JPH08224779A - 情報記録媒体用基板シートの製造方法、製造装置及び情報記録媒体 - Google Patents

情報記録媒体用基板シートの製造方法、製造装置及び情報記録媒体

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JPH08224779A
JPH08224779A JP7288597A JP28859795A JPH08224779A JP H08224779 A JPH08224779 A JP H08224779A JP 7288597 A JP7288597 A JP 7288597A JP 28859795 A JP28859795 A JP 28859795A JP H08224779 A JPH08224779 A JP H08224779A
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JP
Japan
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roll
stamper
molten resin
substrate
gap
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JP7288597A
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English (en)
Inventor
Kazumi Nagano
和美 長野
Hiroyuki Imataki
寛之 今滝
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高品質な情報記録媒体用基板を生産性良く製
造できる情報記録媒体用基板シートの製造方法及び製造
装置を提供すること。 【解決手段】 表面にプリフォーマットを有する情報記
録媒体用基板シートの製造方法であって、表面に該プリ
フォーマットに対応するパターンを備えたロールスタン
パを用意する工程;該ロールスタンパに対向配置されて
なるロールを用意する工程;該ロールスタンパ及び該ロ
ールの両方に接するように配置された、該ロールスタン
パと該ロールとの間のギャップを規定する手段を用意す
る工程;樹脂を熔融押出しして熔融樹脂シートを形成す
る工程;及び該熔融樹脂シートを該ギャップに導入して
該熔融樹脂シートに該パターンを転写する工程とを有
し、該ロールスタンパの周面及び該ロール周面の少なく
とも一方には一対の溝が設けられ、該熔融樹脂シートが
該ギャップに導入されるときに該熔融樹脂シートのエッ
ジ部はその溝に導入せしめる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報記録媒体用基板
シートの製造方法、情報記録媒体用基板シートの製造装
置及びその情報記録媒体用基板シートを用いた情報記録
媒体に関するものである。
【0002】
【従来技術】光記録媒体、例えば光デイスクや光カード
は、0.6μm〜3μmΦの半導体レーザのスポットで
記録、再生がなされる。
【0003】その際の信頼性を確保する為にトラッキン
グ用のプリグルーブやトラックナンバーを微細なパター
ンとして光記録媒体用基板表面にスタンパを用いて成形
することが一般的に行なわれている。
【0004】スタンパを用いて基板表面に微細な凹凸状
のプリフォーマットパターンを形成する方法としてはイ
ンジェクション成形、コンプレッション成形、エンボス
成形等の方法が知られている。
【0005】また押出し成形法で形成した熔融樹脂シー
トをロールスタンパと鏡面ロールとの間で挟圧してプリ
フォーマットパターンを熔融樹脂シートに転写する方法
も生産性に優れた方法として知られている。
【0006】情報記録媒体、特に光記録媒体の基板は良
好な記録、再生の為に平行度に優れたものとすることが
好ましい。
【0007】そして上記のロールスタンパを用いた基板
の成形方法においてこの要求を満たす為に本願出願人は
特願平5ー296833号において図5に示したように
ロールスタンパと鏡面ロールとの間にギャップ規定手段
を設け該ロールスタンパと該ギャップ規定手段及び該ギ
ャップ規定手段と該鏡面ロールとを接触させることで該
ロールスタンパと該鏡面ロールとの間に形成される間隙
(ギャップ)の寸法が高度に制御された情報記録媒体用
基板の成形装置を開示した。
【0008】しかしこの装置を用いて基板を成形した場
合に、得られた基板シートの両端部の複屈折性が安定し
