JPH08226831A - 量水器の接続装置 - Google Patents

量水器の接続装置

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JPH08226831A
JPH08226831A JP5671295A JP5671295A JPH08226831A JP H08226831 A JPH08226831 A JP H08226831A JP 5671295 A JP5671295 A JP 5671295A JP 5671295 A JP5671295 A JP 5671295A JP H08226831 A JPH08226831 A JP H08226831A
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water channel
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Akira Yoda
晃 依田
Shinichi Kato
慎一 加藤
Koichi Murahashi
功一 村橋
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Takemura Seisakusho KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 水道を止めることなく量水器の取替作業を可
能にし、これにより、水道利用者の利便性向上及び取替
作業の能率向上を図る。 【構成】 基部2を介して対峙する一対の接続部3,4
を備え、一方の接続部3に、外側に上流側水道管Pfを
接続する上流側外端口3oを有し、かつ内側に量水器M
の一端を接続する上流側内端口3iを有する上流側接続
水路部3sを設けるとともに、他方の接続部4に、外側
に下流側水道管Prを接続する下流側外端口4oを有
し、かつ内側に量水器Mの他端を接続する下流側内端口
4iを有する下流側接続水路部4sを設けてなる。ま
た、上流側接続水路部3sと下流側接続水路部4sに連
通するバイパス水路部5と、上流側外端口3oに対して
上流側内端口3i又はバイパス水路部5を選択的に接続
する切換弁6を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は水道管の途中に量水器を
接続する際に用いて好適な量水器の接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、水道管の途中に量水器を接続する
ための量水器の接続装置としては、特公平6−7499
2号公報で開示される量水器の着脱装置が知られてい
る。
【0003】同公報で開示される量水器の着脱装置は、
ベース部と量水器ユニット部により構成し、ベース部
は、外面側に水道管側を接続し、かつ内面側に量水器ユ
ニット部側を接続する接続口を設けた一対の対向する接
続プレート部と、各接続プレート部を連結して一体化す
る複数のシャフト部を有し、また、量水器ユニット部
は、量水器を備えるとともに、両端に前記接続口に接続
する接続端を有し、かつ前記シャフト部に位置規制され
る係合部を有するもので、これにより、量水器ユニット
部の着脱をワンタッチで容易に行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した量水
器の着脱装置をはじめ、従来の接続装置は、基本的に、
水道管の途中に接続することにより、量水器を水道管に
対して着脱させる機能を備えるのみであるため、定めら
れた検定有効期限の経過した量水器を新しい量水器に取
り替える際は、接続装置の上流側に設けた止水栓により
上流側水道管を閉じた状態で取替作業を行う必要があ
り、水道利用者にとっては、取替作業中、水道を使用で
きない不便を強いられるとともに、業者にとっては、そ
の都度事前にその旨を連絡して確認を取る必要があるな
どの煩わしさがあった。
【0005】本発明はこのような従来の技術に存在する
課題を解決したものであり、水道を止めることなく量水
器の取替作業を可能にし、これにより、水道利用者の利
便性向上及び取替作業の能率向上を図ることができる量
水器の接続装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は基部2を介して
