JPH08229203A - 図柄表示装置 - Google Patents

図柄表示装置

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JPH08229203A
JPH08229203A JP7041901A JP4190195A JPH08229203A JP H08229203 A JPH08229203 A JP H08229203A JP 7041901 A JP7041901 A JP 7041901A JP 4190195 A JP4190195 A JP 4190195A JP H08229203 A JPH08229203 A JP H08229203A
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英理子 佐藤
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洋平 浜岡
Kazumichi Sasaki
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 遊技機の図柄表示装置における興趣を一層高
める。 【構成】 図柄表示装置150は、0・0・?のリーチ
時に撮影予告して撮影した遊技者像を2箇所の0番図柄
内に表示する(ステップ450〜480)。0・0・0
の大当たり表示では、3箇所とも遊技者像を表示する
(ステップ490)。さらに、0・0・0の大当たり表
示で特別遊技状態が開始された場合には、特別遊技状態
の継続中は、遊技者像を含むデモンストレーション画面
を表示する(ステップ510〜540)。0・0・?の
リーチ時、0・0・0の大当たり時に遊技者自身の画像
が表示されるので、興趣が高められる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遊技機に装着されて複
数の図柄を表示する図柄表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、例えばパチンコ機やアレ
ンジボール式パチンコ機等の遊技機においては、さまざ
まな図柄を表示する図柄表示装置が装備されているもの
がある。一例を挙げると、特定の入賞口に入賞する等の
始動状態の発生に伴う演算処理により、遊技者にとって
有利な特別遊技状態(以下、大当たりともいう)の成立
または通常の遊技状態の維持が判定されると、この判定
に応じた図柄を表示する当たり表示用の図柄表示装置を
備える遊技機がある。
【0003】従来、このような当たり表示用の図柄表示
装置における図柄の表示は、例えば数字、アルファベッ
ト、絵等の図柄を次々と変動させ、所定のタイミングで
変動を停止して、大当たりまたは外れに対応する図柄の
組合せを表示するものであり、図柄を描いたドラムを回
転させる回転ドラム方式やドット表示、液晶表示等の電
気的な表示方式が知られている。
【0004】こうした従来の図柄表示装置では、図柄変
動中の遊技者の興趣を高めるべく、例えば同一の図柄が
所定の3箇所に表示されれば大当たりの表示となる図柄
表示装置では、2箇所に同一の図柄が表示されたいわゆ
るリーチ状態から最後の図柄を停止表示するまでの時間
を引き延ばす等の操作が行われていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
図柄表示装置は、例えばリーチ状態に種々の処理が施さ
れているものの、最終的に同一の図柄が揃った(3桁同
一)か否かにより大当たり状態を示すことに変わりはな
く、興趣を高めるまでには至っていない。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、請求項1記載の図柄表示装置は、遊技機
に装着される図柄表示装置であって、前記遊技機を使用
している遊技者の映像に対応する映像データを作成する
映像データ作成手段と、前記映像データもしくは該映像
データを加工した表示用データに基づく遊技者像を表示
する表示手段とを設けたことを特徴とする。
【0007】請求項2記載の図柄表示装置は、請求項1
記載の図柄表示装置において、前記表示手段は、前記遊
技者像を表示する他に、複数種類中から予め設定された
個数だけ選択される判定用図柄を表示することを特徴と
する。請求項3記載の図柄表示装置は、請求項1または
2記載の図柄表示装置において、前記表示手段に複数の
表示区画を設けると共に、前記表示手段に前記遊技者像
を表示すべき前記表示区画を指示する表示制御手段を設
けたことを特徴とする。
【0008】請求項4記載の図柄表示装置は、請求項3
記載の図柄表示装置において、前記表示手段は、前記判
定用図柄を前記表示区画にそれぞれ1個ずつ且つ前記遊
技者像と互いに識別可能に表示することを特徴とする。
請求項5記載の図柄表示装置は、請求項4記載の図柄表
示装置において、前記表示区画は、前記遊技者像を表示
