社(Dow
Corning Co.)、アメリカ]; ・アジピン酸/ジメチルアミノヒドロキシプロピルジエ
チレントリアミンコポリマー[カータレチン(CARTA
RETINE、商標)、サンド(Sandoz)、スイス]; ・例えばフランス国特許出願公開FR−A225284
0に記載のようなポリアミノポリアミド、およびその架
橋した水溶性ポリマー; ・カチオン性キチン誘導体、例えば第四級化キトサン
(場合により、微結晶の形態); ・カチオン性グアーガム、例えばジャグアー(JAGU
AR、商標)C−B−S、ジャグアーC−17、ジャグ
アーC−16[セラニーズ(Celanese)、アメリカ]; ・第四級化アンモニウム塩ポリマー、例えばミラポール
(MIRAPOL、商標)A−15、ミラポールAD−
1、ミラポールAZ−1[ミラノール(Miranol)、アメ
リカ]。
【0019】本発明の目的のために使用し得る他のカチ
オン性ポリマーは、下記米国特許に記載されている:U
S2261002、US2271378、US2273
780、US2388614、US2454547、U
S2961347、US3206462およびUS32
27615。これらの文献を引用により本発明の一部と
する。カチオン性ポリマーは、本発明の製剤中に、製剤
に対して0.1〜5重量%、好ましくは0.2〜0.7
重量%の量で存在し得る。
オン性ポリマーは、下記米国特許に記載されている:U
S2261002、US2271378、US2273
780、US2388614、US2454547、U
S2961347、US3206462およびUS32
27615。これらの文献を引用により本発明の一部と
する。カチオン性ポリマーは、本発明の製剤中に、製剤
に対して0.1〜5重量%、好ましくは0.2〜0.7
重量%の量で存在し得る。
【0020】化粧品製剤 本発明の製剤は、好ましくは毛髪用化粧品製剤、すなわ
ち例えばシャンプー、リンス、トニックなどである。し
かし、アルキルおよび/またはアルケニルオリゴグリコ
シドスルフェートとカチオン性ポリマーとの混合物を、
ボディケア製剤およびスキンケア製剤、例えばシャワー
ゲルまたは発泡浴剤の製造に使用することも同様に有利
であり得る。
ち例えばシャンプー、リンス、トニックなどである。し
かし、アルキルおよび/またはアルケニルオリゴグリコ
シドスルフェートとカチオン性ポリマーとの混合物を、
ボディケア製剤およびスキンケア製剤、例えばシャワー
ゲルまたは発泡浴剤の製造に使用することも同様に有利
であり得る。
【0021】本発明の製剤は、他の成分と適合する更な
る界面活性剤を含有し得る。そのような界面活性剤の例
は、脂肪アルコールポリグリコールエーテルスルフェー
ト、モノグリセリドスルフェート、モノ−および/また
はジアルキルスルホスクシネート、脂肪酸イセチオネー
ト、脂肪酸サルコシネート、脂肪酸タウリド、エーテル
カルボン酸、アルキルおよび/またはアルケニルオリゴ
グリコシド、脂肪酸−N−アルキルポリヒドロキシアル
キルアミド、アルキルアミドベタインまたはタンパク質
脂肪酸縮合物である。アルキルオリゴグルコシド、タン
パク質脂肪酸縮合物およびベタインの組み合わせが、特
に好ましい。
る界面活性剤を含有し得る。そのような界面活性剤の例
は、脂肪アルコールポリグリコールエーテルスルフェー
ト、モノグリセリドスルフェート、モノ−および/また
はジアルキルスルホスクシネート、脂肪酸イセチオネー
ト、脂肪酸サルコシネート、脂肪酸タウリド、エーテル
カルボン酸、アルキルおよび/またはアルケニルオリゴ
グリコシド、脂肪酸−N−アルキルポリヒドロキシアル
キルアミド、アルキルアミドベタインまたはタンパク質
脂肪酸縮合物である。アルキルオリゴグルコシド、タン
パク質脂肪酸縮合物およびベタインの組み合わせが、特
に好ましい。
【0022】スキンケア製剤、例えばクリーム、ローシ
ョンなどは通例、前記界面活性剤に加えて、油、乳化
剤、脂肪および蝋、安定剤、過脂肪剤、増粘剤、生体由
来物質、フィルム形成剤、保存剤、色素並びに香料を含
有する。ヘアケア製剤、例えばヘアシャンプー、ヘアロ
ーション、発泡浴剤などは、前記界面活性剤に加えて、
乳化剤、過脂肪剤、増粘剤、生体由来物質、フィルム形
成剤、保存剤、色素および香料を、更なる助剤および添
加剤として含有し得る。
ョンなどは通例、前記界面活性剤に加えて、油、乳化
剤、脂肪および蝋、安定剤、過脂肪剤、増粘剤、生体由
来物質、フィルム形成剤、保存剤、色素並びに香料を含
