JPH08224309A - 粉末吸入用装置 - Google Patents

粉末吸入用装置

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JPH08224309A
JPH08224309A JP7270017A JP27001795A JPH08224309A JP H08224309 A JPH08224309 A JP H08224309A JP 7270017 A JP7270017 A JP 7270017A JP 27001795 A JP27001795 A JP 27001795A JP H08224309 A JPH08224309 A JP H08224309A
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JP
Japan
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loader
cover
housing
capsule
chamber
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Application number
JP7270017A
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English (en)
Inventor
Jean-Louis Bougamont
ブガモン ジャン−ルイ
David Leuliet
ラリエ ダビド
Herve Lompech
ロンペシュ ヘルベ
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SOFUABU
Albea Le Treport SAS
Original Assignee
SOFUABU
Sofab SA
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Filing date
Publication date
Application filed by SOFUABU, Sofab SA filed Critical SOFUABU
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    • A61M2202/06—Solids
    • A61M2202/064—Powder

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カプセル内に収容されている内容物を迅速且
つ確実に吸入することを可能とする粉末吸入装置を提供
する。 【解決手段】 各々がカプセル（Ｇ）を受納すべく構成
された少なくとも２つのチャンバ（３０）を具備する可
動装填器（３）が設けられている。カバー（２）がハウ
ジング内において段階的変位でもって１方向においての
み装填器（３）を回転させ且つ各チャンバ（３０）を投
与用端部部材（１１）とカプセル（Ｇ）が連通状態とな
る吸入位置へロックさせる。２つのブレード（４１，４
２）がそれぞれハウジング（１）及びカバー（２）へ固
定されておりハウジング（１）に対するカバー（２）の
相次ぐ変位によってカプセル（Ｇ）の端部が切除され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、粉末吸入用装置に
関するものであって、更に詳細には、カプセル内に詰込
まれている粉末を吸入するための装置に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】特に薬等の種々の物質が、微細な粉末の
形態で使用し、特に吸入することが必要である。装置が
簡単であること、効果的であること、特に供給した粉末
の精度及び分散が効果的であること、及び特に衛生状態
及び無菌状態等における安全であること等を結合させる
上で困難性が発生する。従って、このような物質を前も
って単一投与用のカプセル内にパッセージ即ち詰込ん
で、次いでカプセルの内容物を吸入される空気の流れに
取込ませる前に、例えばカプセルを切断するか又は孔を
開けることによって開放させることが有益的であるよう
に思われる。このような困難な操作は多数の異なる態様
で既に行なわれており、従って、物質を取り出すため
に、重力又は遠心力、振動又は吸引、払拭等を主流と共
に直接的に、又はベンチュリィによって発生された流れ
を使用することによって利用する提案がなされている。
【０００３】然しながら、従来の装置は粉末を担持する
