JPH08230392A - イレイザー - Google Patents

イレイザー

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JPH08230392A
JPH08230392A JP6179395A JP6179395A JPH08230392A JP H08230392 A JPH08230392 A JP H08230392A JP 6179395 A JP6179395 A JP 6179395A JP 6179395 A JP6179395 A JP 6179395A JP H08230392 A JPH08230392 A JP H08230392A
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JP
Japan
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water
bag body
bag
eraser
elastic mesh
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Pending
Application number
JP6179395A
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English (en)
Inventor
Yuriko Yamada
百合子 山田
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Sakura Seiki Co Ltd
Original Assignee
Sakura Seiki Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH08230392A publication Critical patent/JPH08230392A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 水によって消すことができる筆記具にて描か
れた文字や図形等を簡単かつ確実に消すことができるイ
レイザーの提供にある。 【構成】 水が収納される袋体1と、弾性網目保持層2
と、弾性網目保持層2と袋体1との間に介装される高吸
水性樹脂含有補水材3と、弾性網目保持層2を収納する
表装材4と、を備える。補水材3には、袋体1の吐出孔
6から袋体1の水が供給される。補水材3の水分は保持
層2を介して表装材4から外部へしみ出る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はイレイザーに関し、特
に、水によって消えるマーカー等の筆記具に対応するイ
レイザーに関する。
【0002】
【従来の技術】水によって消えるマーカー等の筆記具に
て黒板等の表示板に描かれた文字、図形等を消す場合、
従来では、例えば、濡れた雑巾等にて文字等を拭き取っ
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、消す際に、雑
巾等を濡らさなければならないと共に、拭き取った後、
該雑巾に付着した筆記具の表示剤を洗い流す必要があ
り、しかも、雑巾等の保管等も面倒であった。
【0004】そこで、本発明では、水によって消えるマ
ーカー等の筆記具にて描かれた表示板上の文字、図形等
を簡単かつ確実に消すことができるイレイザーを提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係る一のイレイザーは、水が収納される
袋体と、弾性網目保持層と、該弾性網目保持層と袋体と
の間に介装されて該袋体の吐出孔から該袋体内の水が供
給される高吸水性樹脂含有補水材と、上記弾性網目保持
層を収納すると共に上記補水材の水分が該弾性網目保持
層を介して外部へしみ出る表装材と、を備えたものであ
る。
【0006】この際、袋体と補水材とを、毛細管現象に
て袋体の水を補水材に供給する連結部材をもって連結し
たり、袋体を圧縮して該袋体の水を強制的に補水材に供
給するプッシュ部材を備えたものであってもよい。
【0007】また、袋体ホルダーに内装される袋体が、
該袋体ホルダーに対して着脱自在であってもよい。さら
に、拭き取り面が、上記表装材が露出した水分しみ出し
部と、該水分しみ出し部からしみ出た水分を吸水する吸
水材が露出した吸水部と、からなるものでもよい。
【0008】そして、着脱自在に取付けられる蓋部材に
て表装材をカバーしたり、蓋部材の表て面に水分を吸水
する吸水材を付設したりするも好ましい。
【0009】また、本発明に係る他のイレイザーは、水
が収納される水収納室と、弾性網目保持層と、該水収納
室と弾性網目保持層との間に介装されて水分を保持する
高吸水性樹脂含有補水材と、上記水収納室から突出した
