JPH08230869A - ボトル容器包装体 - Google Patents

ボトル容器包装体

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JPH08230869A
JPH08230869A JP7037384A JP3738495A JPH08230869A JP H08230869 A JPH08230869 A JP H08230869A JP 7037384 A JP7037384 A JP 7037384A JP 3738495 A JP3738495 A JP 3738495A JP H08230869 A JPH08230869 A JP H08230869A
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bottle
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JP7037384A
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Takeshi Cho
斌 張
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D77/00Packages formed by enclosing articles or materials in preformed containers, e.g. boxes, cartons, sacks or bags
    • B65D77/04Articles or materials enclosed in two or more containers disposed one within another
    • B65D77/0413Articles or materials enclosed in two or more containers disposed one within another the inner and outer containers being rigid or semi-rigid and the outer container being of polygonal cross-section formed by folding or erecting one or more blanks, e.g. carton
    • B65D77/0426Articles or materials enclosed in two or more containers disposed one within another the inner and outer containers being rigid or semi-rigid and the outer container being of polygonal cross-section formed by folding or erecting one or more blanks, e.g. carton the inner container being a bottle, canister or like hollow container

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Packaging Frangible Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 容器ホルダの製作コストを低減し、複数のボ
トル容器の横方向への移動を効率的に拘束可能なボトル
容器包装体を提供する。 【構成】 外装ケース10内に左右に間隔をあけて2本
のボトル容器20を並設し、これら2本のボトル容器2
0間へ斜めに延びる保持片55であって、容器ホルダ5
0の背面台紙51の高さ方向の途中部から隣接するボト
ル容器20の胴体部21間を通ってボトル容器20の肩
部22付近まで斜め上方へ延設され、更に外装ケース1
0の開閉用フラップ12の後端側へ向けて折り曲げられ
て、隣接するボトル容器20のキャップ25間を通って
上縁が外装ケース10の開閉用フラップ12に当接され
た保持片55を容器ホルダ50の背面台紙51を切り起
こして形成し、保持片55と外装ケース10の正面板1
6間にチューブ容器30を倒立状態に収容した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のボトル容器を外
装ケースに収容したボトル容器包装体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ヘアシャンプーとヘアコンデ
ィショナーなどのようにペアーで使用される商品の販売
方法の1つとして、2本のボトルを1組にして透明な外
装ケースに収容したボトル容器包装体を用い、このボト
ル容器包装体の販売価格を、個別に購入する場合よりも
多少割安に設定して、消費者の購買意欲をそそる手法が
広く採用されている。
【0003】また、単に、複数のボトル容器を透明な外
装ケース内に収容しただけでは、装飾性に乏しいので、
例えば、図11、12に示すように、1枚ものの台紙1
00を折り目101aに沿って折り曲げて作製した容器
ホルダ101であって、ボトル容器102の背後を装飾
する背面台紙103と、ボトル容器102の下端部付近
の装飾する底面台紙104と、ボトル容器102の裾部
