JPH08229033A - 超音波探触子 - Google Patents
超音波探触子Info
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- JPH08229033A JPH08229033A JP4003995A JP4003995A JPH08229033A JP H08229033 A JPH08229033 A JP H08229033A JP 4003995 A JP4003995 A JP 4003995A JP 4003995 A JP4003995 A JP 4003995A JP H08229033 A JPH08229033 A JP H08229033A
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- JP
- Japan
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- ultrasonic wave
- case
- ultrasonic
- transmitting
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- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
- Transducers For Ultrasonic Waves (AREA)
- Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 製品のばらつきがなく、作業性のよい超音波
探触子を提供することを目的とする。 【構成】 超音波出射を送波し、生体から戻ってきた超
音波を受波する超音波送波/受波面１１ａが形成された
ファンクション１１と、ファンクション１１の超音波送
波/受波面１１ａが設けられた端部を覆い、超音波送波/
受波面１１ａと対向する開口１２ａが形成されたケース
１２とを有し、ファンクション１１の超音波送波/受波
面１１ａがケース１２の開口１２ａの周縁部と略同一面
となるように取付けられる超音波探触子において、ファ
ンクション１１に設けられた第１の係合部１３と、ケー
ス１２に設けられ、ファンクション１１の第１の係合部
１３に係合する第２の係合部１４とで構成する。
探触子を提供することを目的とする。 【構成】 超音波出射を送波し、生体から戻ってきた超
音波を受波する超音波送波/受波面１１ａが形成された
ファンクション１１と、ファンクション１１の超音波送
波/受波面１１ａが設けられた端部を覆い、超音波送波/
受波面１１ａと対向する開口１２ａが形成されたケース
１２とを有し、ファンクション１１の超音波送波/受波
面１１ａがケース１２の開口１２ａの周縁部と略同一面
となるように取付けられる超音波探触子において、ファ
ンクション１１に設けられた第１の係合部１３と、ケー
ス１２に設けられ、ファンクション１１の第１の係合部
１３に係合する第２の係合部１４とで構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、超音波を送波し、生体
から戻ってきた超音波を受波する超音波送波/受波面が
形成されたファンクションと、該ファンクションの超音
波送波/受波面が設けられた端部を覆い、前記超音波送
波/受波面と対向する開口が形成されたケースとを有
し、前記ファンクションの超音波送波/受波面が前記ケ
ースの開口の周縁部と略同一面となるように取付けられ
る超音波探触子に関する。
から戻ってきた超音波を受波する超音波送波/受波面が
形成されたファンクションと、該ファンクションの超音
波送波/受波面が設けられた端部を覆い、前記超音波送
波/受波面と対向する開口が形成されたケースとを有
し、前記ファンクションの超音波送波/受波面が前記ケ
ースの開口の周縁部と略同一面となるように取付けられ
る超音波探触子に関する。
【０００２】
【従来の技術】次に、図面を用いて従来例を説明する。
図３は従来の超音波探触子の分解斜視図、図４は図３に
示す超音波探触子を組み付ける際に用いる治具を説明す
る図、図５は図３に示す超音波探触子の組付け後の要部
を示す図である。
図３は従来の超音波探触子の分解斜視図、図４は図３に
示す超音波探触子を組み付ける際に用いる治具を説明す
る図、図５は図３に示す超音波探触子の組付け後の要部
を示す図である。
【０００３】先ず図３において、１は超音波の送受波機
能を有するファンクションである。このファンクション
１は、圧電効果を利用し、加えられた電器信号に対応し
た超音波を送波し、また圧電逆効果により生体から戻っ
てきた超音波に対応する電気信号を発生する圧電振動子
と、この圧電振動子の一方の面に設けられ、振動子を機
