JPH08229459A - 螺旋状の霧発生装置 - Google Patents

螺旋状の霧発生装置

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Publication number
JPH08229459A
JPH08229459A JP3651295A JP3651295A JPH08229459A JP H08229459 A JPH08229459 A JP H08229459A JP 3651295 A JP3651295 A JP 3651295A JP 3651295 A JP3651295 A JP 3651295A JP H08229459 A JPH08229459 A JP H08229459A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
container
fog
shaped container
nozzles
Prior art date
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Pending
Application number
JP3651295A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiji Kitagawa
啓次 北川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Publication of JPH08229459A publication Critical patent/JPH08229459A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 大気条件や通水管の巻き径などに関係なく、
常時、安定的に逆竜巻状の霧の姿態を表現する。 【構成】 ポノプ1に接続した螺旋状の通水管2を壺型
容器4内に収納し、通水管2に所定のピッチで複数の霧
ノズル3,3……を取付け、これら霧ノズル3,3……
から噴出した直後の霧群によって略螺旋に近い姿態の霧
を形成するとともに、吸引手段8のにより壺型容器4の
上端開口4Aから底部4Bのスリット6,6……に向か
う気流を発生させ、この気流を前記スリット6,6……
により壺型容器4の底部4B付近で旋回流に変換し、こ
の旋回流を徐々に上方に伝播させることで、経時により
壺型容器4内の上端開口4A付近を除く殆どの領域で下
降旋回気流を発生させ、この下降旋回気流に乗って前記
略螺旋に近い姿態の霧を流動しつつ融合させることで、
壺型容器4内において逆竜巻状の霧の姿態を表現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、逆竜巻状の霧を発生さ
せる螺旋状の霧発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、たとえばイベント会場に竜巻
状あるいは逆竜巻状の霧を発生させる目的で設置される
螺旋状の霧発生装置として、螺旋状の通水管の管軸方向
に所定のピッチで複数の霧ノズルを取付け、螺旋状の通
水管に接続された高圧水供給源から高圧水供給して、前
記複数の霧発生ノズルから同時に大気に向けて霧を噴出
させるように構成したものが知られている。
【0003】しかし、この種従来の螺旋状の霧発生装置
では、複数の霧ノズルから大気に向けて霧を噴出させる
ため、竜巻状あるいは逆竜巻状の霧の姿態の安定性は大
気条件に委ねられることになり、特に、巻き径が大きい
螺旋状の通水管を使用した霧発生装置では、霧ノズルか
ら噴出した霧が大気によって不安定に流される状態が多
発する。したがって、常時、安定的に竜巻状あるいは逆
竜巻状の霧の姿態を表現することが期待できない難点を
有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、常時、安定的に逆竜巻状の霧の姿態を表現するこ
とが期待できない点である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、高圧水供給源
と、この高圧水供給源から高圧水が供給される螺旋状の
通水管と、この通水管に連通して該通水管の軸線方向に
所定のピッチで該軸線に対して俯角を有して傾斜して取
付けられた複数の霧ノズルと、前記螺旋状の通水管およ
び複数の霧ノズルを収納するとともに、底部に複数の円
弧状のスリットを形成し、かつ上端を開口した壺型容器
と、前記スリットに連通して壺型容器に接続された吸引
手段とを具備していることを特徴とし、大気条件や通水
管の巻き径などに関係なく、常時、安定的に逆竜巻状の
霧の姿態を表現する目的を達成した。
【0006】
【作用】本発明によれば、螺旋状の通水管に連通して該
通水管の軸線方向に所定のピッチで該軸線に対して俯角
を有して傾斜して取付けられた複数の霧ノズルから噴出
した直後の霧群によって、壺型容器内では略螺旋に近い
姿態の霧が形成される。一方、壺型容器内では、吸引手
段の吸引作用により、壺型容器の上端開口から底部に形
成された複数のスリットに向かう気流が発生している。
これらスリットは円弧状を呈しているので、壺型容器の
上端開口から底部に向かって流れている気流には、スリ
ットにより旋回成分が与えられて旋回流に変換される。
この旋回流は徐々に上側に伝播する。したがって、経時
により壺型容器内では、その上端開口付近を除く殆どの
領域で下降旋回気流が発生する。この下降旋回気流に乗
って前記略螺旋に近い姿態の霧が流動しつつ互いに融合
し、壺型容器内において逆竜巻状の霧の姿態を表現す
る。壺型容器を透明材料で構成することにより、逆竜巻
状の霧の姿態を壺型容器の側面から透視することがで
き、壺型容器を不透明材料で構成することにより、逆竜
巻状の霧の姿態を上端開口から目視することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
1は本発明の一実施例を示す平面図、図2は図1のAー
A線断面図であり、これらの図において、螺旋状の霧発
生装置は、ポンプによってなる高圧水供給源1と、この
高圧水供給源1から高圧水が供給される螺旋状の通水管
2と、この通水管2に連通して取付けられた複数の霧ノ
ズル3,3……を有し、これらは壺型容器4に収納され
ている。すなわち、壺型容器4は、その上端開口4Aを
床もしくは路面5に臨ませて埋設されており、通水管2
は壺型容器4の壁内面に沿い、かつ壺型容器4の縦軸線
Cと同じ螺旋の中心軸Cを有して螺旋状に巻回されてい
る。そして、その下端先端部は閉塞され、入口側は壺型
容器4の外部に延出して高圧水供給源1に接続されてい
る。
【0008】複数の霧ノズル3,3……は、図3および
図4に示すように、通水管2に連通して該通水管2の軸
線C1方向に所定のピッチで該軸線C1に対して俯角θ
1を有して傾斜して取付けられている。
【0009】一方、壺型容器4の底部4Bには、図5お
