JPH08223129A - 2重化切替方式 - Google Patents
2重化切替方式Info
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- JPH08223129A JPH08223129A JP2662095A JP2662095A JPH08223129A JP H08223129 A JPH08223129 A JP H08223129A JP 2662095 A JP2662095 A JP 2662095A JP 2662095 A JP2662095 A JP 2662095A JP H08223129 A JPH08223129 A JP H08223129A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ATM送受信装置おける2重化切替方式に関
し、SDHシステム上にATMシステムを構築する場合
にATMセルに整合させる。 【構成】 送信装置においてATMセルをSDHフレー
ムのペイロード部に挿入するとき、1ATMセルを構成
する所定バイト数で割ったときの余りバイトを未使用領
域に設定すると共に該ペイロード部にシーケンス番号又
は特定のVPI/VCIを付けて或いはこれらを付けず
に現用系及び予備系の伝送路に送出し、受信装置では、
送られて来た該SDHフレームを一旦各メモリに格納す
ると共に該SDHフレーム中の該シーケンス番号又は特
定のVPI/VCI或いはアイドルセル後のHECをそ
れぞれ検出して一致検出したときのみ各メモリから読み
出すことにより該現用系及び予備系のフレーム単位での
受信切替を可能にする。
し、SDHシステム上にATMシステムを構築する場合
にATMセルに整合させる。 【構成】 送信装置においてATMセルをSDHフレー
ムのペイロード部に挿入するとき、1ATMセルを構成
する所定バイト数で割ったときの余りバイトを未使用領
域に設定すると共に該ペイロード部にシーケンス番号又
は特定のVPI/VCIを付けて或いはこれらを付けず
に現用系及び予備系の伝送路に送出し、受信装置では、
送られて来た該SDHフレームを一旦各メモリに格納す
ると共に該SDHフレーム中の該シーケンス番号又は特
定のVPI/VCI或いはアイドルセル後のHECをそ
れぞれ検出して一致検出したときのみ各メモリから読み
出すことにより該現用系及び予備系のフレーム単位での
受信切替を可能にする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は2重化切替方式に関し、
特にATM送受信装置おける2重化切替方式に関するも
のである。
特にATM送受信装置おける2重化切替方式に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】SDH(Synchronous Digital Hierarch
y) のシステム上にATM(Asynchronous Transmission
Mode)システムを構築する場合には、SDHフレームフ
ォーマットを用い、この内のペイロード部に図10に示
すような5バイト×8ビットのヘッダ部と48バイト×
8ビットのペイロード部とで構成されたATMセルを順
次挿入して行く技術方式が従来より採用されている。
y) のシステム上にATM(Asynchronous Transmission
Mode)システムを構築する場合には、SDHフレームフ
ォーマットを用い、この内のペイロード部に図10に示
すような5バイト×8ビットのヘッダ部と48バイト×
8ビットのペイロード部とで構成されたATMセルを順
次挿入して行く技術方式が従来より採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】現在のSDHシステム
においては、現用系と予備系を設けて現用系が障害状態
に至ったときの切替方式は、SDHフレーム中のSOH
(セクション・オーバーへッド:図1参照)バイト(K
1,K2)を使用したAPS(Automatic Protection S
witching) による切替方式が考えられる。
においては、現用系と予備系を設けて現用系が障害状態
に至ったときの切替方式は、SDHフレーム中のSOH
(セクション・オーバーへッド:図1参照)バイト(K
1,K2)を使用したAPS(Automatic Protection S
witching) による切替方式が考えられる。
【0004】これをATMシステムにそのまま使用した
とすると、K1,K2バイトでの切替要求を受信した時
