JPH08230373A - ボールペン - Google Patents
ボールペンInfo
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- JPH08230373A JPH08230373A JP7061917A JP6191795A JPH08230373A JP H08230373 A JPH08230373 A JP H08230373A JP 7061917 A JP7061917 A JP 7061917A JP 6191795 A JP6191795 A JP 6191795A JP H08230373 A JPH08230373 A JP H08230373A
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- Japan
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- valve
- valve chamber
- holder
- ball
- ink
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Abstract
(57)【要約】
【目的】逆流防止機構を備えたボールペンにおいて、弁
体9と当接する規制壁部7が、スムーズなインキ流通機
能と十分な当接機能を有し、且つ製造の容易な簡単な構
造とする。 【構成】ペン先3とインキ収容部4との間のインキ流通
路5に弁室6を設ける。前記弁室6内に、逆流防止用の
球状の弁体9を前後動自在に収容する。前記弁室6の前
側に、前方移動された際の前記弁体9が当接可能な規制
壁部7を設ける。一方、前記弁室6の後側に、後方移動
された際の弁体9が密着可能な弁座8を設ける。そし
て、前記規制壁部7に、軸心に対して傾斜する傾斜平面
部71を設ける。
体9と当接する規制壁部7が、スムーズなインキ流通機
能と十分な当接機能を有し、且つ製造の容易な簡単な構
造とする。 【構成】ペン先3とインキ収容部4との間のインキ流通
路5に弁室6を設ける。前記弁室6内に、逆流防止用の
球状の弁体9を前後動自在に収容する。前記弁室6の前
側に、前方移動された際の前記弁体9が当接可能な規制
壁部7を設ける。一方、前記弁室6の後側に、後方移動
された際の弁体9が密着可能な弁座8を設ける。そし
て、前記規制壁部7に、軸心に対して傾斜する傾斜平面
部71を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボールペンに関する。
さらに詳細には、逆流防止用の弁体を内部に前後動自在
に収容する弁室を、ペン先とインキ収容部との間のイン
キ流通路に設けたボールペンに関する。
さらに詳細には、逆流防止用の弁体を内部に前後動自在
に収容する弁室を、ペン先とインキ収容部との間のイン
キ流通路に設けたボールペンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、インキ逆流防止機構を備えたボー
ルペンにおいて、実公昭54−15703号公報には、
チップ本体の後端面に放射状にインキ溝を形成し、該後
端面で弁用ボールを受けるようにした構成が開示されて
いる。しかし、前記従来の構成は、ボールが当接する規
制壁部、即ちチップ本体の後端面にインキ溝を形成する
構造であるため、精密な加工工程を要し、製造が困難で
ある。
ルペンにおいて、実公昭54−15703号公報には、
チップ本体の後端面に放射状にインキ溝を形成し、該後
端面で弁用ボールを受けるようにした構成が開示されて
いる。しかし、前記従来の構成は、ボールが当接する規
制壁部、即ちチップ本体の後端面にインキ溝を形成する
構造であるため、精密な加工工程を要し、製造が困難で
ある。
【0003】また、実公平4−52067号公報には、
前記インキ溝の加工上の煩瑣を低減させる目的で、弁室
の内面に所要数の突条を合成樹脂により一体成形し、該
突条によってボールを抜出不能にさせる構成が開示され
ている。しかし、前記従来の構成は、ボールを突条の方
向から該突条を弾性変形させながら弁室内に圧入させる
構造であり、また、突条は型成形する場合のアンダーカ
ットとなっているため、前記突条は余り大きく取れず、
比較的小さく設定されている。具体的には、前記突条の
仮想内接円の直径はボールの外径より僅かに小さく設定
されている。その結果、突条とボールとを当接させた際
に形成されるインキ流通間隙が十分に確保されず、筆記
時のスムーズなインキ流通を阻害させるおそれがある。
さらに、遠心分離機によってインキをペン先側へ押し出