流れの形成又は発生を迅速に吸入動作と同期させること
を可能とするものではない。更に、従来の装置では頻繁
に再充填することを必要としており、そのことは従来の
装置を使用することを厄介なものとしている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した如
き従来技術の欠点を解消することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、カプセ
ル内に詰込まれた粉末を吸入するための改良した装置が
提供される。本装置は、カバーによって閉じられたハウ
ジングを有しており且つカプセルを支持し転送する手段
と、前記カプセルを開放する開放手段と、投与用端部部
材と、空気取入れオリフィスとを有するタイプのもので
ある。本装置においては、カプセルを支持し転送する手
段は、各々が夫々のカプセルを受取るべく構成された少
なくとも２つのチャンバを具備する可動装填器を有して
おり、且つ、一方向においてのみ段階的な変位でもって
ハウジング内側において装填器を回転させ且つカプセル
が投与用端部部材と連通状態となる吸入位置に各チャン
バを相次いでロックさせるためにカバーを使用すること
を可能とする非復帰手段を有している。更に、本発明に
おいては、前記開放手段が夫々ハウジング及びカバーへ
固定された２つの平行なブレードを有しており、各ブレ
ードは、ハウジングと相対的なカバーの相次ぐ変位によ
ってカプセルの両端部の夫々の対応する端部を切除すべ
く構成されている。その場合に、最初に、装填器を第一
方向に回転させ、次いで、装填器が吸入位置にロックさ
れた後に、装填器はそれ自身で反対方向に回転する。
【０００６】好適実施例においては、前記可動装填器は
中心軸の周りに回転可能な円筒体であって、且つ前記非
復帰手段は、ハウジング及び／又はカバーの周辺部に形
成した係止部と共同的に動作すべく構成された少なくと
も２つの爪を有している。好適には、ハウジングのカバ
ーは円筒状であり且つ装填器の中心軸と一致する回転軸
を有している。その場合には、爪のタブの自由端がチャ
ンバの中心を通過する円筒体の半径上に位置している。
【０００７】本発明の好適な特性によれば、ハウジング
及びカバーのブレードはチャンバの両端部に配設されて
おり、且つカプセルの直径よりも僅かに大きな直径であ
り且つ吸入位置において投与用端部部材及び空気取入れ
オリフィスと夫々連通状態となる夫々の中央オリフィス
を有している。好適には、カバーはフリーホイール系に
よって装填器を駆動する。
【０００８】更に、前記カバーはハウジングの周辺部に
形成された中断されている溝と摺動自在に係合する少な
くとも１個の周辺部の突起を有しており、該中断されて
いる溝の端部に対して該突起が当接状態となってハウジ
ングと相対的なカバーのストロークを制限する。ハウジ
ングの周辺部の溝の長さは装填器の２つのチャンバの間
の距離に対応している。
【０００９】又、装填器の爪に対してタブが装填器の周
辺部から実質的に接線方向に延在して設けられており、
前記タブは係止部と接触して弾性的に屈曲し係止部を通
過するのに適した構成を有している。
【００１０】本発明の別の特徴によれば、投与用端部部
材がラッパ状であり且つフラップによって閉塞可能な内
部排気ダクトを有しており、且つ前記空気取入れオリフ
ィスがカバーを貫通して形成されており且つ保護用の蓋
が設けられている。
【００１１】第一変形実施例においては、ハウジングが
カップを有しており、その中に装填器が受納される。装
填器が回転型円筒体である場合には、該カップの軸は該
円筒体が回転する中心軸と一致する。オプションとし
て、ハウジングは装填器のチャンバに対する停止位置の
うちの１つに対面して開口を有しており、装填器の装填
状態をチェックするための窓を形成している。
【００１２】本発明の更に別の特徴によれば、装填器の
チャンバはカプセルの長さよりも短く、且つハウジング
及びカバーのブレードの切断用エッジは、カプセルの円
筒状側壁に対して接線方向に切断を行なうような態様で
配設されている。
【００１３】別の変形実施例においては、装填器は円形
状に配設した７個のチャンバを有すると共に対応する７
つの周辺部の爪を有する円筒体である。
【００１４】本発明は使用することが容易なポケットに
収容可能な装置を提供している。何故ならば、２つの投
与が同時に行なわれることを防止しており、且つ、吸入
を行なっている間に、吸気と手動作との間に何等正確な
共同的動作を必要とするものではなく、更に、偶発的な
吐気に対しユーザを保護することが可能なものである。
【００１５】ハウジングは、例えば口を介して吸引する
