JPH08229424A - 細断装置の回転刃と固定刃の刃先隙間調節装置 - Google Patents
細断装置の回転刃と固定刃の刃先隙間調節装置Info
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- JPH08229424A JPH08229424A JP6357695A JP6357695A JPH08229424A JP H08229424 A JPH08229424 A JP H08229424A JP 6357695 A JP6357695 A JP 6357695A JP 6357695 A JP6357695 A JP 6357695A JP H08229424 A JPH08229424 A JP H08229424A
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- JP
- Japan
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- fixed blade
- cutting
- rotating
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 細断装置の回転刃刃先と固定刃刃先の切断部
刃先隙間の調整を容易にする。 【構成】 固定刃１１を回転刃３の刃先回転軌道円の上
半円部の頂点より略々回転角６０°の範囲内の円弧に対
する接線方向に平行に進退動可能に配設した回転刃と固
定刃の刃先隙間調節装置。
刃先隙間の調整を容易にする。 【構成】 固定刃１１を回転刃３の刃先回転軌道円の上
半円部の頂点より略々回転角６０°の範囲内の円弧に対
する接線方向に平行に進退動可能に配設した回転刃と固
定刃の刃先隙間調節装置。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、切削加工によって生ず
る切粉等の切削屑、空缶のような廃棄物の細断処理に利
用されるものである。
る切粉等の切削屑、空缶のような廃棄物の細断処理に利
用されるものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の細断装置は、図２に示す如く、上
部に投入開口を、下部に排出開口を有する筐体１の対向
側壁に駆動回転軸２を挿通軸受し、該軸上に多数の回転
刃３をキー溝で固定し、該回転刃３を下方より囲繞して
上方を拡開した被細断物投入ホッパ４が設けられ、ホッ
パ４の底部には細断された被細断物のスクリーン穴５が
多数設けられている。
部に投入開口を、下部に排出開口を有する筐体１の対向
側壁に駆動回転軸２を挿通軸受し、該軸上に多数の回転
刃３をキー溝で固定し、該回転刃３を下方より囲繞して
上方を拡開した被細断物投入ホッパ４が設けられ、ホッ
パ４の底部には細断された被細断物のスクリーン穴５が
多数設けられている。
【０００３】そして、前記回転軸２に平行に長手方向に
取付けられた固定刃取付台座６には固定刃７が調節ボル
ト８Ａ，８Ｂによって回転軸２の軸心に対して半径方向
に進退動可能に取付けられており、回転刃３の刃先と固
定刃７の刃先とで切断部９を構成している。
取付けられた固定刃取付台座６には固定刃７が調節ボル
ト８Ａ，８Ｂによって回転軸２の軸心に対して半径方向
に進退動可能に取付けられており、回転刃３の刃先と固
定刃７の刃先とで切断部９を構成している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術におい
ては、固定刃の刃先と回転刃の刃先との隙間を適正にす
るため固定刃の刃先調節が回転刃の刃先回転軌道円の半
径方向に進退動することによりなされるので、回転刃と
固定刃の刃先間の隙間の増減調節と固定刃の進退動とが
同一線上でなされ、隙間の微調節量と固定刃の進退動量
とが同量となるから、固定刃を微動させることは容易で
はない。
ては、固定刃の刃先と回転刃の刃先との隙間を適正にす
るため固定刃の刃先調節が回転刃の刃先回転軌道円の半
径方向に進退動することによりなされるので、回転刃と
固定刃の刃先間の隙間の増減調節と固定刃の進退動とが
同一線上でなされ、隙間の微調節量と固定刃の進退動量
とが同量となるから、固定刃を微動させることは容易で
はない。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した従来
技術の問題点を解決するため、固定刃を回転刃の刃先回
転軌道円の上半円部の頂点より回転角略々６０°の範囲
の円弧に対する接線方向と平行に可動に配設したもので
ある。
技術の問題点を解決するため、固定刃を回転刃の刃先回
転軌道円の上半円部の頂点より回転角略々６０°の範囲
の円弧に対する接線方向と平行に可動に配設したもので
ある。
【０００６】
【作用】固定刃と回転刃との刃先隙間調節移動が固定刃
の接線方向の移動によって行われるため、隙間調節量に
対する固定刃の進退動量が拡大されるので、微調節移動
が容易となる。
の接線方向の移動によって行われるため、隙間調節量に
対する固定刃の進退動量が拡大されるので、微調節移動
が容易となる。
【０００７】
【実施例】図１は本発明の断面図であって、筐体１の対
向側壁間に挿通し回転自在に軸受された駆動回転軸２に
