JPH0822690B2 - 処理物の搬送方法 - Google Patents

処理物の搬送方法

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JPH0822690B2
JPH0822690B2 JP19304488A JP19304488A JPH0822690B2 JP H0822690 B2 JPH0822690 B2 JP H0822690B2 JP 19304488 A JP19304488 A JP 19304488A JP 19304488 A JP19304488 A JP 19304488A JP H0822690 B2 JPH0822690 B2 JP H0822690B2
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container
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lid
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JP19304488A
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平一 小栗
茂 佐々木
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Chuo Seisakusho KK
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Chuo Seisakusho KK
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は例えばめっき処理物を次工程の処理用容器等
へ搬送する場合等に用いられる処理物の搬送方法に関す
るものである。
(従来の技術) めっき処理されたボルト等の処理物を次工程の処理用
容器等へ搬送する場合、従来は処理物が収納された容器
をアームにより反転させ、内部の処理物をシュート上に
落下させて次工程の容器へ送り込んでいた。ところがこ
のような従来の搬送方法は容器内の処理物がシュート上
に落下する際に大きい衝撃音が発生し、工場周辺の民家
等に対する騒音公害の原因となるうえ、めっきされた処
理物の表面にもシュートへの落下時に打痕が生じ、品質
を低下させる欠点があった。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は上記のような従来の欠点を解決して、処理物
が落下する際の衝撃音の発生及び処理物表面への打痕の
発生を最小限に抑えながら容器内の処理物を次工程の容
器内へ移動させることができる処理物の搬送方法を提供
するためになされたものである。
(課題を解決するための手段) 上記の課題は、処理物を収納した容器をこれとは独立
して回転できる蓋により上部開口を覆った状態で容器反
転用のアームにより次工程の容器の上方位置まで反転さ
せたうえ、蓋を傾斜状態に保ったまま容器のみをアーム
により持上げて内部の処理物を蓋の表面に沿って次工程
の容器の内部に落下させることによって達成される。
(実施例) 以下に本発明を図示の実施例によって詳細に説明す
る。
第1図〜第5図は本発明の第1の実施例を示すもの
で、(1)は例えばボルトのような処理物の収納された
容器であって、この容器はローラコンベア(2)上を右
方向から移動してきて、アーム(3)内に入る。第5図
に示されるようにアーム(3)はコ字状の断面を持ち、
容器(1)の両側の突部(4)がその内部に嵌込む構造
となっている。このアーム(3)は水平軸(5)のまわ
りに軸支されており、水平軸(5)がモータ(6)、チ
ェーン(7)、スプロケット(8)によって回転される
と第1図の位置から第3図の位置まで反転できる構造と
なっている。またこのアーム(3)の上方には、アーム
(3)とは独立して回転できる蓋(9)が設けられてい
る。この蓋(9)は水平軸(5)と同軸上に設けられた
ピニオン(10)に支持され、シリンダ(11)によりラッ
ク(12)を昇降させればアーム(3)とは独立に回転で
きるものである。
まず第1図に示されるように容器(1)がアーム
(3)内に入るが、このとき蓋(9)はやや上方位置に
ある。次に第2図に示されるようにアーム(3)ととも
に容器(1)は上昇し、蓋(9)が容器(1)の上部開
口を覆った状態となり、更に第3図に示すように次工程
の容器(13)の上方位置まで反転する。このように容器
(1)が反転するときにはその内部で処理物の山が崩れ
る音がするが、蓋(9)に覆われた挾い空間内における
落下音であるために騒音の音量は従来に比較すれば極め
て小さいものである。なおこの状態においては蓋(9)
及びアーム(3)はいずれも端部が斜下方に傾斜した状
態となっている。次に蓋(9)を傾斜状態に保ったまま