を前面から覆うとともに、前面に商品名やキャッチフレ
ーズ等を印刷した化粧台紙105とからなる容器ホルダ
101を、ボトル容器102とともに外装ケース106
に内装したボトル容器包装体107が広く採用されてい
る。
【0004】更にまた、最近では、ヘアシャンプーとヘ
アコンディショナー等の2本のボトル容器以外に、ヘア
トリートメント等のチューブ容器を外装ケース内に一体
的に収容したものもある。この場合には、横方向への移
動を拘束した状態でこれら3者を外装ケース内に収容す
るため、通常、次のような構成の容器ホルダが用いられ
ている。
【0005】この容器ホルダは、図13、図14に示す
ように、1枚ものの台紙110を折り目110a(破線
で図示)に沿って折り曲げて作製した容器ホルダ111
であって、外装ケース112の背板に沿って装着される
背面台紙113と、外装ケース112の下部内に装着さ
れる中空箱状の台座114とを有し、台座114の上板
に左右に間隔をあけてボトル容器115装着用の2つの
ボトル用開口部116を形成するとともに、ボトル用開
口部116間にチューブ容器117装着用の1つのチュ
ーブ用開口部118を形成したものである。尚、符号1
19は、チューブ容器を下方から支持する棚部で、この
棚部119は容器ホルダ111を構成する台紙110の
一部を切り起こして形成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前者のボトル容器包装
体では、比較的小さな面積の台紙で容器ホルダを製作す
ることが可能で、しかも折り曲げ箇所も少ないので、容
器ホルダを安価に製作出来るが、外装ケースに対するチ
ューブ容器の固定が困難なことから、ボトル容器とチュ
ーブ容器とを1セットにして外装ケースに収容すると、
輸送時等の振動で容器の姿勢が乱れるという問題があっ
た。また、輸送時の振動でボトル容器が相互に接触し
て、ボトル容器の表面が傷ついたりするという問題もあ
る。
【0007】後者のボトル容器包装体では、2つのボト
ル用開口部と1つのチューブ用開口部にボトル容器とチ
ューブ容器を夫々装着することで、これら3つの容器の
移動が規制されるので、輸送時等の振動で容器の姿勢が
乱れたり、容器が相互に接触することに起因する表面の
スレ等を防止出来るが、容器ホルダを製作するために大
きな面積の台紙を必要とし、しかも折り曲げ箇所が増え
て組立て作業の作業性が低下することから、容器ホルダ
の製作コストが高くなるという問題がある。また、3つ
の開口部を打ち抜きにより形成することから、台紙の無
駄部分が多く、しかも開口部をボトル容器やチューブ容
器の横断面形状と略同じに設定する必要があるので、ボ
トル容器やチューブ容器に対する僅かな設計変更に対し
ても柔軟に対処出来ないという問題もある。更に、ボト
ル容器の姿勢を安定させるためには、台座を高くする必
要があり、ボトル容器の下半部の印刷面が隠れてしまっ
たり、ボトル容器の風合いを損ねることがあり、消費者
に対するアピールという面で問題がある。
【0008】本発明の目的は、容器ホルダの製作コスト
を低減し、複数のボトル容器の横方向への移動を効率的
に拘束可能なボトル容器包装体を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に係るボトル容
器包装体は、箱状の外装ケースと、前記外装ケース内に
おいて相互に一定間隔あけて並設される複数のボトル容
器と、前記外装ケースの背板と複数のボトル容器間に装
着された背面台紙を有する容器ホルダであって、この背
面台紙を切り起こして、隣接するボトル容器の胴体部間
へ斜めに延びて、外装ケースの側板との間においてボト
ル容器の横方向への移動を規制する保持片を形成し、保
持片の遊端側部分にボトル容器の前側へ張り出した係止
部を形成した容器ホルダとを備えたものである。
【0010】ここで、請求項2記載のように、ボトル容
器の胴体部の前後方向の中心よりも前側において保持片
を、その遊端側に配置される外装ケースの上板或いは底
板へ向けて折り曲げ、保持片の遊端縁を外装ケースの上
板或いは底板に当接させてもよい。
【0011】請求項3に係るボトル容器包装体は、請求
項2記載のボトル容器包装体において、ボトル容器の前
側へ張り出した係止部を省略したものである。
【0012】ここで、請求項4記載のように、容器ホル
ダが、背面台紙と、背面台紙の下縁から外装ケースの上
面に沿って前側へ延びる底面台紙と、底面台紙の前縁か
ら外装ケースの正面板に沿って上方へ延び、ボトル容器
の裾部を前面から覆う化粧台紙とを有していてもよい。
【0013】また、請求項5記載のように、隣接するボ
トル容器と保持片と外装ケースの正面板とで形成される
空間内にチューブ容器を収容してもよいし、この場合に
は、請求項6記載のように、保持片の下方に容器ホルダ
を構成する台紙の一部を切り起こして外装ケース内へ突
出する棚部を形成し、この棚部上にチューブ容器を支持
してもよい。
【0014】請求項7に係るボトル容器包装体は、箱状
の外装ケースと、前記外装ケース内において相互に一定
間隔あけて並設される複数のボトル容器と、前記外装ケ
ースの背板と複数のボトル容器間に装着された背面台紙
を有する容器ホルダであって、この背面台紙を切り起こ
して、背面台紙の高さ方向の途中部から隣接するボトル
容器の胴体部間を通ってボトル容器の肩部付近まで斜め
上方へ延設され、更に外装ケースの背板の上端側へ向か
