JPH08226658A - 電気カーペットの害虫駆除方法 - Google Patents
電気カーペットの害虫駆除方法Info
- Publication number
- JPH08226658A JPH08226658A JP3092195A JP3092195A JPH08226658A JP H08226658 A JPH08226658 A JP H08226658A JP 3092195 A JP3092195 A JP 3092195A JP 3092195 A JP3092195 A JP 3092195A JP H08226658 A JPH08226658 A JP H08226658A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- cover
- covers
- electric carpet
- folded
- Prior art date
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- Pending
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- Carpets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本体およびカバー全体に十分な熱を与え、確
実に害虫を駆除する電気カーペットの害虫駆除方法を提
供することを目的とする。 【構成】 本体2の制御部3側上に、カバー1を略半面
ずらして重ね、本体2のカバー1が重ねられていない部
分をカバー1を包み込むように折り曲げる。そして、カ
バー1上へ折り曲げた本体2上に、カバー1の本体2で
挟まれていない部分を折り曲げ、カバー1の間に本体2
が挟まるように配置する。この状態で制御部3により本
体2への通電を行い、カバー1および本体2の害虫を駆
除する。
実に害虫を駆除する電気カーペットの害虫駆除方法を提
供することを目的とする。 【構成】 本体2の制御部3側上に、カバー1を略半面
ずらして重ね、本体2のカバー1が重ねられていない部
分をカバー1を包み込むように折り曲げる。そして、カ
バー1上へ折り曲げた本体2上に、カバー1の本体2で
挟まれていない部分を折り曲げ、カバー1の間に本体2
が挟まるように配置する。この状態で制御部3により本
体2への通電を行い、カバー1および本体2の害虫を駆
除する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気カーペットに関
し、特にダニ等の害虫の駆除方法に関する。
し、特にダニ等の害虫の駆除方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電気カーペットのダニ等の害虫駆
除方法は、発熱体を備え表面にカバーを有する折り畳み
自在な本体を、表面を対向させて折り畳むことにより本
体の表面が塞がれた状態にし、本体の表面が塞がれた状
態におけるカバーの表面温度が一定時間だけ害虫駆除温
度になるように、発熱体による発熱動作を制御して、害
虫を駆除していた(例えば、特公平1−50816号公
報)。
除方法は、発熱体を備え表面にカバーを有する折り畳み
自在な本体を、表面を対向させて折り畳むことにより本
体の表面が塞がれた状態にし、本体の表面が塞がれた状
態におけるカバーの表面温度が一定時間だけ害虫駆除温
度になるように、発熱体による発熱動作を制御して、害
虫を駆除していた(例えば、特公平1−50816号公
報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の電気カーペットの害虫駆除方法では、図9に示すよ
うに、本体2およびカバー1を同時に折り畳むと、折り
曲げ部23に隙間Aが出来てしまい、十分な熱を得にく
いという問題点があった。更に、本体2およびカバー1
の厚みが増えれば増える程、隙間Aが出来やすくなって
しまうという問題点があった。
来の電気カーペットの害虫駆除方法では、図9に示すよ
うに、本体2およびカバー1を同時に折り畳むと、折り
曲げ部23に隙間Aが出来てしまい、十分な熱を得にく
いという問題点があった。更に、本体2およびカバー1
の厚みが増えれば増える程、隙間Aが出来やすくなって
しまうという問題点があった。
【0004】また、従来の害虫駆除方法では、通常、電
気カーペットのカバーの寸法が本体より大きく出来てい
るため、図10に示すように、カバーのF,G,H,I
部の害虫を完全に駆除することは不可能であった。
気カーペットのカバーの寸法が本体より大きく出来てい
るため、図10に示すように、カバーのF,G,H,I
部の害虫を完全に駆除することは不可能であった。
【0005】それ故に、本発明の目的は、本体およびカ
バー全体に十分な熱を与え、確実に害虫を駆除する電気
カーペットの害虫駆除方法を提供することにある。