械的に支持する背面制動材と、圧電振動子の他方の面に
設けられ、圧電振動子と生体間の音響インピーダンスの
調整を行なう音響整合層と、音響整合層上に設けられ、
送波するまたは受波した超音波を収束する音響レンズか
ら構成される。
能を有するファンクションである。このファンクション
１は、圧電効果を利用し、加えられた電器信号に対応し
た超音波を送波し、また圧電逆効果により生体から戻っ
てきた超音波に対応する電気信号を発生する圧電振動子
と、この圧電振動子の一方の面に設けられ、振動子を機
械的に支持する背面制動材と、圧電振動子の他方の面に
設けられ、圧電振動子と生体間の音響インピーダンスの
調整を行なう音響整合層と、音響整合層上に設けられ、
送波するまたは受波した超音波を収束する音響レンズか
ら構成される。
【０００４】そして、音響レンズの表面である超音波送
波/受波部１ａが設けられた端部側を覆うようにケース
２が設けられる。ケース２には、ファンクション１の超
音波送波/受波部１ａと対向する開口部２ａが形成され
ている。
波/受波部１ａが設けられた端部側を覆うようにケース
２が設けられる。ケース２には、ファンクション１の超
音波送波/受波部１ａと対向する開口部２ａが形成され
ている。
【０００５】次に、図４を用いて、上記構成の超音波探
触子を治具を用いて組み付ける方法を説明する。治具３
において、ベース３ａ上には２本の支柱３ｂが立設され
ている。３ｃは支柱３ｂに摺動可能に係合し、ケース２
を保持するアッパベースである。３ｄはベース３ａ上に
設けられ、上下方向にスライド可能で、ファンクション
１の底部が取付けられるスライドベースである。
触子を治具を用いて組み付ける方法を説明する。治具３
において、ベース３ａ上には２本の支柱３ｂが立設され
ている。３ｃは支柱３ｂに摺動可能に係合し、ケース２
を保持するアッパベースである。３ｄはベース３ａ上に
設けられ、上下方向にスライド可能で、ファンクション
１の底部が取付けられるスライドベースである。
【０００６】そして、スライドベース３ｄに取付けられ
たファンクション１の送波/受波面１ａがケース２の開
口部２ａの周縁部と略同一面となるまで、スライドベー
ス３ｄを上方向に駆動し、図５にしめすように接着剤４
を用いて、ファンクション１とケース２とを固定する。
たファンクション１の送波/受波面１ａがケース２の開
口部２ａの周縁部と略同一面となるまで、スライドベー
ス３ｄを上方向に駆動し、図５にしめすように接着剤４
を用いて、ファンクション１とケース２とを固定する。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記構成の超
音波探触子においては、作業者は、スライドベース３ｄ
を操作し、目視や指による感触により、ファンクション
１の送波/受波面１ａと、ケース２の開口部２ａの周縁
部とが略同一面であることを確認するため、熟練度によ
って製品にばらつきがあり、更に、作業性も悪いという
問題点があった。
音波探触子においては、作業者は、スライドベース３ｄ
を操作し、目視や指による感触により、ファンクション
１の送波/受波面１ａと、ケース２の開口部２ａの周縁
部とが略同一面であることを確認するため、熟練度によ
って製品にばらつきがあり、更に、作業性も悪いという
問題点があった。
【０００８】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、製品のばらつきがなく、作業性のよ
い超音波探触子を提供することにある。
ので、その目的は、製品のばらつきがなく、作業性のよ
い超音波探触子を提供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明は、超音波を送波し、生体から戻ってきた超音波を受
波する超音波送波/受波面が形成されたファンクション
と、該ファンクションの超音波送波/受波面が設けられ
た端部を覆い、前記超音波送波/受波面と対向する開口
が形成されたケースとを有し、前記ファンクションの超
音波送波/受波面が前記ケースの開口の周縁部と略同一
面となるように取付けられる超音波探触子において、前
記ファンクションに設けられた第１の係合部と、前記ケ
ースに設けられ、前記ファンクションの第１の係合部に
係合する第２の係合部とを設けたものである。
明は、超音波を送波し、生体から戻ってきた超音波を受
波する超音波送波/受波面が形成されたファンクション
と、該ファンクションの超音波送波/受波面が設けられ
た端部を覆い、前記超音波送波/受波面と対向する開口
が形成されたケースとを有し、前記ファンクションの超
音波送波/受波面が前記ケースの開口の周縁部と略同一
面となるように取付けられる超音波探触子において、前