って折り曲げられて、隣接するボトル容器のキャップ間
を通って上縁が外装ケースの上板に当接された保持片で
形成し、この保持片における折り曲げ部分付近よりも遊
端側部分に隣接するボトル容器のキャップ近くまで張り
出した係止部を形成した容器ホルダと、前記隣接するボ
トル容器間において保持片と外装ケースの正面板間の間
隙に倒立状態に収容したチューブ容器とを備えたもので
ある。
【0015】請求項8に係るボトル容器包装体は、請求
項5〜7のいずれか1項記載のボトル容器包装体におい
て、ボトル容器包装体の一側の1本のボトル容器とそれ
に隣接する1本のチューブ容器とを残して他のボトル容
器及びチューブ容器を省略し、外装ケースを1本のボト
ル容器と1本のチューブ容器とを並設させて収容可能な
サイズに構成して、背面台紙の一側部に外装ケースのチ
ューブ容器側の側板とボトル容器の胴体部間へ向けて傾
斜状に延びる保持片を形成し、保持片の遊端部にボトル
容器の前側へ張り出した係止部を形成し、外装ケースの
正面板と保持片とで形成される間隙内にチューブ容器を
収容したものである。
【0016】請求項9に係るボトル容器包装体は、箱状
の外装ケースと、前記外装ケース内において相互に一定
間隔あけて並設される複数のボトル容器と、前記外装ケ
ースの背板と複数のボトル容器間に装着された背面台紙
を有する容器ホルダであって、背面台紙と、背板台紙の
下端から外装ケースの底板に沿って前側へ延びる底面台
紙を有し、背面台紙と底面台紙とに亙って台紙を切り起
こし、背面台紙の上部から斜め下方へ向け且つ隣接する
ボトル容器間を通ってボトル容器の胴体部の幅方向の中
心よりも前側へ延設した保持片を、その両端を背面台紙
と底面台紙とに連続させて形成した容器ホルダとを備え
たものである。
【0017】
【作用】請求項1に係るボトル容器包装体においては、
箱状の外装ケース内に複数のボトル容器と容器ホルダが
収容され、容器ホルダの背面台紙に隣接するボトル容器
の胴体部間へ斜めに延びる保持片が形成されているの
で、ボトル容器の前後方向への移動は外装ケースの正面
板及び背板で規制され、上下方向への移動は外装ケース
の上板及び底板で規制され、左右方向への移動は、外装
ケースの側板と保持片或いは隣接する保持片で規制され
ることになる。しかも、ボトル容器の左右方向への移動
を規制するための台座等を設ける必要がないので、容器
ホルダを構成する台紙の折り曲げ箇所が少なくなり、台
紙の使用量も少なくて済む。
【0018】また、背面台紙に切り起こして保持片を形
成する関係上、容器ホルダを組立てた状態で保持片が背
面台紙側へ復帰しようとするが、保持片の遊端側部分に
ボトル容器の前側へ張り出した係止部を形成してあるの
で、係止部がボトル容器に係合することで、保持片の背
面台紙側への復帰は確実に防止される。更に、保持片
は、その前面を告示面として有効活用することが可能
で、ボトル容器包装体全体の告示面の拡大に寄与するこ
とになる。
【0019】ここで、請求項2記載のように、ボトル容
器の胴体部の前後方向の中心よりも前側において保持片
を、その遊端側に配置される外装ケースの上板或いは底
板側へ向けて折り曲げ、保持片の遊端縁を外装ケースの
上板或いは底板に当接させると、保持片を切り起こすこ
とで形成される背面台紙の開口が、保持片で隠されて正
面側から略完全に見えないようになる。また、切り起こ
した保持片の背面台紙側への復帰は、保持片の上縁が外
装ケースの上板に当接することがより一層確実に防止さ
れることになる。
【0020】請求項3に係るボトル容器包装体において
は、基本的には請求項1及び2記載のボトル容器包装体
と同様の作用が得られる。また、ボトル容器の前側へ張
り出した係止部は省略されるが、前述のように、背面台
紙を切り起こして形成した保持片の背面台紙側への復帰
は、保持片の遊端縁が外装ケースの上板或いは底板に当
接することで確実に防止される。
【0021】ここで、請求項4記載のように、容器ホル
ダが、背面台紙と、背面台紙の下縁から外装ケースの上
面に沿って前側へ延びる底面台紙と、底面台紙の前縁か
ら外装ケースの正面板に沿って上方へ延び、ボトル容器
の裾部を前面から覆う化粧台紙とを備えていると、ボト
ル容器とその背景部分とにメリハリを付けたり、背景部
分でボトル容器を装飾したりすることで、ボトル容器包
装体の商品イメージが高められる。
【0022】また、請求項5記載のように、隣接するボ
トル容器と保持片と外装ケースの正面板とで形成される
空間内にチューブ容器を収容すると、チューブ容器の前
後方向への移動は外装ケースの正面板で規制され、左右
方向への移動は外装ケースの側板とボトル容器或いは隣
接するボトル容器で規制されることになる。但し、この
場合には、保持片と外装ケースの正面板との間隙が側面
視において略楔状になるので、両者の間隙が拡大する方
向へキャップを向けてチューブ容器を収容することが好
ましい。また、請求項6記載のように、保持片の下方に
容器ホルダを構成する台紙の一部を切り起こして外装ケ
ース内へ突出する棚部を形成し、この棚部上にチューブ
容器を支持させると、小型のチューブ容器を収容したと
きに、その上端がボトル容器の上端に比して極端に低く
なったりすることが防止される。
【0023】請求項7に係るボトル容器包装体において
は、背面台紙を切り起こして形成した保持片が、背面台
紙の高さ方向の途中部から隣接するボトル容器の胴体部
間を通ってボトル容器の肩部付近まで斜め上方へ延設さ
