JPH0445683Y2 - - Google Patents

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JPH0445683Y2
JPH0445683Y2 JP1984036254U JP3625484U JPH0445683Y2 JP H0445683 Y2 JPH0445683 Y2 JP H0445683Y2 JP 1984036254 U JP1984036254 U JP 1984036254U JP 3625484 U JP3625484 U JP 3625484U JP H0445683 Y2 JPH0445683 Y2 JP H0445683Y2
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sheath
water supply
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JP1984036254U
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【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案はたとえばレゼクトスコープなどの硬性
鏡に関する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
一般に、硬性鏡はシース内を利用して体腔内へ
対する送水および排水を行なうようになつてい
る。たとえばレゼクトスコープにあつては光学視
管および電極棒を挿入装着するシース内の空隙を
通路とし、これを通じて送水および排水を行なう
ものである。そして、シースの手元側基端に設け
た操作部には灌流水の送水、排水の切り換えを行
なうコツクが設けられている。
しかしながら、このコツクの回転中心軸は上記
シースの長手中心軸と同心的に一致しているた
め、そのコツク芯部材から突き出す操作レバー
が、上記シースに形成した切欠き窓孔を通して外
部に突き出すように構成されている。したがつ
て、コツク芯部材のテーパ周面部がその切欠き窓
孔から外部に露出し、この部分にごみが入り込ん
で詰つたり、その露出したテーパ周面部分に塗つ
てある油が操作者の手につくなど不衛生であつ
た。
〔考案の目的〕
本考案は上記事情に着目してなされたもので、
その目的とするところはコツク芯部材のテーパ周
面部の露出部分をなくすことができるとともに、
ごみ等の詰りやそのテーパ周面部分の油が手につ
くことがない硬性鏡を提供することにある。
〔考案の概要〕
本考案は灌流液の送水と排水を切り換えるコツ
クをシース本体の脇に設置し、コツク芯部材のテ
ーパ周面部が露出しないように構成したものであ
る。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の各実施例を図面にもとづいて説
明する。
第1図ないし第7図は本考案の第1の実施例を
示すものである。第1図はレゼクトスコープの全
体を示す。このレゼクトスコープは体腔内へ挿入
されるべきシース1とこれに挿入される光学視管
2の電極棒3とからなる。上記シース1は中空の
パイプからなり、このパイプの手元側基端に操作
部材4を取付け固定することによりシース本体5
を構成している。上記光学視管2はその挿入部が
案内管6に挿入されるものであり、その案内管6
の途中部分には上記操作部材4に対して着脱自在
に嵌着される接続部材7が取付け固定されてい
る。操作部材4にはそのための止め具8が設けら
れている。また、接続部材7はその操作部材4に
対し水密的に取り付けられるようになつている。
この接続部材7には指掛け9が取り付けられてい
る。
さらに、上記光学視管2の手元側端には手元部
10が設けられ、この手元部10にはアイピース
11とライトガイド接続部12が設けられてい
る。また、案内管6の後端には上記光学視管2を
を定位置に位置決め固定するための固定部材13
が取付け固定されている。
また、上記接続部材7と固定部材13との間に
位置して上記案内管6の外周には電極操作用のス
ライダ14が前後方向へ移動自在に嵌挿されてい
る。このスライダ14には板部材15を介して指
掛けリング16が取り付けられている。さらに、
このスライダ14と上記指掛け9との間には板ば
ね17が架け渡されていて、この板ばね17の復
元力によつて上記スライダ14を後方へ行けて付
勢し、固定部材13に突き当てて待機させるよう
になつている。
上記電極棒3は接続部材7を貫通して先端側が
シース1内に導びかれている。また、この電極棒
3の手元側端部は上記スライダ14に連結されて
いる。そして、スライダ14を前後動させること
によりその電極棒3を前後させるようになつてい
る。
一方、上記シース1の操作部材4には灌流液を
取り込むための送水口18と灌流液を排出するた
めの排水口19とが設けられている。この送水口
18と排水口19とはそれぞれパイプ部材からな
り、さらに、第2図および第3図で示すようにシ
ース1の中心軸l1と直交する同一線上において操
作部材4の側壁部からそれぞれ反対方向へ向けて
突き出すように設けられている。なお、送水口1
8の送水路21に比べて排水口19の排水路22
の内孔は大きく形成されている。さらに、第3図
や第5図Aで示すように上記送水路21は操作部
材4の肉厚内を通じて上記排水路22側へ導かれ
て後述するコツク24に達している。
コツク24はシース本体5の脇に位置するとと
もに排水口19のパイプ部材の途中に組み込まれ
ている。このコツク24の中心軸l2はシース1の
中心軸l1から離れるとともに、その中心軸l1に直
角な向きに配設されている。そして、コツク24
の弁座面25とコツク芯部材26の外周面は互い
に密着するテーパ状に形成されている。コツク芯
部材26は弾性のある押えナツト27に回転自在
に保持されていて、その押えナツト27の弾性に
より常にコツク芯部材26の外周面が弁座面25
に密着して回転するようになつている。また、押
えナツト27と反対側にはそのコツク芯部材26
を回転操作するコツクレバー28が取り付けられ
ている。
上記弁座面25には送水路21および排水路2
2が開口し、さらにシース1内の通路23に連通
する連結路29が開口している。そして、送水路
21と連結路29は第3図で示すように同じ側に
並んで開口しており、排水路22の開口は上記連
結路29と同一直線上で対向する反対側に設けら
れている。さらに、上記コツク芯部材26には第
4図で示すように楕円形の貫通孔31と、この貫
通孔31を避けた周面部に位置して切欠き32が