点で切替を行った場合、SDHフレームにおけるペイロ
ード部のデータ容量がATMセルのデータ量の丁度整数
倍になっていないため、切替時にATMセルが分断され
て損失したり、ATMセル同期外れ等の問題が発生し得
るという問題点がある。これは、SDHフレーム単位で
行っても同様である。
とすると、K1,K2バイトでの切替要求を受信した時
点で切替を行った場合、SDHフレームにおけるペイロ
ード部のデータ容量がATMセルのデータ量の丁度整数
倍になっていないため、切替時にATMセルが分断され
て損失したり、ATMセル同期外れ等の問題が発生し得
るという問題点がある。これは、SDHフレーム単位で
行っても同様である。
【0005】従って本発明は、SDHシステム上にAT
Mシステムを構築する場合にATMセルに整合した2重
化切替方式を提供することを目的とする。
Mシステムを構築する場合にATMセルに整合した2重
化切替方式を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係る2重化切替方式によれば、装置側から
のデータによりATMセルを生成してSDHフレームの
ペイロード部に挿入するとき、1ATMセルを構成する
所定バイト数で割ったときの余りバイトを未使用領域に
設定すると共に該ペイロード部にシーケンス番号を付け
て現用系及び予備系の伝送路に送出するATM送信装置
と、該現用系及び予備系の伝送路から送られて来た該S
DHフレームを一旦各メモリに格納すると共に該SDH
フレーム中の該シーケンス番号をそれぞれ検出して一致
検出したときのみ各メモリから読み出すことにより該現
用系及び予備系のフレーム単位での受信切替を可能にす
るATM受信装置と、を備えている。
め、本発明に係る2重化切替方式によれば、装置側から
のデータによりATMセルを生成してSDHフレームの
ペイロード部に挿入するとき、1ATMセルを構成する
所定バイト数で割ったときの余りバイトを未使用領域に
設定すると共に該ペイロード部にシーケンス番号を付け
て現用系及び予備系の伝送路に送出するATM送信装置
と、該現用系及び予備系の伝送路から送られて来た該S
DHフレームを一旦各メモリに格納すると共に該SDH
フレーム中の該シーケンス番号をそれぞれ検出して一致
検出したときのみ各メモリから読み出すことにより該現
用系及び予備系のフレーム単位での受信切替を可能にす
るATM受信装置と、を備えている。
【0007】上記の2重化切替方式においては、該AT
M送信装置が該シーケンス番号を該ペイロード部に付け
ず、その代わりにヘッダ部におけるVPI又はVCI部
分に特定符号を設定し、該ATM受信装置が、該ATM
セル中の特定VPI又はVCI部分をチェックし、該V
PI又はVCI部分が一致したら該メモリの読出を行う
こともできる。
M送信装置が該シーケンス番号を該ペイロード部に付け
ず、その代わりにヘッダ部におけるVPI又はVCI部
分に特定符号を設定し、該ATM受信装置が、該ATM
セル中の特定VPI又はVCI部分をチェックし、該V
PI又はVCI部分が一致したら該メモリの読出を行う
こともできる。
【0008】また上記の2重化切替方式においては、該
ATM送信装置が該シーケンス番号を該ペイロード部に
付けず、その代わりに、該ATM受信装置が、該ATM
セル中のアイドルセルを検出し、該アイドルセル検出後
のHECが一致したら該メモリの読出を行うことができ
る。
ATM送信装置が該シーケンス番号を該ペイロード部に
付けず、その代わりに、該ATM受信装置が、該ATM
セル中のアイドルセルを検出し、該アイドルセル検出後
のHECが一致したら該メモリの読出を行うことができ
る。
【0009】更に上記の2重化切替方式においては、該
ATM受信装置が、該一致検出を所定回数だけ連続して
行った場合に該メモリから読出を行い、連続して一致し
なかったときには読出を停止する保護部を備えることが
できる。
ATM受信装置が、該一致検出を所定回数だけ連続して
行った場合に該メモリから読出を行い、連続して一致し
なかったときには読出を停止する保護部を備えることが
できる。
【0010】
【作用】本発明に係る2重化切替方式におけるATM送
信装置においては、図1(a),(b)に示すようにS
DHフレーム(STM−Nフレーム)のペイロード部に
所定バイト数(例えば、53バイト×M(Mは整数))
だけATMセルを詰める。
信装置においては、図1(a),(b)に示すようにS
DHフレーム(STM−Nフレーム)のペイロード部に
所定バイト数(例えば、53バイト×M(Mは整数))
だけATMセルを詰める。
