JPH08227050A - マルチチャネルプリンタにおけるラスタ出力走査システム - Google Patents
マルチチャネルプリンタにおけるラスタ出力走査システムInfo
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- JPH08227050A JPH08227050A JP7304497A JP30449795A JPH08227050A JP H08227050 A JPH08227050 A JP H08227050A JP 7304497 A JP7304497 A JP 7304497A JP 30449795 A JP30449795 A JP 30449795A JP H08227050 A JPH08227050 A JP H08227050A
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- Color, Gradation (AREA)
- Laser Beam Printer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 単一の回転多角デフレクタを用い、誤差とコ
ストを低減したラスタ出力走査システム。 【解決手段】 ゼログラフィ印刷装置のラスタ出力走査
(ROS)システムでは、複数の入力光学チャネルを使
用する。各チャネルは少なくとも1本の光ビームを含
み、各ビームを単一の回転多角デフレクタの個別の偏向
面(ファセット)へ導く。多角デフレクタはこれらの光
ビームを複数の個別の出力光路へと反射する。それぞれ
の出力光学パス上に位置する光学システムが、これらの
光ビームを第1〜第4の対応の受像位置あるいは受光体
に導く。これによって第1〜第4の受像位置(あるいは
受光体)を通過する単一の記録媒体上に4色画像を生成
する。
ストを低減したラスタ出力走査システム。 【解決手段】 ゼログラフィ印刷装置のラスタ出力走査
(ROS)システムでは、複数の入力光学チャネルを使
用する。各チャネルは少なくとも1本の光ビームを含
み、各ビームを単一の回転多角デフレクタの個別の偏向
面(ファセット)へ導く。多角デフレクタはこれらの光
ビームを複数の個別の出力光路へと反射する。それぞれ
の出力光学パス上に位置する光学システムが、これらの
光ビームを第1〜第4の対応の受像位置あるいは受光体
に導く。これによって第1〜第4の受像位置(あるいは
受光体)を通過する単一の記録媒体上に4色画像を生成
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走査光ビームを生
成するラスタ出力スキャナを用いたゼログラフィ(静電
電子写真)印刷装置に関し、特に、複数の入力光学パス
を用いたラスタ出力走査システムに関する。
成するラスタ出力スキャナを用いたゼログラフィ(静電
電子写真)印刷装置に関し、特に、複数の入力光学パス
を用いたラスタ出力走査システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、フライングスポットスキャナ
(飛点走査器)はラスタ出力スキャナ(ROS)とも呼
ばれ、多面多角反射鏡(ポリゴンミラー)を有する。多
角形反射鏡は中心軸まわりに回転し、ひとつ以上の輝度
調整された光ビームを感光記録媒体上にライン走査方向
(高速走査方向ともいう)に反復走査させる。一方記録
媒体は、ライン走査方向と直交する処理方向(低速走査
方向ともいう)に移動し、これによってビームはラスタ
走査パターンにしたがって記録媒体を走査する。ディジ
タル印刷は、各ビームを2進サンプル列にしたがって連
続的に輝度変調することによって行われ、記録媒体は走
査につれて、サンプル列によって表わされる画像に露光
される。また、複数のビームを同時に走査させるマルチ
ビームプリンタも従来から知られている。ROSシステ
ムおよびマルチビームプリンタに関しては、Kitamuraに
よる米国特許第4,474,422 号に開示されている。
(飛点走査器)はラスタ出力スキャナ(ROS)とも呼
ばれ、多面多角反射鏡(ポリゴンミラー)を有する。多
角形反射鏡は中心軸まわりに回転し、ひとつ以上の輝度
調整された光ビームを感光記録媒体上にライン走査方向
(高速走査方向ともいう)に反復走査させる。一方記録
媒体は、ライン走査方向と直交する処理方向(低速走査
方向ともいう)に移動し、これによってビームはラスタ
走査パターンにしたがって記録媒体を走査する。ディジ
タル印刷は、各ビームを2進サンプル列にしたがって連
続的に輝度変調することによって行われ、記録媒体は走
査につれて、サンプル列によって表わされる画像に露光
される。また、複数のビームを同時に走査させるマルチ
ビームプリンタも従来から知られている。ROSシステ
ムおよびマルチビームプリンタに関しては、Kitamuraに
よる米国特許第4,474,422 号に開示されている。
【0003】上記Kitamuraの米国特許では、複数のレー
ザを対角線上に斜めに配置して、複数のビームを単一の
受光体上に走査させる。各ビームはクロス走査方向にず
れており、これによって複数のラインが同時に受光体を
走査する。Kitamura特許の目的は、個々のレーザをレー
ザアレイ内で近接させて配置してコンパクトな構成と
し、ピッチのばらつきを低減するものである。
ザを対角線上に斜めに配置して、複数のビームを単一の
受光体上に走査させる。各ビームはクロス走査方向にず
れており、これによって複数のラインが同時に受光体を
走査する。Kitamura特許の目的は、個々のレーザをレー
ザアレイ内で近接させて配置してコンパクトな構成と
し、ピッチのばらつきを低減するものである。
【0004】高速処理カラーゼログラフィやマルチハイ
ライトカラーゼログラフィの画像出力端末では、個別に
アドレス可能な複数のラスタラインを、別々のロケーシ
ョンで同時に印刷する必要がある。これをマルチステー
ション印刷と呼ぶ。
ライトカラーゼログラフィの画像出力端末では、個別に
アドレス可能な複数のラスタラインを、別々のロケーシ
ョンで同時に印刷する必要がある。これをマルチステー