ないことがあった。
【0009】そして成形効率を上げるために基板シート
の端部近傍にまでプリフォーマットを形成する場合、基
板シートの端部の複屈折の影響がプリフォーマット形成
部にまで及ぶことがあり基板端部の複屈折をより一層の
安定化させることが求められていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点に
鑑みなされたものであり、本発明の目的は高品質な情報
記録媒体用基板を生産性良く製造することのできる基板
シートの製造方法及び製造装置を提供することにある。
【0011】また本発明の他の目的は高品質な情報記録
媒体を提供することにある。
【0012】
【課題を解決する為の手段】本発明の情報記録媒体用基
板シートの製造方法は表面にプリフォーマットを有する
情報記録媒体用基板シートの製造方法であって、表面に
該プリフォーマットに対応するパターンを備えたロール
スタンパを用意する工程;該ロールスタンパに対向配置
されてなるロールを用意する工程;該ロールスタンパ及
び該ロールの両方に接するようにそれらの間に配置され
た、該ロールスタンパと該ロールとの間のギャップを規
定する手段を用意する工程;樹脂を熔融押出しして熔融
樹脂シートを形成する工程;及び該熔融樹脂シートを該
ギャップに導入して該熔融樹脂シートに該パターンを転
写する工程とを有し、該ロールスタンパの周面及び該ロ
ール周面の少なくとも一方には一対の溝が設けられ、該
熔融樹脂シートが該ギャップに導入されるときに該熔融
樹脂シートのエッジ部はその溝と該溝を有するロール又
はロールスタンパに対向するロールスタンパ又はロール
の表面との間に導入せしめることを特徴とする。
【0013】また本発明の情報記録媒体用基板シートの
製造装置は表面に該プリフォーマットに対応するパター
ンを備えたロールスタンパ;該ロールスタンパに対向配
置されているロール;該ロールスタンパ及び該ロールの
間に配置された該ロールスタンパと該ロールの間のギャ
ップを規定する手段;及び樹脂を押出して所定の幅の熔
融樹脂シートを形成する手段であって、該熔融樹脂シー
トが該ギャップに導入されるように配置されている樹脂
押出し手段;を有し、更に該ロールスタンパ及び該ロー
ルの少なくとも一方は、該熔融樹脂シートのエッジ部が
導入される一対の溝を周面に有することを特徴とする。
【0014】更に本発明の情報記録媒体は、基板及び記
録層を有する情報記録媒体であって、該基板として表面
に該プリフォーマットに対応するパターンを備えたロー
ルスンパを用意する工程;該ロールスタンパに対向配置
されてなるロールを用意する工程;該ロールスタンパ及
び該ロールの両方に接するようにそれらの間に配置され
た、該ロールスタンパと該ロールとの間のギャップを規
定する手段を用意する工程;樹脂を熔融押出しして熔融
樹脂シートを形成する工程;及び該熔融樹脂シートを該
ギャップに導入して該熔融樹脂シートに該パターンを転
写する工程とを有し、更に該ロールスタンパの周面及び
該ロール周面の少なくとも一方に一対の溝が設けられ、
該熔融樹脂シートが該ギャップに導入されるときに該熔
融樹脂シートのエッジ部をその溝と該溝を有するロール
又はロールスタンパに対向するロールスタンパ又はロー
ルの表面との間に導入せしめる工程を有する情報記録媒
体用基板シートの製造方法によって製造された情報記録
媒体用基板シートを用いたことを特徴とする。
【0015】本願発明者らは前記問題点について種々検
討した結果、熔融樹脂シートの押出し条件の変動による
熔融樹脂シートのエッジ部の厚さの変動が基板シートの
エッジ部の複屈折に影響を及ぼすことを見出した。
【0016】即ち、熔融樹脂シートのエッジ部ン厚さが
ギャップより厚くなった場合、その熔融樹脂シートがギ
ャップに導入されたときに該エッジ部に過大な圧縮力が
加えられ、その圧縮力が基板シートのエッジ部により大
きな複屈折を生じさせるものと考えられる。
【0017】また、前記した先行技術には熔融樹脂シー
トの幅よりも小さな幅のスタンパを周面に取り付けたロ
ールスタンパを用いて熔融樹脂シートを成形した実施例
が記載されている。
【0018】しかしスタンパの厚さは通常200μm程
度であるから、樹脂シートエッジ部のギャップのサイズ
は200μm程度広がるだけでこの程度では基板シート
のエッジ部の複屈折の十分な改善を図ることは困難であ
った。
【0019】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施態様を図面を用
