JPH08227084A - 変調器としてのteモードの電気光学セルおよびその製造方法 - Google Patents

変調器としてのteモードの電気光学セルおよびその製造方法

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JPH08227084A
JPH08227084A JP7275888A JP27588895A JPH08227084A JP H08227084 A JPH08227084 A JP H08227084A JP 7275888 A JP7275888 A JP 7275888A JP 27588895 A JP27588895 A JP 27588895A JP H08227084 A JPH08227084 A JP H08227084A
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JP7275888A
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Ingo Faderl
インゴ・ファデール
Serge Valette
セルジュ・ヴァレト
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Commissariat a lEnergie Atomique CEA
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    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/01Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour 
    • G02F1/061Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on electro-optical organic material
    • G02F1/065Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on electro-optical organic material in an optical waveguide structure
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の電気光学変調セルにおいては、制御電
圧、およびバイアス電圧を低減することができなかっ
た。 【解決手段】 電界が印加された状況下において屈折率
が変化し得る非線形性材料12からなる活性領域10を
有する少なくとも1つの光ガイド部6と、光ガイド部6
の各側部に位置して電界を印加するための制御電極16
とを備えるTEモードの電気光学変調セルであって、制
限材料からなるとともに前記活性領域に対して両側部に
それぞれが位置しかつ前記制御電極16間に位置する複
数の領域14を備え、制限材料は、活性領域をなす材料
の屈折率よりも小さい屈折率および小さい電気抵抗を有
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、TEモードの電気
光学セル、およびその製造方法に関するものである。特
に、非線形性ポリマー材料、非線形性複合材料、あるい
は液晶を有する電気光学セルに関するものである。これ
らのセルは、電気光学的な変調器に使用される。TEモ
ードの電気光学セルというのは、いわゆる電界が直交す
る電磁界極性(伝搬方向により決定される入射面に対し
て電界が垂直であり、かつ、伝搬面に対して電界が垂直
である)において最適な方法で機能することが可能な電
気光学セルのことである。したがって、本発明は、信号
処理、光学的な遠距離通信、センサ・スペクトルアナラ
イザ・干渉デバイスの製作の分野において数々の応用が
考えられる。中でも好適な応用は、例えばMach−Z
ehnder干渉計である。
【0002】
【従来の技術】一般的に、光波をガイドするための構造
は、基板上に積層されたバッファ層、活性層、上部層か
ら構成されることが指摘される。この場合、活性層は、
バッファ層、上部層の屈折率よりも大きな屈折率を有し
ている。
【0003】電気光学効果は、電界の作用のもとにおい
て材料の屈折率を制御し得るものであり、それゆえ、光
信号の位相変調・強度変調、光信号の極性変更等、様々
な機能をもたらす。電界は、以降の説明において”制御
電極”と称される電極により活性材料に印加される。こ
れに関しては、発明の詳細な説明の最後に記す参考文献
1および2を参照することができる。
【0004】電気光学的な変調器のためのセルを製作す
るために、活性層としては、例えば、商品名がDR1−
PMMA(米国のIBMにより販売されている)、ある
いはPU11(Flamel Technology