す工程を有する場合、突条にボールを食いつかせるおそ
れがある。
前記インキ溝の加工上の煩瑣を低減させる目的で、弁室
の内面に所要数の突条を合成樹脂により一体成形し、該
突条によってボールを抜出不能にさせる構成が開示され
ている。しかし、前記従来の構成は、ボールを突条の方
向から該突条を弾性変形させながら弁室内に圧入させる
構造であり、また、突条は型成形する場合のアンダーカ
ットとなっているため、前記突条は余り大きく取れず、
比較的小さく設定されている。具体的には、前記突条の
仮想内接円の直径はボールの外径より僅かに小さく設定
されている。その結果、突条とボールとを当接させた際
に形成されるインキ流通間隙が十分に確保されず、筆記
時のスムーズなインキ流通を阻害させるおそれがある。
さらに、遠心分離機によってインキをペン先側へ押し出
す工程を有する場合、突条にボールを食いつかせるおそ
れがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記問題点を
解決するものであって、筆記時のスムーズなインキ流通
機能と、弁体との食いつきのない十分な当接機能を有す
る規制壁部を備えた、構造が簡単で製造が容易な逆流防
止弁機構を有するボールペンを提供しようとするもので
ある。
解決するものであって、筆記時のスムーズなインキ流通
機能と、弁体との食いつきのない十分な当接機能を有す
る規制壁部を備えた、構造が簡単で製造が容易な逆流防
止弁機構を有するボールペンを提供しようとするもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、逆流防止用の
弁体9が内部に前後動自在に収容される弁室6を、ペン
先3とインキ収容部4との間のインキ流通路5に設け、
さらに、前記弁室6の前側(ペン先3側)に前方移動さ
れた際の前記弁体9が当接可能な規制壁部7を設け、一
方、前記弁室6の後側(インキ収容部4側)に後方移動
された際の弁体9が密着可能な弁座8を設けたボールペ
ンであって、前記規制壁部7に、軸心に対して傾斜する
傾斜平面部71を設けたことを要件とする。
弁体9が内部に前後動自在に収容される弁室6を、ペン
先3とインキ収容部4との間のインキ流通路5に設け、
さらに、前記弁室6の前側(ペン先3側)に前方移動さ
れた際の前記弁体9が当接可能な規制壁部7を設け、一
方、前記弁室6の後側(インキ収容部4側)に後方移動
された際の弁体9が密着可能な弁座8を設けたボールペ
ンであって、前記規制壁部7に、軸心に対して傾斜する
傾斜平面部71を設けたことを要件とする。
【0006】また、前記構成において、ペン先3側と弁
室6内とを連通させる通孔51が、前記傾斜平面部71
と開口接続してなることが好ましい。
室6内とを連通させる通孔51が、前記傾斜平面部71
と開口接続してなることが好ましい。
【0007】さらに、前記構成において、弁体9は球状
であること、さらには前記通孔51は横断面が円形であ
ることが有効である。また、前記傾斜平面部71は、規
制壁部7全体(全面)に形成してもよいし、規制壁部7
の一部に形成してもよい。また、前記傾斜平面部71の
数は、一つ(1面)であってもよいし、二つ(2面)以
上であってもよいが、製造工程が簡易な二つ(2面)以
下が好ましい。
であること、さらには前記通孔51は横断面が円形であ
ることが有効である。また、前記傾斜平面部71は、規
制壁部7全体(全面)に形成してもよいし、規制壁部7
の一部に形成してもよい。また、前記傾斜平面部71の
数は、一つ(1面)であってもよいし、二つ(2面)以
上であってもよいが、製造工程が簡易な二つ(2面)以
下が好ましい。
【0008】また、前記構成において、前部にボールペ
ンチップ1を保持するとともに内部に弁室6を設けた合
成樹脂製のホルダー2を、インキ収容管41の先端開口
部に固着させてなり、規制壁部7又は弁座8のいずれか
一方をホルダー2内壁と一体に設け、残る一方をホルダ
ー2内壁と別体に設けた構成が好ましい。(図1、図
5、図7参照)
ンチップ1を保持するとともに内部に弁室6を設けた合
成樹脂製のホルダー2を、インキ収容管41の先端開口
部に固着させてなり、規制壁部7又は弁座8のいずれか
一方をホルダー2内壁と一体に設け、残る一方をホルダ
ー2内壁と別体に設けた構成が好ましい。(図1、図
5、図7参照)
【0009】また、傾斜平面部71を後端部に備える部
材(例えば、ボールペンチップ1を前部に保持するホル
ダー2、あるいはボール14を先端に回動自在に保持す
るボールペンチップ1)を、弁室6前部に圧入配置して
なる構成が有効である。(図3、図5、図9参照)