【0011】そして、ペイロード部での余った領域を未
使用領域Yとしておく。この未使用領域Y(網掛け領
域)は、同図(a)又は(b)のいずれの場合でもよ
い。
使用領域Yとしておく。この未使用領域Y(網掛け領
域)は、同図(a)又は(b)のいずれの場合でもよ
い。
【0012】更に、このようにATMセルをペイロード
部に詰め込むと共に、このペイロード部に図2に示すよ
うにシーケンス番号を挿入しておく。
部に詰め込むと共に、このペイロード部に図2に示すよ
うにシーケンス番号を挿入しておく。
【0013】ATM送信装置は、このSDHフレームを
現用系及び予備系の双方の伝送路に送出する。
現用系及び予備系の双方の伝送路に送出する。
【0014】このようなSDHフレームを受信したAT
M受信装置では、両伝送路等での位相差を吸収する必要
があるため、ATMセル同期を取った所でSDHのフレ
ーム単位で切替えを行う。
M受信装置では、両伝送路等での位相差を吸収する必要
があるため、ATMセル同期を取った所でSDHのフレ
ーム単位で切替えを行う。
【0015】即ち、まず受信した現用系及び予備系のS
DHフレームをそれぞれメモリに格納しておくと共に、
このATMセル同期を取るため、現用系/予備系のAT
Mセルのシーケンス番号の一致を検出する。
DHフレームをそれぞれメモリに格納しておくと共に、
このATMセル同期を取るため、現用系/予備系のAT
Mセルのシーケンス番号の一致を検出する。
【0016】そして、シーケンス番号の一致を検出した
ときに各メモリからATMセルを読み出せば現用系/予
備系のフレーム単位での切替を行うことが可能となる。
ときに各メモリからATMセルを読み出せば現用系/予
備系のフレーム単位での切替を行うことが可能となる。
【0017】また、送信装置側で上記のシーケンス番号
をペイロード部に挿入することなく、その代わりにヘッ
ダ部におけるVPI又はVCI部分に特定符号を設定し
て送出する。そして、受信装置側では切替同期を取るた
め、その特定VPI/VCI部分を検出し、この一致が
検出できたときにフレーム単位で現用系/予備系の切替
を行うこととなる。
をペイロード部に挿入することなく、その代わりにヘッ
ダ部におけるVPI又はVCI部分に特定符号を設定し
て送出する。そして、受信装置側では切替同期を取るた
め、その特定VPI/VCI部分を検出し、この一致が
検出できたときにフレーム単位で現用系/予備系の切替
を行うこととなる。
【0018】更には、上記のシーケンス番号を用いずに
ヘッダ部のVPI/VCI部分がアイドルセルになって
いる場合(ATMセルデータが無い場合)、この後のヘ
ッダ部分としてのHECの一致を検出して同期を取るこ
とも可能である。
ヘッダ部のVPI/VCI部分がアイドルセルになって
いる場合(ATMセルデータが無い場合)、この後のヘ
ッダ部分としてのHECの一致を検出して同期を取るこ
とも可能である。
【0019】これは、現用系/予備系が同じセル列であ
ることを検出するためには、特徴を持ったセルを検出し
同期していることを監視すればよいが、上記のように特
別なVPI/VCIを指定し挿入するとSTMフレーム
のペイロード部の使用率を下げてしまうことになるの
で、“0”データが格納された(図2参照)アイドルセ
ルの後にヘッダ部に設定されたHEC演算部は固定値を
与えるので、このHEC値を検出し、その一致によりフ
レーム単位で切り替えれば同期切替を実現することがで
きる。
ることを検出するためには、特徴を持ったセルを検出し
同期していることを監視すればよいが、上記のように特
別なVPI/VCIを指定し挿入するとSTMフレーム
のペイロード部の使用率を下げてしまうことになるの
で、“0”データが格納された(図2参照)アイドルセ
ルの後にヘッダ部に設定されたHEC演算部は固定値を
与えるので、このHEC値を検出し、その一致によりフ
レーム単位で切り替えれば同期切替を実現することがで
きる。
【0020】尚、上記の各パラメータの一致検出を所定
複数回に渡って行えば、より正確な同期検出を実現でき
る。
複数回に渡って行えば、より正確な同期検出を実現でき
る。
【0021】
【実施例】ATM送信装置の実施例:図3 図3は、本発明に係る2重化切替方式におけるATM送
信装置の実施例を示したもので、図中、1はATM送信
装置としての送信端局装置、11は装置側で発生したデ
ータをATMセルとして生成するATM終端部、12,
13はATM終端部からのATMセルを受けると共にA
TM終端部からのフレームパルス及びイネーブル信号を
受けてSDHフレームをそれぞれ現用系伝送路及び予備