でアーム(2)を回転させて容器(1)を蓋(9)から
持上げる。これにより容器(1)内の処理物は蓋(9)
の表面に沿って滑り、次工程の容器(13)の内部に落下
する。このときには処理物は蓋(9)の表面を滑って行
くので騒音は低く、特に容器(13)が図示のように槽
(14)の液中に配置されている場合には容器(13)中へ
の落下音はほとんど生じない。このようにして処理物を
落下させつつアーム(3)は第4図のようにローラコン
ベア(2)上へ戻り、空の容器(1)がアーム(3)か
ら外される。その後、蓋(9)は第1図の位置まで復帰
し、以下同様のサイクルが繰返される。
このように、本発明によれば容器(1)内の処理物を
大きい衝撃音を発生させることなく次工程の容器(13)
内へ移動させることができ、また処理物も大きい衝撃を
受けることがないのでその表面に打痕が発生するおそれ
がない。
第6図〜第11図は本発明の第2の実施例を示すもので
ある。
第1の実施例では蓋(9)が処理物を次工程の容器
(13)へ落下させるためのシュートを兼ねるものとして
用いられたが、本実施例では固定式のシュート(15)が
蓋(9)とは別に設けられている。このシュート(15)
はその先端部(16)がシリンダ(17)により伸縮できる
構造となっており、容器(13)を槽(14)内から取出す
際に邪魔にならないように先端部(16)を縮めることが
できる。
また本実施例ではアーム(3)の先端に容器(1)の
脱落を防止するためのピン(18)が設けられている。こ
のピン(18)は第11図に示すようにアーム(3)の断面
形状に合わせた切込み(19)を側面に有し、またその下
端(20)とアーム(3)との間に設けられたスプリング
(21)によって常に下向きに弾発されている。しかしア
ーム(3)がローラコンベア(2)上に位置する際には
コンベア上方の突片(22)によってピン(18)が第11図
の位置まで押上げられ、容器(1)の突部(4)がアー
ム(3)内に進入することができる。またアーム(3)
が持上げられたときにはスプリング(21)の力によって
ピン(18)は下降し、容器(1)の突部(4)がアーム
(3)から抜け出すことを妨げて反転中の脱落を防止す
るものである。
本実施例はこれらの2点が第1の実施例と異なるほ
か、その作動は第6図から第9図に示されるとおり第1
の実施例と同様であり、蓋(9)が容器(1)の上部開
口を覆った状態で容器(1)を反転させ、第9図に示す
ように蓋(9)をシュート(15)内に残したままで容器
(1)のみを上昇させて処理物を落下させる。
なお上記実施例ではローラコンベア(2)上から槽
(14)内の容器(13)へ処理物を移動させたが、逆にロ
ーラコンベア上の容器へ処理物を移動させることもで
き、また容器(1)をアーム(3)に支持させる手段に
ついても種々の変形が可能であることは言うまでもな
い。
(発明の効果) 本発明は以上の説明から明らかなように、処理物が落
下する際の衝撃音の発生及び処理物表面の打痕の発生を
最小限に抑えながら処理物を次工程の容器へ搬送するこ
とができるものであるから、従来の問題点を一掃した処
理物の搬送方法として、産業の発展に寄与するところは
極めて大である。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明の第1の実施例の工程を示す正
面図、第5図は第1図の右側面図、第6図〜第9図は第
2の実施例の工程を示す正面図、第10図は第6図の右側
面図、第11図は容器脱落防止用のピンを示す拡大断面図
である。 (1):容器、(3):アーム、(9):蓋、(13):
容器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】処理物を収納した容器をこれとは独立して
    回転できる蓋により上部開口を覆った状態で容器反転用
    のアームにより次工程の容器の上方位置まで反転させた
    うえ、蓋を傾斜状態に保ったまま容器のみをアームによ
    り持上げて内部の処理物を蓋の表面に沿って次工程の容
    器の内部に落下させることを特徴とする処理物の搬送方
    法。
JP19304488A 1988-08-02 1988-08-02 処理物の搬送方法 Expired - Lifetime JPH0822690B2 (ja)

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JPH0243129A JPH0243129A (ja) 1990-02-13
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CN117383232B (zh) * 2023-12-07 2024-03-22 豫新汽车热管理科技有限公司 一种散热器扁管自动收集装置

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