JPH08230890A - 保護包装システム - Google Patents

保護包装システム

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Publication number
JPH08230890A
JPH08230890A JP7352947A JP35294795A JPH08230890A JP H08230890 A JPH08230890 A JP H08230890A JP 7352947 A JP7352947 A JP 7352947A JP 35294795 A JP35294795 A JP 35294795A JP H08230890 A JPH08230890 A JP H08230890A
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JP
Japan
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panels
panel
container
container component
component
Prior art date
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Application number
JP7352947A
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English (en)
Inventor
Ii Dicky D Timmons
デイツキー・デイ・テイモンズ・ザセカンド
E Hubbard Yonkers
イー・ハバード・ヨンカーズ
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Ortho Pharmaceutical Corp
Original Assignee
Ortho Pharmaceutical Corp
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Publication date
Application filed by Ortho Pharmaceutical Corp filed Critical Ortho Pharmaceutical Corp
Publication of JPH08230890A publication Critical patent/JPH08230890A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01LCHEMICAL OR PHYSICAL LABORATORY APPARATUS FOR GENERAL USE
    • B01L3/00Containers or dishes for laboratory use, e.g. laboratory glassware; Droppers
    • B01L3/50Containers for the purpose of retaining a material to be analysed, e.g. test tubes
    • B01L3/505Containers for the purpose of retaining a material to be analysed, e.g. test tubes flexible containers not provided for above
    • B01L3/5055Hinged, e.g. opposable surfaces
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D85/00Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials
    • B65D85/30Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for articles particularly sensitive to damage by shock or pressure
    • B65D85/42Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for articles particularly sensitive to damage by shock or pressure for ampoules; for lamp bulbs; for electronic valves or tubes
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B10/00Other methods or instruments for diagnosis, e.g. instruments for taking a cell sample, for biopsy, for vaccination diagnosis; Sex determination; Ovulation-period determination; Throat striking implements
    • A61B10/0096Casings for storing test samples
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D81/00Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents
    • B65D81/02Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents specially adapted to protect contents from mechanical damage
    • B65D81/03Wrappers or envelopes with shock-absorbing properties, e.g. bubble films

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 輸送に適した容器構成要素を提供する。 【解決手段】 保護包装システムは封筒と一般的には薄
く、平らで、柔軟性であるがこわれやすい製品の輸送用
封筒内に収容される容器とを含む。例えば、この保護包
装システムは柔軟性基質として構成される試験カードに
より担持される例えば乾燥血斑(DBS)または他の乾
燥体液の如き医学試験標本を安全に輸送するために設計
される。封筒および容器の組み合わせ体は米国郵便業務
(または他の配達業者業務)の自動化された装置中を通
過するのに十分なほど柔軟性であるが郵便が遭遇する取
り扱いに耐えるのに十分なほど硬いためパッケージの内
容物に対する被害が避けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明は一般的にはパッケージに関し、
そして特にこわれやすい目的物を輸送するための保護包
装システムに関する。
【0002】
【従来技術及びその課題】つぶれたり、破れたりまたは
他の破壊を受けやすい荷物を輸送するために広範な種類
の絶縁および包装材料が現在使用されている。これらの
中には、こわれやすい不安定な荷物を安全に輸送するた
めの外国産の複合材料や例えばボール紙の如き平凡な材
料から製作された多数の容器がある。
【0003】さらに、先行技術では箱、封筒または他の
輸送容器内の衝撃絶縁用に有用な種々の詰物または充填
剤材料が開示されている。例えば、単独でまたはプラス
チック「バブルラップ」、フォームビーズ、フォーム
「ピーナッツ」などと共に使用される波形ボール紙の如
き材料が一般的に輸送中にこわれやすい目的物を保護す
る際の当技術の現状の代表的なものである。しかしなが
ら、そのような包装材料の不存在下では、一般的な詰物
なしの輸送容器は郵便によって配達される場合には非常
にこわれやすい内容物を信頼のおける程度に保護するに
は弱すぎたりまたは自動化された郵便業務の機械処理に
は硬すぎたりする。後者の場合には、容器を郵便配達業
者が手で処理しなければならず、それにより配達が遅れ
る。
【0004】保護材としての多くの包装材料の一般的な
効果にもかかわらず、内部に含有される製品より典型的
には寸法が相当大きくそしてしばしば数倍である不格好
なものとなる。実際に、要求される程度に確実に保護す
るためには、相対的に小さく且つこわれやすい目的物を
通常は相当な量の包装材料により取り囲まれなければな
らない。従って、自動化された処理用には硬すぎる包装