系伝送路に送出するためのSDH終端部である。
信装置の実施例を示したもので、図中、1はATM送信
装置としての送信端局装置、11は装置側で発生したデ
ータをATMセルとして生成するATM終端部、12,
13はATM終端部からのATMセルを受けると共にA
TM終端部からのフレームパルス及びイネーブル信号を
受けてSDHフレームをそれぞれ現用系伝送路及び予備
系伝送路に送出するためのSDH終端部である。
【0022】このような送信装置の動作においては、ま
ずATM終端部11において装置側のデータにより図1
0に示したようなATMセルを生成してSDH終端部1
2,13に与える。
ずATM終端部11において装置側のデータにより図1
0に示したようなATMセルを生成してSDH終端部1
2,13に与える。
【0023】SDH終端部12,13では、ATM終端
部11からのフレームパルスを用い且つイネーブル信号
によりATMセルを図1に示したように未使用領域Yを
除いて詰め込んで行く。
部11からのフレームパルスを用い且つイネーブル信号
によりATMセルを図1に示したように未使用領域Yを
除いて詰め込んで行く。
【0024】そして更にSDH終端部12,13では、
ATMセルのペイロード部に図2に示したようにシーケ
ンス番号を付けてそれぞれの伝送路に送出する。
ATMセルのペイロード部に図2に示したようにシーケ
ンス番号を付けてそれぞれの伝送路に送出する。
【0025】或いは、SDH終端部12,13では、シ
ーケンス番号の代わりに、ATMセルのヘッダ部におけ
るVPI又はVCI部分に特定の符号を設定して伝送路
に送出する。
ーケンス番号の代わりに、ATMセルのヘッダ部におけ
るVPI又はVCI部分に特定の符号を設定して伝送路
に送出する。
【0026】尚、SDH終端部12,13では対向する
受信装置にSDHフレームを送る場合、該SDHフレー
ム中のK1,K2バイトに切替指令を設定することがで
きる。
受信装置にSDHフレームを送る場合、該SDHフレー
ム中のK1,K2バイトに切替指令を設定することがで
きる。
【0027】ATM受信装置の実施例(その1):図
4 この実施例によるATM受信装置は、図3に示した送信
装置においてATMセルのペイロードの或る部分にシー
ケンス番号を割り当てたときのもので、図中、2はAT
M受信装置としての受信端局装置、21及び22はそれ
ぞれ現用系又は予備系伝送路からのSDHフレームを終
端するSDH終端部、23及び24はそれぞれSDH終
端部21,22からのSDHフレームを一時的に格納す
るためのメモリ、25及び26はそれぞれメモリ23及
び24に格納されたSDHフレーム中のペイロード部に
設定されたシーケンス番号を検出するシーケンス番号チ
ェック部、27はチェック部25及び26で検出された
各シーケンス番号の一致/不一致を検出して一致したと
きだけメモリ23及び24に読出制御信号を与える一致
検出部、28は一致検出部27からの一致検出信号と外
部からの切替指令信号とに基づきメモリ23及び24か
ら同時に読み出されたATMセルの一方を選択するため
のセレクタ、そして、29はセレクタ28で選択された
ATMセルにおけるデータを装置内に与えるためのAT
M終端部である。
4 この実施例によるATM受信装置は、図3に示した送信
装置においてATMセルのペイロードの或る部分にシー
ケンス番号を割り当てたときのもので、図中、2はAT
M受信装置としての受信端局装置、21及び22はそれ
ぞれ現用系又は予備系伝送路からのSDHフレームを終
端するSDH終端部、23及び24はそれぞれSDH終
端部21,22からのSDHフレームを一時的に格納す
るためのメモリ、25及び26はそれぞれメモリ23及
び24に格納されたSDHフレーム中のペイロード部に
設定されたシーケンス番号を検出するシーケンス番号チ
ェック部、27はチェック部25及び26で検出された
各シーケンス番号の一致/不一致を検出して一致したと
きだけメモリ23及び24に読出制御信号を与える一致
検出部、28は一致検出部27からの一致検出信号と外
部からの切替指令信号とに基づきメモリ23及び24か
ら同時に読み出されたATMセルの一方を選択するため
のセレクタ、そして、29はセレクタ28で選択された
ATMセルにおけるデータを装置内に与えるためのAT
M終端部である。
【0028】この実施例の動作においては、受信したS
DHフレームを現用系/予備系のSDH終端部21,2
2でそれぞれ終端した後、一度メモリ23,24にため
込む。
DHフレームを現用系/予備系のSDH終端部21,2
2でそれぞれ終端した後、一度メモリ23,24にため
