JPH08230831A - 湿気硬化性一液型シーリング材の包装袋及びその製造方法 - Google Patents

湿気硬化性一液型シーリング材の包装袋及びその製造方法

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JPH08230831A
JPH08230831A JP3730695A JP3730695A JPH08230831A JP H08230831 A JPH08230831 A JP H08230831A JP 3730695 A JP3730695 A JP 3730695A JP 3730695 A JP3730695 A JP 3730695A JP H08230831 A JPH08230831 A JP H08230831A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sealing material
moisture
bag
pack type
gap
Prior art date
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Pending
Application number
JP3730695A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyuki Mineo
和之 峯尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構造で湿気硬化性一液型シーリング材
の貯蔵安定性を高め、更に製品の保管及び使用済の包装
袋の処理も容易に行うことが出来、安価に製造すること
が出来る湿気硬化性一液型シーリング材の包装袋及びそ
の製造方法を提供する。 【構成】 所定の長さに形成した包装袋1の両端加締め
部2a,2bを、金具3a,3bにより加締める際、所
定の間隙Qを隔てて加締め固定し、この間隙部分の残量
シーリング材が硬化することによって、包装袋1の両端
加締め部2a,2bの間隙部分をシールするものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、湿気硬化性一液型シ
ーリング材の包装袋及びその製造方法にかかわり、更に
詳しくは湿気硬化性一液型シーリング材の貯蔵安定性を
向上させた湿気硬化性一液型シーリング材の包装袋及び
その製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、湿気硬化性一液型シーリング材
は、空気中の水分と反応して硬化するため、最も一般的
な形態としては、無気充填及び無気包装が可能なカート
リッジタイプの容器が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】然しながら、上記の
ような従来の包装形態は、内容物に比較して包装容器が
高価となり、また空容器の保管にスペースを要すると言
う問題があり、また使用済の容器処理等に問題があっ
た。また、このような包装形態に代わるものとして、縦
型ピロー(三方シールフォイルパック)充填方法がある
が、シール端末部のが鋭角となり、屈曲強度が低下する
ため、簡単にピンホールが発生し易く、湿気硬化性一液
型シーリング材の貯蔵安定性を悪化させると言う問題が
あった。
【0004】この発明は、かかる従来の問題点に着目し
て案出されたもので、簡単な構造で湿気硬化性一液型シ
ーリング材の貯蔵安定性を高め、更に製品の保管及び使
用済の包装袋の処理も容易に行うことが出来、また安価
に製造することが出来る湿気硬化性一液型シーリング材
の包装袋及びその製造方法を提供することを目的とする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するため、湿気硬化性一液型シーリング材を充填し
た複合フィルムによりなる円筒状の袋体の両端を、シー
リング材の残量が硬化してシール部材となるように所定
の間隙を設けて金具により加締めて構成したことを要旨
とするものである。
【0006】
【発明の作用】この発明は、上記のように構成され、樹
脂フィルムにアルミ箔をラミネートさせた複合フィルム
により円筒状の袋体を形成し、該袋体内にシーリング材
を充填すると共に、両端を金具により加締めて湿気硬化
性一液型シーリング材の包装袋を製造する方法であっ
て、前記シーリング材を充填した円筒状の袋体の両端加
締め部を、一定の間隙を設けて金具により加締め、前記
間隙部分の残量シーリング材を硬化させて袋体の両端加
締め部の間隙部分をシールすることにより、湿気硬化性
一液型シーリング材の貯蔵安定性を高め、更に製品の保
管及び使用済の包装袋の処理も容易に行うことが出来、
安価に製造することが出来るものである。
【0007】
【発明の実施例】以下、添付図面に基づきこの発明の実
施例を説明する。図1は、この発明を実施した湿気硬化
性一液型シーリング材の包装袋1の斜視図を示し、この
包装袋1は、樹脂フィルムにアルミ箔をラミネートさせ
た複合フィルムにより円筒状の袋体を形成し、その内部
に図示しない湿気硬化性一液型シーリング材を充填し
て、両端加締め部2a,2bを図2に示すような金具3
a,3bにより加締めて、所謂,ソーセージ状の包装袋
1を形成している。
【0008】この発明の実施例では、所定の長さに形成
した包装袋1の両端加締め部2a,2bを、金具3a,
3bにより加締める際、所定の間隙Qを隔てて加締め固
定し、この間隙部分の残量シーリング材が硬化すること
によって、包装袋1の両端加締め部2a,2bの間隙部
分をシールするものである。従って、特別なシール加工