Franceにより販売されている)のような非線形性
ポリマーが使用される。
【0005】これらのポリマーが二次の効果、この場
合、屈折率の制御を示すためには、これらのポリマーの
すべての発色団が同じ方向に配向させられることが必要
である。この方向は、電界の印加を可能とする電極の位
置、および操作のモードに依存している。最も大きな電
気光学係数を得るためには、磁界が直交するモード(T
Mモード)で操作する場合には、制御電極は、活性領域
の上下に位置することになり、電界が直交するモード
(TEモード)で操作する場合には、制御電極は、活性
領域の両側方に位置することになる。電極の配置に関す
るポリマーの配向は、例えば発明の詳細な説明の最後に
挙げた参考文献3の中に記述されている。
【0006】ポリマーは、ガラス転移温度にまで加熱さ
れることにより、および同時に”分極電界”と称される
強い電界を印加されることにより配向される。ポリマー
は、その後電界が維持されたまま冷却される。そして、
これによりポリマーが冷えたときにおいても配向を維持
することが可能とされる。
【0007】ポリマーの最大限の非線形性を利用するた
めには、分極用電界、活性層に印加される変調用電界、
および光波の電界が、すべて同じ向きを向くことが必要
である。これがTE操作モードとTM操作モードとの電
極配置の違いをもたらしている。
【0008】定義により、ガイド構造という用語は、光
の制限を行うすべての層に関係するものとして理解され
る。一般には、ガイド構造は、コアを有しており、この
コアは、コアの屈折率よりも小さい屈折率を有する材料
からなる層間に差し込まれている。ガイド構造において
光の横方向への制限を確かなものとするために、コアお
よび/またはコアの上方に位置する材料層は、少なくと
も1つの幅を制限する部分を有している。横方向の制限
はまた、コアの直下に位置する材料層の中に溝をエッチ
ングすることにより得ることができる。その結果、コア
を形成する材料は、少なくとも部分的にこの溝中に形成
される。電気光学変調器の場合には、以下において”光
ガイド部”(光の伝搬を保証するものであるのでこのよ
うに称する)として説明される構造中のコアは、活性材
料を有している。この活性材料がポリマーであるときに
は、横方向への制限は、また、紫外線照射によるそれへ
の照射効果を通して活性材料の局部的な変質により直接
的に達成することができる。これに関しては、例えば発
明の詳細な説明の最後に付した参考文献1、2あるいは
3を参照することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】TEモードで操作され
る公知の電気光学セルは、それらの操作およびそれらの
工業的製造の両方に関していくつかの欠点や限界を抱え
ている。
【0010】上記限界の1つは、非線形電気光学効果を
得るために必要な非常に高い制御電圧に起因している。
この高電圧は、活性材料中に電界を発生させるためのも
のである制御電極間の間隔の大きさに、特に起因するも
のである。しかしながら、これに関して、材料中での光
ビームの形状および広がりのために電極を互いに接近さ
せるよう移動させることができず、結局制御電圧を低減
することができないことに注意が必要である。
【0011】他の問題点は、非常に高いバイアス電圧と
関連している。バイアス電圧は、この場合はポリマーか
らなる活性材料の配向操作のための電界を印加するため
に必要なものである。参考文献1に記載されているよう
に、バイアス電圧は、事前の特別の配慮がなされなけれ
ば、変調器のある部分を破壊することになる。
【0012】多数の活性材料、および特に非線形性ポリ
マーの有するさらに他の欠点は、非常に高い脆性を有す
るということである。電気光学的性質に関して興味深い
効率のレベルを有するポリマーは、一般的には、現存の
製造工程では使用することができない。例えば、多数の
非線形性ポリマーは、紫外線照射に対する耐性に難点が
あり、その結果、それら自身の染料を破壊し、結果的に
非線形性を失うこととなる。しかしながら、デポジショ
ン工程やシリカのエッチング工程においては、しばしば
紫外線が使用されている。
【0013】ポリマーの脆性または易損性は、また、加
熱に対してのそれらの低い耐性に通じる。つまり、多く
のポリマーは、150℃を超える加熱に対して耐えるこ
とができない。よって、焼鈍工程のような高温を必要と
するデバイスの製造においては使用することができな
い。
【0014】製造工程においてポリマーを使用するに際
しての他の難点は、融通性がないことである。非線形性
ポリマーは、例えば厚い電極のようなかなりの程度に不
均一なパターンあるいは表面を有する、基板上あるいは
構造上においては、フィルム状に広がることができな
い。
【0015】大多数の非線形性ポリマーのさらなる欠点
は、それらの吸湿性を有するという性質である。ポリマ
ー層の形成に引き続いて、電気光学効果を得るために前
