JPH08229563A - 電解整水用添加剤 - Google Patents
電解整水用添加剤Info
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- JPH08229563A JPH08229563A JP7061797A JP6179795A JPH08229563A JP H08229563 A JPH08229563 A JP H08229563A JP 7061797 A JP7061797 A JP 7061797A JP 6179795 A JP6179795 A JP 6179795A JP H08229563 A JPH08229563 A JP H08229563A
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C02—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F1/00—Treatment of water, waste water, or sewage
- C02F1/46—Treatment of water, waste water, or sewage by electrochemical methods
- C02F1/461—Treatment of water, waste water, or sewage by electrochemical methods by electrolysis
- C02F1/46104—Devices therefor; Their operating or servicing
- C02F1/4618—Devices therefor; Their operating or servicing for producing "ionised" acidic or basic water
Landscapes
- Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)
Abstract
がよく溶け出す電解整水用添加剤を提供する。水中の菌
の繁殖を押える作用を備え、さらに、電解生成されるア
ルカリイオン水中にトリハロメタン等の有害物質を生成
させない電解整水用添加剤を提供する。 【構成】 水酸化カルシウムと、水酸化マグネシウムと
を含む電解整水用添加剤。水酸化カルシウムと、水酸化
マグネシウムと、防腐剤とを含む電解整水用添加剤。水
酸化カルシウムと、水酸化マグネシウムと、防腐剤と、
L−アスコルビン酸などの水溶性還元剤とを含む顆粒状
の電解整水用添加剤。
Description
イオン水を生成する際に使用される電解整水用添加剤に
関し、特に、遊離炭酸を多く含む原水を電解する際に有
用な電解整水用添加剤に関する。
成する場合に、原水に炭酸が含まれていると、水のpH
がアルカリに傾くと炭酸がイオン化して水素を発生し、
水素イオンの存在が多くなる。この水素イオンが電解に
より発生した水酸化物イオンと反応してH2Oとなるた
め、水のpH変化が少なくなってしまう。一方、水のp
Hが酸性に傾くと、水素イオンが炭酸イオンと結合して
減少してくるため、やはりpH変化がしにくくなる。こ
のように、水中に遊離炭酸があると、電解アルカリ水を
生成する場合と、酸性水を生成する場合とを問わず、不
都合が生ずる。
は、水道水などの原水を活性炭等を使用した浄水器で残
留塩素を減少させて電解整水を行うのが通例であるが、
電解整水用添加剤は浄水器の下流側通路すなわち、塩素
の減少により殺菌作用が低下している水に添加するた
め、投入口を介して水が空気や人の手に触れ、菌が繁殖
するおそれがある。
ルシウムなどのカルシウム塩を添加した水を電解してア
ルカリイオン水と酸性水に整水する電解整水において
は、一般に、陽極側の水に塩素イオンが含まれていると
陽極付近で反応を起こし、酸化して次亜塩素酸や次亜塩
素酸イオンが生成する。こうして生成した次亜塩素酸等
が、電解隔膜を通した陰極側への水の移動に伴って陰極
側へ移動すると、陰極側のアルカリ雰囲気中で有機物と
ハロホルム反応等を起こし、陰極側のアルカリイオン水
中にトリハロメタンに代表される有害物質を生成してし
まうという問題がある
酸を中和し、しかも、水にカルシウムがよく溶け出す電
解整水用添加剤を提供することにある。
繁殖を押える作用をさらに備えた前記電解整水用添加剤
を提供することにある。
されるアルカリイオン水中にトリハロメタン等の有害物
質を生成させない電解整水用添加剤を提供することにあ
る。
るために、本発明の顆粒状の電解整水用添加剤は、水酸
化カルシウムと水酸化マグネシウムを含むことを特徴と
する。
の顆粒状の電解整水用添加剤は、水酸化カルシウムと、
水酸化マグネシウムと、防腐剤とを含むことを特徴とす
る。
の顆粒状の電解整水用添加剤は、水酸化カルシウムと、
水酸化マグネシウムと、防腐剤と、L−アスコルビン酸
などの水溶性還元剤と、を含むことを特徴とする。
の炭酸カルシウムが生成するので水中から炭酸が除去さ
れ、酸が中和される。この時に生成される炭酸カルシウ
ムは、添加剤が錠剤の場合、その表面に付着するために
錠剤内部の水酸化カルシウムが溶け出せなくなってしま
うが、本発明の添加剤はさらに、炭酸が存在していても
溶けやすい水酸化マグネシウムを混合してあるので、こ
の炭酸マグネシウムが水中に溶けだすことにより、錠剤
を内部から崩壊させる。その結果、炭酸カルシウムに覆
われていない内部の新しい水酸化カルシウムを外に出す
ことができるので水中にカルシウムが良く溶けるように
なる。
素を除去した水に投入する際にも防腐剤の作用によって
水中の菌または投入口から侵入する菌の繁殖が抑制され
る。
ビン酸などの水溶性還元剤が含まれているので、電解槽
の陽極側で酸化反応によって生成された次亜塩素酸など
の残留塩素が還元により除去される、このため、陽極室
から陰極室に移動する水は残留塩素を含まない水になる
ので有機物質を含むアルカリ雰囲気の陰極側水中にあっ
てもハロホルム反応が起こらず、アルカリイオン水にト
リハロメタンが生成されるおそれがない。
水酸化カルシウムと、水酸化マグネシウムと含み、これ
らを混合して顆粒状の錠剤にしたものである。混合比
は、水酸化カルシウム70〜99重量%、水酸化マグネ
シウム1〜30重量%が好ましい。
補給剤として供され得ることはもちろんであるが、本発
明の添加剤に水酸化カルシウムを混合する第一の理由
は、原水中の炭酸を中和することにある。すなわち、遊
離炭酸を含む水中では、添加剤中の水酸化カルシウムが
この遊離炭酸と反応して炭酸カルシウムを生成すること