するための画像表示エリアと前記判定用図柄を表示する
ための図柄表示エリアとに区分されていることを特徴と
する。
【0009】請求項6記載の図柄表示装置は、請求項1
ないし5のいずれか記載の図柄表示装置において、前記
遊技機の所定の入賞口への入賞に起因して当たりまたは
外れを判定する判定手段と、該判定手段にて当たりと判
定された際に前記表示手段に対して前記判定用図柄を予
め設定されている当たり配列で表示することを指示する
当たり指示手段を設けたことを特徴とする。
【0010】請求項7記載の図柄表示装置は、請求項6
記載の図柄表示装置において、前記表示制御手段は、前
記当たり配列を構成する判定用図柄が表示される前記表
示区画に前記遊技者像を表示させることを特徴とする。
請求項8記載の図柄表示手段は、請求項1ないし7のい
ずれか記載の図柄表示装置において、遊技者に対して撮
影予告を表示する撮影予告手段を設けたことを特徴とす
る。
【0011】
【作用】上記の構成になる請求項1記載の図柄表示装置
においては、映像データ作成手段は、遊技機を使用して
いる遊技者の映像に対応する映像データを作成する。表
示手段は、映像データもしくは該映像データを加工した
表示用データに基づく遊技者像を表示する。遊技者は、
例えば自分の顔の画像が表示されることにより、興趣を
高められる。
【0012】請求項2記載の図柄表示装置においては、
表示手段は、遊技者像を表示する他に、複数種類中から
予め設定された個数だけ選択される判定用図柄を表示す
る。例えば、同じ判定用図柄3個が表示されれば大当た
りの表示となるような場合に、遊技者は、自分の画像と
併せて大当たり表示がされるので、その興趣は高められ
る。
【0013】請求項3記載の図柄表示装置においては、
表示手段には複数の表示区画が設けられ、表示制御手段
は、表示手段に遊技者像を表示すべき表示区画を指示す
る。例えば、同じ判定用図柄3個が表示されれば大当た
りの表示となるような場合に、遊技者像も3個表示され
れば、遊技者の興趣は一層高められる。
【0014】請求項4記載の図柄表示装置においては、
表示手段は、判定用図柄を表示区画にそれぞれ1個ずつ
且つ遊技者像と互いに識別可能に表示する。このように
すれば、例えば同じ判定用図柄3個が表示されれば大当
たりの表示となるような場合に、遊技者像も判定用図柄
と対になって3個表示されるので、遊技者の興趣は一層
高められる。
【0015】請求項5記載の図柄表示装置においては、
表示区画は、遊技者像を表示するための画像表示エリア
と判定用図柄を表示するための図柄表示エリアとに区分
されているので、例えば当たり外れの判定の表示が明瞭
にできる。請求項6記載の図柄表示装置においては、判
定手段は、遊技機の所定の入賞口への入賞に起因して当
たりまたは外れを判定する。当たり指示手段は、判定手
段にて当たりと判定された際に表示手段に対して判定用
図柄を予め設定されている当たり配列で表示することを
指示する。
【0016】ここで当たり配列は、前述の大当たりの成
立を表示するために例えば遊技機の機種により予め設定
されており、よく知られる例としては同一種類の判定用
図柄3個を一列に表示する3桁同一がある。この3桁同
一を例にして当たり配列を詳しく説明すると、この3桁
同一では、同じ数字(例えば7)、アルファベット(例
えばV)、図形(例えば*)等が3個一列に表示されれ
ば大当たりの表示となっている。したがって、この場合
の当たり配列を例示すると、「777」、「VVV」、
「***」等であり、「727」、「VVX」、「9*
*」等は当たり配列ではない。
【0017】なお、この当たり配列は、横一列の表示に
限られるわけではなく、例えば3x3の正方形状に配置
された9個の表示区画を有する図柄表示装置では、いず
れか横一列、いずれか縦一列または対角線に沿った一列
に同一の判定用図柄が揃えば大当たりの表示となる設定
も可能で、この場合には、当たり配列は横、縦、斜めの
いずれかで形成される。なお、このような図柄表示装置
であっても、例えば横一列が3桁同一のときに限って当
たり配列とすることも可能である。
【0018】同じ判定用図柄3個が表示されれば大当た
りの表示となるような場合に、遊技者は、当たり配列の
表示(大当たり)と併せて自分の画像が表示されるの
で、その興趣は高められる。また、例えば3桁中の2桁
に同じ判定用図柄が表示されたとき(いわゆるリーチ状
態になったとき)および3桁同一(大当たり)に限って
遊技者像を表示する構成とすることも可能で、このよう
にすれば遊技者の興趣をさらに高めることが可能であ
る。
【0019】請求項7記載の図柄表示装置においては、
表示制御手段は、当たり配列を構成する判定用図柄が表
示される表示区画に遊技者像を表示させる。つまり、大
当たりを表示している表示区画のみに遊技者像が表示さ
れる。したがって、遊技者は、自身の画像が揃った結果
大当たりが成立したごとく感じるので、請求項6の構成
による効果を一層引き立てることになる。
