JPH08224031A - 乗用型コンバイン - Google Patents

乗用型コンバイン

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JPH08224031A
JPH08224031A JP572096A JP572096A JPH08224031A JP H08224031 A JPH08224031 A JP H08224031A JP 572096 A JP572096 A JP 572096A JP 572096 A JP572096 A JP 572096A JP H08224031 A JPH08224031 A JP H08224031A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
cabin
machine body
threshing
grain
Prior art date
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Pending
Application number
JP572096A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Onishi
秀明 大西
Tomikiyo Yamashita
登清 山下
Riichi Ochi
理一 越智
Koji Yasuno
公二 安野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
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Publication of JPH08224031A publication Critical patent/JPH08224031A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】キャビン5内における各操作装置50・50a
の合理的な配置により、能率の高い作業を安全に行うこ
とができるものとする。 【解決手段】走行装置10・10を有する機体1の前側
に刈取部2を設け、その後方における機体1の前部に、
操作装置50・50aおよび座席51を囲い込むキャビ
ン5と刈取穀稈を後送する穀稈移送装置3とを左右に並
列させて設け、該穀稈移送装置3の後方に刈取穀稈を脱
穀処理する脱穀部4を配置する乗用型コンバインを構成
する。そして、座席51の前方に設ける運転操作系の操
作装置50と、座席51の側方に設ける運転操作系の操
作装置50と、座席51より後方となる脱穀部4寄りの
部位5bに設ける運転操作系以外の操作装置50aと
を、この順に、より高い位置となるべく配置する。以上
より成る乗用型コンバインの構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走行装置を有する
機体の前側に刈取部を設け、その後方における機体の前
部に、操作装置および座席を囲い込むキャビンと刈取穀
稈を後送する穀稈移送装置とを左右に並列させて設け、
該穀稈移送装置の後方に刈取穀稈を脱穀処理する脱穀部
を配置する形態の乗用型コンバインに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】上述の形態の乗用型コンバインは、機体
の前端部に装架される刈取部で刈取られて穀稈移送装置
により脱穀部に送給されていく刈取穀稈の移送経路を、
キャビン内に乗り込んでいるオペレ−タ−がそのキャビ
ンのなかから良く監視できるようにするため、キャビン
と脱穀部とが正面視において左右に並列し、平面視にお
いてキャビンが前位で脱穀部が後位を占めるよう前後に
喰い違って並列するように機体に装架して、キャビンの
側方に刈取穀稈を後送する穀稈移送装置が位置するよう
に構成している。
【0003】そして、例えば、実願昭55−17783
3号(実開昭57−98985号)のマイクロフィルム
に開示されているように、キャビンの内部には、座席の
前方に配置される運転操作系の操作装置が、座席の側方
に配置される運転操作系の操作装置より高く配置して設
けられている。また、通常、キャビンの内部において、
座席より後方となる脱穀部寄りの部位に、作業装置用の
操作装置等、運転操作系以外の操作装置が設けられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】乗用型コンバインにお
いて、キャビン内における操作装置の配置は、座席に着
座した操縦者にとって、作業能率の向上、誤操作の防止
の点で極めて重要な要素である。しかして、座席の前方
に設ける運転操作系の操作装置があまり高い位置に配置
されると、この操作装置によって操縦者の前方視界を阻
害し、キャビンの前方下方に位置する刈取部の作業状態
を監視しにくくなり、作業能率の低下を来す。
【0005】一方、運転操作系以外の操作装置は座席よ
り後方に配置されるが故に操縦者の視野に入りにくいた
め、これがあまり低い位置に配置されると、操縦者がこ
れに不用意に触れて誤操作を招き易くなり、事故や装置
の破損につながってしまう。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の如き課
題を解決するために、以下のような技術的手段を講じ
る。即ち、走行装置10・10を有する機体1の前側に