れ、更に外装ケースの背板の上端側へ向かって折り曲げ
られて、隣接するボトル容器のキャップ間を通って上縁
が外装ケースの上板に当接されているので、請求項1及
び2記載のボトル容器包装体と同様の作用が得られる。
【0024】しかも、保持片における折り曲げ部分付近
よりも遊端側部分に、隣接するボトル容器のキャップ近
くまで張り出した係止部が形成されているので、保持片
の遊端側部分の面積が広くなり、告示面積が増えるとと
もに、ボトル容器のキャップの側部が係止部の側縁に当
接することで、ボトル容器の左右方向への移動も規制さ
れる。
【0025】また、隣接するボトル容器間において保持
片と外装ケースの正面板間の間隙にチューブ容器が倒立
状態に収容されているので、このチューブ容器の前後方
向への移動は外装ケースの正面板及び保持片で規制さ
れ、左右方向への移動は隣接するボトル容器で規制され
ることになる。
【0026】請求項8に係るボトル容器包装体において
は、基本的には、請求項5〜7のいずれか1項記載のボ
トル容器包装体と同様の作用が得られる。但し、外装ケ
ース内には、1本のボトル容器と1本のチューブ容器と
が並設した状態で収容されているので、ボトル容器の左
右方向への移動は、外装ケースのボトル容器側の側板と
保持片とで規制され、チューブ容器の左右方向への移動
は外装ケースのチューブ容器側の側板とボトル容器とで
規制されることになる。
【0027】請求項9に係るボトル容器包装体において
は、容器ホルダの背面台紙と底面台紙とに亙って台紙を
切り起こして、背面台紙の上部から斜め下方へ向け且つ
隣接するボトル容器間を通ってボトル容器の胴体部の幅
方向の中心よりも前側へ延設した保持片が形成されてい
るので、ボトル容器の左右方向への移動は、外装ケース
の側板と保持片或いは隣接する保持片で規制されること
になる。また、保持片の両端が背面台紙と底面台紙とに
連続させて形成されているので、切り起こし前の状態へ
の保持片の復帰が防止され、しかも保持片に対して十分
な取付け強度が付与される。
【0028】更に、請求項1記載のボトル容器包装体と
同様に、ボトル容器の左右方向への移動を規制するため
の台座等を設ける必要がないので、容器ホルダを構成す
る台紙の折り曲げ箇所が少なくなり、台紙の使用量も少
なくて済むし、保持片の前面を告示面として有効活用す
ることが可能で、ボトル容器包装体全体の告示面を拡大
できる。
【0029】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。図1、図2に示すように、ボトル容器
包装体1は、外装ケース10と、それに内装される2本
のボトル容器20及び1本のチューブ容器30と、これ
ら3つの容器20、30とともに外装ケース10に内装
され、外装ケース10内における3つの容器20、30
の移動を規制する容器ホルダ50と、から構成されてい
る。
【0030】ボトル容器20は、図1〜図4に示すよう
に、胴体部21と肩部22と首部23と注出筒(図示
略)とからなるボトル本体24と、ボトル本体24の注
出筒に取付けられたキャップ25とを備えた一般的な構
成のものである。但し、ボトル容器20の形状は、図例
以外のものでもよく、例えば、胴体部21の横断面を、
円形や小判型や多角形等に形成したり、肩部22をもっ
となだらかに形成したり、キャップ25を円筒状や角柱
状に形成したりしたものなど用いることが可能である。
また、ボトル容器20として、単なる円筒状の罐等を採
用することも可能である。
【0031】チューブ容器30は、一端を熱融着等によ
り封止し、他端に注出筒(図示略)を形成した一般的な
構成の樹脂チューブ、金属チューブ、ラミネートチュー
ブからなるチューブ本体31と、チューブ本体31の注
出筒に取付けられたキャップ35とから構成されてい
る。チューブ本体31の胴体部32にはキャップ35を
下側へ向けた倒立状態で、文字や図形が正常な姿勢にな
るように、商品名やキャッチフレーズが印刷されてい
る。
【0032】外装ケース10は、図1に示すように、合
成樹脂材料製の透明なシート体を折り曲げて箱状に形成
したもので、3つの容器20、30及び容器ホルダ50
が内装されるケース本体11と、ケース本体11の上縁
部から延びる開閉用フラップ(これが上板に相当する)
12及び左右のサイドフラップ13を備えている。尚、
この外装ケース10は、ボトル容器20及びチューブ容
器30が正面側から見通せるものであれば、紙ケースの
正面板に開口部を形成したものや、紙ケースの正面板に
開口部を形成し、この開口部を閉鎖する透明なシートを
正面板の背面に貼着したものなどを用いることが可能で
ある。また、ボトル容器20やチューブ容器30を見通
せるように構成する必要のない場合には、紙製や合成樹
脂材料製な不透明なシート体を用いて作製することも可
能である。
【0033】この外装ケース10の高さHは、図3に示
すように、ボトル容器20の高さH1よりもやや高く設
定されている。また、厚さTは、図4に示すように、ボ
トル容器20の胴体部21の厚さT1よりもやや厚く設
定されている。更に、幅Wは、図3に示すように、ボト
ル容器20の幅W1を2倍した値に1本のチューブ容器
30のキャップ35付近の直径W2を加算した値よりも
やや広く設定されている。つまり、外装ケース10内に
2本のボトル容器20と1本のチューブ容器30と収容
した状態で、チューブ容器30の少なくともその上端近