【0020】請求項8記載の図柄表示装置においては、
撮影予告手段は、遊技者に対して撮影予告を表示する。
これにより、遊技者は、例えば自分の好みのポーズ等を
撮影させることができるので、遊技者の興趣が高められ
る。また、例えば突然にフラッシュ等を照射された場合
の不快感などを防止できる。
【0021】さらに、この撮影予告の表示のタイミング
を、例えばリーチ時とするなど適宜に設定することによ
り、遊技者の興趣を高めることもできる。
【0022】
【実施例】次に、本発明の実施例を説明する。図1は本
発明の遊技機としてのパチンコ機10の遊技盤12付近
の概略正面図である。
【0023】パチンコ機10に備えられた遊技盤12の
中央部には、本実施例の図柄表示装置150の一部を構
成し本発明の表示手段に相当する液晶表示盤152が組
み付けられている。液晶表示盤152の直下には、本発
明の映像データ作成手段として装備されたCCDカメラ
154の一部となるカメラレンズ156が設置されてい
る。また、カメラレンズ156の下方には請求項6記載
の所定の入賞口としてのスタートチャッカー158が設
けられており、その下方にはアタッカーと称される大入
賞口160が配されている。また、遊技盤12には風車
162や周知の入賞チャッカー等(図示略)が設置され
ている。なお、パチンコ機10の全体的な構成は従来技
術に従っているので図示および説明は省略する。
【0024】図2に示すように、液晶表示盤152の表
示面164には3箇所の表示区画166、168、17
0が設定されており、各表示区画166〜170は装飾
画像を表示するための画像表示エリア166a、168
a、170aと本発明の判定用図柄に相当する0〜15
の数字を表示するための図柄表示エリア166b、16
8b、170bに区分されている。
【0025】図3に示すように、各表示区画166〜1
70に表示される図柄は、図柄表示エリア166b〜1
70bに表示される0〜15の数字に対応して16種類
有る(以下、この16種類の図柄を区別する際には、各
図柄中の数字に対応して0番図柄、1番図柄・・・15
番図柄と呼ぶ)。1番図柄〜15番図柄の画像表示エリ
ア166a〜170aに表示される装飾用図柄(固定絵
柄)は予め決定されているが、0番図柄の画像表示エリ
ア166a〜170aは図3(a)に示すようにブラン
クとされており、このブランク部分に図3(b)に例示
するように遊技者の画像等を表示できる。
【0026】なお、表示区画166〜170は、図2に
示されるように静的にのみ表示されるものではなく、1
回の表示動作は、各表示区画166〜170が図2にお
いて上側から下側へと移動(縦にスクロール)する変動
表示の後に各表示区画166〜170が図示のような設
定位置に停止され静止画像とされて完了する。また、こ
の際の各表示区画のスクロール速度や停止のタイミング
は、揃っているわけではない。
【0027】次に、図柄表示装置150の制御系につい
て図4を参照して説明する。図4に示すように、カメラ
レンズ156にはCCDエリアセンサ172が接続され
ており、カメラレンズ156から入射された像がCCD
エリアセンサ172に結像される。また、カメラレンズ
156には、シャッタ機構(図示略)およびシャッタ機
構と連動するフラッシュ装置(図示略)が備えられてお
り、フラッシュ照射に併せてシャッタを開閉して、CC
Dエリアセンサ172にスチル像を結像させることがで
きる。
【0028】CCDエリアセンサ172には、タイミン
グICおよび同期信号発生ICを含む映像読取回路17
4が接続されており、この映像読取回路174によって
CCDエリアセンサ172に結像された像が映像信号と
して読み取られる。映像読取回路174によって読み取
られた映像信号は、信号処理IC176において2値化
された映像データとしてビデオRAM(VRAM)17
8に格納される。このことから明かであるが、カメラレ
ンズ156とCCDエリアセンサ172によりCCDカ
メラ154が構成され、このCCDカメラ154、映像
読取回路174および信号処理IC176により、本発
明の映像データ作成手段に相当する機構が構成されてい
る。
【0029】VRAM178はCPU180に接続され
ており、CPU180はVRAM178に格納されてい
る映像データを読込みできる。CPU180には、制御
ROM182および図柄データ用ROM184が接続さ
れている。制御ROM182には、CPU180の動作
プログラムが格納されており、CPU180は制御RO
M182から読み込まれる動作プログラムに従って各種
の制御処理を実行する。また、図柄データ用ROM19
4には、1番図柄〜15番図柄の画像表示エリア166
a〜170aに表示される装飾用図柄のデータおよび0
番図柄〜15番図柄の図柄表示エリア166b〜170
bに表示される0〜15の数字のデータを含む図柄デー
タが格納されている。CPU180は、図柄データ用R
OM184から読み込んだ図柄データを映像データプロ