材(例えば、ボールペンチップ1を前部に保持するホル
ダー2、あるいはボール14を先端に回動自在に保持す
るボールペンチップ1)を、弁室6前部に圧入配置して
なる構成が有効である。(図3、図5、図9参照)
【0010】
【作用】規制壁部7に軸心に対して傾斜する傾斜平面部
71を設けたことによって、規制壁部7と弁体9が当接
した際、弁体9と通孔51との間に比較的大きなインキ
流通間隙を前後方向に形成することができ、筆記時、ペ
ン先3へスムーズにインキを供給させることができる。
71を設けたことによって、規制壁部7と弁体9が当接
した際、弁体9と通孔51との間に比較的大きなインキ
流通間隙を前後方向に形成することができ、筆記時、ペ
ン先3へスムーズにインキを供給させることができる。
【0011】また、規制壁部7に傾斜平面部71を設け
る構成により、ボールペンインキ充填時にボールペン本
体を遠心分離機で処理する工程において、弁体9が軸心
から外方向へ移動されるため、軸心の通孔51に弁体9
が食いつくことが減少する。
る構成により、ボールペンインキ充填時にボールペン本
体を遠心分離機で処理する工程において、弁体9が軸心
から外方向へ移動されるため、軸心の通孔51に弁体9
が食いつくことが減少する。
【0012】また、ホルダー2内に弁室6を設け、規制
壁部7又は弁座8のどちらか一つをホルダー2と一体に
設け、他の一つをホルダー2と別体に設けたことによ
り、弁室6、規制壁部7、及び弁座8を二部材で簡単に
構成できる。また、従来のような内方突起状の規制壁部
7や弁座8を弁体9が乗り越え圧入する構成でないた
め、弁体9を弁室6内へ容易に挿入できるとともに、十
分な当接機能とインキ流通機能を有する規制壁部7を得
ることができる。さらに、予め内部に弁室6を構成した
後のホルダー2をインキ収容管41に取り付けることが
でき、組立工程が容易である。
壁部7又は弁座8のどちらか一つをホルダー2と一体に
設け、他の一つをホルダー2と別体に設けたことによ
り、弁室6、規制壁部7、及び弁座8を二部材で簡単に
構成できる。また、従来のような内方突起状の規制壁部
7や弁座8を弁体9が乗り越え圧入する構成でないた
め、弁体9を弁室6内へ容易に挿入できるとともに、十
分な当接機能とインキ流通機能を有する規制壁部7を得
ることができる。さらに、予め内部に弁室6を構成した
後のホルダー2をインキ収容管41に取り付けることが
でき、組立工程が容易である。
【0013】また、傾斜平面部71を後端に備える部材
は、該傾斜平面部71によって後端部が先鋭化されてい
るので、従来のように後端縁外周にテーパ状面取りや曲
面アール等を施すことなく、弁室6内に容易に挿入させ
ることができ、組立作業を一層スムーズにする。
は、該傾斜平面部71によって後端部が先鋭化されてい
るので、従来のように後端縁外周にテーパ状面取りや曲
面アール等を施すことなく、弁室6内に容易に挿入させ
ることができ、組立作業を一層スムーズにする。
【0014】
【実施例】本発明実施例を図面に従って説明する。
【0015】図1及び図2に第1実施例を示す。本実施
例は、インキ収容管41と金属製のボールペンチップ1
が、筒状の連結部材の合成樹脂製のホルダー2を介して
連結された構造のレフィール、即ち、把持部を有する本
体(図示せず)内に収容される交換可能なボールペンレ
フィールである。前記レフィールは、前記ホルダー2の
先端にボールペンチップ1及び支持筒16が固着される
とともに、前記ボールペンチップ1(ペン先3)及び支
持筒16が固着されてなるホルダー2が、インキ収容管
41の先端開口部に圧入固着された構造である。
例は、インキ収容管41と金属製のボールペンチップ1
が、筒状の連結部材の合成樹脂製のホルダー2を介して
連結された構造のレフィール、即ち、把持部を有する本
体(図示せず)内に収容される交換可能なボールペンレ
フィールである。前記レフィールは、前記ホルダー2の
先端にボールペンチップ1及び支持筒16が固着される
とともに、前記ボールペンチップ1(ペン先3)及び支
持筒16が固着されてなるホルダー2が、インキ収容管
41の先端開口部に圧入固着された構造である。
【0016】前記インキ収容管41は、比較的硬質な材
料、即ち、合成樹脂(例えば、ポリアセタール、ポリプ
ロピレン、ポリエチレン、ABS樹脂、PET樹脂等)
や金属(例えば、真鍮等の銅合金やステンレス鋼等)に
より形成される。それにより、ホルダー2をぐらつきな
く確実に保持する。尚、本実施例のインキ収容管41
は、透明又は半透明の合成樹脂(例えばポリプロピレ
ン、ポリエチレン)からなる円筒状の射出成形体であ