ための端部部材等の投与用端部部材が設けられており、
それは物質を投与することを可能とする機構を担持して
いる。その機構は、変形可能な弾性的支持体を有する停
止部材によって達成されるステッパ移動によってカプセ
ルを順番に吸入位置へ位置させる支持・転送手段を有し
ており、更にカプセルを上述した端部部材内部のチャン
ネルへ通じる排気オリフィスと整合状態に保持する非復
帰手段が設けられており、原理的には、このことは、可
動装填器、例えば、ピストルのシリンダーのように回転
するもの、又は直線状のハウジング内を案内されて直線
的に変位させることの可能なものによって行なわれる。
カプセルはその中に個別的に配置させるか、又は例えば
オプションとして装填器そのものを構成することが可能
なストリップ又はディスク等の好適には交換可能なパッ
ケージ内に収容された状態で配置される。
【００１６】装填器の２つの対向する面に沿って同一の
方向に指向され且つ互いに離隔されて２つの切断用ブレ
ードが設けられており、従って、ブレードと装填器との
相対的な変位によって排気オリフィスの前方の吸入位置
にカプセルが配置された場合に、カプセルの両方の端部
が切除される。この動作を簡単化させるために、切断用
ブレード用のエッジは好適には傾斜状態とされており、
その場合にエッジはオフセットした態様で動作すること
となる。
【００１７】理論的には逆転不可能であり且つ手動的に
動作される駆動部材即ちドライバは１つの停止位置から
次の停止位置へ連続的に装填器を移動させるべく作用す
る。ウォームネジ又はマルタクロス等の機械的動作を与
える伝動装置を使用する必要はなく、２つの当接位置の
間で往復移動するフリーホイール系の簡単な手段を使用
することが好適であり、特に、交互のロッキングを有す
る装填器系であって、最初に同軸上に制御ノブを有する
ドライバと相対的に順方向において、次いでオプション
としてスプリングの助けを借りてドライバの復帰期間中
にハウジングと相対的に交互にロッキングをするもので
あって、これら２つの部材を一体的に締着させるために
は、ボールラチェットを使用することが可能であるが、
２つの平行な経路上で同一方向に動作する爪を使用する
ことが好適であり、その場合に、適切である場合には、
切断用ブレードのかかと端部自身がこの機能を行なうこ
とが可能である。
【００１８】次いで、これら２つのブレードは、好適に
は、その一方がハウジング上に装着されており且つ他方
がドライバ上に装着されており、最初のブレードはドラ
イバが装填器を駆動する前方移動期間中に作用し、且つ
２番目のブレードはドライバがそれ自身でその開始位置
へ復帰する復帰移動期間中に作用する。カプセルから切
除された２つのスクラップ片は好適に内部受器へ向かっ
て指向される。
【００１９】
【発明の実施の形態】図１ａ及び１ｂに示した吸入装置
は、特に、軸Ｂの周りの円形状カップによって構成され
ており且つ軸Ａの周りの投与用端部部材１１を担持して
いるハウジング１を有すると共に、軸Ｂの周りに回転す
るようにカップ１０と係合してハウジング１を閉塞する
円筒状のカバー２を有している。投与用端部部材１１
は、ラッパ状をしており且つ回動自在のフラップ５によ
って閉じることの可能な内部排気ダクトを有している。
【００２０】カバー２は、ハウジング１のカップ１０の
周辺部周りに形成した中断された溝１２内に摺動自在の
態様で係合される少なくとも１個の周辺部の突起を有し
ている。突起２０は溝１２の端部と当接状態となり、ハ
ウジング１と相対的なカバー２の回転方向のストローク
を制限する。
【００２１】カバー２は、更に、空気取入れオリフィス
２１（図２参照）を有しており、それは投与用端部部材
１１の軸Ａと整合した吸入位置に位置している。この空
気取入れオリフィスは保護用の蓋２４が嵌込まれてい
る。カバー２の側部表面には縦溝が設けられており、従
って手で保持することを容易としている。ハウジング１
及びカバー２は粉末カプセルを支持し且つ転送させる手
段を包囲している。
【００２２】図１ｂ及び２に示した実施例においては、
該支持・転送手段は、中心軸Ｂの周りを回転し、カップ
１０内に受納されており、且つ各々が１投与分の薬を収
容する単一のカプセルＧを受納すべく構成されている少
なくとも２つのチャンバ３０を具備する円筒形状の装填
器３によって構成されている。チャンバ３０はカプセル
よりも僅かに長さが短い。図３ａ及び４ａの実施例にお
いては、該円筒体は円形状に配設した７個のチャンバ３
０を有しており、それはカップ１０の内側表面上に形成
したスタブ軸１４上に装着されている。