セッサ(VDP)186に転送し、VRAM178から
読込んだ映像データもVDP186に転送できる。
【0030】VDP186は、CPU180から送られ
てくる映像データおよび図柄データを液晶表示盤152
を作動させるためのマトリクスデータに変換して液晶ド
ライバIC188に出力可能である。詳しくは、VDP
186は、1番図柄〜15番図柄用としては1〜15の
数字と各装飾用図柄の図柄データを変換したマトリクス
データを出力し、0番図柄用としては、数字0とブラン
クをマトリクスデータとしてあるいは数字0と映像デー
タをマトリクスデータとして出力する。
【0031】液晶ドライバIC188はマトリクスデー
タに基づく画像を液晶表示盤152に表示させることが
できる。なお、数字0と映像データに基づく遊技者像を
液晶表示盤152に表示させる処理については、後に詳
しく述べる。さらに、CPU180は、出力インタフェ
ース(出力I/F)200を介してカメラレンズ156
に指令し、そのシャッタ装置およびフラッシュ装置を作
動させることができる。
【0032】また、CPU180は、入出力インタフェ
ース(I/F)202、204を介してパチンコ機10
の制御基盤206に組み込まれている主制御部208と
通信可能となっている。この主制御部208は、周知の
CPU、ROM、RAM等を備えるマイクロコンピュー
タであり、パチンコ機10の中枢となっている。主制御
部208には、カウンタ210が接続されており、主制
御部208は、そのカウント値Cを読み込むことができ
る。
【0033】このカウンタ210は、それぞれ0〜15
までを繰り返しカウントする3個のサブカウンタ210
a、210b、210cを備えている。詳しくは、サブ
カウンタ210a、210b、210cは、サブカウン
タ210aがカウントアップするとサブカウンタ210
bのカウント値が1だけインクリメントされ、サブカウ
ンタ210bがカウントアップするとサブカウンタ21
0cのカウント値が1だけインクリメントされる構成で
あり、カウンタ210は、サブカウンタ210aのカウ
ント値C1、サブカウンタ210bのカウント値C2、
サブカウンタ210cのカウント値C3がいずれも0で
ある「0・0・0」から、それぞれのカウント値C1〜
C3が15になる「15・15・15」まで、163
類のカウント値Cを算出でき、それらを主制御部208
に出力できる。一方、主制御部208は、カウンタ21
0のカウント値C(実際にはC3・C2・C1)を読み
込んで図柄表示装置10のCPU180に転送可能であ
る。また主制御部208は読み込んだカウント値Cを使
用して大当たり判定処理を実行するが、これについては
後述する。
【0034】主制御部208には、スタートチャッカー
158に設けられている入賞センサ158aからの始動
入賞信号が入力される。これにより、主制御部208
は、スタートチャッカー158に遊技球が入球して入賞
が発生したことを検知できる。また、主制御部208
は、大入賞口160を開閉するために大入賞口160に
備えられている開閉用ソレノイド160aに指令して、
大入賞口160を開放状態とさせること及び開放状態の
大入賞口160を閉鎖させることができる。
【0035】なお、この主制御部208は、パチンコ機
10の各所に設置されているセンサ類からの信号やパチ
ンコ機10の各部の稼動状況のデータ等を取得可能であ
り、各部の稼動や停止などを指令可能である。次に、上
述した構成になる図柄表示装置10における図柄表示に
ついて説明する。
【0036】まず、図5に従って主制御部208にて実
行される大当たり判定ルーチンについて説明する。な
お、この大当たり判定ルーチンは、予め設定されたタイ
ミングで繰り返し実行される。図5に示すように、主制
御部208は、大当たり判定ルーチンを開始すると、ス
タートチャッカー158の入賞センサ158aからの始
動入賞信号が受信されたかを判定する(ステップ30
0)。ここで、始動入賞信号の受信がなければ、主制御
部208は、このルーチンを終了する。一方、始動入賞
信号が受信されていれば、主制御部208は次のステッ
プ310に進んで、カウンタ210のカウント値Cを読
み込む。ここで、スタートチャッカー158への入賞の
タイミングは予測できないので、主制御部208は予測
不可能なタイミングでカウント値Cを読み込むことにな
る。つまり、主制御部208において当たり判定に使用
されるカウント値Cは、予測不可能なタイミングで選択
され、実態として乱数となっている。
【0037】次に、主制御部208は、ステップ310
で読み込んだカウント値Cが当たり値であるかを判定す
る(ステップ320)。この実施例では、当たり値とし
て、「0・0・0」、「1・1・1」、「2・2・
2」、・・・「15・15・15」等の3つの数字が同
一である場合が設定されているので、ステップ320で
は、カウント値Cがこれらのいずれかと一致するかを判
定することになる。