等を施すことなく、確実なシールを行うことが出来、湿
気硬化性一液型シーリング材の貯蔵安定性を高め、更に
製品の保管及び使用済の包装袋の処理も容易に行うこと
が出来るものである。
【0009】次に、湿気硬化性一液型シーリング材の包
装袋1の製造方法を、図3を参照しながら説明する。ま
ず、樹脂フィルム(例えば、ポリプロピレン等の樹脂フ
ィルム)にアルミ箔をラミネートさせた複合フィルムに
より所定の長さの円筒状の袋体1aを形成しておき、袋
体1aの先端側Xaを金具3aにより気密的に加締め固
定する。
【0010】次いで、袋体1aの後端側Xbから湿気硬
化性一液型シーリング材Wを注入充填し、図3に示すよ
うに、所定の長さ間隔で袋体1aをシゴキ、切断線Pー
Pを挟んで加締め部2a,2bを、図示しない治具等を
用いて金具3a,3bにより所定の間隙Qを隔てて加締
める。そして、金具3a,3bの加締め作業が終了した
ら、図示しない切断装置または切断具等を用いて袋体1
aをシゴいた部分の切断線PーPに沿って切断する。
【0011】また切断後には、前記金具3a,3bの加
締め作業の際に設けた間隙Qに残った湿気硬化性一液型
シーリング材Wが大気中の水分と反応して硬化するた
め、袋体1aの両端加締め部2a,2bの間隙部分がシ
ールされ、これによって、袋体1aの両端加締め部2
a,2bを特別なシール加工を施すことなくシールで
き、また湿気硬化性一液型シーリング材Wの貯蔵安定性
を高め、更に製品の保管及び使用済の包装袋の処理も容
易に行うことが出来、安価に製造することが出来るもの
である。
【0012】以上のように、シーリング材Wを充填した
円筒状の袋体1aの両端加締め部2a,2bを、一定の
間隙Qを設けて金具3a,3bにより加締め、前記間隙
Qの部分の残量シーリング材を硬化させて袋体1aの両
端加締め部2a,2bの間隙Qの部分をシールすること
により、湿気硬化性一液型シーリング材Wの貯蔵安定性
を高め、更に製品の保管及び使用済の包装袋の処理も容
易に行うことが出来、安価に製造することが出来るもの
である。
【0013】
【発明の効果】この発明は、上記のようにシーリング材
を充填した複合フィルムによりなる円筒状の袋体の両端
を、シーリング材の残量が硬化してシール部材となるよ
うに所定の間隙を設けて金具により加締めて構成したの
で、簡単な構造で特別なシール加工を施すことなく湿気
硬化性一液型シーリング材の貯蔵安定性を高めることが
出来、また製品の保管及び使用済の包装袋の処理も容易
に行うことが出来、安価に製造することが出来る効果が
ある。
【0014】また、シーリング材を充填した円筒状の袋
体の両端加締め部を、一定の間隙を設けて金具により加
締め、前記間隙部分の残量シーリング材を硬化させて袋
体の両端加締め部の間隙部分をシールするので、連続し
た製造を行うことが出来ると共に、生産性の向上を図る
ことが出来、更に特別なカートリッジ等の包装容器を使
用しないのでコストダウンを図ることが出来る効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を実施した湿気硬化性一液型シーリン
グ材の包装袋の斜視図である。
【図2】包装袋の両端加締め部の斜視図である。
【図3】湿気硬化性一液型シーリング材の包装袋の製造
工程を示す説明図である。
【符号の説明】
1 包装袋 1a 袋体 2a,2b 両端加締め部 3a,3b 金具 Q 間隙 Xa 袋体の先端側 Xb 袋体の後端側 P−P 切断線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シーリング材を充填した複合フィルムに
    よりなる円筒状の袋体の両端を、シーリング材の残量が
    硬化してシール部材となるように所定の間隙を設けて金
    具により加締めて構成したことを特徴とする湿気硬化性
    一液型シーリング材の包装袋。
  2. 【請求項2】 樹脂フィルムにアルミ箔をラミネートさ
    せた複合フィルムにより円筒状の袋体を形成し、該袋体
    内にシーリング材を充填すると共に、両端を金具により
    加締めて湿気硬化性一液型シーリング材の包装袋を製造
    する方法であって、前記シーリング材を充填した円筒状
    の袋体の両端加締め部を、一定の間隙を設けて金具によ
    り加締め、前記間隙部分の残量シーリング材を硬化させ
    て袋体の両端加締め部の間隙部分をシールすることを特
    徴とする湿気硬化性一液型シーリング材の包装袋の製造
    方法。
JP3730695A 1995-02-24 1995-02-24 湿気硬化性一液型シーリング材の包装袋及びその製造方法 Pending JPH08230831A (ja)

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JPH08230831A true JPH08230831A (ja) 1996-09-10

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62168174A (ja) * 1986-12-25 1987-07-24 Toshiba Corp 帯電装置
JPH04310980A (ja) * 1991-04-10 1992-11-02 Tokyo Electric Co Ltd 接触帯電方法
JPH0784434A (ja) * 1993-09-16 1995-03-31 Konica Corp 画像形成装置

Patent Citations (3)

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