と同様に、米国郵便業務または他の配達業者は共通して
そのようなかさばった包装を手で処理しなければならな
い。
【0005】この問題は、他の点では自動化された郵便
処理用に適している一般的な封筒または郵便物の寸法制
限内に容易に適合するがそれらのこわれやすい性質のた
めに自動化された郵便施設処理機械の精密さまたは手に
よる取り扱いに伴う圧力に耐えられないような相対的に
平らであるこわれやすい製品に関して特に不満を生じさ
せる。これらの環境下では、重合体材料がそのような製
品を包装するための魅力的な手段と思われた。しかしな
がら、それらの固有の弾性記憶性質にもかかわらず、重
合体材料から製造された多くのパッケージは一般的な処
理および取り扱い技術を受ける時に割れや変形を受け
る。従って、軽量、高い強度および小さい寸法を、繰り
返される曲げおよび取り扱い工程に対する耐性と共に有
するような現在利用できるパッケージデザインは存在し
ていない。
【0006】従って、米国郵便業務(または他の配達業
者)の自動化された装置中を通過するのに十分なほど柔
軟性でありながら郵便物が典型的に遭遇するぶつかりや
他の手荒い取り扱いに耐えるのに十分なほど硬い軽量の
保護輸送パッケージが好都合である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、かさばった包
装材料を用いずに輸送または郵送中にこわれやすい目的
物を保護収容するパッケージを提供する。このパッケー
ジは本質的に平らでありそして内部に含有された目的物
に対して高められた保護を与えながら標準的郵送用封筒
の全体的寸法に適合する。
【0008】特に、本発明の保護包装システムは一般的
には薄く、平らで、柔軟性であるがこわれやすい製品の
輸送用の封筒および容器(receptacle)を含んでなる。そ
のままで、本発明の包装システムは雑多なこわれやすい
目的物を収容するために容易に適合させうると考えら
れ、ここでそれらの目的物には書類、写真、およびフロ
ッピーコンピューターディスクが包含されるがそれらに
限定されない。ここで好ましい態様によると、保護包装
システムは例えば柔軟性基質として構成された試験カー
ドにより担持される乾燥血斑(DBS)または他の乾燥
体液を安全に輸送するために設計される。封筒および容
器の組み合わせは米国郵便業務(または他の配達業者業
務)の自動化された装置の中を通るのに十分なほど柔軟
性であるが郵便が遭遇する取り扱いに耐えるのに十分な
ほど硬いためパッケージの内容物に対する損傷が避けら
れる。封筒は適当に柔軟性であるがでこぼこのある材料
から製造されていてもよくそして好適には紙またはプラ
スチック、例えばTyvekRの如き紡糸ポリオレフィンから
製作される。紙を使用する時には、適当な材料はしっか
りした漂白されたサルファイトストック(「SBS」ス
トック)であってよい。
【0009】同様に、容器は適当な柔軟性および耐性を
有する材料、例えばプラスチック、ボール紙、チップボ
ード、金属、複合材料、またはそれらのいずれかの組み
合わせから製造されていてもよい。
【0010】しかしながら、好適には容器は重合体プラ
スチック、例えばポリエチレンテレフタレート、ポリ塩
化ビニル、ポリカーボネート、ポリアクリレートまたは
ポリウレタンから製作される。ここでは、好適な材料は
ポリエチレンテレフタレートグリコール(「PET
G」)である。容器は熱成形方法により成形されていて
もよい。本質的に、容器の熱成形には加熱された雄およ
び雌形の中での薄い(約13〜16ミル)の重合体ウェ
ブまたはシートの走行が必然的に伴われ、それにより多
くの構造物的および機能的に選定された隆起や刻み目の
ある表面が容器の中に成形される。成形後に、熱成形さ
れた容器を次に(回転または他の方法で)ダイ切断し
て、折り畳みおよび相互固定に適する第一および第二の
パネルを有する折り畳み可能な構成要素の形をとって目
的物収容ポケットを制定する。
【0011】他の特徴の中でもとりわけこの容器は好適
には医学標本試験カードまたは他の柔軟性の実質的に平
らなこわれやすい目的物の容器中への挿入を促進させる
種々の手段を含む。これらの手段は向かい合った傾斜(r
amp)を含んでいてもよいと考えられ、その傾斜は目的物
の挿入時に容器および封筒表面に広がりそして後ろで閉
じて目的物が容器中に完全に挿入されたら目的物を保持
する。目的物が医学標本試験カードである場合には、例
えばこの傾斜は挿入中にカードにより担持される体液斑
(例えば血斑)の損傷の可能性を減少させる。目的物を
適当な位置に向けおよび/またはそのような位置を挿入
中に保つのを助けるために、例えば1組またはそれ以上
の向かい合った案内の如き他の手段が備えられていても
よい。
【0012】容器が内部にある医学標本試験カードを収
容しそして保護するために機能するようなここでの好適
な態様によると、この容器は好適には容器の第一および
第二のパネルの両者の中に成形されている1つもしくは
それ以上の隆起した実質的にドーム形の保護部分または
室をさらに含んでなる。容器を折り畳みそしてその第一
および第二のパネルを互いに固定する時には、これらの
隆起した保護部分またはドームは望ましくは容器の向か
い合った端部に存在する。ドームの目的は試験カード上
の乾燥体液斑を輸送中にそれと接触させずに被覆および
保護することでる。さらに、隆起させることにより、斑
が容器中に挿入される時にはまだ湿っている場合にドー
ムによって空気流による斑の乾燥が助けられる。ドーム
は好適には一般的には平面図で楕円または円形である。
ドームの周囲壁は連続的であってもまたは不連続的であ
ってもよい。好ましい態様である不連続的な場合には、
これらの不連続性すなわち空所が空気流を生じそして容
器がカード挿入中およびパッケージ輸送中に体液斑と接
触する可能性が減じられる。
【0013】ドームの向かい合った組は望ましくは第一
および第二の容器パネルの両者中に且つ折り畳まれた時
には容器の先端および後端に現れるため、先端もしくは
後端のどちらかに体液斑がついたカードを挿入するかま
たは斑が第一もしくは第二の容器パネルに面するかどう
かにかかわらずドームは試験カードに順応することがで
きる。血液が試験カードに担持される場合には血液が封
筒中に湿ったまま挿入されるかもしれないことに注意す
べきである。しかしながら、ザ・ナショナル・カレッジ
・オブ・クリニカル・サイエンセス(the National Coll
ege of Clinical Sciences(NCCS))は血斑ができるだけ
人間と接触されないこと、すなわち斑が輸送中に両側で
被覆されることを要求しており、この被覆は好適な容器
のドームにより供される。前記の通り、場合により存在
する空所はドームの周囲部分に供されていてもよい。ド
ームの縦軸(すなわち、容器の縦軸と本質的に平行な
軸)に沿って供されるなら、これらの空所は体液斑の乾
燥に関連する蒸気伝達を促進させる通風口として機能す
る。他の空所を一般的にドームの横軸に沿って供して。
容器構成要素の柔軟性を増加させそして体液の乾燥を促
進させることもできる。複数のドームが一列に配置され
るなら、輸送中にわずかにずれるかもしれないカードに
関する限定許容量に対して列の全体的な形および個々の
ドームの寸法は十分大きいものである。
【0014】容器が折り畳まれる時には、第一および第
二の容器パネルの1つが好適には1対の縦方向に突出し
た足構成要素を規定する。容器の足は郵送物の全体的構
造物に対して硬さと柔軟性との好ましい均衡を与え且つ
容器が輸送中に封筒の内部で移動するのを防ぐ。
【0015】容器は開口部も含むことができ、それらは
容器全体にわたりいずれかの数箇所に設けることができ
る。例えば、いくつかの開口部を第一および第二の容器
パネルの間の折り畳み線に沿って供してもよい。そのよ
うな開口部はプラスチックの弾性記憶を減少させ、郵送
物の重量を軽くしそして余分の通風を与えて体液斑の乾
燥を促進させるために働く。同様に、容器パネルの一方
または両方が適当な寸法、形、および位置の1つもしく
はそれ以上の穴を有して、体液斑の乾燥を促進させそし
てプラスチックの重量および弾性記憶を減少させること
もできる。
【0016】血液の乾燥時にはそれは感染性でないと考
えられていることにも注目すべきである。しかし、乾燥
した血液が再び水和されると、それは多分感染性になる
と考えれる。しかしながら、本発明の保護包装システム
中に適切に挿入された医学標本試験カード上の乾燥され
た血斑がその後に再び水和されたとしても、試験カード
は封筒により封入されている容器の中に有効なまま保持
されており、それにより封筒の密封フラップが閉じられ
ていなくても人間が血斑と事実上接触する可能性は0と