り、先端から後方へ順に小径部41a、中径部41b、
及び大径部(図示せず)が一体に連設されてなる。
料、即ち、合成樹脂(例えば、ポリアセタール、ポリプ
ロピレン、ポリエチレン、ABS樹脂、PET樹脂等)
や金属(例えば、真鍮等の銅合金やステンレス鋼等)に
より形成される。それにより、ホルダー2をぐらつきな
く確実に保持する。尚、本実施例のインキ収容管41
は、透明又は半透明の合成樹脂(例えばポリプロピレ
ン、ポリエチレン)からなる円筒状の射出成形体であ
り、先端から後方へ順に小径部41a、中径部41b、
及び大径部(図示せず)が一体に連設されてなる。
【0017】また、前記インキ収容管41のインキ収容
部4内(中径部41b及び大径部)には、低粘性イン
キ、低粘性乃至中粘性油性インキ、又は剪断減粘性を有
するインキ(例えば、剪断速度384s-1における粘度
が温度20℃において10〜150mPa・sであるイ
ンキ)が収容される。また、前記インキの後端には、イ
ンキの消費に伴って前方へ移動する逆流防止剤(例え
ば、グリース状物)が収容されている。
部4内(中径部41b及び大径部)には、低粘性イン
キ、低粘性乃至中粘性油性インキ、又は剪断減粘性を有
するインキ(例えば、剪断速度384s-1における粘度
が温度20℃において10〜150mPa・sであるイ
ンキ)が収容される。また、前記インキの後端には、イ
ンキの消費に伴って前方へ移動する逆流防止剤(例え
ば、グリース状物)が収容されている。
【0018】前記ホルダー2は、前記インキ収容管41
と同様、比較的硬質な材料、即ち、合成樹脂(例えば、
ポリアセタール、ポリプロピレン、ポリエチレン、AB
S樹脂等)や金属(例えば、真鍮等の銅合金やステンレ
ス鋼等)により形成される。それにより、ボールペンチ
ップ1をぐらつきなく確実に保持する。尚、本実施例で
は、ポリプロピレン樹脂の射出成形体が採用されてい
る。
と同様、比較的硬質な材料、即ち、合成樹脂(例えば、
ポリアセタール、ポリプロピレン、ポリエチレン、AB
S樹脂等)や金属(例えば、真鍮等の銅合金やステンレ
ス鋼等)により形成される。それにより、ボールペンチ
ップ1をぐらつきなく確実に保持する。尚、本実施例で
は、ポリプロピレン樹脂の射出成形体が採用されてい
る。
【0019】前記ホルダー2は、前部にチップ取付孔2
1及び係止壁部22が設けられ、ボールペンチップ1
が、その後端を前記係止壁部22に当接させると同時
に、その後部外周を前記チップ取付孔21に圧入固着さ
せている。前記係止壁部22には、横断面円形状の通孔
51(ボールペンチップ1のパイプ11内径と略同一の
内径を有する)が貫設され、前記チップ取付孔21とそ
の後部の流通孔23(インキ流通路5)とを連通させて
いる。前記ホルダー2の後部には、取付筒部24が突設
され、該取付筒部24がインキ収容管41の先端開口部
(小径部41a内周面)に圧入固着されている。前記取
付筒部24の基部には段部25が形成され、該段部25
に小径部41a先端縁が当接されている。
1及び係止壁部22が設けられ、ボールペンチップ1
が、その後端を前記係止壁部22に当接させると同時
に、その後部外周を前記チップ取付孔21に圧入固着さ
せている。前記係止壁部22には、横断面円形状の通孔
51(ボールペンチップ1のパイプ11内径と略同一の
内径を有する)が貫設され、前記チップ取付孔21とそ
の後部の流通孔23(インキ流通路5)とを連通させて
いる。前記ホルダー2の後部には、取付筒部24が突設
され、該取付筒部24がインキ収容管41の先端開口部
(小径部41a内周面)に圧入固着されている。前記取
付筒部24の基部には段部25が形成され、該段部25
に小径部41a先端縁が当接されている。
【0020】前記流通孔23内には、逆流防止用の弁体
9を内部に前後移動可能に収容する弁室6が設けられ
る。具体的には、前記流通孔23内には、金属製の球状
の弁体9が、ホルダー2の後端開口部から挿入され、そ
の後、金属製又は合成樹脂(合成ゴム、各種エラストマ
ーを含む)製の環状体81が、ホルダー2の後端開口部
から圧入され流通孔23内周面に固着されている。前記
環状体81には、弁体9外径より小さい内径の弁孔81
aが貫設され、該環状体81の前端面によって、後方移
動された際の弁体9が密着可能な弁座8が形成される。
9を内部に前後移動可能に収容する弁室6が設けられ
る。具体的には、前記流通孔23内には、金属製の球状
の弁体9が、ホルダー2の後端開口部から挿入され、そ
の後、金属製又は合成樹脂(合成ゴム、各種エラストマ
ーを含む)製の環状体81が、ホルダー2の後端開口部
から圧入され流通孔23内周面に固着されている。前記