有する。ヘアケア製剤、例えばヘアシャンプー、ヘアロ
ーション、発泡浴剤などは、前記界面活性剤に加えて、
乳化剤、過脂肪剤、増粘剤、生体由来物質、フィルム形
成剤、保存剤、色素および香料を、更なる助剤および添
加剤として含有し得る。
【0023】適当な油は、例えば、C6-18、好ましくは
C8-10脂肪アルコールから成るゲルベアルコール、直鎖
状C6-20脂肪酸と直鎖状C6-20脂肪アルコールとのエス
テル、分枝状C6-13カルボン酸と直鎖状C16-18脂肪ア
ルコールとのエステル、直鎖状C10-18脂肪酸と分枝状
アルコール(とりわけ2−エチルヘキサノール)とのエス
テル、直鎖状および/または分枝状脂肪酸と二価アルコ
ールおよび/またはゲルベアルコールとのエステル、C
6-10脂肪酸のトリグリセリド、植物油、分枝状第一級ア
ルコール、置換シクロヘキサン、ゲルベカーボネート、
および/またはジアルキルエーテルである。
C8-10脂肪アルコールから成るゲルベアルコール、直鎖
状C6-20脂肪酸と直鎖状C6-20脂肪アルコールとのエス
テル、分枝状C6-13カルボン酸と直鎖状C16-18脂肪ア
ルコールとのエステル、直鎖状C10-18脂肪酸と分枝状
アルコール(とりわけ2−エチルヘキサノール)とのエス
テル、直鎖状および/または分枝状脂肪酸と二価アルコ
ールおよび/またはゲルベアルコールとのエステル、C
6-10脂肪酸のトリグリセリド、植物油、分枝状第一級ア
ルコール、置換シクロヘキサン、ゲルベカーボネート、
および/またはジアルキルエーテルである。
【0024】適当な乳化剤は、既知のw/oおよびo/w乳
化剤、例えば水素化およびエトキシル化ヒマシ油、グリ
セロール脂肪酸エステル、またはポリグリセロールポリ
リシノレートである。脂肪の例はグリセリドである。適
当な蝋はとりわけ、蜜蝋、パラフィン蝋またはマイクロ
ワックスであって、要すれば親水性蝋(例えばセトステ
アリルアルコール)と組み合わせて使用する。
化剤、例えば水素化およびエトキシル化ヒマシ油、グリ
セロール脂肪酸エステル、またはポリグリセロールポリ
リシノレートである。脂肪の例はグリセリドである。適
当な蝋はとりわけ、蜜蝋、パラフィン蝋またはマイクロ
ワックスであって、要すれば親水性蝋(例えばセトステ
アリルアルコール)と組み合わせて使用する。
【0025】適当な安定剤は、脂肪酸の金属塩、例えば
ステアリン酸のマグネシウム、アルミニウムおよび/ま
たは亜鉛塩である。過脂肪剤は、例えばポリエトキシル
化ラノリン誘導体、レシチン誘導体、ポリオール脂肪酸
エステル、モノグリセリドおよび脂肪酸アルカノールア
ミドのような物質から選択し得る。脂肪酸アルカノール
アミドは、泡安定剤としても作用する。
ステアリン酸のマグネシウム、アルミニウムおよび/ま
たは亜鉛塩である。過脂肪剤は、例えばポリエトキシル
化ラノリン誘導体、レシチン誘導体、ポリオール脂肪酸
エステル、モノグリセリドおよび脂肪酸アルカノールア
ミドのような物質から選択し得る。脂肪酸アルカノール
アミドは、泡安定剤としても作用する。
【0026】適当な増粘剤は、例えば、多糖、とりわけ
キサンタンガム、グアー、寒天、アルギネート、メチル
セルロース、カルボキシメチルセルロースおよびヒドロ
キシエチルセルロース、比較的高分子量の脂肪酸ポリエ
チレングリコールモノエステルおよびジエステル、ポリ
アクリレート、ポリビニルアルコールおよびポリビニル
ピロリドン、界面活性剤(例えば狭範囲脂肪アルコール
エトキシレートまたはアルキルオリゴグルコシド)、並
びに電解質(例えば塩化ナトリウムおよび塩化アンモニ
ウム)である。
キサンタンガム、グアー、寒天、アルギネート、メチル
セルロース、カルボキシメチルセルロースおよびヒドロ
キシエチルセルロース、比較的高分子量の脂肪酸ポリエ
チレングリコールモノエステルおよびジエステル、ポリ
アクリレート、ポリビニルアルコールおよびポリビニル
ピロリドン、界面活性剤(例えば狭範囲脂肪アルコール
エトキシレートまたはアルキルオリゴグルコシド)、並
びに電解質(例えば塩化ナトリウムおよび塩化アンモニ
ウム)である。
【0027】生体由来物質とは、例えば植物抽出物およ
びビタミン複合体である。フィルム形成剤は通例、例え
ばキトサン、微結晶キトサン、第四級化キトサン、ポリ
ビニルピロリドン、ビニルピロリドン/酢酸ビニルコポ
リマー、アクリル酸系ポリマー、第四級セルロース誘導
体、コラーゲン、ヒアルロン酸またはその塩、および同
様の化合物である。適当な保存剤は、例えば、フェノキ