いて詳細に説明する。
【0020】図1は、本発明の光記録媒体用基板の製造
装置の一例を示す概略図である。図2は、本発明におけ
る一対の成形ロールの一例を示す断面図である。
【0021】図1に示した本発明の1実施態様にかかる
光記録媒体用基板シートの製造装置は、熱可塑性樹脂ペ
レットを予備加熱するホッパを設けた押出機6と、該押
出機6から押し出された熔融樹脂を熔融樹脂シートに成
形するTダイ5と、押し出された熔融樹脂シートを挟圧
するロール1と該ロール1に対向配置された、周面にフ
レキシブルスタンパ9が固定されたロールスタンパ2、
更に該ロールスタンパ2に対向して設けられた樹脂シー
トを冷却する為のロール3を具備し、ダイから押出され
た該熔融樹脂シート4はロール1とロールスタンパ2と
で挟圧され、ロールスタンパ周面のプリフォーマットパ
ターン7が熔融樹脂シート4に転写されるように構成さ
れている。
【0022】図2において9はフレキシブルスタンパで
あってロールスタンパ2を構成するロール基材12の周
面に固定されている。
【0023】21はロール1の周面とロールスタンパの
プリフォーマット形成面との間のギャップ24の間隔
(h1)を規定するギャップ規定手段であり該ギャップ
規定手段は、ロールスタンパ2に対向配置されているロ
ール1を加工することによって一体に構成されている。
【0024】23−1、23−2は熔融樹脂シートの端
部が導入されるようにロール1の周面に形成された溝部
である。
【0025】そしてこの溝部は熔融樹脂シートのエッジ
部分の厚みが最も厚くなった場合でもそのエッジ部分が
挟圧されることがない様な深さに設けられている。そし
てこの溝部に熔融樹脂シートのエッジ部を導入しつつ光
記録媒体用基板シートの成形を行うことで、図2(b)
に示したように成形条件の変動により熔融樹脂シートの
エッジ部分22の厚さが変動しても該エッジ部分が挟圧
されることが無く、従ってエッジ部分に過大な押圧力が
加わることがなく、大きな複屈折を有するエッジ部分が
少ない、もしくは無い、高品質の光記録媒体用基板シー
トを安定して製造することができる。
【0026】この実施態様において溝(23−1、23
−2)の深さは製造する光記録媒体用基板シートの厚み
によって異なるが、厚さ1ミリメートル以下の光記録媒
体用基板、例えば厚さ0.4mmの光カード用基板を成
形する場合この深さは該溝の底部から対向するロールの
表面もしくはロール基材の表面迄の距離(h2)がギャ
ップ24のサイズ(h1)の2〜3.5倍、好ましくは
2〜3倍となるようにすることが好ましい。
【0027】また厚さ1mmを越える光記録媒体用基
板、例えば厚さ1.2mmの光ディスク用基板シートを
製造する場合には該溝の深さは該溝の底部から対向する
ロールの表面もしくはロール基材の表面迄の距離(h
2)がギャップ24のサイズ(h1)の1.3〜2倍、
特に1.3〜1.8倍となるようにすることが好まし
い。
【0028】ギャップ規定手段で規定されるロール1と
ロールスタンパ2のギャップ24のサイズ(h1)は、
所望の基板シートの厚さによって設定され、熔融樹脂の
冷却固化する際の収縮率とスタンパロールのパターン転
写率を考慮した圧縮率が要因となる。
【0029】プリフォーマットパターンが直接ロール上
に刻印されておらず、フレキシブルスタンパが取り付け
られている場合にはその表面間の距離で決まる。
【0030】プリフォーマットパターンが直接ロール上
の刻印されておらず、フレキシブルスタンパが取り付け
られている場合にはそのスタンパ表面からの距離で決ま
る。
【0031】また、熔融樹脂シートのエッジ部がロール
1及びロールスタンパ2によって挟圧されない様にする
為にはダイ5のリップ、即ち熔融樹脂の押出部の幅
(L)に対して該溝同士の間隔(W1)を2L/3以下
とした場合、熔融樹脂シートがロール1とロールスタン
パ2とで挟圧される熔融樹脂シートが良好な光記録媒体
用基板を与える成形条件の範囲内で成形条件が変動して
も熔融樹脂のエッジ部分が挟圧されることはなくエッジ
部分の複屈折が悪化することを抑えられる。
【0032】但しダイリップの幅(L)が300mm以
上の場合には溝同士の間隔は{(L)−100}mm以
下としてもよい。
【0033】更に該溝の幅(M)は熔融樹脂シートのエ
ッジ部がロール1とロールスタンパ2を構成するロール
基材12とで挟圧されないような幅とすることが好まし
く、例えば(L/6)+10mm以上とすることが好ま
しい。