押ボタンを有し該押ボタンの押圧操作により該水収納室
の水を上記補水材に供給する手動ポンプ機構と、上記弾
性網目保持層を収納すると共に上記補水材の水分が該弾
性網目保持層を介して外部へしみ出る表装材と、を備え
たものである。
【0010】
【作用】高吸水性樹脂含有補水材には、袋体内の水が該
袋体の吐出孔から供給され、表装材には、この補水材の
水分が供給され、該表装材は常時湿った状態となり、こ
の表装材にて、水によって消えるマーカー等の筆記具に
て描かれた文字等を拭き取れば、該文字等は消える。
【0011】また、連結部材をもって連結したものであ
れば、袋体内の水を確実に順次補水材に供給してゆくこ
とができ、また、プッシュ部材を備えたものでは、袋体
内の水を強制的に補水材に供給することができる。
【0012】袋体が袋体ホルダーに対して着脱自在であ
れば、袋体を取替えることができ、また、袋体内への水
の補給が容易となる。
【0013】拭き取り面が、水分しみ出し部と吸水部と
からなるものでは、水分しみ出し部からしみ出した水分
(余分な水分)を吸水部にて拭き取ることができる。
【0014】また、蓋部材にて表装材をカバーするもの
では、該表装材を保護することができると共に、該表装
材の乾きを防止することができる。蓋部材の表て面に吸
水材を付設したものでは、表装材による拭き取り作業の
後、この蓋部材の吸水材にて消した後の余分な水分を吸
水することができる。
【0015】手動ポンプ機構を有するものでは、押ボタ
ンの押圧操作により、補水収納室内の水が高吸水性樹脂
含有補水材に供給され、確実に、弾性網目保持層を介し
て表装材に水分を供給して該表装材を湿らせることがで
きる。
【0016】
【実施例】以下、実施例を示す図面に基づいて本発明を
詳説する。
【0017】図1は本発明に係るイレイザーを示し、こ
のイレイザーは、水によって消えるマーカー等の筆記具
にて黒板等の表示板上に描かれた文字、図形等を消すた
めに使用するものである。
【0018】しかして、このイレイザーは、図1と図2
に示すように、水が収納される袋体1と、弾性網目保持
層2と、袋体1と保持層2との間に介装される高吸水性
樹脂含有補水材3と、を備え、この保持層2は表装材4
内に収納されている。
【0019】袋体1は、例えば、ポリエチレン(PE)
等の合成樹脂、又はゴム等からなり、側壁に水供給口5
が形成され、底壁に補水材3に水を供給するための吐出
孔6が形成されている。また、この袋体1は、合成樹脂
等からなる袋体ホルダー7内に収納される。
【0020】袋体ホルダー7は、偏平の四角筒状体から
なる本体8と、該本体8の上方開口部を施蓋する上壁9
と、からなり、この上壁9に貫孔10が貫設されている。
また、本体8内は、袋体1が収納される第1部8aと、
補水材3が収納される第2部8bとに分かれる。
【0021】また、本体8の第1部8aには、袋体1を
押圧するためのプッシュ部材11の本体部11aが収納され
ている。プッシュ部材11は、矩形平板状の上述の本体部
11aと、該本体部11aから突設される突部11bと、から
なり、この突部11bが上壁9の貫孔10から外部へ突出し
ている。従って、突部11bを矢印の如く押圧することに
より、袋体1内の水は吐出孔6を介して補水材3に供給
される。
【0022】しかして、補水材3は、例えば、紙粘土と
吸水性樹脂、水膨潤性コンパウンド等であり、シート体
12,13間に介装される。シート体12,13は、例えば、メ
ッシュシート、不織布、織布等からなる。シート体12,
13にて、補水材3が外部へこぼれ出て細かな粉(粒)と
なって散るのを防止している。即ち、補水材3全体を矩
形平板状に保持する。
【0023】ところで、この補水材3とシート体12,13
とは、偏平の四角筒状体からなるフレーム14(合成樹脂
等からなる)に包囲状とされている。このフレーム14に
は、外鍔部15が設けられ、この外鍔部15が、ホルダー7
の第2部8bに嵌合している。
【0024】また、弾性網目保持層2は、例えば、ポリ
ウレタンフォーム(膜状物質を除去したもの)(具体的
には、ブリジストン社製のエバーライトSF(細目))
を使用する。即ち、弾性網目保持層2は、バネ性を有
し、チェーン気孔を有する。
【0025】そして、この保持層2は、表装材4に収納
状とされるが、表装材4は、偏平の四筒状体の本体部4
aと、該本体部4aの下方開口部を施蓋する下壁部4b
と、からなり、本体部4aは、その上端部が、フレーム
14の外面とホルダー7の内面との隙間16に嵌合されて保
持される。
【0026】ところで、表装材4は、例えば、超極細繊
維不織布(具体的には、東レ株式会社製の「トレシー」
(メガネ拭き)や大和紡績株式会社製の「ミラクルクロ
ス」(メガネ拭き)等)を使用するのが好ましいが、こ
れらに限らず、不織布、メッシュ状の布体や人工皮革