対峙する一対の接続部3,4を備え、一方の接続部3
に、外側に上流側水道管Pfを接続する上流側外端口3
oを有し、かつ内側に量水器Mの一端を接続する上流側
内端口3iを有する上流側接続水路部3sを設けるとと
もに、他方の接続部4に、外側に下流側水道管Prを接
続する下流側外端口4oを有し、かつ内側に量水器Mの
他端を接続する下流側内端口4iを有する下流側接続水
路部4sを設けてなる量水器の接続装置1を構成するに
際して、特に、上流側接続水路部3sと下流側接続水路
部4sに連通するバイパス水路部5と、上流側外端口3
oに対して上流側内端口3i又はバイパス水路部5を選
択的に接続する切換弁6を備えることを特徴とする。
【0007】この場合、最適な実施形態により、切換弁
6は外部から切換操作可能な操作部6hを備える。ま
た、バイパス水路部5は、各接続部3,4に設けた分岐
水路部5f,5rと、両接続部3と4間に接続した接続
管部7を用いた接続水路部5cからなり、特に、接続管
部7は基部2を兼用する。一方、他方の接続部4の下流
側内端口4iには逆止弁8を設けるとともに、バイパス
水路部5には逆止弁9を設ける。
【0008】
【作用】本発明に係る量水器の接続装置1によれば、接
続装置1に量水器Mが装着された状態では、切換弁6に
より上流側外端口3oにに対して上流側内端口3iが接
続される。したがって、上流側水道管Pfから流入する
水道水は、上流側外端口3o,上流側接続水路部3s,
上流側内端口3i,量水器M,下流側内端口4i,下流
側接続水路部4s及び下流側外端口4oを経由して下流
側水道管Prに流出する。この際、他方の接続部4の下
流側内端口4iに設けた逆止弁8は、順方向の流入によ
り開かれるとともに、バイパス水路部5に設けた逆止弁
9は逆方向の流入により閉ざされ、バイパス水路部5か
ら上流側接続水路部3sへの逆流が阻止される。
【0009】一方、量水器Mを取り替える場合には、操
作部6hにより切換弁6を切換操作し、上流側外端口3
oにバイパス水路部5を接続する。これにより、上流側
水道管Pfから流入する水道水は、上流側外端口3o,
バイパス水路部5(分岐水路部5f,接続水路部5c,
分岐水路部5r)及び下流側外端口4oを経由して下流
側水道管Prに流出する。即ち、上流側水道管Pfから
流入する水道水は、量水器M側を流れることなく、バイ
パス水路部5をバイパスして下流側水道管Prに流出す
る。この際、バイパス水路部5に設けた逆止弁9は、順
方向の流入により開かれるとともに、下流側内端口4i
に設けた逆止弁8は逆方向の流入により閉ざされ、バイ
パス水路部5から下流側内端口4iへの逆流が阻止され
る。
【0010】したがって、水道を止めることなく量水器
の取替作業が可能となり、これにより、水道利用者の利
便性向上が図られるとともに、取替作業の能率向上が図
られる。
【0011】
【実施例】次に、本発明に係る好適な実施例を挙げ、図
面に基づき詳細に説明する。
【0012】まず、第一実施例に係る量水器の接続装置
1の構成について、図1〜図3を参照して説明する。
【0013】第一実施例は、集合住宅の各戸に設置した
子メータの上流に設置して、集合住宅で使用する水道水
全体を統括する量水器(親メータ)に用いる接続装置1
を例示する。
【0014】第一実施例に係る接続装置1は前後に対峙
する一対の接続部3,4を備え、一方の接続部3は上流
側に位置し、他方の接続部4は下流側に位置する。一方
の接続部3は接続部本体30を備え、この接続部本体3
0には左右両側に突出するアーム部31,32を一体に
設けるとともに、他方の接続部4は接続部本体40を備
え、この接続部本体40には左右両側に突出するアーム
部41,42を一体に設ける。そして、図2に示すよう
に、アーム部31の先端とアーム部41の先端はステー
21により連結するとともに、アーム部32の先端とア
ーム部42の先端はステー22により連結して一体化す
る。この場合、ステー21と22は基部2を構成する。
【0015】また、接続部本体30は内部に上流側接続
水路部3sを有する管状に形成し、外側には上流側水道
管Pf(図9参照)を接続する上流側外端口3oを設け
るとともに、内側には量水器Mの一端を接続する上流側
内端口3iを設ける。一方、接続部本体30の下端には