【0034】また本実施態様において溝同士の間隔(W
1)はロールスタンパ周面のフレキシブルスタンパ9と
で熔融樹脂シート4を挟圧して光記録媒体用基板シート
を成形する為少なくともフレキシブルスタンパ9の幅
(W2)と同じかもしくはそれ以上とすることが好まし
い。即ちダイのリップ幅(L)、溝の間隔(W1)及び
フレキシブルスタンパの幅(W2)は以下の関係を満た
すように設定することが好ましい。
【0035】2L/3≧(W1)≧(W2) (L<3
00mmのとき) (L−100)≧(W1)≧(W2) (L≧300m
mのとき)
【0036】図3は、本発明の他の実施態様を説明する
為のロール1及びロールスタンパ2の部分の概略断面図
である。同図において熔融樹脂のエッジ部分の為の溝は
ロールスタンパ2を構成するロール基材12に形成され
ているものである。
【0037】この実施態様において溝(23−1、23
−2)の幅、深さは図2に示した態様と同様に設定する
ことが好ましい。
【0038】また該溝同士の間隔(W1)、フレキシブ
ルスタンパ9の幅(W2)及びリップの幅(L)も図2
の実施態様と同様とすることが好ましく、ダイのリップ
幅(L)、溝の間隔(W1)及びフレキシブルスタンパ
の幅(W2)は以下の関係を満たすように設定すること
が好ましい。
【0039】2L/3≧(W1)≧(W2) (L<3
00mmのとき) (L−100)≧(W1)≧(W2) (L≧300m
mのとき)
【0040】次に図4は本発明の更に他の実施態様を示
すロール1とロールスタンパ2の部分の断面図であり、
図4においてギャップ規定手段21はロール基材12に
設けられ、溝部(23−1、23−2)はロール1に設
けられている。この構成においても溝部の幅、深さそし
てスタンパの幅、リップの幅等は上記の関係と同様の関
係に設定することが好ましい。
【0041】上記した、本発明にかかる各実施態様にお
いてロール1又はロール基材12又はその両方に溝部
(23−1、23−2)を設ける方法としては、ロール
やロール基材表面を精密旋盤等で研削する方法が一般的
である。ロールの表面は成形する基板シート表面の粗さ
を決定する重要な要因となるので要求に応じた加工精度
で行うことが好ましく、例えば0.2μm以下、特には
0.1μm以下とすることが好ましい。またフレキシブ
ルスタンパの裏面もまた基板シート表面の粗さに影響を
与えることから上記したような面精度に加工することが
好ましい。
【0042】ところで上記した実施態様においては全て
ロールスタンパ2がロール基材12の周面にフレキシブ
ルスタンパ9が固定された構成を有するものを示した
が、本発明において用い得るロールスタンパ2の構成は
これに限定されず、例えばロール基材2の周面に直接プ
リフォーマットパターンを刻印したロールスタンパ2を
用いることもできる。この場合プリフォーマットパター
ンは溝(23−1)と溝(23−2)の間の領域に設け
ればよい。
【0043】この様にしてロール1またはロールスタン
パ2に溝部を作成し、図1に示した様な基板シート成形
装置に装着し、ロール1とロールスタンパ2との間のギ
ャップにダイから押出した熔融樹脂シート4を導入し、
且つそのエッジ部が該溝部分に導入されるようにして、
樹脂押出し量と熔融樹脂シートの引取速度等を調節しな
がら、所望の板厚精度を持ったシートを成形することで
エッジ部において複屈折が生じにくい高品質の光記録媒
体用基板シートを製造できる。
【0044】なお本発明に用いる成形装置において、熔
融樹脂シートがギャップ24を通過した直後から光記録
媒体用基板シートのエッジ部分を冷却する手段、例えば
エアーの吹付けや冷却ロール等を配置することによって
エッジ部分の冷却を補助する手段を設けることが好まし
い。
【0045】特にエアーの吹付け等の非接触の冷却手
段、例えば図6(a)に示すような流体加圧手段61は
基板シートに応力を生じさせる恐れが少ない為好適に用
いられる。
【0046】このような流体加圧手段を用いる場合、流
体加圧手段からの流体圧力の最小限の量は樹脂シートの
粘度と樹脂シートの厚みとの関係によって決まるが、厚
さ0.3〜1.4mm程度のアクリル樹脂やポリカーボ
ネート樹脂の場合通常その圧力は5〜50g/cm2
特に10〜20g/cm2の範囲内とするのが好まし
い。
【0047】流体加圧手段61としては、熔融樹脂シー
トエッジ部の表面上にガスカーテンを形成できる任意の
装置であって、例えばエアーナイフや空気又はその他の
