JPH08230326A - 感熱記録用粘着シート - Google Patents

感熱記録用粘着シート

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JPH08230326A
JPH08230326A JP7282266A JP28226695A JPH08230326A JP H08230326 A JPH08230326 A JP H08230326A JP 7282266 A JP7282266 A JP 7282266A JP 28226695 A JP28226695 A JP 28226695A JP H08230326 A JPH08230326 A JP H08230326A
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JP
Japan
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heat
pressure
layer
sensitive adhesive
adhesive sheet
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Application number
JP7282266A
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English (en)
Inventor
Ritsuo Mandou
律雄 萬道
Keiichi Inubushi
恵一 犬伏
Katsuaki Yoshizawa
克明 吉沢
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New Oji Paper Co Ltd
Original Assignee
New Oji Paper Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】種々の過酷条件に対する紙力強度を備え、しか
も高速発行にも適応でき、コストの面でも有利な、流通
管理用途に適した感熱記録用粘着シートを提供すること
にある。 【解決手段】支持体の片面側に感熱記録層、または感熱
記録層および保護層順次設け、裏面側に粘着剤層を設け
た感熱記録粘着シートにおいて、支持体に伸長紙を用い
た感熱記録用粘着シート。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感熱記録用粘着シ
ートに関し、特に流通管理用途に適した感熱記録用粘着
シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】熱により複数の発色物質を接触させて記
録像を得るようにした感熱記録体はよく知られている。
このような感熱記録体は比較的安価であり、記録機器が
コンパクトで、しかもその保守も容易なため、ファクシ
ミリや各種計算機などの記録媒体およびそれ以外にも巾
広い分野に使用されている。その利用分野の一つとし
て、例えばPOS(point of sales)システムで使用さ
れる感熱記録用粘着ラベル或いは感熱記録タグといった
感熱記録用粘着シートが挙げられる。従来は、食品用粘
着ラベルとして、或いは衣料タグとして使用されていた
が、最近、配送用粘着シートや航空バゲッジタグなどの
流通管理用として使用される機会が増加するにともな
い、粘着シートが過酷(乱暴)に使用されることも多く
なり、感熱記録用粘着シートの紙力強度の改良が要望さ
れている。
【0003】従来、感熱記録用粘着シートの紙力強度を
高めるために、支持体として合成紙(ユポ等)、ポリオ
レフィンフィルム、ポリエステルフィルム、不織布等、
または紙ベースのものにフィルムをラミネートしたも
の、さらには、天然繊維や合成繊維を紙の中に抄き込ん
だものや、これらの繊維を紙で挟んだもの等が使用され
ている。これらの支持体は、紙力強度に関しては紙ベー
スのものと比べると向上するが、コストも高くなる。ま
た使用後の処理に関しても、古紙パルプとして使用でき
ないにもかかわらず、古紙として混入してしまうといっ
た問題がある。
【0004】また、通常、感熱記録用粘着シートの裏面
には、粘着剤層を保護する目的で剥離シートが貼り合わ
されているため、感熱記録用粘着シートの巻径は、その
剥離シート分が大きくなる。一方、記録機器に装填でき
る感熱記録用粘着シートの大きさは制限されているた
め、一巻で発行できる粘着シートの枚数も少なくなる。
更に、記録速度の高速化と共に記録用粘着シートを頻繁
に交換しなければならなくなって来ている。また、この
ときに発生する剥離シートの処理も問題であり、コスト
の面からも記録粘着シートの剥離シートの占める割合は
小さくない。このため、流通管理用途に用いても問題の
起こらない、また高速発行にも適応でき、且つコストの
面でも有利な感熱記録用粘着シートが強く要望されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は種々の
過酷条件に対する紙力強度を備え、しかも高速発行にも
適応でき、コストの面でも有利な、流通管理用途に適し
た感熱記録用粘着シートを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、支持体の
片面側に感熱記録層、または感熱記録層および保護層を
順次設け、裏面側に粘着剤層を設けた感熱記録用粘着シ
ートにおいて、支持体に伸長紙を用いることにより、上
記の課題が解決できることを見出し、本発明を完成する
に至った。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明で支持体として使用する伸
長紙は、例えば抄紙機上或いは伸長紙を作るための加工
機上のドライヤーの一部にニップロールを介してエンド
レスの厚いゴムベルトを圧着回転させる装置を取り付
け、ドライヤーとベルトの間に湿紙を通し、予め伸張さ
せておいたベルトの収縮を利用して紙を収縮させる方法
で製造される。
【0008】伸長紙の種類としては、JIS P 0001の番号
6089に記載されているようにクルパック紙、クラフト
紙、デュオストレス紙などがあり、更に伸長紙の縦方向
の伸び率のみを抑えたセミ伸長紙も含まれる。また、伸
長紙はパルプの種類から未晒クラフト伸長紙、晒クラフ
ト伸長紙に分類され、更に、抄紙仕上げの種類から両更
クラフト紙、片艶クラフト紙或いは両更包装紙、片艶包
装紙に分類される。一般に包装用紙はその強度を要求さ
れることから、上記のようにクラフト紙と呼ばれるが、
本発明で使用する伸長紙は、クラフト法によって得られ
るパルプに限定するものではなく、その他のパルプ化法
によるものが含まれているものも十分使用できる。ま
た、針葉樹パルプに限定するものではなく、広葉樹パル
プを配合してしてもよい。広葉樹パルプを加えることに
より、記録層等の塗工適性が向上する。なお、本発明で
使用する伸長紙は、使用する材質、製造方法等を特に限
定するものではなく、いずれも使用することができる。
伸長紙は、その層間強度の向上させるためにメラミン樹
脂などの合成樹脂を抄き込みしたり、また湿潤強度を上
げるためにWS(Wet Strength)加工を施したものが、
好ましく使用できる。
【0009】伸長紙の坪量については、40〜200g
/m2 のものを用いることが好ましい。坪量が40g/
2 未満では、縦方向の裂断長が5km未満になると、
記録層等を塗工する工程で原紙が切断しやすく、塗工適
性に問題がある。坪量が200g/m2 を超える場合
は、伸長紙加工の効果は顕著に表れない場合が多く、好
ましくない。
【0010】伸長紙の縦方向の伸び率としては、8%を
越えると中間層用塗液や感熱記録層用塗液等を塗布する
際、紙に皺が多く発生して均一な塗布面が得られない等
の問題があり、8%以下のものが好ましい。特に縦方向
の伸び率が2.5〜5%、とりわけ2.5〜4%のもの
が、均一な塗布面が得られるので好ましい。なお、2.