述の如く、ポリマー層は、分極されなければならない。
結果的にポリマー中に侵入する水分は、一般にポリマー
の構造を緩和し、層の分極によりもたらされる秩序の消
失を引き起こす。したがって、ポリマー層が水分を吸収
するにつれて非線形効果が消失する。
【0016】本発明の目的は、電気光学変調器を提供す
ることにあり、同様にその製造方法を提供することにあ
る。そこでは、要求されるバイアス電圧および制御電圧
は低いものであり、上述のような欠点から解放されてい
る。他の目的は、活性材料の一切の劣化を引き起こすこ
とがなく、また達成が容易な製造方法を提供することに
ある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、その非線形性材料自身に対して電界が印
加された状況下において屈折率が変化し得る非線形性材
料からなる活性領域を有する少なくとも1つの光ガイド
部と、該光ガイド部の両側部にそれぞれが位置して前記
電界を印加するための複数の制御電極とを備える変調器
としてのTEモードの電気光学変調セルであって、さら
に、制限材料からなるとともに前記活性領域に対して該
活性領域の両側部にそれぞれが位置しかつ前記複数の制
御電極の間に位置する複数の領域を備え、前記制限材料
は、前記活性領域をなす前記材料の屈折率よりも小さい
屈折率を有し、かつ、前記活性領域をなす前記材料の電
気抵抗よりも小さい電気抵抗を有することを特徴とする
変調器としてのTEモードの電気光学セルことを特徴と
するTEモードの電気光学変調セルを提案している。
【0018】本発明の結果として、特に、小さい屈折率
を有する制限材料からなる領域の存在の結果として、光
ガイド部におけるモードの幅が低減され、したがって、
活性材料中に制限された光波に対して有意な損失をもた
らすことなく制御電極を互いに接近するように移動させ
ることができる。電気光学セルにとって、制御電圧は、
電極間の間隔に直接的に比例するものであるので、結果
的に、制御電圧を低減することができる。制限領域によ
り、制御電圧を典型的には30ないし40%だけ低減さ
せることができる。制限領域の結果として、また、活性
材料にかかるバイアス電圧を、特に、非線形性ポリマー
を配向させる際のバイアス電圧を低減することができ
る。したがって、制限領域は、活性領域に対する分極電
界を制限することができる。
【0019】本発明の電気光学変調器は、良好に光を制
限すること、および、活性領域をなす材料が充填された
空間内において最適な電界の制限を行うとともに有意の
損失を起こすことなく光を伝搬させること、の2つの要
求を満たし得る構造を有している。
【0020】活性領域をなす材料の屈折率よりも小さな
屈折率の実部を有する制限材料を使用することにより、
良好な光の制限が確実なものとされる。さらに、それの
屈折率の虚部が小さいと、伝搬損失を無視し得る値にま
で抑えることが可能となる。
【0021】制限材料は、また、活性材料よりも小さな
電気抵抗を有しているので、光の吸収係数を大きく変化
させることなく、電気伝導を良好に制限することができ
る。参考のためだけに記述すると、活性材料の電気抵抗
は、約1013Ω・cmであっても良いし、あるいはそれ
以上であっても良い。
【0022】電気伝導の制限を改良するための単純なア
イデアとして、比較の目的のために制御電極を活性領域
材料の中央付近に配置することが考えられることに注意
が必要である。一般の金属的な電極は、実効的には約1
-6Ω・cmという非常に小さな電気抵抗を有してい
る。しかしながら、電極をなす金属的な材料は、屈折率
の虚部が非常に大きく、結果的に禁止的な光の伝搬損失
をもたらしてしまう。
【0023】本発明のデバイスにおける制限材料として
は、電気抵抗が例えば105 ないし1010Ω・cmのも
のを選択することが好ましい。
【0024】実用的な応用においては、光の吸収は、吸
収係数が10-10 cm-1ないし10-4cm-1であれば、
無視し得ると考えられる。
【0025】本発明の好ましい態様においては、活性領
域をなす材料は、非線形性ポリマーである。
【0026】本発明の他の態様においては、セルは、ま
た、活性領域を被覆する、あるいはオーバーラップする
層を有しており、この層は、活性領域をなす材料の屈折
率よりも小さな屈折率を有する材料から構成され、そし
て、小さな誘電係数、すなわち一般的には4以下の誘電
係数を有する材料から構成されている。この層をなす材
料は、光学的および電気的特性のために選択される。分
極時の、すなわち活性材料の配向時のいかなる電気的破
壊をも避けるために、屈折率が小さくかつ電気抵抗が小
さくなければならない。
【0027】前記層をなす材料としては、例えばドーピ
ングされたシリカ、あるいはDuPont de Ne
mours社製の商標名がテフロンAFであるポリマー
が使用可能である。テフロンAFは、屈折率がn=1.