ガスが通過可能な多孔性材料によって作られる空気圧ゾ
ーンが挙げられる。そして該流体加圧手段61はギャッ
プ24のすぐ下に設けることが好ましい。
【0048】又、流体加圧手段としてガス流が比較的小
さなスロット又は開口部を通して樹脂シートエッジ部に
向けられる加圧手段においては、樹脂シートエッジ部に
対するガスの入射角をいろいろと変えることができる。
図6(b)に示す様に、樹脂シートエッジ部に対して9
0°よりやや小さい角度θ61例えば45°〜80°程度
でガスが樹脂シートエッジ部を打つようにすることの1
つの利点は、樹脂シートのプリフォーマットパターン転
写部の方向へそれるガスの量が少なくなりそのため樹脂
シートのプリフォーマットパターン転写部の望ましくな
い早期冷却が防止できることである。
【0049】そして上記流体加圧手段61は、該流体加
圧手段からの流体の温度を制御可能に構成されていても
よく、樹脂シートのロールスタンパ2からの剥離部に樹
脂シートエッジ部とプリフォーマットパターン転写部の
表面温度測定手段を配置し、該表面温度測定手段によっ
て検出した検出値を該流体の温度に帰還せしめて、該流
体の温度を調整することによって樹脂シートエッジ部の
温度制御をより一層正確に行なうことができる。
【0050】以下、実施例を示し、本発明を具体的に説
明する。
【0051】実施例1 以下の手順によって厚さ0.4mmの光カード用基板シ
ートの製造に用いる為の、図2に示した構成を有するロ
ール1及びロールスタンパ2を作成した。
【0052】ロール1の材料としてステンレス鋼製ロー
ルの周面にクロムメッキを施し、更に鏡面仕上げをして
表面粗さを0.1μm以下にした直径300mm、ロー
ル面長500mmのロール基材を用意した。次に該ロー
ル基材の両端から50mmから125mmの位置に幅7
5mm、深さが0.6mmの溝部を切削によって形成し
た。
【0053】次に幅25mm、長さ942.4mm、厚
さ0.6mmのステンレス製のベルトを4本用意し、そ
れぞれを該ロール基材の両端に2本ずつ巻き付けてねじ
で固定してギャップ規定手段21として、ロール1を得
た。
【0054】それぞれの端部に巻き付けた2本のベルト
はその継ぎ目が互いにずれるように固定した。
【0055】ロールスタンパ2用のロール基材として、
ステンレス鋼製ロールの周面にクロムメッキを施し、更
に鏡面仕上げをして表面粗さを0.1μm以下にした直
径300mm、ロール面長500mmのロール基材を用
意した。このロール基材周面には後に述べるスタンパの
固定具を挿入するために、深さ10mmの係止溝を設け
た。
【0056】またスタンパとして幅250mm、長さ9
00mm、厚さ0.2mmのNi製スタンパを用意し
た。このスタンパ表面には4つの光カード用プリフォー
マットパターンを設けた。該パターンとは、即ち幅3μ
m、長さ85mmのトラック溝がピッチ12μmでスト
ライプ状に設けられている光カードのプリフォーマット
に対応するパターンである。
【0057】このスタンパの長手方向の両端部裏面に、
厚さ10mm、幅15mm、長さ400mmのステンレ
ス製固定具をスタンパとの重ね幅を5mmとしてエレク
トロンビーム溶着装置(商品名:EBW6LB;三菱電
機(株)社製)を用いて溶着した。
【0058】次に該スタンパの固定具を該ロール基材の
係止溝に挿入すると共にくさびを用いてスタンパに張力
を加えて該スタンパをロール基材12に固定した。
【0059】次に該ロール1及び該ロールスタンパ2を
図1に示す成形装置に取り付けると共にロールスタンパ
に対するロール1の押圧力を120kgfに調整して、
該ロール基材12がロール1にギャップ規定手段21を
介して接するように制御しつつ熔融樹脂シートの成形を
行った。
【0060】この成形装置のダイのリップ幅は375m
m、押出し機の直径35mmとした。
【0061】又エアーナイフは図6に示したようにθ=
50°となる様にしてギャップ直下に設けエアの圧力は
17g/cm2とした。
【0062】本成形装置においてギャップ24のサイズ
(h1)は0.4mm、スタンパの厚さは0.2mmで
あるから溝部(23−1、23−2)の全体の厚さ(h
2)は1.2mmである。
【0063】成形条件は、樹脂としてビスフェノールA
系ポリカーボネート(商品名:パンライトL−125
0;帝人化成(株)社製)を用い、ダイス温度350
℃、押出し量11kg/h、引き取り速度1.5m/分
とし、24時間の連続成形を行った。
【0064】その結果得られた光カード用基板シートの