分岐管部33を一体に設ける。分岐管部33は下方に分
岐し、下端は直角に曲げることにより下端開口を上流側
内端口3iの開口方向に一致させる。分岐管部33の内
部には分岐水路部5fを有し、上端は上流側接続水路部
3sに連通する。また、分岐管部33の下端には左右両
側に突出する図3に示すような脚部34,35を一体に
設ける。
【0016】さらにまた、接続部3には切換弁6を内蔵
する。切換弁6は、分岐水路部5fの上端(分岐点)と
上流側内端口3i間に配した第一弁体部6aを有すると
ともに、第一弁体部6aの下方に位置する分岐水路部5
fに配した第二弁体部6bを有する。一方、第一弁体部
6aの上方に位置する接続部本体30には、外部から切
換操作、即ち、回動操作可能な操作部6hを設け、この
操作部6h,第一弁体部6a及び第二弁体部6bは一体
に回動変位するように相連結する。この場合、第一弁体
部6aと第二弁体部6bの関係は、第一弁体部6aが上
流側接続水路部3sを開いた際は、第二弁体部6bが分
岐水路部5fを閉じ、第一弁体部6aが上流側接続水路
部3sを閉じた際は、第二弁体部6bが分岐水路部5f
を開くように構成する。なお、36は第一弁体部6aを
組付けた後に上流側内端口3iに螺着する接続用分管、
37は第二弁体部6bを組付けた後に分岐管部33の下
端開口に螺着する接続用分管、38は操作部6hを組付
けた後に接続部本体30に螺着するナットをそれぞれ示
す。この場合、接続用分管37の内部には逆止弁9を設
ける。この逆止弁9はスプリング9sにより付勢され、
分岐水路部5fから水道水が順方向に流入することによ
り開き、逆方向の流入に対して閉じる機能を有する。
【0017】他方、接続部本体40は内部に下流側接続
水路部4sを有する管状に形成し、外側には下流側水道
管Pr(図9参照)を接続する下流側外端口4oを設け
るとともに、内側には量水器Mの他端を接続する下流側
内端口4iを設ける。一方、接続部本体40の下端には
分岐管部43を一体に設ける。分岐管部43は下方に分
岐し、下端は直角に曲げることにより下端開口を下流側
内端口4iの開口方向に一致させる。分岐管部43の内
部には分岐水路部5rを有し、上端は下流側接続水路部
4sに連通する。また、分岐管部43の下端には左右両
側に突出する脚部44…を一体に設ける。
【0018】さらにまた、接続部4には逆止弁8を内蔵
する。逆止弁8は回動支持部45により回動自在に支持
され、自然状態では自重により下流側内端口4iを閉じ
るとともに、下流側内端口4iから下流側接続水路部4
sに水道水が順方向に流入することにより開き、分岐水
路部5rからの逆方向の流入に対して下流側内端口4i
を閉じる機能を有する。なお、46は逆止弁8を組付け
た後に接続部本体40に螺着するキャップである。ま
た、前述した逆止弁9は分岐管部43の内部に設けても
よい。
【0019】そして、接続用分管37の先端と分岐管部
43の下端は接続管部7により連結する。即ち、接続管
部7の一端を分岐管部43の下端に挿入し、かつ他端を
接続用分管37の先端にナット39により結合する。こ
の場合、接続管部7は基部2を兼用する。これにより、
接続管部7内部の接続水路部5cは、分岐水路部5fと
5rにそれぞれ接続され、分岐水路部5f,5r及び接
続水路部5cにより上流側接続水路部3sと下流側接続
水路部4sが相連通するバイパス水路部5が構成され
る。
【0020】次に、第一実施例に係る量水器の接続装置
1の使用方法及び機能について、図1及び図4を参照し
て説明する。
【0021】まず、接続装置1の上流側外端口3oには
上流側水道管Pfを接続するとともに、下流側外端口4
oには下流側水道管Prを接続する(図9参照)。ま
た、仮想線で示す量水器Mは、図1に示すように、各接
続部3と4間に装着する。即ち、量水器Mの一端を上流
側内端口3iに接続するとともに、量水器Mの他端を下
流側内端口4iに接続する。
【0022】そして、操作部6hにより切換弁6を切換
操作し、図1に示すように、上流側外端口3oに対して
上流側内端口3iを接続する。この場合、第一弁体部6
aは上流側接続水路部3sを開くとともに、第二弁体部
6bは分岐水路部5fを閉じる。これにより、上流側水
道管Pfから流入する水道水は、矢印W1で示すよう
に、上流側外端口3o,上流側接続水路部3s,上流側