環状体81には、弁体9外径より小さい内径の弁孔81
aが貫設され、該環状体81の前端面によって、後方移
動された際の弁体9が密着可能な弁座8が形成される。
【0021】また、前記流通孔23の底部は、傾斜平面
状となっており、前方移動された際の前記弁体9が当接
可能な規制壁部7が形成されている。前記規制壁部7
(傾斜平面部71)には通孔51が開口し、該通孔51
の開口縁は長円形状となっている。それにより、球状の
前記弁体9が当接したとしても、弁体9によって通孔5
1が塞がれることがなく、さらに前後方向に比較的大き
なインキ流通間隙が形成される。
状となっており、前方移動された際の前記弁体9が当接
可能な規制壁部7が形成されている。前記規制壁部7
(傾斜平面部71)には通孔51が開口し、該通孔51
の開口縁は長円形状となっている。それにより、球状の
前記弁体9が当接したとしても、弁体9によって通孔5
1が塞がれることがなく、さらに前後方向に比較的大き
なインキ流通間隙が形成される。
【0022】前記規制壁部7は、傾斜平面部71よりな
る簡易な構造であり、従来のような突起や溝等の複雑な
形状を有してないため、製造が容易である。特に、前記
のようにホルダー2が、合成樹脂の射出成形により得ら
れる場合、金型の製作費用を低減させることができる。
る簡易な構造であり、従来のような突起や溝等の複雑な
形状を有してないため、製造が容易である。特に、前記
のようにホルダー2が、合成樹脂の射出成形により得ら
れる場合、金型の製作費用を低減させることができる。
【0023】前記規制部の傾斜平面部71の傾斜角度
は、軸心に対して30度〜80度、好ましくは40度〜
70度が有効である。これにより、規制壁部7と弁室6
内周面との間に弁体9が食いつくおそれもなく、その
上、筆記時の大きなインキ流通間隙を十分に確保するこ
とができる。また、前記球状の弁体9の外径は、弁室6
(流通孔23)内径より僅かに小であると同時に、食い
つき防止のために通孔51の内径の1.5倍(好ましく
は2倍)より大であることが好ましい。
は、軸心に対して30度〜80度、好ましくは40度〜
70度が有効である。これにより、規制壁部7と弁室6
内周面との間に弁体9が食いつくおそれもなく、その
上、筆記時の大きなインキ流通間隙を十分に確保するこ
とができる。また、前記球状の弁体9の外径は、弁室6
(流通孔23)内径より僅かに小であると同時に、食い
つき防止のために通孔51の内径の1.5倍(好ましく
は2倍)より大であることが好ましい。
【0024】本実施例に採用される前記ボールペンチッ
プ1は、いわゆるパイプ式ボールペンであって、略均一
の肉厚を有する金属製(例えばステンレス鋼製)の円筒
状のパイプ11からなる。そして、前記パイプ11の先
端近傍には、外周面の複数箇所(3箇所以上)が等間隔
に外方から径方向内方に押圧変形(塑性変形)されてな
る複数の内方突起によりボール受け座13が形成され
る。また、前記パイプ11の先端には、内方へ押圧変形
(塑性変形)されて内向きテーパ状の先端縁部12が形
成される。前記ボール受け座13の前面と前記先端縁部
12の後面の間には、超硬合金製のボール14が配置さ
れ、該ボール14が前記ボール受け座13及び前記先端
縁部12によって回動自在に抱持される。ここで、前記
パイプ11の外径は1.1mm以下、前記パイプ11の
肉厚は0.15mm以下、前記ボール14の外径は0.
75mm以下のものが有効であり、これにより、筆跡幅
の細いボールペンチップ1が適用できる。さらに好まし
くは、前記パイプ11の外径は0.75mm以下、前記
パイプ11の肉厚は0.15mm以下、前記ボール14
の外径は0.45mm以下のものが有効であり、これに
より、筆跡幅のさらに細い超極細のボールペンチップ1
が適用できる。
プ1は、いわゆるパイプ式ボールペンであって、略均一
の肉厚を有する金属製(例えばステンレス鋼製)の円筒
状のパイプ11からなる。そして、前記パイプ11の先
端近傍には、外周面の複数箇所(3箇所以上)が等間隔
に外方から径方向内方に押圧変形(塑性変形)されてな
る複数の内方突起によりボール受け座13が形成され
る。また、前記パイプ11の先端には、内方へ押圧変形
(塑性変形)されて内向きテーパ状の先端縁部12が形
成される。前記ボール受け座13の前面と前記先端縁部
12の後面の間には、超硬合金製のボール14が配置さ
れ、該ボール14が前記ボール受け座13及び前記先端
縁部12によって回動自在に抱持される。ここで、前記
パイプ11の外径は1.1mm以下、前記パイプ11の
肉厚は0.15mm以下、前記ボール14の外径は0.