(セーム皮)等であってもよい。即ち、表装材4として
は、補水材3からの水分が、外部へしみ出すものであれ
ばよい。
【0027】なお、袋体1の水供給口5は、栓部材17に
て塞がれるが、この栓部材17は、ホルダー7の本体8に
孔部18を介して水供給口5を塞ぐ。
【0028】また、図1の仮想線で示すように、蓋部材
20にて表装材4をカバーするも好ましい。即ち、蓋部材
20は、有底偏平四角筒状体からなり、その上方開口端縁
部がホルダー7の下端部外面に係脱自在に係止する。
【0029】従って、蓋部材20の装着状態では、表装材
4は、この蓋部材20にて保護され、表装材4の乾きを防
止することができ、このイレイザーの保管が容易とな
る。
【0030】次に、上述の如く構成されたイレイザーの
使用方法を説明する。
【0031】まず、蓋部材20を有するものでは、蓋部材
20を取外し、この状態で、水によって消えるマーカー等
の筆記具にて文字等の描かれている表示板上に表装材4
の拭き取り面21、即ち、下壁部4bの表て面を押し当
て、この状態で、該文字等を拭き取れば、表装材4は補
水材3からの水分にて湿っており、この水分にて文字等
を消すことができる。
【0032】また、表装材4の水分が十分でない場合、
プッシュ部材11の突部11bを図1の矢印Aの如く押圧す
ることにより、袋体1内の水を強制的に吐出孔6を介し
て補水材3に供給して、表装材4に水分を補給すること
ができ、これにより、表装材4から外部へ水分をしみ出
させることができ、文字等を綺麗に消すことができる。
【0033】即ち、保持層2は、使用時において、プッ
シュ部材11にて押圧されて圧縮されたときのみ、補水材
3の水分を表装材4に供給することができ、不要過分な
水が表装材4に伝わらないようにしている。
【0034】次に、図3は他の実施例を示し、この場
合、拭き取り面21を、表装材4が露出した水分しみ出し
部22と、該水分しみ出し部22からしみ出た水分を吸水す
る吸水材23が露出した吸水部24と、からなる。
【0035】即ち、図1と図2に示すものと同様のイレ
イザーの両側面に、スポンジ等の吸水材23,23を付設し
たものである。従って、この場合、図4に示すように、
拭き取り面21は、幅方向中央部に水分しみ出し部22が形
成され、幅方向両端部に吸水部24,24が形成されること
になり、このイレイザーを使用すれば、水分しみ出し部
22からしみ出した過分な水分を、吸水部24,24にて吸水
することができ、過分な水分が表示板に残らず、直ちに
この表示板に文字等を記載することができる。
【0036】また、拭き取り面21が、吸水部24を有しな
い場合、図5に示すように、蓋部材20の表て面20aに、
スポンジ等の平板体からなる吸水材25を付設しておけ
ば、文字等を消した後、この蓋部材20を図1の仮想線で
示すように装着して、この吸水材25にて過分な水分を拭
き取ることができる。
【0037】次に、図6は他の実施例の要部断面図を示
し、この場合、袋体1と補水材3とは、複数の連結部材
26…にて連結されている。即ち、連結部材26は、例え
ば、アルコールランプの芯材等を使用することができ、
この連結部材26を、袋体1の吐出孔6に挿入し、また、
上方のシート体12に貫設した孔を介して、この連結部材
26を補水材3内に侵入させる。
【0038】従って、毛細管現象により、袋体1内の水
分は、補水材3に供給される。
【0039】次に、図7は別の実施例を示し、この場
合、図8と図9に示すように、水が収納される水収納室
29を有し、この水収納室29内の水は手動ポンプ機構30に
て、補水材3に水を供給する。
【0040】手動ポンプ機構30は、ピストン31が内有さ
れるシリンダ室32と、該シリンダ室32に連通連結される
水吸引管33と、該シリンダ室32に連通連結される水排出
管34と、を備える。また、ピストン31はロッド35を介し
て押ボタン36が付設され、この押ボタン36は、水収納室
29に設けられたガイド筒部37に挿脱自在に挿入され、シ
リンダ室32に内装されたコイルスプリング等の弾発部材
38にてピストン31は図8の矢印の如く押圧され、押ボタ
ン36が水収納室29から突出した状態となっている。
【0041】また、水吸引管33とシリンダ室32とを連通
連結される連結部39、及び、水排出管34とシリンダ室32
とを連通連結する連結部40には、夫々、逆止弁41,42が
付設されている。さらに、水排出管34の補水材対応壁部
34aには、複数個の図示省略の孔が開設されている。
【0042】従って、押ボタン36が突出した状態におい
て、該押ボタン36を図9に示すように押込めば、ピスト
ン31は弾発部材38の弾発力に抗して押圧され、これによ
り、シリンダ室32内の水が圧縮され、この圧縮力にて、
逆止弁42が開状態(この場合、逆止弁41は閉状態となっ
ている。)となって、水排出管34に供給される。水排出