内端口3i,量水器M,下流側内端口4i,下流側接続
水路部4s及び下流側外端口4oを経由して下流側水道
管Prに流出する。この際、逆止弁8は順方向の流入に
より図1に仮想線で示す位置8sに変位して下流側接続
水路部4sを開くとともに、逆止弁9は逆方向の流入に
より閉じ、バイパス水路部5から上流側接続水路部3s
への逆流が阻止される。
【0023】一方、量水器Mを取り替える際には、操作
部6hにより切換弁6を切換操作し、図4に示すよう
に、上流側外端口3oに対してバイパス水路部5を接続
する。この場合、第一弁体部6aは上流側接続水路部3
sを閉じるとともに、第二弁体部6bは分岐水路部5f
を開く。これにより、上流側水道管Pfから流入する水
道水は、矢印W2で示すように、上流側外端口3o,分
岐水路部5f,接続水路部5c,分岐水路部5r及び下
流側外端口4oを経由して下流側水道管Prに流出す
る。即ち、上流側水道管Pfから流入する水道水は、量
水器M側を流れることなく、バイパス水路部5をバイパ
スして下流側水道管Prに流出する。この際、逆止弁9
は順方向の流入により開くとともに、逆止弁8は逆方向
の流入により閉じ、バイパス水路部5から下流側内端口
4iへの逆流が阻止される。
【0024】次に、第二実施例に係る量水器の接続装置
1の構成について、図5〜図8を参照して説明する。
【0025】第二実施例は、住宅に個別に設置した量水
器に用いる接続装置1を例示する。第二実施例に係る接
続装置1は、一対の接続部3,4を備え、一方の接続部
3は接続部プレート60と、この接続部プレート60に
取付固定した接続部本体61を備えるとともに、他方の
接続部4は接続部プレート70と、この接続部プレート
70に取付固定した接続部本体71を備える。接続部プ
レート60は図7に示すように、上部に左右両側へ突出
したアーム部62,63を有するとともに、下部に左右
両側へ突出した脚部64,65を有する。また、接続部
プレート70も接続部プレート60と同様に、上部に左
右両側へ突出したアーム部を有するとともに、下部に左
右両側へ突出した脚部74…を有する。そして、各アー
ム部は第一実施例と同様に左右一対のステー81と82
により連結する。この場合、ステー81と82は基部2
を構成する。
【0026】また、接続部本体61は内部に上流側接続
水路部3sを有する管状に形成し、外側には上流側水道
管Pf(図9参照)を接続する上流側外端口3oを設け
るとともに、内側には量水器Mの一端を接続する上流側
内端口3iを設ける。一方、接続部本体61の下端には
分岐管部66を一体に設ける。分岐管部66は下方に分
岐し、下端は直角に曲げることにより下端開口を上流側
内端口3iの開口方向に一致させる。分岐管部66の内
部には分岐水路部5fを有し、上端は上流側接続水路部
3sに連通する。
【0027】さらにまた、接続部本体61には切換弁6
を内蔵する。切換弁6は三方切換弁を使用する。一方、
切換弁6の横方における接続部本体61には外部から切
換操作、即ち、回動操作可能なレバー状の操作部6hを
配設し、この操作部6hを上側へ回動変位させることに
より、上流側外端口3oに対して上流側内端口3iを接
続するとともに、操作部6hを下側へ90°回動変位さ
せることにより、上流側外端口3oに対してバイパス水
路部5を接続するように構成する。
【0028】他方、接続部本体71は内部に上流側接続
水路部4sを有する管状に形成し、外側には下流側水道
管Pr(図9参照)を接続する下流側外端口4oを設け
るとともに、内側には量水器Mの他端を接続する下流側
内端口4iを設ける。一方、接続部本体71の下端には
分岐管部76を一体に設ける。分岐管部76は下方に分
岐し、下端は直角に曲げることにより下端開口を上流側
内端口4iの開口方向に一致させる。分岐管部76の内
部には分岐水路部5rを有し、上端は下流側接続水路部
4sに連通する。
【0029】また、接続部本体71の内部には逆止弁8
を内蔵する。逆止弁8は回動支持部77により回動自在
に支持され、自然状態では自重により下流側内端口4i
を閉じるとともに、下流側内端口4iから下流側接続水
路部4sに水道水が順方向に流入することにより開き、
分岐水路部5rからの逆方向の流入に対して下流側内端
口4iを閉じる機能を有する。
【0030】そして、分岐管部66の下端と分岐管部7