ション印刷と呼ぶ。
【0005】従来のマルチステーションカラープリンタ
の構造では、複数の個別のラスタ出力スキャナ(RO
S)を用いる。通常は、Murayamaの米国特許第4,847,64
2 号および第4,903,067 号に開示される例では、各々が
多角ミラーを有する4つのROSを用いている。このシ
ステムの問題点は、ほぼ同一のROSを複数用いること
によるコストの増大と、システムのカラーを正確に重ね
合わせることの困難さである。
の構造では、複数の個別のラスタ出力スキャナ(RO
S)を用いる。通常は、Murayamaの米国特許第4,847,64
2 号および第4,903,067 号に開示される例では、各々が
多角ミラーを有する4つのROSを用いている。このシ
ステムの問題点は、ほぼ同一のROSを複数用いること
によるコストの増大と、システムのカラーを正確に重ね
合わせることの困難さである。
【0006】また、米国特許第5,233,367 号(特願平5
―159860号)は、複数の光ビームを回転多角ミラ
ーで偏向することによって、これらの光ビームを飛び越
し(インターレース)走査する画像形成装置および方法
を開示する。記録媒体上での隣接し合うビームの飛び越
しライン間隔はインターレース係数によって決定され、
このインターレース係数は所望の価に設定できるので、
飛び越しライン間隔も自在に調整できる。
―159860号)は、複数の光ビームを回転多角ミラ
ーで偏向することによって、これらの光ビームを飛び越
し(インターレース)走査する画像形成装置および方法
を開示する。記録媒体上での隣接し合うビームの飛び越
しライン間隔はインターレース係数によって決定され、
このインターレース係数は所望の価に設定できるので、
飛び越しライン間隔も自在に調整できる。
【0007】Fisli の米国特許第5,243,359 号は、マル
チステーションプリンタにおいて複数のレーザビームの
偏向に適したROSシステムを開示する。この特許で
は、多角ミラーは、最大発散角度(largest divergence
angles )が互いに並行で波長の異なる複数のレーザビ
ーム束を偏向する。ビームはその後、複数の光学フィル
タによって分光され、それぞれ対応の受光体上に導かれ
る。各ビームのパス長(光路長)をほぼ均一にすること
によって、受光体上でほぼ同サイズのスポットが得られ
る。これは、すべてのレーザをひとつの統合ユニット内
に配置することによって容易に実行される。ユニット内
で、レーザダイオードはクロス走査方向(すなわち多角
ミラーの回転軸に並行な方向)に一列に配置される。
チステーションプリンタにおいて複数のレーザビームの
偏向に適したROSシステムを開示する。この特許で
は、多角ミラーは、最大発散角度(largest divergence
angles )が互いに並行で波長の異なる複数のレーザビ
ーム束を偏向する。ビームはその後、複数の光学フィル
タによって分光され、それぞれ対応の受光体上に導かれ
る。各ビームのパス長(光路長)をほぼ均一にすること
によって、受光体上でほぼ同サイズのスポットが得られ
る。これは、すべてのレーザをひとつの統合ユニット内
に配置することによって容易に実行される。ユニット内
で、レーザダイオードはクロス走査方向(すなわち多角
ミラーの回転軸に並行な方向)に一列に配置される。
【0008】Funatoの米国特許第4,761,046 号は、記録
媒体上へのカラーイメージの記録方法を開示する。この
方法は、複数のレーザビーム信号をそれぞれ対応の複数
の感光体の各々に同時に供給し、そこに潜像を形成する
ことによって記録を行う。ここではまず、変調したレー
ザビームを、光学的に等価の複数のホログラム格子内に
ある円盤状の透明基盤を有するホログラムディスクに送
る。ホログラムディスクは回転して、レーザビームを偏
向し、オプティクス(光学系)を介して受光体上に導
く。この方法の問題は、ホログラムを生成するコストが
高いことと、システムの正確なカラーの重ね合わせが困
難なことである。
媒体上へのカラーイメージの記録方法を開示する。この
方法は、複数のレーザビーム信号をそれぞれ対応の複数
の感光体の各々に同時に供給し、そこに潜像を形成する
ことによって記録を行う。ここではまず、変調したレー
ザビームを、光学的に等価の複数のホログラム格子内に
ある円盤状の透明基盤を有するホログラムディスクに送
る。ホログラムディスクは回転して、レーザビームを偏
向し、オプティクス(光学系)を介して受光体上に導
く。この方法の問題は、ホログラムを生成するコストが
高いことと、システムの正確なカラーの重ね合わせが困
難なことである。
【0009】Okuno の米国特許第4,578,688 号は、第1
および第2の光ビームを回転多角ミラーの別々のファセ
ット(偏向面)に導く光ビームプリンタを開示する。こ
の回転多角ミラーは、第1および第2のビームをそれぞ
れ個別のオプティクスを介して第1および第2の感光手
段に導く。第1および第2のレーザビームはそれぞれ固
有のカラーイメージ信号に対応し、第1および第2の感
光媒体上に異なる色のカラーイメージを形成する。これ
らのイメージは転写媒体上に重なり合わせて転写され、
2色画像を形成する。すなわち、このシステムは感光媒
体を介して単一の転写媒体上に2色画像を形成するだけ
である。
および第2の光ビームを回転多角ミラーの別々のファセ
ット(偏向面)に導く光ビームプリンタを開示する。こ
の回転多角ミラーは、第1および第2のビームをそれぞ
れ個別のオプティクスを介して第1および第2の感光手
段に導く。第1および第2のレーザビームはそれぞれ固
有のカラーイメージ信号に対応し、第1および第2の感
光媒体上に異なる色のカラーイメージを形成する。これ
らのイメージは転写媒体上に重なり合わせて転写され、
2色画像を形成する。すなわち、このシステムは感光媒
体を介して単一の転写媒体上に2色画像を形成するだけ
である。
【0010】Kawamura et al. の米国特許第4,591,903
号は、4本のレーザビームを4つの個別の受光体上に走
査する記録装置を開示する。この装置は2つの回転多角