管34に供給された水は、図示省略の孔から補水材3に水
が供給される。
【0043】その後、押ボタン36の押圧を解除すれば、
弾発部材38の弾発力にてピストン31が押圧され、押ボタ
ン36は、元の突出した状態となる。
【0044】この際、逆止弁41が開状態(この場合、逆
止弁42が閉状態となっている。)となって、水収納室29
内の水が図8の矢印の如く、水吸引管33を介して、シリ
ンダ室32内に水が浸入する。
【0045】従って、水収納室29から突出した押ボタン
36を押圧すれば、水収納室29内の水を補水材3に供給す
ることができ、弾性網目保持層2を介して表装材4を水
にて潤すことができる。
【0046】なお、水収納室29の壁面43としては、図7
に示すように、手動ポンプ機構30を隠すための不透明部
44と、内部の水が見える透明部45とに分けるのが好まし
い。46は水収納室29内に水を注入するための注入孔を塞
ぐ栓部材である。
【0047】従って、図7〜図9に示すイレイザーにお
いても、常時、表装材4に水を供給して、この表装材4
から水分をしみ出させることができ、水によって消える
筆記具にて記載した文字等を確実に消すことができる。
【0048】また、透明部45により、内部の水の残量を
確認することができ、これにより、水補給時期を把握す
ることができる。しかも、手動ポンプ機構30の押ボタン
操作により確実に表装材4に水を供給することができ
る。
【0049】なお、上述の各実施例(図1と図6に示す
実施例)において、吐出孔6の数の増減は自由であり、
かつ、吐出孔6の径寸法も袋体1の水が補水材3に供給
することができる限り、自由に変更することができる。
【0050】また、図7〜図9に示すイレイザーにおい
ても、図1の仮想線で示す蓋部材20を着脱自在に取付け
るようにするも自由であり、蓋部材20としては、図5に
示すように、吸水材25が付設されているものであっても
よい。
【0051】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。
【0052】 常時、表装材4を湿った状態に保持す
ることができ、この表装材4にて、水によって消すこと
ができる筆記具にて記載した文字等を拭き取れば、確実
に該文字等を消すことができる。
【0053】 連結部材26をもって連結したもので
は、袋体1内の水を順次自然に供給してゆくことがで
き、至便であり、また、プッシュ部材11を備えたもので
は、袋体1内の水を強制的に供給することができ、安定
した状態で表装材4を湿った状態に保持することができ
る。
【0054】 袋体1が袋体ホルダー7に対して着脱
自在であれば、袋体が損傷等したときに、新たなものに
取替えることができ、また、袋体1の水が無くなったと
きに、その補給が行ないやすい。
【0055】 拭き取り面21が、水分しみ出し部22と
吸水部24とからなるものでは、水分しみ出し部22からし
み出した余分な水分を吸水部24にて拭き取ることがで
き、表示板を美しく保持することができると共に、拭き
取った後、直ちに、水にて消える筆記具にて文字等をこ
の表示板に記載することができる。
【0056】 蓋部材20にて表装材4をカバーするも
のでは、表装材4を保護することができ、イレイザーと
して寿命が延びると共に、このイレイザーを保管しやす
い。しかも、表装材4の乾きを防止して、袋体1への水
補給の周期を延ばすことができる。
【0057】 蓋部材20に吸水材25が付設されたもの
では、表装材4による拭き取り作業後、この蓋部材20の
吸水材25にて余分な水分を吸水することができる。
【0058】 手動ポンプ機構30を有するものでは、
表装材4が乾燥すれば、押ボタン操作により確実に表装
材4を水にて潤わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】分解状態の断面図である。
【図3】他の実施例の断面図である。
【図4】簡略底面図である。
【図5】蓋部材の断面図である。
【図6】別の実施例の要部断面図である。
【図7】さらに別の実施例の簡略斜視図である。
【図8】断面図である。
【図9】断面図である。
【符号の説明】
1 袋体 2 弾性網目保持層 3 高吸水性樹脂含有補水材 4 表装材 6 吐出孔 7 袋体ホルダー 11 プッシュ部材 20 蓋部材 21 拭き取り面 22 水分しみ出し部 23 吸水材 24 吸水部 25 吸水材 26 連結部材 29 水収納室 30 手動ポンプ機構 36 押ボタン
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年3月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 イレイザー
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はイレイザーに関し、特