は多数の回転刃３がキー溝で取付けられ、該回転刃３の
上部には投入ホッパ１０が取付けられ、下部にはスクリ
ーン穴５を設け、固定刃１１は回転刃３の刃先回転軌道
円の上半円部の頂点より回転角略々６０°の範囲の円弧
に対する接線方向と平行に可動に固定刃取付台座１２に
取付けられている。図示の固定刃１１は略々４５°の回
転角位置における接線方向に取付けられている。そこ
で、調整ボルト８Ａ，８Ｂを螺動操作して固定刃１１を
固定刃と回転刃の刃先間隙間が適正になるよう回転刃刃
先回転軌道円の接線方向に微動調節する。
向側壁間に挿通し回転自在に軸受された駆動回転軸２に
は多数の回転刃３がキー溝で取付けられ、該回転刃３の
上部には投入ホッパ１０が取付けられ、下部にはスクリ
ーン穴５を設け、固定刃１１は回転刃３の刃先回転軌道
円の上半円部の頂点より回転角略々６０°の範囲の円弧
に対する接線方向と平行に可動に固定刃取付台座１２に
取付けられている。図示の固定刃１１は略々４５°の回
転角位置における接線方向に取付けられている。そこ
で、調整ボルト８Ａ，８Ｂを螺動操作して固定刃１１を
固定刃と回転刃の刃先間隙間が適正になるよう回転刃刃
先回転軌道円の接線方向に微動調節する。
【０００８】因みに、固定刃刃先を回転刃刃先に対して
半径方向に0.3m/m進退動させる場合、図２に示す従来例
ではモジュール１０のねじを 0.2回転させることになっ
て回転加減がきわめて困難であるが、図１に示す本発明
では固定刃刃先を接線方向に6.7m/m進退動させることに
よって半径方向0.3m/mの進退動が得られ、したがって、
モジュール１０のねじを 4.5回転させることになるか
ら、回転加減の操作は従来例よりも容易になる。そし
て、ホッパ１０の固定刃取付側と反対側のホッパ１０の
流下案内板には被細断物Ｃ内に混入された硬質異物Ｂの
排出口１３が開口している。
半径方向に0.3m/m進退動させる場合、図２に示す従来例
ではモジュール１０のねじを 0.2回転させることになっ
て回転加減がきわめて困難であるが、図１に示す本発明
では固定刃刃先を接線方向に6.7m/m進退動させることに
よって半径方向0.3m/mの進退動が得られ、したがって、
モジュール１０のねじを 4.5回転させることになるか
ら、回転加減の操作は従来例よりも容易になる。そし
て、ホッパ１０の固定刃取付側と反対側のホッパ１０の
流下案内板には被細断物Ｃ内に混入された硬質異物Ｂの
排出口１３が開口している。
【０００９】
【発明の効果】本発明は、固定刃を回転刃の刃先回転軌
道円の上半円部の頂点より回転角略々６０°の範囲の円
弧に対する接線方向と平行に進退動させて、固定刃刃先
と回転刃刃先との切断隙間を微調整することができるの
で、該微調整量に対する固定刃刃先の接線方向の進退動
量が拡大されて隙間の微調整操作が容易となり、したが
って、適正な切断隙間が得られ易く、細断処理が確実に
行われ、細断効率を向上させることができる。
道円の上半円部の頂点より回転角略々６０°の範囲の円
弧に対する接線方向と平行に進退動させて、固定刃刃先
と回転刃刃先との切断隙間を微調整することができるの
で、該微調整量に対する固定刃刃先の接線方向の進退動
量が拡大されて隙間の微調整操作が容易となり、したが
って、適正な切断隙間が得られ易く、細断処理が確実に
行われ、細断効率を向上させることができる。
【図１】 本発明の実施例の断面図。
【図２】 従来例の断面図。
１ 筐体 ２ 回転軸 ３ 回転刃 ８Ａ，８Ｂ 固定刃微調整ボルト １０，１０Ａ 投入ホッパ １１ 固定刃 １２ 固定刃取付台座 Ｂ 硬質異物 Ｃ 被細断物
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成７年４月２６日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項１
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００５
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した従来
技術の問題点を解決するため、固定刃を回転刃の円弧に
対する接線方向と平行に可動に配設したものである。
技術の問題点を解決するため、固定刃を回転刃の円弧に
対する接線方向と平行に可動に配設したものである。
【手続補正３】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００９
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００９】
【発明の効果】本発明は、固定刃を回転刃の円弧に対す
る接線方向と平行に進退動させて、固定刃刃先と回転刃
刃先との切断隙間を微調整することができるので、該微
調整量に対する固定刃刃先の接線方向の進退動量が拡大
されて隙間の微調整操作が容易となり、したがって、適
正な切断隙間が得られ易く、細断処理が確実に行なわ
れ、細断効率を向上させることができる。
る接線方向と平行に進退動させて、固定刃刃先と回転刃
刃先との切断隙間を微調整することができるので、該微
調整量に対する固定刃刃先の接線方向の進退動量が拡大