【００２３】円筒体３は、更に、少なくとも２つの周辺
部の爪３１を有しており、好適には、図３ａ及び４ａに
示した如く、チャンバ３０に対応して７個の爪３１を有
している。これらの爪３１はハウジング１及び／又はカ
バー２の周りに形成した係止部１３，２３と共同して動
作すべく構成されており、その場合に、円筒体３が矢印
Ａと反対方向に回転することを防止し、その際に非復帰
系を構成している。
【００２４】換言すると、円筒体３の爪３１と係止部１
３，２３との間の共同動作によって、円筒体３０が角度
的に段階的に移動し且つカバー２からの回転駆動力の下
でハウジング１内部において１方向においてのみ移動す
ることを可能としている。円筒体３及びカバー２はフリ
ーホイール駆動系によって機能的に相互接続されてお
り、円筒体３が所定位置にロックされた後に、カバー２
が矢印Ｆに対して反対方向にその初期位置へ向かって復
帰することを可能としている。このような構成は、吸入
を行なうために、投与用端部部材１１の軸Ａと整合状態
とさせるために空気取入れオリフィス２１を復帰させる
べく作用する。
【００２５】この角度変位は、爪３１が設けられている
のと同数だけ円筒体３に対する停止位置を定義し、且つ
各チャンバ３０及びその中に設けられているカプセルＧ
を相次いで吸入位置、即ち投与用端部部材１１の軸Ａ上
に相次いで配置させる。
【００２６】円筒体３は爪３１及び係止部１３，２３の
特定の形状によって吸入位置にロックされる。
【００２７】爪３１は円筒体３の周辺部から実質的に接
線方向に延在しており且つ係止部１３，２３と接触する
と中心軸Ｂへ向かって弾性的に屈曲し係止部を通過する
ことを可能とするタブ３１ａによって構成されている。
タブ３１ａは、角度が付けられたエッジ３１ｂによって
矢印Ｆに対して前方へ延在されている。タブ３１ａの自
由端は、対応するチャンバ３０の中心を通過する円筒体
３の半径上に存在している。係止部１３，２３は軸Ｂに
向かって突出する断面が三角形のラグによって構成され
ている。
【００２８】順方向Ｆにおける係止部１３，２３の前部
側面１３ａ，２３ａはタブ３１ａの自由端に対する停止
当接部を形成しており、一方それらの後部側面１３ｂ，
２３ｂは、円筒体３の回転期間中に、最初に爪３１の角
度の付いたエッジ３１ｂに対して当接し、次いで、タブ
３１ａと当接することとなる。係止部の前部面１３ａ，
２３ａと後部面１３ｂ，２３ｂとの間の接触部は約９０
°の角度を形成している。
【００２９】カバー２を回転させると、円筒体３が回転
されて、カム効果によって、係止部１３，２３の後部面
１３ｂ，２３ｂと接触するタブ３１ａの弾性的変形を継
続的に増加させる。更に継続して回転させると、タブ３
１ａが係止部の前部面と後部面１３ａ，２３ａ及び１３
ｂ，２３ｂとの間の角度のついた接触部を超えて通過
し、その際にタブがスナップバックする（図４ａにおい
て一点鎖線で示した位置）。
【００３０】係止部１３，２３は半径方向においてオフ
セットされており、従ってそれらは常に２つの異なる爪
３１と共同的に動作する。係止部の後部面１３ｂ，２３
ｂは、タブが係止部の前部面１３ａ，２３ａと当接状態
にある場合に、タブ３１ａと直線的に整合している。そ
れにも拘らず、小さな大きさのクリアランスが残ってお
り、円筒体３の各停止位置に関し変形を発生することな
しに角度変位を行なうことを可能としている。
【００３１】カバー２の突起２０が摺動するハウジング
のカップ１０における溝１２の長さは、円筒体３の２つ
のチャンバ３０又は２つのタブ３１ａの間の距離に実質
的に対応している。図面に示した実施例においては、該
突起のストロークは約６０°の角度変位に対応してい
る。
【００３２】ハウジング１及びカバー２は、更に、カプ
セルＧを開放させる手段を収容している。図示した実施
例においては、該開放手段はハウジング１及びカバー２
へ夫々固定した２つの平行なブレード４１及び４２を有
している。ブレード４１，４２の各々は、ハウジング１
に対するカバー２の相次ぐ回転動作によってカプセルＧ
の長手方向の両端部の対応する端部を切除すべく構成さ
れている。即ち、最初に、円筒体３を回転させながら第
一方向Ｆの方向に回転し、次いで、円筒体を吸入位置へ
ロックした後に、それ自身によって反対方向に回転す
る。これらのブレード４１，４２は、好適には、同一の
構成であり且つチャンバ３０の両側に対称的に配設され
る。それらのブレードは、カプセルＧ内に詰込まれてい
る内容物を排出させることを可能とするために、カプセ
ルＧの直径よりも僅かに大きな直径の中央オリフィス４
１ａ，４２ａをそれぞれ有している。