記ファンクションに設けられた第１の係合部と、前記ケ
ースに設けられ、前記ファンクションの第１の係合部に
係合する第２の係合部とを設けたものである。
【００１０】ここで、前記第１の係合部は、前記ファン
クションの側面に設けられた突起であり、前記第２の係
合部は、前記ケースに設けられ、前記突起が当接可能な
平面部であることが望ましい。
クションの側面に設けられた突起であり、前記第２の係
合部は、前記ケースに設けられ、前記突起が当接可能な
平面部であることが望ましい。
【００１１】更に、前記第１の係合部は、前記ファンク
ションの側面に設けられた凸部であり、前記第２の係合
部は、前記凸部が嵌合可能な凹部であり、前記凸部,凹
部のうち、少なくともどちらか一方は弾性を有する構成
であってもよい。
ションの側面に設けられた凸部であり、前記第２の係合
部は、前記凸部が嵌合可能な凹部であり、前記凸部,凹
部のうち、少なくともどちらか一方は弾性を有する構成
であってもよい。
【００１２】更にまた、前記第１の係合部は、前記ファ
ンクションの側面に設けられた凹部であり、前記第２の
係合部は、前記凹部が嵌合可能な凸部であり、前記凸
部,凹部のうち、少なくともどちらか一方は弾性を有す
る構成であってもよい。
ンクションの側面に設けられた凹部であり、前記第２の
係合部は、前記凹部が嵌合可能な凸部であり、前記凸
部,凹部のうち、少なくともどちらか一方は弾性を有す
る構成であってもよい。
【００１３】
【作用】本発明の超音波探触子において、ファンクショ
ンの第１の係合部とケースの第２の係合部とを係合させ
るだけで、ファンクションの超音波送波/受波面と前記
ケースの開口の周縁部とが略同一面となり、製品のばら
つきがなく、作業性がよい。
ンの第１の係合部とケースの第２の係合部とを係合させ
るだけで、ファンクションの超音波送波/受波面と前記
ケースの開口の周縁部とが略同一面となり、製品のばら
つきがなく、作業性がよい。
【００１４】また、第１の係合部が、前記ファンクショ
ンの側面に設けられた突起であり、前記第２の係合部
が、前記ケースに設けられ、前記突起が当接可能な平面
部である場合は、突起と平面部との当接を行なうこと
で、ファンクションの超音波送波/受波面と前記ケース
の開口の周縁部とが略同一面となり、超音波送波/受波
面と直交する方向に位置決めがなされる。
ンの側面に設けられた突起であり、前記第２の係合部
が、前記ケースに設けられ、前記突起が当接可能な平面
部である場合は、突起と平面部との当接を行なうこと
で、ファンクションの超音波送波/受波面と前記ケース
の開口の周縁部とが略同一面となり、超音波送波/受波
面と直交する方向に位置決めがなされる。
【００１５】前記第１の係合部が、前記ファンクション
の側面に設けられた凸部であり、前記第２の係合部が、
前記凹部が嵌合可能な凹部であり、前記凸部,凹部のう
ち、少なくともどちらか一方は弾性を有する構成である
場合や、前記第１の係合部が、前記ファンクションの側
面に設けられた凹部であり、前記第２の係合部が、前記
凹部が嵌合可能な凸部であり、前記凸部,凹部のうち、
少なくともどちらか一方は弾性を有する構成であるに
は、凸部と凹部とを嵌合することにより、ファンクショ
ンの超音波送波/受波面と前記ケースの開口の周縁部と
が略同一面となり、超音波送波/受波面と直交する方向
に位置決めが成されると共に、超音波送波/受波面方向
の位置決めもなされる。
の側面に設けられた凸部であり、前記第２の係合部が、
前記凹部が嵌合可能な凹部であり、前記凸部,凹部のう
ち、少なくともどちらか一方は弾性を有する構成である
場合や、前記第１の係合部が、前記ファンクションの側
面に設けられた凹部であり、前記第２の係合部が、前記
凹部が嵌合可能な凸部であり、前記凸部,凹部のうち、
少なくともどちらか一方は弾性を有する構成であるに
は、凸部と凹部とを嵌合することにより、ファンクショ
ンの超音波送波/受波面と前記ケースの開口の周縁部と
が略同一面となり、超音波送波/受波面と直交する方向
に位置決めが成されると共に、超音波送波/受波面方向
の位置決めもなされる。
【００１６】
【実施例】次に図面を用いて本発明の一実施例を説明す
る。図１は本発明の第１の実施例の分解斜視図、図２は
本発明の第２の実施例の分解斜視図である。
る。図１は本発明の第１の実施例の分解斜視図、図２は
本発明の第２の実施例の分解斜視図である。
【００１７】先ず、図１を用いて本発明の第１の実施例
を説明する。１１は超音波の送受波機能を有するファン
クションである。このファンクション１１は、圧電効果
を利用し、加えられた電気信号に対応した超音波を送波
し、また圧電逆効果により生体から戻ってきた超音波に
対応する電気信号を発生する圧電振動子と、この圧電振