6の下端は接続管部7により連結する。この場合、接続
管部7は分割構成した第一管部7aと第二管部7bによ
り構成し、第一管部7aを分岐管部66に螺着するとと
もに、第二管部7bを分岐管部76にスライド挿入し、
この後、対向する第一管部7aと第二管部7bを螺着す
る。これにより、接続管部7内部の接続水路部5cは、
分岐水路部5fと5rにそれぞれ接続され、分岐水路部
5f,5r及び接続水路部5cにより上流側接続水路部
3sと下流側接続水路部4sが相連通するバイパス水路
部5が構成される。
【0031】なお、接続管部7は図8に示すように、第
一接続管部7xと第二接続管部7yにより伸縮自在に構
成してもよい。この場合、ステー21,22も同様の構
成により伸縮自在に構成する。これにより、一方の接続
部3と他方の接続部4の間隔が異なるタイプにも共用で
きる。この際、伸縮調節後、調節位置を固定するロック
機構を設ければ、特に、量水器Mが固定式の場合、接続
装置1側を伸縮させることにより量水器Mの装着を行う
ことができる。即ち、最初に接続装置1を伸長させ、接
続部3と4間に量水器Mを挿入した後、接続装置1を短
縮させて装着すればよい。
【0032】次に、第二実施例に係る量水器の接続装置
1の使用方法及び機能について、図5,図6及び図9を
参照して説明する。
【0033】まず、接続装置1の設置場所について説明
する。一般に、寒冷地では凍結防止のため、図9に示す
メータボックス90が用いられる。メータボックス90
は深さ1メートル前後の地中に埋設し、通常は中間蓋9
1と上蓋92の二重蓋構造に構成する。そして、メータ
ボックス90の設置面Eに接続装置1を設置する。この
際、必要に応じて基台93を利用する。また、接続装置
1の上流側外端口3oには上流側水道管Pfを接続する
とともに、下流側外端口4oには下流側水道管Prを接
続する。
【0034】また、量水器Mは図5に示すように、各接
続部3と4間に装着する。即ち、量水器Mの一端を上流
側内端口3iに接続するとともに、量水器Mの他端を下
流側内端口4iに接続する。この場合、量水器Mは量水
器本体に対して一端に上流側アタッチメント67を取付
け、かつ他端に下流側アタッチメント78を取付けて構
成する。特に、上流側アタッチメント67は軸方向一定
範囲にわたってスライドするシリンダ部68を備えると
ともに、シリンダ部68を伸長する方向に付勢するスプ
リング69を内蔵する。これにより、シリンダ部68を
短縮させた状態で、量水器Mを上流側内端口3iと下流
側内端口4i間に挿入すれば、量水器Mをワンタッチで
接続装置1に装着でき、装着後はスプリング69の弾発
力により上流側アタッチメント67が上流側内端口3i
に圧接するとともに、下流側アタッチメント78が下流
側内端口4iに圧接する。また、水道水が供給された際
には水圧によりさらに圧接力が高められる。なお、83
は上流側アタッチメント67に設けた被規制リングであ
り、接続管部7により位置規制される。一方、84はス
テー81と82間に支持された規制プレートであり、量
水器Mの下端はこの規制プレート84により位置規制さ
れる。
【0035】そして、操作部6hにより切換弁6を切換
操作し、図5に示すように、上流側外端口3oに対して
上流側内端口3iを接続する。これにより、上流側水道
管Pfから流入する水道水は、矢印W3で示すように、
上流側外端口3o,上流側接続水路部3s,上流側内端
口3i,量水器M,下流側内端口4i,下流側接続水路
部4s及び下流側外端口4oを経由して下流側水道管P
rに流出する。この際、逆止弁8は図5に示す位置に変
位して下流側内端口4iを開く。
【0036】一方、量水器Mを取り替える場合には、操
作部6hにより切換弁6を切換操作し、図6に示すよう
に、上流側外端口3oに対してバイパス水路部5を接続
する。これにより、上流側水道管Pfから流入する水道
水は、矢印W4で示すように、上流側外端口3o,分岐
水路部5f,接続水路部5c,分岐水路部5r及び下流
側外端口4oを経由して下流側水道管Prに流出する。
この際、逆止弁8は閉じ、バイパス水路部5から下流側
内端口4iへの逆流が阻止される。
【0037】このように、第一実施例及び第二実施例は
いずれの場合も、水道を止めることなく量水器Mの取替
作業が可能となり、これにより、水道利用者の利便性向