幅方向の中央部250mmについてはプリフォーマット
パターンの転写性は良好で、厚さは0.4mm±3μm
で、また複屈折はシングルパスで8nm以下と高品質で
あった。またシートのエッジ部についてはその厚さは極
めて不均一であるが、その複屈折は10nm以下で成形
中殆ど変化せず、エッジ部の複屈折の変化が基板シート
の幅方向中央部、つまりパターン転写領域に影響を及ぼ
すことはなかった。また24時間の成形中に成形条件を
調整する必要もなかった。
【0065】実施例2 以下の手順で厚さ0.4mmの光カード用基板シートの
製造に用いる為の、図3に示す態様のロール1及びロー
ルスタンパ2を作成した。
【0066】ロールスタンパ2の材料としてステンレス
鋼製ロールの周面にクロムメッキを施し、更に鏡面仕上
げをして表面粗さを0.1μm以下にした直径500m
m、幅850mmのロール基材を用意した。次に該ロー
ル基材の両端から50mmから200mmの位置に幅1
50mm、深さ0.4mmの溝部を切削によって形成し
た。
【0067】次にスタンパとして幅550mm、長さ1
570mm、厚さ0.2mmのNi製スタンパを用意し
た。このスタンパ表面には70個の、実施例1と同様の
光カード用プリフォーマットパターンを設けた。
【0068】このスタンパの長手方向の両端部裏面に、
厚さ10mm、幅15mm、長さ550mmのステンレ
ス製固定具をスタンパとの重ね幅を5mmとしてエレク
トロンビーム溶着装置(商品名:EBW6LB;三菱電
機(株)社製)を用いて溶着した。
【0069】次に該スタンパの固定具を該ロール基材の
係止溝に挿入すると共にくさびを用いてスタンパに張力
を加えて該スタンパをロール基材12に固定した。
【0070】次に幅25mm、長さ1570mm、厚さ
0.6mmのステンレス製のベルトを4本用意し、それ
ぞれを該ロール基材の両端に2本ずつ巻き付けてねじで
固定してギャップ規定手段21として、ロールスタンパ
2を得た。
【0071】それぞれの端部に巻き付けた2本のベルト
はその継ぎ目が互いにずれるように固定した。
【0072】次に該ロール1及び該ロールスタンパ2を
図1に示す成形装置に取り付けると共にロールスタンパ
に対するロール1の押圧力を120kgfに調整して、
該ロール基材12がロール1にギャップ規定手段21を
介して接するように制御しつつ熔融樹脂シートの成形を
行った。
【0073】又エアナイフは図6に示したようにθ=4
5°としてギャップ直下に配置し、エアの圧力は20g
/cm2とした。
【0074】この成形装置のダイのリップ幅は700m
m、押出し機の直径35mmとした。
【0075】本成形装置においてギャップのサイズ(h
1)は0.4mm、スタンパの厚さは0.2mmである
から溝部(23−1、23−2)の全体の厚さ(h2)
は1.2mmである。
【0076】成形条件は、樹脂としてビスフェノールA
系ポリカーボネート(商品名:パンライトL−125
0;帝人化成(株)社製)を用い、ダイス温度350
℃、押出し量11kg/h、引き取り速度1.5m/分
とし、24時間の連続成形を行った。
【0077】その結果得られた光カード用基板シートの
幅方向の中央部250mmについてはプリフォーマット
パターンの転写性は良好で、厚さは0.4mm±3μm
で、また複屈折はシングルパスで10nm以下と高品質
であった。またシートのエッジ部についてはその厚さは
極めて不均一であるが、その複屈折は10nm以下で成
形中殆ど変化せず、エッジ部の複屈折の変化が基板シー
トの幅方向中央部、つまりパターン転写領域に影響を及
ぼすことはなかった。また24時間の成形中に成形条件
を調整する必要もなかった。
【0078】比較例1 実施例1においてロール1に溝(23−1、23−2)
を形成しない以外は実施例1と同様にして光カード用基
板シートの24時間連続成形を行った。
【0079】その結果基板シートの中央部、即ちプリフ
ォーマット形成領域についてはプリフォーマットの転写
精度は良好で、また複屈折も8nm以下と良好であっ
た。しかし基板シートのエッジ部分の複屈折は安定せず
最大では約50nmの部分があり、その領域に隣接する
プリフォーマット転写領域にも複屈折が20nm程度ま
で悪化しており、この部分を光カード用基板として用い
ることは困難であった。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の各実施態
様によれば、樹脂の押し出し量の変動、樹脂のTダイ内
部での流れムラによってもエッジ部の複屈折を一定の低