動子の一方の面に設けられ、振動子を機械的に支持する
背面制動材と、圧電振動子の他方の面に設けられ、圧電
振動子と生体間の音響インピーダンスの調整を行なう音
響整合層と、音響整合層上に設けられ、送波するまたは
受波した超音波を収束する音響レンズとから構成され
る。
を説明する。１１は超音波の送受波機能を有するファン
クションである。このファンクション１１は、圧電効果
を利用し、加えられた電気信号に対応した超音波を送波
し、また圧電逆効果により生体から戻ってきた超音波に
対応する電気信号を発生する圧電振動子と、この圧電振
動子の一方の面に設けられ、振動子を機械的に支持する
背面制動材と、圧電振動子の他方の面に設けられ、圧電
振動子と生体間の音響インピーダンスの調整を行なう音
響整合層と、音響整合層上に設けられ、送波するまたは
受波した超音波を収束する音響レンズとから構成され
る。
【００１８】そして、音響レンズの表面である超音波送
波/受波部１１ａが設けられた端部側を覆うようにケー
ス１２が設けられる。ケース１２には、ファンクション
１１の超音波送波/受波部１１ａと対向する開口部１２
ａが形成されている。
波/受波部１１ａが設けられた端部側を覆うようにケー
ス１２が設けられる。ケース１２には、ファンクション
１１の超音波送波/受波部１１ａと対向する開口部１２
ａが形成されている。
【００１９】ファンクション１１の周面(側面)には、周
面に対して直交する方向に突出する板材１３が設けられ
ている。尚、本実施例では、ベーク板を用いた。一方、
ケース１２の内壁面の対向する２面には、板材１３が当
接可能な突起１４が設けられている。これらファンクシ
ョン１１の板材１３と、ケース１２の突起１４の位置
は、板材１３が突起１４に当接した時に、超音波送波/
受波面１１ａとケース１２の開口１２ａの周縁部とが略
同一面となるように設定されている。
面に対して直交する方向に突出する板材１３が設けられ
ている。尚、本実施例では、ベーク板を用いた。一方、
ケース１２の内壁面の対向する２面には、板材１３が当
接可能な突起１４が設けられている。これらファンクシ
ョン１１の板材１３と、ケース１２の突起１４の位置
は、板材１３が突起１４に当接した時に、超音波送波/
受波面１１ａとケース１２の開口１２ａの周縁部とが略
同一面となるように設定されている。
【００２０】上記構成によれば、ファンクション１１の
板材１３をケース１２の突起１４に当接させるだけで、
ファンクション１１の超音波送波/受波面１１ａとケー
ス１２の開口１２ａの周縁部とが略同一面となり、ファ
ンクション１１の超音波送波/受波面と直交する方向に
位置決めがなされる。よって、作業者の熟練度の如何に
関わらず、製品のばらつきがなく、作業性がよい。
板材１３をケース１２の突起１４に当接させるだけで、
ファンクション１１の超音波送波/受波面１１ａとケー
ス１２の開口１２ａの周縁部とが略同一面となり、ファ
ンクション１１の超音波送波/受波面と直交する方向に
位置決めがなされる。よって、作業者の熟練度の如何に
関わらず、製品のばらつきがなく、作業性がよい。
【００２１】尚、本発明は上記実施例に限定するもので
はない。上記実施例では、ファンクション１１の４つの
側面に板材１３をそれぞれ設けたが、突起１４に対応す
る側面だけに設けてもよい。更に、突起も内壁面の少な
くとも対向する二面にあればよく、また、それ以上設け
てもかまわない。
はない。上記実施例では、ファンクション１１の４つの
側面に板材１３をそれぞれ設けたが、突起１４に対応す
る側面だけに設けてもよい。更に、突起も内壁面の少な
くとも対向する二面にあればよく、また、それ以上設け
てもかまわない。
【００２２】次に、図を用いて本発明の第２の実施例を
説明する。図において、図１と同一部分は同一符号を付
し、それらの説明を省略する。本実施例においては、フ
ァンクション１１の音響レンズは、側面までレンズ部と
なるキャップ型レンズであり、材質は弾性を有するシリ
コンゴムとした。
説明する。図において、図１と同一部分は同一符号を付
し、それらの説明を省略する。本実施例においては、フ
ァンクション１１の音響レンズは、側面までレンズ部と
なるキャップ型レンズであり、材質は弾性を有するシリ
コンゴムとした。
【００２３】ファンクション１１の対向する２つの側面
には、凸部１５が設けられている。一方、ケース１２の
内壁面の対向する２面には、凸部１５が係合可能な凹部
１６が設けられている。これらファンクション１１の凸
部１５と、ケース１２の凹部１６の位置は、係合時に、
超音波送波/受波面１１ａとケース１２の開口１２ａの
周縁部とが略同一面となるように設定されている。
には、凸部１５が設けられている。一方、ケース１２の
