JPH08225073A - タンデム型負圧式倍力装置 - Google Patents
タンデム型負圧式倍力装置Info
- Publication number
- JPH08225073A JPH08225073A JP7281041A JP28104195A JPH08225073A JP H08225073 A JPH08225073 A JP H08225073A JP 7281041 A JP7281041 A JP 7281041A JP 28104195 A JP28104195 A JP 28104195A JP H08225073 A JPH08225073 A JP H08225073A
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- JP
- Japan
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- outer peripheral
- wall
- fixed
- movable wall
- pressure chamber
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 製造工程が単純で製造コストが低減できるタ
ンデム型負圧式倍力装置を提供する。 【解決手段】 フロントシェル1とリアシェル2とを結
合してなるハウジング3の内部を2分する固定壁7、フ
ロント可動壁5との間に画成され且つ負圧源と連通する
フロント定圧室3a、前記固定壁7との間に画成された
フロント変圧室3b、リアハウジング2との間に配置さ
れ且つ外周部の端部6aがハウジング3に固定されたリ
ア可動壁6、フロント定圧室3aと常時連通するリア定
圧室3cおよび前記リア可動壁6とリアシェル2との間
に画成され且つフロント変圧室3bおよび前記リア変圧
室3dが、負圧源の負圧および大気圧のいずれか一方が
選択的に連通され、固定壁7の折り曲げ部7dおよび外
周端部7aの一方を前記フロント可動壁5に固定すると
ともに他方を前記リア可動壁6に固定した。
ンデム型負圧式倍力装置を提供する。 【解決手段】 フロントシェル1とリアシェル2とを結
合してなるハウジング3の内部を2分する固定壁7、フ
ロント可動壁5との間に画成され且つ負圧源と連通する
フロント定圧室3a、前記固定壁7との間に画成された
フロント変圧室3b、リアハウジング2との間に配置さ
れ且つ外周部の端部6aがハウジング3に固定されたリ
ア可動壁6、フロント定圧室3aと常時連通するリア定
圧室3cおよび前記リア可動壁6とリアシェル2との間
に画成され且つフロント変圧室3bおよび前記リア変圧
室3dが、負圧源の負圧および大気圧のいずれか一方が
選択的に連通され、固定壁7の折り曲げ部7dおよび外
周端部7aの一方を前記フロント可動壁5に固定すると
ともに他方を前記リア可動壁6に固定した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のブレーキ装
置やクラッチ装置に利用されるタンデム型負圧式倍力装
置に関するものである。
置やクラッチ装置に利用されるタンデム型負圧式倍力装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のタンデム型負圧式倍力装
置としては実公昭61−44917号公報に示されるも
のがある。この従来のタンデム型負圧式倍力装置におい
ては、フロントシェルとリアシェルとで形成されるハウ
ジング内部には、フロントダイヤフラム、固定壁および
リアダイヤフラムにより、フロント定圧室、フロント変
圧室、リア定圧室およびリア変圧室が、フロントシェル
側からリアシェル側にかけて、この順序で画成されてい
る。
置としては実公昭61−44917号公報に示されるも
のがある。この従来のタンデム型負圧式倍力装置におい
ては、フロントシェルとリアシェルとで形成されるハウ
ジング内部には、フロントダイヤフラム、固定壁および
リアダイヤフラムにより、フロント定圧室、フロント変
圧室、リア定圧室およびリア変圧室が、フロントシェル
側からリアシェル側にかけて、この順序で画成されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した従
来技術においては、固定壁が2枚の板部材で構成されて
おり、しかも、この2枚の板部材は溶接にて相互に連結
されるため、製造工程が複雑となり、製造コストの増加
を招来していた。
来技術においては、固定壁が2枚の板部材で構成されて
おり、しかも、この2枚の板部材は溶接にて相互に連結
されるため、製造工程が複雑となり、製造コストの増加
を招来していた。
【0004】それ故に、本発明は、製造工程が単純で製
造コストを低減できるタンデム型負圧式倍力装置を提供
せんことを、その技術的課題とするものである。
造コストを低減できるタンデム型負圧式倍力装置を提供