75mm以下のものが有効であり、これにより、筆跡幅
の細いボールペンチップ1が適用できる。さらに好まし
くは、前記パイプ11の外径は0.75mm以下、前記
パイプ11の肉厚は0.15mm以下、前記ボール14
の外径は0.45mm以下のものが有効であり、これに
より、筆跡幅のさらに細い超極細のボールペンチップ1
が適用できる。
【0025】尚、本実施例は、ボールペンチップ1が細
径のパイプ状であるため筆記時のぐらつきや折れ曲がり
が生じやすいが、それらを防止する目的で、前記ホルダ
ー2の前部には、金属製の支持筒16が外嵌固着されて
いる。前記支持筒16は、小径の前部が、ボールペンチ
ップ1の外周面を支持し、大径の後部がホルダー2前部
外周面に取り付けられている。
径のパイプ状であるため筆記時のぐらつきや折れ曲がり
が生じやすいが、それらを防止する目的で、前記ホルダ
ー2の前部には、金属製の支持筒16が外嵌固着されて
いる。前記支持筒16は、小径の前部が、ボールペンチ
ップ1の外周面を支持し、大径の後部がホルダー2前部
外周面に取り付けられている。
【0026】図3及び図4に、本発明の第2実施例を示
す。インキ収容管41の先端開口部には、第1実施例と
同一構成のボールペンチップ1及び支持筒16を前部に
備えたホルダー2が圧入固着されている。前記インキ収
容管41は、透明または半透明の合成樹脂(例えば、ポ
リエチレン、ポリプロピレン等)の直管状の押出成形体
であり、適宜長さにカットされてなる。その内部には、
インキ収容部4が設けられ、第1実施例同様のインキ及
び逆流防止剤が充填される。
す。インキ収容管41の先端開口部には、第1実施例と
同一構成のボールペンチップ1及び支持筒16を前部に
備えたホルダー2が圧入固着されている。前記インキ収
容管41は、透明または半透明の合成樹脂(例えば、ポ
リエチレン、ポリプロピレン等)の直管状の押出成形体
であり、適宜長さにカットされてなる。その内部には、
インキ収容部4が設けられ、第1実施例同様のインキ及
び逆流防止剤が充填される。
【0027】前記インキ収容管41の前部内周面には、
軸心に弁孔81aを備え且つ前後対称位置に円錐凹面状
の弁座8を備える合成樹脂製または金属製の環状体81
が圧入固着されている。そして、ホルダー2後端と前記
環状体81との間のインキ収容管41(弁室6)内に
は、金属製の球状の弁体9が、前後遊動自在に収容され
ている。
軸心に弁孔81aを備え且つ前後対称位置に円錐凹面状
の弁座8を備える合成樹脂製または金属製の環状体81
が圧入固着されている。そして、ホルダー2後端と前記
環状体81との間のインキ収容管41(弁室6)内に
は、金属製の球状の弁体9が、前後遊動自在に収容され
ている。
【0028】前記ホルダー2は、ペン先3とインキ収容
管41を接続する筒状の連結部材であり、第1実施例同
様の合成樹脂(例えば、ポリアセタール、ポリプロピレ
ン、ポリエチレン、ABS樹脂等)や金属(例えば、真
鍮等の銅合金やステンレス鋼等)により形成される。ま
た、前記ホルダー2は、軸心に、チップ取付孔21及び
通孔51(前部小径部と後部大径部よりなる段付きの
孔)が、係止壁部22を介して連通状態に貫設されてな
る。
管41を接続する筒状の連結部材であり、第1実施例同
様の合成樹脂(例えば、ポリアセタール、ポリプロピレ
ン、ポリエチレン、ABS樹脂等)や金属(例えば、真
鍮等の銅合金やステンレス鋼等)により形成される。ま
た、前記ホルダー2は、軸心に、チップ取付孔21及び
通孔51(前部小径部と後部大径部よりなる段付きの
孔)が、係止壁部22を介して連通状態に貫設されてな
る。
【0029】本実施例のホルダー2は、第1実施例のホ
ルダー2の流通孔23底部に形成した規制壁部7と異な
り、前記ホルダー2の後端(取付筒部24の後端)に、
軸心に対して傾斜する傾斜平面部71を設け、それによ
って弁室6の規制壁部7を構成している。前記傾斜平面
部71の製造加工方法は、例えば、ホルダー2の取付筒
部24の軸心に対して直角の後端面を斜めにカットする
方法、あるいは合成樹脂の射出成形によって一体成形す
る方法が挙げられ、いずれも容易な製造方法である。
ルダー2の流通孔23底部に形成した規制壁部7と異な
り、前記ホルダー2の後端(取付筒部24の後端)に、
軸心に対して傾斜する傾斜平面部71を設け、それによ
って弁室6の規制壁部7を構成している。前記傾斜平面
部71の製造加工方法は、例えば、ホルダー2の取付筒
部24の軸心に対して直角の後端面を斜めにカットする
方法、あるいは合成樹脂の射出成形によって一体成形す
る方法が挙げられ、いずれも容易な製造方法である。
【0030】図5及び図6に、本発明の第3実施例を示
す。第2実施例と同一の直管状のインキ収容管41の先
端開口部に、先端にボールペンチップ1を先端に保持す
る合成樹脂(例えば、ポリアセタール、ポリプロピレ
ン、ポリエチレン、ABS樹脂等)製のホルダー2が固
着されている。また、インキ収容管41内には、第1実
施例同様のインキ及び逆流防止剤が充填されている。
す。第2実施例と同一の直管状のインキ収容管41の先
端開口部に、先端にボールペンチップ1を先端に保持す
る合成樹脂(例えば、ポリアセタール、ポリプロピレ