込む。
【0029】そして、チェック部25,26でメモリ2
3,24に格納したATMセルのペイロード部における
シーケンス番号のチェックを行い、現用系/予備系のシ
ーケンス番号が一致したことを一致検出部27で検出し
たときにはメモリ23,24の読出を同時に行ってセレ
クタ28に共に送る。
3,24に格納したATMセルのペイロード部における
シーケンス番号のチェックを行い、現用系/予備系のシ
ーケンス番号が一致したことを一致検出部27で検出し
たときにはメモリ23,24の読出を同時に行ってセレ
クタ28に共に送る。
【0030】セレクタ28では一致検出部27で一致検
出したときに、SDH終端部21,22において対向す
る送信装置1がK1,K2バイト中で切替命令を示して
いることを検出したときには、例えば予備系のメモリ2
3から読み出されたATMセルを選択してATM終端部
29に与える。ATM終端部29ではこのATMセルか
らペイロード部中のデータを取り出して装置内に供給す
る。これによりフレーム単位での現用系SDHフレーム
と予備系SDHフレームとの切替が実現できることとな
る。
出したときに、SDH終端部21,22において対向す
る送信装置1がK1,K2バイト中で切替命令を示して
いることを検出したときには、例えば予備系のメモリ2
3から読み出されたATMセルを選択してATM終端部
29に与える。ATM終端部29ではこのATMセルか
らペイロード部中のデータを取り出して装置内に供給す
る。これによりフレーム単位での現用系SDHフレーム
と予備系SDHフレームとの切替が実現できることとな
る。
【0031】或いは、一致検出部27で一致検出したと
きに、外部からの切替指令信号が与えられたときには、
SDH終端部21,22で検出したK1,K2バイトの
タイミングで、即ちフレーム単位で現用系/予備系の切
替を実行する。
きに、外部からの切替指令信号が与えられたときには、
SDH終端部21,22で検出したK1,K2バイトの
タイミングで、即ちフレーム単位で現用系/予備系の切
替を実行する。
【0032】このようにして、メモリ読出時には現用系
/予備系の同期が取れておりフレーム単位のセレクタの
切替時にATMセル損失/ATMセル同期外れが起こら
なくなる。
/予備系の同期が取れておりフレーム単位のセレクタの
切替時にATMセル損失/ATMセル同期外れが起こら
なくなる。
【0033】ATM受信装置の実施例(その2):図
5 この実施例では、図4に示した実施例において、一致検
出部27とメモリ23,24との間に保護部30を設け
たものである。
5 この実施例では、図4に示した実施例において、一致検
出部27とメモリ23,24との間に保護部30を設け
たものである。
【0034】即ち、ATMセルのペイロード部に設けた
シーケンス番号をチェック部25,26でチェックし一
致検出部27で一致検出した場合、この一致検出が1回
だけでなく所定の複数回に渡って連続したときだけメモ
リ23,24に対して読出制御信号を与えることにより
切替時の信頼性を高めている。
シーケンス番号をチェック部25,26でチェックし一
致検出部27で一致検出した場合、この一致検出が1回
だけでなく所定の複数回に渡って連続したときだけメモ
リ23,24に対して読出制御信号を与えることにより
切替時の信頼性を高めている。
【0035】ATM受信装置の実施例(その3):図
6 この実施例では、図3に示した実施例における送信装置
1のSDH終端部12,13で生成されたATMセル中
のペイロード部に挿入されるシーケンス番号の代わりに
ヘッダ部中のVPI/VCI部分(図2参照)に特定の
符号を設定した場合に対応しており、図4の実施例にお
けるシーケンス番号チェック部25,26の代わりにそ
れぞれ特定VPI/VCIの検出部31,32を設けた
ものである。
6 この実施例では、図3に示した実施例における送信装置
1のSDH終端部12,13で生成されたATMセル中
のペイロード部に挿入されるシーケンス番号の代わりに
ヘッダ部中のVPI/VCI部分(図2参照)に特定の
符号を設定した場合に対応しており、図4の実施例にお
けるシーケンス番号チェック部25,26の代わりにそ
れぞれ特定VPI/VCIの検出部31,32を設けた
ものである。
【0036】従って、対向する端局装置から特定なVP
I/VCIを一定間隔で送出してもらい受信側でSDH
終端部21,22で終端した後、メモリ23,24にた
め込み、特定VPI/VCIの検出を検出部31,32
で行う。そして、現用系/予備系で特定VPI/VCI
が検出されたことが一致検出部27で分かったとき、メ