せんことを、その技術的課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために請求項1記載の発明において講じた技術的手段
は、フロントシェルとリアシェルとを結合してなるハウ
ジングの内部を2分する固定壁、前記フロントシェルと
前記固定壁との間に配置され且つ外周部の端部が前記ハ
ウジングに気密的に固定されたフロント可動壁、前記フ
ロントシェルと前記フロント可動壁との間に画成され且
つ負圧源と連通するフロント定圧室、前記フロント可動
壁と前記固定壁との間に画成されたフロント変圧室、前
記固定壁と前記リアハウジングとの間に配置され且つ外
周部の端部が前記ハウジングに固定されたリア可動壁、
前記固定壁と前記リア可動壁との間に画成され且つ前記
フロント定圧室と常時連通するリア定圧室および前記リ
ア可動壁と前記リアシェルとの間に画成され且つ前記フ
ロント変圧室と常時連通するリア変圧室を備え、前記フ
ロント変圧室および前記リア変圧室が、前記負圧源の負
圧および大気圧のいずれか一方が選択的に連通されるタ
ンデム型負圧式倍力装置において、前記固定壁の前記外
周部に折り曲げ部を設け、前記固定壁の前記外周部の前
記折り曲げ部および外周端部の一方を前記フロント可動
壁に固定するとともに他方を前記リア可動壁に固定した
を特徴とするタンデム型負圧式倍力装置とした。
るために請求項1記載の発明において講じた技術的手段
は、フロントシェルとリアシェルとを結合してなるハウ
ジングの内部を2分する固定壁、前記フロントシェルと
前記固定壁との間に配置され且つ外周部の端部が前記ハ
ウジングに気密的に固定されたフロント可動壁、前記フ
ロントシェルと前記フロント可動壁との間に画成され且
つ負圧源と連通するフロント定圧室、前記フロント可動
壁と前記固定壁との間に画成されたフロント変圧室、前
記固定壁と前記リアハウジングとの間に配置され且つ外
周部の端部が前記ハウジングに固定されたリア可動壁、
前記固定壁と前記リア可動壁との間に画成され且つ前記
フロント定圧室と常時連通するリア定圧室および前記リ
ア可動壁と前記リアシェルとの間に画成され且つ前記フ
ロント変圧室と常時連通するリア変圧室を備え、前記フ
ロント変圧室および前記リア変圧室が、前記負圧源の負
圧および大気圧のいずれか一方が選択的に連通されるタ
ンデム型負圧式倍力装置において、前記固定壁の前記外
周部に折り曲げ部を設け、前記固定壁の前記外周部の前
記折り曲げ部および外周端部の一方を前記フロント可動
壁に固定するとともに他方を前記リア可動壁に固定した
を特徴とするタンデム型負圧式倍力装置とした。
【0006】また、請求項2記載の発明においては、請
求項1記載のタンデム型負圧式倍力装置において、前記
固定壁の前記外周部の前記折り曲げ部および前記外周端
部を、夫々、前記リア可動壁および前記フロント可動壁
に固定した。
求項1記載のタンデム型負圧式倍力装置において、前記
固定壁の前記外周部の前記折り曲げ部および前記外周端
部を、夫々、前記リア可動壁および前記フロント可動壁
に固定した。
【0007】更に、請求項3記載の発明においては、請
求項1記載のタンデム型負圧式倍力装置において、前記
固定壁の前記外周部の前記折り曲げ部および前記外周端
部を、夫々、前記フロント可動壁および前記リア可動壁
に固定した。
求項1記載のタンデム型負圧式倍力装置において、前記
固定壁の前記外周部の前記折り曲げ部および前記外周端
部を、夫々、前記フロント可動壁および前記リア可動壁
に固定した。
【0008】
【作用】上記技術的手段においては、ハウジングを2分
する固定壁を単一の部材で構成できるため、製造コスト
を低減できる。また、固定壁を製造する工程は、プレス
工程のみとなり、溶接工程等を必要としないため、製造
コストを更に低減することできる。
する固定壁を単一の部材で構成できるため、製造コスト
を低減できる。また、固定壁を製造する工程は、プレス
工程のみとなり、溶接工程等を必要としないため、製造
コストを更に低減することできる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施形態について説明する。
の実施形態について説明する。
【0010】図1において、タンデム型負圧倍力装置
は、フロントシェル1とリアシェル2とから構成される
ハウジング3を備える。図2において詳細に示されるよ
うに、リアシェル2の外周端2aはフロントシェル1の
ショルダー部1aに当接されることにより、ハウジング
3が形成される。リアシェル2の後部には、円周方向に
等間隔に配列されたスタッドボルト4(1個のみ図示)
が固定されている。このスタッドボルト4が車両のダッ
シュ面(図示略)を貫通した後にボルト締めされること
により、タンデム型負圧倍力装置が車両に取り付けられ
ることになる。
は、フロントシェル1とリアシェル2とから構成される
ハウジング3を備える。図2において詳細に示されるよ
うに、リアシェル2の外周端2aはフロントシェル1の
ショルダー部1aに当接されることにより、ハウジング
3が形成される。リアシェル2の後部には、円周方向に
等間隔に配列されたスタッドボルト4(1個のみ図示)
が固定されている。このスタッドボルト4が車両のダッ
シュ面(図示略)を貫通した後にボルト締めされること
により、タンデム型負圧倍力装置が車両に取り付けられ
ることになる。
【0011】フロント可動壁たるフロントダイアフラム
5は、その外周端5aをフロントシェル1とリアシェル
2との間に挟持されており、このフロントダイアフラム
5により、ハウジング3内の空間のフロント側(固定壁
7の左側)は、フロント定圧室3aとフロント変圧室3
bとに区画されている。また、ハウジング3内の空間の
リア側(固定壁7の右側)は、リア可動壁たるリアダイ
アフラム6により、リア定圧室3cとリア変圧室3dと
に区画されている。
5は、その外周端5aをフロントシェル1とリアシェル
2との間に挟持されており、このフロントダイアフラム
5により、ハウジング3内の空間のフロント側(固定壁
7の左側)は、フロント定圧室3aとフロント変圧室3
bとに区画されている。また、ハウジング3内の空間の
リア側(固定壁7の右側)は、リア可動壁たるリアダイ
アフラム6により、リア定圧室3cとリア変圧室3dと
に区画されている。
【0012】図2に詳細に示されるように、固定壁7
は、フロントダイアフラム5とリアダイアフラム6との
間に位置している。固定壁7の外周部7bはハウジング
3の軸芯と略平行をなすように右方向に延在し、折り曲
げ部7dにて反転して2層構造をなしながら左方向に向
い、左方向に拡開するテーパー部7eをなした後、半径
外方向に突出する外周端7aに至るようになっている。
固定壁7の外周端7aはフロントダイアフラム5の外周
端5aとリアシェル2の外周端2aとの間で挟持されて
いる。また、リアダイアフラム6の外周端部6aは、固
定壁7の外周部7bの折り曲げ部7dとリアシェル2の
段部2bとの間で挟持されている。かくして、固定壁7
は、ハウジング3内において固定されることになる。
は、フロントダイアフラム5とリアダイアフラム6との
間に位置している。固定壁7の外周部7bはハウジング
3の軸芯と略平行をなすように右方向に延在し、折り曲
げ部7dにて反転して2層構造をなしながら左方向に向
い、左方向に拡開するテーパー部7eをなした後、半径
外方向に突出する外周端7aに至るようになっている。
固定壁7の外周端7aはフロントダイアフラム5の外周
端5aとリアシェル2の外周端2aとの間で挟持されて
いる。また、リアダイアフラム6の外周端部6aは、固
定壁7の外周部7bの折り曲げ部7dとリアシェル2の
段部2bとの間で挟持されている。かくして、固定壁7
は、ハウジング3内において固定されることになる。
【0013】固定壁7の外周部7bのテーパー部7eに
は、円周方向に等間隔に配列されるように、複数の連通
穴7cが穿設されている。また、リアダイアフラム6の
外周端部6aには、円周方向に等間隔に配列されるよう
に、複数の略逆L字型の通路6bが形成されたおり、こ
れらの連通穴7cおよび通路6bを介して、フロント変
圧室3bとリア変圧室3dとの間の空気の連通が常時許
容されるようになっている。連通穴7cを固定壁7の外
周部7bのテーパー部7eに形成することにより、連通
穴7cの開口面積を大きく設定することができ、応答性
の向上に裨益することができる。
は、円周方向に等間隔に配列されるように、複数の連通
穴7cが穿設されている。また、リアダイアフラム6の
外周端部6aには、円周方向に等間隔に配列されるよう
に、複数の略逆L字型の通路6bが形成されたおり、こ
れらの連通穴7cおよび通路6bを介して、フロント変
圧室3bとリア変圧室3dとの間の空気の連通が常時許
容されるようになっている。連通穴7cを固定壁7の外
周部7bのテーパー部7eに形成することにより、連通
穴7cの開口面積を大きく設定することができ、応答性
の向上に裨益することができる。
【0014】フロントダイアフラム5と一体移動するフ
ロント可動体8の筒部8bには、円周方向に等間隔に配
列されるように、複数の空気穴8aが形成されており、
フロント定圧室3aとリア定圧室3cとの間の連通を維
持している。しかして、フロントシェル1の前面に固定
されたコネクター12を介してエンジンのインテークマ
ニホールド(図示略)と連通しており、フロント定圧室
3aとリア定圧室3cは、エンジンが回転している限
り、常時、負圧に保たれるようになっている。
ロント可動体8の筒部8bには、円周方向に等間隔に配
列されるように、複数の空気穴8aが形成されており、
フロント定圧室3aとリア定圧室3cとの間の連通を維
持している。しかして、フロントシェル1の前面に固定
されたコネクター12を介してエンジンのインテークマ
ニホールド(図示略)と連通しており、フロント定圧室
3aとリア定圧室3cは、エンジンが回転している限
り、常時、負圧に保たれるようになっている。
【0015】リアシェル2の開口部2cを通過してハウ
ジング3内に延在するピストン15の外周部にはブーツ
10が装架されており、開口部2cを通って水分や異物
がハウジング3内に侵入するのを防いでいる。ピストン
15の前方部には出力ロッド9が固定されており、出力
ロッド9はフロントシェル1を貫通し、図示されないマ
スターシリンダーのピストンと係合している。
ジング3内に延在するピストン15の外周部にはブーツ
10が装架されており、開口部2cを通って水分や異物
がハウジング3内に侵入するのを防いでいる。ピストン
15の前方部には出力ロッド9が固定されており、出力
ロッド9はフロントシェル1を貫通し、図示されないマ
スターシリンダーのピストンと係合している。
【0016】ピストン15の内部には、制御弁機構13
が装架されている。制御弁機構13は、ピストン15の
内部に延在するプッシュロッド11を介して、図示され
ないブレーキペダルと連係している。制御弁機構13
は、ブレーキペダルが静止している間は、フロント定圧
室3aとリア変圧室3dとの連通を許容すると共に、リ
ア変圧室3dを大気圧から遮断する。ブレーキペダルが
踏み込まれると、プッシュロッド11が前進して制御弁
機構13が作動し、リア変圧室3dはフロント定圧室3
aから遮断され、リア変圧室3dにはブレーキペダルの
踏み込み量に応じた量の空気が導入されるようになって
いる。
が装架されている。制御弁機構13は、ピストン15の
内部に延在するプッシュロッド11を介して、図示され
ないブレーキペダルと連係している。制御弁機構13
は、ブレーキペダルが静止している間は、フロント定圧
室3aとリア変圧室3dとの連通を許容すると共に、リ
ア変圧室3dを大気圧から遮断する。ブレーキペダルが
踏み込まれると、プッシュロッド11が前進して制御弁
機構13が作動し、リア変圧室3dはフロント定圧室3
aから遮断され、リア変圧室3dにはブレーキペダルの
踏み込み量に応じた量の空気が導入されるようになって
いる。
【0017】ピストン15の前方部の外周部には、フロ
ント可動体8の筒部8bの右端部が固定されている。ま
た、リアダイアフラム6の内周端部6bは、ピストン1
5の前方部の外周部に固定されている。更に、固定壁7
の内周端部は環状弾性体19が固定されており、この環
状弾性体19の内周面をフロント可動体8の筒部8bが
滑動するようになっている。
ント可動体8の筒部8bの右端部が固定されている。ま
た、リアダイアフラム6の内周端部6bは、ピストン1
5の前方部の外周部に固定されている。更に、固定壁7
の内周端部は環状弾性体19が固定されており、この環
状弾性体19の内周面をフロント可動体8の筒部8bが
滑動するようになっている。
【0018】ピストン15の前方部の端部とフロントシ
ェル1との間には、スプリング16が張設されており、
ピストン15を、常時リアシェル2の方向に付勢してい
る。
ェル1との間には、スプリング16が張設されており、
ピストン15を、常時リアシェル2の方向に付勢してい
る。
【0019】このスプリング16は、フロント可動壁8
の筒部8bの内部に位置しており、スプリング16と筒
部8bとの間には、所定の間隙が画成されており、相互
の干渉を防ぐようになっている。しかして、スプリング
16のピストン15側の端部16aは、出力ロッド9の
基端部9aと所定の間隙をおいて対峙すべく半径内方向
に延在しており、スプリング16の端部16aが出力ロ
ッド9の基端部9aと係合して、出力ロッド9のピスト
ン15からの抜けを防止するようになっている。
の筒部8bの内部に位置しており、スプリング16と筒
部8bとの間には、所定の間隙が画成されており、相互
の干渉を防ぐようになっている。しかして、スプリング
16のピストン15側の端部16aは、出力ロッド9の
基端部9aと所定の間隙をおいて対峙すべく半径内方向
に延在しており、スプリング16の端部16aが出力ロ
ッド9の基端部9aと係合して、出力ロッド9のピスト
ン15からの抜けを防止するようになっている。
【0020】尚、図3に示すように、固定壁7の外周部
7bと外周端部7aとの間を、テーパー状ではなく、フ
ラットな形状にしても良い。
7bと外周端部7aとの間を、テーパー状ではなく、フ
ラットな形状にしても良い。
【0021】また、図示は省略するが、固定壁7の外周
端部7aをリアダイアフラム6の外周部に固定するとと
もに固定壁7の外周部7bをフロントダイアフラム5の
外周部に固定しても良い。
端部7aをリアダイアフラム6の外周部に固定するとと
もに固定壁7の外周部7bをフロントダイアフラム5の
外周部に固定しても良い。
【0022】
【発明の効果】上記したように、本発明に係るタンデム
型負圧倍力装置によれば、ハウジングを2分する固定壁
を単一の部材で構成できるため、製造コストを低減でき
る。また、固定壁を製造する工程は、プレス工程のみと
なり、溶接工程等を必要としないため、製造コストを更
に低減できる。
型負圧倍力装置によれば、ハウジングを2分する固定壁
を単一の部材で構成できるため、製造コストを低減でき
る。また、固定壁を製造する工程は、プレス工程のみと
なり、溶接工程等を必要としないため、製造コストを更
に低減できる。
【図1】本発明の第1の実施形態に係るタンデム型負圧
倍力装置の断面図である。
倍力装置の断面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係るタンデム型負圧
倍力装置の要部断面図である。
倍力装置の要部断面図である。
【図3】本発明の第2の実施形態に係るタンデム型負圧
倍力装置の要部断面図である。
倍力装置の要部断面図である。
1 フロントシェル 2 リアシェル 3 ハウジング 3a フロント定圧室 3b フロント変圧室 3c リア定圧室 3d リア変圧室 5 フロント可動壁(フロントダイアフラム) 6 リア可動壁(リアダイアフラム) 7 固定壁 7a 外周端部 7b 外周部 7c 連通孔 7d 折り曲げ部
Claims (3)
- 【請求項1】 フロントシェルとリアシェルとを結合し
てなるハウジングの内部を2分する固定壁、前記フロン
トシェルと前記固定壁との間に配置され且つ外周部の端
部が前記ハウジングに気密的に固定されたフロント可動
壁、前記フロントシェルと前記フロント可動壁との間に
画成され且つ負圧源と連通するフロント定圧室、前記フ
ロント可動壁と前記固定壁との間に画成されたフロント
変圧室、前記固定壁と前記リアハウジングとの間に配置
され且つ外周部の端部が前記ハウジングに固定されたリ
ア可動壁、前記固定壁と前記リア可動壁との間に画成さ
れ且つ前記フロント定圧室と常時連通するリア定圧室お
よび前記リア可動壁と前記リアシェルとの間に画成され
且つ前記フロント変圧室と常時連通するリア変圧室を備
え、前記フロント変圧室および前記リア変圧室が、前記
負圧源の負圧および大気圧のいずれか一方が選択的に連
通されるタンデム型負圧式倍力装置において、前記固定
壁の外周部に折り曲げ部を設け、前記固定壁の前記外周
部の前記折り曲げ部および外周端部の一方を前記フロン
ト可動壁に固定するとともに他方を前記リア可動壁に固
定したことを特徴とするタンデム型負圧式倍力装置。 - 【請求項2】 請求項1において、前記固定壁の前記外
周部の前記折り曲げ部および前記外周端部を、夫々、前
記リア可動壁および前記フロント可動壁に固定したこと
を特徴とするタンデム型負圧式倍力装置。 - 【請求項3】 請求項1において、前記固定壁の前記外
周部の前記折り曲げ部および前記外周端部を、夫々、前
記フロント可動壁および前記リア可動壁に固定したこと
を特徴とするタンデム型負圧式倍力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7281041A JPH08225073A (ja) | 1994-10-27 | 1995-10-27 | タンデム型負圧式倍力装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6-264275 | 1994-10-27 | ||
JP26427594 | 1994-10-27 | ||
JP7281041A JPH08225073A (ja) | 1994-10-27 | 1995-10-27 | タンデム型負圧式倍力装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08225073A true JPH08225073A (ja) | 1996-09-03 |
Family
ID=26546436
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7281041A Pending JPH08225073A (ja) | 1994-10-27 | 1995-10-27 | タンデム型負圧式倍力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08225073A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016153745A (ja) * | 2015-02-20 | 2016-08-25 | セイコーエプソン株式会社 | 回路装置、物理量検出装置、電子機器及び移動体 |
-
1995
- 1995-10-27 JP JP7281041A patent/JPH08225073A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016153745A (ja) * | 2015-02-20 | 2016-08-25 | セイコーエプソン株式会社 | 回路装置、物理量検出装置、電子機器及び移動体 |
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