刈取部2を設け、その後方における機体1の前部に、操
作装置50・50aおよび座席51を囲い込むキャビン
5と刈取穀稈を後送する穀稈移送装置3とを左右に並列
させて設け、該穀稈移送装置3の後方に刈取穀稈を脱穀
処理する脱穀部4を配置する乗用型コンバインにおい
て、前記座席51の前方に設ける運転操作系の操作装置
50と、前記座席51の側方に設ける運転操作系の操作
装置50と、前記座席51より後方となる脱穀部4寄り
の部位5bに設ける運転操作系以外の操作装置50aと
を、この順に、より高い位置となるべく配置したことを
特徴とする乗用型コンバインの構成としたものである。
【0007】
【発明の作用効果】このように構成せる本発明の技術的
手段は次のような作用効果を奏する。まず、座席51の
前方に設ける運転操作系の操作装置50が低い位置に配
置されるため、この操作装置50によって操縦者の前方
視界を阻害することがなく、キャビン5の前方下方に位
置する刈取部2の作業状態を監視し易くなり、作業能率
が向上する。
【0008】また、キャビン5に並列に設ける穀稈移送
装置3は、比較的高い位置に設けられるため、座席51
の側方に設ける運転操作系の操作装置50を、座席51
の前方に設ける運転操作系の操作装置50より高い位置
に配置しても、該操作装置50によって操縦者の側方視
界を阻害することがなく、キャビン5の側方に位置する
穀稈移送装置3の作業状態を監視できる。しかも、座席
51の側方において運転操作系の操作装置50が比較的
高い位置に配置されるため、座席51に着座した操縦者
にとって、左手で容易に操作できるものとなり、操作性
が向上する。
【0009】更に、運転操作系以外の操作装置50a
は、座席51より後方となる脱穀部4寄りの部位5bに
設けられ、しかも座席51の側方に設ける運転操作系の
操作装置50よりも高い位置に配置されるため、座席5
1に着座した操縦者にとっては、自ずと、後側方且つよ
り上方に位置するものとなる。これによって、操縦者が
該操作装置50aに不用意に触れて誤操作を起こすこと
がなく、事故の発生や装置の破損を未然に防止すること
ができる。
【0010】以上のように、キャビン5内における各操
作装置50・50aの合理的な配置により、能率の高い
作業を安全に行うことができるものである。
【0011】
【実施例】次に実施例を図面に従い詳述する。第1図は
本発明を実施せる乗用型コンバインAの正面図で、同図
において、1はクロ−ラに形成してある左右の走行装置
10・10により自在に走行する機体、2は収穫すべき
穀稈を刈取るようその機体1の前端に装架せる刈取部、
3は刈取部2で刈取った穀稈を後送する穀稈移送装置、
4は穀稈移送装置3で後送されてくる刈取穀稈を受継い
で脱穀処理するよう機体1に装架した脱穀部、5は機体
1を運転操作する操作装置50…(第3図)および座席
51を取り囲むよう機体1に装架せるキャビン、6はキ
ャビン5の後方に装架せるエンジンル−ム、7はそのエ
ンジンル−ム6の後方に前記脱穀部4と左右に並列する
よう配位して機体1に装架せるグレンタンク、8はその
グレンタンク7内に貯留せる穀粒を機外に取出すようそ
のグレンタンク7の後面側に装設せる揚穀機、9は脱穀
部4にて脱穀処理した穀稈(排藁)を切截処理するよう
機体1の後端に装架した排藁処理装置を示す。
【0012】刈取部2は、機体1に上下に回動するよう
設けた刈取フレ−ムに、刈取る条列の穀稈を分草する分
草体20…と、分草した穀稈を引起す穀稈引起装置21
…と、引起した穀稈の株際を刈取るバリカン型の刈刃装
置22と、刈取った穀稈を刈刃装置22の刈巾の方向に
左右から横移送して刈巾の中間部位に集める横移送装置
を装架してなる通常のものであり、それの左右の両側面
には、並列する穀稈引起装置21…および横移送装置ら
の側方を囲い込む側面カバ−23が取付けてある。 穀
稈移送装置3は、刈取穀稈の株元部を挾持して搬送する
株元搬送チェン30と刈取穀稈の穂先部を抱えもって搬
送する穂先搬送装置31とが上下にラップするよう組合
わされている従来公知のものであって、刈取部2の後方
における機体1の前端部の右半側(第1図において右
側)に配設してあり、前述した刈取フレ−ムに支架して
ある。
【0013】脱穀部4は、脱穀すべき穀稈をフィ−ドチ
ェン40に挾持せしめて供給する通常の自脱型の脱穀装
置であり、それのフィ−ドチェン40の始端部が前記穀
稈移送装置3で後送されてくる刈取穀稈の株元部を受継
ぐように配位して機体1に装架してある。前記操作装置
50…および座席51は、刈取部2の後方における機体
1の前端部で前記穀稈移送装置3の側方に位置する左半
側に装設してある。
【0014】また、それらを室内に収蔵するように装設
せるキャビン5は、それらを取り囲む箱状の剛体に形成
せるキャビンフレ−ム5aを機体1に支架せしめること
で、前記穀稈移送装置3と左右に並列するように機体1
の前端部の左半側に装架してあり、そのキャビンフレ−
ム5aには、前面側の構成フレ−ムおよび後面側の構成
フレ−ムならびに穀稈移送装置3側の構成フレ−ムには
それぞれ透明体により塞がれた窓52…が装設してあ
り、機体1の外側に向う構成フレ−ムには窓を具備する
開閉自在のドア53が装設してある。また、該キャビン
フレ−ム5aには、それの脱穀部4側の上端側に寄る部
位に、後方に突出する小形の箱状の部位5bが一体に連
続して形成してあって、この部位5bの内腔を、揚穀機