ミラーを用いて、ビームを偏向する。それぞれ2本のレ
ーザビームを各回転多角ミラーの個別のファセットに導
き、オプティクスを介して別々の受光体上に偏向する。
レーザビームは4色のカラー画像をそれぞれの色に対応
する感光ドラム上に走査する。これら個別の色の4つの
イメージを記録紙上に転写して4色画像を生成する。す
なわち、4つの感光ドラムを通過する記録紙の単一パス
で最終的な4色画像を形成する。この装置の問題点は、
複数(2つ)のROSを使用し、各々が多角ミラーを有
するので、これらをほぼ同一に構成するためのコストが
高いことと、正確な色の重ね合わせの困難さである。
号は、4本のレーザビームを4つの個別の受光体上に走
査する記録装置を開示する。この装置は2つの回転多角
ミラーを用いて、ビームを偏向する。それぞれ2本のレ
ーザビームを各回転多角ミラーの個別のファセットに導
き、オプティクスを介して別々の受光体上に偏向する。
レーザビームは4色のカラー画像をそれぞれの色に対応
する感光ドラム上に走査する。これら個別の色の4つの
イメージを記録紙上に転写して4色画像を生成する。す
なわち、4つの感光ドラムを通過する記録紙の単一パス
で最終的な4色画像を形成する。この装置の問題点は、
複数(2つ)のROSを使用し、各々が多角ミラーを有
するので、これらをほぼ同一に構成するためのコストが
高いことと、正確な色の重ね合わせの困難さである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
システムではいずれも複数のROSを用いるので、それ
らをほぼ同一に構成するためのコストが高く、また個別
のROS間の微妙な誤差が最終画像に影響し、正確な色
の重ね合わせに問題があった。
システムではいずれも複数のROSを用いるので、それ
らをほぼ同一に構成するためのコストが高く、また個別
のROS間の微妙な誤差が最終画像に影響し、正確な色
の重ね合わせに問題があった。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の目的は、単一の回転多角デフレクタを用い
て単一の記録媒体パスに4色印刷を行えるマルチビーム
ラスタ出力走査システムの提供にある。
に、本発明の目的は、単一の回転多角デフレクタを用い
て単一の記録媒体パスに4色印刷を行えるマルチビーム
ラスタ出力走査システムの提供にある。
【0013】複数の光ビームを複数の受像位置の各々に
導くマルチビームラスタ出力システムの提供も本発明の
目的である。
導くマルチビームラスタ出力システムの提供も本発明の
目的である。
【0014】上記システムでは、回転多角デフレクタに
至る複数の入力光学チャネルを用いる。また、回転多角
デフレクタからの複数の出力光学チャネルを用いる。
至る複数の入力光学チャネルを用いる。また、回転多角
デフレクタからの複数の出力光学チャネルを用いる。
【0015】上記目的を達成するために、本発明の印刷
装置用ラスタ出力走査システムは、複数のファセット
(偏向面)を有する単一の回転多角デフレクタと、各々
が複数の光ビームのうちの少なくとも一つを前記回転多
角デフレクタの個別のファセットに導く複数の入力チャ
ネルと、前記多角デフレクタの個別のファセットで前記
少なくとも一つの光ビームの各々を偏向させることによ
って形成される複数の個別の出力光学パスと、前記出力
光学パス上に位置して、少なくとも一つの光ビームの各
々を第1、第2、第3、第4の対応の受像位置に導く光
学システム、とを備える。回転多角デフレクタは、その
中心軸まわりに回転する回転多角ミラーでもよい。各受
像位置はそれぞれ第1、第2、第3、第4の各受光体上
に位置してもよい。個別の出力光学パスに位置する光学
システムとして分光器を用いてもよい。
装置用ラスタ出力走査システムは、複数のファセット
(偏向面)を有する単一の回転多角デフレクタと、各々
が複数の光ビームのうちの少なくとも一つを前記回転多
角デフレクタの個別のファセットに導く複数の入力チャ
ネルと、前記多角デフレクタの個別のファセットで前記
少なくとも一つの光ビームの各々を偏向させることによ
って形成される複数の個別の出力光学パスと、前記出力
光学パス上に位置して、少なくとも一つの光ビームの各
々を第1、第2、第3、第4の対応の受像位置に導く光
学システム、とを備える。回転多角デフレクタは、その
中心軸まわりに回転する回転多角ミラーでもよい。各受
像位置はそれぞれ第1、第2、第3、第4の各受光体上
に位置してもよい。個別の出力光学パスに位置する光学
システムとして分光器を用いてもよい。
【0016】本発明のその他の目的、効果は、以下で図
面を参照した実施形態の説明から明白になる。
面を参照した実施形態の説明から明白になる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1および2は、本発明の第1実
施形態にかかる複数の光源12を用いたラスタ出力走査
システムの図である。この実施形態では4つの光源12
を用い、それぞれから4本の光ビーム14、16、1
8、20が出力される。図2の平面図では2つの光源し
か描かれていないが、実際は多角デフレクタ22をはさ
んだ両側に2つずつ、縦軸(サジタル)方向(すなわち
回転デフレクタ22の回転軸に沿った方向)に間隔をお
いて配置されており、合計4つの光源を用いる。同様
に、ビーム14、16と、ビーム18、20が重なって
1本のビームとして描かれているが、実際は、多角デフ
レクタ22の回転軸に沿った縦方向に間隔を置いて放射
される個別のビームである。
施形態にかかる複数の光源12を用いたラスタ出力走査
システムの図である。この実施形態では4つの光源12
を用い、それぞれから4本の光ビーム14、16、1
8、20が出力される。図2の平面図では2つの光源し
か描かれていないが、実際は多角デフレクタ22をはさ
んだ両側に2つずつ、縦軸(サジタル)方向(すなわち
回転デフレクタ22の回転軸に沿った方向)に間隔をお
いて配置されており、合計4つの光源を用いる。同様
に、ビーム14、16と、ビーム18、20が重なって
1本のビームとして描かれているが、実際は、多角デフ
