JPH08231094A - 巻取紙自動仕立て装置の排紙巻取装置 - Google Patents

巻取紙自動仕立て装置の排紙巻取装置

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JPH08231094A
JPH08231094A JP6342295A JP6342295A JPH08231094A JP H08231094 A JPH08231094 A JP H08231094A JP 6342295 A JP6342295 A JP 6342295A JP 6342295 A JP6342295 A JP 6342295A JP H08231094 A JPH08231094 A JP H08231094A
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JP
Japan
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paper
discharged
winding
discharged paper
discharge
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6342295A
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English (en)
Inventor
Yukio Hamaoka
幸男 浜岡
Akikazu Seo
昭和 瀬尾
Yoshihiro Oyama
喜弘 大山
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 巻取紙の排紙が安定した姿勢で巻かれ形状が
よくなるとともに、巻取られた排紙の形状が一定し固め
に巻かれ、更に装置の構造が簡単でコストが低減する巻
取紙自動仕立て装置の排紙巻取装置を提供する。 【構成】 巻取紙自動仕立て装置に装架された巻取紙7
0の排紙繰り出し側下方に位置し巻取紙70より繰り出
された排紙71を上下方向に案内し下端に湾曲部52a
を有する導入ガイド52と、その下方に位置し複数組の
一対の逆ハの字形に配置された揺動傾斜板51及び上部
に湾曲部50aを有する傾斜板50と複数組の巻込みベ
ルトコンベア47とからなる巻込み装置61と、その排
紙排出側に位置し正逆転する排出ベルトコンベア48と
を具えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は巻取紙自動仕立て装置
(以下SPR)の排紙巻取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3及び図4に従来のSPRの排紙巻取
装置の側面図及び正面図を示す。排紙巻取装置1は、台
座に固設された軸受2と、一体に組立てられた上部及び
下部板フレーム4及び3と、軸受2に揺動可能のように
支持された主軸5と、主軸5に固設された一対の板フレ
ーム6a,6bと、板フレーム6a,6bと下部板フレ
ーム3との間に設けられたエアシリンダ7と、一対の上
部フレーム4の間の中央部に設けられたエアシリンダ8
にて揺動する排紙ノックアーム9と、テーブル10と、
板フレーム6a,6bにエアシリンダ11,12にて揺
動し得るように設けられたアーム13,14にそれぞれ
回転し得るように支持された一対のピンチローラ15,
16と、一対の板フレーム6a,6bに設置された排紙
チャック巻取装置17とから構成されている。図4で排
紙チャック巻取装置17には、主軸5に軸方向に移動し
得るように遊合している一対の巻取ブラケット18の軸
受19に回転自在に支持されたスプロケットホイール2
0に固設されたエアチャック21により開閉する爪22
を設けたチャックヘッド23と、一対の板フレーム6
a,6bと一対の中間フレーム(図示せず)との間にそ
れぞれ回転自在に支承された案内軸25a,25bと、
勝手反対のねじ軸26a,26bが設けられていて、案
内軸25a,25b同士及びねじ軸26a,26b同士
は中間フレームの間でチエーンカプリング(図示せず)
にて連結されている。
【0003】しかして、チャックヘッド23はねじ軸2
6a,26bと螺合、案内軸25a,25bと静合し、
これら両軸に沿って軸方向に同時に反対方向に移動し両
チャックヘッド23間が開閉する。一方のチャックヘッ
ド23には図示しない駆動装置が設置されていて、回転
はスプロケットホイール20→案内軸25aのスプロケ
ットホイール→ねじ軸26aのスプロケットホイール
(図示せず)→ねじ軸26aに伝わり、チャックヘッド
23は同時に反対方向に移動する。この装置において、
巻取紙自動仕立て装置に装架された巻取紙70の回転に
より巻戻された排紙71が開いている一対のピンチロー
ラ15,16の間を通り、水平方向に開いている爪22
に達すると、ピンチローラ15,16が閉じ排紙端部を
強固に挟む。ついで排紙引出しバー29がエアシリンダ
にてスイングし排紙71を引出し、この排紙71がV字
形に切断されのり仕立てされる。この時切断された排紙
71の先端は前述のように水平方向に開いている爪22
の間にあるので、爪22を閉じると排紙先端部の両側が
掴まれ、駆動装置により回転する爪22の外周にガイド
されて巻取られる。巻取りが終わるとエアシリンダ7に
てテーブル10の方に板フレーム6a,6bがスイング
し巻取った排紙71を爪22より離しテーブル10の上
に乗せる。載置された排紙71は排紙ノックアーム9に
て押されテーブル10の傾斜面をころがり落ち、排紙搬
出装置の排紙受(図示せず)に収まる。
【0004】しかしながらこのような装置では、巻取紙
70より繰り出された排紙71を垂直方向に重力のみに
て案内するだけなので、先端部がふらつきねじれ、爪2
2にてこの先端部の両側を掴む時折れたりねじれたまま
掴む。また排紙71の先端部の両側を掴んで爪22の外
周をガイドにしてまわして巻付けるだけなので、巻かれ
た排紙71の形状は一定せずふわふわしている。更に巻
取紙70の幅に応じて爪22の間隔を調整するため、爪
22を移動しなければならない。なお巻取られた排紙7
1をテーブル10上に運び叩いてテーブル10の傾斜面
を転がす装置が必要である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情に鑑みて提案されたもので、排紙が安定した姿勢で
巻かれ形状がよくなるとともに、巻取られた排紙の形状
が一定し固めに巻かれ、更に装置の構造が簡単でコスト
が低減する巻取紙自動仕立て装置の排紙巻取装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのために本発明は、巻