5%未満になると荷物に張りつけた際、衝撃を受けた際
に支持体が破れる恐れがある。
【0011】横方向の伸び率としては6%以上であるこ
とが好ましく、より好ましくは6.5%以上である。ま
た、伸長紙の横方向の引裂強度が70gf以上であるこ
とが好ましい。因みに、伸び率が6%未満で、且つ引裂
強度が70gf未満になると、粘着シートを荷物等に張
りつけた際、衝撃に対して粘着シートが破れ易くなる。
なお、伸長紙の縦方向の裂断長は6km以上が好まし
く、より好ましくは8km以上である。
【0012】支持体の白色度(JIS P 8123)について
は、70%以上が好ましく、より好ましくは75%以上
である。70%未満の場合は得られる感熱記録体の白色
度を低下させ、外観が悪いだけでなく、POSシステム
で使用する場合、バーコードの読み取り率にも悪影響を
及ぼす恐れがある。伸長紙が、坪量が40〜200g/
2 、横方向の引裂強度(JIS P 8116に基づく)が70
gf以上、白色度(JIS P 8123に基づく)が70%以上
という条件を満足するものを用いると、極めてPOSシ
ステムに適した感熱記録用粘着シートとなるので好まし
い。
【0013】伸長紙は、一般の上質紙に比べて平滑性が
低いので、支持体と感熱記録層との間に顔料を主成分と
する中間層を設けたり、或いは感熱記録層をブレードや
ロールブレード塗工により形成するのが好ましい。
【0014】本発明は、このような伸長紙を支持体に用
い、その片面に感熱記録層を、または感熱記録層と保護
層を設け、他面に粘着剤層を設けることにより、物流管
理等での過酷な条件でも十分使用耐えうる感熱記録用粘
着シートが提供できるものである。
【0015】粘着剤層に使用される粘着剤としては、永
久接着タイプ、再剥離タイプの公知の粘着剤が使用でき
る。永久接着タイプとしては、例えば天然ゴム系、アク
リル樹脂系の粘着剤が使用できる。再剥離タイプとして
は、例えばスチレンイソプレンスチレンブロックコポリ
マー等が低分子量でも高凝集力を有するため再剥離性粘
着剤として好ましく用いられる。再剥離性粘着剤として
更に好ましいのは、二液架橋型アクリル系粘着剤であ
る。このタイプの接着剤は、エポキシ誘導体等の適当な
架橋剤と組み合わせて用いることにより、粘着シートに
塗布したときは粘着剤の架橋が進んでいないために、あ
る程度粘着剤が粘着シート支持体に浸み込むため、適当
な粘着剤の粘着シートへの接着力が得られ、また経時的
に粘着剤の架橋が進むことにより凝集力が高まり、再剥
離性が生じるようになる。また、このタイプの粘着剤で
は用いるアクリルの種類や、架橋剤を選択することによ
り、接着力や再剥離性をコントロールすることが容易で
ある。
【0016】本発明の粘着剤層として再剥離性粘着剤を
用いた層を有する感熱記録用粘着シートは、その粘着シ
ートを被着体に貼り付けた後、再び粘着シートを剥がし
ても被着体を汚染したり、傷を付けたりしない。このよ
うな再剥離性を有する粘着シートでは、各層の強度のバ
ランスが重要となる。例えば、 被着体表面への付着力 < 粘着剤自身の凝集力 <
粘着剤の粘着シートへの接着力 < 粘着シートの支持
体自身の凝集力 といったバランスである。
【0017】普通、粘着剤自身の凝集力を大きくするた
めに被着体表面への付着力は大きくできない。しかし、
貼り付けている間に剥がれてしまう心配があるから、接
着力が大きくて、しかも再剥離性である粘着剤の要求も
多い。いずれにしろ、粘着シートの支持体自身の凝集力
つまり、支持体の紙力が最も要求されるものである。
【0018】一般に、十分な紙力強度を有する支持体に
するために、原紙にポリオレフィンフィルムおよびポリ
エステルフィルム等のフィルム層をラミネートしたり、
フィルム等を基材として用いられるが、再剥離用の場
合、特に被着体がアクリル系塩ビやアクリル等の極性の
高いプラスチックに貼る場合は、粘着剤層がフィルム層
上にあると、粘着剤と支持体であるフィルムとの接着力
より粘着剤と被着体との接着力の方が大きくなり、粘着
シート剥離時に粘着剤が被着体に残る恐れがある。しか
し、本発明は支持体として伸長紙を用いているので、支
持体として十分な強度を有するとともに、粘着剤が被着
体に残るようなことが生じないので、極めて優れた再剥
離用粘着シートとなる。
【0019】本発明の感熱記録用粘着シートの粘着剤層
は、公知の剥離シートを用いて保護することができる。
剥離シートとしては、例えばグラシン紙、クレーコート
紙、クラフト紙、上質紙などにポリエチレン等の樹脂フ
ィルムをラミネート加工したラミネート紙、あるいはク
ラフト紙や上質紙等にポリビニルアルコール、澱粉など
の水溶性高分子等と顔料とを主成分とする塗被層を設け
た樹脂コーティング紙に、シリコーン化合物やフッ素化
合物の如き剥離剤を塗布したものが使用されている。
【0020】本発明の感熱記録用粘着シートは、このよ
うな、剥離シートを用いるものだけでなく、粘着剤層の
反対側の面、即ち感熱記録層上、或いは感熱記録層上に
設けた保護層上といった最上層に剥離層を設けることも
できる。このような構成を採用することにより、剥離紙
が不要となるのでコスト的にもメリットが有り、また従
来品に比べ多量の印字が可能となり、高速化にも対応で
きる感熱記録用粘着シートが提供できるものである。
【0021】剥離層を形成する方法としては、公知の剥
離剤を最上層に塗布することにより設けることができる
が、少なくとも剥離層が感熱記録層を設けた後に形成さ
れるため、剥離層に使用される樹脂としては、紫外線硬
化型または電子線硬化型のシリコーン樹脂が熱キュアー
不要なため、好ましく用いられる。
【0022】これらのシリコーン樹脂の具体例として
は、メルカプト基含有オルガノポリシロキサンとビニル
基含有オルガノポリシロキサンとの混合組成物、アクリ
ル基、メタクリル基またはシンナモイル基含有オルガノ
ポリシロキサン組成物、マレイミド基またはフェニルマ
レイミド基含有オルガノポリシロキサン組成物、アジド
基含有オルガノポリシロキサンとビニル基含有オルガノ
ポリシロキサンとの混合組成物、チオアクリル基、チオ
メタクリル基またはチオシンナモイル基含有オルガノポ
リシロキサン組成物、アクリルアミド基、メタクリルア
ミド基またはシンナモイルアミド基含有オルガノポリシ
ロキサン組成物等が挙げられ、また紫外線開始型カチオ
ン重合を利用したエポキシ基含有オルガノポリシロキサ
ンと光分解型開始剤のジアゾニウムルイス酸塩との混合
組成物等も使用することができる。
【0023】なお、紫外線硬化の場合は、硬化開始剤が
必要である。かかる硬化開始剤の具体例としてはベンゾ
イルアルキルエーテル及びその誘導体、アセトフェノン
