JPH08229587A - 家畜糞尿用活性汚泥処理装置及び設置方法 - Google Patents

家畜糞尿用活性汚泥処理装置及び設置方法

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JPH08229587A
JPH08229587A JP7065131A JP6513195A JPH08229587A JP H08229587 A JPH08229587 A JP H08229587A JP 7065131 A JP7065131 A JP 7065131A JP 6513195 A JP6513195 A JP 6513195A JP H08229587 A JPH08229587 A JP H08229587A
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JP
Japan
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aeration tank
tank
frp
preliminary
activated sludge
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JP7065131A
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Inventor
Motofusa Nakamura
元総 中村
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AICHI PREF GOV KEIZAI NOGYO KY
AICHI PREF GOV KEIZAI NOGYO KYODO KUMIAI RENGOKAI
Original Assignee
AICHI PREF GOV KEIZAI NOGYO KY
AICHI PREF GOV KEIZAI NOGYO KYODO KUMIAI RENGOKAI
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/10Biological treatment of water, waste water, or sewage

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  • Housing For Livestock And Birds (AREA)
  • Activated Sludge Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明、畜産廃棄物を有効に利用し、公害と
コストを低減を同時に達成する家畜糞尿用活性汚泥処理
装置を提供することを目的とするものである。を目的と
するものである。 【構成】 本発明は、FRP製飼料貯蔵容器2を予備曝
気槽3a〜3cとし、これら予備曝気槽の下部を基礎1
5に埋設し、予備曝気槽を切換弁11a,11bを介し
て管で既設曝気槽4に接続していることを特徴とする家
畜糞尿用活性汚泥処理装置1である。また本発明は、複
数のFRP製飼料貯蔵容器2を主曝気槽37a〜37c
及び予備曝気槽33a〜33cとし、主曝気槽と予備曝
気槽の下部を基礎85に埋設し、それらを切換弁41
a,41bを介して管で接続していることを特徴とする
家畜糞尿用活性汚泥処理装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家畜の糞尿を活性汚泥
法により処理するための家畜糞尿用活性汚泥処理装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、大規模経営の畜舎から排出される
家畜糞尿は、活性汚泥法により処理されている。活性汚
泥処理装置はコンクリート製の容積一定のものであり基
礎に固定されているものである。家畜糞尿は沈殿池を介
して曝気槽に送られ、その曝気槽において、活性汚泥と
いわれる好気性微生物を多量に含む種汚泥を処理すべき
糞尿と十分に混合し、通過時間として16〜24時間曝
気し、糞尿に含まれる有機物を酸化分解・凝集吸着・沈
殿の各作用で除去するものである。曝気後の混合液は沈
澄池において沈殿させ、その上澄液浄化水として放流さ
れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、増産により頭
数が増加した場合には、活性汚泥処理装置の負荷率が高
くなり、最低通過時間16時間が保持できなくなり、活
性汚泥菌の働きが悪くなり、浄化率が悪くなり、水質汚
濁を引き起こす。また新規に活性汚泥処理装置を設ける
場合には建設コストが高いというデメリットがある。ま
た既設の活性汚泥処理装置はあるが畜産経営環境の変化
により飼育頭数を増加させたい場合には、曝気槽の増設
にはコストを要するとともに場所的に増設が困難である
場合がある。また季節によっても曝気量に変動がある
が、曝気量の変動に対応することが出来ない。
【0004】一方、畜産経営規模を縮小する場合には、
FRP製飼料貯蔵容器が不要となるが、それを廃棄する
と公害が発生してしまうため、その処理に困っていた。
【0005】上記にかんがみ、本発明は、畜産廃棄物を
有効に利用し、公害とコストを低減を同時に達成する家
畜糞尿用活性汚泥処理装置を提供することを目的とする
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、FRP製飼料
貯蔵容器を予備曝気槽とし、該予備曝気槽の下部を基礎
に埋設し、該予備曝気槽を切換弁を介して管で既設曝気
槽に接続していることを特徴とする家畜糞尿用活性汚泥
処理装置である。また本発明は、複数のFRP製飼料貯
蔵容器を主曝気槽及び予備曝気槽とし、該主曝気槽と予
備曝気槽の下部を基礎に埋設し、それらを切換弁を介し
て管で接続していることを特徴とする家畜糞尿用活性汚
泥処理装置である。また本発明はFRP製飼料貯蔵容器
と支持脚の下端を切断して本体を分離し、該本体の上部
に窓を設け、該本体下部を基礎に埋設し、該本体を予備
曝気槽とし、該本体を既設曝気槽に切換弁を介して管で
接続して増設したことを特徴とする家畜糞尿用活性汚泥
処理装置の増設方法である。さらに、本発明は、複数の
FRP製飼料貯蔵容器と支持脚の下端を切断して本体を
分離し、該本体の上部に窓を設け、該本体の下部を基礎
に埋設し、該本体を主曝気槽と予備曝気槽とし、それら
を切換弁を介して管で接続したことを特徴とする家畜糞
尿用活性汚泥処理装置の設置方法である。
【0007】
【作用】公害の発生する廃棄物の処理を兼ねつつ、設置
コストを三分の一以下とし、また経営規模の増減に対応
して、曝気槽の増設に柔軟に対応でき、あるいは曝気槽
を撤去することにより、飼育頭数が減った場合でも対応
できる。
【0008】
【実施例】以下、図1〜図6に基づいて、本発明の実施
例の家畜糞尿用活性汚泥処理装置ついて説明する。図1
〜図3は第一実施例の活性汚泥処理装置1であり、図6
に示すような外観の、不要となった5トン用のFRP製
飼料貯蔵容器2を予備曝気槽3として活用し、既設活性
汚泥処理装置4に増設して構成したものである。小規模
の畜産業者が事業を廃止したときに廃物として生じてく
るものを利用しようとするものである。図4と図5は、
第二実施例の活性汚泥処理装置であり、図6に示すよう
な外観の、不要となった飼料貯蔵容器2を建設材料とし
て新規の活性汚泥処理装置を構成したものである。
【0009】図1〜図3は第一実施例の活性汚泥処理装
置1について説明する。図6のFRP製飼料貯蔵容器2
は家畜飼料を内部に保存しておくものであり、その構造
等は後述する。予備曝気槽3は直列に連結された予備曝
気槽3a〜予備曝気槽3bからなるものであり、それぞ
れがFRP製飼料貯蔵容器2を加工したものであり、豚
50頭分の糞尿を処理するために増設されたものであ
る。既設活性汚泥処理装置4はコンクリート製立方体形
状容器であり複数の区画に仕切られおり、豚200頭分
の糞尿を処理するために設置されているものである。全
体で250頭分の糞尿を処理することが出来るようにな
っている。既設活性汚泥処理装置4は原水槽5,前沈殿
槽6,曝気槽7,沈殿槽8,消毒槽9,濃縮槽10に仕
切られ区画されている。原水槽5は畜舎からの糞尿を一
旦受けて図示せぬポンプで前沈殿槽6に送るものであ
る。前沈殿槽6は曝気の前段階における沈殿を行うもの
である。前沈殿槽6からの配管は分岐しており、その一
方はボール弁11aを介して曝気槽7と接続されてお
