JPH08226417A - 嵌合構造 - Google Patents

嵌合構造

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Publication number
JPH08226417A
JPH08226417A JP3338395A JP3338395A JPH08226417A JP H08226417 A JPH08226417 A JP H08226417A JP 3338395 A JP3338395 A JP 3338395A JP 3338395 A JP3338395 A JP 3338395A JP H08226417 A JPH08226417 A JP H08226417A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base
cover
opening
parts
claw
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3338395A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuya Watabe
卓也 渡部
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Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Denso Ten Ltd filed Critical Denso Ten Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ベースとカバーの組立時の作業性がよく、しか
もベースとカバーを結合後にがたつきの少ない嵌合構造
を提供することを目的とする。 【構成】器状のベースと該ベースに係合する蓋状のカバ
ーの2個の部品から構成され、前記ベースと前記カバー
に設けた孔と該孔に係止する爪によりベースとカバーを
結合させる結合構造において、前記ベースの内壁に開口
部より凸部を形成し、前記カバーの内壁に前記ベースの
凸部に係合する凹部を設け、前記ベースの凸部と前記カ
バーの凹部を係合させ、前記ベースと前記カバーを位置
決めするようにしたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ベースとカバーの2個
の部品等から構成されるケースの結合後のがたつきを防
止する嵌合構造に関する。
【0002】
【従来の技術】樹脂材で成形されたベースとカバーで構
成されるケースの結合構造を図2を用いて説明する。図
2はベースとカバーの結合構造を示す図で、(a)はベ
ースとカバーの結合前を示す斜視図、(b)はベースと
カバーの結合状態を示す断面図である。
【0003】50はベース(本体)で、方形の器状をし
ており開口部51の各4面の略中央部に、後述するカバ
ー70の爪72が係止する孔52が形成されている。材
料には樹脂材が用いられ樹脂成形加工により形成され
る。カバー(上蓋)70は方形の皿状をしており開口部
71の各4面の略中央部にベース50の孔52に係止す
る爪72と、ベース50の開口部51の端面に当接しベ
ース50とカバー70の挿入深さを規制するストッパー
73が形成されている。材料には樹脂材が用いられ樹脂
成形加工により形成される。
【0004】次に、ベース50とカバー70の組立を説
明する。ベース50の開口部51にカバー70の開口部
71を係合させ挿入すると、爪72がベース50の内面
で内側方向に押圧され撓みながら進み、爪72の係止面
74がベース50の孔52に達すると押圧されていた爪
72が弾性力により元の状態に戻り、孔52に係止して
ベース50とカバー70が結合される。この状態でカバ
ー70のストッパー73がベース50の開口部51の端
面に当接しベース50とカバー70の挿入深さが規制さ
れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ベース50と
カバー70の樹脂成形時に反り等による変形が起きやす
く組立時の作業性が悪くなるので、上述のケースの結合
構造では、これらを考慮し、ベース50とカバー70の
嵌合部の寸法差が大きくとられている。従って、ベース
50とカバー70を結合した後に嵌合部の寸法差がベー
ス50とカバー70のがたつきとなり製品の信頼性が低
下する。これらを改善するためにベース50とカバー7
0の嵌合部の寸法差を小さくすれば良いが、樹脂成形時
の歩留りが悪くなり、また組立時の作業性が悪くなるの
で、コスト高につながと言う問題がある。
【0006】そこで、本発明は上述の問題を解決するも
ので、ベース50とカバー70の組立時の作業性がよ
く、しかもベース50とカバー70の結合後にがたつき
の少ない嵌合構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の目的を
達成するもので、器状のベースと該ベースに係合する蓋
状のカバーの2個の部品から構成され、前記ベースと前
記カバーに設けられた孔と該孔に係止する爪によりベー
スとカバーを結合させる結合構造において、前記ベース
の内壁に開口部より凸部を形成し、前記カバーの内壁に
前記ベースの凸部に係合する凹部を設け、前記ベースの
凸部と前記カバーの凹部を係合させ、前記ベースと前記
カバーを位置決めするようにしたことを特徴とする。
【0008】また、前記凸部にテーパを設け、前記凹部
に前記凸部に係合するテーパを設けたことを特徴とす
る。
【0009】
【作用】本発明によれば、ベースとカバーを組合わせた
時、ベースの内壁に形成された凸部とカバーの内壁に形
成された凹部が係合し、ベースとカバーの挿入方向に対
し直角方向のがたつきが規制される。第2の発明によれ
ば、前記凸部と前記凹部に設けられたテーパがベースと
カバーの係合を容易にすると共に、ベースとカバーの挿
入方向に対し直角方向のがたつきが規制される。
【0010】
【実施例】本発明の一実施例を図1を用いて説明する。
図1はベースとカバーの結合構造を示す図で、(a)は
ベースとカバーの結合前を示す斜視図、(b)はベース
とカバーの結合状態を示す断面図である。10はベース
(本体)で、方形の器状をしており開口部11の各4面
の略中央部に、後述するカバー30の爪32が係止する
孔12と、孔12の両側に開口部11の端面より外側方
向に拡幅する勾配をもつ凸部13、14が形成されてい
る。材料には樹脂材が用いられ樹脂成形加工により形成
される。
【0011】カバー(上蓋)30は方形の蓋状をしてお
り開口部31の各4面の略中央部にベース10の孔12
に係止する爪32と、ベース10の凸部13と14の勾
配部15、16に係合する勾配部33、34およびベー
ス10の開口部11の端面に当接しベース10とカバー
30の挿入深さを規制するストッパー35等が形成され
ている。材料には樹脂材が用いられ樹脂成形加工により
形成される。
【0012】次に、ベース10とカバー30の結合を説
明する。ベース10の開口部11にカバー30の開口部
31を係合させ挿入すると、爪32がベース10の内面
で内側方向に押圧され撓みながら進み、爪32の係止面
36がベース10の孔12に達すると押圧されていた爪
32が弾性力により元の状態に戻り、孔12に係止して
ベース10とカバー30が結合される。この状態でベー
ス10の凸部13と14の勾配部15、16にカバー3
0の勾配部33、34が係合する。また、カバー30の
ストッパー35がベース10の開口部11の端面に当接
しベース10とカバー30の挿入深さが規制される。
【0013】以上説明したように、本実施例によれば、
ベース10とカバー30の組立作業性をよくするため
に、ベース10とカバー30の嵌合部の寸法差を大きく
しても、ベース10の凸部13と14の勾配部15と1
6にカバー30の勾配部33と34が係合し、ベース1
0とカバー30の結合後のがたつきが防止できる。従っ
て、ベース10とカバー30の樹脂成形時の寸法公差を
比較的大きくとることができので歩留りの向上と品質の
管理が容易になり品質の向上とコスト低減が図れる。
【0014】尚、本実施例ではベース10の孔12の両
側に開口部11の端面より外側方向に拡幅する勾配をも
つ凸部13、14を形成し、カバー30にベース10の
凸部13、14に係合する勾配部33、34を設けた
が、これにこだわることはなくそれぞれ逆方向に勾配を
設けても本実施例と同じ効果を得ることができる。ま
た、ベース10とカバー30の凸部に勾配を付けずに形
成し、凸部の挿入口に面取りを行えばベース10とカバ
ー30の結合が容易になり、結合後のがたつきも防止で
きるので本実施例と略同じ効果を得ることができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ベースとカバーを結合させると前記ベースとカバーに設
けられた凸部と凹部が係合し、前記ベースとカバーの嵌
合部に大きな寸法差があっても結合後にはがたつきの防
止が可能となる。従って、前記ベースとカバーの嵌合部
の寸法公差を大きくできるので、樹脂成形時の歩留りが
向上すると共に、ベースとカバーの組立時の作業性が改
善されコスト低減が図れる。また、ベースとカバーのが
たつきがなくなり製品の信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すベースとカバーの結合
構造図で、(a)はベースとカバーの結合前を示す斜視
図、(b)はベースとカバーの結合状態を示す断面図で
ある。
【図2】従来のベースとカバーの結合構造を示す図で、
(a)はベースとカバーの結合前を示す斜視図、(b)
はベースとカバーの結合状態を示す断面図である。
【符号の説明】
10・・・・・ベース 12・・・・・孔 13、14・・凸部 15、16、33、34・・勾配 30・・・・・カバー 32・・・・・爪 35・・・・・ストッパー 36・・・・・係止面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 器状のベースと該ベースに係合する蓋状
    のカバーの2個の部品から構成され、前記ベースと前記
    カバーに設けた孔と該孔に係止する爪によりベースとカ
    バーを結合させる結合構造において、 前記ベースの内壁に開口部より凸部を形成し、 前記カバーの内壁に前記ベースの凸部に係合する凹部を
    設け、 前記ベースの凸部と前記カバーの凹部を係合させ、前記
    ベースと前記カバーを位置決めするようにしたことを特
    徴とする嵌合構造。
  2. 【請求項2】 前記凸部にテーパを設け、前記凹部に前
    記凸部に係合するテーパを設けたことを特徴とする請求
    項1記載の嵌合構造。
JP3338395A 1995-02-22 1995-02-22 嵌合構造 Withdrawn JPH08226417A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3338395A JPH08226417A (ja) 1995-02-22 1995-02-22 嵌合構造

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JP3338395A JPH08226417A (ja) 1995-02-22 1995-02-22 嵌合構造

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JPH08226417A true JPH08226417A (ja) 1996-09-03

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ID=12385079

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JP3338395A Withdrawn JPH08226417A (ja) 1995-02-22 1995-02-22 嵌合構造

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JP (1) JPH08226417A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006132270A (ja) * 2004-11-09 2006-05-25 Inax Corp 蓋付き箱体
JP2017225246A (ja) * 2016-06-15 2017-12-21 富士電機株式会社 インバータ装置
WO2022224720A1 (ja) * 2021-04-22 2022-10-27 株式会社デンソー 駆動装置

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Effective date: 20020507