シエタノール、ホルムアルデヒド溶液、パラベン、ペン
タンジオールまたはソルビン酸である。適当な真珠光沢
剤は、例えば、エチレングリコールジステアレートのよ
うなグリコールジステアリン酸エステル、および脂肪酸
モノグリコールエステルである。
びビタミン複合体である。フィルム形成剤は通例、例え
ばキトサン、微結晶キトサン、第四級化キトサン、ポリ
ビニルピロリドン、ビニルピロリドン/酢酸ビニルコポ
リマー、アクリル酸系ポリマー、第四級セルロース誘導
体、コラーゲン、ヒアルロン酸またはその塩、および同
様の化合物である。適当な保存剤は、例えば、フェノキ
シエタノール、ホルムアルデヒド溶液、パラベン、ペン
タンジオールまたはソルビン酸である。適当な真珠光沢
剤は、例えば、エチレングリコールジステアレートのよ
うなグリコールジステアリン酸エステル、および脂肪酸
モノグリコールエステルである。
【0028】色素は、例えば「コスメティッシェ・フェ
ルベミッテル(Kosmetische Faerbemittel)」、ファル
プシュトッフコミッシオン・デァ・ドイッチェン・フォ
ルシュングスゲマインシャフト(Farbstoffkommission
der Deutschen Forschungsgemeinschaft)、フェ
アラーク・ヒェミー(Verlag Chemie)、ヴァインハイ
ム(Weinheim)、1984、第81〜106頁に挙げら
れているような、化粧品に適当で承認された物質から選
択し得る。色素は通例、混合物全体に対して0.001
〜0.1重量%の濃度で使用する。
ルベミッテル(Kosmetische Faerbemittel)」、ファル
プシュトッフコミッシオン・デァ・ドイッチェン・フォ
ルシュングスゲマインシャフト(Farbstoffkommission
der Deutschen Forschungsgemeinschaft)、フェ
アラーク・ヒェミー(Verlag Chemie)、ヴァインハイ
ム(Weinheim)、1984、第81〜106頁に挙げら
れているような、化粧品に適当で承認された物質から選
択し得る。色素は通例、混合物全体に対して0.001
〜0.1重量%の濃度で使用する。
【0029】助剤および添加剤の総量は、製剤に対して
1〜50重量%、好ましくは5〜40重量%であり得、
非水性成分(「活性物質」)含量は、製剤に対して20〜8
0重量%、好ましくは30〜70重量%である。製剤
は、既知の方法で、例えば高温、低温、高温−高温/低
温またはPIT乳化によって調製し得る。この調製は単
に機械的に行い、化学反応は伴わない。
1〜50重量%、好ましくは5〜40重量%であり得、
非水性成分(「活性物質」)含量は、製剤に対して20〜8
0重量%、好ましくは30〜70重量%である。製剤
は、既知の方法で、例えば高温、低温、高温−高温/低
温またはPIT乳化によって調製し得る。この調製は単
に機械的に行い、化学反応は伴わない。
【0030】
【工業的適用】アルキルおよび/またはアルケニルオリ
ゴグリコシドスルフェートと、カチオン性ポリマーとの
混合物は、穏やかで、発泡性およびヘアコンディショニ
ング性が改善されている。従って、そのような本発明の
混合物は、化粧品製剤、とりわけヘアケア製剤、例えば
シャンプー、リンスおよびトニックの製造に適してい
る。
ゴグリコシドスルフェートと、カチオン性ポリマーとの
混合物は、穏やかで、発泡性およびヘアコンディショニ
ング性が改善されている。従って、そのような本発明の
混合物は、化粧品製剤、とりわけヘアケア製剤、例えば
シャンプー、リンスおよびトニックの製造に適してい
る。
【0031】
Ia.使用した界面活性剤 A1)C12/C14ヤシ油アルキルグルコシドスルフェー
ト・Na塩 A2)ラウリルグルコシドスルフェート・Na/Mg(1:
1)塩 B1)C12/C14ヤシ油アルコール3.6EO(エチレン
オキシド)スルフェート・Na塩 B2)C8/C10アルキルポリグルコシド(DP=1.5) B3)大豆タンパク質ヤシ油脂肪酸縮合物 B4)ヤシ油脂肪酸由来のベタイン
ト・Na塩 A2)ラウリルグルコシドスルフェート・Na/Mg(1:
1)塩 B1)C12/C14ヤシ油アルコール3.6EO(エチレン
オキシド)スルフェート・Na塩 B2)C8/C10アルキルポリグルコシド(DP=1.5) B3)大豆タンパク質ヤシ油脂肪酸縮合物 B4)ヤシ油脂肪酸由来のベタイン
【0032】Ib.使用したカチオン性ポリマー K1)ラメクォートL:ラウリルジモニウム・ヒドロキ