レクタ22の回転軸に沿った縦方向に間隔を置いて放射
される個別のビームである。
【0018】ビーム14、16、18、20は、それぞ
れ個別の入力レンズ26を介して回転多角デフレクタ2
2に導かれる。本実施形態では、4つの個別の入力光学
チャネルが光ビーム14、16、18、20を多角デフ
レクタ22の対応のファセット24へと導く。各入力光
学チャネルは、少なくともひとつの光ビームを含み、そ
れぞれ対応の入力レンズ26を通過する。この実施形態
のラスタ出力走査システムでは、多角デフレクタ22の
両側に縦軸方向に間隔をおいて、合計4つの入力光学チ
ャネルを有し、各入力チャネルが1本の光ビームを回転
多角デフレクタに導く。
れ個別の入力レンズ26を介して回転多角デフレクタ2
2に導かれる。本実施形態では、4つの個別の入力光学
チャネルが光ビーム14、16、18、20を多角デフ
レクタ22の対応のファセット24へと導く。各入力光
学チャネルは、少なくともひとつの光ビームを含み、そ
れぞれ対応の入力レンズ26を通過する。この実施形態
のラスタ出力走査システムでは、多角デフレクタ22の
両側に縦軸方向に間隔をおいて、合計4つの入力光学チ
ャネルを有し、各入力チャネルが1本の光ビームを回転
多角デフレクタに導く。
【0019】光ビーム14、16、18、20はそれぞ
れ回転多角デフレクタのファセットで偏向され、補正レ
ンズ28(Fθ走査レンズを含む)を通過する。補正レ
ンズ28は、ビームを集束させ、多角形の角度誤差や揺
れを補正する。各ビームは対応のミラー30で反射され
て、それぞれ受像位置32、34、36、38上に走査
され、画像を形成する。ミラー30は各光ビーム14、
16、18、20の光路長がすべて等しくなる位置に配
置される。各出力光学チャネルは、少なくとも一つの光
ビームと、一つの結像/補正レンズ28を含む。この実
施形態では、光ビーム14、16、18、20にそれぞ
れ対応する4つの出力チャネルを有し、ここを通って光
ビームが受像位置に導かれる。光ビーム14、16、1
8、20は、対応の受像位置32、34、36、38上
に走査され、それぞれ異なる色の画像を形成する。各画
像は受像位置32、34、36、38から記録紙などの
転写媒体(図示せず)に転写され、4色画像を形成す
る。このように、本発明のROSシステムでは、複数の
入力光学チャネルを用いて、複数の光ビームを回転多角
デフレクタのそれぞれ対応のファセットに導き、単一の
記録媒体を各ビームに対応する4つの受像位置を通過さ
せて4色画像を形成する。
れ回転多角デフレクタのファセットで偏向され、補正レ
ンズ28(Fθ走査レンズを含む)を通過する。補正レ
ンズ28は、ビームを集束させ、多角形の角度誤差や揺
れを補正する。各ビームは対応のミラー30で反射され
て、それぞれ受像位置32、34、36、38上に走査
され、画像を形成する。ミラー30は各光ビーム14、
16、18、20の光路長がすべて等しくなる位置に配
置される。各出力光学チャネルは、少なくとも一つの光
ビームと、一つの結像/補正レンズ28を含む。この実
施形態では、光ビーム14、16、18、20にそれぞ
れ対応する4つの出力チャネルを有し、ここを通って光
ビームが受像位置に導かれる。光ビーム14、16、1
8、20は、対応の受像位置32、34、36、38上
に走査され、それぞれ異なる色の画像を形成する。各画
像は受像位置32、34、36、38から記録紙などの
転写媒体(図示せず)に転写され、4色画像を形成す
る。このように、本発明のROSシステムでは、複数の
入力光学チャネルを用いて、複数の光ビームを回転多角
デフレクタのそれぞれ対応のファセットに導き、単一の
記録媒体を各ビームに対応する4つの受像位置を通過さ
せて4色画像を形成する。
【0020】図3および4は、本発明のROSシステム
の第2実施形態を示す。この実施形態のROSシステム
は、図1および2に示した第1実施形態のシステムとほ
とんど同じであるが、8本の光ビーム40、42、4
4、46、48、50、52、54を用いる点で異な
る。第1実施形態と同様に、4つの入力光学チャネルと
4つの出力光学チャネルを有するが、本実施形態では、
入力チャネルで2本ずつの光ビームを回転多角デフレク
タ22へ導き、出力チャネルで同じく2本ずつの光ビー
ムを受像位置32、34、36、38へと導く。各入出
力光学チャネルで2本の光ビームを用いることにより、
第1実施形態のシステムより大きなスループット(処理
効率)を得ることができる。2本以上の光ビームを各光
学チャネルに用いると、さらにROSシステムのスルー
プットを増大させることができる。
の第2実施形態を示す。この実施形態のROSシステム
は、図1および2に示した第1実施形態のシステムとほ
とんど同じであるが、8本の光ビーム40、42、4
4、46、48、50、52、54を用いる点で異な
る。第1実施形態と同様に、4つの入力光学チャネルと
4つの出力光学チャネルを有するが、本実施形態では、
入力チャネルで2本ずつの光ビームを回転多角デフレク
タ22へ導き、出力チャネルで同じく2本ずつの光ビー
ムを受像位置32、34、36、38へと導く。各入出
力光学チャネルで2本の光ビームを用いることにより、
第1実施形態のシステムより大きなスループット(処理
効率)を得ることができる。2本以上の光ビームを各光
学チャネルに用いると、さらにROSシステムのスルー
プットを増大させることができる。
【0021】図3および4に示すように、このROSシ
ステムは、各受像位置32、34、36、38にそれぞ
れ2本(以上)の光ビームを導く。各受像位置に導かれ
るビームは、受像体上でサジタル方向に離れており(焦
点位置が異なる)、また互いに間隔をおくか、あるいは
Curry の米国特許第5,233,367 号に示されるような飛び
越し走査される。
ステムは、各受像位置32、34、36、38にそれぞ
れ2本(以上)の光ビームを導く。各受像位置に導かれ
るビームは、受像体上でサジタル方向に離れており(焦
点位置が異なる)、また互いに間隔をおくか、あるいは
Curry の米国特許第5,233,367 号に示されるような飛び
越し走査される。