り、ボール弁11bを介して予備曝気槽3aと接続され
ている。予備曝気槽3aは予備曝気槽3bと接続され、
予備曝気槽3bが予備曝気槽3cと接続されている。予
備曝気槽3a〜予備曝気槽3cは既設活性汚泥処理装置
4の短辺に平行に配置され、曝気槽7による本曝気の前
段階の曝気を行うものである。曝気槽7は2区画に分か
れているものである。既設活性汚泥処理装置4の角部に
沈殿槽8が設けられており、曝気槽7で曝気された処理
水を沈殿処理するものである。沈殿槽8に隣接する消毒
槽9は、沈殿槽8の上澄液を受け入れて、それを消毒し
た後に、河川に放流するものである。濃縮槽10は原水
槽5に隣接して設けられており、沈殿槽8からの返送汚
泥が供給され、そこで濃縮された後、再び予備曝気槽3
a〜予備曝気槽3cで曝気されるようになっている。
【0010】図2と図3に示す予備曝気槽3について説
明する。予備曝気槽3は図6のFRP製飼料貯蔵容器2
の最下端部を切断したものであり、全体が円筒形状に形
成され、支持脚12で支持されているものであり、予備
曝気槽3の上部曲面には内部監視・メインテナンス用の
扇形の天窓13a〜天窓13cが穿設されている。また
下端部14を二点鎖線で示す鉄筋コンクリート基礎15
に埋設している。その埋設されている部分の高さは予備
曝気槽3a〜予備曝気槽3cの下部(傾斜している部
分)の高さの二分の一位である。最下端の孔から若干、
コンクリートが予備曝気槽3の内部に侵入して固定され
ている。予備曝気槽3の大部分を埋設すると、予備曝気
槽3が空になったときに、外圧により予備曝気槽3が押
しつぶされてしまうからである。予備曝気槽3aと予備
曝気槽3bとは連結管16aで連結され、予備曝気槽3
bと予備曝気槽3cとは連結管16bとで連結され、予
備曝気槽3cから連結管16cが延び出し、処理水が予
備曝気槽3aから予備曝気槽3cへと流れるようになっ
ている。天窓13中央部付近には消泡ノズル17が設け
られ、水を噴霧することにより、汚水の表面に生ずる泡
を消すことが出来るようになっている。消泡ノズル17
の設置により、泡により液面と大気との接触が妨げられ
ることが無くなり、大気中の酸素を汚水に十分に溶解す
ることができる。消泡ノズル17は供給管18に連結さ
れている。鉄筋コンクリート基礎15にはエアブロワ2
0が固着されており、配管21とボール弁22を介し
て、天窓13から垂直管23が延び出しており、先端に
ディフューザ24が設けられている。ディフューザ24
(散気管)は円板形であり360度から多数の孔が穿設
されており、エアブロワ20から送気されてきた空気が
前記孔から汚水に噴き出し拡散することにより、曝気が
行われるようになっている。ディフューザ24は中心か
ら偏心して設けられており、汚水が素通りすることを防
いでいる。
【0011】次に第一実施例の設置を説明する。図6の
FRP製飼料貯蔵容器2の矢視Xで切断して下部を切り
離す。天窓13を切り取り、図1,図2の鉄筋コンクリ
ート基礎15の所定位置に下端部14を埋設する。図6
のFRP製飼料貯蔵容器2の部品構成について説明す
る。FRP製のFRP製飼料貯蔵容器2aは下端が傾斜
した円筒形状であり、FRP製飼料貯蔵容器2b,FR
P製飼料貯蔵容器2cが設けられており、FRP製飼料
貯蔵容器2d,FRP製飼料貯蔵容器2eが巻かれてい
るものである。FRP製飼料貯蔵容器2の4本のスチー
ル製の支持脚12下端が鉄筋コンクリート基礎85に固
着されており、支持脚12とFRP製飼料貯蔵容器2
d,FRP製飼料貯蔵容器2eとが連結している。FR
P製飼料貯蔵容器2aの最下端にはFRP製飼料貯蔵容
器2fが設けられ、FRP製のFRP製飼料貯蔵容器2
gが縦に設けられ、飼料の充填度を視認することができ
るようになっている。またFRP製飼料貯蔵容器2hが
FRP製飼料貯蔵容器2a表面に垂設され、FRP製飼
料貯蔵容器2iがFRP製飼料貯蔵容器2hと連結して
いる。FRP製飼料貯蔵容器2jがFRP製飼料貯蔵容
器2aに着脱自在に被せられており、FRP製飼料貯蔵
容器2kがFRP製飼料貯蔵容器2jのFRP製飼料貯
蔵容器2mに着脱自在に取り付けられている。FRP製
飼料貯蔵容器2nがFRP製飼料貯蔵容器2jに取り付
けられている。
【0012】次に第一実施例の動作を説明する。汚水処
理量が多くなれば、通過時間を確保するため、ボール弁