傍部を除く部分が左右のボトル容器20間にスッポリ収
まり、上端近傍はその両端部がボトル容器20の胴体部
21に前後に多少ラップするように配置される。
【0034】容器ホルダ50は、図6に示すような形状
に打ち抜いた平板状の台紙60に、切込み61や折り目
(破線で図示)62を形成して、折り目62に沿って折
り曲げて、図1〜図5に示すような形状に組み立てたも
のである。尚、この台紙60の素材としては、厚紙やラ
ミネートシートや樹脂シート等を用いることが可能であ
る。
【0035】容器ホルダ50は、基本的には、外装ケー
ス10の背板14に沿って配置される背面台紙51と、
背面台紙51の下縁から前方へ延び、外装ケース10の
底板15に沿って配置される底面台紙52と、底面台紙
52の前縁から上方へ延び、外装ケース10の正面板1
6に沿って配置される化粧台紙53と、化粧台紙53の
上縁から化粧台紙53の背面側へ折り返して設けられた
補助台紙54とから構成されている。
【0036】背面台紙51の上半部の幅方向中央部には
背面台紙51を切り起こして保持片55が形成され、保
持片55の遊端側部分は左右に張り出した係止部56に
より幅広に構成され、係止部56の下端部付近において
保持片55には折り目62aが形成されている。保持片
55の下方には補助台紙54の下半部を切り起こして、
3つの脚部57と上面台58とからなる箱状の棚部59
が形成され、棚部59はボトル容器20の胴体部21の
下端部の側方に僅かな隙間をあけて配置される。
【0037】容器ホルダ50及び3つの容器20、30
を外装ケース10内に収容してボトル容器包装体1を組
立てた状態で、2本のボトル容器20は、左右に間隔を
あけて底面台紙52上にセットされる。また、1本のチ
ューブ容器30はキャップ35を下側へ向けて倒立状態
に棚部59の上面台58上に支持されて、保持片55と
外装ケース10の正面板16間の楔状の隙間にセットさ
れる。保持片55は、チューブ容器30の背後において
背面台紙51の略中央部から左右のボトル容器20の胴
体部21間を通ってボトル容器20の肩部22へ向けて
斜め上方へ延設され、ボトル容器20の肩部22に対応
する位置で折り目62aに沿って折り曲げられて、左右
のボトル容器20のキャップ25間を通って斜め後方へ
延設され、その上縁は外装ケース10の開閉用フラップ
12の後部に当接されている。但し、チューブ容器30
は必ずしも設ける必要はなく、省略してもよいし、チュ
ーブ容器30に代えてスティック状の容器や小型のボト
ル容器等を左右のボトル容器20間に収容することも可
能である。尚、符号52aは、ボトル容器20の底面に
印刷された製品番号等を見るための透視窓である。
【0038】次に、ボトル容器包装体1の作用、効果に
ついて説明する。外装ケース10内に収容されることか
らボトル容器20の前後方向への移動は、外装ケース1
0の正面板16及び背板14で規制され、上下方向への
移動は外装ケース10の開閉用フラップ12及び底板1
5で規制される。また、胴体部21の下端近傍部間に棚
部59が配置され、胴体部21の高さ方向の途中部間に
保持片55が斜めに配置され、ボトル容器20のキャッ
プ25の側方に僅かな隙間をあけて係止部56が配置さ
れることから、ボトル容器20の左右方向への移動は、
外装ケース10の側板17で確実に規制されるととも
に、棚部59と保持片55の下半部の途中部及び係止部
56の3点で効果的に規制される。
【0039】一方、チューブ容器30に関しても、保持
片55と外装ケース10の正面板16間の楔状の隙間に
収容されることになるので、上下方向への移動は、保持
片55の折り目62a付近及び棚部59で規制され、左
右方向への移動は、左右のボトル容器20で規制され、
前後方向への移動は、外装ケース10の正面板16と保
持片55で規制されることになる。
【0040】このように、簡単な構成の保持片55を設
けることで、折り曲げ箇所が少なく且つ小さな面積の台
紙60から構成された容器ホルダ50であっても、3つ
の容器20、30の左右方向への移動を規制出来るの
で、容器ホルダ50の材料コスト及び組立コストを低減
して容器ホルダ50の製作コストを大幅に低減しつつ、
輸送時等における振動によるボトル容器20やチューブ
容器30の姿勢の乱れを効果的に防止することが可能と
なる。
【0041】また、保持片55は、背面台紙51を切り
起こして形成してある関係上、容器ホルダ50を組立て
た状態で背面台紙51側へ復帰しようとするが、背面台
紙51側への復帰は、係止部56が左右のボトル容器2
0の肩部22に係合することにより防止される。また、
保持片55の上縁が外装ケース10の開閉用フラップ1
2の後部に係合することでも防止され、両者の作用によ
り確実に防止されることになる。つまり、保持片55を
隣接するボトル容器20間に常時位置させることが可能
となり、保持片55によるボトル容器20の移動規制が
安定したものとなる。
【0042】更に、保持片55は、その前面を告示面と
して有効活用することが可能で、しかも遊端側部分にお
いては係止部56が両側へ張り出して形成されているこ
とから、告示面積を十分に確保することが可能で、ボト
ル容器包装体1全体の告示面の拡大に寄与出来る。ま
た、隣接するボトル容器20間に保持片55が配置され
ることから、保持片55の前面を告示面に活用すると、
インパクトのなる斬新な告示効果が得られる。