【0022】第3実施形態を図5および6に示す。この
ROSシステムも、第1および第2実施形態のシステム
と類似するが、光源12の数を2つにし、回転多角デフ
レクタへの入力光学チャネルと、デフレクタからの出力
光学チャネルもそれぞれ2つとする。光源12の各々
は、4本の光ビーム56、58、60、62のうちの2
本ずつを放射する。光源12の各々から出力される光ビ
ームはサジタル方向に間隔をおき、互いに異なる波長を
有するか、異なる偏光特性を有する。この実施形態では
2つの光学出力チャネルしか用いないので、各光出力チ
ャネルの2本の光ビームの間隔は非常に近接する。ビー
ム56と58、ビーム60と62はそれぞれ分光器64
に導かれる。分光器64は、ビームが異なる波長を有す
る場合は、波長選択可能な多層フィルムを有する2色ミ
ラー(たとえば色選択ビームスプリッタ)であり、ビー
ムの偏光度が異なる場合は偏光分光器である。偏光分光
器の例としては、偏光選択多層フィルムを有するプリズ
ムなどの分光器がある。第1、第2実施形態と同じく、
複数(2つ)の入力光学チャネルを用いて光ビームを回
転多角デフレクタのそれぞれ個別のファセットに導き、
受像位置32、34、36、38を通過する画像形成媒
体上に4色画像を生成する。
ROSシステムも、第1および第2実施形態のシステム
と類似するが、光源12の数を2つにし、回転多角デフ
レクタへの入力光学チャネルと、デフレクタからの出力
光学チャネルもそれぞれ2つとする。光源12の各々
は、4本の光ビーム56、58、60、62のうちの2
本ずつを放射する。光源12の各々から出力される光ビ
ームはサジタル方向に間隔をおき、互いに異なる波長を
有するか、異なる偏光特性を有する。この実施形態では
2つの光学出力チャネルしか用いないので、各光出力チ
ャネルの2本の光ビームの間隔は非常に近接する。ビー
ム56と58、ビーム60と62はそれぞれ分光器64
に導かれる。分光器64は、ビームが異なる波長を有す
る場合は、波長選択可能な多層フィルムを有する2色ミ
ラー(たとえば色選択ビームスプリッタ)であり、ビー
ムの偏光度が異なる場合は偏光分光器である。偏光分光
器の例としては、偏光選択多層フィルムを有するプリズ
ムなどの分光器がある。第1、第2実施形態と同じく、
複数(2つ)の入力光学チャネルを用いて光ビームを回
転多角デフレクタのそれぞれ個別のファセットに導き、
受像位置32、34、36、38を通過する画像形成媒
体上に4色画像を生成する。
【0023】次に、本発明の第4実施形態のROS走査
システムを図7および8に示す。このシステムは第3実
施形態と類似のシステムであるが、各入出力光学チャネ
ルに4本のビームを用いる点で異なる。すなわち、2つ
の光源12のそれぞれから、各4本の光ビームが入力光
学チャネルに照射され、回転多角デフレクタ22に導か
れる。4本の光ビームうち2本は、残りの2本と波長あ
るいは偏光特性が異なる。したがって、それぞれ対応の
分光器64は、2本のビームを通過させ、2本を反射
し、これによって受像位置32、34、36、38の各
々に2本ずつの光ビームを導く。このように、本実施形
態では2本ずつの光ビームを各受像位置に導くことによ
って第3実施形態のシステムよりも高い処理効率で画像
を形成できる。また、各受像位置に導く光ビームの数を
2本以上にすることもできる。これまでの実施形態と同
様に、この実施形態のROSシステムも複数の(2つ
の)入力光チャネルで、回転多角デフレクタの異なるフ
ァセットに光ビームを導き、受像位置32、34、3
6、38を通る単一の記録媒体上に4色画像を形成す
る。
システムを図7および8に示す。このシステムは第3実
施形態と類似のシステムであるが、各入出力光学チャネ
ルに4本のビームを用いる点で異なる。すなわち、2つ
の光源12のそれぞれから、各4本の光ビームが入力光
学チャネルに照射され、回転多角デフレクタ22に導か
れる。4本の光ビームうち2本は、残りの2本と波長あ
るいは偏光特性が異なる。したがって、それぞれ対応の
分光器64は、2本のビームを通過させ、2本を反射
し、これによって受像位置32、34、36、38の各
々に2本ずつの光ビームを導く。このように、本実施形
態では2本ずつの光ビームを各受像位置に導くことによ
って第3実施形態のシステムよりも高い処理効率で画像
を形成できる。また、各受像位置に導く光ビームの数を
2本以上にすることもできる。これまでの実施形態と同
様に、この実施形態のROSシステムも複数の(2つ
の)入力光チャネルで、回転多角デフレクタの異なるフ
ァセットに光ビームを導き、受像位置32、34、3
6、38を通る単一の記録媒体上に4色画像を形成す
る。
【0024】各受像位置32、34、36、38に導か
れる2本(以上)の光ビームは、互いにサジタル方向に
離れており、等間隔をおくか、Curry の米国特許第5,23
3,367 号に開示されるように飛び越し走査される。
れる2本(以上)の光ビームは、互いにサジタル方向に
離れており、等間隔をおくか、Curry の米国特許第5,23
3,367 号に開示されるように飛び越し走査される。
【0025】第5実施形態にかかるROSシステムを図
9および10に示す。この実施形態のシステムも第3実
施形態のシステムに類似するが、相違点は4つの光源
(光源12を2つと光源12’を2つ)を用いる点であ
る。したがって4つの入力光学チャネルを有し、それぞ
れのチャネルが光ビーム82、84、86、88を含
む。各ビームは入力レンズ26あるいは26’を通って
回転多角デフレクタ22に導かれる。多角デフレクタ2
2で、ビーム82、84がぶつかるファセットと、ビー
ム86、88がぶつかるファセットとは別々の面であ
る。一方、図9に示すように、多角デフレクタからの出
力チャネルは2つであり、各チャネルで2本ずつのビー
ムを分光器64に導く。
9および10に示す。この実施形態のシステムも第3実
施形態のシステムに類似するが、相違点は4つの光源
(光源12を2つと光源12’を2つ)を用いる点であ
る。したがって4つの入力光学チャネルを有し、それぞ
れのチャネルが光ビーム82、84、86、88を含