取紙自動仕立て装置に装架された巻取紙の排紙繰り出し
側下方に位置し巻取紙より繰り出された排紙を上下方向
に案内し下端に湾曲部を有する導入ガイドと、上記導入
ガイドの下方に位置し複数組の一対の逆ハの字形に配置
された揺動傾斜板及び上部に湾曲部を有する傾斜板と複
数組の巻込みベルトコンベアとからなる巻込み装置と、
上記巻込み装置の排紙排出側に位置し正逆転する排出ベ
ルトコンベアとを具えたことを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明SPRの排紙巻取装置においては、導入
ガイドの湾曲部にて揺動傾斜板への流入入口付近で排紙
を一旦上方に曲げ剛性を高めるので、紙の腰が強くなり
姿勢が安定する。また逆ハの字形の排紙流入側の揺動傾
斜板にて排紙を下方に巻くように導き、正転している排
出ベルトコンベア及びこの揺動傾斜板と反対側にある湾
曲部を有する傾斜板の上方に向かって傾斜する面に沿っ
て排紙が通ると、巻込み方向に回転する巻込みベルトコ
ンベアにて強制的に前記湾曲部に送り巻込む。更に排出
ベルトコンベアは排紙巻込み時巻込む方向に回転し、巻
終わると逆転して排紙搬出装置に運ぶ。この時揺動傾斜
板は巻終わった排紙に当たらない位置に倒れる。
【0008】
【実施例】本発明SPRの排紙巻取装置の一実施例を図
1側面図及び図2正面図について説明すると、排紙巻取
装置41は、SPRの一対のフレームの間に固設された
台板に固設された軸受42に回転自在に支持されかつモ
ータ43にて駆動される軸44と、軸44に固設された
ベルトプーリ45,ベルト45′,従動プーリ45a,
テンションプーリ45bからなる巻込みベルトコンベア
47と、同じく軸44に固設されたベルトプーリ46,
ベルト46′,従動プーリ46a,テンションプーリ4
6bからなる排出ベルトコンベア48と、巻込みベルト
コンベア47の支持板49に固設された湾曲部50aを
有する傾斜板50と、この傾斜板50と逆ハの字形部6
3を形成する揺動傾斜板51と、逆ハの字形部63の上
方でSPRのフレーム間に設置された垂直ガイド板53
に取付けられ下端に湾曲部52aを有する導入ガイド5
2とから構成されている。
【0009】しかして巻込みベルトコンベア47,傾斜
板50,揺動傾斜板51が巻込み装置61を形成し、な
お揺動傾斜板51の軸55は軸受56に支持されエアシ
リンダ54にて巻取位置及び排出位置の間を往復回動す
る。また傾斜板50の上側に一対のピンチローラ57,
58が設けられるとともに、垂直ガイド板53の補強部
53aに当離接する揺動ローラ59が設けられ、一対の
揺動するピンチローラ57,58と揺動ローラ59との
間に排紙引出し装置60が設置されている。
【0010】このような構造の排紙巻取装置41にて排
紙71を巻取るには、SPRに装架された巻取紙70を
回転し巻戻された排紙71が垂直ガイド板53に沿って
下降すると、導入ガイド52にて排紙71が上方にカー
ルして剛性を増し、安定した姿勢にて開いている一対の
ピンチローラ57,58の間を通って揺動傾斜板51に
到達する。ついで一対のピンチローラ57,58が閉じ
排紙引出し装置60に排紙71が引出され、のり仕立て
装置(図示せず)にてV字形にカットされる。カットさ
れたこの排紙71は揺動ローラ59及びピンチローラ5
7,58が開くと揺動傾斜板51の傾斜面に沿って降下
し、正転(矢印)する排出ベルトコンベア48にて巻込
みベルトコンベア47と湾曲部50aを有する傾斜板5
0に導かれ、巻込みベルトコンベア47にてせり上げら
れ傾斜板50とその湾曲部50aにて円形に巻かれる。
【0011】このようにして多層巻かれた排紙71は、
巻終わると揺動傾斜板51が倒れ排出ベルトコンベア4
8が逆転し、次の工程排紙搬出装置に送られる。なお巻
込みベルトコンベア47,排出ベルトコンベア48,傾
斜板50,揺動傾斜板51及び導入ガイド52の配置ス
パンは、最大紙幅の巻取紙70よりの排紙71を巻込む
ことができる長さとなっているので、紙幅に関係なく排
紙71を巻込むことが可能である。
【0012】かくしてこのような排紙巻取装置によれ
ば、巻取紙70の回転により繰り出された排紙71を上
下方向に案内し下端に湾曲部52aを有する導入ガイド
52を設けたので、排紙71が巻込みベルトコンベア4
7入口にてカールして剛性を増し、安定した姿勢にて巻
込みベルトコンベア47に入るので巻取られた紙の形状
が良くなる。また湾曲部50aを有する傾斜板50と揺
動傾斜板51とを逆ハの字形に設置するとともに、これ
ら傾斜板50,51と巻込みベルトコンベア47とで巻
込み装置61を形成したので、巻取る形状に排紙71の
先端を案内しベルト47′にて案内に沿って強制的に巻
込むようにすることができ、巻取られた排紙71の形状
が一定し固めに巻かれる。
【0013】更に巻取られた排紙71は巻取られた位置
より巻取りに使用した排出ベルトコンベア48を逆転し
て次工程に送り出されるので、従来のような排紙71を
巻取った位置より次工程に移送する装置を設ける必要が
なく、構造が簡単でコストが低減する。なお排紙巻取装
置の各部材の配置スパンは最大紙幅の巻取紙に対応し得
る長さとなっているので、巻取紙幅が変化しても従来の
ように爪間隔を調整することなく巻取ることができる。
【0014】
【発明の効果】要するに本発明によれば、巻取紙自動仕
立て装置に装架された巻取紙の排紙繰り出し側下方に位
置し巻取紙より繰り出された排紙を上下方向に案内し下
端に湾曲部を有する導入ガイドと、上記導入ガイドの下
方に位置し複数組の一対の逆ハの字形に配置された揺動
傾斜板及び上部に湾曲部を有する傾斜板と複数組の巻込
みベルトコンベアとからなる巻込み装置と、上記巻込み
装置の排紙排出側に位置し正逆転する排出ベルトコンベ
アとを具えたことにより、排紙が安定した姿勢で巻かれ
形状がよくなるとともに、巻取られた排紙の形状が一定
し固めに巻かれ、更に装置の構造が簡単でコストが低減
する巻取紙自動仕立て装置の排紙巻取装置を得るから、
本発明は産業上極めて有益なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明SPRの排紙巻取装置の一実施例の側面
図である。
【図2】同上の正面図である。
【図3】従来のSPRの排紙巻取装置の側面図である。
【図4】同上の正面図である。
【符号の説明】
41 排紙巻取装置 43 モータ 44 軸 47 巻込みベルトコンベア 48 排出ベルトコンベア 49 支持板 50 傾斜板 50a 湾曲部 51 揺動傾斜板 52 導入ガイド 52a 湾曲部 61 巻込み装置 63 逆ハの字形部 70 巻取紙 71 排紙