い値に維持でき、エッジ部分に隣接するプリフォーマッ
ト転写領域も光記録媒体用基板として用いることができ
る。
【0081】これによってプリフォーマットパターンを
スタンパの幅方向に最大限に配置できるようになり、基
板の成形効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明にかかる光記録媒体用基板シートの製
造装置の1実施態様である。
【図2】図2(a)は図1の装置の1Aー1B線断面図
である。図2(b)は図1の装置で熔融樹脂シートを成
形時の1Aー1B線概略断面図である。
【図3】本発明にかかる光記録媒体用基板シートの他の
実施態様のロール及びロールスタンパの概略断面図であ
る。
【図4】本発明にかかる光記録媒体用基板シートの更に
他の実施態様のロール及びロールスタンパの概略断面図
である。
【図5】従来の光記録媒体用基板シートの成形装置の概
略斜視図である。
【図6】樹脂シートエッジ部の冷却手段の概略説明図で
ある。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面にプリフォーマットを有する情報記
    録媒体用基板シートの製造方法であって、 表面に該プリフォーマットに対応するパターンを備えた
    ロールスタンパを用意する工程;該ロールスタンパに対
    向配置されてなるロールを用意する工程;該ロールスタ
    ンパ及び該ロールの両方に接するようにそれらの間に配
    置された、該ロールスタンパと該ロールとの間のギャッ
    プを規定する手段を用意する工程;樹脂を熔融押出しし
    て熔融樹脂シートを形成する工程;及び該熔融樹脂シー
    トを該ギャップに導入して該熔融樹脂シートに該パター
    ンを転写する工程とを有し、 該ロールスタンパの周面及び該ロール周面の少なくとも
    一方には一対の溝が設けられ、該熔融樹脂シートが該ギ
    ャップに導入されるときに該熔融樹脂シートのエッジ部
    はその溝と該溝を有するロール又はロールスタンパに対
    向するロールスタンパ又はロールの表面との間に導入せ
    しめることを特徴とする情報記録媒体用基板シートの製
    造方法。
  2. 【請求項2】 該熔融樹脂シートが該ギャップを通過す
    る前と通過した後で該熔融樹脂シートのエッジ部の厚さ
    が実質的に保存せしめる請求項1の情報記録媒体用基板
    シートの製造方法。
  3. 【請求項3】 該溝は該溝の底部とロール表面、又はロ
    ール基材表面との間の距離が下記式(1)の又は(2)
    に示す関係を満たすような所定の深さを有するクレーム
    1の基板シートの製造方法。 2(h1)≧(h2)≧3.5(h1)・・・(1) 1.3(h1)≧(h2)≧2.0(h1)・・・(2) (但し(h1)はギャップサイズ、(1)は基板厚さが
    1mm以下の場合、(2)は基板厚さが1mmを越える
    場合)
  4. 【請求項4】 該溝は該溝の底部とロール表面、又はロ
    ール基材表面との間の距離が下記式(3)の又は(4)
    に示す関係を満たすような所定の深さを有するクレーム
    2の基板シートの製造方法。 2(h1)≧(h2)≧3(h1)・・・(3) 1.3(h1)≧(h2)≧2.0(h1)・・・(4) (但し(h1)はギャップサイズ、(3)は基板厚さが
    1mm以下の場合、(4)は基板厚さが1mmを越える
    場合)
  5. 【請求項5】 該溝同士の間隔を(W1)、スタンパの
    幅を(W2)そしてダイのリップの幅を(L)としたと
    きに下記式(5)又は(6)の関係を満たすことクレー
    ム1の基板シートの製造方法。 2L/3≧(W1)≧(W2)・・・(5) (L−100)≧(W1)≧(W2)・・・(6) (但し(5)はL<300mmの場合、(6)はL≧3
    00mmの場合)
  6. 【請求項6】 該樹脂がポリカーボネート樹脂であるク
    レーム1の基板シートの製造方法。
  7. 【請求項7】 該溝の幅(M)が下記式(7)を満たす
    ように形成されているクレーム1の基板シートの製造方
    法。 M≧{(L/6)+10}・・・(7)
  8. 【請求項8】 表面にプリフォーマットを有する情報記
    録媒体用基板シートの製造装置であって、 表面に該プリフォーマットに対応するパターンを備えた
    ロールスタンパ;該ロールスタンパに対向配置されてい