【００３３】そのために、吸入位置において、ブレード
４１，４２におけるオリフィス４１ａ，４２ａの夫々の
軸は、互いに一致し且つ投与用端部部材１１及び空気取
入れオリフィス２１と共通な軸Ａと一致するものである
ことが望ましい。ブレード４１，４２の切断用エッジ４
１ｂ，４２ｂは、それらの円筒状側壁に対して接線方向
に且つチャンバの端部と同一面状にカプセルＧを切断す
るように配設されている。スクラップはブレード４１，
４２の後側に設けられている空の空間内に落下する。
【００３４】従って、空気取入れオリフィス２１と端部
部材１１への入口における排気ダクト１１ａとの間に通
路が開放状態とされ、従って患者が端部部材を介して吸
込動作を行なう場合に、空気の流れがカプセル内の粉末
を直接的に一掃させることを可能とする。
【００３５】好適には、ハウジング１のカップ１０はそ
の前方の面内に開口１５を有しており、その開口は円筒
体３のチャンバ３０の停止位置のうちの１つに面してお
り、装填状態をチェックすることを可能としている。
【００３６】以上、本発明の具体的実施の態様について
詳細に説明したが、本発明は、これら具体例にのみ限定
されるべきものではなく、本発明の技術的範囲を逸脱す
ることなしに種々の変形が可能であることは勿論であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図１ａ】 本発明の一実施例に基づいて構成した装置
を示した概略図。
【図１ｂ】 図１ａに示した装置の分解状態を示した概
略図。
【図２】 図１ａに示した装置の概略縦断面図。
【図３ａ】 図２におけるIII −III 線に沿ってとった
概略横断面図。
【図３ｂ】 図３ａにおける状態から装填器を取除いた
状態を示した概略図。
【図４ａ】 図２においてIV−IV線に沿ってとった概略
横断面図。
【図４ｂ】 図４ａの状態から装填器を取除いた状態を
示した概略図。
【符号の説明】
１ ハウジング ２ カバー ３ 装填器 １０ カップ １１ 投与用端部部材 １２ 溝 １３，２３ 係止部 ２０ 突起 ３０ チャンバ ３１ 爪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヘルベ ロンペシュ フランス国， 76910 クリエ シュール メール， リュ ドゥ ラ リベラシオ ン 72， レジダンス デュ バスル， アパルトモン ３

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 カプセル（Ｇ）内に詰込まれている粉末
    を吸入するための装置において、本装置は、カバー
    （２）によって閉じられるハウジング（１）を有してお
    り且つカプセル（Ｇ）を支持し且つ転送する手段と、前
    記カプセル（Ｇ）を開放する開放手段と、投与用端部部
    材（１１）と、空気取入れオリフィス（２１）とを有す
    るタイプのものであって、 前記カプセルを支持し転送する手段が、各々が夫々のカ
    プセル（Ｇ）を受取るべく構成された少なくとも２つの
    チャンバ（３０）を具備する可動装填器（３）及び一方
    向においてのみ段階的な変位を行なうように装填器
    （３）をハウジング内に搭載し且つカプセル（Ｇ）が投
    与用端部部材（１１）と連通する吸入位置に各チャンバ
    （３０）を相次いでロックさせるためにカバー（２）を
    使用することを可能とする非復帰手段を有しており、且
    つ前記開放手段が、ハウジング（１）及びカバー（２）
    へ夫々固定された２つの平行なブレード（４１，４２）
    を有しており、各ブレードは、最初に装填器（３）を第
    一方向（Ｆ）へ回転させ、次いで装填器（３）が吸入位
    置にロックされた後に反対方向へそれ自身で回転するよ
    うにカバー（２）をハウジング（１）と相対的に相次い
    で変位させることによってカプセル（Ｇ）の夫々の端部
    の対応する端部を切除することを特徴とする装置。
  2. 【請求項２】 請求項１において、前記可動装填器
    （３）は中心軸（Ｂ）の周りに回転可能な円筒体である
    ことを特徴とする装置。
  3. 【請求項３】 請求項１又は２において、前記非復帰手
    段が、ハウジング（１）及び／又はカバー（２）の周辺
    部に形成した係止部（１３，２３）と共同的に動作すべ
    く構成された少なくとも２つの爪（３１）を有すること
    を特徴とする装置。
  4. 【請求項４】 請求項１乃至３のうちのいずれか１項に
    おいて、ハウジング（１）及びカバー（２）のブレード