【0038】主制御部208は、ステップ320におい
て当たりではないと判定した場合には、ステップ330
に進んでカウント値Cを図柄表示装置150のCPU1
80に送信し、このルーチンを終了する。他方、主制御
部208は、ステップ320において当たり(カウント
値Cがいずれかの当たり値と一致した)と判定した場合
には、CPU180に対して当たりであることの通知と
併せてカウント値Cを送信する(ステップ340)。
【0039】なお、CPU180へのカウント値の送信
は、ステップ310とステップ320の間に行ってもよ
い。この場合、ステップ340では当たりの通知のみが
CPU180に送信される。続いて、主制御部208
は、パチンコ機10を特別遊技状態とするための処理を
実行する。
【0040】この特別遊技状態は周知であるが、具体的
な例をあげて簡単に説明する。まず、主制御部208
は、開閉用ソレノイド160aに開放を指令して大入賞
口160は開放状態にさせた後、一定時間または大入賞
口160への入賞が所定の入賞数に達した際に開閉用ソ
レノイド160aに指令して大入賞口160を閉鎖させ
る。さらに、主制御部208は、この開放状態で所定の
継続条件が成立する毎に、前記と同様に大入賞口160
の開放と閉鎖を実行させる。なお、これらの処理と併せ
て、装飾ランプの点滅、特別な音声を出力する等の処理
も行われる。
【0041】そして、継続条件が成立しなかった場合、
あるいは大入賞口160の開放回数が所定の回数に達し
たときには、主制御部208は特別遊技状態を終了さ
せ、その旨を図柄表示装置150のCPU180に通知
し(ステップ360)、このルーチンを終了する。
【0042】次に、図柄表示装置150で実行される遊
技者像等の表示動作について、CPU180で実行され
る表示ルーチンを示す図6および液晶表示盤152の表
示例を示す図7、図8を参照して説明する。図6に示す
ように、CPU180は、まず主制御部208からのカ
ウント値Cの送信を待ち(ステップ410)、カウント
値Cが受信されたならば次のステップに進む。
【0043】次のステップ420では、CPU180
は、VDP186に装飾用図柄のデータおよび0番図柄
〜15番図柄の図柄表示エリア166b〜170bに表
示するための0〜15の数字のデータと1番図柄〜15
番図柄の画像表示エリア166a〜170aに表示する
ための装飾用図柄のデータを含む図柄データを図柄デー
タ用ROM184から読みだしてVDP186に転送
し、表示開始を指令する。
【0044】VDP186は、図柄データをマトリクス
データに変換して液晶ドライバIC188に送出し、各
表示区画166〜170において0番図柄〜15番図柄
が次々に上方から下方へと移動するスクロール画面を、
液晶表示盤152に表示させる。
【0045】次に、予め設定された時間の経過を待っ
て、CPU180は、遊技者から見て左側になる表示区
画166の表示を静止表示させる(ステップ430)。
ここで、静止表示となる図柄は、カウント値Cを構成す
るカウント値C1〜C3の内、サブカウンタ210cの
カウント値C3に応じて、C3=0なら0番図柄、C3
=1なら1番図柄のようにカウント値C3に対応する番
号の図柄が、CPU180にて決定されVDP186に
指令される。例えばサブカウンタ210cのカウント値
C3が0であれば、図7(a)に示されるように表示区
画166には0番図柄が静止表示される。
【0046】次に、ステップ430の処理から予め設定
された時間の経過を待って、CPU180は、中央に位
置する表示区画168の表示を静止表示させる(ステッ
プ440)。ここで、静止表示となる図柄は、カウント
値Cを構成するカウント値C1〜C3の内、サブカウン
タ210bのカウント値C2に応じて、上述と同様にC
PU180にて決定されVDP186に指令される。例
えばサブカウンタ210bのカウント値C2が0であれ
ば、図7(b)に示されるように表示区画168には0
番図柄が静止表示される。
【0047】続いて、CPU180は、カウント値Cが
「C3=0・C2=0・C1=?」(?は任意の数値)
であるか、つまり既に静止表示されている表示区画16
6、168の双方に0番図柄が表示されていわゆる「0
0のリーチ」となっているかを判定する(ステップ45
0)。
【0048】ここでC3=0、C2=0(00のリー
チ)であれば、CPU180はVDP186に、撮影予
告を表示するための表示用データを出力し、その表示を
指令する(ステップ460)。これにより、液晶表示盤
152には、例えば図7(c)に示されるように「カメ
ラを見てください」といった表示がなされる。
【0049】それに続いて、CPU180は遊技者を撮
影し、その映像を映像データとして取り込むための処理
を実行する(ステップ470)。具体的には、CPU1
80は、カメラレンズ156に撮影指令を出して遊技者
を撮影させる。カメラレンズ156では、シャッタ装置
が作動し、フラッシュ装置からのフラッシュ光が遊技者