に、水によって消えるマーカー等の筆記具に対応するイ
レイザーに関する。
【0002】
【従来の技術】水によって消えるマーカー等の筆記具に
て黒板等の表示板に描かれた文字、図形等を消す場合、
従来では、例えば、濡れた雑巾等にて文字等を拭き取っ
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、消す際に、雑
巾等を濡らさなければならないと共に、拭き取った後、
該雑巾に付着した筆記具の表示剤を洗い流す必要があ
り、しかも、雑巾等の保管等も面倒であった。
【0004】そこで、本発明では、水によって消えるマ
ーカー等の筆記具にて描かれた表示板上の文字、図形等
を簡単かつ確実に消すことができるイレイザーを提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係る一のイレイザーは、水が収納される
袋体と、弾性網目保持層と、該弾性網目保持層と袋体と
の間に介装されて該袋体の吐出孔から該袋体内の水が供
給される高吸水性樹脂含有補水材と、上記弾性網目保持
層を収納すると共に上記補水材の水分が該弾性網目保持
層を介して外部へしみ出る表装材と、を備えたものであ
る。
【0006】また、水が収納される袋体と、該袋体の吐
出孔から該袋体内の水が供給される高吸水性樹脂含有補
水材と、該補水材からの水分を外部へしみ出す表装材
と、を備えている。
【0007】この際、袋体と補水材とを、毛細管現象に
て袋体の水を補水材に供給する連結部材をもって連結し
たり、袋体を圧縮して該袋体の水を強制的に補水材に供
給するプッシュ部材を備えたものであってもよい。
【0008】また、袋体ホルダーに内装される袋体が、
該袋体ホルダーに対して着脱自在であってもよい。さら
に、拭き取り面が、上記表装材が露出した水分しみ出し
部と、該水分しみ出し部からしみ出た水分を吸水する吸
水材が露出した吸水部と、からなるものでもよい。
【0009】そして、着脱自在に取付けられる蓋部材に
て表装材をカバーしたり、蓋部材の表て面に水分を吸水
する吸水材を付設したりするも好ましい。
【0010】また、本発明に係る他のイレイザーは、水
が収納される水収納室と、弾性網目保持層と、該水収納
室と弾性網目保持層との間に介装されて水分を保持する
高吸水性樹脂含有補水材と、上記水収納室から突出した
押ボタンを有し該押ボタンの押圧操作により該水収納室
の水を上記補水材に供給する手動ポンプ機構と、上記弾
性網目保持層を収納すると共に上記補水材の水分が該弾
性網目保持層を介して外部へしみ出る表装材と、を備え
たものである。
【0011】あるいは、水が収納される水収納室と、該
水収納室からの水が供給される高吸水性樹脂含有補水材
と、上記水収納室から突出した押ボタンを有し該押ボタ
ンの押圧操作により上記補水材に水を供給する手動ポン
プ機構と、該補水材からの水分を外部へしみ出す表装材
と、を備えている。
【0012】
【作用】高吸水性樹脂含有補水材には、袋体内の水が該
袋体の吐出孔から供給され、表装材には、この補水材の
水分が供給され、該表装材は常時湿った状態となり、こ
の表装材にて、水によって消えるマーカー等の筆記具に
て描かれた文字等を拭き取れば、該文字等は消える。
【0013】また、連結部材をもって連結したものであ
れば、袋体内の水を確実に順次補水材に供給してゆくこ
とができ、また、プッシュ部材を備えたものでは、袋体
内の水を強制的に補水材に供給することができる。
【0014】袋体が袋体ホルダーに対して着脱自在であ
れば、袋体を取替えることができ、また、袋体内への水
の補給が容易となる。
【0015】拭き取り面が、水分しみ出し部と吸水部と
からなるものでは、水分しみ出し部からしみ出した水分
(余分な水分)を吸水部にて拭き取ることができる。
【0016】また、蓋部材にて表装材をカバーするもの
では、該表装材を保護することができると共に、該表装
材の乾きを防止することができる。蓋部材の表て面に吸
水材を付設したものでは、表装材による拭き取り作業の
後、この蓋部材の吸水材にて消した後の余分な水分を吸
水することができる。
【0017】手動ポンプ機構を有するものでは、押ボタ
ンの押圧操作により、補水収納室内の水が高吸水性樹脂
含有補水材に供給され、確実に、弾性網目保持層を介し
て表装材に水分を供給して該表装材を湿らせることがで
きる。
【0018】
【実施例】以下、実施例を示す図面に基づいて本発明を
詳説する。
【0019】図1は本発明に係るイレイザーを示し、こ
のイレイザーは、水によって消えるマーカー等の筆記具
にて黒板等の表示板上に描かれた文字、図形等を消すた
めに使用するものである。
【0020】しかして、このイレイザーは、図1と図2
に示すように、水が収納される袋体1と、弾性網目保持