なる。
【0017】ここでの好ましい態様および本発明の実施
するためのここでの好ましい方法の以下の記載が進みに
つれて、本発明の他の詳細事項、目的および利点が明白
になるであろう。
【0018】
【実施例】例示用だけのために添付図面に示されている
好適態様に関する下記の記載から、本発明はさらに容易
に明白になるであろう。
【0019】図面を参照しながら述べると、本発明の保
護包装システムの容器構成要素10のここでの好適な態
様の頂部断面図が示されており、そこでは数枚の図面全
体にわたり同様な参照文字は同様なまたは対応する構成
要素を表わす。容器構成要素は適当な柔軟性および耐性
を有するいずれの材料から製造されていてもよく、その
結果、保護包装システム全体が米国郵便業務(または配
達業者業務)の自動化された処理装置中を通過するのに
十分なほど柔軟性であるが郵便が遭遇する取り扱いに耐
えるのに十分なほど硬いためパッケージの内容物に対す
る損傷が避けられる。容器構成要素10に成形できる材
料の例にはプラスチック、ボール紙、チップボード、金
属、複合生成物、またはそれらの組み合わせが包含され
るが、それらに限定されない。
【0020】しかしながら、好適には容器構成要素は重
合体プラスチック、例えばポリエチレンテレフタレー
ト、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネート、ポリアクリレ
ートまたはポリウレタンから製作される。選択される容
器材料の組成とは関係なく、そのような材料は柔軟性で
あり、温度および割れに対して極端に耐性があり、そし
て繰り返される折り曲げ後に実質的に平らな構造物を復
元するのに十分なほどの弾性記憶を有していなけらばな
らない。ここでは、好適な容器構成要素はポリエチレン
テレフタレートグリコール(「PETG」)である。重
合体材料から製造される場合には、容器構成要素10は
熱成形方法により成形できる。本質的に、熱成形には薄
い(約13〜16ミル)重合体ウェブまたはシートの加
熱された雄および雌形の中での走行が必然的に伴われ
る。以下に詳細に記載されている多くの構造的および機
能的に選定される突出部を熱成形方法中に容器の中で成
形できる。成形後に、熱成形された構成要素10を次に
(回転または他の方法で)ダイ切断して共通の丁番手段
16により連結されている第一および第二のパネル1
2、14を有する折り畳み可能な構成要素の形を呈す
る。第一および第二のパネル12および14を折り畳み
そして間隔をおいて実質的に対面した関係で固定してそ
れらの間にある目的物収容ポケットを制定するように適
合させる。容器構成要素10の折り畳みを促進させるた
めに、第一および第二のパネルは丁番手段16のところ
で終結する切口18および20により互いに離れてい
る。
【0021】第一および第二の容器パネル12、14の
以下の論議は第一または第二のパネルのどちらかに付与
できる種々の手段および構造物に関する。これに関して
は、第一のパネル12および第二のパネル14に関連す
る手段または構造物の表示は本発明の理解を添付図面を
参照しながら助けるためだけのものである。従って、第
一のパネル12に関してここに記載されているいずれか
のおよび全ての手段または構造は第二のパネル14にも
成形または他の方法で付与できること並びにその逆のこ
とは理解されるであろう。さらに、共通末端部で丁番連
結されるように示されているが、パネル12、14は共
通の側面端部で連結されてもよい。別法では、パネル1
2、14は別個に成形されそしてその後に離れて実質的
に対面した関係で固定されていてもよい。
【0022】第一および/または第二のパネル12、1
4には、図4に示されている方法のように目的物収容ポ
ケット(以下でさらに詳細に記載されている)を形成す
るように配列される時に目的物の容器構成要素中への適
切な挿入を促進させる少なくとも1つの手段またはより
好ましくは数個の手段が備えられている。このために
は、第一のパネル12は好適には実質的に平らな目的物
(その例は以下で論じられている)を目的物が容器中に
挿入される時に容器構成要素10の一般的に中央に置か
れた挿入軸と実質的に平行であり且つ対称的な位置に移
すための第一の案内手段を含んでいる。第一の案内手段
は望ましくは、第一のパネル12の中で成形されており
且つそこから上方に突出している少なくとも1対の向か
い合った案内構成要素24および26を含んでなる。案
内構成要素24、26は第一のパネルの向かい合った側
面端部に沿って置かれそして矢印28により示されてい
るように目的物の挿入方向で挿入軸22に対して内側に
ある角度で曲げられている。目的物収容ポケット中に挿
入させようとする目的物と接触すると、目的物が収容構
成要素中に挿入されるにつれて案内構成要素24、26
が目的物を横方向に内側に移動させる。最適な実施のた
めには、第一の案内手段は好適には少なくとも1対の同
様に構成されたある角度で曲げられた案内構成要素24
aおよび26aをさらに含む。参照点としての矢印28
では、案内手段24a、26aは案内構成要素24、2
6より下流に置かれている。
【0023】示されていないが、パネル12、14の一
方または両方に例えば1つもしくはそれ以上のリブまた
はパネル側面端部の間に且つ実質的にそれを横切って伸
びている同様な構造物のような強化手段を付与してもよ
い。容器構成要素が自動化された郵便業務処理機械の中
を通る時にその強化手段は折り曲がる方向が挿入軸の方
向であるため、そのような強化手段は挿入軸22の方向
に折り曲げられる時に容器構成要素の折り曲げを可能に
する。それとは対照的に、強化手段は折り畳まれた容器
構成要素を挿入軸を横切る方向における折り曲げに対し
ては耐性を与えるであろう。
【0024】第一のパネル12も好適には、挿入軸22
が上記の第一の案内手段を通る際に目的物が挿入軸と実
質的に平行な方向を保つのを助けるための第二の案内手
段も有する。第二の案内手段は好適には第一のパネル1
2の中に成形されそしてそこから上方に突出している少
なくとも1対の向かい合った案内構成要素30および3
2を含む。案内構成要素30、32は挿入軸22と実質
的に平行に伸びておりそして第一の案内手段のある角度
で曲げられた案内構成要素24および26のそれぞれの
下流に置かれている。案内手段30および32並びにあ
る角度に曲げられた案内構成要素24および26の下流
端部は好ましくは実質的に等しい距離だけ第一のパネル
の側面端部から離れている。第二の案内手段も案内手段
30および32と実質的に同一線状でそれぞれ伸びてい
る少なくともさらに1対の案内手段30aおよび32a
を含む。さらに、第一の案内手段がある角度で曲げられ
た案内構成要素24aおよび26aを含む場合には、さ
らに1対の第二の案内手段案内構成要素30a、32a
をある角度で曲げられた案内構成要素24a、26aに
関して、第二の案内手段案内構成要素30および32が
ある角度で曲げられた案内構成要素24、26と関連し
て配置されるのと同様な方法で配置されるべきである。
読者が認識しているように、第二の案内手段案内構成要
素30a、32aの存在により目的物の末端が容器に入
る際に目的物がその先端により確実に適当に整列され
る。さらに、それらにより目的物の幾分制限された横方
向の移動が可能とならが、第一および第二の案内手段が
目的物が容器構成要素内でパッケージの輸送中に目的物
に被害を与える程度まで移動するのを防ぐ。
【0025】その他に容器構成要素10は好適には、目
的物の目的物収容ポケット中への挿入中に目的物を容器
構成要素に第一のパネルの面と実質的に平行に伸びてい
る面に沿って推進させて入れるための少なくとも1対の
第一のパネル12および第二のパネル14により担持さ
れる安定化手段も含む。この安定化手段は少なくとも1
つのまたは好適にはそれ以上の対の間隔がおかれた傾斜
構成要素を含んでいてもよく、それは向かい合った端部
と隣接する、すなわち丁番手段16から離れた端部と隣
接する、第一および第二のパネル12、14の少なくと
も1つの中で成形されそしてそこから上方に突出してい
る。図3、5および7Aに最も明確に示されているよう
に、参照番号34a、34b、34cおよび34dによ
りここで表示されているこれらの傾斜構成要素は第一お
よび/または第二のパネル12、14の1つもしくはそ
れ以上の表面から丁番手段16に対して外側に傾斜して
いる。最も好適には、傾斜構成要素34a−34dは2
対の共同作用する傾斜構成要素を含んでなり、ここで図
4、6および8Bに記載されているように第二のパネル
14の傾斜構成要素34cおよび34dは第一パネル1
2の傾斜構成要素34aおよび34bの間に収容される