に照射される。撮影されてCCDエリアセンサ172に
結像された遊技者像は、映像読取回路174によって映
像信号として読み取られ、信号処理IC176において
2値化された映像データとしてVRAM178に格納さ
れる。
【0050】次に、CPU180は、VRAM178か
ら映像データを読み出し、VDP186に転送し、それ
を表示区画166、168の画像表示エリア166a、
168aに表示することを指令する(ステップ48
0)。これにより、表示区画166、168には、図7
(d)に示されるように画像表示エリア166a、16
8aに遊技者像を有する0番図柄が表示される。
【0051】CPU180は、ステップ440の処理か
ら予め設定された時間の経過を待って、遊技者から見て
右に位置する表示区画170の表示を静止表示させる
(ステップ490)。ここで、静止表示となる図柄は、
ステップ430、440と同様に、カウント値Cを構成
するカウント値C1〜C3の内、サブカウンタ210a
のカウント値C1に応じて決定されVDP186に指令
される。
【0052】なお、ステップ460〜480の処理によ
って表示区画166、168に遊技者像を有する0番図
柄が表示されていて、サブカウンタ210aのカウント
値C1が0であれば、表示区画170には、ステップ4
80と同様の処理により遊技者像を有する0番図柄が静
止表示される(図3(b)参照)。また、ステップ46
0〜480の処理によって表示区画166、168に遊
技者像を有する0番図柄が表示されていても、サブカウ
ンタ210aのカウント値C1=0でなければ、この遊
技者像は表示されないし、すでに表示区画166、16
8に表示されている遊技者像も抹消される。当然なが
ら、ステップ450で否定判断となってステップ490
を実行する場合にも、遊技者像は表示されない。
【0053】このように、主制御部208において当た
り判定に使用されたカウンタ210のカウント値Cが0
・0・?であれば、いわゆるリーチ状態において表示区
画166、168の画像表示エリア166a、168a
に遊技者像が表示される。さらに、カウント値Cが0・
0・0であれば、各表示区画166〜170図柄表示エ
リア166b〜170bには0が表示され(3桁同
一)、画像表示エリア166a〜170aには遊技者像
が表示される。この表示(3桁同一)は、主制御部20
8による大当たり判定ルーチンにおいて説明したよう
に、特別遊技状態の成立を表示するものである。遊技者
は、いわゆるリーチ状態並びに特別遊技の成立の表示に
おいて自身の像(遊技者像)が表示されるので、その興
趣を高められる。
【0054】ステップ490における表示の確定に続い
て、CPU180は特別遊技状態が成立しているかを判
定する(ステップ500)。この判定は、図5に示され
るステップ340において主制御部208が送信してき
た当たりであることの通知の有無に基づいてなされ、C
PU180は、当たりの通知が無ければステップ410
に回帰し、当たりの通知を受信していれば次のステップ
510に進む。
【0055】ステップ510では、CPU180は、
「0・0・0」による特別遊技状態の成立か、他の数字
(1・1・1、2・2・2、3・3・3等)によるもの
かを判定し、「0・0・0」による特別遊技状態の成立
であればステップ520に進み、そうでなければステッ
プ530に進む。
【0056】ステップ520では、CPU180は、V
DP186に対して指令して遊技者像を含むデモンスト
レーション画面を液晶表示盤152に表示させる。この
デモンストレーション画面では、例えば人物、図形、風
景等をアニメーション化した画面表示がなされ、例えば
遊技球が大入賞口160内の特定の通路(Vゾーン)を
通過することによって開放状態の継続条件が成立する毎
に図8に例示されるように遊技者像が表示される。
【0057】一方、ステップ530では、例えば人物、
図形、風景等をアニメーション化した画面表示がなされ
るだけで遊技者像の表示は行われない。さらに、CPU
180は、図5に示されるステップ360で主制御部2
08から特別遊技状態の終了が通知されるまで(ステッ
プ540またはステップ550で肯定判断となるま
で)、ステップ520またはステップ530の処理を継
続し、主制御部208からの特別遊技状態終了の通知を
受けると、ステップ410に回帰する。
【0058】以上のように、この実施例の図柄表示装置
150においては、特定のリーチ時(0・0・?)に判
定用図柄(0・0)と併せて表示区画166、168に
遊技者像が表示され、特定の大当たり(0・0・0)の
ときには全表示区画166〜170に遊技者像が表示さ
れるので、遊技者の興趣を高めらることができる。しか
も、大当たりを表示している表示区画166〜170に
遊技者像が表示されるので、遊技者は、自身の画像が揃
った結果大当たりが成立したごとく感じるので、その効
果を一層向上できる。また、大当たりにあっては、判定