により、水中から遊離炭酸が除去される、従って、遊離
炭酸の存在によって生じる電解整水上の前記不都合が解
消される。
ルシウムの反応によって生ずる炭酸カルシウムは添加剤
の錠剤表面に固まってしまうため、錠剤中のカルシウム
が水に溶けにくくなる。そこで、本発明は添加剤に水酸
化マグネシウムを混合することによってこの問題を解決
している。すなわち、水酸化マグネシウムを混合するこ
とにより、水酸化カルシウムが炭酸カルシウムとなって
錠剤表面に固まってしまっても、炭酸と反応しにくい水
酸化マグネシウムが水中に溶け出すことにより、錠剤を
内部から崩壊させ、炭酸と未反応の錠剤内部の水酸化カ
ルシウムを水中に溶解させるものである。
る電解整水処理は、活性炭などの濾過剤を使用した浄水
器で浄化した水を電解するのが通例であり、この場合、
前記電解整水用添加剤は、浄水器の下流側通路、すなわ
ち、浄水器により残留塩素が除去された水に投下される
ため、投下口を介して水が空気に触れたり、投下の際に
水に手が触れることによって菌が繁殖しやすい。この問
題を解決するため、本発明の請求項2の電解整水用添加
剤は、上記の成分に加えて更に防腐剤を混合し、塩素の
除去によって低下した水の殺菌力を防腐剤の作用で補う
ことにより、水中の菌の繁殖を抑制しいる。
を生成する場合は一般に原水にカルシウム塩を添加して
陰極室の電解水に所定濃度のアルカリイオンが存在する
ようにするものであるが、陽極側の水に塩素イオンが含
まれていると陽極付近で反応を起こし、酸化して次亜塩
素酸が発生する。この次亜塩素酸は、電解の際に陽極側
から陰極側への水の移動に伴って、電解隔膜を通して陰
極側に移動する。その結果、次亜塩素酸がアルカリ雰囲
気の陰極側において有機物とハロホルム反応等をおこ
し、アルカリイオン水中にトリハロメタン等の有害物質
を生成してしまう。
添加剤は、水酸化カルシウムと水酸化マグネシウムと防
腐剤に加えて、さらにL−アスコルビン酸などの水溶性
還元剤を混合してある。すなわち、添加剤にL−アスコ
ルビン酸などの水溶性還元剤を混合することにより、陽
極側における酸化反応によって生成される次亜塩素酸が
上記還元剤によって還元され、陽極側の水が次亜塩素酸
を含まない水になることによってアルカリイオン水中の
トリハロメタン等の有害物質の生成が抑制されるように
している。
残留塩素及び塩素の合計量と当量の還元剤を加えるのが
望ましい。例えば、還元剤としてL−アスコルビン酸を
使用する場合は、水中の残留塩素が1mg/l(リット
ル)、L−アスコルビン酸を15mg/l乃至70mg
/l程度にするのが好ましい。なお、L−アスコルビン
酸などの酸性の還元剤を使用する場合は、電解生成水へ
の影響を考えて70mg/l程度にとどめるのが好まし
い。
を含むことにより水中の炭酸が中和され、炭酸の存在に
よって生ずる電解整水上の不都合がなくなる。また、水
酸化マグネシウムが混合されているので、炭酸カルシウ
ムが生成されても錠剤中のカルシウムが水中に良く溶け
込む。
菌の繁殖が抑制され、活性炭等で浄化した水を電解する
場合の添加剤として、きわめて有益である。
還元剤が混合されているので、電解生成されるアルカリ
イオン水にトリハロメタンなどの有害物質が生成されな
い。
Claims (3)
- 【請求項1】 水酸化カルシウムと、水酸化マグネシウ
ムとを含む顆粒状の電解整水用添加剤 - 【請求項2】 水酸化カルシウムと、水酸化マグネシウ
ムと、防腐剤とを含む顆粒状の電解整水用添加剤 - 【請求項3】 水酸化カルシウムと、水酸化マグネシウ
ムと、防腐剤と、L−アスコルビン酸などの水溶性還元
剤とを含む顆粒状の電解整水用添加剤
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7061797A JPH08229563A (ja) | 1995-02-25 | 1995-02-25 | 電解整水用添加剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7061797A JPH08229563A (ja) | 1995-02-25 | 1995-02-25 | 電解整水用添加剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08229563A true JPH08229563A (ja) | 1996-09-10 |
Family
ID=13181463
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7061797A Pending JPH08229563A (ja) | 1995-02-25 | 1995-02-25 | 電解整水用添加剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08229563A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998017588A1 (fr) * | 1996-10-18 | 1998-04-30 | Miz Co., Ltd. | Eau electrolytique reductrice et procede de preparation de celle-ci |
US6551492B2 (en) | 2000-06-08 | 2003-04-22 | Mikuni Corporation | Electrolyzed water of anode side and process for production thereof |
-
1995
- 1995-02-25 JP JP7061797A patent/JPH08229563A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998017588A1 (fr) * | 1996-10-18 | 1998-04-30 | Miz Co., Ltd. | Eau electrolytique reductrice et procede de preparation de celle-ci |
US6551492B2 (en) | 2000-06-08 | 2003-04-22 | Mikuni Corporation | Electrolyzed water of anode side and process for production thereof |
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