層2と、袋体1と保持層2との間に介装される高吸水性
樹脂含有補水材3と、を備え、この保持層2は表装材4
内に収納されている。
【0021】袋体1は、例えば、ポリエチレン(PE)
等の合成樹脂、又はゴム等からなり、側壁に水供給口5
が形成され、底壁に補水材3に水を供給するための吐出
孔6が形成されている。また、この袋体1は、合成樹脂
等からなる袋体ホルダー7内に収納される。
【0022】袋体ホルダー7は、偏平の四角筒状体から
なる本体8と、該本体8の上方開口部を施蓋する上壁9
と、からなり、この上壁9に貫孔10が貫設されてい
る。また、本体8内は、袋体1が収納される第1部8a
と、補水材3が収納される第2部8bとに分かれる。
【0023】また、本体8の第1部8aには、袋体1を
押圧するためのプッシュ部材11の本体部11aが収納
されている。プッシュ部材11は、矩形平板状の上述の
本体部11aと、該本体部11aから突設される突部1
1bと、からなり、この突部11bが上壁9の貫孔10
から外部へ突出している。従って、突部11bを矢印の
如く押圧することにより、袋体1内の水は吐出孔6を介
して補水材3に供給される。
【0024】しかして、補水材3は、例えば、紙粘土と
吸水性樹脂、水膨潤性コンパウンド等であり、シート体
12,13間に介装される。シート12,13は、例え
ば、メッシュシート、不織布、織布等からなる。シート
体12,13にて、補水材3が外部へこぼれ出て細かな
粉(粒)となって散るのを防止している。即ち、補水材
3全体を矩形平板状に保持する。
【0025】ところで、この補水材3とシート体12,
13とは、偏平の四角筒状体からなるフレーム14(合
成樹脂等からなる)に包囲状とされている。このフレー
ム14には、外鍔部15が設けられ、この外鍔部15
が、ホルダー7の第2部8bに嵌合している。
【0026】また、弾性網目保持層2は、例えば、ポリ
ウレタンフォーム(膜状物質を除去したもの)(具体的
には、ブリジストン社製のエバーライトSF(細目))
を使用する。即ち、弾性網目保持層2は、バネ性を有
し、チェーン気孔を有する。
【0027】そして、この保持層2は、表装材4に収納
状とされるが、表装材4は、偏平の四筒状体の本体部4
aと、該本体部4aの下方開口部を施蓋する下壁部4b
と、からなり、本体部4aは、その上端部が、フレーム
14の外面とホルダー7の内面との隙間16に嵌合され
て保持される。
【0028】ところで、表装材4は、例えば、超極細繊
維不織布(具体的には、東レ株式会社製の「トレシー」
(メガネ拭き)や大和紡績株式会社製の「ミラクルクロ
ス」(メガネ拭き)等)を使用するのが好ましいが、こ
れらに限らず、不織布、メッシュ状の布体や人工皮革
(セーム皮)等であってもよい。即ち、表装材4として
は、補水材3からの水分が、外部へしみ出すものであれ
ばよい。
【0029】なお、袋体1の水供給口5は、栓部材17
にて塞がれるが、この栓部材17は、ホルダー7の本体
8に孔部18を介して水供給口5を塞ぐ。
【0030】また、図1の仮想線で示すように、蓋部材
20にて表装材4をカバーするも好ましい。即ち、蓋部
材20は、有底偏平四角筒状体からなり、その上方開口
端縁部がホルダー7の下端部外面に係脱自在に係止す
る。
【0031】従って、蓋部材20の装着状態では、表装
材4は、この蓋部材20にて保護され、表装材4の乾き
を防止することができ、このイレイザーの保管が容易と
なる。
【0032】次に、上述の如く構成されたイレイザーの
使用方法を説明する。
【0033】まず、蓋部材20を有するものでは、蓋部
材20を取外し、この状態で、水によって消えるマーカ
ー等の筆記具にて文字等の描かれている表示板上に表装
材4の拭き取り面21、即ち、下壁部4bの表て面を押
し当て、この状態で、該文字等を拭き取れば、表装材4
は補水材3からの水分にて湿っており、この水分にて文
字等を消すことができる。
【0034】また、表装材4の水分が十分でない場合、
プッシュ部材11の突部11bを図1の矢印Aの如く押
圧することにより、袋体1内の水を強制的に吐出孔6を
介して補水材3に供給して、表装材4に水分を補給する
ことができ、これにより、表装材4から外部へ水分をし
み出させることができ、文字等を綺麗に消すことができ
る。
【0035】即ち、保持層2は、使用時において、プッ
シュ部材11にて押圧されて圧縮されたときのみ、補水
材3の水分を表装材4に供給することができ、不要過分
な水が表装材4に伝わらないようにしている。
【0036】次に、図3は他の実施例を示し、この場
合、拭き取り面21を、表装材4が露出した水分しみ出
し部22と、該水分しみ出し部22からしみ出た水分を
吸水する吸水材23が露出した吸水部24と、からな
る。
【0037】即ち、図1と図2に示すものと同様のイレ
イザーの両側面に、スポンジ等の吸水材23,23を付