【0043】更にまた、図3に示すように、保持片55
により、保持片55を切り起こすことで形成される背面
台紙51の開口が隠されて、正面側から略完全に見えな
いようになるので、ボトル容器包装体1の見栄えが良く
なる。また、背面台紙51や底面台紙52や補助台紙5
4の内面側に彩色を施したりすることで、ボトル容器2
0とその背景部分とにメリハリを付けたり、ボトル容器
20を引き立たせたりすることが可能で、ボトル容器包
装体1の商品イメージを高めて、ボトル容器包装体1に
対して高級感を付与することが可能となる。また、化粧
台紙53の正面側に商品名やキャッチフレーズや商品の
イメージキャラクター等を印刷して、ボトル容器包装体
1を装飾することは言うまでもない。但し、容器ホルダ
50の化粧台紙53及び底面台紙52は必要に応じて省
略してもよい。
【0044】また、チューブ容器30を載置する棚部5
9を設けてあるので、棚部59の高さを適正に設定する
ことで、チューブ容器30とボトル容器20の高さ関係
をバランス良く設定することが可能となる。但し、比較
的長いチューブ容器30を用いる場合には棚部59を省
略してもよい。
【0045】次に、ボトル容器包装体1の構成を部分的
に変更した変形例について説明する。尚、前記実施例と
同一部材には同一符号を付してその詳細な説明を省略す
る。 (1) 外装ケース10及び容器ホルダ50のサイズを
幅方向に大きくし、背面台紙51に隣接するボトル容器
20間へ夫々延びる保持片55を設けることで、3本以
上のボトル容器20と2本以上のチューブ容器30とを
収容し得るように構成することも可能である。また、図
7に示すボトル容器包装体1Aのように、外装ケース1
0Aを1本のボトル容器20と1本のチューブ容器30
とを並設させて収容可能なサイズに構成して、容器ホル
ダ50Aの背面台紙51Aの一側部に外装ケース10A
の右側の側板17Aとボトル容器20の胴体部21間へ
向けて傾斜状に延びる保持片55Aを形成し、保持片5
5Aの遊端部にボトル容器20の前側へ張り出した係止
部56Aを形成し、外装ケース10Aの正面板16Aと
保持片55Aとで形成される隙間にチューブ容器30を
収容してもよい。
【0046】(2) 図8に示すボトル容器包装体1B
のように、容器ホルダ50Bの背面台紙51Bの下半部
及び底面台紙52Bの後半部を切り起こして、背面台紙
51Bの上部から隣接するボトル容器20の胴体部21
間へ斜め下方へ延びる保持片55Bを形成し、ボトル容
器20の胴体部21の前後方向の中心よりも前側におい
て保持片55Bを下方へ向けて折り曲げて、保持片55
Bの下端部を底面台紙52Bに当接させてもよい。この
ボトル容器包装体1Bは、基本的には、2本のボトル容
器20のみを収容するように構成されているが、保持片
55Bの前側にキャップ35を上側へ向けてチューブ容
器30を収容することも可能である。
【0047】(3) 図9に示すボトル容器包装体1C
のように、前述のボトル容器包装体1Bにおける保持片
55Bの遊端側部分にボトル容器20の胴体部21の前
側へ延びる係止部56Cを形成した保持片55Cを設
け、切り起こした保持片55Cの背面台紙51C側への
復帰を防止するとともに、保持片55Cの遊端側部分の
面積を広げて告示面として有効活用してもよい。
【0048】(4) 図10に示すボトル容器包装体1
Dのように、前述のボトル容器包装体1Bにおける保持
片55Bの下端部を底面台紙52Bから切り離さないよ
うに構成した保持片55Dを設け、保持片55Dの両端
を背面台紙51Dと底面台紙52Dとに連続させて形成
してもよい。この場合には、背面台紙51D及び底面台
紙52Dに対する保持片55Dの取付け強度を高めるこ
とが可能となる。
【0049】
【発明の効果】請求項1に係るボトル容器包装体によれ
ば、容器ホルダの背面台紙に保持片を切り起こして形成
するという簡単な構成で、ボトル容器の左右方向への移
動を効果的に規制できるので、容器ホルダとして、折り
曲げ箇所が少なく組立てが容易で、台紙の使用量も少な
くい容器ホルダを用いることが可能となり、容器ホルダ
の製作コストを大幅に低減しつつ、輸送時等における振
動によるボトル容器の姿勢の乱れを効果的に防止出来
る。
【0050】また、輸送時等におけるボトル容器の姿勢
の乱れを防止出来ることから、ボトル容器包装体の輸送
後に、ボトル容器を再度整列させたりする手間が省ける
とともに、ボトル容器同士が接触することによる損傷等
の発生も防止できる。
【0051】更に、保持片の遊端側部分にボトル容器の
前側へ張り出した係止部を形成してあるので、保持片の
背面台紙側への復帰が確実に防止され、隣接するボトル
容器間に保持片を常時位置させることが可能となり、保
持片によるボトル容器の移動規制が安定したものとな
る。更にまた、保持片の前面を告示面として有効活用す
ることが可能で、ボトル容器包装体全体の告示面の拡大
できるとともに、隣接するボトル容器間に保持片が配置
されることから、保持片の前面を告示面に活用すると、
インパクトのなる斬新な告示面が得られる。
【0052】また、保持片の幅を変えるなどの僅かな設
計変更で、サイズの多少異なるボトル容器でも左右方向
に移動規制した状態で収容出来るので、汎用性が高くな
るとともに、ボトル容器の設計変更などに対しても柔軟
に対応出来る。更に、ボトル容器の前面を殆ど覆うこと
なくボトル容器の移動を規制出来るので、ボトル容器の