    （４１，４２）はチャンバ（３０）の両側端部に配設さ
    れており且つカプセル（Ｇ）の直径よりも僅かに大きな
    直径を有しており且つ吸入位置において投与用端部部材
    （１１）及び空気取入れオリフィス（２１）と夫々連通
    する夫々の中央オリフィス（４１ａ，４２ａ）を有する
    ことを特徴とする装置。
  5. 【請求項５】 請求項２において、ハウジング（１）の
    カバー（２）は円筒状であり且つ装填器（３）の中心軸
    （Ｂ）と一致する回転軸を有していることを特徴とする
    装置。
  6. 【請求項６】 請求項１乃至５のうちのいずれか１項に
    おいて、装填器（３）及びカバー（２）はフリーホイー
    ル駆動系によって相互に接続されていることを特徴とす
    る装置。
  7. 【請求項７】 請求項１乃至６のうちのいずれか１項に
    おいて、前記カバー（２）はハウジング（１）の周辺部
    に形成した中断された溝（１２）内に摺動自在に係合し
    た少なくとも１個の周辺部突起（２０）を有しており、
    前記中断された溝の端部に対して突起（２０）が当接状
    態となり前記ハウジング（１）と相対的な前記カバー
    （２）のストロークを制限することを特徴とする装置。
  8. 【請求項８】 請求項１乃至７のうちのいずれか１項に
    おいて、前記投与用端部部材（１１）がラッパ状であり
    且つフラップ（５）によって閉塞可能な内部排気ダクト
    （１１ａ）を有することを特徴とする装置。
  9. 【請求項９】 請求項３において、装填器（３）の爪
    （３１）が装填器（３）の周辺部から実質的に接線方向
    に延在するタブ（３１ａ）を有しており、該タブは係止
    部（１３，２３）と接触して弾性的に屈曲し係止部を通
    過するのに適したものであることを特徴とする装置。
  10. 【請求項１０】 請求項９において、前記可動装填器
    （３）は中心軸（Ｂ）の周りに回転可能な円筒体であ
    り、且つ爪（３１）のタブ（３１ａ）の自由端はチャン
    バ（３０）の中心を通過する円筒体（３）の半径上に位
    置していることを特徴とする装置。
  11. 【請求項１１】 請求項７において、ハウジング（１）
    の周辺部の溝（１２）の長さは装填器（３）の２つのチ
    ャンバ（３０）の間の距離に対応していることを特徴と
    する装置。
  12. 【請求項１２】 請求項１乃至１１のうちのいずれか１
    項において、前記空気取入れオリフィス（２１）がカバ
    ー（２）を貫通して形成されており且つ保護用の蓋（２
    ４）が設けられていることを特徴とする装置。
  13. 【請求項１３】 請求項１乃至１２のうちのいずれか１
    項において、ハウジング（１）がカップ（１０）を有し
    ており、その中に装填器（３）が受納されることを特徴
    とする装置。
  14. 【請求項１４】 請求項１３において、前記可動装填器
    （３）が中心軸（Ｂ）の周りに回転可能な円筒体であ
    り、且つ前記カップの軸が円筒体（３）が回転する中心
    軸（Ｂ）と一致していることを特徴とする装置。
  15. 【請求項１５】 請求項１乃至１４のうちのいずれか１
    項において、前記ハウジング（１）が装填器（３）のチ
    ャンバ（３０）に対する停止位置のうちの１つに対面し
    た開口（１５）を有しており、前記装填器の装填状態を
    検査するための窓を形成していることを特徴とする装
    置。
  16. 【請求項１６】 請求項１乃至１５のうちのいずれか１
    項において、装填器（３）のチャンバ（３０）はカプセ
    ル（Ｇ）の長さより短いことを特徴とする装置。
  17. 【請求項１７】 請求項１乃至１６のうちのいずれか１
    項において、ハウジング（１）及びカバー（２）のブレ
    ード（４１，４２）の切断用エッジ（４１ｂ，４２ｂ）
    はカプセル（Ｇ）の円筒状の側壁に対して接線方向に切
    断するような態様で配設されていることを特徴とする装
    置。
  18. 【請求項１８】 請求項３において、前記可動装填器
    （３）は中心軸（Ｂ）の周りに回転可能な円筒体であっ
    て、且つ装填器（３）は円形状に配設した７個のチャン
    バ（３０）及び対応する７個の周辺部の爪（３１）を有
    することを特徴とする装置。
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