モリ23,24の読出を行い、切替指令信号に従って例
えば予備系のATMセルをATM終端部29に送り、そ
のペイロード部中のデータを装置内に供給する。
I/VCIを一定間隔で送出してもらい受信側でSDH
終端部21,22で終端した後、メモリ23,24にた
め込み、特定VPI/VCIの検出を検出部31,32
で行う。そして、現用系/予備系で特定VPI/VCI
が検出されたことが一致検出部27で分かったとき、メ
モリ23,24の読出を行い、切替指令信号に従って例
えば予備系のATMセルをATM終端部29に送り、そ
のペイロード部中のデータを装置内に供給する。
【0037】ATM受信装置の実施例(その4):図
7 この実施例では、図6に示した実施例において、一致検
出部27とメモリ23,24との間に保護部30を設け
たものである。
7 この実施例では、図6に示した実施例において、一致検
出部27とメモリ23,24との間に保護部30を設け
たものである。
【0038】即ち、ATMセルの特定のVPI/VCI
をチェック部31,32でチェックし一致検出部27で
一致検出した場合、この一致検出が1回だけでなく所定
の複数回に渡って連続したときだけメモリ23,24に
対して読出制御信号を与えることにより切替時の信頼性
を高めている。
をチェック部31,32でチェックし一致検出部27で
一致検出した場合、この一致検出が1回だけでなく所定
の複数回に渡って連続したときだけメモリ23,24に
対して読出制御信号を与えることにより切替時の信頼性
を高めている。
【0039】ATM受信装置の実施例(その5):図
8 この実施例では、図3に示した実施例における送信装置
1のSDH終端部12,13では上記のようにATMセ
ル内に特別のシーケンス番号やVPI/VCIは設定し
ない場合に対応しており、図4の実施例におけるシーケ
ンス番号チェック部25,26や、図6の実施例におけ
る検出部31,32の代わりにそれぞれアイドルセル後
のヘッダ検出部33,34を設けたものである。
8 この実施例では、図3に示した実施例における送信装置
1のSDH終端部12,13では上記のようにATMセ
ル内に特別のシーケンス番号やVPI/VCIは設定し
ない場合に対応しており、図4の実施例におけるシーケ
ンス番号チェック部25,26や、図6の実施例におけ
る検出部31,32の代わりにそれぞれアイドルセル後
のヘッダ検出部33,34を設けたものである。
【0040】ATMシステムでは、データが流れないと
きでもATMセルには空きセルを流す必要があり、この
空きセルのヘッダ部(図2参照)におけるVPIやVC
Iには固有の符号“0”が設定されることになる。
きでもATMセルには空きセルを流す必要があり、この
空きセルのヘッダ部(図2参照)におけるVPIやVC
Iには固有の符号“0”が設定されることになる。
【0041】また、セルのヘッダ部にはHEC演算(生
成多項車間距離演算)結果がVPI/VCI(及び優先
順位を示すビット)以外の残りのヘッダ部に設定される
が、アイドルセルの場合にはこのHEC演算結果は「01
010010」に固定される。
成多項車間距離演算)結果がVPI/VCI(及び優先
順位を示すビット)以外の残りのヘッダ部に設定される
が、アイドルセルの場合にはこのHEC演算結果は「01
010010」に固定される。
【0042】そこで、ヘッダ検出部33,34では、ア
イドルセル並びにこれに続くHEC演算結果を検出し、
現用系/予備系でHECが検出されたことが一致検出部
27で分かったとき、メモリ23,24の読出を行い、
切替指令信号に従って例えば予備系のATMセルをAT
M終端部29に送り、そのペイロード部中のデータを装
置内に供給する。
イドルセル並びにこれに続くHEC演算結果を検出し、
現用系/予備系でHECが検出されたことが一致検出部
27で分かったとき、メモリ23,24の読出を行い、
切替指令信号に従って例えば予備系のATMセルをAT
M終端部29に送り、そのペイロード部中のデータを装
置内に供給する。
【0043】ATM受信装置の実施例(その6):図
9 この実施例では、図8に示した実施例において、一致検
出部27とメモリ23,24との間に保護部30を設け
たものである。
9 この実施例では、図8に示した実施例において、一致検
出部27とメモリ23,24との間に保護部30を設け
たものである。
【0044】即ち、ATMセルの特定のVPI/VCI
をチェック部31,32でチェックし一致検出部27で
一致検出した場合、この一致検出が1回だけでなく所定
の複数回に渡って連続したときだけメモリ23,24に