形成されている。上記貫通孔31は排水路22を
連結路29に連通するためのものであり、切欠き
32は送水路21を連結路29に連通させるもの
である。
そして、上記コツク24はそのコツクレバー2
8によりそのコツク芯部材26の回転位置を選択
して送水、停止および排水の各状態が得られるの
である。すなわち、まず、第5図A,Bで示すよ
うに切欠き32が送水路21と連結路29とに合
う位置においてはその送水路21、切欠き32お
よび連結路29を通じてシース1内の通路23へ
向けて灌流液を送り込むことができる。このとき
排水路22はコツク芯部材26の外周面によつて
遮断閉塞されている。
また、第6図A,Bで示す位置を選択すると、
送水路21、排水路22および連結路29はすべ
てコツク芯部材26の外周面によつて遮断閉塞さ
れる。つまり送水、排出とも行なわれない停止状
態となる。
また、第7図A,Bで示す位置では貫通孔31
が排水路22と連結路29とを連通し、コツク芯
部材26の外周面が送水路21を遮断閉塞する。
つまり、灌流液を排出する排出状態となる。
一方、第8図ないし第10図は本考案の第2の
実施例を示す。この実施例のコツク24の中心軸
l2はシース1の中心軸l1と90°の角度で交わり、そ
のコツク芯部材26はシース1の通路23に常に
連通する内腔42が形成されている。さらに、内
腔42の周壁部にはその回転方向へ90°ずれて送
水取込み用孔43と排水用孔44とが穿設されて
いる。そして、送水路21と排水路22は弁座面
25の互いに向き合う反対側にそれぞれ開口され
ている。
しかして、コツクレバー28を指で操作し、コ
ツク芯部材26を回転させることにより送水取込
み用孔43を送水路21に一致させると、その送
水取込み用孔43を通じてシース1内に灌流液を
取り込むことができる。なお、このとき排水用孔
44は弁座面25によつて閉塞遮断されている。
一方、同様にして今度は排水用孔44を排水路2
2に一致させれば、その排水用孔44を通じてシ
ース1内からの灌流液を排水することができ、こ
のとき送水取込み用孔43は弁座面25によつて
閉塞遮断されている。また、各孔43,44が弁
座面25によつて共に閉塞される回転位置を選べ
ば送水も排出も行なわれない。
第11図ないし第13図は本考案の第3の実施
例を示す。この実施例はコツク24の中心軸l2
シース1の中心軸l1から離れて平行に配置したも
ので、その他の点は第1の実施例とほぼ同様であ
る。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案は送排水切換え用コ
ツクを、シース本体に固定されるとともにその中
心軸をシース本体の中心軸と非同心的に設置して
なり、シース本体内と送水口および排水口を切り
換え連通する流路ならびにその流路を遮断するよ
うに設けたので、そのコツク芯部材の周面を外部
に露出させることなく構成できる。したがつて、
コツク芯部材の周面にごみ等の異物が付着したり
詰つたりすることがないとともに、その周面に塗
つてある油などが操作者の手につくといつたこと
もなく、衛生的に使用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1の実施例を示すレゼクト
スコープの全体側面図、第2図は同じくそのシー
ス本体の側面図、第3図は第2図中−線に沿
う断面図、第4図は同じくそのコツク芯部材の斜
視図、第5図A、第6図Aおよび第7図Aは同じ
くその第1の実施例におけるコツク芯部材の位置
が異なるそのコツク部の断面図、第5図Bは第5
図A中B−B線に沿う断面図、第6図Bは第6図
A中B−B線に沿う断面図、第7図Bは第7図A
中B−B線に沿う断面図、第8図は本考案の第2
の実施例のシース本体の側面図、第9図は第8図
中−線に沿う断面図、第10図は同じくその
コツク芯部材の斜視図、第11図は本考案の第3
の実施例のシース本体の側面図、第12図は第1
1図中−線に沿う断面図、第13図は同
じくそのコツク芯部材の斜視図である。 1……シース、2……光学視管、3……電極
棒、5……シース本体、18……送水口、19…
…排水口、21……送水路、22……排水路、2
4……コツク、25……弁座面、26……コツク
芯部材、29……連通路、31……貫通孔、32
……切欠き、43……送水取込み用孔、44……
排水用孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 体腔内に挿入するシース本体の手元側部分に、
    シース本体内へ灌流液を取り込むための送水口
    と、シース本体内から灌流液を排出するための排
    水口と、送水口および排水口を切り換えるための
    コツクとを設けた硬性鏡において、 上記コツクは上記シース本体に固定されるとと
    もにその中心軸を上記シース本体の中心軸と非同
    心的に設置してなり、上記シース本体内と送水口
    および排水口を切り換え連通する流路ならびにそ
    の流路を遮断することを特徴とする硬性鏡。
JP3625484U 1984-03-14 1984-03-14 硬性鏡 Granted JPS60147401U (ja)

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JP3625484U JPS60147401U (ja) 1984-03-14 1984-03-14 硬性鏡

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JP3625484U JPS60147401U (ja) 1984-03-14 1984-03-14 硬性鏡

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JPS60147401U JPS60147401U (ja) 1985-09-30
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5672838A (en) * 1979-11-19 1981-06-17 Olympus Optical Co Infusion type reject scope

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JPS5672838A (en) * 1979-11-19 1981-06-17 Olympus Optical Co Infusion type reject scope

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