ように配置されている。傾斜構成要素34aおよび34
bはまた傾斜構成要素34cおよび34bの間に収容さ
せるように配置することも考えられる。傾斜−タイプの
安定化手段の機能は以下の図6〜8Bの記載を参考にす
ることによりさらに完全に認識されるであろう。
【0026】第一および第二のパネル12、14を図4
に示されている折り畳まれた状態に固定するためには、
望ましくは第一のパネル14の表面にスポット溶接また
は接着剤で付着させうる各々の側面端部に沿って配置さ
れている1対の向かい合った突出ノッチ36および38
が第二のパネル14に備えられる。或いは、例えばスナ
ップ−タイプのファスナーの如き他の適当な手段を第一
および第二のパネルの中で成形するかまたは付着させて
パネルを互いに間隔がおかれた実質的に対面した関係で
永久的にまたは分離可能式に連結させることもできる。
第一のパネルを第二のパネルから分離する切り目18、
20は、第二のパネルが第一のものの上に折り畳まれる
時には丁番手段16から離れた方向に第一のパネルから
突出している1対の足40および42を制定する。足4
0、42をそしてその結果として折り畳まれた容器構成
要素を硬くするために、足の各々には好ましくは少なく
とも1つの延長した硬いリブ44が備えられている。足
40、42の機能は以下の図10−12の記載を参考す
ることによりさらに完全に理解されるであろう。
【0027】広く論じられている構造物だけを有するな
ら、収容構成要素10は記載されている通りに構成され
そして例えば図9に示されているような郵便封筒の中に
収容される時には、特に例えば書類、写真およびフロッ
ピーコンピューターディスクの如き実質的に平らでこわ
れやすい目的物を安全に輸送するための保護パッケージ
として効果的に配置することができる。このパッケージ
は自動化された郵便業務の機械により迅速処理するのに
十分なほど柔軟性であり且つ輸送および取り扱いの際に
伴う手荒さに耐えるのに十分なほど硬いであろう。
【0028】ここでの好適な態様によると、容器構成要
素10は柔軟性基質として構成されている試験カードに
より担持される例えば乾燥血斑(DBS)または他の乾
燥体液の如き医学試験標本を安全に輸送するために特に
良く適している。図7および8は、本発明の容器構成要
素10中への挿入に適する参照番号46により同定され
ている医学標本試験カードの一般的構造物を多分最も明
白に示している。試験カード46は実質的に平らであ
り、幾分柔軟性であり、そして一般的に四角形である。
それは例えばボール紙またはプラスチックの如きいずれ
かの適当な材料から製造することができ、そして上部に
1つもしくはそれ以上の体液50、例えば血斑のサンプ
ルを染み込ませることができる濾紙または他の収集媒体
を露呈するための試験窓48を含んでなる。
【0029】これに関しては、図1および4を再び参照
すると、容器構成要素10の第一および第二のパネル1
2、14の一方または両方に対して容器構成要素中に挿
入しようとする目的物、例えば試験カード46により担
持される医学試験標本の少なくとも1つの予め決められ
た部分を被覆および保護するために特に適する手段を規
定する構造物がさらに備えられていてもよい。参照番号
52により表示されているこの構造物は好適には少なく
とも1つの体液サンプル50のその部分を囲むのに十分
な寸法のパネル12、14の各々の表面から上方に突出
している少なくとも1つの形状を含んでなる。構造物5
2が丁番手段16に隣接して、またはパネルの向かい合
った端部に隣接して、またはより好適には(示されてい
るように)これらの部位の両方に備えられていてもよ
い。さらに、試験カード46中の1つもしくはそれ以上
の試験窓の位置および数によっては、構造物52はパネ
ル12、14上にそれらの向かい合った端部と構造物5
2との間のいずれかの位置に置かれていてもよい。好適
には、構造物52の外形および位置はパネル12、14
の両方とも実質的に同じであるため、図4に示されてい
るように第二のパネル14が第一のパネル12に関して
対面した関係で配置される時には、パネル14の構造物
52はパネル12の構造物52と実質的に一列になる。
さらに、構造物52がパネル12、14の表面から突出
している高さは好適には案内構成要素24、26、3
0、32などの高さの約半分であるため、折り畳まれる
時には挿入構成要素は一般的に平らな外形となる。
【0030】前記の通り、構造物52は1個の体液サン
プル50を囲むのに適する1個の部屋のような形状に構
成することができる。或いは示されているようにそれは
試験カード窓48中の体液サンプル50の位置に対応し
て一列に配置された複数の部屋を含んでなっていてもよ
い。構造物52が1つの部屋としてまたは列に配置され
た複数の部屋として構成されていても何でも、列の全体
的な形状および個別の部屋の周囲寸法は十分大きいた
め、輸送中にわずかにずれるかもしれない試験カードに
関する許容限度内である。
【0031】図5、7Aおよび8Aを参照することによ
り最も良く認識されるように、試験カード46により担
持される医学試験標本を被覆および保護するための構造
物52により規定される部屋のような手段は、隆起した
ドーム形の保護手段、すなわち簡単には構造物52の内
部周囲壁により境界が定められているパネル12、14
の各表面により制定されたドーム54、を含んでなる。
ドーム54は輸送中に試験カード46上の乾燥体液斑5
0をそれと接触せずに被覆および保護する。さらに、斑
が容器構成要素10中に挿入される時に依然として湿っ
ている場合には隆起により空気流が斑の乾燥を助けるこ
とをドームによ可能になる。ドームは好適には平面図で
は一般的に楕円または円形であるが、それらは試験カー
ド上の体液斑を囲むのに十分ならいずれの形状をとって
もよい。
【0032】前記の通り、対応する構造物52が丁番手
段16の両側に隣接する挿入パネル12、14の各々の
中にそしてパネルの向かい合った端部に沿って付着され
る。このように構成されているため、折り畳まれた時に
はドーム54の向かい合った組は第一および第二の容器
パネルの両方で丁番のある下流端部(すなわち「先
端」)および容器構成要素10の上流端部(すなわち
「後端」)に出現する。従って、ドーム54はカードが
カードの先端もしくは後端にある体液斑50と共に挿入
されるかどうかまたは斑が第一もしくは第二の挿入パネ
ルに対面しているかどうかにかかわらず試験カード46
に適応する。血液が試験カードに担持されているなら、
血液は湿っている時にパッケージの中に挿入できること
に注目すべできある。しかしながら、ザ・ナショナル・
カレッジ・オブ・クリニカル・サイエンセス(the Natio
nal College of Clinical Sciences(NCCS))は血斑がで
きるだけ人間と接触しないこと、すなわち斑が輸送中に
両側で被覆されることを要求しており、この被覆は容器
構成要素10のドーム54により供される。
【0033】ドーム54の壁を規定する構造物52の周
囲の形状は連続的であってもよくまたは好適には不連続
的であってもよく、すなわちドームの壁には1つまたは
それ以上の空所が備えられていてもよい。ドームの縦軸
(すなわち、挿入軸22と本質的に平行な軸)に沿って
備えられているなら、これらの空所(参照番号56)は
血斑の乾燥に関連する蒸気伝達を促進させる通風口とし
て機能する。他の空所58は一般的にドームの横軸に沿
って容器構成要素10の柔軟性を増強させそして体液の
乾燥を促進させるために備えられる。いずれの場合も、
空所56および/または58は容器構成要素がカード挿
入およびパッケージ輸送中に1つもしくはそれ以上の体
液斑と接触する可能性を減じる。
【0034】1つもしくはそれ以上の構造物52はさら
に望ましくは、容器構成要素中に挿入される時に試験カ
ード46の移動を促進させるための手段も含んでいる。
図3、5および7Aに多分最も明白に示されているよう
に、この手段は好適には1つもしくはそれ以上の構造物
52と一体にされている少なくとも1つの傾斜構成要素
60を含んでなる。1つもしくはそれ以上の傾斜構成要
素60はパッケージ12、14の少なくとも1つの表面
から丁番手段16に対して外側に傾斜しているため、容
器構成要素10が図4に示されているように折り畳まれ
る時には、1つもしくはそれ以上の傾斜構成要素60は
1つもしくはそれ以上の各構造物52の上流に現れる。
1つもしくはそれ以上の傾斜構成要素は試験カードが容
器構成要素中に挿入されるにつれてこの構造物の後を滑
らかに滑動することを確保する。1つもしくはそれ以上
の傾斜構成要素なしでは、試験カードは1つもしくはそ
れ以上の構造物52の壁と衝突してしまいそして多分挿