対して読出制御信号を与えることにより切替時の信頼性
を高めている。
をチェック部31,32でチェックし一致検出部27で
一致検出した場合、この一致検出が1回だけでなく所定
の複数回に渡って連続したときだけメモリ23,24に
対して読出制御信号を与えることにより切替時の信頼性
を高めている。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る2重
化切替方式によれば、送信装置においてATMセルをS
DHフレームのペイロード部に挿入するとき、1ATM
セルを構成する所定バイト数で割ったときの余りバイト
を未使用領域に設定すると共に該ペイロード部にシーケ
ンス番号又は特定のVPI/VCIを付けて或いはこれ
らを付けずに現用系及び予備系の伝送路に送出し、受信
装置では、送られて来た該SDHフレームを一旦各メモ
リに格納すると共に該SDHフレーム中の該シーケンス
番号又は特定のVPI/VCI或いはアイドルセル後の
HECをそれぞれ検出して一致検出したときのみ各メモ
リから読み出すことにより該現用系及び予備系のフレー
ム単位での受信切替を可能にする構成としたので、SD
Hのシステム上にATMのシステムを構築する場合、S
DHのOHバイト(K1/K2)を使用してもATMセ
ル損失/ATMセル同期外れが起こらない。
化切替方式によれば、送信装置においてATMセルをS
DHフレームのペイロード部に挿入するとき、1ATM
セルを構成する所定バイト数で割ったときの余りバイト
を未使用領域に設定すると共に該ペイロード部にシーケ
ンス番号又は特定のVPI/VCIを付けて或いはこれ
らを付けずに現用系及び予備系の伝送路に送出し、受信
装置では、送られて来た該SDHフレームを一旦各メモ
リに格納すると共に該SDHフレーム中の該シーケンス
番号又は特定のVPI/VCI或いはアイドルセル後の
HECをそれぞれ検出して一致検出したときのみ各メモ
リから読み出すことにより該現用系及び予備系のフレー
ム単位での受信切替を可能にする構成としたので、SD
Hのシステム上にATMのシステムを構築する場合、S
DHのOHバイト(K1/K2)を使用してもATMセ
ル損失/ATMセル同期外れが起こらない。
【0046】また、通常にSDHのOHバイト(K1,
K2)を使用して切替えを行った場合、瞬断有りの切替
方式となるが、本方式を用いた場合、ATMセル同期を
取っているので、無瞬断切替えが可能となる。
K2)を使用して切替えを行った場合、瞬断有りの切替
方式となるが、本方式を用いた場合、ATMセル同期を
取っているので、無瞬断切替えが可能となる。
【図1】本発明に係る2重化切替方式に用いるSDHフ
レーム(STM−Nフレーム)のフォーマット図であ
る。
レーム(STM−Nフレーム)のフォーマット図であ
る。
【図2】本発明に係る2重化切替方式に用いるATMセ
ルのフォーマット図である。
ルのフォーマット図である。
【図3】本発明に係る2重化切替方式に用いるATM送
信装置の実施例を示したブロック図である。
信装置の実施例を示したブロック図である。
【図4】本発明に係る2重化切替方式に用いるATM受
信装置の実施例(その1)を示したブロック図である。
信装置の実施例(その1)を示したブロック図である。
【図5】本発明に係る2重化切替方式に用いるATM受
信装置の実施例(その2)を示したブロック図である。
信装置の実施例(その2)を示したブロック図である。
【図6】本発明に係る2重化切替方式に用いるATM受
信装置の実施例(その3)を示したブロック図である。
信装置の実施例(その3)を示したブロック図である。
【図7】本発明に係る2重化切替方式に用いるATM受
信装置の実施例(その4)を示したブロック図である。
信装置の実施例(その4)を示したブロック図である。
【図8】本発明に係る2重化切替方式に用いるATM受
信装置の実施例(その5)を示したブロック図である。
信装置の実施例(その5)を示したブロック図である。
【図9】本発明に係る2重化切替方式に用いるATM受
信装置の実施例(その6)を示したブロック図である。
信装置の実施例(その6)を示したブロック図である。
【図10】ATMセルの一般的なフォーマット図であ
る。
る。