されて隙間の微調整操作が容易となり、したがって、適
正な切断隙間が得られ易く、細断処理が確実に行なわ
れ、細断効率を向上させることができる。
Claims (1)
- 【請求項１】 固定刃と回転刃による細断装置におい
て、固定刃を回転刃の刃先回転軌道円の上半円部の頂点
より回転角略々６０°の範囲の円弧に対する接線方向と
平行に可動に配設した細断装置の回転刃と固定刃の刃先
隙間調節装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6357695A JP2911777B2 (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | 細断装置の回転刃と固定刃の刃先隙間調節装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6357695A JP2911777B2 (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | 細断装置の回転刃と固定刃の刃先隙間調節装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08229424A true JPH08229424A (ja) | 1996-09-10 |
| JP2911777B2 JP2911777B2 (ja) | 1999-06-23 |
Family
ID=13233231
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6357695A Expired - Fee Related JP2911777B2 (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | 細断装置の回転刃と固定刃の刃先隙間調節装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2911777B2 (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002011368A (ja) * | 2000-06-29 | 2002-01-15 | Tazumi:Kk | 破砕装置 |
| JP2004290815A (ja) * | 2003-03-26 | 2004-10-21 | Hitachi Furukawa Kenki Kk | 樹枝粉砕機 |
| KR100705468B1 (ko) * | 2006-08-29 | 2007-04-13 | 주식회사 이륜 | 칩 사이즈 변경기능을 가지는 문서 세단기 |
| KR100841016B1 (ko) * | 2007-03-29 | 2008-06-24 | 주식회사 경일기계 | 회전 절단기 |
| WO2014036820A1 (zh) * | 2012-09-07 | 2014-03-13 | 北京和升达信息安全技术有限公司 | 一种带有可调整刀具定位装置的碎纸机构 |
| JP2019000777A (ja) * | 2017-06-13 | 2019-01-10 | 株式会社那須屋興産 | 廃電池分別処理装置および廃電池分別物の製造方法 |
| JP2020131104A (ja) * | 2019-02-19 | 2020-08-31 | 三愛エコシステム株式会社 | 破砕処理装置 |
-
1995
- 1995-02-28 JP JP6357695A patent/JP2911777B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002011368A (ja) * | 2000-06-29 | 2002-01-15 | Tazumi:Kk | 破砕装置 |
| JP2004290815A (ja) * | 2003-03-26 | 2004-10-21 | Hitachi Furukawa Kenki Kk | 樹枝粉砕機 |
| KR100705468B1 (ko) * | 2006-08-29 | 2007-04-13 | 주식회사 이륜 | 칩 사이즈 변경기능을 가지는 문서 세단기 |
| KR100841016B1 (ko) * | 2007-03-29 | 2008-06-24 | 주식회사 경일기계 | 회전 절단기 |
| WO2014036820A1 (zh) * | 2012-09-07 | 2014-03-13 | 北京和升达信息安全技术有限公司 | 一种带有可调整刀具定位装置的碎纸机构 |
| JP2019000777A (ja) * | 2017-06-13 | 2019-01-10 | 株式会社那須屋興産 | 廃電池分別処理装置および廃電池分別物の製造方法 |
| JP2020131104A (ja) * | 2019-02-19 | 2020-08-31 | 三愛エコシステム株式会社 | 破砕処理装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2911777B2 (ja) | 1999-06-23 |
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