表示の他にデモンストレーションにおいても遊技者像が
表示がされるので、その興趣は一層高められる。
【0059】判定用図柄(数字)を表示するための図柄
表示エリア166b〜170bと装飾用図柄あるいは遊
技者像を表示するための画像表示エリア166a〜17
0aとが区別されているので、当たり外れの判定の表示
が明瞭にできる。CCDカメラ154を使用しているの
で小型化が可能であり、限られた範囲内での設置を要求
される遊技機に装備するのに好適である。また、その後
のデータ処理も簡単である。
【0060】遊技者は、撮影予告に応じて例えば自分の
好みのポーズ等を撮影させることができるので、遊技者
の興趣が高められる。また、例えば突然にフラッシュ等
を照射された場合の不快感などを防止できる。さらに、
この撮影予告の表示のタイミングを、例えばリーチ時と
するなど適宜に設定することにより、遊技者の興趣を高
めることもできる。
【0061】なお、以上の説明から明らかなように、こ
の実施例においては、カメラレンズ156とCCDエリ
アセンサ172によりCCDカメラ154が構成されて
おり、このCCDカメラ154、映像読取回路174お
よび信号処理IC176により本発明の映像データ作成
手段に相当する機構が構成されている。また、液晶表示
盤152が本発明の表示手段に相当し、CPU180が
表示制御手段および請求項6記載の指示手段として機能
し、CPU180、VDP186、液晶ドライバIC1
88および液晶表示盤152によって請求項8記載の撮
影予告手段が構成されている。さらに、パチンコ機10
の主制御部208が請求項6に記載の判定手段に相当し
ている。
【0062】以上、実施例に従って本発明について説明
したが、本発明はこのような実施例に限定されるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲でさまざまに実
施できる。例えば遊技者像はカラー、白黒のいずれでも
よく、撮影した画像を忠実に表現しても良いし、イラス
ト化や漫画的に加工して外形を変化させたり、色調の調
整や着色処理などを施してもよい。また、例えば異性と
ツーショットの画像として表示する等他の画像と合成し
てもよい。その他さまざまな画像加工を施すことができ
る。
【0063】遊技者像の表示は、1種類の大当たり時
(上記の例では「0・0・0」の大当たり時)に限るも
のではなく、複数種類の大当たり時や全ての大当たり時
あるいはリーチ時に表示することも可能である。表示の
形態も、実施例のごとく各表示区画毎に表示する形態に
限られず、例えば図8のように画面全体に遊技者像を表
示してもよい。
【0064】また、撮影のタイミングもリーチ時に限る
ものではなく、例えば任意のタイミングで遊技者が撮影
スイッチを操作したとき、赤外線センサ等で遊技者の存
在を検知したとき、スタートチャッカーに入賞したと
き、スクロール表示の開始時など適宜のタイミングとで
きる。あるいは、例えば撮影予告時に遊技者に対して撮
影許可を求めて、スイッチ操作等で許諾されたときのみ
撮影する等も可能である。
【0065】表示手段としては、電力消費が少なく小型
化が可能なことから液晶表示盤が好適であるが、CRT
など公知の表示装置を採用できる。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の図
柄表示装置においては、遊技者は、例えば自分の顔の画
像が表示されることにより、興趣を高められる。請求項
2記載の図柄表示装置においては、表示手段は、遊技者
像を表示する他に、複数種類中から予め設定された個数
だけ選択される判定用図柄を表示する。例えば、同じ判
定用図柄3個が表示されれば大当たりの表示となるよう
な場合に、遊技者は、自分の画像と併せて大当たり表示
がされるので、その興趣は高められる。
【0067】請求項3記載の図柄表示装置においては、
表示手段には複数の表示区画が設けられ、表示制御手段
は、表示手段に遊技者像を表示すべき表示区画を指示す
る。例えば、同じ判定用図柄3個が表示されれば大当た
りの表示となるような場合に、遊技者像も3個表示され
れば、遊技者の興趣は一層高められる。
【0068】請求項4記載の図柄表示装置においては、
遊技者像が判定用図柄と対になって表示されるので、遊
技者の興趣は一層高められる。請求項5記載の図柄表示
装置においては、当たり外れの判定の表示が明瞭にでき
る。
【0069】請求項6記載の図柄表示装置においては、
例えば同じ判定用図柄3個が表示されれば大当たりの表
示となるような場合に、遊技者は、当たり配列の表示
(大当たり)と併せて自分の画像が表示されるので、そ
の興趣は高められる。また、例えば3桁中の2桁に同じ
判定用図柄が表示されたとき(いわゆるリーチ状態にな
ったとき)および3桁同一(大当たり)に限って遊技者
像を表示する構成とすることも可能で、このようにすれ
ば遊技者の興趣をさらに高めることが可能である。