11aを閉じ、ボール弁11bを開にして予備曝気と本
曝気を行い、汚水処理量が少なくなれば、ボール弁11
aを開け、ボール弁11bを閉じて、予備曝気は行われ
ず、本曝気のみ行われる。夏季には汚水への溶存酸素量
が少なくなり、冬季には溶存酸素量が多くなるので、運
転時間はタイムスイッチ等により調整され得る。
【0013】以上述べたように、第一実施例によれば、
通過時間を16〜24時間と確保することができ、浄化
効率が最適となるのである。汚水にはアンモニア性窒素
が含まれている。通過時間が短いと、嫌気性となり、ア
ンモニア性窒素が亜硝酸性窒素に十分に変化せず、好ま
しくない。通過時間が好適であると(16〜24時
間)、酸素が十分混入して好気性となり、アンモニア性
窒素が亜硝酸性窒素に変わり、活性汚泥の繁殖に好適で
ある。しかし、通過時間が長くなると、亜硝酸性窒素が
酸化も還元もしない硝酸性窒素に変わり、窒素ガスが発
生してしまい、汚泥を持ち上げてしまい好ましくない。
【0014】既設のものを増設するよりも、設置が少な
く敷地を有効に活用することができる。FRP製曝気槽
であり腐食が無く化学的に安定であるので、金属壁であ
る場合のように汚水に悪影響を与えることが無い。FR
P製曝気槽は軽量であるので、設計変更工事が容易であ
るし、運搬時には、蓋を取って、多重に重ねることがで
き、一度に運搬できる数が多く、運搬費のコスト低減に
も資することが出来る。
【0015】第二実施例の活性汚泥処理装置31を図
4,図5に基づいて説明する。第二実施例は第一実施例
と技術的思想は同じであるが、初めから活性汚泥処理装
置を新設する場合であり、予備曝気槽3のみならず既設
活性汚泥処理装置4をもFRP製飼料貯蔵容器2で構成
したものである。また予備曝気槽と本曝気槽の連結が若
干異なっている。原水槽35,前沈殿槽36,曝気槽3
7,沈殿槽38,消毒槽39,予備曝気槽33a〜予備
曝気槽33cと曝気槽37a〜曝気槽37cは図4のよ
うに連結管60〜連結管70で連結されている。原水槽
35は畜舎からの糞尿を一旦受けて図示せぬポンプで前
沈殿槽36に送るものである。前沈殿槽36は曝気の予
備階における沈殿を行うものである。曝気槽37aから
配管62,63が分岐しており、それぞれボール弁41
aとボール弁41bとが設けられている。ボール弁41
aを介して曝気槽37bと接続されており、ボール弁4
1bを介して予備曝気槽33aと接続されいる。予備曝
気槽33aは予備曝気槽33bと接続され、予備曝気槽
33bが予備曝気槽33cと接続され、予備曝気槽33
cは原水槽56を介して曝気槽37bと連結している。
予備曝気槽33a〜予備曝気槽33cは曝気槽37a〜
曝気槽37cと平行に配置されており、曝気槽37a〜
曝気槽37cによる本曝気の予備段階の曝気を行うもの
である。沈殿槽38は曝気槽37cで曝気された汚水を
沈殿処理するものである。沈殿槽38に隣接する消毒槽
39は、沈殿槽38の上澄液を受け入れて、それを消毒
した後に、河川に放流するものである。沈殿槽38から
の返送汚泥がエアリフトポンプ42と連結管70とを通
過して前沈殿槽36にフィードバックされ、再び予備曝
気槽33a〜予備曝気槽33cと曝気槽37a〜曝気槽
37cとで曝気されるようになっている。予備曝気槽3
3a〜予備曝気槽33cと曝気槽37a〜曝気槽37c
は第一実施例の曝気槽3と同様な構造であり、第一実施
例の消泡ノズル17〜ディフューザ24と同様な構成は
備えているが、番号図示と説明は省略することとする。
【0016】次に第二実施例の設置を説明する。図6の
FRP製飼料貯蔵容器2の矢視Xで切断して下部を切り
離す。天窓を切り取り、図4,図5の鉄筋コンクリート
基礎の所定位置に下端部を埋設することは第一実施例と
同様である。図示の配置は一例を示すものにすぎない。
配置は状況に応じて柔軟に配置できるので、空きスペー
スを有効に利用することができる。
【0017】次に第二実施例の動作を説明する。第二実
施例の動作は第一実施例の動作はほぼ同様であるので、
説明は簡略化する。汚水処理量が多くなれば、通過時間
を確保するため、ボール弁41aを閉じ、ボール弁41
bを開にして予備曝気と本曝気を行い、汚水処理量が少
なくなれば、ボール弁41aを開け、ボール弁41bを