ン、ポリエチレン、ABS樹脂等)製のホルダー2が固
着されている。また、インキ収容管41内には、第1実
施例同様のインキ及び逆流防止剤が充填されている。
【0031】前記ボールペンチップ1は、第1、第2実
施例と異なり、ボール受け座13、ボール抱持空間1
5、及びインキ供給路(通孔51)を金属材料の切削成
形によって得られるタイプである。そして、ボールペン
チップ1の後端部は、全面が軸心に対して斜めに切削除
去され、傾斜平面部71が形成されている。前記傾斜平
面部71により、ホルダー2の取付筒部24の後端部が
尖成され、ホルダー2のチップ取付孔21に圧入する
際、スムーズに挿入することができ、取付筒部24の後
端部外周にテーパ状面取りや曲面アール等を施す必要も
ない。
施例と異なり、ボール受け座13、ボール抱持空間1
5、及びインキ供給路(通孔51)を金属材料の切削成
形によって得られるタイプである。そして、ボールペン
チップ1の後端部は、全面が軸心に対して斜めに切削除
去され、傾斜平面部71が形成されている。前記傾斜平
面部71により、ホルダー2の取付筒部24の後端部が
尖成され、ホルダー2のチップ取付孔21に圧入する
際、スムーズに挿入することができ、取付筒部24の後
端部外周にテーパ状面取りや曲面アール等を施す必要も
ない。
【0032】前記ホルダー2は、前部にチップ取付孔2
1を有し、その後方の内壁に円錐凹面状の弁座8が一体
成形されている。また、前記ホルダー2には、後部に取
付筒部24、及びその前方に鍔部26が一体成形され、
前記取付筒部24がインキ収容管41の先端開口部に圧
入されるとともに、前記鍔部26がインキ収容管41先
端縁に当接されている。
1を有し、その後方の内壁に円錐凹面状の弁座8が一体
成形されている。また、前記ホルダー2には、後部に取
付筒部24、及びその前方に鍔部26が一体成形され、
前記取付筒部24がインキ収容管41の先端開口部に圧
入されるとともに、前記鍔部26がインキ収容管41先
端縁に当接されている。
【0033】弁室6は、チップ取付孔21内に設けられ
る。前記ボールペンチップ1の後端面により形成される
規制壁部7と、ホルダー2内壁に一体に形成した弁座8
との間には、金属製の球状の弁体9が前後動可能に収容
される。
る。前記ボールペンチップ1の後端面により形成される
規制壁部7と、ホルダー2内壁に一体に形成した弁座8
との間には、金属製の球状の弁体9が前後動可能に収容
される。
【0034】図7及び図8に、本発明の第4実施例(第
1実施例の変形例)を示す。規制壁部7には、二つの傾
斜平面部71がその稜線を軸心の通孔51に位置させる
よう凸状(またはΛ状)に形成されている。これによ
り、規制壁部7に当接した際の弁体9を軸心より外方向
へ移動させることができ、大きなインキ流通間隙が確保
できる。尚、他の構成は、第1実施例と同一である。
1実施例の変形例)を示す。規制壁部7には、二つの傾
斜平面部71がその稜線を軸心の通孔51に位置させる
よう凸状(またはΛ状)に形成されている。これによ
り、規制壁部7に当接した際の弁体9を軸心より外方向
へ移動させることができ、大きなインキ流通間隙が確保
できる。尚、他の構成は、第1実施例と同一である。
【0035】図9及び図10に、本発明の第5実施例
(第2実施例の変形例)を示す。ホルダー2後端には、
中央に軸心に対して垂直の直角平面部72を残すととも
に、その両側に2つの面取り状の傾斜平面部71が通孔
51に開口するように設けられ、規制壁部7が形成され
ている。弁体9が前記規制壁部7に当接した際、前記傾
斜平面部71によって筆記に十分なインキ流通間隙が形
成される。尚、他の構成は、第2実施例と同一である。
(第2実施例の変形例)を示す。ホルダー2後端には、
中央に軸心に対して垂直の直角平面部72を残すととも
に、その両側に2つの面取り状の傾斜平面部71が通孔
51に開口するように設けられ、規制壁部7が形成され
ている。弁体9が前記規制壁部7に当接した際、前記傾
斜平面部71によって筆記に十分なインキ流通間隙が形
成される。尚、他の構成は、第2実施例と同一である。
【0036】
【発明の効果】本発明は前記構成にしたことにより、筆
記時のスムーズなインキ流通機能と弁体との十分な当接
機能を有する規制壁部を備えた、構造が簡単で製造が容
易な逆流防止弁機構を有するボールペンを得ることがで
きる。
記時のスムーズなインキ流通機能と弁体との十分な当接
機能を有する規制壁部を備えた、構造が簡単で製造が容
易な逆流防止弁機構を有するボールペンを得ることがで
きる。
【0037】ホルダー内に弁室を設け、規制壁部又は弁
座のどちらか一つをホルダーと一体に設け、他の一つを
ホルダーと別体に設けたことにより、弁室、規制壁部、
及び弁座を二部材で簡単に構成できる。
座のどちらか一つをホルダーと一体に設け、他の一つを
ホルダーと別体に設けたことにより、弁室、規制壁部、
及び弁座を二部材で簡単に構成できる。
【0038】また、傾斜平面部を後端部に備える部材
は、傾斜平面部によって後端部が尖鋭化されているの
で、その後端部にテーパ状面取りや曲面アール等を施す
必要もなく、弁室内に容易に挿入させることができ、組
立作業をスムーズにする。
は、傾斜平面部によって後端部が尖鋭化されているの