前面の略全体を露出するさせたりすることも可能とな
り、ボトル容器を装飾するための構成の設計自由度を拡
大出来る。つまり、容器ホルダに外装ケースの正面板に
沿った化粧台紙を設ける場合において、この化粧台紙の
形状として種々の形状のものを用いることが可能とな
り、台座を設けたボトル容器包装体のように、長方形や
正方形等に限定されることはない。
【0053】請求項2記載のように保持片を延長する
と、保持片を切り起こすことで形成される背面台紙の開
口が、保持片で隠されて正面側から略完全に見えないよ
うになり、ボトル容器包装体の見栄えが良くなる。ま
た、保持片の遊端縁が外装ケースの上板或いは底板に当
接されるので、切り起こした保持片の背面台紙側への復
帰が一層効果的に防止される。
【0054】請求項3に係るボトル容器包装体によれ
ば、基本的には請求項1及び2記載のボトル容器包装体
と同様の効果が得られる。つまり、背面台紙を切り起こ
して形成した保持片の背面台紙側への復帰は、保持片の
遊端縁が外装ケースの上板或いは底板に当接することで
確実に防止されるので、ボトル容器の前側へ張り出した
係止部は省略してもよいことになる。
【0055】請求項4記載のように、背面台紙と底面台
紙と化粧台紙とを備えた容器ホルダを設けると、ボトル
容器とその背景部分とにメリハリを付けたり、背景部分
でボトル容器を装飾したりすることで、ボトル容器包装
体の商品イメージが高められ、ボトル容器包装体に対し
て高級感が付与される。
【0056】また、請求項5記載のように、複数のボト
ル容器と複数のチューブ容器を外装ケースに収容した場
合でも、これら複数の容器の移動が外装ケース及び保持
片で効率的に規制されるので、輸送時等における振動
で、ボトル容器及びチューブ容器の姿勢が乱れることは
ない。また、このようにチューブ容器を内装する場合に
は、請求項6記載のように、保持片の下方に棚部を形成
し、この棚部上にチューブ容器を支持させると、ボトル
容器の高さとチューブ容器の高さをバランス良く設定す
ることが可能となる。
【0057】請求項7に係るボトル容器包装体によれ
ば、基本的には、請求項1及び2記載のボトル容器包装
体と同様の効果が得られる。加えて、キャップ近くまで
張り出した係止部により保持片の遊端側部分の面積を広
し、告示面積を増大出来るとともに、ボトル容器のキャ
ップの側部が係止部の側縁に当接することで、ボトル容
器の左右方向への移動が一層効果的に防止される。ま
た、隣接するボトル容器間において保持片と外装ケース
の正面板間の間隙に倒立状態にチューブ容器が収容して
あるので、チューブ容器の移動も効果的に防止されるこ
とになる。このため、ボトル容器とチューブ容器を外装
ケースに収容した場合でも、輸送時等における振動で、
これら容器の姿勢が乱れることはない。
【0058】請求項8に係るボトル容器包装体によれ
ば、基本的には、請求項5〜7のいずれかに1項記載の
ボトル容器包装体と同様の効果が得られる。但し、外装
ケース内には、1本のボトル容器と1本のチューブ容器
とが並設した状態で収容されているので、ボトル容器の
左右方向への移動は、外装ケースのボトル容器側の側板
と保持片とで規制され、チューブ容器の左右方向への移
動は外装ケースのチューブ容器側の側板とボトル容器と
で規制されることになる。
【0059】請求項9に係るボトル容器包装体によれ
ば、基本的には、請求項1記載のボトル容器包装体と同
様の効果が得られる。加えて、保持片の両端が背面台紙
と底面台紙とに連続させて形成されているので、切り起
こし前の状態への保持片の復帰が防止され、しかも保持
片に対して十分な取付け強度が付与される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ボトル容器包装体の分解斜視図
【図2】 容器ホルダの斜視図
【図3】 ボトル容器包装体の正面図
【図4】 ボトル容器包装体の保持片における縦断面
【図5】 容器ホルダの補助台紙付近の要部斜視図
【図6】 容器ホルダの展開図
【図7】 別構成の容器ホルダの斜視図
【図8】 別構成の容器ホルダの斜視図
【図9】 別構成の容器ホルダの斜視図
【図10】 別構成の容器ホルダの斜視図
【図11】 従来のボトル容器包装体における容器ホル
ダ及びボトル容器の斜視図
【図12】 従来のボトル容器包装体における容器ホル
ダの斜視図
【図13】 従来の別構成のボトル容器包装体における
容器ホルダ及び容器の斜視図
【図14】 従来の別構成のボトル容器包装体における
容器ホルダの斜視図
【符号の説明】
1 ボトル容器包装体 10 外装ケース 11 ケース本体 12 開閉用フラップ 13 サイドフラップ 14 背板 15 底板 16 正面板 17 側板 20 ボトル容器 21 胴体部 22 肩部 23 首部 24 ボトル本体 25 キャップ 30 チューブ容器 31 チューブ本体 32 胴体部 35 キャップ 50 容器ホルダ 51 背面台紙 52 底面台紙 52a 透視窓 53 化粧台紙 54 補助台紙 55 保持片 56 係止部 57 脚部 58 上面台 59 棚部 60 台紙 61 切込み 62 折り目 62a 折り目 1A ボトル容器包装体 10A 外装ケース 16A 正面板 17A 側板 50A 容器ホルダ 51A 背面台紙 55A 保持片 56A 係止部 1B ボトル容器包装体 50B 容器ホルダ 51B 背面台紙 52B 底面台紙 55B 保持片 1C ボトル容器包装体 51C 背面台紙 55C 保持片 56C 係止部 1D ボトル容器包装体 51D 背面台紙 52D 底面台紙 55D 保持片