内壁面の対向する２面には、凸部１５が係合可能な凹部
１６が設けられている。これらファンクション１１の凸
部１５と、ケース１２の凹部１６の位置は、係合時に、
超音波送波/受波面１１ａとケース１２の開口１２ａの
周縁部とが略同一面となるように設定されている。
【００２４】上記構成によれば、ファンクション１１の
凹部１５をケース１２の凹部１６に係合させるだけで、
ファンクション１１の超音波送波/受波面１１ａとケー
ス１２の開口１２ａの周縁部とが略同一面となり、ファ
ンクション１１の超音波送波/受波面と直交する方向に
位置決めされると共に、超音波送波/受波面方向の位置
決めもなされる。よって、作業者の熟練度の如何に関わ
らず、製品のばらつきがなく、作業性がよい。
凹部１５をケース１２の凹部１６に係合させるだけで、
ファンクション１１の超音波送波/受波面１１ａとケー
ス１２の開口１２ａの周縁部とが略同一面となり、ファ
ンクション１１の超音波送波/受波面と直交する方向に
位置決めされると共に、超音波送波/受波面方向の位置
決めもなされる。よって、作業者の熟練度の如何に関わ
らず、製品のばらつきがなく、作業性がよい。
【００２５】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではない。上記実施例では、ケース１２側に凹部１６、
ファンクション１１側に凸部１５を設けたが、逆に、ケ
ース１２側に凸部、ファンクション１１側に凹部を設け
るようにしてもよい。
ではない。上記実施例では、ケース１２側に凹部１６、
ファンクション１１側に凸部１５を設けたが、逆に、ケ
ース１２側に凸部、ファンクション１１側に凹部を設け
るようにしてもよい。
【００２６】
【発明の効果】以上述べたように本発明の超音波探触子
によれば、ファンクションの第１の係合部とケースの第
２の係合部とを係合させるだけで、ファンクションの超
音波送波/受波面と前記ケースの開口の周縁部とが略同
一面となり、製品のばらつきがなく、作業性がよい。
によれば、ファンクションの第１の係合部とケースの第
２の係合部とを係合させるだけで、ファンクションの超
音波送波/受波面と前記ケースの開口の周縁部とが略同
一面となり、製品のばらつきがなく、作業性がよい。
【００２７】また、第１の係合部が、前記ファンクショ
ンの側面に設けられた突起であり、前記第２の係合部
が、前記ケースに設けられ、前記突起が当接可能な平面
部である場合は、突起と平面部との当接を行なうこと
で、ファンクションの超音波送波/受波面と前記ケース
の開口の周縁部とが略同一面となり、超音波送波/受波
面と直交する方向に位置決めがなされ、製品のばらつき
がなく、作業性がよい。
ンの側面に設けられた突起であり、前記第２の係合部
が、前記ケースに設けられ、前記突起が当接可能な平面
部である場合は、突起と平面部との当接を行なうこと
で、ファンクションの超音波送波/受波面と前記ケース
の開口の周縁部とが略同一面となり、超音波送波/受波
面と直交する方向に位置決めがなされ、製品のばらつき
がなく、作業性がよい。
【００２８】前記第１の係合部が、前記ファンクション
の側面に設けられた凸部であり、前記第２の係合部が、
前記凹部が嵌合可能な凹部であり、前記凸部,凹部のう
ち、少なくともどちらか一方は弾性を有する構成である
場合や、前記第１の係合部が、前記ファンクションの側
面に設けられた凹部であり、前記第２の係合部が、前記
凹部が嵌合可能な凸部であり、前記凸部,凹部のうち、
少なくともどちらか一方は弾性を有する構成であるに
は、凸部と凹部とを嵌合することにより、ファンクショ
ンの超音波送波/受波面と前記ケースの開口の周縁部と
が略同一面となり、超音波送波/受波面と直交する方向
に位置決めが成されると共に、超音波送波/受波面方向
の位置決めもなされ、製品のばらつきがなく、作業性が
よい。
の側面に設けられた凸部であり、前記第２の係合部が、
前記凹部が嵌合可能な凹部であり、前記凸部,凹部のう
ち、少なくともどちらか一方は弾性を有する構成である
場合や、前記第１の係合部が、前記ファンクションの側
面に設けられた凹部であり、前記第２の係合部が、前記
凹部が嵌合可能な凸部であり、前記凸部,凹部のうち、
少なくともどちらか一方は弾性を有する構成であるに
は、凸部と凹部とを嵌合することにより、ファンクショ
ンの超音波送波/受波面と前記ケースの開口の周縁部と
が略同一面となり、超音波送波/受波面と直交する方向
に位置決めが成されると共に、超音波送波/受波面方向
の位置決めもなされ、製品のばらつきがなく、作業性が
よい。
【図１】本発明の第１の実施例の分解斜視図である。
【図２】本発明の第２の実施例の分解斜視図である。
【図３】従来の超音波探触子の分解斜視図である。