設したものである。従って、この場合、図4に示すよう
に、拭き取り面21は、幅方向中央部に水分しみ出し部
22が形成され、幅方向両端部に吸水部24,24が形
成されることになり、このイレイザーを使用すれば、水
分しみ出し部22からしみ出した過分な水分を、吸水部
24,24にて吸水することができ、過分な水分が表示
板に残らず、直ちにこの表示板に文字等を記載すること
ができる。
【0038】また、拭き取り面21が、吸水部24を有
しない場合、図5に示すように、蓋部材20の表て面2
0aに、スポンジ等の平板体からなる吸水材25を付設
しておけば、文字等を消した後、この蓋部材20を図1
の仮想線で示すように装着して、この吸水材25にて過
分な水分を拭き取ることができる。
【0039】次に、図6は他の実施例の要部断面図を示
し、この場合、袋体1と補水材3とは、複数の連結部材
26…にて連結されている。即ち、連結部材26は、例
えば、アルコールランプの芯材等を使用することがで
き、この連結部材26を、袋体1の吐出孔6に挿入し、
また、上方のシート体12に貫設した孔を介して、この
連結部材26を補水材3内に侵入させる。
【0040】従って、毛細管現象により、袋体1内の水
分は、補水材3に供給される。
【0041】次に、図7は別の実施例を示し、この場
合、図8と図9に示すように、水が収納される水収納室
29を有し、この水収納室29内の水は手動ポンプ機構
30にて、補水材3に水を供給する。
【0042】手動ポンプ機構30は、ピストン31が内
有されるシリンダ室32と、該シリンダ室32に連通連
結される水吸引管33と、該シリンダ室32に連通連結
される水排出管34と、を備える。また、ピストン31
はロッド35を介して押ボタン36が付設され、この押
ボタン36は、水収納室29に設けられたガイド筒部3
7に挿脱自在に挿入され、シリンダ室32に内装された
コイルスプリング等の弾発部材38にてピストン31は
図8の矢印の如く押圧され、押ボタン36が水収納室2
9から突出した状態となっている。
【0043】また、水吸引管33とシリンダ室32とを
連通連結される連結部39、及び、水排出管34とシリ
ンダ室32とを連通連結する連結部40には、夫々、逆
止弁41,42が付設されている。さらに、水排出管3
4の補水材対応壁部34aには、複数個の図示省略の孔
が開設されている。
【0044】従って、押ボタン36が突出した状態にお
いて、該押ボタン36を図9に示すように押込めば、ピ
ストン31は弾発部材38の弾発力に抗して押圧され、
これにより、シリンダ室32内の水が圧縮され、この圧
縮力にて、逆止弁42が開状態(この場合、逆止弁41
は閉状態となっている。)となって、水排出管34に供
給される。水排出管34に供給された水は、図示省略の
孔から補水材3に水が供給される。
【0045】その後、押ボタン36の押圧を解除すれ
ば、弾発部材38の弾発力にてピストン31が押圧さ
れ、押ボタン36は、元の突出した状態となる。
【0046】この際、逆止弁41が開状態(この場合、
逆止弁42が閉状態となっている。)となって、水収納
室29内の水が図8の矢印の如く、水吸引管33を介し
て、シリンダ室32内に水が浸入する。
【0047】従って、水収納室29から突出した押ボタ
ン36を押圧すれば、水収納室29内の水を補水材3に
供給することができ、弾性網目保持層2を介して表装材
4を水にて潤すことができる。
【0048】なお、水収納室29の壁面43としては、
図7に示すように、手動ポンプ機構30を隠すための不
透明部44と、内部の水が見える透明部45とに分ける
のが好ましい。46は水収納室29内に水を注入するた
めの注入孔を塞ぐ栓部材である。
【0049】従って、図7〜図9に示すイレイザーにお
いても、常時、表装材4に水を供給して、この表装材4
から水分をしみ出させることができ、水によって消える
筆記具にて記載した文字等を確実に消すことができる。
【0050】また、透明部45により、内部の水の残量
を確認することができ、これにより、水補給時期を把握
することができる。しかも、手動ポンプ機構30の押ボ
タン操作により確実に表装材4に水を供給することがで
きる。
【0051】なお、上述の各実施例(図1と図6に示す
実施例)において、吐出孔6の数の増減は自由であり、
かつ、吐出孔6の径寸法も袋体1の水が補水材3に供給
することができる限り、自由に変更することができる。
【0052】また、図7〜図9に示すイレイザーにおい
ても、図1の仮想線で示す蓋部材20を着脱自在に取付
けるようにするも自由であり、蓋部材20としては、図
5に示すように、吸水材25が付設されているものであ
ってもよい。
【0053】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。
【0054】 常時、表装材4を湿った状態に保持す