29であり、誘電定数が約10GHzの周波数において
ε=1.87ないし1.93である。
【0028】電気光学セルは、また、活性領域、電極お
よび制限材料を支持するための支持基板を備え、この支
持基板は、活性領域を部分的に含むエッチングされた部
分を有している。この場合、支持基板のエッチングは、
制限材料とともに構造中における横方向の光の制限を保
証する。
【0029】本発明の特定の実施形態においては、光ガ
イド部は、また、活性領域をなす材料の屈折率よりも大
きな屈折率を有する材料からなるリボンを有している。
リボンは、活性領域に沿って延在し、光のガイドに貢献
する。
【0030】本発明は、また、上述の変調セルを製造す
るための方法を提案するものである。本方法は、本質的
に、電気的な絶縁材料からなるとともに、前記活性層の
前記材料の屈折率よりも小さい屈折率を有する基板を形
成する工程と、該基板上に前記制御電極を形成する工程
と、制限材料からなる領域を形成する工程と、”犠牲”
(sacrificial) 材料層を形成するとともに、前記活性
領域の位置および形状を固定し得るパターンにしたがっ
て該犠牲材料層の形状を形成する工程と、前記犠牲材料
層上に被覆層を形成する工程と、該被覆層に前記犠牲材
料層にまで達する少なくとも1つの開口を製作する工程
と、前記活性領域に対応するキャビティを形成して該キ
ャビティを非線形性材料で満たすために、前記犠牲材料
層を除去する工程とを具備するものである。
【0031】この製造方法の結果としては、現在までに
セルの製造方法として公知である方法にしたがって集積
回路基板を取り扱うことが可能となり、そこでは、キャ
ビティ中に活性材料が導入される。結果的に、脆い非線
形性ポリマーであっても、変調器の構造の製造に際して
もはや融通性がないわけではなく、使用が可能である。
例えば、紫外光あるいは青色光を放射するCF4 ガスを
使用した反応性イオンを利用するRIE(reactive ion
etching)エッチング工程を実行することができる。
【0032】同様にして、本発明によれば、非線形性材
料のデポジションに関して平面的ではない表面を使用す
ることは、もはや障害とはならない。なぜなら、非線形
性材料のデポジションに関して、従来使用されていた回
転装置による押し広げ法をもはや使用しなくて良いから
である。
【0033】特に、制御電極のパターン、および、変調
器あるいはセルに接続される光ファイバの受け入れ位置
は、非線形性材料に合わせてではなく、それら自身の要
求に合わせて設計することができる。これに関連して、
光ファイバの変調器に対する接続を活性材料のキャビテ
ィへの充填に先立って行うこともできることに注意が必
要である。
【0034】活性材料あるいは非線形性材料は、また、
もはや酸、塩基あるいは溶剤の効果にさらされることが
ない。光学的性質において良好な効率を有する活性材料
は、したがって、脆性あるいは可損性に影響されること
なく性能を維持することができる。
【0035】制御電極は、キャビティへの活性材料の充
填に先立って形成されることが好ましい。本方法の他の
実施形態においては、制御電極は、例えば、低減された
電気抵抗を有する制限材料領域の形成後か、あるいは、
犠牲材料の除去後かのどちらかの後に、基板の形成に続
いて直接的に形成されることができる。基板には、ま
た、エッチングにより制御電極および/または活性材料
を受け入れるための凹所を形成することができる。
【0036】本発明の他の特徴点および利点は、本発明
を限定するものではなく、添付図面を参照した以下の説
明中に記載されている。
【0037】
【発明の実施の形態】図1ないし図3は、本発明の変調
器の概略的な断面図である。図4は、2つの光ガイド部
を有する本発明の変調器の概略的な断面図である。図5
ないし図8は、本発明の変調器における光ガイド部の構
成上の変形例を示す概略的な断面図である。図9および
図10は、従来の変調器および本発明の変調器における
光ガイド部をそれぞれ示す概略的な断面図であって、T
Eモードの広がりを示している。図11は、図10に示
す変調器について、TEモードの半値幅を前記変調器の
活性領域の幅の関数として示す曲線である。図12ない
し図18は、本発明の変調器の製造に関して、連続した
各製造段階を示す概略的な断面図である。
【0038】単純化のために、以下の図面においては、
異なる図面であっても対応する部材には同一の参照符号
が使用されている。さらに、各図面の異なる部材につい
ては、同じ縮尺で示されているわけではない。そして、
活性材料の例として、非線形性ポリマーからなる活性材
料が使用されている。
【0039】図1ないし図3は、本発明の変調セルの代
表的な構造を示している。セルは、シリコンウェハ2を
有しており、このシリコンウェハ2上には、例えばリン
がドーピングされるとともに約10μmの厚さに形成さ
れた二酸化シリコン等からなる基板4が形成されてい
る。
【0040】光ガイド部6は、非線形性ポリマー等の活