8の放出筒81の旋回作動および起伏回動を制御する操
作装置50a…を操作するスペ−スに利用するようにし
てある。
【0015】そして、該キャビン5は、それの後面側の
構成フレ−ムから後方に小形の箱状に突出する部位5b
が、第2図に示している如く、脱穀部4の前端側の該キ
ャビン5寄りの部位zの上方に被さるように脱穀部4側
に寄せ、これにより該キャビン5の後面側の脱穀部4に
寄る部位に、その脱穀部4の機枠4aの前端部のキャビ
ン5寄りの部位が第1図にあるよう正面側から見てラッ
プする状態位置に装架してある。
【0016】エンジンル−ム6は、それの前面側の機壁
がキャビン5の後壁を共用するようにキャビン5の後面
側に装設してあり、内部にはエンジンおよび伝動機構が
配設される。グレンタンク7は、キャビン5の後方に前
記脱穀部4と左右に並列するよう機体1に装架され、そ
れの脱穀部4側の機壁の上部に装設せる受入口が脱穀部
4の一番揚穀機の吐出口に接続し、後面側の底部に装設
せる排出口は揚穀機8の受入口に接続連通している。
【0017】揚穀機8は、軸線方向を上下方向とした揚
穀筒80内に送穀用のオ−ガ−を同軸に配位して収蔵軸
架せる通常のもので、その揚穀筒80の上端には、内部
に送穀用のオ−ガ−を同軸に配位して収蔵軸架した水平
方向の放出筒81の基端部が、支点軸82中心に上下に
回動自在に接続連通させてある。そしてその放出筒81
には、前記支点軸82を中心として該放出筒81と一体
に回動するよう取付けた昇降回動機枠83と、その昇降
回動機枠83と前述の揚穀筒80との間に渡架せる油圧
シリンダ装置84とにより構成される昇降作動機構wが
組付けてあって、油圧装置の制御弁の制御による前記油
圧シリンダ装置84の伸縮作動によって行なわれる該昇
降作動機構wの作動で、支点軸82中心に起伏回動し、
また、該放出筒81の基端が接続連通する前述の揚穀筒
80が、それの軸心線を回動軸線として自在に回転する
ようにしてあり、それに連繋した別の油圧シリンダ装置
(図示していない)の作動でこの揚穀筒80を回転させ
ることにより、該放出筒81が首振り旋回するようにな
っている。そして、この揚穀機8の放出筒81を起伏回
動させる油圧シリンダ装置84と首振り旋回させる油圧
シリンダ装置の作動の制御を、前述したキャビン5の後
面側に設けた突出フレ−ム5bの内腔に配設した操作装
置50a・50aにより行なうようにしてある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における乗用型コンバインの
正面図。
【図2】本発明の一実施例における乗用型コンバインの
平面図。
【図3】本発明の一実施例における乗用型コンバインの
要部の縦断側面図。
【符号の説明】
A…乗用型コンバイン 1…機体 1
0…走行装置 2…刈取部 20…分草体 2
1…穀稈引起装置 22…刈刃装置 23…側面カバ−
3…穀稈移送装置 30…株元搬送チェン 31…穂先搬送装置
4…脱穀部 4a…脱穀部の機枠 40…フィ−ドチェン
5…キャビン 5a…キャビンフレ−ム 5b…脱穀部寄りの部
位 50・50a…操作装置 51…座席
52…窓 53…ドア 6…エンジンル−ム
7…グレンタンク 8…揚穀機 80…揚穀筒 8
1…放出筒 82…支点軸 83…昇降回動機枠 84…油圧シリンダ装置 9…排藁処理装置 w…昇降作動機構 z…キャビン寄りの
部位
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安野 公二 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行装置10・10を有する機体1の前
    側に刈取部2を設け、その後方における機体1の前部
    に、操作装置50・50aおよび座席51を囲い込むキ
    ャビン5と刈取穀稈を後送する穀稈移送装置3とを左右
    に並列させて設け、該穀稈移送装置3の後方に刈取穀稈
    を脱穀処理する脱穀部4を配置する乗用型コンバインに
    おいて、前記座席51の前方に設ける運転操作系の操作
    装置50と、前記座席51の側方に設ける運転操作系の
    操作装置50と、前記座席51より後方となる脱穀部4
    寄りの部位5bに設ける運転操作系以外の操作装置50
    aとを、この順に、より高い位置となるべく配置したこ
    とを特徴とする乗用型コンバイン。
JP572096A 1996-01-17 1996-01-17 乗用型コンバイン Pending JPH08224031A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57165666A (en) * 1981-04-01 1982-10-12 Mitsubishi Electric Corp Internal combustion engine ignition device

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57165666A (en) * 1981-04-01 1982-10-12 Mitsubishi Electric Corp Internal combustion engine ignition device

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