及びその誘導体、チオキサントン及びその誘導体等が挙
げられる。
【0024】本発明の感熱記録層に適用される感熱記録
方式としては、例えば塩基性染料と呈色剤との組合せ、
ジアゾニウム塩とカプラーとの組合せ、鉄など遷移元素
のキレート化合物と呈色剤との組合せ、芳香族イソシア
ネート化合物とイミノ化合物との組合せ等が挙げられる
が、無色ないしは淡色の塩基性染料と呈色剤との組合せ
が発色濃度に優れるため、好ましく用いられる。以下、
塩基性染料と呈色剤とを用いた感熱記録層用粘着シート
について、詳細に述べる。
【0025】無色ないしは淡色の塩基性染料としては、
各種公知のものが使用でき、例えば下記のものが挙げら
れる。トリス(4−ジメチルアミノフェニル)メタン、
3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)フタリ
ド、3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6
−ジメチルアミノフタリド、3−ジエチルアミノ−7−
ベンジルアミノ−〔a〕フルオラン等の青発色性染料、
【0026】3−(N−エチル−N−p−トリル)アミ
ノ−7−N−メチルアニリノフルオラン、3−ジエチル
アミノ−7−アニリノフルオラン、3−ジエチルアミノ
−7−ベンジルアミノフルオラン等の緑発色性染料、
【0027】3−ジメチルアミノ−7−メトキシフルオ
ラン、3−ジエチルアミノ−7−メトキシフルオラン、
3−ジエチルアミノ−7−クロロフルオラン、3−ジエ
チルアミノ−7−フェニルフルオラン、ローダミン−B
−アニリノラクタム、ローダミン(o−クロロアニリ
ノ)ラクタム等の赤発色性染料、
【0028】3−ジメチルアミノ−6−メチル−7−ア
ニリノフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−クロロ−
7−アニリノフルオラン、3−ジ(n−ブチル)アミノ
−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−(N−エ
チル−N−エトキシプロピルアミノ)−6−メチル−7
−アニリノフルオラン、3−ジ(n−ブチル)アミノ−
6−メチル−7−(p−フルオロアニリノ)フルオラ
ン、3−(N−エチル−N−エトキシプロピルアミノ)
−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ピロリジ
ノ−6−メチル−7−p−トルイジノフルオラン、3−
(N−シクロヘキシル−N−メチルアミノ)−6−メチ
ル−7−アニリノフルオラン、3−(N−n−ブチル−
N−シクロヘキシルアミノ)−6−メチル−7−アニリ
ノフルオラン、3−(N−エチル−p−トルイジノ)−
6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−(N−エチ
ル−N−n−アミルアミノ)−6−メチル−7−アニリ
ノフルオラン、3−(N−エチル−N−イソアミルアミ
ノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン等の黒発色
性染料、
【0029】3,3−ビス〔1−(4−メトキシフェニ
ル)−1−(4−ジメチルアミノフェニル)エチレン−
2−イル〕−4,5,6,7−テトラクロロフタリド、
3,3−ビス〔1−(4−メトキシフェニル)−1−
(4−ジメチルアミノフェニル)エチレン−2−イル〕
−4,5,6,7−テトラクロロフタリド、3,3−ビ
ス〔1,1−ビス(4−ピロリジノフェニル)エチレン
−2−イル〕−4,5,6,7−テトラブロモフタリ
ド、3’−フェニル−7−N−ジエチルアミノ−2,
2’−スピロジ(2H−1−ベンゾピラン)、3−p−
(p−クロロアニリノ)アニリノ−6−メチル−7−ク
ロロフルオラン、3,6−ビス(ジメチルアミノ)フル
オレン−9−スピロ−3’−(6’−ジメチルアミノ)
フタリド、3’−フェニル−7−N−ジエチルアミノ−
2,2’−スピロジ−(2H−1−ベンゾピラン)、ビ
ス(p−ジメチルアミノスチリル)−p−トリスルホニ
ルメタン、3、7−ビス(ジメチルアミノ)−10−ベ
ンゾイルフェノチアジン、3、3’−ビス(4−ジエチ
ルアミノ−2−エトキシフェニル)−4−アザフタリ
ド、3−(N−p−トリル−N−エチルアミノ)−6,
8,8−トリメチル−9−エチル−8,9−ジヒドロ−
(3,2,e)ピリドフルオラン、3−〔1,1−ビス
(p−ジエチルアミノフェニル)エチレン−2−イル〕
−6−ジメチルアミノフタリドフルオラン等の近赤外領
域に吸収を有する染料等。勿論、これらに限定されるも
のではなく、また二種以上を併用することもできる。
【0030】記録像は一般に黒発色のものが多いが、黒
発色性染料としては3−ジ(n−ブチル)アミノ−6−
メチル−7−アニリノフルオランが記録像の濃度、感
度、保存性、未発色部の安定性から好ましく用いられ
る。また、近年半導体レーザー光源読み取り機の発達に
より近赤外領域に吸収を有する染料を併用する場合も増
えているが、この場合は3,7−ビス(ジメチルアミ
ノ)−10−ベンゾイルフェノチアジン、3’−フェニ
ル−7−N−ジエチルアミノ−2,2’−スピロジ(2
H−1−ベンゾピラン)、3,3−ビス〔1−(4−メ
トキシフェニル)−1−(4−ジメチルアミノフェニ
ル)エチレン−2−イル〕−4,5,6,7−テトラク
ロロフタリド、3,3’−ビス(4−ジエチルアミノ−
2−エトキシフェニル)−4−アザフタリド、3−(N
−p−トリル−N−エチルアミノ)−6,8,8−トリ
メチル−9−エチル−8,9−ジヒドロ−(3,2,
e)ピリドフルオランが近赤外領域に強い吸収を持ち、
記録像の保存性は高く且つ未発色部も安定なため、好ま
しく用いられる。
【0031】これらの塩基性染料の使用量は、使用する
発色剤により異なるため限定できないが、0.01〜5
g/m2 程度、好ましくは0.03〜3g/m2 程度で
使用される。
【0032】これらの、塩基性染料と組み合わせて使用
される呈色剤についても各種の材料が公知であり、例え
ば活性白土、アタパルジャイト、珪酸アルミニウム等の
無機酸性物質、4,4’−イソプロピリデンジフェノー
ル、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘ
キサン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−4
−メチルペンタン、4,4’−ジヒドロキシジフェニル
スルフィド、4−ヒドロキシ安息香酸ベンジル、4,