む。各ビームは入力レンズ26あるいは26’を通って
回転多角デフレクタ22に導かれる。多角デフレクタ2
2で、ビーム82、84がぶつかるファセットと、ビー
ム86、88がぶつかるファセットとは別々の面であ
る。一方、図9に示すように、多角デフレクタからの出
力チャネルは2つであり、各チャネルで2本ずつのビー
ムを分光器64に導く。
【0026】図9ではビーム82と84、86と88は
縦方向(サジタル方向)に離れて見えるが、これは便宜
上わかりやすく図示するためのものであり、実際は図1
0に示すように、接線方向(水平面内)にのみ離れてい
る。実際にはビーム82と84は、図9の側面図におい
て、多角デフレクタのファセットと分光器64の間の光
路では一本の光ビームに見えるはずである。この角度で
は、これら2本のビームは水平(接線)方向にだけ離
れ、縦方向への間隔はないからである。同様のことがビ
ーム86と88に関しても言える。これまでの実施形態
と同じく、本実施形態のROSシステムも複数の入力光
学チャネルを用い、光ビームを回転多角デフレクタの異
なるファセットへ導いて、各色に対応する受像位置3
2、34、36、38を通過する単一の記録媒体上に4
色画像を生成する。
縦方向(サジタル方向)に離れて見えるが、これは便宜
上わかりやすく図示するためのものであり、実際は図1
0に示すように、接線方向(水平面内)にのみ離れてい
る。実際にはビーム82と84は、図9の側面図におい
て、多角デフレクタのファセットと分光器64の間の光
路では一本の光ビームに見えるはずである。この角度で
は、これら2本のビームは水平(接線)方向にだけ離
れ、縦方向への間隔はないからである。同様のことがビ
ーム86と88に関しても言える。これまでの実施形態
と同じく、本実施形態のROSシステムも複数の入力光
学チャネルを用い、光ビームを回転多角デフレクタの異
なるファセットへ導いて、各色に対応する受像位置3
2、34、36、38を通過する単一の記録媒体上に4
色画像を生成する。
【0027】最後に、本発明の第6実施形態を図11お
よび12に示す。このシステムは図9、10に示した第
5実施形態と類似し、同じく4つの光源(12と1
2’)を用いるが、それぞれが2本ずつ光ビームを発
し、合計8本の光ビーム90、92、94、96、9
8、100、102、104を用いる点で相違する。ビ
ーム90、92は、ビーム94、96と接線方向(水平
方向)にのみ間隔をおき、サジタル方向(縦方向)では
同一平面上に位置する。同じくビーム98、100、1
02、104も接線方向にのみ離れ、縦方向では同一平
面上に位置する。したがって、図11ではこれらのビー
ムはすべて縦方向に間隔を置いて図示しているが、便宜
上そうしただけであり、実際は図11の側面図では、多
角デフレクタと分光器64の間の光路では単一のライン
として見えるはずである。
よび12に示す。このシステムは図9、10に示した第
5実施形態と類似し、同じく4つの光源(12と1
2’)を用いるが、それぞれが2本ずつ光ビームを発
し、合計8本の光ビーム90、92、94、96、9
8、100、102、104を用いる点で相違する。ビ
ーム90、92は、ビーム94、96と接線方向(水平
方向)にのみ間隔をおき、サジタル方向(縦方向)では
同一平面上に位置する。同じくビーム98、100、1
02、104も接線方向にのみ離れ、縦方向では同一平
面上に位置する。したがって、図11ではこれらのビー
ムはすべて縦方向に間隔を置いて図示しているが、便宜
上そうしただけであり、実際は図11の側面図では、多
角デフレクタと分光器64の間の光路では単一のライン
として見えるはずである。
【0028】この実施形態では、光ビーム90、92
は、ビーム94、96と異なる波長あるいは偏光度を有
する。同様にビーム98、100は、ビーム102、1
04と異なる波長あるいは偏光度を有する。これは分光
器64で、2本ずつのビームに分光させるために必要な
条件である。分光器64は、90、92、94、96の
うち2本のビーム90、92を透過させ、他の2本9
4、96を反射することによって分光する。同様にビー
ム98、100、102、104のうち2本(98、1
00)を透過させ、残りの2本(102、104)を反
射することによって分光する、こうして各2本のビーム
をそれぞれの受像位置32、34、36、38に導く。
は、ビーム94、96と異なる波長あるいは偏光度を有
する。同様にビーム98、100は、ビーム102、1
04と異なる波長あるいは偏光度を有する。これは分光
器64で、2本ずつのビームに分光させるために必要な
条件である。分光器64は、90、92、94、96の
うち2本のビーム90、92を透過させ、他の2本9
4、96を反射することによって分光する。同様にビー
ム98、100、102、104のうち2本(98、1
00)を透過させ、残りの2本(102、104)を反
射することによって分光する、こうして各2本のビーム
をそれぞれの受像位置32、34、36、38に導く。
【0029】この実施形態のROSシステムでは、各受
像位置に2本ずつのビームを導くことによって第5実施
形態のシステムよりスループット(処理効率)が高い。
もちろん2本ずつのビームに限定せずに、それ以上の数
のビームを各受像位置に導いて、さらにスループットを
増大させることも可能である。
像位置に2本ずつのビームを導くことによって第5実施
形態のシステムよりスループット(処理効率)が高い。
もちろん2本ずつのビームに限定せずに、それ以上の数
のビームを各受像位置に導いて、さらにスループットを
増大させることも可能である。
【0030】その他の実施形態と同じく、この実施形態
でも複数の入力光学チャネルを用いて光ビームを回転多
角デフレクタの異なるファセットに導き、4つの受像位
置32、34、36、38を通る単一の画像形成媒体上
に4色画像を形成する。
でも複数の入力光学チャネルを用いて光ビームを回転多
角デフレクタの異なるファセットに導き、4つの受像位
置32、34、36、38を通る単一の画像形成媒体上
に4色画像を形成する。
【0031】各受像位置に導かれる2本(もしくはそれ