ることができ、この表装材4にて、水によって消すこと
ができる筆記具にて記載した文字等を拭き取れば、確実
に該文字等を消すことができる。
【0055】 連結部材26をもって連結したもので
は、袋体1内の水を順次自然に供給してゆくことがで
き、至便であり、また、プッシュ部材11を備えたもの
では、袋体1内の水を強制的に供給することができ、安
定した状態で表装材4を湿った状態に保持することがで
きる。
【0056】 袋体1が袋体ホルダー7に対して着脱
自在であれば、袋体が損傷等したときに、新たなものに
取替えることができ、また、袋体1の水が無くなったと
きに、その補給が行ないやすい。
【0057】 拭き取り面21が、水分しみ出し部2
2と吸水部24とからなるものでは、水分しみ出し部2
2からしみ出した余分な水分を吸水部24にて拭き取る
ことができ、表示板を美しく保持することができると共
に、拭き取った後、直ちに、水にて消える筆記具にて文
字等をこの表示板に記載することができる。
【0058】 蓋部材20にて表装材4をカバーする
ものでは、表装材4を保護することができ、イレイザー
として寿命が延びると共に、このイレイザーを保管しや
すい。しかも、表装材4の乾きを防止して、袋体1への
水補給の周期を延ばすことができる。
【0059】 蓋部材20に吸水材25が付設された
ものでは、表装材4による拭き取り作業後、この蓋部材
20の吸水材25にて余分な水分を吸水することができ
る。
【0060】 手動ポンプ機構30を有するもので
は、表装材4が乾燥すれば、押ボタン操作により確実に
表装材4を水にて潤わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】分解状態の断面図である。
【図3】他の実施例の断面図である。
【図4】簡略底面図である。
【図5】蓋部材の断面図である。
【図6】別の実施例の要部断面図である。
【図7】さらに別の実施例の簡略斜視図である。
【図8】断面図である。
【図9】断面図である。
【符号の説明】 1 袋体 2 弾性網目保持層 3 高吸水性樹脂含有補水材 4 表装材 6 吐出孔 7 袋体ホルダー 11 プッシュ部材 20 蓋部材 21 拭き取り面 22 水分しみ出し部 23 吸水材 24 吸水部 25 吸水材 26 連結部材 29 水収納室 30 手動ポンプ機構 36 押ボタン
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水が収納される袋体1と、弾性網目保持
    層2と、該弾性網目保持層2と袋体1との間に介装され
    て該袋体1の吐出孔6から該袋体1内の水が供給される
    高吸水性樹脂含有補水材3と、上記弾性網目保持層2を
    収納すると共に上記補水材3の水分が該弾性網目保持層
    2を介して外部へしみ出る表装材4と、を備えたことを
    特徴とするイレイザー。
  2. 【請求項2】 袋体1と補水材3とを、毛細管現象にて
    袋体1の水を補水材3に供給する連結部材26をもって連
    結した請求項1記載のイレイザー。
  3. 【請求項3】 袋体1を圧縮して該袋体1の水を強制的
    に補水材3に供給するプッシュ部材11を備えた請求項1
    記載のイレイザー。
  4. 【請求項4】 袋体ホルダー7に内装される袋体1が、
    該袋体ホルダー7に対して着脱自在である請求項1記載
    のイレイザー。
  5. 【請求項5】 拭き取り面21が、上記表装材4が露出し
    た水分しみ出し部22と、該水分しみ出し部22からしみ出
    た水分を吸水する吸水材23が露出した吸水部24と、から
    なる請求項1記載のイレイザー。
  6. 【請求項6】 着脱自在に取付けられる蓋部材20にて表
    装材4をカバーした請求項1記載のイレイザー。
  7. 【請求項7】 蓋部材20の表て面に水分を吸水する吸水
    材25を付設した請求項6記載のイレイザー。
  8. 【請求項8】 水が収納される水収納室29と、弾性網目
    保持層2と、該水収納室29と弾性網目保持層2との間に
    介装されて水分を保持する高吸水性樹脂含有補水材3
    と、上記水収納室29から突出した押ボタン36を有し該押
    ボタン36の押圧操作により該水収納室29の水を上記補水
    材3に供給する手動ポンプ機構30と、上記弾性網目保持
    層2を収納すると共に上記補水材3の水分が該弾性網目
    保持層2を介して外部へしみ出る表装材4と、を備えた
    ことを特徴とするイレイザー。
JP6179395A 1995-02-23 1995-02-23 イレイザー Pending JPH08230392A (ja)

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