4’−ジヒドロキシジフェニルスルホン、2,4’−ジ
ヒドロキシジフェニルスルホン、4−ヒドロキシ−4’
−イソプロポキシジフェニルスルホン、ビス(3−アリ
ル−4−ヒドロキシフェニル)スルホン、4−ヒドロキ
シ−4’−メチルジフェニルスルホン、4−ヒドロキシ
フェニル−4’−ベンジルオキシフェニルスルホン、
3,4−ジヒドロキシフェニル−4’−メチルフェニル
スルホン、1,3−ビス〔α−メチル−α−(4’−ヒ
ドロキシフェニル)エチル〕ベンゼン、ジ(4−ヒドロ
キシ−3−メチルフェニル)スルフィド、等のフェノー
ル性化合物、N,N’−ジ−m−クロロフェニルチオウ
レア等のチオ尿素化合物、N−(p−トルエンスルホニ
ル)カルバモイル酸p−クミルフェニルエステル、N−
(p−トルエンスルホニル)カルバモイル酸p−ベンジ
ルオキシフェニルエステル、N−(o−トルオイル)−
p−トルエンスルホアミド、N−(p−トルエンスルホ
ニル)−N’−(p−トリル)尿素等の分子内に−SO
2 NH−結合を有するもの、4−〔2−(p−メトキシ
フェノキシ)エチルオキシ〕サリチル酸、4−〔3−
(p−トリルスルホニル)プロピルオキシ〕サリチル酸
亜鉛等の有機酸性物質等が例示される。なかでも、4−
ヒドロキシ−4’−イソプロポキシジフェニルスルホン
やビス(3−アリル−4−ヒドロキシフェニル)スルホ
ンを用いた場合は記録像の一般保存性が優れていること
から、好ましく用いられる。
【0033】塩基性染料と呈色剤との使用比率は、用い
る塩基性染料や呈色剤の種類に応じて適宜選択されるも
のであり、特に限定するものではないが、一般に塩基性
染料1重量部に対して1〜50重量部、好ましくは2〜
10重量部程度の呈色剤が使用される。
【0034】塩基性染料および呈色剤を含む感熱記録層
用塗液は、一般に水を分散媒体とし、ボールミル、アト
ライター、サンドミルなどの攪拌・粉砕機により塩基性
染料および呈色剤を一緒に又は別々に微分散し、更に接
着剤を添加するなどして調製される。かかる接着剤の具
体例としては、例えばデンプン類、ヒドロキシエチルセ
ルロース、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロ
ース、ゼラチン、カゼイン、アラビアガム、ジイソブチ
レン・無水マレイン酸共重合体塩、スチレン・無水マレ
イン酸共重合体塩、エチレン・アクリル酸共重合体塩、
スチレン・アクリル酸共重合体塩、スチレン・ブタジエ
ン共重合体エマルジョン、尿素樹脂、メラミン樹脂、ア
ミド樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリビニルアルコール、
変性ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン等が
挙げられる。これらの中でも、ポリビニルアルコールは
感熱記録層の凝集強度を高めるため好ましく用いられ
る。
【0035】接着剤の使用量については、使用する接着
剤の種類によって異なるため、限定するものではない
が、感熱記録層全固形分の10〜50重量%程度使用す
るとよい。特に、支持体の片面側に感熱記録層と剥離層
を有する構成の感熱記録用粘着シートの場合、感熱記録
層上に塗布される剥離層を保持しなければならないた
め、感熱記録層全固形分の20〜50重量%、好ましく
は25〜45重量%の範囲で使用することが望ましい。
また、接着剤成分としてポリビニルアルコールを使用す
る場合は、感熱記録層中の接着剤の全固形分の20重量
%以上、好ましくは30重量%以上使用することによ
り、剥離層に問題を来さない感熱記録層が得れる。
【0036】これら塗液中には必要に応じて各種の助剤
を添加することができ、例えばジオクチルスルホコハク
酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウ
ム、ラウリルアルコール硫酸エステルナトリウム、脂肪
酸金属塩等の分散剤、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸
カルシウム、ポリエチレンワックス、カルナバロウ、パ
ラフィンワックス、エステルワックス等のワックス類、
消泡剤、着色染料、および顔料、増感剤、保存性改良
剤、紫外線吸収剤等が適宜添加される。
【0037】顔料としては、例えばカオリン、クレー、
炭酸カルシウム、焼成クレー、焼成カオリン、酸化チタ
ン、珪藻土、微粒子状無水シリカ、活性白土等の無機顔
料やスチレンマイクロボール、ナイロンパウダー、ポリ
エチレンパウダー、尿素・ホルマリン樹脂フィラー、生
デンプン粒子等の有機顔料等が挙げられる。
【0038】記録感度を高めるために添加される増感剤
の具体例としては、例えばステアリン酸アミド、N−エ
イコサン酸アミド、エチレンビスステアリン酸アミド、
メチレンビスステアリン酸アミド、テレフタル酸ジベン
ジル、p−ベンジルオキシ安息香酸ベンジル、1−ヒド
ロキシ−2−ナフトエ酸フェニル、2−ナフチルベンジ
ルエーテル、m−ターフェニル、シュウ酸ジベンジル、
シュウ酸−ジ−p−メチルベンジル、シュウ酸−ジ−p
−クロロベンジル、p−ベンジルビフェニル、p−トリ
ルビフェニルエーテル、ジ(p−メトキシフェノキシエ
チル)エーテル、1,2−ジ(3−メチルフェノキシ)
エタン、1,2−ジ(4−メチルフェノキシ)エタン、
1,2−ジ(4−メトキシフェノキシ)エタン、1,2
−ジ(4−クロロフェノキシ)エタン、1,2−ジフェ
ノキシエタン、1−(4−メトキシフェノキシ)−2−
(3−メチルフェノキシ)エタン、p−メチルチオフェ
ニルベンジルエーテル、1,4−ジ(フェニルチオ)ブ
タン、p−アセトトルイジド、p−アセトフェネチジ
ド、N−アセトアセチル−p−トルイジン、ジ(β−ビ
フェニルエトキシ)ベンゼン、p−ジ(ビニルオキシエ
トキシ)ベンゼン、1−イソプロピルフェニル−2−フ
ェニルエタン等が挙げられる。これらの増感剤の使用量
は特に限定されないが、一般に呈色剤1重量部に対して
4重量部以下程度の範囲で調節するのが望ましい。
【0039】記録像の保存性を高めるために添加される
保存性改良剤としては、例えば次のものが挙げられる。
2,2’−メチレンビス(4−メチル−6−tert−ブチ
ルフェノール)、2,2,2’−エチリデンビス(4,
6−ジ−tert−ブチルフェノール)、2−〔1−(2−
ヒドロキシ−3,5−ジ−tert−ペンチルフェニル)エ
チル〕−4,6−ジ−tert−ペンチルフェニルアクリレ
ート、2−tert−ブチル−6−(3−tert−ブチル−2
−ヒドロキシ−5−メチルベンジル)−4−メチルフェ
ニルアクリレート)4,4’−チオビス(2−メチル−
6−tert−ブチルフェノール)、4,4’−ブチリデン
ビス(6−tert−ブチル−m−クレゾール)、1,1,
3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−シクロ
ヘキシルフェニル)ブタン、1,1,3−トリス(2−
メチル−4−ヒドロキシ−5−tert−ブチルフェニル)
ブタン、4,4’−チオビス(3−メチルフェノール)
2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジクロロフェ
ニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3,
5−ジメチルフェニル)プロパン等のヒンダードフェノ
ール化合物、1,4−ジグリシジルオキシベンゼン、
4,4’−ジグリシジルオキシジフェニルスルホン、4
−ベンジルオキシ−4’−(2−メチルグリシジルオキ
シ)ジフェニルスルホン、テレフタル酸ジグリシジル、
クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、フェノールノボ
ラック型エポキシ樹脂、ビスフェノールA型エポキシ樹
脂等のエポキシ化合物、N,N’−ジ−2−ナフチル−
p−フェニレンジアミン、2,2’−メチレンビス
(4,6−ジ−tert−ブチルフェニル)ホスフェイトの
ナトリウムまたは多価金属塩、ビス(4−エチレンイミ
ノカルボニルアミノフェニル)メタン等。なかでも1,
1,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−シ
クロヘキシルフェニル)ブタンは耐水性に優れた効果を
持ち、また地肌カブリを起こしにくいため、好ましく用
いられる。また、近赤外領域に吸収を有する塩基性染料
のなかには、光による褪色を起こしやすいものが多い
が、これらの塩基性染料を用いる場合は、N,N’−ジ
−2−ナフチル−p−フェニレンジアミンは耐光性改良
に優れた効果を持つため好ましく用いられる。なお、感
熱記録層は、複数の層に分けて構成してもよく、また発
色の異なる記録層を複数積層しても構わない。
【0040】本発明の感熱記録用粘着シートは、剥離層
が感熱記録層に悪影響を及ぼすことを防いだりしたり、
或いは記録適性を改良する目的で、感熱記録層上に水溶
性または水分散性の接着剤を含有する保護層を設けても
よい。かかる水溶性または水分散性の接着剤の具体例と
しては、例えばデンプン類、ヒドロキシエチルセルロー
ス、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、
ゼラチン、カゼイン、アラビアガム、ポリビニルアルコ
ール、カルボキシ変性ポリビニルアルコール、アセトア
セチル基変性ポリビニルアルコール、ケイ素変性ポリビ
ニルアルコール、ジイソブチレン・無水マレイン酸共重
合体塩、スチレン・無水マレイン酸共重合体塩、エチレ
ン・アクリル酸共重合体塩、スチレン・アクリル酸共重
合体塩、スチレン・ブタジエン共重合体エマルジョン、
尿素樹脂、メラミン樹脂、アミド樹脂、ポリウレタン樹
脂等が例示できる。なかでもアセトアセチル基変性ポリ
ビニルアルコール、カルボキシ変性ポリビニルアルコー
ル、珪素変性ポリビニルアルコールは、強固なフィルム
を形成することができるため特に好ましく用いられ、ア
セトアセチル基変性ポリビニルアルコールがより好まし
い。
【0041】保護層中には、必要に応じて顔料を添加す
ることができる。その具体例としては、炭酸カルシウ
ム、酸化亜鉛、酸化アルミニウム、二酸化チタン、二酸
化珪素、水酸化アルミニウム、硫酸バリウム、タルク、
カオリン、クレー、焼成カオリン、コロイダルシリカ等
の無機顔料、スチレンマイクロボール、ナイロンパウダ
ー、ポリエチレンパウダー、尿素・ホルマリン樹脂フィ
ラー、生デンプン粒子等の有機顔料等が挙げられ、なか
でもカオリンや水酸化アルミニウムを用いた場合はバリ
ヤー性が高く、記録濃度の低下も小さいため好ましく用
いられる。
【0042】保護層用塗液の調製方法については特に限
定するものではなく、一般に水を分散媒体とし、接着
剤、必要に応じて用いられる顔料等を混合攪拌して調製
される。更に、保護層用塗液中には、必要に応じてステ
アリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム、ポリエチレン
ワックス、カルナバロウ、パラフィンワックス、エステ
ルワックス等の滑剤、ジオクチルスルホコハク酸ナトリ
ウム等の界面活性剤(分散剤、濡れ剤)、紫外線吸収
剤、蛍光染料、着色染料、酸化防止剤、消泡剤、カリミ
ョウバンや酢酸アルミニウム等の水溶性多価金属塩等の
各種助剤を適宜添加することもできる。また、耐水性を
一層向上させるためにグリオキサール、ホウ酸、ジアル
デヒドデンプン、エポキシ系化合物等の硬化剤を併用す
ることもできる。
【0043】また、保護層塗液中にはポリウレアまたは
ポリウレタン・ポリウレア樹脂からなる壁膜を有するマ
イクロカプセルを含有させることができ、マイクロカプ
セル中には芯物質として、各種溶媒の他、ポリブテン、
液体ポリブタジエン等の中分子ポリマーや、紫外線吸収
剤、蛍光染料、着色染料、離型剤、酸化防止剤等を内包
することもできる。
【0044】感熱記録層および保護層の形成方法につい
ては特に限定されず、例えばエアーナイフコーティン
グ、バリバーブレードコーティング、ピュアーブレード
コーティング、ロッドブレードコーティング、ショート
ドウェルコーティング、カーテンコーティング、ダイコ
ーティング、リップコーティング等の適当な塗布方法に
より感熱記録層用塗液を支持体上に塗布・乾燥した後、
更に保護層用塗液を感熱記録層上に塗布・乾燥する等の
方法で形成される。また、感熱記録層用塗液の塗布量は
乾燥重量で2〜12g/m2 ,好ましくは3〜10g/
2 程度、保護層用塗液の塗布量は乾燥重量で0.1〜
20g/m2 、好ましくは0.5〜10g/m2 程度の
範囲で調節される。
【0045】また、剥離層、粘着剤層の形成方法につい
ても特に限定されるものではなく、感熱記録層、保護層
の形成方法と同様の方法等が挙げられる。剥離層用塗液
の塗布量は乾燥重量で0.5〜20g/m2 、好ましく
は1〜10g/m2 程度、粘着剤層の塗布量は乾燥重量
で3〜50g/m2 、好ましくは5〜30g/m2 程度
の範囲で調節される。なお、必要に応じて伸長紙と粘着
剤層の間にも保護層を設け、一層保存性を高めることも
可能である。
【0046】これらの剥離層、粘着剤層については、そ
れぞれ、記録体表面または裏面の全面に塗布されるが、