性材料12で満たされた活性領域10を有している。本
発明によれば、構造は、また、活性材料の電気抵抗より
も小さい電気抵抗を有する制限材料からなる2つの領域
14を備えている。しかしながら、領域14を構成する
材料は、絶縁体のままである。そして特徴的な抵抗値
は、活性領域の抵抗値よりも10ないし100倍だけ小
さいものである。領域14は、それの電気抵抗を低減さ
せる目的で、例えば、窒素あるいはリンが高濃度にドー
ピングされた二酸化シリコン(SiO2) から構成され
ている。領域14は、領域10をなす活性材料に対して
両側に接触している。したがって、ポリマーの配向に際
して分極用の電界を活性領域に集中することが可能とな
る。
【0041】制御電極16は、キャビティおよび領域1
4の両側方に位置しており、領域14に接触した状態に
ある。同一平面上に配置された制御電極16は、図1に
示すように、基板4の表面上に形成することができる。
また、制御電極16は、基板4においてエッチングによ
り形成された凹所内に形成されても良い。凹所に制御電
極16が形成された場合の変調器が、図2および図3に
示されている。図2および図3に示すように、電極16
は、基板4上に下地コーティング18を有して形成され
ることができる。下地コーティング18は、電極16の
本体をなす材料19の電解成長をもたらすために必要不
可欠に使用される。
【0042】図2および図3に示すように、光ガイド部
6には、また、例えば窒化シリコンのように大きな屈折
率を有する材料からなるリボン8が設けられても良い。
キャビティに沿って延在するリボン8は、材料中での光
ビームの横方向へのガイドとして貢献する。
【0043】層22は、活性領域10を覆っており、好
ましくは活性領域14を覆っている。この層22は、ま
た、(図2および図3に示すように)電極16を覆って
も良い。この場合、層22により覆われていない電極1
6(図1に図示)をその後に形成するために、エッチン
グされても構わない。
【0044】層22における開口24により、活性領域
10内に非線形性ポリマー12を充填することが可能と
される。
【0045】各図は、非対称構造を示しているが、これ
は、ある種の操作モード、例えば、プッシュプル型の操
作モードにおいては、光のガイドに関して横方向の対称
構造を製造するためには好都合となり得るものである。
【0046】以下の表1は、変調器における異なる部分
の寸法および材質に関しての例示としての値を示してい
る。
【表1】
【0047】表1中において、厚さという用語は、図と
して表現した断面上において層の積層方向におけるもの
を指しており、幅という用語は、図として表現した断面
上において基板4の表面に対して平行な方向におけるも
のを指しているものとする。
【0048】図4は、本発明のある特定の応用例を示す
ものであり、セルは、Mach−Zehnder変調器
において使用されている。セルは、同一平面上に位置す
る2つの光ガイド部6を備えており、これら2つの光ガ
イド部6は、実質的に互いに平行に延在している。Ma
ch−Zehnder干渉計に関するさらなる詳細につ
いては、発明の詳細な説明の最後に記す参考文献2、
4、5、6を参照することができる。
【0049】図4は、図1ないし図3に対応する部材を
備えており、それらには同一の参照符号が付されてい
る。そして、同一の参照符号のものに対しては、図1な
いし図3に関しての説明と同じである。一方、図4は、
2つの活性な枝を有する変調器の断面としてとらえるこ
とができ、図1ないし図3の各々は、例えばMach−
Zehnder変調器の1つの枝の断面を示すものとし
て考えることができる。
【0050】図4の変調器は、2つの光ガイド部6に対
して共通の中央電極16を有していることが指摘され
る。領域10は、領域14の厚さよりも少しだけ大きな
厚さを有することができることにも注意が必要である。
この特徴点により構造は、光ガイド部6において改良さ
れた光の制限を行うことができる。
【0051】一般的な用語において、変調器としてのセ
ルの光ガイド部6を定義するに際してはいくつかの可能
性を予測することができる。図5ないし図8は、これら
の可能性のある例示を示している。単純化のために、基
板4、活性領域10、電気抵抗が低減された領域14、
および被覆層22のみが図示されている。電極16は、
図示されていない。
【0052】図5は、基本的な光ガイド部を示してお
り、そこでは活性ポリマー12は、例えば二酸化シリコ
ンからなる2つの層4、22の間に位置している。光
は、ポリマーの屈折率が周囲4、14、22の材料の屈
折率よりも大きいことからポリマー中をガイドされる。
【0053】図6は、リボン8を備える光ガイド部6を
示しており、リボン8は、活性領域10に沿って延在す
るとともに、活性ポリマー12の屈折率よりも大きい屈
折率を有している。
【0054】図7においては、光のガイドは、電気抵抗
が低減された材料の層をエッチングすることにより得ら
れている。それは、また、領域14による光のガイドを