入を損なわしめるであろう。
【0035】容器構成要素10は開口部も含んでおり、
それらは容器構成要素全体にわたり数箇所の位置のいず
れかに出現させることができる。例えば、ある開口部6
2は丁番手段16に沿って備えられている。そのような
開口部はプラスチックの弾性記憶を減少させ、郵便物の
重量を軽くしそして体液斑の乾燥を促進させる追加の通
風を与える。同様に、容器パネルの一方または両方に適
当な寸法、形状および位置の1つもしくはそれ以上の
穴、例えば穴66をあけて、体液斑の乾燥を促進させそ
してプラスチックの弾性記憶を減少させてもよい。
【0036】図6Aを参照すると、試験カード46が傾
斜−タイプの安定化手段34a−34dを通る時に出現
することが示されている。安定化手段34a−34dは
カードが容器構成要素10の目的物収容ポケット中を通
る際にカードを安定化させる。さらに、安定化手段後の
試験カードの移動により第一および第二のパネルが離れ
て広がり、それにより体液サンプルがカード挿入中に内
部の容器構造物と接触するかもしれない可能性が減じら
れる。
【0037】図7および7Aは試験カード46が容器構
成要素10の中に挿入される典型的な方法を例示してい
る。示されている通り、カードの先端の角が最初に第一
の案内手段のある角度に曲げられた案内構成要素24と
接触する。カードの後端に挿入力をかけると、カードは
それが案内構成要素24を取り払うまで案内構成要素2
4に沿って滑動しそして容器構成要素の挿入軸22に関
して実質的に対称的に配置されるであろう。この段階
で、カードに対する追加の挿入力が挿入中のカードの配
列を維持するために機能して第二の案内手段の案内構成
要素30、32によりカードが通りすぎるようにさせ
る。存在するなら、第一の案内手段の他のある角度で曲
げられた案内構成要素24a、26aおよび第二の案内
手段の他の案内構成要素30a、32aは、図8および
8Aに示されているように、カードが容器構成要素の目
的物収容ポケット中に入って留まる際にカードの先端で
ずれを補正するように機能する。
【0038】図6並びに図8、8Aおよび8Bを再び参
照すると、安定化手段の傾斜構成要素34a、34bの
高さは第一のパネル12の表面から、第二のパネル14
のそれらの下方に突出している相手34c、34dと高
さの意味において重複するのに十分な高さだけ突出して
いることが好ましい。この好適な構成のためおよび容器
材料の弾性記憶のために、カードが安定化手段を通り過
ぎると安定化手段が試験カードを容器構成要素の中に捕
獲する。従って、図8および8Aで参照番号68により
同定されている安定化手段の傾斜構成要素34a−34
dの傾斜面と向かい合う実質的に垂直な「後部」表面が
容器の目的物収容ポケット内に試験カードを保持するた
めの手段を制定する。そのようなポケットは従って第一
および第二の案内手段、丁番手段16並びに安定化手段
の傾斜構成要素の後表面を含んでなることが推奨され
る。容器構成要素10を内部に収容している封筒(以下
に記載されている)が輸送中に偶然開いてしまった場合
には、保持手段68により試験カード46または他の目
的物が目的物収容ポケットから出てしまことが有効に阻
止される。
【0039】図9は本発明の保護包装システムの封筒7
0のここでの好適な態様の幾何学的および他の特徴を示
す。図9は容器構成要素10を取り囲むために共同作用
しそしてそれにより柔軟性であるがでこぼこのある輸送
パッケージを作成している封筒の内表面を示す。封筒7
0は適当に柔軟性であるがでこぼこのあるいずれかの材
料からでも製作することができ、そして好適には紙また
はプラスチック、例えば紡糸ポリオレフィン、例えばTy
vekRから製造される。紙を使用する時には、適当な材料
はしっかりした漂白されたサルファイトストック
((「SBS」ストック)であってよい。封筒は中央部
分72、末端フラップ874、向かい合った側面フラッ
プ76および78、並びに閉鎖フラップ80を含む。側
面フラップの内表面は望ましくは感圧接着剤でコーテイ
ングされているが、他の接着剤も同等に許容できる。少
なくとも1つのまたはより好適には複数の熱−密封接着
剤片82または他の接着剤(点線により境界が定められ
て示されている)は好適には容器構成要素10の封筒7
0に対する確実な連結を確保するために備えられてい
る。ここでの好適な態様によると、1つのそのような片
82が望ましくは閉鎖フラップ80に隣接する中央部分
72の幅を広げそして他のものが末端フラップ74の幅
を広げ、それにより容器構成要素の第一および第二のパ
ネル12、14の両者が以下に記載されているような十
分な熱の適用で確実に固定される。最後に、閉鎖フラッ
プ80の内表面はレリーズ紙で一部またはより好適には
全体がコーテイングされている例えば感圧接着剤の如き
適当な接着剤を有する。
【0040】収容構成要素10および封筒70を組み立
てるための例示方法であるが唯一のものではない方法は
下記の通りである。最初に、容器構成要素10の第一お
よび第二のパネル12、14を折り畳みそれを互いに固
定して容器が図2に示されている折り畳まれた外形にす
る。図10〜12を参照すると、封筒70の側面フラッ
プ76、78を次に封筒の中央部分72の上に折り畳み
(図10)、その後に端部フラップ74を折り畳む(図
11)。容器構成要素10を次にまず足40、42から
封筒の中に挿入する(図12)。最良の結果を得るため
には、中央封筒部分72の寸法および形状が足40、4
2により延長されている容器構成要素10の第一のパネ
ル12の基礎部分とほぼ同じであることが好ましい。す
なわち、足により、容器が本質的に封筒部分内部全体に
充填されそしてそれにより輸送中に封筒内部で移動する
ことが防がれる。これはTyvekRを封筒材料として使用す
る時には特に重要である。足40、42は容器構成要素
の封筒中への挿入中に設置用装置としても作用しそして
前記の通り特に足が強化リブ44を含む時にはその足が
郵送パッケージに対して硬さと柔軟性との好ましい均衡
を与える。
【0041】容器構成要素が封筒内に適切に収容された
ら、封筒の側面フラップ76、78をRF密封して第一
および第二のパネル12、14を互いに突出切り欠き3
6、38に対して固定できる。最後に、封筒の前面(す
なわち、中央部分72の示されていない外表面)を熱源
の上に通して1つもしくはそれ以上の熱−溶融接着剤片
82を溶融させて、前記の通りに容器構成要素を封筒に
固定するための好適な機構を与える。そのような条件下
では、容器構成要素10と封筒70との組み合わせは次
に米国郵便業務または他の配達業者によりこわれやすい
柔軟性の目的物を安全に且つ迅速に輸送することができ
る実質的に平らな保護包装システムとして機能する。
【0042】図13は内部に完全に挿入された試験カー
ドを有する組み立てられた郵便パッケージおよび解放状
態での封筒閉鎖フラップ80を示す。
【0043】図14に見られるように、試験カード46
または他の目的物が以上に記載されているような容器構
成要素の中に完全に挿入されたら、閉鎖フラップ80を
端部フラップ74の上に折り畳みそして接着させてそれ
により保護パッケージは輸送の準備がなされる。パッケ
ージの荷物が医学標本試験カードであるなら、パッケー
ジは典型的には試験ラボまたは同様な施設に郵送され
る。ラボでは、パッケージの端部を切るかまたは端部に
沿って圧搾ハンドルで圧搾することによりパッケージを
開くと、試験カードまたはそのサンプルに対する損傷の
可能性は最小となる。切られていないパッケージ端部に
対して切れ目の一方の端部にわずかな圧縮力をかけそし
て次にパッケージを静かに振ってそこからカードをはず
すことによりカードをパッケージから取り出す。この方
法で、試験カード46との人間の接触、およびそのよう
な接触に伴う感染症の伝達可能性が有効に回避される。
【0044】保護パッケージが完全に密封される時にそ
れが比較的長く且つ非効率的な手動処理よりむしろ自動
化された郵便業務機械の中でのそれの処理を可能にする
のに十分な寸法を有するように設計される。さらに、容
器構成要素が封筒に好ましく接着するような複数の方法
(接着剤片82を含む)により、損傷された封筒および
その内容物でもそれらの意図する目的地に実際に到達す
る可能性が高まる。接着剤片82は試験カードまたは同
様な目的物が第一の容器パネル12と封筒70の中央部
分72の内表面との間に不適切に挿入されることを防
ぐ。また、封筒端部フラップ74と第一の容器パネル1
4との間の密封により、試験カード46または同様な目
的物はそれらの間に容易に逆に挿入されることもない。
従って、医学試験カードまたは他のこわれやすい1つも