例えば粘着剤層を部分的に塗布することも可能であり、
この場合、剥離層は、少なくとも粘着剤層があたる部分
のみ、若しくは表面全体に塗布するとよい。また、粘着
剤層の形成方法については、記録体裏面に直接塗布する
方法あるいは剥離層上に塗布して巻き取り記録体裏面に
転移させる方法も可能である。なお、剥離シートを用い
る場合は、剥離シートに粘着剤を塗布した後、感熱記録
体の裏面を積層するか、感熱記録体の裏面に粘着剤層を
設けた後、剥離シートと積層する方法で製造することが
できる。
【0047】本発明の感熱記録体では、支持体に伸長紙
を用いるものであるが、これらは先に述べたように、表
面に微細なシワを有するものであり、高速記録の場合、
このシワによって画質が低下する傾向があるため、支持
体と感熱記録層との間にJISK 5101に基づいて測定され
る吸油量が80〜300cc/100gである吸油性顔
料を含有する中間層を設けることが好ましい。この範囲
の吸油性顔料を含有する中間層を設けることにより、画
質の低下をおさえるだけでなく、動的感度や白色度も向
上するものである。吸油量が80cc/100g未満の
顔料では記録像の画質低下を抑える効果が不十分であ
り、また吸油量が300cc/100gを超える顔料で
は鮮明な記録画像が得られず、記録体の表面強度が低下
する傾向があるため好ましくない。
【0048】吸油性顔料は、中間層全固形分の50〜9
8重量%程度、好ましくは75〜95重量%程度の範囲
で含有させることが好ましい。このような吸油性顔料の
具体例としては、例えば焼成クレー、酸化アルミニウ
ム、酸化チタン、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、
珪藻土、無定形シリカ、珪酸アルミニウム、珪酸マグネ
シウム、珪酸カルシウム、アルミノ珪酸ソーダ、アルミ
ノ珪酸マグネシウム等で上記特定の吸油量を有するも
の、或いは一般の顔料を物理的、化学的に処理して上記
特定の吸油量を有するようにした無機や有機の顔料、有
機の中空粒子や発泡性ポリマー等も使用することができ
るが、特に焼成クレーと無定形シリカは断熱性に優れて
いるため好ましく用いられる。
【0049】中間層は上記の如き吸油性顔料と接着剤を
主成分とし各種の助剤を適宜配合した塗液を塗布・乾燥
する方法で形成されるが、かかる接着剤としては、例え
ばデンプン類、セルロース類、タンパク質類、アラビア
ガム、ポリビニルアルコール、スチレン・無水マレイン
酸共重合体塩、酢ビ・無水マレイン酸共重合体塩、ポリ
アクリル酸塩等の水溶性高分子、スチレン・ブタジエン
共重合体エマルジョン、アクリロニトリル・ブタジエン
共重合体エマルジョン等の各種エマルジョン等が適宜選
択して用いられる。
【0050】なお、中間層は二層以上の多層構造として
もよく、塗布量は2〜20g/m2程度、好ましくは3
〜15g/m2 程度の範囲で調節される。中間層の形成
方法については特に限定されず、例えば、エアーナイフ
コーティング、バリバーブレードコーティング、ピュア
ーブレードコーティング、ロッドブレードコーティン
グ、ショートドウェルコーティング、カーテンコーティ
ング、ダイコーティング等の適当な塗布方法により中間
層塗液を支持体上に塗布・乾燥する方法等で形成され
る。なかでも、ピュアーブレードコーティング、ロッド
ブレードコーティングは、記録体の画質を改善する効果
が優れており好ましく用いられる。
【0051】更に、各層塗抹後にスーパーカレンダー掛
け等の平滑化処理を施すことなども可能である。特に最
上層に剥離層が塗布,形成されるような場合は、感熱記
録層、保護層の表面を平滑にすることは、平滑な剥離層
を得る上で必要である。これらの表面はベック平滑度で
500秒以上とすることが望ましい。また、その他の感
熱記録体製造分野における各種の公知技術が必要に応じ
て付加し得るものである。
【0052】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明をより具体的に
説明するが、勿論これらに限定されるものではない。な
お、例中の「部」及び「%」は、特に断らない限りそれ
ぞれ「重量部」及び「重量%」を示す。
【0053】A液調製 焼成クレー〔吸油量:110ml/100g〕100
部、ポリアクリル酸ナトリウムの40%水溶液1部、ポ
リビニルアルコールの10%水溶液200部および水1
00部からなる組成物を混合攪拌して中間層用塗液を得
た。
【0054】B液調製 3−ジ−(n−ブチル)アミノ−6−メチル−7−アニ
リノフルオラン10部、メチルセルロースの5%水溶液
5部および水40部からなる組成物をサンドミルで平均
粒子径が1.0μmになるまで粉砕した。
【0055】C液調製 4−ヒドロキシ−4’−イソプロポキシジフェニルスル
ホン30部、メチルセルロースの5%水溶液5部および
水80部からなる組成物をサンドミルで平均粒子径が
1.0μmになるまで粉砕した。
【0056】D液調製 1,2−ジ(3−メチルフェノキシ)エタン20部、メ
チルセルロースの5%水溶液5部および水55部からな
る組成物をサンドミルで平均粒子径が1.0μmになる
まで粉砕した。
【0057】実施例1 中間層の形成 坪量75g/m2 のセミクルパック紙(紙質は表1)の
片面にA液を乾燥後の塗布量が9g/m2 となるように
塗布乾燥した後、スーパーカレンダーによる平滑化処理
を行って中間層を形成した。
【0058】 感熱記録層の形成 B液55部、C液115部、D液80部、10%ポリビ
ニルアルコール水溶液160部、50%SBRラテック
ス20部および炭酸カルシウム17部を混合攪拌して得
た感熱記録層用塗液を、中間層上に乾燥後の塗布量が6
g/m2 となるように塗布乾燥して感熱記録層を形成し
た。
【0059】 保護層の形成 アセトアセチル基変性ポリビニルアルコールの10%水
溶液250部、カオリン〔商品名:UW−90、EMC
社製〕70部、ステアリン酸亜鉛の30%水分散液6部
および水150部からなる組成物を混合攪拌して得た保
護層用塗液を、感熱記録層上に乾燥後の塗布量が5g/
2 となるように塗布乾燥した後、スーパーカレンダー
による表面平滑化処理を行い保護層を形成した。なお、
保護層表面のベック平滑度は1200秒であった。
【0060】 剥離層の形成 無溶剤紫外線硬化型シリコーン〔1.5モル%のメルカ
プト基含有オルガノポリシロキサン30重量部と1.5
モル%のビニル基含有オルガノポリシロキサン70重量
部からなる混合組成物、信越化学工業社製〕100重量
部、硬化開始剤(アセトフェノン)3重量部を混合攪拌
して得た剥離層用塗液を上記の保護層上に塗布量が1.