シプロピル・ヒドロライズド・コラーゲン(グリューナ
ウ) K2)ポリマー(Polymer)JR−400:カチオン性化
セルロース[ユニオン・カーバイド(Union Carbide)] K3)メルクォート(MERQUAT、商標)550:N,
N−ジメチル−1,3−メチレンピペリジニウムクロリ
ドのコポリマー[メルク社(Merck Co.)] K4)ガフクォート(GAFQUAT、商標)755:ビ
ニルピロリドンおよびジメチルアミノエチルアクリレー
トのコポリマー[ガフ・ケミカル社(GAF Chemical
Co.)]
シプロピル・ヒドロライズド・コラーゲン(グリューナ
ウ) K2)ポリマー(Polymer)JR−400:カチオン性化
セルロース[ユニオン・カーバイド(Union Carbide)] K3)メルクォート(MERQUAT、商標)550:N,
N−ジメチル−1,3−メチレンピペリジニウムクロリ
ドのコポリマー[メルク社(Merck Co.)] K4)ガフクォート(GAFQUAT、商標)755:ビ
ニルピロリドンおよびジメチルアミノエチルアクリレー
トのコポリマー[ガフ・ケミカル社(GAF Chemical
Co.)]
【0033】Ic.添加剤 Z1)2−オクチルドデカノール Z2)ジオクチルシクロヘキサン Z3)アーモンド油 Z4)ジ−n−オクチルエーテル Z5)セチル/ステアリル(50:50)アルコール
【0034】II.製剤 製剤F1〜F4は本発明の製剤であり、製剤F5〜F8
は比較製剤である。製剤の組成を表1に示す。表1中の
数値は重量%である。製剤は、水を加えて100重量%
とする。
は比較製剤である。製剤の組成を表1に示す。表1中の
数値は重量%である。製剤は、水を加えて100重量%
とする。
【表1】
【0035】III.発泡性 DIN53902/パート2に従って、硬水(16゜d)中
の製剤の発泡性を23℃で測定した。起泡、5分後の泡
量、泡の質、および製剤をシャンプーとして使用した場
合、濯いだ後の毛髪の感触を評価した。結果を表2に示
す。
の製剤の発泡性を23℃で測定した。起泡、5分後の泡
量、泡の質、および製剤をシャンプーとして使用した場
合、濯いだ後の毛髪の感触を評価した。結果を表2に示
す。
【0036】
【表2】 凡例: BF=起泡 FC=泡の崩壊(5分後の泡量) FP=泡の質(++:クリーム状の豊かな泡; +:粗い
泡) HF=濯いだ後の毛髪の感触(+++:滑らかで櫛通り
が良好; ++:感触は不良だが、櫛通りは良好; +:
感触、櫛通り共に不良)
泡) HF=濯いだ後の毛髪の感触(+++:滑らかで櫛通り
が良好; ++:感触は不良だが、櫛通りは良好; +:
感触、櫛通り共に不良)
【0037】IV.乾燥および湿潤櫛通り試験 a)乾燥櫛通り 帯電を伴う乾燥櫛通りを試験した。相対湿度を20%と
した。調整時間は、30℃で12時間であった。櫛を1
0回通した後、二重ファラデー箱のチャージタップによ
り測定を行った。測定誤差は平均2.5%、統計学的確
実性は少なくとも99.9%であった。この櫛通り試験
の結果を表3に示す。 b)湿潤櫛通り 褐色の毛髪[アルキンコ(Alkinco)#6634、毛房長
12cm、毛房重量1g]の湿潤櫛通りを試験した。零測定
の後、製剤F1〜F8(100ml)に毛房を浸漬した。5
分間の接触時間後、毛房を流水(1l/分、38℃)で1
分間濯いだ。毛房を再測定に付し、零測定値と比較し
た。測定誤差は平均2%、統計学的確実性は少なくとも
99%であった。この結果も表3に示す。
した。調整時間は、30℃で12時間であった。櫛を1
0回通した後、二重ファラデー箱のチャージタップによ
り測定を行った。測定誤差は平均2.5%、統計学的確
実性は少なくとも99.9%であった。この櫛通り試験
の結果を表3に示す。 b)湿潤櫛通り 褐色の毛髪[アルキンコ(Alkinco)#6634、毛房長
12cm、毛房重量1g]の湿潤櫛通りを試験した。零測定
の後、製剤F1〜F8(100ml)に毛房を浸漬した。5
分間の接触時間後、毛房を流水(1l/分、38℃)で1
分間濯いだ。毛房を再測定に付し、零測定値と比較し
た。測定誤差は平均2%、統計学的確実性は少なくとも
99%であった。この結果も表3に示す。
【0038】
【表3】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 イェルク・カーレ ドイツ連邦共和国40789モンハイム、グラ ツァー・シュトラーセ48番 (72)発明者 ベルント・ファブリー ドイツ連邦共和国41352コルシェンブロイ ヒ、ダンツィガー・シュトラーセ31番