バー全体に十分な熱を与え、確実に害虫を駆除する電気
カーペットの害虫駆除方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明の電気カーペットの害虫駆除方法は、発熱
体およびこの発熱体の温度を制御する制御部から成る本
体とカバーとをずらして重ね、かつ交互に折り曲げた状
態とし、前期発熱体が高温となるよう発熱動作を制御し
たことを特徴とする。
めに、本発明の電気カーペットの害虫駆除方法は、発熱
体およびこの発熱体の温度を制御する制御部から成る本
体とカバーとをずらして重ね、かつ交互に折り曲げた状
態とし、前期発熱体が高温となるよう発熱動作を制御し
たことを特徴とする。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の一実施例を示す電気カーペ
ットの斜視図、図2から図4は本発明のカバーと本体と
の設置状態を示す図、図5は本発明の電気カーペットの
害虫駆除方法を示す斜視図、図6はカバー1の断面図、
図7は本体2の断面図、図8は本発明の一実施例を示す
電気カーペットのブロック構成図である。
て説明する。図1は本発明の一実施例を示す電気カーペ
ットの斜視図、図2から図4は本発明のカバーと本体と
の設置状態を示す図、図5は本発明の電気カーペットの
害虫駆除方法を示す斜視図、図6はカバー1の断面図、
図7は本体2の断面図、図8は本発明の一実施例を示す
電気カーペットのブロック構成図である。
【0008】この電気カーペットは、図1に示すよう
に、本体2の上にカバー1を被せて、制御部3で本体2
の温度を制御して使用する。
に、本体2の上にカバー1を被せて、制御部3で本体2
の温度を制御して使用する。
【0009】上記カバー1は、図6に示すように、基布
5にカバー1の肌触り,風合いを決めるパイル4が植え
付けられており、この基布5のパイル4とは反対側の面
に不織布6が貼りつけられ、または縫われている。この
不織布6は、基布5に植え付けられたパイル4を固着す
る接着剤の剥がれ防止、およびカバー1の滑り防止の役
割をしている。
5にカバー1の肌触り,風合いを決めるパイル4が植え
付けられており、この基布5のパイル4とは反対側の面
に不織布6が貼りつけられ、または縫われている。この
不織布6は、基布5に植え付けられたパイル4を固着す
る接着剤の剥がれ防止、およびカバー1の滑り防止の役
割をしている。
【0010】本体2は、図1,図7に示すように、発熱
体8と、この発熱体8を挟む様にして固定する表地7お
よび裏地9と、発熱体8の発熱を制御する制御部3とか
ら構成されている。
体8と、この発熱体8を挟む様にして固定する表地7お
よび裏地9と、発熱体8の発熱を制御する制御部3とか
ら構成されている。
【0011】制御部3は、図8に示すように、発熱体8
の温度を検出する温度検出部31と、この温度検出部3
1で検出された温度に応じて発熱体8による発熱を制御
する加熱部32とから成っている。
の温度を検出する温度検出部31と、この温度検出部3
1で検出された温度に応じて発熱体8による発熱を制御
する加熱部32とから成っている。
【0012】次に、上記構成における本発明の作用につ
いて説明する。害虫駆除時、図1に示す電気カーペット
は、まず本体2の制御部3側上に、カバー1を略半面ず
らして重ね(図2)、本体2のカバー1が重ねられてい
ない部分をカバー1を包み込むように折り曲げる(図
3)。そして、カバー1上へ折り曲げた本体2上に、カ
バー1の本体2で挟まれていない部分を折り曲げ、カバ
ー1の間に本体2が挟まるように配置される(図4)。
つまり、この電気カーペットは、害虫駆除時には、カバ
ー1と本体2とをずらして重ねた後、交互に折り曲げ、
カバー1と本体2とが互い違いに重なり合った状態にな
っている。
いて説明する。害虫駆除時、図1に示す電気カーペット
は、まず本体2の制御部3側上に、カバー1を略半面ず
らして重ね(図2)、本体2のカバー1が重ねられてい
ない部分をカバー1を包み込むように折り曲げる(図
3)。そして、カバー1上へ折り曲げた本体2上に、カ
バー1の本体2で挟まれていない部分を折り曲げ、カバ
ー1の間に本体2が挟まるように配置される(図4)。
つまり、この電気カーペットは、害虫駆除時には、カバ
ー1と本体2とをずらして重ねた後、交互に折り曲げ、
カバー1と本体2とが互い違いに重なり合った状態にな
っている。
【0013】このような状態で、加熱部32により発熱
体8の温度が通常使用時における最大温度になるように
発熱体8への通電を行い、害虫を駆除する。ところで、
電気カーペットは、普通、カバー1が本体2より大きい
ため、互い違いに折り曲げたカバー1と本体2とは、完
全には重なり合わない。そこで、カバー1と本体2と
が、図4の状態から図5の状態になるように、カバー1
または本体2をずらして、害虫を駆除する。