もたらす。さらに、エッチングにより付加的に基板4に
形成された溝Rに活性材料を満たして光をガイドしても
良い。この場合、活性ポリマーは、活性領域10のみに
位置するだけではなく、領域14の上方にも広がってい
る。
【0055】図8における光のガイドは、図6および図
7における手法を結合したものとみなすことができる。
この場合、光のガイドは、電気抵抗が低減された層のエ
ッチング部分からだけではなく、活性領域10内に形成
されたリボン8からももたらされる。これは、図2およ
び図3における手法でもある。図5ないし図8における
すべての実施形態においては、基板中の溝を使用するこ
とができる。
【0056】図9および図10は、本発明の電気光学セ
ルにおける電気抵抗が低減された領域14のもたらす利
点を示すものである。図9および図10には、読み取り
を容易とするために、μmの単位で横軸および縦軸を付
してある。
【0057】図9(従来例)の場合、活性材料層12
は、基板4と被覆層22との間に位置している。しかし
ながら、そこには、光学モードの幅を限定するための領
域14は存在しない。図10の場合には、図6の光ガイ
ド部と同様の光ガイド部が、本発明に基づいて低減され
た電気抵抗を有する領域14を備えて示されている。基
板4は、3μm厚のシリカ層であって、屈折率はn=
1.468である。図示はしていないもののリボンも設
けられている。リボンは、0.09μm厚であり、幅は
1.4μm、屈折率はn=1.979である。選択され
た活性ポリマーは、PU11(n=1.685)であ
り、厚さは0.5μmである。被覆層22は、PMMA
ポリマー(n=1.48)である。材料14の間に形成
された光ガイド部の全幅は、2μmである。材料14の
両側の制御電極は、図面を複雑にしないために図示され
ていない。
【0058】図10は、小さい屈折率および低減された
電気抵抗を有する領域14により、光学モードの幅が低
減されていることが示されている。図9、10の光学モ
ードの半値幅を比較すると、図10においては、半値幅
が約40%だけ低減されていることがわかる。したがっ
て、いかなる意味のある損失をももたらすことなく、図
示していない制御電極を10μm間隔から6μm間隔へ
と狭めるよう共に移動させることができる。よって、制
御電圧を約40%低減することができ有利である。
【0059】図11は、図10に示すセルについて、T
Eモード、すなわち電磁界の電界成分Ex が基板に対し
て平行かつ光ガイド部に対して垂直であるモードでの半
値幅を活性領域の幅の関数として示す曲線である。縦軸
は、Ex /10の値をμmの単位で(最大値の−10d
Bでの電界Ex の半値幅に対応)示しており、横軸は、
活性領域の値をμmの単位で示している。TEモードの
幅は、光ガイド部の中央においてモードの強度が1/1
00(−20dBに対応)になる位置において測定され
ている。言い換えれば、強度は、光ガイド部の中央から
離れるにつれて減少する。図11は、活性ポリマー領域
の幅が減少したときには、光学モードがさらに制限され
ることを明瞭に示している。
【0060】図12ないし図18は、本発明によるセル
の製造方法の実施形態の例示を示すものである。
【0061】図12に示すように、本発明の製造方法に
おいては、まず、例えばウェハ2上にシリカ層4を堆積
させる。堆積に続いて、層4の表面26が平滑化され
る。薄い(0.09μm)窒化シリコン膜が表面26上
に形成され、その後、例えば反応性イオンエッチング等
によりエッチングされることによりリボン8が形成され
る。
【0062】本発明の製造方法はさらに続けられ、表面
26において凹部28の形成(図13)が行われ、この
凹部28において制御電極16の形成が行われる。凹部
28の形成は、化学的なウェットエッチング(例えばH
F+HNF4 によるもの)により、あるいは、例えばC
HF3 ガスを使用したRIE式のプラズマによるドライ
エッチングにより行うことができる。電極16は、2段
階で形成される。まず、下地コーティング18が凹部2
8内に形成され、その後、層18上に電解法により材料
19が形成される。
【0063】電極16の形成後に、構造全体を平坦にす
ることもできるが、この操作は図には示されていない。
【0064】図14は、方法を連続して示すものであ
り、活性材料よりも屈折率および電気抵抗が小さい材料
の層30の堆積がなされている。窒素またはリン、ある
いはホウ素あるいはフッ素がドーピングされたシリカか
らなる層30は、本発明の特徴点をなす領域14を形成
するためにエッチングされる。例えばアルミニウムから
なる犠牲材料層32が、同様にデポジットされ、その
後、パターンに制限されて形状が固定されるとともに活
性領域だけでなく活性材料を含むさらに普通の部分にも
位置することとなる。そのようなパターンは、エッチン
グあるいはリフトオフ(lift-off)により得ることがで
きる。層30、32および構造全体は、その後、例えば