Claims (6)
- 【請求項1】 (a)アルキルおよび/またはアルケニル
オリゴグリコシドスルフェート、および(b)カチオン性
ポリマーを含有する化粧品製剤。 - 【請求項2】 式(I): 【化1】R1O−[G]p (I) [式中、R1は炭素原子数4〜22のアルキルおよび/ま
たはアルケニル基であり、Gは炭素原子数5または6の
糖単位であり、pは1〜10の数である。]で示されるア
ルキルおよび/またはアルケニルオリゴグリコシドと、
硫酸化剤とを反応させ、次いで水性塩基で中和すること
によって得られるアルキルおよび/またはアルケニルオ
リゴグリコシドスルフェートを含有する請求項1記載の
化粧品製剤。 - 【請求項3】 アルキルおよび/またはアルケニルオリ
ゴグリコシドスルフェートとして、アルキルオリゴグル
コシドスルフェートを含有する請求項1または2記載の
化粧品製剤。 - 【請求項4】 アルキルおよび/またはアルケニルオリ
ゴグリコシドスルフェートを、製剤に対して0.5〜2
5重量%の量で含有する請求項1または2記載の化粧品
製剤。 - 【請求項5】 カチオン性セルロース誘導体、カチオン
性デンプン、ジアリルアンモニウム塩/アクリルアミド
コポリマー、第四級化ポリビニルピロリドン誘導体、第
四級化ビニルピロリドン/ビニルイミダゾールポリマ
ー、ポリグリコール/アミン縮合生成物、第四級化コラ
ーゲンポリペプチド、ポリエチレンイミン、カチオン性
シリコーンポリマー、アジピン酸/ジメチルアミノヒド
ロキシプロピルジエチレントリアミンコポリマー、ポリ
アミノポリアミド、カチオン性キチン誘導体、カチオン
性グアーガムおよび/または第四級化アンモニウム塩ポ
リマーから成る群から選択するカチオン性ポリマーを含
有する請求項1〜4のいずれかに記載の化粧品製剤。 - 【請求項6】 カチオン性ポリマーを0.1〜5重量%
の量で含有する請求項1〜5のいずれかに記載の化粧品
製剤。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19500841-3 | 1995-01-13 | ||
DE1995100841 DE19500841A1 (de) | 1995-01-13 | 1995-01-13 | Kosmetische Mittel |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08231341A true JPH08231341A (ja) | 1996-09-10 |
Family
ID=7751422
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP463496A Pending JPH08231341A (ja) | 1995-01-13 | 1996-01-16 | 化粧品製剤 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08231341A (ja) |
DE (1) | DE19500841A1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19737682A1 (de) * | 1997-08-29 | 1999-03-04 | Henkel Kgaa | Wäßrige Hautreinigungsmittel in Emulsionsform |
DE102005001785A1 (de) * | 2005-01-10 | 2006-07-20 | Beiersdorf Ag | Tensidhaltige Emulsionen für das Wannenbad mit hoher Badewassertrübung |
-
1995
- 1995-01-13 DE DE1995100841 patent/DE19500841A1/de not_active Withdrawn
-
1996
- 1996-01-16 JP JP463496A patent/JPH08231341A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE19500841A1 (de) | 1996-07-18 |
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