しくはそれ以上の目的物を郵便パッケージの中に不適切
に挿入することは事実上不可能である。
【0045】さらに、論じられたように、目的物が容器
構成要素の端部に容器構成要素の側面端部と実質的に平
行に延長している挿入軸に沿って挿入されるように容器
構成要素10が構成および配置されていることが特に好
ましい。上記の案内手段および安定化手段を図面に示さ
れているものと実質的に垂直な方向に配置して、それに
より目的物を容器構成要素の側面中にそれの端部と実質
的に平行に延長している挿入軸に沿って横方向に挿入で
きることも考えられる。
【0046】本発明を説明目的のために詳細に記載して
きたが、そのような詳細事項は単にその目的のためだけ
であること並びに本発明の精神および範囲から逸脱しな
い限り特許請求の範囲により制限されていること以外の
変更を当技術の専門家が行えることを理解すべきであ
る。
【0047】本発明の主なる特徴および態様は以下のと
おりである。
【0048】1.第一のパネル、第二のパネル、該第一
および第二のパネルを間隔を離して実質的に対面した関
係で固定して、該第一および第二のパネルの間に挿入軸
および目的物収容ポケットを制定するための手段、並び
に目的物の該目的物収容ポケット中への挿入を促進させ
るための該第一および第二のパネルの少なくとも1つに
より担持される手段を含んでなる、目的物を収容するた
めに適する容器構成要素。
【0049】2.該容器構成要素が柔軟性材料から製作
される、上記1の容器構成要素。
【0050】3.該柔軟性材料がプラスチックである、
上記2の容器構成要素。
【0051】4.該目的物収容ポケットに通風するため
の該第一および第二のパネルの少なくとも1つの中に備
えられた少なくとも1つの開口部をさらに含んでなる、
上記1の容器構成要素。
【0052】5.該第一および第二のパネルを折り畳み
式に連結するための丁番手段をさらに含んでなる、上記
1の容器構成要素。
【0053】6.挿入を促進させるための該手段が目的
物の該目的物収容ポケット中への挿入中に目的物を該挿
入軸と実質的に平行な位置に移すための手段を含んでな
る、上記1の容器構成要素。
【0054】7.移すための該手段が該第一および第二
のパネルの少なくとも1つにより担持される少なくとも
1対の向かい合った案内構成要素を含んでなり、該案内
構成要素が目的物の該目的物収容ポケット中への挿入方
向において該挿入軸に対して内側にある角度に曲げられ
ている、上記6の容器構成要素。
【0055】8.挿入を促進させるための該手段が目的
物の該目的物収容ポケット中への挿入中に目的物を該挿
入軸と実質的に平行な方向に保つための手段を含んでな
る、上記1の容器構成要素。
【0056】9.保つための該手段が該第一および第二
のパネルの少なくとも1つにより担持される少なくとも
1対の向かい合った案内構成要素を含んでなり、該案内
構成要素が該挿入軸と実質的に平行に伸びている、上記
8の容器構成要素。
【0057】10.挿入を促進させるための該手段が目
的物の該目的物収容ポケット中への挿入中に目的物を該
第一および第二のパネルの少なくとも1つと実質的に平
行に伸びている面に沿って該目的物収容ポケットに推進
させて入れるための安定化手段を含んでなる、上記1の
容器構成要素。
【0058】11.該安定化手段が該第一および第二の
パネルの少なくとも1つから突出している少なくとも1
つの傾斜構成要素を含んでなる、上記10の容器構成要
素。
【0059】12.該安定化手段が該第一および第二の
パネルの各々により担持される傾斜構成要素を含んでな
る、上記11の容器構成要素。
【0060】13.該安定化手段が該第一および第二の
パネルの少なくとも1つにより担持される一対の傾斜構
成要素を含んでなる、上記12の容器構成要素。
【0061】14.該安定化手段が該第一および第二の
パネルの各々により担持される一対の傾斜構成要素を含
んでなる、上記13の容器構成要素。
【0062】15.該安定化手段が目的物が該目的物収
容ポケット内に完全に収容される時に目的物を該目的物
収容ポケット中に保持するための手段をさらに含んでな
る、上記11の容器構成要素。
【0063】16.保持するための該手段が該少なくと
も1つの傾斜構成要素の傾斜表面と向かい合った少なく
とも1つの表面を含んでなる、上記15の容器構成要
素。
【0064】17.目的物が該目的物収容ポケット内に
完全に収容される時に目的物を該目的物収容ポケット中
に保持するための該第一および第二のパネルの少なくと
も1つにより担持される手段をさらに含んでなる、上記
1の容器構成要素。
【0065】18.該目的物収容ポケット中に挿入しよ
うとする目的物の少なくとも1つの予め決められた部分
を被覆および保護するための該第一および第二のパネル
の少なくとも1つにより担持される構造物をさらに含ん
でなる、上記1の容器構成要素。
【0066】19.該構造物が該第一および第二のパネ
ルの少なくとも1つの端部区域に沿って置かれる、上記
18の容器構成要素。
【0067】20.該構造物が該第一および第二のパネ
ルの向かい合った端部区域に沿って置かれる、上記19
の容器構成要素。
【0068】21.該構造物が該第一および第二のパネ
ルの各々により担持される、上記18の容器構成要素。
【0069】22.該構造物が目的物の該目的物収容ポ
ケット中への挿入方向に関して該第一および第二のパネ
ルの上流区域および下流区域の少なくとも1つに置かれ
る、上記18の容器構成要素。
【0070】23.該構造物が目的物の該目的物収容ポ
ケット中への挿入方向に関して該第一および第二のパネ
ルの上流区域および下流区域の各々に置かれる、上記2
2の容器構成要素。
【0071】24.該構造物が該第一および第二のパネ
ルの少なくとも1つから突出している少なくとも1つの
壁、並びに該少なくとも1つの壁により境界が定められ
る該第一および第二のパネルの少なくとも一方の少なく
とも1つの表面を含む少なくとも1つの実質的にドーム
形の構造物を含んでなる、上記18の容器構成要素。
【0072】25.該少なくとも1つの壁が連続的であ
る、上記24の容器構成要素。
【0073】26.該少なくとも1つの壁に少なくとも
1つの空所が供されている、上記24の容器構成要素。
【0074】27.該少なくとも1つの空所が該構造物
の縦軸に実質的に沿って配置されており、該縦軸が該挿
入軸と実質的に平行に伸びている、上記26の容器構成
要素。
【0075】28.該少なくとも1つの空所が該構造物
の横軸に実質的に沿って配置されており、該横軸が該挿
入軸を実質的に横切って伸びている、上記26の容器構
成要素。
【0076】29.挿入を促進させるための該手段が目
的物の該目的物収容ポケット中への挿入中に該構造物を
通り過ぎた目的物の移動を促進させるための該第一およ
び第二のパネルの少なくとも1つにより担持される手段
をさらに含んでなる、上記18の容器構成要素。
【0077】30.移動を促進させるための該手段が目
的物の該目的物収容ポケット中への挿入方向に関して該
構造物の上流で該第一および第二のパネルの少なくとも
1つから突出している少なくとも1つの傾斜構成要素を
含んでなる、上記29の容器構成要素。
【0078】31.該少なくとも1つの傾斜構成要素が
該構造物と一体である、上記30の容器構成要素。
【0079】32.第一のパネル、第二のパネル、該第
一および第二のパネルを間隔を離して実質的に対面した
関係で固定して、該第一および第二のパネルの間に挿入
軸および目的物収容ポケットを制定するための手段、目
的物を該目的物収容ポケット中への挿入中に目的物を該
挿入軸と実質的に平行な位置に移すための該第一および
第二のパネルの少なくとも1つにより担持される手段、
並びに目的物の該目的物収容ポケット中への挿入中に目
的物を該第一および第二のパネルの少なくとも1つと実
質的に平行に伸びている面に沿って該目的物収容ポケッ
トに推進させて入れるための安定化手段を含んでなる、
目的物を収容するために適する容器構成要素。
【0080】33.移すための該手段が該第一および第
二のパネルの少なくとも1つにより担持される向かい合
ったある角度に曲げられている少なくとも1対の案内構
成要素を含んでなり、該ある角度に曲げられている案内
構成要素が目的物の該目的物収容ポケット中への挿入方
向において該挿入軸に対して内側にある角度に曲げられ
ている、上記32の容器構成要素。
【0081】34.目的物の該目的物収容ポケット中へ
の挿入中に目的物を該挿入軸と実質的に平行な方向に保
つための手段もさらに含んでなる、上記32の容器構成
要素。
【0082】35.保つための該手段が該第一および第
二のパネルの少なくとも1つにより担持される少なくと
も1対の向かい合った案内構成要素を含んでなり、該案
内構成要素が該挿入軸と実質的に平行に伸びている、上
記34の容器構成要素。
【0083】36.保つための該手段が目的物の該目的
物収容ポケット中への挿入方向に関して移すための該手
段の下流に置かれる、上記34の容器構成要素。
【0084】37.該安定化手段が該第一および第二の
パネルの少なくとも1つから突出している少なくとも1
つの傾斜構成要素を含んでなる、上記32の容器構成要
素。
【0085】38.該安定化手段が該第一および第二の
パネルの各々により担持される傾斜構成要素を含んでな
る、上記37の容器構成要素。
【0086】39.該安定化手段が該第一および第二の
パネルの少なくとも1つにより担持される一対の傾斜構
成要素を含んでなる、上記38の容器構成要素。
【0087】40.該安定化手段が該第一および第二の
パネルの各々により担持される一対の傾斜構成要素を含
んでなる、上記39の容器構成要素。
【0088】41.該安定化手段が目的物が該目的物収
容ポケット内に完全に収容される時に目的物を該目的物
収容ポケット中に保持するための手段をさらに含んでな
る、上記37の容器構成要素。
【0089】42.保持するための該手段が該少なくと
も1つの傾斜構成要素の傾斜表面と向かい合った少なく
とも1つの表面を含んでなる、上記41の容器構成要
素。
【0090】43.目的物が該目的物収容ポケット内に
完全に収容される時に目的物を該目的物収容ポケット中
に保持するための該第一および第二のパネルの少なくと
も1つにより担持される手段をさらに含んでなる、上記
32の容器構成要素。
【0091】44.該目的物収容ポケット中に挿入しよ
うとする目的物の少なくとも1つの予め決められた部分
を被覆および保護するための該第一および第二のパネル
の少なくとも1つにより担持される構造物をさらに含ん
でなる、上記32の容器構成要素。
【0092】45.該構造物が該第一および第二のパネ
ルの少なくとも1つの端部区域に沿って置かれる、上記
44の容器構成要素。
【0093】46.該構造物が該第一および第二のパネ
ルの向かい合った端部区域に沿って置かれる、上記45
の容器構成要素。
【0094】47.該構造物が該第一および第二のパネ
ルの各々により担持される、上記44の容器構成要素。
【0095】48.該構造物が目的物の該目的物収容ポ
ケット中への挿入方向に関して該第一および第二のパネ
ルの上流区域および下流区域の少なくとも1つに置かれ
る、上記44の容器構成要素。
【0096】49.該構造物が目的物の該目的物収容ポ
ケット中への挿入方向に関して該第一および第二のパネ
ルの上流区域および下流区域の各々に置かれる、上記4
8の容器構成要素。
【0097】50.該構造物が該第一および第二のパネ
ルの少なくとも1つから突出している少なくとも1つの
壁、並びに該少なくとも1つの壁により境界が定められ
る該第一および第二のパネルの少なくとも一方の少なく
とも1つの表面を含む少なくとも1つの実質的にドーム
形の構造物を含んでなる、上記44の容器構成要素。
【0098】51.該少なくとも1つの壁が連続的であ
る、上記50の容器構成要素。
【0099】52.該少なくとも1つの壁に少なくとも
1つの空所が供されているる、上記50の容器構成要
素。
【0100】53.該少なくとも1つの空所が該構造物
の縦軸に実質的に沿って配置されており、該縦軸が該挿
入軸と実質的に平行に伸びている、上記50の容器構成
要素。
【0101】54.該少なくとも1つの空所が該構造物
の横軸に実質的に沿って配置されており、該横軸が該挿
入軸を実質的に横切って伸びている、上記52の容器構
成要素。
【0102】55.挿入を促進させるための該手段が目
的物の該目的物収容ポケット中への挿入中に該構造物を
通り過ぎた目的物の移動を促進させるための該第一およ
び第二のパネルの少なくとも1つにより担持される手段
をさらに含んでなる、上記44の容器構成要素。
【0103】56.移動を促進させるための該手段が目
的物の該目的物収容ポケット中への挿入方向に関して該
構造物の上流で該第一および第二のパネルの少なくとも
1つから突出している少なくとも1つの傾斜構成要素を
含んでなる、上記55の容器構成要素。
【0104】57.該少なくとも1つの傾斜構成要素が
該構造物と一体である、上記56の容器構成要素。
【0105】58.第一のパネル、第二のパネル、該第
一および第二のパネルを間隔を離して実質的に対面した
関係で固定して、該第一および第二のパネルの間に挿入
軸および目的物収容ポケットを制定するための手段、並
びに該目的物収容ポケット中へ挿入される目的物の少な
くとも1つの予め決められた部分を被覆および保護する
ための該第一および第二のパネルの少なくとも1つによ
り担持される構造物を含んでなる、目的物を収容するた
めに適する容器構成要素。
【0106】59.該構造物が該第一および第二のパネ
ルの少なくとも1つの端部区域に沿って置かれる、上記
58の容器構成要素。
【0107】60.該構造物が該第一および第二のパネ
ルの向かい合った端部区域に沿って置かれる、上記59
の容器構成要素。
【0108】61.該構造物が該第一および第二のパネ
ルの各々により担持される、上記58の容器構成要素。
【0109】62.該構造物が目的物の該目的物収容ポ
ケット中への挿入方向に関して該第一および第二のパネ
ルの上流区域および下流区域の少なくとも1つに置かれ
る、上記58の容器構成要素。
【0110】63.該構造物が目的物の該目的物収容ポ
ケット中への挿入方向に関して該第一および第二のパネ
ルの上流区域および下流区域の各々に置かれる、上記6
2の容器構成要素。
【0111】64.該構造物が該第一および第二のパネ
ルの少なくとも1つから突出している少なくとも1つの
壁、並びに該少なくとも1つの壁により境界が定められ
る該第一および第二のパネルの少なくとも一方の少なく
とも1つの表面を含む少なくとも1つの実質的にドーム
形の構造物を含んでなる、上記58の容器構成要素。
【0112】65.該少なくとも1つの壁が連続的であ
る、上記64の容器構成要素。
【0113】66.該少なくとも1つの壁に少なくとも
1つの空所が供されている、上記64の容器構成要素。
【0114】67.該少なくとも1つの空所が該構造物
の縦軸に実質的に沿って配置されており、該縦軸が該挿
入軸と実質的に平行に伸びている、上記66の容器構成
要素。 68.該少なくとも1つの空所が該構造物の横軸に実質
的に沿って配置されており、該横軸が該挿入軸を実質的
に横切って伸びている、上記66の容器構成要素。
【0115】69.挿入を促進させるための該手段が目
的物の該目的物収容ポケット中への挿入中に該構造物を
通り過ぎた目的物の移動を促進させるための該第一およ
び第二のパネルの少なくとも1つにより担持される手段
をさらに含んでなる、上記66の容器構成要素。
【0116】70.移動を促進させるための該手段が目
的物の該目的物収容ポケット中への挿入方向に関して該
構造物の上流で該第一および第二のパネルの少なくとも
1つから突出している少なくとも1つの傾斜構成要素を
含んでなる、上記69の容器構成要素。
【0117】71.該少なくとも1つの傾斜構成要素が
該構造物と一体である、上記70の容器構成要素。
【0118】72.(a)第一のパネル、第二のパネ
ル、該第一および第二のパネルを間隔を離して実質的に
対面した関係で固定して、該第一および第二のパネルの
間に挿入軸および目的物収容ポケットを制定するための
手段、並びに目的物の該目的物収容ポケット中への挿入
を促進させるための該第一および第二のパネルの少なく
とも1つにより担持される手段を含む容器構成要素、並
びに(b)該容器構成要素を封入するために適する封筒
を含んでなる保護包装システム。
【0119】73.(a)第一のパネル、第二のパネ
ル、該第一および第二のパネルを間隔を離して実質的に
対面した関係で固定して、該第一および第二のパネルの
間に挿入軸および目的物収容ポケットを制定するための
手段、目的物を該目的物収容ポケット中への挿入中に目
的物を該挿入軸と実質的に平行な位置に移すための該第
一および第二のパネルの少なくとも1つにより担持され
る手段、並びに目的物の該目的物収容ポケット中への挿
入中に目的物を該第一および第二のパネルの少なくとも
1つと実質的に平行に伸びている面に沿って該目的物収
容ポケットに推進させて入れるための安定化手段を含む
容器構成要素、並びに(b)該容器構成要素を封入する
ために適する封筒を含んでなる保護包装システム。
【0120】74.(a)第一のパネル、第二のパネ
ル、該第一および第二のパネルを間隔を離して実質的に
対面した関係で固定して、該第一および第二のパネルの
間に挿入軸および目的物収容ポケットを制定するための
手段、並びに該目的物収容ポケット中へ挿入される目的
物の少なくとも1つの予め決められた部分を被覆および
保護するための該第一および第二のパネルの少なくとも
1つにより担持される構造物を含む容器構成要素、並び
に(b)該容器構成要素を封入するために適する封筒を
含んでなる保護包装システム。
【0121】75.該封筒が紙から製作される、上記7
2、73または74の保護包装システム。
【0122】76.該封筒がプラスチックから製作され
る、上記72、73または74の保護包装システム。
【0123】77.該容器構成要素が柔軟性材料から製
作される、上記72、73または74の保護包装システ
ム。
【0124】78.該柔軟性材料がプラスチックであ
る、上記72、73または74の保護包装システム。
【0125】79.該容器構成要素が該保護包装システ
ムに実質的な硬さを与えるための手段をさらに含んでな
る、上記72、73または74の保護包装システム。
【0126】80.実質的な硬さを与えるための該手段
が該第一および第二のパネルの1つから突出している足
構成要素を含んでなる、上記79の保護包装システム。
【0127】81.該足構成要素の各々が少なくとも1
つの延長されたリブを含む、上記80の保護包装システ
ム。
【0128】82.該封筒内での該容器構成要素の移動
を防止するための手段をさらに含んでなる、上記72、
73または74の保護包装システム。
【0129】83.移動を防止するための該手段が該容
器構成要素を該封筒の内表面に接着連結させるための手
段を含んでなる、上記82の保護包装システム。
【0130】84.移動を防止するための該手段が該第
一および第二のパネルの1つから突出している足構成要
素を含んでなる、上記82の保護包装システム。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の保護包装システムの折り畳まれていな
い容器構成要素の好適態様の頂部平面図である。
【図2】図1の容器構成要素の線II−IIに沿った立面断
面図である。
【図3】図1の容器構成要素の線III−IIIに沿った立面
断面図である。
【図4】折り畳まれた状態の図1の容器構成要素の平面
図である。
【図5】図4の折り畳まれた容器構成要素の線V−Vに
沿った立面断面図である。
【図6】図4の折り畳まれた容器構成要素の線VI−VIか
ら見た拡大側面図であり、Aは折り畳まれた挿入構成要
素中に部分的に挿入された状態で示される目的物を有す
る図6と同様な拡大側面図である。
【図7】折り畳まれた容器構成要素中に部分的に挿入さ
れた構成で示される目的物を有する図4と同様な平面図
であり、Aは折り畳まれた容器構成要素中に図7に示さ
れている程度まで挿入された目的物を有する図5と同様
な立面断面図である。
【図8】図8は折り畳まれた容器構成要素中に完全に挿
入された状態で示される目的物を有する図7と同様な平
面図であり、Aは折り畳まれた挿入構成要素中に完全に
挿入された状態で示される目的物を有する図7Aと同様
な立面断面図であり、Bは内部に完全に挿入された目的
物を有する図6と同様な折り曲げられた容器構成要素の
拡大側面図である。
【図9】本発明の保護包装システムの封筒の好適態様の
頂部平面図である。
【図10】本発明の保護包装システムの容器構成要素と
封筒との組み立て体の第一の様相を表す頂部平面図であ
る。
【図11】本発明の保護包装システムの容器構成要素と
封筒との組み立て体の他の様相を表す頂部平面図であ
る。
【図12】本発明の保護包装システムの容器構成要素と
封筒の組み立て体の他の様相を表す頂部平面図である。
【図13】内部に完全に挿入された目的物を有する本発
明の保護包装システムの透視図である。
【図14】郵送状態にある本発明の保護包装システムの
透視図である。
【符号の説明】
10 容器構成要素 12 容器パネル 14 容器パネル 16 丁番手段 22 挿入軸 24 案内構成要素 26 案内構成要素
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 イー・ハバード・ヨンカーズ アメリカ合衆国ニユーハンプシヤー州 03229コントウークツク・アールアール 2・ボツクス71

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一のパネル、第二のパネル、該第一お
    よび第二のパネルを間隔を離して実質的に対面した関係
    で固定して、該第一および第二のパネルの間に挿入軸お
    よび目的物収容ポケットを制定するための手段、並びに
    目的物の該目的物収容ポケット中への挿入を促進させる
    ための該第一および第二のパネルの少なくとも1つによ
    り担持される手段を含んでなる、目的物を収容するため
    に適する容器構成要素。
  2. 【請求項2】 第一のパネル、第二のパネル、該第一お
    よび第二のパネルを間隔を離して実質的に対面した関係
    で固定して、該第一および第二のパネルの間に挿入軸お
    よび目的物収容ポケットを制定するための手段、目的物
    を該目的物収容ポケット中への挿入中に目的物を該挿入
    軸と実質的に平行な位置に移すための該第一および第二
    のパネルの少なくとも1つにより担持される手段、並び
    に目的物の該目的物収容ポケット中への挿入中に目的物
    を該第一および第二のパネルの少なくとも1つと実質的
    に平行に伸びている面に沿って該目的物収容ポケットに
    推進させて入れるための安定化手段を含んでなる、目的
    物を収容するために適する容器構成要素。
  3. 【請求項3】 第一のパネル、第二のパネル、該第一お
    よび第二のパネルを間隔を離して実質的に対面した関係
    で固定して、該第一および第二のパネルの間に挿入軸お
    よび目的物収容ポケットを制定するための手段、並びに
    該目的物収容ポケット中へ挿入される目的物の少なくと
    も1つの予め決められた部分を被覆および保護するため
    の該第一および第二のパネルの少なくとも1つにより担
    持される構造物を含んでなる、目的物を収容するために
    適する容器構成要素。
  4. 【請求項4】 (a)第一のパネル、第二のパネル、該
    第一および第二のパネルを間隔を離して実質的に対面し
    た関係で固定して、該第一および第二のパネルの間に挿
    入軸および目的物収容ポケットを制定するための手段、
    並びに目的物の該目的物収容ポケット中への挿入を促進
    させるための該第一および第二のパネルの少なくとも1
    つにより担持される手段を含む容器構成要素、並びに
    (b)該容器構成要素を封入するために適する封筒を含
    んでなる保護包装システム。
  5. 【請求項5】 (a)第一のパネル、第二のパネル、該
    第一および第二のパネルを間隔を離して実質的に対面し
    た関係で固定して、該第一および第二のパネルの間に挿
    入軸および目的物収容ポケットを制定するための手段、
    目的物を該目的物収容ポケット中への挿入中に目的物を
    該挿入軸と実質的に平行な位置に移すための該第一およ
    び第二のパネルの少なくとも1つにより担持される手
    段、並びに目的物の該目的物収容ポケット中への挿入中
    に目的物を該第一および第二のパネルの少なくとも1つ
    と実質的に平行に伸びている面に沿って該目的物収容ポ
    ケットに推進させて入れるための安定化手段を含む容器
    構成要素、並びに(b)該容器構成要素を封入するため
    に適する封筒を含んでなる保護包装システム。
  6. 【請求項6】 (a)第一のパネル、第二のパネル、該
    第一および第二のパネルを間隔を離して実質的に対面し
    た関係で固定して、該第一および第二のパネルの間に挿
    入軸および目的物収容ポケットを制定するための手段、
    並びに該目的物収容ポケット中へ挿入される目的物の少
    なくとも1つの予め決められた部分を被覆および保護す
    るための該第一および第二のパネルの少なくとも1つに
    より担持される構造物を含む容器構成要素、並びに
    (b)該容器構成要素を封入するために適する封筒を含
    んでなる保護包装システム。
JP7352947A 1994-12-30 1995-12-29 保護包装システム Pending JPH08230890A (ja)

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