シリカ層22により被覆される(図15)。
【0065】図16に示す開口24が、その後、層22
に形成される。開口24は、犠牲材料32に達するまで
エッチングされる。適宜選択された化学薬品による処
理、この場合は硫酸による処理により、犠牲材料32を
除去することができ、結局、将来的に活性領域を構成す
ることとなるパターンを有するフリーキャビティが形成
される。水による洗浄、およびドライな雰囲気での焼鈍
は、また、キャビティ中に残存するすべての物質を除去
することができる。このキャビティは、図17に示され
ている。図18に示すように、キャビティは、最終的に
は非線形性活性ポリマー12で満たされる。ポリマーは
キャビティ内に注入されるが、その際、毛細管現象によ
る効果で正確な充填がなされる。ポリマーの注入は、注
入されるポリマーおよびそれの溶剤の分解を避ける目的
で、ポリマーの溶剤蒸気の存在下で達成することができ
る。キャビティは、引き伸ばされたような形状であるこ
とから、注入される分子の方向を好ましい方向とする助
けとなり得る。キャビティは、閉塞されても開放のまま
でも良い。また、その形状は、活性材料を構成するポリ
マー、あるいは場合によっては液晶に適合させることが
できる。
【0066】図示していないその後の工程として、例え
ば、エポキシ系接着剤による、あるいは気相成長により
デポジットされたシリカ等の不活性無機材料によるセル
のパッシベーション(passivation) を行うことができ
る。
【0067】工程の変更例として、異なる工程の順序を
変更することができる。例えば、電極は、キャビティの
形成後に形成することができる。すなわち、犠牲材料の
除去後に形成することができる。しかしながら、活性材
料の劣化をきたしやすいすべての工程を、活性材料のキ
ャビティへの充填に先立って済ませておくことが好まし
い。
【0068】参考文献を以下に記す。 (1)"A new electro-optic modulator based on nonl
inear polymers andsilicon nitride working in trans
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bandwidth", C.C. TENGAppl. Phys. Lett. 60, 30 Marc
h 1992, pp 1538-1540.
【0069】
【発明の効果】結局、発明のもたらす効果としては、脆
性あるいは可損性を有する活性材料を使用するにして
も、容易に製作可能な電気光学セルを得ることができ
る。また、変調器の制御電圧を低減できるという利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の変調器の概略的な断面図である。
【図2】本発明の変調器の概略的な断面図である。
【図3】本発明の変調器の概略的な断面図である。
【図4】2つの光ガイド部を有する本発明の変調器の概
略的な断面図である。
【図5】本発明の変調器における光ガイド部の構成上の
変形例を示す概略的な断面図である。
【図6】本発明の変調器における光ガイド部の構成上の
変形例を示す概略的な断面図である。
【図7】本発明の変調器における光ガイド部の構成上の
変形例を示す概略的な断面図である。
【図8】本発明の変調器における光ガイド部の構成上の
変形例を示す概略的な断面図である。
【図9】従来の変調器における光ガイド部を示す概略的
な断面図であって、TEモードの広がりを示している。
【図10】本発明の変調器における光ガイド部を示す概
略的な断面図であって、TEモードの広がりを示してい
る。
【図11】図10に示す変調器について、TEモードの
半値幅を前記変調器の活性領域の幅の関数として示す曲
線である。
【図12】本発明の変調器の製造に関して、連続した製
造段階のうちの1つを示す概略的な断面図である。
【図13】本発明の変調器の製造に関して、連続した製
造段階のうちの1つを示す概略的な断面図である。
【図14】本発明の変調器の製造に関して、連続した製
造段階のうちの1つを示す概略的な断面図である。
【図15】本発明の変調器の製造に関して、連続した製
造段階のうちの1つを示す概略的な断面図である。
【図16】本発明の変調器の製造に関して、連続した製
造段階のうちの1つを示す概略的な断面図である。
【図17】本発明の変調器の製造に関して、連続した製
造段階のうちの1つを示す概略的な断面図である。
【図18】本発明の変調器の製造に関して、連続した製
造段階のうちの1つを示す概略的な断面図である。
【符号の説明】
4 基板 6 光ガイド部 8 リボン 10 活性領域 12 非線形性材料 14 領域 16 制御電極 18 下地コーティング 19 金属 22 被覆層 24 開口 28 凹所 32 犠牲材料層

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その非線形性材料(12)自身に対して