上が図られるとともに、取替作業の能率向上が図られ
る。
【0038】以上、実施例について説明したが、本発明
はこのような実施例に限定されるものではない。例え
ば、基部及び一対の接続部を一体形成し、両接続部間を
フレキシブルなチューブ部材で接続することによりバイ
パス水路部を構成するなどしてもよい。また、第一実施
例の接続装置を第二実施例の用途に、他方、第二実施例
の接続装置を第一実施例の用途に使用してもよい。その
他、細部の構成、形状等において、本発明の要旨を逸脱
しない範囲で任意に変更できる。
【0039】
【発明の効果】このように、本発明には基部を介して対
峙する一対の接続部を備え、一方の接続部に、外側に上
流側水道管を接続する上流側外端口を有し、かつ内側に
量水器の一端を接続する上流側内端口を有する上流側接
続水路部を設けるとともに、他方の接続部に、外側に下
流側水道管を接続する下流側外端口を有し、かつ内側に
量水器の他端を接続する下流側内端口を有する下流側接
続水路部を設けてなる量水器の接続装置において、上流
側接続水路部と下流側接続水路部間に連通するバイパス
水路部と、上流側外端口に対して上流側内端口又はバイ
パス水路部を選択的に接続する切換弁を備えるため、水
道を止めることなく量水器の取替作業を行うことがで
き、もって、水道利用者の利便性向上及び取替作業の能
率向上を図ることができるという顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例に係る接続装置の縦断面
図、
【図2】同接続装置の平面図、
【図3】同接続装置の左側面図、
【図4】同接続装置の切換弁によりバイパス水路部を開
いた状態の縦断面図、
【図5】本発明の第二実施例に係る接続装置の縦断面
図、
【図6】同接続装置の切換弁によりバイパス水路部を開
いた状態の縦断面図、
【図7】同接続装置の一部断面左側面図、
【図8】同接続装置における接続管部の他の実施例を示
す縦断面図、
【図9】同接続装置をメータボックスに設置した状態の
一部縦断側面図、
【符号の説明】
1 接続装置 2 基部 3 一方の接続部 3i 上流側内端口 3o 上流側外端口 3s 上流側接続水路部 4 他方の接続部 4i 下流側内端口 4o 下流側外端口 4s 下流側接続水路部 5 バイパス水路部 5f 分岐水路部 5r 分岐水路部 5c 接続水路部 6 切換弁 6h 操作部 7 接続管部 8 逆止弁 9 逆止弁 M 量水器 Pf 上流側水道管 Pr 下流側水道管

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基部を介して対峙する一対の接続部を備
    え、一方の接続部に、外側に上流側水道管を接続する上
    流側外端口を有し、かつ内側に量水器の一端を接続する
    上流側内端口を有する上流側接続水路部を設けるととも
    に、他方の接続部に、外側に下流側水道管を接続する下
    流側外端口を有し、かつ内側に量水器の他端を接続する
    下流側内端口を有する下流側接続水路部を設けてなる量
    水器の接続装置において、上流側接続水路部と下流側接
    続水路部間に連通するバイパス水路部と、上流側外端口
    に対して上流側内端口又はバイパス水路部を選択的に接
    続する切換弁を備えることを特徴とする量水器の接続装
    置。
  2. 【請求項2】 切換弁は外部から切換操作可能な操作部
    を備えることを特徴とする請求項1記載の量水器の接続
    装置。
  3. 【請求項3】 バイパス水路部は、各接続部に設けた分
    岐水路部と、両接続部間に接続した接続管部を用いた接
    続水路部からなることを特徴とする請求項1又は2記載
    の量水器の接続装置。
  4. 【請求項4】 接続管部は基部を兼用することを特徴と
    する請求項1又は3記載の量水器の接続装置。
  5. 【請求項5】 他方の接続部の下流側内端口には逆止弁
    を備えることを特徴とする請求項1記載の量水器の接続
    装置。
  6. 【請求項6】 バイパス水路部には逆止弁を備えること
    を特徴とする請求項1記載の量水器の接続装置。
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