5g/m2 となるように塗布した後、紫外線を照射して
剥離層を形成した。
【0061】 粘着剤層の形成 支持体の感熱記録層側とは反対面にアクリル樹脂系粘着
剤エマルジョンを乾燥後の塗布量が20g/m2 となる
ように塗布乾燥した後巻取り、剥離紙のない感熱記録用
粘着シートを得た。
【0062】実施例2 実施例1の中間層の形成において、坪量75g/m2
セミクルパック紙の代わりに坪量75g/m2 のクルパ
ック紙(紙質は表1)を使用した以外は実施例1と同様
にして感熱記録用粘着シートを得た。
【0063】実施例3 実施例1の粘着剤層の形成において、剥離層上に粘着剤
層用塗液を塗布乾燥して、巻き取った以外は実施例1と
同様にして感熱記録用粘着シートを得た。
【0064】実施例4 実施例1の剥離層の形成において、無溶剤紫外線硬化型
シリコーン100重量部、アセトフェノン3重量部の代
わりに電子線硬化型アクリル変性シリコーン樹脂を塗布
量が1.5g/m2 となるように塗布した後、電子線を
照射して剥離層を形成した以外は実施例1と同様にして
感熱記録用粘着シートを得た。
【0065】比較例1 実施例1において、坪量75g/m2 のセミクルパック
紙の代わりに坪量75g/m2 の上質紙(紙質は表1)
を使用した以外は実施例1と同様にして感熱記録用粘着
シートを得た。
【0066】比較例2 実施例1において、坪量75g/m2 のセミクルパック
紙の代わりに坪量50g/m2 の上質紙(紙質は表1)
を使用した以外は実施例1と同様にして感熱記録用粘着
シートを得た。
【0067】実施例5 感熱記録層の形成 B液55部、C液115部、D液80部、10%ポリビ
ニルアルコール水溶液80部および炭酸カルシウム35
部を混合攪拌して得た感熱記録層用塗液を、実施例1で
得られた中間層上に乾燥後の塗布量が6g/m2 となる
ように塗布乾燥して感熱記録層を形成した。
【0068】 保護層の形成 アセトアセチル基変性ポリビニルアルコールの10%水
溶液250部、カオリン〔商品名:UW−90、EMC
社製〕70部、ステアリン酸亜鉛の30%水分散液6部
および水150部からなる組成物を混合攪拌して得た保
護層用塗液を、上記の感熱記録層上に乾燥後の塗布量が
5g/m2 となるように塗布乾燥した後、スーパーカレ
ンダーによる表面平滑化処理を行い保護層を形成した。
【0069】 再剥離性粘着剤層の形成 2液架橋型アクリル系粘着剤〔商品名:AE224、日
本合成ゴム社製〕100部に対してエポキシ系架橋剤1
部を添加し、混合攪拌して得られた再剥離性粘着剤層用
塗液を、シリコーン樹脂を塗布した市販の剥離紙のシリ
コーン樹脂面(剥離層面)に乾燥後の重量が20g/m
2 となるように塗布乾燥して再剥離性粘着剤層を形成し
た後、上記の保護層側とは反対の支持体の面(裏面)
と剥離紙を再剥離性粘着剤層を介して貼り合わせ、感熱
記録用粘着シートを得た。
【0070】実施例6 実施例5において、坪量75g/m2 のセミクルパック
紙の代わりに坪量75g/m2 のクルパック紙(紙質は
表1)を使用した以外は実施例5と同様にして感熱記録
用粘着シートを得た。
【0071】実施例7 実施例5の感熱記録層の形成において、炭酸カルシウム
35部の代わりに炭酸カルシウム20部および黄色顔料
パーマネントイエローHR15部を用いた以外は実施例
5と同様にして地肌部が黄色の感熱記録用粘着シートを
得た。
【0072】実施例8 B液調製において、3−ジ−(n−ブチル)アミノ−6
−メチル−7−アニリノフルオラン10部の代わりに3
−シクロヘキシルアミノ−6−クロロフルオラン10部
を使用した以外は実施例5と同様にして赤発色系の感熱
記録用粘着シートを得た。
【0073】実施例9 B液調製において、3−ジ−(n−ブチル)アミノ−6
−メチル−7−アニリノフルオラン10部の代わりに3
−シクロヘキシルアミノ−6−クロロフルオラン10部
を用い、且つ実施例5の感熱記録層の形成において、炭
酸カルシウム35部の代わりに炭酸カルシウム20部お
よび黄色顔料パーマネントイエローHR15部を用いた
以外は実施例5と同様にして地肌部が黄色の感熱記録用
粘着シートを得た。
【0074】実施例10 実施例5において、坪量75g/m2 のセミクルパック
紙の代わりに坪量60g/m2 のクルパック紙(紙質は
表1)を使用した以外は実施例1と同様にして感熱記録
用粘着シートを得た。
【0075】比較例3 実施例5において、坪量75g/m2 のセミクルパック
紙の代わりに坪量75g/m2 の上質紙(紙質は表1)
を使用した以外は実施例5と同様にして感熱記録用粘着
シートを得た。
【0076】比較例4 実施例5において、坪量75g/m2 のセミクルパック
紙の代わりに90g/m2 の上質紙(紙質は表1)を使
用した以外は実施例5と同様にして感熱記録用粘着シー
トを得た。
【0077】比較例5 実施例5において、坪量75g/m2 のセミクルパック
紙の代わりに厚さ100μmのポリプロピレンフィルム
を使用した以外は実施例5と同様にして感熱記録用粘着
シートを得た。
【0078】支持体および得られた感熱記録用粘着シー
トについて下記に示した方法により評価を行い、得られ
た結果を〔表1〕〜〔表3〕に示した。
【0079】〔評価〕 (1) 〔支持体の縦方向および横方向の伸び率〕 使用した各支持体の縦方向および横方向の伸び率を、JI
S P 8132に基づいて測定した。
【0080】(2) 〔支持体の横方向の引裂強度〕 使用した各支持体の横方向の引裂強度を、JIS P 8116に
基づいて測定した。 (3) 〔支持体の白色度〕 使用した各支持体の白色度を、JIS P 8123に基づいて測
定した。
【0081】(4) 〔支持体への中間層塗液の塗工性〕 実施例1〜2、比較例1〜4、および実施例10におい
て用いた支持体上に、焼成クレー〔吸油量:110ml
/100g〕100部、ポリアクリル酸ナトリウムの4
0%水溶液1部、ポリビニルアルコールの10%水溶液
200部および水100部からなる中間層用塗液を乾燥
後の塗布量が9g/m2 となるようにブレード塗工によ
り塗布乾燥して得られた中間層の塗布面を下記の如く目
視判定した。 ◎ :塗布面が非常に均一である。 ○ :塗布面が均一である。 ○′:塗布面がやや不均一である。