以上)の光ビームはサジタル方向に互いに等間隔をおく
か、あるいは前述のCurry の米国特許第5,233,367 号に
開示されるように飛び越し走査される。
以上)の光ビームはサジタル方向に互いに等間隔をおく
か、あるいは前述のCurry の米国特許第5,233,367 号に
開示されるように飛び越し走査される。
【0032】以上、実施形態に基づいて本発明を述べて
きたが、本発明はこれらの例に限定されるものではな
く、本発明の原理と範囲内にあるすべての変形、代用
物、均等物を含むことは、当業者であれば自明である。
たとえば、本発明はファクシミリ、複写機、プリンタを
含むすべてのタイプの印刷装置に適用可能である。ま
た、実施形態では複数の光ビームの各々を個別の感光ド
ラム表面などの受像位置に導くが、複数の走査ビームを
受光するのにエンドレスベルトのような単一の受像位置
を用いたプリント装置にも適用できる。
きたが、本発明はこれらの例に限定されるものではな
く、本発明の原理と範囲内にあるすべての変形、代用
物、均等物を含むことは、当業者であれば自明である。
たとえば、本発明はファクシミリ、複写機、プリンタを
含むすべてのタイプの印刷装置に適用可能である。ま
た、実施形態では複数の光ビームの各々を個別の感光ド
ラム表面などの受像位置に導くが、複数の走査ビームを
受光するのにエンドレスベルトのような単一の受像位置
を用いたプリント装置にも適用できる。
【0033】
【発明の効果】本発明ではROSシステム中に単一の回
転多角デフレクタと、複数の入出力光学チャネルを用い
ることにより、複数のビームを正確に複数の受像位置の
各々に導き、誤差とコストを低減したラスタ出力走査シ
ステムを実現できる。
転多角デフレクタと、複数の入出力光学チャネルを用い
ることにより、複数のビームを正確に複数の受像位置の
各々に導き、誤差とコストを低減したラスタ出力走査シ
ステムを実現できる。
【図1】 本発明の第1実施形態にかかるラスタ出力走
査システムの側面図である。
査システムの側面図である。
【図2】 図1のラスタ出力走査システムの平面図であ
る。
る。
【図3】 本発明の第2実施形態にかかるラスタ出力走
査システムの側面図である。
査システムの側面図である。
【図4】 図3のラスタ出力走査システムの平面図であ
る。
る。
【図5】 本発明の第3実施形態にかかるラスタ出力走
査システムの側面図である。
査システムの側面図である。
【図6】 図5のラスタ出力走査システムの平面図であ
る。
る。
【図7】 本発明の第4実施形態にかかるラスタ出力走
査システムの側面図である。
査システムの側面図である。
【図8】 図7のラスタ出力走査システムの平面図であ
る。
る。
【図9】 本発明の第5実施形態にかかるラスタ出力走
査システムの側面図である。
査システムの側面図である。
【図10】 図9のラスタ出力走査システムの平面図で
ある。
ある。
【図11】 本発明の第6実施形態にかかるラスタ出力
走査システムの側面図である。
走査システムの側面図である。
【図12】 図11のラスタ出力走査システムの平面図
である。
である。
12,12’ 光源、22 回転多角デフレクタ、24
ファセット、26,26’ 入力光学レンズ、28
結像/補正レンズ、30 ミラー、32,34,36,
38 受像位置、64 分光器。
ファセット、26,26’ 入力光学レンズ、28
結像/補正レンズ、30 ミラー、32,34,36,
38 受像位置、64 分光器。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/04 111 B41J 3/00 D
Claims (1)
- 【請求項1】 印刷装置で用いるラスタ出力走査システ
ムにおいて、 複数の偏向面を有する回転多角デフレクタと、 各々が複数の光ビームのうちの少なくとも一つを前記回
転多角デフレクタの個別の偏向面に導く複数の入力チャ
ネルと、 前記多角デフレクタの個別の偏向面で前記少なくとも一
つの光ビームの各々を偏向させることによって形成され
る複数の光学パスと、 前記複数の光学パス上に位置し、前記少なくとも一つの
光ビームをそれぞれ第1、第2、第3、第4の対応の受
像位置に導く光学系と、 を備えるラスタ出力走査システム。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US352766 | 1994-12-02 | ||
US08/352,766 US5691761A (en) | 1994-12-02 | 1994-12-02 | Method and apparatus for multi-channel printing in a raster output scanning system |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08227050A true JPH08227050A (ja) | 1996-09-03 |
Family
ID=23386411
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7304497A Withdrawn JPH08227050A (ja) | 1994-12-02 | 1995-11-22 | マルチチャネルプリンタにおけるラスタ出力走査システム |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5691761A (ja) |
EP (1) | EP0715452A3 (ja) |
JP (1) | JPH08227050A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011061824A1 (ja) * | 2009-11-18 | 2011-05-26 | キヤノン株式会社 | 光走査装置 |
Families Citing this family (10)
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---|---|---|---|---|