閉じて、予備曝気は行わないことは第一実施例と同様で
ある。夏季には汚水への溶存酸素量が少なくなり、冬季
には溶存酸素量が多くなるので、運転時間はタイムスイ
ッチ等により調整され得ることは第一実施例と同様であ
る。
【0018】以上、本実施例の好適な実施例を説明した
が、本発明は上述の実施例に限定されるものではなく、
本発明の技術的思想を逸脱しない範囲で多くの変更を施
し得ることができることは当然である。予備曝気槽の位
置、間隔、個数は適宜変更できることは当業者には当然
可能なことである。また、予備曝気槽を直列に3槽接続
してあるが、飼育頭数に応じて、予備曝気を1槽、2
槽、または3槽いずれか選択できるようにするため、並
列的に接続することも当業者にとり当然可能なことであ
る。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、公害の発生する廃
棄物の処理を兼ねつつ、設置コストを三分の一以下と
し、また経営規模の増減に対応して、曝気槽の増設に柔
軟に対応でき、あるいは曝気槽を撤去することにより、
飼育頭数が減少、糞尿の減少に対応でき、メイテナンス
も容易である。またエア量の調整が簡単であり、処理量
の変動に対応できる。さらにスペースを有効利用でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第一実施例の平面図である。
【図2】 第一実施例の予備曝気槽の右側面図である。
【図3】 第一実施例の予備曝気槽の平面図である。
【図4】 第二実施例の平面図である。
【図5】 第二実施例の正面図である。
【図6】 飼料貯蔵容器の正面図である。
【符号の説明】
1,31 活性汚泥処理装置 2 FRP製飼料貯蔵容器 3a〜3c,33a〜33c 予備曝気槽 4 既設活性汚泥処理装置 5,35 原水槽 6,36 前沈殿槽 7,37a〜37c 曝気槽 8,38 沈殿槽 9,39 消毒槽 10 濃縮槽 11a,11b,41a,41b ボール弁 12,42 支持脚 42 エアリフトポンプ 13,43 天窓 14,44 下端部 15,85 鉄筋コンクリート基礎 16,60〜70 連結管 17 消泡ノズル 18 供給管 20 エアブロワ 21 配管 22 ボール弁 23 垂直管 24 ディフューザ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 FRP製飼料貯蔵容器を予備曝気槽と
    し、該予備曝気槽の下部を基礎に埋設し、該予備曝気槽
    を切換弁を介して管で既設曝気槽に接続していることを
    特徴とする家畜糞尿用活性汚泥処理装置。
  2. 【請求項2】 複数のFRP製飼料貯蔵容器を主曝気槽
    及び予備曝気槽とし、該主曝気槽と予備曝気槽の下部を
    基礎に埋設し、それらを切換弁を介して管で接続してい
    ることを特徴とする家畜糞尿用活性汚泥処理装置。
  3. 【請求項3】 FRP製飼料貯蔵容器と支持脚の下端を
    切断して本体を分離し、該本体の上部に窓を設け、該本
    体下部を基礎に埋設し、該本体を予備曝気槽とし、該本
    体を既設曝気槽に切換弁を介して管で接続して増設した
    ことを特徴とする家畜糞尿用活性汚泥処理装置の増設方
    法。
  4. 【請求項4】 複数のFRP製飼料貯蔵容器と支持脚の
    下端を切断して本体を分離し、該本体の上部に窓を設
    け、該本体の下部を基礎に埋設し、該本体を主曝気槽と
    予備曝気槽とし、それらを切換弁を介して管で接続した
    ことを特徴とする家畜糞尿用活性汚泥処理装置の設置方
    法。
JP7065131A 1995-02-27 1995-02-27 家畜糞尿用活性汚泥処理装置及び設置方法 Pending JPH08229587A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015137386A1 (ja) * 2014-03-13 2015-09-17 栗田工業株式会社 有機性排水の生物処理装置及び処理方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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