体8の温度が通常使用時における最大温度になるように
発熱体8への通電を行い、害虫を駆除する。ところで、
電気カーペットは、普通、カバー1が本体2より大きい
ため、互い違いに折り曲げたカバー1と本体2とは、完
全には重なり合わない。そこで、カバー1と本体2と
が、図4の状態から図5の状態になるように、カバー1
または本体2をずらして、害虫を駆除する。
【0014】これにより、折り曲げ部分の隙間を少なく
すると共に、カバー1全面に最低一度は熱を加えたこと
になるため、カバー1および本体2の害虫の駆除を確実
に行える。
すると共に、カバー1全面に最低一度は熱を加えたこと
になるため、カバー1および本体2の害虫の駆除を確実
に行える。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による電気
カーペットの害虫駆除方法は、カバーおよび本体を半面
ずらして、カバーを本体が包み込むように互い違いに折
り曲げて害虫を駆除するので、折り曲げ部分の隙間が少
なくなり、かつ隙間部分に本体が接近して十分な熱が得
られるため、隙間部分の害虫を確実に駆除することがで
きる。
カーペットの害虫駆除方法は、カバーおよび本体を半面
ずらして、カバーを本体が包み込むように互い違いに折
り曲げて害虫を駆除するので、折り曲げ部分の隙間が少
なくなり、かつ隙間部分に本体が接近して十分な熱が得
られるため、隙間部分の害虫を確実に駆除することがで
きる。
【0016】また、本発明の電気カーペットの害虫駆除
方法によれば、カバー全面に最低一度は熱を加えたこと
になるため、カバーの本体よりはみ出す部分に生息する
害虫も確実に駆除することができる。
方法によれば、カバー全面に最低一度は熱を加えたこと
になるため、カバーの本体よりはみ出す部分に生息する
害虫も確実に駆除することができる。
【図1】本発明の一実施例を示す電気カーペットの斜視
図である。
図である。
【図2】本発明のカバーと本体との設置状態を示す図
で、本体にカバーを重ねた状態の斜視図である。
で、本体にカバーを重ねた状態の斜視図である。
【図3】本発明のカバーと本体との設置状態を示す図
で、本体をカバーに包み込むように折り曲げた状態の斜
視図である。
で、本体をカバーに包み込むように折り曲げた状態の斜
視図である。
【図4】本発明のカバーと本体との設置状態を示す図
で、カバーと本体を互い違いに折り曲げた状態の斜視図
である。
で、カバーと本体を互い違いに折り曲げた状態の斜視図
である。
【図5】本発明の電気カーペットの害虫駆除方法を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図6】カバーの断面図である。
【図7】本体の断面図である。
【図8】本発明の一実施例を示す電気カーペットのブロ
ック構成図である。
ック構成図である。
【図9】従来の害虫駆除方法を示す図である。
【図10】カバーの加熱される部分と加熱されない部分
を示す図である。
を示す図である。
1 カバー 2 本体 3 制御部
Claims (1)
- 【請求項1】 発熱体およびこの発熱体の温度を制御す
る制御部から成る本体とカバーとをずらして重ね、かつ
交互に折り曲げた状態とし、前期発熱体が高温となるよ
う発熱動作を制御したことを特徴とする電気カーペット
の害虫駆除方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3092195A JPH08226658A (ja) | 1995-02-20 | 1995-02-20 | 電気カーペットの害虫駆除方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3092195A JPH08226658A (ja) | 1995-02-20 | 1995-02-20 | 電気カーペットの害虫駆除方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08226658A true JPH08226658A (ja) | 1996-09-03 |
Family
ID=12317162
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3092195A Pending JPH08226658A (ja) | 1995-02-20 | 1995-02-20 | 電気カーペットの害虫駆除方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08226658A (ja) |
-
1995
- 1995-02-20 JP JP3092195A patent/JPH08226658A/ja active Pending
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