    るロール;該ロールスタンパ及び該ロールの間に配置さ
    れた該ロールスタンパと該ロールの間のギャップを規定
    する手段;及び樹脂を押出して所定の幅の熔融樹脂シー
    トを形成する手段であって、該熔融樹脂シートが該ギャ
    ップに導入されるように配置されている樹脂押出し手
    段;を有し、更に該ロールスタンパ及び該ロールの少な
    くとも一方は、該熔融樹脂シートのエッジ部が導入され
    る一対の溝を周面に有することを特徴とする情報記録媒
    体用基板シートの製造装置。
  9. 【請求項9】 該溝は該熔融樹脂シートがギャップを通
    過する前と後でエッジ部の厚さが実質的に保存されるよ
    うな深さを有する請求項8の情報記録媒体用基板シート
    の製造装置。
  10. 【請求項10】 該溝は該溝の底部とロール表面、又は
    ロール基材表面との間の距離が下記式(1)の又は
    (2)に示す関係を満たすような所定の深さを有するク
    レーム8の基板シートの製造装置。 2(h1)≧(h2)≧3.5(h1)・・・(1) 1.3(h1)≧(h2)≧2.0(h1)・・・(2) (但し(h1)はギャップサイズ、(1)は基板厚さが
    1mm以下の場合、(2)は基板厚さが1mmを越える
    場合)
  11. 【請求項11】 該溝は該溝の底部とロール表面、又は
    ロール基材表面との間の距離が下記式(3)の又は
    (4)に示す関係を満たすような所定の深さを有するク
    レーム10の基板シートの製造装置。 2(h1)≧(h2)≧3(h1)・・・(3) 1.3(h1)≧(h2)≧2.0(h1)・・・(4) (但し(h1)はギャップサイズ、(3)は基板厚さが
    1mm以下の場合、(4)は基板厚さが1mmを越える
    場合)
  12. 【請求項12】 該溝同士の間隔を(W1)、スタンパ
    の幅を(W2)そしてダイのリップの幅を(L)とした
    ときに下記式(5)又は(6)の関係を満たすことクレ
    ーム8の基板シートの製造装置。 2L/3≧(W1)≧(W2)・・・(5) (L−100)≧(W1)≧(W2)・・・(6) (但し(5)はL<300mmの場合、(6)はL≧3
    00mmの場合)
  13. 【請求項13】 該溝の幅(M)が下記式(7)を満た
    すように形成されているクレーム8の基板シートの製造
    装置。 M≧{(L/6)+10}mm ・・・(7)
  14. 【請求項14】 基板及び記録層を有する情報記録媒体
    であって、該基板として表面に該プリフォーマットに対
    応するパターンを備えたロールスンパを用意する工程;
    該ロールスタンパに対向配置されてなるロールを用意す
    る工程;該ロールスタンパ及び該ロールの両方に接する
    ようにそれらの間に配置された、該ロールスタンパと該
    ロールとの間のギャップを規定する手段を用意する工
    程;樹脂を熔融押出しして熔融樹脂シートを形成する工
    程;及び該熔融樹脂シートを該ギャップに導入して該熔
    融樹脂シートに該パターンを転写する工程とを有し、更
    に該ロールスタンパの周面及び該ロール周面の少なくと
    も一方に一対の溝が設けられ、該熔融樹脂シートが該ギ
    ャップに導入されるときに該熔融樹脂シートのエッジ部
    をその溝と該溝を有するロール又はロールスタンパに対
    向するロールスタンパ又はロールの表面との間に導入せ
    しめる工程を有する情報記録媒体用基板シートの製造方
    法によって製造された情報記録媒体用基板シートを用い
    たことを特徴とする情報記録媒体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012132650A1 (ja) * 2011-03-25 2012-10-04 富士フイルム株式会社 凹凸シート及びその製造方法
JP2013174638A (ja) * 2012-02-23 2013-09-05 Sumitomo Chemical Co Ltd 光学フィルムの製造方法、偏光板および画像表示装置
KR20210070899A (ko) * 2019-12-04 2021-06-15 더 스와치 그룹 리서치 앤 디벨롭먼트 엘티디 장식 물품의 마킹 방법

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