で、その後端部にテーパ状面取りや曲面アール等を施す
必要もなく、弁室内に容易に挿入させることができ、組
立作業をスムーズにする。
【図1】本発明の第1実施例の要部縦断面図である。
【図2】図1のA−A線断面矢視図である。
【図3】本発明の第2実施例の要部縦断面図である。
【図4】図3のB−B線断面矢視図である。
【図5】本発明の第3実施例の要部縦断面図である。
【図6】図5のC−C線断面矢視図である。
【図7】本発明の第4実施例の要部縦断面図である。
【図8】図7のD−D線断面矢視図である。
【図9】本発明の第5実施例の要部縦断面図である。
【図10】図9のE−E線断面矢視図である。
1 ボールペンチップ 11 パイプ 12 先端縁部 13 ボール受け座 14 ボール 15 ボール抱持空間 16 支持筒 2 ホルダー 21 チップ取付孔 22 係止壁部 23 流通孔 24 取付筒部 25 段部 26 鍔部 3 ペン先 4 インキ収容部 41 インキ収容管 41a 小径部 41b 中径部 5 インキ流通路 51 通孔 6 弁室 7 規制壁部 71 傾斜平面部 72 直角平面部 8 弁座 81 環状体 81a 弁孔 9 弁体
Claims (5)
- 【請求項1】逆流防止用の弁体(9)を内部に前後動自
在に収容する弁室(6)を、ペン先(3)とインキ収容
部(4)との間のインキ流通路(5)に設け、さらに、
前記弁室(6)の前側に前方移動された際の前記弁体
(9)が当接可能な規制壁部(7)を設け、一方、前記
弁室(6)の後側に後方移動された際の前記弁体(9)
が密着可能な弁座(8)を設けたボールペンであって、
前記規制壁部(7)に、軸心に対して傾斜する傾斜平面
部(71)を設けたことを特徴とするボールペン。 - 【請求項2】ペン先(3)側と弁室(6)内とを連通さ
せる通孔(51)が、前記傾斜平面部(71)に開口し
てなる請求項1記載のボールペン。 - 【請求項3】弁体(9)は球状である請求項1又は2記
載のボールペン。 - 【請求項4】前部にボールペンチップ(1)を保持する
とともに内部に弁室(6)を設けた合成樹脂製のホルダ
ー(2)を、インキ収容管(41)の先端開口部に固着
させてなり、規制壁部(7)又は弁座(8)のどちらか
一つをホルダー(2)内壁と一体に設け、他の一つをホ
ルダー(2)内壁と別体に設けた請求項1、2又は3記
載のボールペン。 - 【請求項5】傾斜平面部(71)を後端に備える部材
を、弁室(6)前部に圧入してなる請求項1、2又は3
記載のボールペン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06191795A JP3479750B2 (ja) | 1995-02-24 | 1995-02-24 | ボールペン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06191795A JP3479750B2 (ja) | 1995-02-24 | 1995-02-24 | ボールペン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08230373A true JPH08230373A (ja) | 1996-09-10 |
JP3479750B2 JP3479750B2 (ja) | 2003-12-15 |
Family
ID=13185004
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06191795A Expired - Fee Related JP3479750B2 (ja) | 1995-02-24 | 1995-02-24 | ボールペン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3479750B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020189584A1 (ja) * | 2019-03-15 | 2020-09-24 | 三菱鉛筆株式会社 | 塗布具 |
-
1995
- 1995-02-24 JP JP06191795A patent/JP3479750B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020189584A1 (ja) * | 2019-03-15 | 2020-09-24 | 三菱鉛筆株式会社 | 塗布具 |
US11766110B2 (en) | 2019-03-15 | 2023-09-26 | Mitsubishi Pencil Company, Limited | Applicator |
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Publication number | Publication date |
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JP3479750B2 (ja) | 2003-12-15 |
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