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻取紙自動仕立て装置に装架された巻取
    紙の排紙繰り出し側下方に位置し巻取紙より繰り出され
    た排紙を上下方向に案内し下端に湾曲部を有する導入ガ
    イドと、上記導入ガイドの下方に位置し複数組の一対の
    逆ハの字形に配置された揺動傾斜板及び上部に湾曲部を
    有する傾斜板と複数組の巻込みベルトコンベアとからな
    る巻込み装置と、上記巻込み装置の排紙排出側に位置し
    正逆転する排出ベルトコンベアとを具えたことを特徴と
    する巻取紙自動仕立て装置の排紙巻取装置。
JP6342295A 1995-02-27 1995-02-27 巻取紙自動仕立て装置の排紙巻取装置 Withdrawn JPH08231094A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003032759A1 (fr) * 2001-10-16 2003-04-24 Japan Tobacco Inc. Ruban adhesif destine a assembler des bandes continues utilisees comme materiau d'emballage d'un article en forme de barreau, et dispositif d'alimentation du ruban adhesif
KR100927107B1 (ko) * 2009-06-08 2009-11-13 오태진 원단 권취장치

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2003032759A1 (fr) * 2001-10-16 2003-04-24 Japan Tobacco Inc. Ruban adhesif destine a assembler des bandes continues utilisees comme materiau d'emballage d'un article en forme de barreau, et dispositif d'alimentation du ruban adhesif
US6941994B2 (en) 2001-10-16 2005-09-13 Japan Tobacco Inc. Splicing tape for splicing webs used as wrapping material for rod-like article together and feeding device of the same
KR100927107B1 (ko) * 2009-06-08 2009-11-13 오태진 원단 권취장치

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Effective date: 20020507