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱状の外装ケースと、 前記外装ケース内において相互に一定間隔あけて並設さ
    れる複数のボトル容器と、 前記外装ケースの背板と複数のボトル容器間に装着され
    た背面台紙を有する容器ホルダであって、この背面台紙
    を切り起こして、隣接するボトル容器の胴体部間へ斜め
    に延びて、外装ケースの側板との間においてボトル容器
    の横方向への移動を規制する保持片を形成し、保持片の
    遊端側部分にボトル容器の前側へ張り出した係止部を形
    成した容器ホルダと、 を備えたボトル容器包装体。
  2. 【請求項2】 ボトル容器の胴体部の前後方向の中心よ
    りも前側において保持片を、その遊端側に配置される外
    装ケースの上板或いは底板へ向けて折り曲げ、保持片の
    遊端縁を外装ケースの上板或いは底板に当接させた請求
    項1記載のボトル容器包装体。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のボトル容器包装体におい
    て、ボトル容器の前側へ張り出した係止部を省略したボ
    トル容器包装体。
  4. 【請求項4】 容器ホルダが、背面台紙と、背面台紙の
    下縁から外装ケースの上面に沿って前側へ延びる底面台
    紙と、底面台紙の前縁から外装ケースの正面板に沿って
    上方へ延び、ボトル容器の裾部を前面から覆う化粧台紙
    とを有する請求項1〜3のいずれか1項記載のボトル容
    器包装体。
  5. 【請求項5】 隣接するボトル容器と保持片と外装ケー
    スの正面板とで形成される空間内にチューブ容器を収容
    した請求項1〜4のいずれか1項記載のボトル容器包装
    体。
  6. 【請求項6】 保持片の下方に容器ホルダを構成する台
    紙の一部を切り起こして外装ケース内へ突出する棚部を
    形成し、この棚部上にチューブ容器を支持した請求項5
    記載のボトル容器包装体。
  7. 【請求項7】 箱状の外装ケースと、 前記外装ケース内において相互に一定間隔あけて並設さ
    れる複数のボトル容器と、 前記外装ケースの背板と複数のボトル容器間に装着され
    た背面台紙を有する容器ホルダであって、この背面台紙
    を切り起こして、背面台紙の高さ方向の途中部から隣接
    するボトル容器の胴体部間を通ってボトル容器の肩部付
    近まで斜め上方へ延設され、更に外装ケースの背板の上
    端側へ向かって折り曲げられて、隣接するボトル容器の
    キャップ間を通って上縁が外装ケースの上板に当接され
    た保持片で形成し、この保持片における折り曲げ部分付
    近よりも遊端側部分に隣接するボトル容器のキャップ近
    くまで張り出した係止部を形成した容器ホルダと、 前記隣接するボトル容器間において保持片と外装ケース
    の正面板間の間隙に倒立状態に収容したチューブ容器
    と、 を備えたボトル容器包装体。
  8. 【請求項8】 請求項5〜7のいずれか1項記載のボト
    ル容器包装体において、ボトル容器包装体の一側の1本
    のボトル容器とそれに隣接する1本のチューブ容器とを
    残して他のボトル容器及びチューブ容器を省略し、外装
    ケースを1本のボトル容器と1本のチューブ容器とを並
    設させて収容可能なサイズに構成して、背面台紙の一側
    部に外装ケースのチューブ容器側の側板とボトル容器の
    胴体部間へ向けて傾斜状に延びる保持片を形成し、保持
    片の遊端部にボトル容器の前側へ張り出した係止部を形
    成し、外装ケースの正面板と保持片とで形成される間隙
    内にチューブ容器を収容したボトル容器包装体。
  9. 【請求項9】 箱状の外装ケースと、 前記外装ケース内において相互に一定間隔あけて並設さ
    れる複数のボトル容器と、 前記外装ケースの背板と複数のボトル容器間に装着され
    た背面台紙を有する容器ホルダであって、背面台紙と、
    背板台紙の下端から外装ケースの底板に沿って前側へ延
    びる底面台紙を有し、背面台紙と底面台紙とに亙って台
    紙を切り起こし、背面台紙の上部から斜め下方へ向け且
    つ隣接するボトル容器間を通ってボトル容器の胴体部の
    幅方向の中心よりも前側へ延設した保持片を、その両端
    を背面台紙と底面台紙とに連続させて形成した容器ホル
    ダと、 を備えたボトル容器包装体。
JP7037384A 1995-02-24 1995-02-24 ボトル容器包装体 Withdrawn JPH08230869A (ja)

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Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010254360A (ja) * 2009-04-27 2010-11-11 Sogo Insatsu Shiki Kk 樹脂と紙との複合ケース
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