【0070】請求項7記載の図柄表示装置においては、
大当たりを表示している表示区画のみに遊技者像が表示
される。したがって、遊技者は、自身の画像が揃った結
果大当たりが成立したごとく感じるので、請求項6の構
成による効果を一層引き立てることになる。
【0071】請求項8記載の図柄表示装置においては、
遊技者は、撮影予告に応じて例えば自分の好みのポーズ
等を撮影させることができるので、遊技者の興趣が高め
られる。また、例えば突然にフラッシュ等を照射された
場合の不快感などを防止できる。
【0072】さらに、この撮影予告の表示のタイミング
を、例えばリーチ時とするなど適宜に設定することによ
り、遊技者の興趣を高めることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の図柄表示装置を組み込んだパチンコ
機の遊技盤付近の正面図である。
【図2】 実施例の図柄表示装置の液晶表示盤の説明図
である。
【図3】 実施例の図柄表示装置に装備されている液晶
表示盤に表示される図柄の説明図である。
【図4】 実施例の図柄表示装置の構成を示すブロック
図である。
【図5】 実施例のパチンコ機の主制御部で実行される
大当たり判定ルーチンのフローチャートである。
【図6】 実施例の図柄表示装置のCPUにおいて実行
される表示ルーチンのフローチャートである。
【図7】 実施例の図柄表示装置におけるスクロールか
ら静止表示までの経過の説明図であり、図7(a)は左
図柄を静止させた状態、図7(b)は中図柄を静止させ
リーチ表示となった状態、図7(c)は撮影予告時、図
7(d)は遊技者像を表示している状態の説明図であ
る。
【図8】 実施例の図柄表示装置におけるデモンストレ
ーション画面の表示例を示す説明図である。
【符号の説明】
10・・・パチンコ機(遊技機)、 152・・・液晶表示盤(表示手段、撮影予告手段)、 154・・・CCDカメラ(映像データ作成手段)、 156・・・カメラレンズ(映像データ作成手段)、 158・・・スタートチャッカー(所定の入賞口) 166、168、170・・・表示区画、 166a、168a、170a・・・画像表示エリア、 172・・・CCDエリアセンサ(映像データ作成手
段)、 174・・・映像読取回路(映像データ作成手段)、 176・・・信号処理IC(映像データ作成手段)、 180・・・CPU(表示制御手段、指示手段、撮影予
告手段)、 186・・・VDP(撮影予告手段)、 188・・・液晶ドライバIC(表示手段、撮影予告手
段)、 208・・・主制御部(判定手段)。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機に装着される図柄表示装置であっ
    て、 前記遊技機を使用している遊技者の映像に対応する映像
    データを作成する映像データ作成手段と、 前記映像データもしくは該映像データを加工した表示用
    データに基づく遊技者像を表示する表示手段とを設けた
    ことを特徴とする図柄表示装置。
  2. 【請求項2】 前記表示手段は、前記遊技者像を表示す
    る他に、複数種類中から予め設定された個数だけ選択さ
    れる判定用図柄を表示することを特徴とする請求項1記
    載の図柄表示装置。
  3. 【請求項3】 前記表示手段に複数の表示区画を設ける
    と共に、 前記表示手段に前記遊技者像を表示すべき前記表示区画
    を指示する表示制御手段を設けたことを特徴とする請求
    項1または2記載の図柄表示装置。
  4. 【請求項4】 前記表示手段は、前記判定用図柄を前記
    表示区画にそれぞれ1個ずつ且つ前記遊技者像と互いに
    識別可能に表示することを特徴とする請求項3記載の図
    柄表示装置。
  5. 【請求項5】 前記表示区画は、前記遊技者像を表示す
    るための画像表示エリアと前記判定用図柄を表示するた
    めの図柄表示エリアとに区分されていることを特徴とす
    る請求項4記載の図柄表示装置。
  6. 【請求項6】 前記遊技機の所定の入賞口への入賞に起
    因して当たりまたは外れを判定する判定手段と、 該判定手段にて当たりと判定された際に前記表示手段に
    対して前記判定用図柄を予め設定されている当たり配列
    で表示することを指示する当たり指示手段を設けたこと
    を特徴とする請求項1ないし5のいずれか記載の図柄表
    示装置。
  7. 【請求項7】 前記表示制御手段は、前記当たり配列を
    構成する判定用図柄が表示される前記表示区画に前記遊
    技者像を表示させることを特徴とする請求項6記載の図
    柄表示装置。
  8. 【請求項8】 遊技者に対して撮影予告を表示する撮影
    予告手段を設けたことを特徴とする請求項1ないし7の
    いずれか記載の図柄表示装置。
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