JP3990008B2 (ja) * | 1997-10-20 | 2007-10-10 | コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 | マルチビーム走査装置 |
KR100311004B1 (ko) * | 1998-02-16 | 2002-02-19 | 윤종용 | 전자사진방식칼라인쇄기의빔주사장치 |
JP2001051217A (ja) * | 1999-08-06 | 2001-02-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ビーム走査光学装置 |
KR100452852B1 (ko) * | 2002-01-09 | 2004-10-14 | 삼성전자주식회사 | 확대 광학계 및 그것을 갖는 화상형성 장치 |
KR100846775B1 (ko) * | 2002-05-10 | 2008-07-16 | 삼성전자주식회사 | 칼라 레이저 프린터 |
US6774923B2 (en) | 2002-05-31 | 2004-08-10 | Lexmark International, Inc. | Dual polygon laser printhead for a color printer |
KR100815363B1 (ko) * | 2004-10-13 | 2008-03-19 | 삼성전기주식회사 | 컬러 레이저 프린터용 광학계 |
JP4955267B2 (ja) * | 2005-12-22 | 2012-06-20 | 株式会社リコー | マルチビーム走査装置及び画像形成装置 |
JP5022945B2 (ja) * | 2008-02-29 | 2012-09-12 | 株式会社リコー | 光書込装置及び画像形成装置 |
JP5691633B2 (ja) * | 2010-06-25 | 2015-04-01 | 株式会社リコー | 光走査装置及び画像形成装置 |
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US4474422A (en) * | 1979-11-13 | 1984-10-02 | Canon Kabushiki Kaisha | Optical scanning apparatus having an array of light sources |
JPS5895361A (ja) * | 1981-12-01 | 1983-06-06 | Canon Inc | カラー画像形成装置 |
JPS59188616A (ja) * | 1983-04-12 | 1984-10-26 | Canon Inc | 光ビ−ム走査装置 |
US4761046A (en) * | 1985-05-02 | 1988-08-02 | Ricoh Company, Ltd. | Laser beam recording method |
JPS63120261U (ja) * | 1987-01-30 | 1988-08-03 | ||
DE3884271T2 (de) * | 1987-04-28 | 1994-03-31 | Canon Kk | Gerät zur Multibilderzeugung. |
US5251055A (en) * | 1989-03-23 | 1993-10-05 | Canon Kabushiki Kaisha | Optical scanning apparatus |
JPH03264970A (ja) * | 1990-03-15 | 1991-11-26 | Ricoh Co Ltd | レーザ書込装置 |
US5243359A (en) * | 1991-12-19 | 1993-09-07 | Xerox Corporation | Raster output scanner for a multistation xerographic printing system |
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US5402436A (en) * | 1993-12-29 | 1995-03-28 | Xerox Corporation | Nonmonolithic array structure of multiple beam diode lasers |
-
1994
- 1994-12-02 US US08/352,766 patent/US5691761A/en not_active Expired - Fee Related
-
1995
- 1995-11-22 JP JP7304497A patent/JPH08227050A/ja not_active Withdrawn
- 1995-12-01 EP EP95308692A patent/EP0715452A3/en not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011061824A1 (ja) * | 2009-11-18 | 2011-05-26 | キヤノン株式会社 | 光走査装置 |
US8379313B2 (en) | 2009-11-18 | 2013-02-19 | Canon Kabushiki Kaisha | Optical scanning apparatus |
JP5340413B2 (ja) * | 2009-11-18 | 2013-11-13 | キヤノン株式会社 | 光走査装置 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
EP0715452A3 (en) | 1997-11-19 |
US5691761A (en) | 1997-11-25 |
EP0715452A2 (en) | 1996-06-05 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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