【0082】(5) 〔発色性〕 感熱記録評価機〔商品名:TH−PMD、大倉電機社
製〕を用い、印加エネルギー:0.5mJ/dotにて
各感熱記録用粘着シートを発色させ、得られた記録像を
マクベス濃度計〔RD−914型、マクベス社製〕でビ
ジュアルモードにて測定した。なお、実施例5〜9、お
よび比較例3〜5で得られた感熱記録用粘着シートに関
しては再剥離粘着剤層面に剥離紙を有する状態で記録し
た。
【0083】(6) 〔白色度〕 得られた各感熱記録用粘着シートの白色度を、JIS P 81
23に基づいて測定した。
【0084】(7) 〔粘着シート適性1〕 実施例1〜4、および比較例1〜2で得られた感熱記録
用粘着シートの巻き取りを剥がして粘着剤があたってい
た面を観察し、粘着剤残りと表面状態から、粘着紙、剥
離紙としての性能を評価した。 粘着シート適性1の評価基準 ◎:粘着シート表面に粘着剤残りがなく、剥離層も問題
がない。 ○:剥離層に僅かな傷が見られる。
【0085】(8) 〔粘着シート適性2〕 実施例1〜4、および比較例1〜2で得られた各感熱記
録用粘着シートを257mm×50mmのテープ状に裁
断し、このテープで直径(外径)50mm、肉厚4m
m、長さ50mmのポリカーボネート製パイプ2本を束
ねる様に貼り付けて、おのおののパイプに直径2mmの
針金を通して輪を作り、一方の輪に重りを吊り下げ、も
う一方の輪を持ち上げ何kgまで持ち上がるかを調べ
た。
【0086】(9) 〔再剥離粘着シート適性1〕 実施例5〜10、および比較例3〜5で得られた各感熱
記録用粘着シートを支持体の流れ方向100mm横方向
15mmの大きさに裁断し、平滑なアクリル板に貼り付
けた後、20℃、65%RHの条件下に24時間放置し
た後、180°ピールにより、粘着シートを剥がして、
アクリル板の状態と粘着シートの状態により再剥離性を
評価した。
【0087】(10)〔再剥離粘着シート適性2〕 (9) の評価において、アクリル板の代わりに研磨したス
テンレスを使用した以外は(9) と同様にして再剥離性を
評価した。 再剥離粘着シート適性1および2の評価基準 5:被着体に粘着剤残りがなく、粘着シートも破れな
い。 4:被着体に少しの粘着剤と粘着シートの一部が残る。 3:被着体に粘着剤が大量に残る。 2:被着体に粘着剤と粘着シートが大量に残る。 1:粘着シートが破れて剥がせない。
【0088】
【表1】
【0089】
【表2】
【0090】
【表3】
【0091】
【発明の効果】〔表1〕、〔表2〕、〔表3〕から明ら
かなように、本発明の感熱記録用粘着シートは、過酷な
条件にも十分耐えうるもので、配送用ラベルや航空バゲ
ッジタグ等にも十分使用できるものである。また、再剥
離性粘着シートとしても優れたものとなるものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09J 7/04 JLJ C09J 7/04 JLJ D21H 19/20 G09F 3/02 F 27/00 3/10 B G09F 3/02 B41M 5/18 B 3/10 101F 101E D21H 1/34 H 5/00 B

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持体の片面側に感熱記録層、または感熱
    記録層および保護層を順次設け、裏面側に粘着剤層を設
    けた感熱記録用粘着シートにおいて、支持体に伸長紙を
    用いたことを特徴とする感熱記録用粘着シート。
  2. 【請求項2】伸長紙の横方向の伸び率(JIS P 8132に基
    づく)が6%以上、縦方向の伸び率が8%以下である請
    求項1記載の感熱記録用粘着シート。
  3. 【請求項3】縦方向の伸び率が2.5〜5%である請求
    項2記載の感熱記録用粘着シート。
  4. 【請求項4】伸長紙が、坪量40〜200g/m2 であ
    り、横方向の引裂強度(JIS P 8116に基づく)70gf
    以上であり、白色度(JIS P 8123に基づく)70%以上
    である請求項1〜3のいずれか一項に記載の感熱記録用
    粘着シート。
  5. 【請求項5】粘着剤層が再剥離性粘着剤を主成分とする
    請求項1〜4のいずれか一項に記載の感熱記録用粘着シ
    ート。
  6. 【請求項6】再剥離性粘着剤が2液架橋型アクリル系粘
    着剤である請求項5記載の感熱記録用粘着シート。
  7. 【請求項7】最上層の感熱記録層上または保護層上に剥
    離層を設けた請求項1〜6のいずれか一項に記載の感熱
    記録用粘着シート。
  8. 【請求項8】剥離層の主成分が紫外線硬化型または電子
    線硬化型のシリコーン樹脂である請求項7記載の感熱記
    録用粘着シート。
  9. 【請求項9】感熱記録層中に、バインダーを感熱記録層
    の全固形量に対して20〜50重量%含有させた請求項
    7または8記載の感熱記録用粘着シート。
  10. 【請求項10】感熱記録層中に、バインダーとしてポリ
    ビニルアルコールを感熱記録層中のバインダーの全固形
    量に対して20重量%以上含有させた請求項9記載の感
    熱記録用粘着シート。
  11. 【請求項11】剥離層が塗布される感熱記録層または保
    護層の表面の平滑度がベック平滑度で500秒以上であ
    る請求項7、8、9または10記載の感熱記録用粘着シ
    ート。
  12. 【請求項12】支持体と感熱記録層の間に吸油量(JIS
    K 5101に基づく)が80〜300cc/100gである
    吸油性顔料を含有する中間層を設けた請求項1〜11の
    いずれか一項に記載の感熱記録用粘着シート。
JP7282266A 1994-10-28 1995-10-30 感熱記録用粘着シート Pending JPH08230326A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005082741A (ja) * 2003-09-10 2005-03-31 Saikyosha:Kk 粘着加工シート及びこの粘着加工シートを用いた製品

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