1 ATM送信装置(端局装置) 2 ATM受信装置(端局装置) 11,29 ATM終端部 12,13,21,22 SDH終端部 23,24 メモリ 25,26 シーケンス番号チェック部 28 セレクタ 30 保護部 31,32 特定VPI/VCI検出部 33,34 ヘッダ検出部 図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 9466−5K H04L 11/20 C (72)発明者 藤嶋 英 栃木県小山市城東3丁目28番1号 富士通 ディジタル・テクノロジ株式会社内 (72)発明者 滝澤 雄二 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 太田 宏 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 装置側からのデータによりATMセルを
生成してSDHフレームのペイロード部に挿入すると
き、1ATMセルを構成する所定バイト数で割ったとき
の余りバイトを未使用領域に設定すると共に該ペイロー
ド部にシーケンス番号を付けて現用系及び予備系の伝送
路に送出するATM送信装置と、 該現用系及び予備系の伝送路から送られて来た該SDH
フレームを一旦各メモリに格納すると共に該SDHフレ
ーム中の該シーケンス番号をそれぞれ検出して一致検出
したときのみ各メモリから読み出すことにより該現用系
及び予備系のフレーム単位での受信切替を可能にするA
TM受信装置と、 を備えたことを特徴とした2重化切替方式。 - 【請求項2】 請求項1に記載の2重化切替方式におい
て、該ATM送信装置が該シーケンス番号を該ペイロー
ド部に付けず、その代わりにヘッダ部におけるVPI又
はVCI部分に特定符号を設定し、該ATM受信装置
が、該ATMセル中の特定VPI又はVCI部分をチェ
ックし、該VPI又はVCI部分が一致したら該メモリ
の読出を行うことを特徴とした2重化切替方式。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載の2重化切替方式
において、該ATM送信装置が該シーケンス番号を該ペ
イロード部に付けず、その代わりに該ATM受信装置
が、該ATMセル中のアイドルセルを検出し、該アイド
ルセル検出後のHECが一致したら該メモリの読出を行
うことを特徴とした2重化切替方式。 - 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載の2重
化切替方式において、該ATM受信装置が、該一致検出
を所定回数だけ連続して行った場合に該メモリから読出
を行い、連続して一致しなかったときには読出を停止す
る保護部を備えていることを特徴とした2重化切替方
式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2662095A JPH08223129A (ja) | 1995-02-15 | 1995-02-15 | 2重化切替方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2662095A JPH08223129A (ja) | 1995-02-15 | 1995-02-15 | 2重化切替方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08223129A true JPH08223129A (ja) | 1996-08-30 |
Family
ID=12198524
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2662095A Withdrawn JPH08223129A (ja) | 1995-02-15 | 1995-02-15 | 2重化切替方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08223129A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ES2136572A1 (es) * | 1997-12-11 | 1999-11-16 | Telefonica Sa | Termindador flexible de red sincrona. |
-
1995
- 1995-02-15 JP JP2662095A patent/JPH08223129A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ES2136572A1 (es) * | 1997-12-11 | 1999-11-16 | Telefonica Sa | Termindador flexible de red sincrona. |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020507 |