    電界が印加された状況下において屈折率が変化し得る非
    線形性材料(12)からなる活性領域(10)を有する
    少なくとも1つの光ガイド部(6)と、該光ガイド部
    (6)の両側部にそれぞれが位置して前記電界を印加す
    るための複数の制御電極(16)とを備える変調器とし
    てのTEモードの電気光学変調セルであって、 さらに、制限材料からなるとともに前記活性領域に対し
    て該活性領域の両側部にそれぞれが位置しかつ前記複数
    の制御電極(16)の間に位置する複数の領域(14)
    を備え、 前記制限材料は、前記活性領域をなす前記材料の屈折率
    よりも小さい屈折率を有し、かつ、前記活性領域をなす
    前記材料の電気抵抗よりも小さい電気抵抗を有すること
    を特徴とする変調器としてのTEモードの電気光学セ
    ル。
  2. 【請求項2】 前記活性領域(10)を被覆するととも
    に、該活性領域をなす前記材料の屈折率よりも小さい屈
    折率を有する材料からなる被覆層(22)を備えること
    を特徴とする請求項1記載の電気光学セル。
  3. 【請求項3】 前記被覆層(22)をなす前記材料は、
    ドーピングされたシリカ、および、商標名がテフロンA
    Fであるポリマー材料の中から選択されることを特徴と
    する請求項2記載の電気光学セル。
  4. 【請求項4】 前記活性領域(10)をなす前記材料
    (12)は、非線形性ポリマーであることを特徴とする
    請求項1記載の電気光学セル。
  5. 【請求項5】 前記制限材料は、窒素またはリンあるい
    はホウ素あるいはフッ素がドーピングされたシリカであ
    ることを特徴とする請求項1記載の電気光学セル。
  6. 【請求項6】 前記光ガイド部(6)は、前記活性領域
    (10)をなす前記材料(12)の屈折率よりも大きな
    屈折率を有する材料からなるとともに、前記光ガイド部
    に沿って延在するリボン(8)を有することを特徴とす
    る請求項1記載の電気光学セル。
  7. 【請求項7】 前記活性領域、前記電極および前記制限
    材料を支持するための支持基板を備え、該基板は、前記
    活性領域を部分的に含むエッチングされた部分を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の電気光学セル。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の電気光学セルを製造する
    ための方法であって、 電気的な絶縁材料からなるとともに、前記活性層の前記
    材料の屈折率よりも小さい屈折率を有する基板(4)を
    形成する工程と、 該基板(4)上に前記制御電極(16)を形成する工程
    と、 制限材料からなる領域(14)を形成する工程と、 ”犠牲”材料層(32)を形成するとともに、前記活性
    領域の位置および形状を固定し得るパターンにしたがっ
    て該犠牲材料層の形状を形成する工程と、 前記犠牲材料層上に被覆層(22)を形成する工程と、 該被覆層に前記犠牲材料層(32)にまで達する少なく
    とも1つの開口(24)を製作する工程と、 前記活性領域(10)に対応するキャビティを形成して
    該キャビティを非線形性材料で満たすために、前記犠牲
    材料層(32)を除去する工程とを具備することを特徴
    とする電気光学変調セルの製造方法。
  9. 【請求項9】 前記制御電極(16)は、前記犠牲材料
    (32)の除去後に形成されることを特徴とする請求項
    8記載の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記制御電極(16)の形成は、該制
    御電極を形成しようとする位置に下地コーティング(1
    8)を形成する工程と、その後、該下地コーティング上
    に金属(19)を電解成長により形成する工程とを備え
    ることを特徴とする請求項8記載の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記基板は、前記電極(16)の位置
    に対応した凹所(28)を形成するためにエッチングさ
    れることを特徴とする請求項10記載の製造方法。
  12. 【請求項12】 さらに、基板(4)上に、前記非線形
    性材料の屈折率よりも大きな屈折率を有する材料からな
    りかつ前記活性領域(10)内において長さ方向に延在
    するリボン(8)を形成する工程を具備することを特徴
    とする請求項8記載の製造方法。
JP7275888A 1994-10-25 1995-10-24 変調器としてのteモードの電気光学セルおよびその製造方法 Withdrawn JPH08227084A (ja)

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