よび図6に示すように、螺旋の一部に相当する円弧状の
複数のスリット6,6……が円周方向に等間隔で貫通形
成され、これらスリット6,6……における壺型容器内
旋回気流の下流位置に、スリット6,6……に沿う隆起
部6Aが突設されている。また、スリット6,6……に
連通して吸気管7の入口が接続され、この吸気管7の出
口は、フアンもしくはブロアーによってなる吸引手段8
の吸込口に接続されている。なお、この吸引手段8とし
ては、吸引量の無段階制御が可能な機種を採用すること
が望まれる。
【0010】つぎに、前記構成の作動について説明す
る。高圧水供給源1を運転して通水管管2に高圧水を供
給することで、複数の霧ノズル3,3……から壺型容器
4内に霧が噴出する。複数の霧ノズル3,3……は、通
水管2に連通して該通水管2の軸線C1方向に所定のピ
ッチで該軸線C1に対して俯角θ1を有して傾斜して取
付けられているので、各霧ノズル3,3……から噴出し
た直後の霧群によって、壺型容器4内では略螺旋に近い
姿態の霧が形成される。
【0011】一方、吸引手段8を起動させることによっ
て、壺型容器4内では壺型容器4の上端開口4Aから底
部4Bのスリット6,6……に向かう気流が発生する。
これらスリット6,6……は螺旋の一部に相当する円弧
状を呈しているので、壺型容器4の上端開口4Aから底
部4Bに向かって流れている気流には、スリット6,6
……により旋回成分が与えられて旋回流に変換される。
スリット6,6……それぞれの旋回気流の下流位置に
は、スリット6,6……に沿う隆起部6Aが突設されて
いるので、この隆起部6Aにより旋回流への変換が促進
される。そして、旋回流は徐々に上側に伝播する。した
がって、経時により壺型容器4内では、その上端開口4
A付近を除く殆どの領域で下降旋回気流が発生する。こ
の下降旋回気流に乗って前記略螺旋に近い姿態の霧が流
動しつつ互いに融合し、壺型容器4内において逆竜巻状
の霧の姿態を表現することになる。
【0012】逆竜巻状の霧の姿態は、壺型容器4内にお
いて表現されるので、従来の螺旋状の霧発生装置で表現
された逆竜巻状の霧の姿態のように、大気条件や通水管
2の巻き径などに左右されることはない。つまり、大気
が不安定で通水管2の巻き径が大きくても、霧ノズル
3,3……から噴出した霧が大気によって不安定に流さ
れる状態は起こらない。したがって、常時、安定的に逆
竜巻状の霧の姿態を壺型容器4内で表現することができ
る。しかも、吸引手段8として、吸引量の無段階制御が
可能な機種を採用することで、逆竜巻状の霧の流れる様
を、種々変化させることもできる。
【0013】壺型容器4は、床もしくは路面5に上端開
口4Aを臨ませて埋設されているので、逆竜巻状の霧の
姿態は壺型容器4の上端開口4Aから目視できる。ま
た、比較的高い密度で複数の壺型容器4を設置すること
により、夏場において床もしくは路面5の冷却作用を発
揮することもできる。
【0014】なお、前記実施例では、壺型容器4を埋設
して説明しているが、壺型容器4を透明材料で構成し
て、床もしくは路面5上に設置することにより、逆竜巻
状の霧の姿態を壺型容器の側面から透視することができ
る。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、壺型容
器内において逆竜巻状の霧の姿態を表現することができ
るので、従来の螺旋状の霧発生装置で表現された逆竜巻
状の霧の姿態のように、大気条件や通水管の巻き径など
に左右されることはない。つまり、大気が不安定で通水
管の巻き径が大きくても、霧ノズルから噴出した霧が大
気によって不安定に流される状態は起こらない。したが
って、常時、安定的に逆竜巻状の霧の姿態を壺型容器内
で表現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す平面図である。
【図2】図1のAーA線断面図である。
【図3】霧ノズルの取付け状態を示す拡大側面図であ
る。
【図4】図3のBーB線断面図である。
【図5】壺型容器の底部スリットの形成パターンの一例
を示す拡大平面図である。
【図6】図5のCーC線断面図である。
【符号の説明】
1 ポンプ(高圧水供給源) 2 通水管 3 霧ノズル 4 壺型容器 6 円弧状のスリット 8 吸引手段 C1 通水管の軸線 θ1 俯角

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高圧水供給源と、この高圧水供給源から
    高圧水が供給される螺旋状の通水管と、この通水管に連
    通して該通水管の軸線方向に所定のピッチで該軸線に対
    して俯角を有して傾斜して取付けられた複数の霧ノズル
    と、前記螺旋状の通水管および複数の霧ノズルを収納す
    るとともに、底部に複数の円弧状のスリットを形成し、
    かつ上端を開口した壺型容器と、前記スリットに連通し
    て壺型容器に接続された吸引手段とを具備していること
    を特徴とする螺旋状の霧発生装置。
JP3651295A 1995-02-24 1995-02-24 螺旋状の霧発生装置 Pending JPH08229459A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3651295A JPH08229459A (ja) 1995-02-24 1995-02-24 螺旋状の霧発生装置

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JP3651295A JPH08229459A (ja) 1995-02-24 1995-02-24 螺旋状の霧発生装置

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JPH08229459A true JPH08229459A (ja) 1996-09-10

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JP3651295A Pending JPH08229459A (ja) 1995-02-24 1995-02-24 螺旋状の霧発生装置

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JP (1) JPH08229459A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8186652B2 (en) 2006-02-03 2012-05-29 Osamu Matsumoto Gas and liquid mixture generation apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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