【図４】図３に示す超音波探触子を組み付ける際に用い
る治具を説明する図である。
る治具を説明する図である。
【図５】図３に示す超音波探触子の組付け後の要部を示
す図である。
す図である。
１１ ファンクション １１ａ 超音波送波/受波部 １２ ケース １２ａ 開口 １３ 板材(第１の係合部) １４ 突起(第２の係合部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 後藤 武幸 東京都日野市旭が丘四丁目７番地の127 ジーイー横河メディカルシステム株式会社 内 (72)発明者 川上 充郎 東京都日野市旭が丘四丁目７番地の127 ジーイー横河メディカルシステム株式会社 内
Claims (4)
- 【請求項１】 超音波を送波し、生体から戻ってきた超
音波を受波する超音波送波/受波面が形成されたファン
クションと、該ファンクションの超音波送波/受波面が
設けられた端部を覆い、前記超音波送波/受波面と対向
する開口が形成されたケースとを有し、前記ファンクシ
ョンの超音波送波/受波面が前記ケースの開口の周縁部
と略同一面となるように取付けられる超音波探触子にお
いて、 前記ファンクションに設けられた第１の係合部と、 前記ケースに設けられ、前記ファンクションの第１の係
合部に係合する第２の係合部と、 を設けたことを特徴とする超音波探触子。 - 【請求項２】 前記第１の係合部は、前記ファンクショ
ンの側面に設けられた突起であり、 前記第２の係合部は、前記ケースに設けられ、前記突起
が当接可能な平面部であることを特徴とする請求項１記
載の超音波探触子。 - 【請求項３】 前記第１の係合部は、前記ファンクショ
ンの側面に設けられた凸部であり、 前記第２の係合部は、前記凸部が嵌合可能な凹部であ
り、 前記凸部,凹部のうち、少なくともどちらか一方は弾性
を有することを特徴とする請求項１記載の超音波探触
子。 - 【請求項４】 前記第１の係合部は、前記ファンクショ
ンの側面に設けられた凹部であり、 前記第２の係合部は、前記凹部が嵌合可能な凸部であ
り、 前記凸部,凹部のうち、少なくともどちらか一方は弾性
を有することを特徴とする請求項１記載の超音波探触
子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4003995A JPH08229033A (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | 超音波探触子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4003995A JPH08229033A (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | 超音波探触子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08229033A true JPH08229033A (ja) | 1996-09-10 |
Family
ID=12569777
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4003995A Pending JPH08229033A (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | 超音波探触子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08229033A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109745075A (zh) * | 2019-02-13 | 2019-05-14 | 潍坊高新技术产业开发区人民医院 | 一种自动耦合探头组合装置 |
-
1995
- 1995-02-28 JP JP4003995A patent/JPH08229033A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109745075A (zh) * | 2019-02-13 | 2019-05-14 | 潍坊高新技术产业开发区人民医院 | 一种自动耦合探头组合装置 |
| CN109745075B (zh) * | 2019-02-13 | 2021-06-18 | 潍坊高新技术产业开发区人民医院 | 一种自动耦合探头组合装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20031216 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |