JPH08222955A - 位相ロック周波数シンセサイザの広帯域周波数変調方法及び装置 - Google Patents

位相ロック周波数シンセサイザの広帯域周波数変調方法及び装置

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JPH08222955A
JPH08222955A JP7332915A JP33291595A JPH08222955A JP H08222955 A JPH08222955 A JP H08222955A JP 7332915 A JP7332915 A JP 7332915A JP 33291595 A JP33291595 A JP 33291595A JP H08222955 A JPH08222955 A JP H08222955A
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JP7332915A
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Shaun Joseph Greaney
ジョセフ グリーニー シャウン
Sanjay Kasturia
カツリア サンジェイ
Denis P Orlando
ピー. オーランド デニス
Michael Edward Prise
エドワード プライス マイケル
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    • H03C3/0975Modifications of modulator for regulating the mean frequency using a phase locked loop applying frequency modulation in the phase locked loop at components other than the divider, the voltage controlled oscillator or the reference clock
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 PLLシンセサイザの周波数変調応答におけ
る周波数依存歪みを最小化する。 【解決手段】 広帯域周波数変調を供給するために用い
られる位相ロックループに含まれる分周器及び位相検出
器の組み合わせは、周波数変調応答において歪みを引き
起こす、ループの帰還経路への疑似遅延の一因となる。
変調信号入力経路への遅延素子の挿入による位相ロック
ループの帰還信号経路への補償遅延の導入は、周波数変
調応答における歪みの最小化を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般に位相ロック発
振器の周波数変調に関し、特に、広帯域位相ロック周波
数シンセサイザの変調応答における歪みの軽減技術に関
する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】電圧制
御発振器(CO)を含む位相ロックループ(PLL)
は、典型的に、種々の用途において安定したすなわち位
相ロック周波数信号を合成するために用いられ、PLL
内のVCOは、変調された位相ロック出力信号を提供す
るために周知の技術により周波数変調することができ
る。例えば、PLLへの変調音声信号の注入は、PLL
を、変調された位相ロック周波数シンセサイザまたはソ
ースと呼ばれる音声情報送信源に変換する。
【0003】その構成に分周器を含むPLLは、広帯域
位相ロック周波数源として動作することができる。広帯
域位相ロック周波数源の周波数変調は、高度無線デジタ
ル通信システム等のシステムにおいて実行される。この
ようなシステムの一例は周波数ホップドコードレス電話
システムであり、これは、単方向通信中に情報を送信す
るために複数の周波数チャンネルを用いている。通信目
的で用いられる広帯域PLLの現行のデザイン構成は、
エル・グェン(L.Nguyen)の“広帯域位相ロック角変調
器”,ジェット推進ラボ 電気通信及びデータ取得進捗
レポート,N90−12798,1989年,第150
〜56頁に開示されており、参照によりここに含まれ
る。しかしながら、グェンに開示されている構成を有す
るPLLはループ帯域幅に及ぶ周波数にわたる均一の偏
重応答を発生しないことが実験的に確かめられている。
これらの周波数の周波数応答における歪みは、周波数ホ
ップドシステムにおいて送信される音声信号の品質やデ
ジタル信号のエラーレートに受け入れがたい歪みを引き
起こす。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、変調信号と帰
還ループの相互作用で生じることがある、広帯域位相ロ
ックループ(PLL)周波数シンセサイザの周波数変調
応答におけるいかなる周波数依存歪みも最小にする技術
に関する。広帯域PLLの現行デザイン構成の1つは、
電圧制御発振器(VCO)と、分周器と、ループフィル
タと、積分ブロックと、位相検出器と、第1及び第2の
加算ブロック、変調源から通じる第1及び第2の変調信
号経路とからなり、前記第1の変調信号経路は前記ルー
プフィルタの入力に至り、前記第2の変調信号経路は前
記ループフィルタの出力に至る。本発明によれば、PL
Lは、第1の変調信号経路への計算された補償遅延量の
導入によって改良される。この補償遅延は、PLLの帰
還経路に分周器より導入されてPLLの変調応答を歪ま
せる疑似位相シフトすなわち遅延を補償するために、第
1の変調信号経路に含められる。PLLの第1の変調信
号経路に導入される補償遅延量は、変調周波数応答にお
ける歪みが特定の周波数で最小になる範囲を決定する。
一実施例において、補償遅延は、第1の変調信号経路に
ローパスフィルタを含めることにより挿入することがで
きる。ローパスフィルタの次数は特定の周波数の経路に
挿入される遅延量を決定する。他の実施例において、補
償遅延は、第1の変調信号経路に含められるデジタル的
に実行される遅延線素子の形で導入することができる。
本発明の多くの利点は詳細な説明及び以下の図面から容
易に明らかになるだろう。
【0005】
【発明の実施の形態】図1は、広帯域周波数変調位相ロ
ック周波数シンセサイザに用いられる構成の典型である
先行技術の位相ロックループ(LL)10の概略ブロッ
ク図を示す。まず、このPLLの構成及び動作の仕方が
以下に詳細に説明され、周波数変調(FM)応答におけ
る歪みを最小にするためにPLL10の変調入力信号経
路に補償遅延を挿入するという本発明の技術の理解のた
めの背景を提供する。次いで、PLL10に補償遅延を
挿入し、追加されるべき補償遅延の最適量を計算する本
発明の技術の詳細な説明が提供される。
【0006】図1を参照すると、PLL10は、位相検
出器12、第1の加算ブロック14、積分ブロック1
6、ループフィルタ18、分周器20、第2の加算ブロ
ック22、電圧制御発振器(VCO)24及び変調信号
源60から構成されている。PLL10は、音声信号等
の注入変調信号を受け入れて処理する追加の構成要素を
含めることができることを理解すべきである。位相検出
器12は、基準入力13、可変周波数入力32及び位相
誤差電圧信号出力34を含む。加算ブロック14は、位
相検出器12の出力34に接続される第1の入力36
と、積分ブロック16の出力40に接続される第2の入
力38を含む。加算ブロック14は、さらに、ループフ
ィルタ18の入力43に接続される出力42を含む。積
分ブロック16はさらに入力46を含む。ループフィル
タ18は、さらに、加算ブロック22の入力45に接続
される出力44を含む。加算ブロック22は、さらに、
入力48と、VCO24の調整入力52に接続される出
力50を含む。VCO24は、さらに、第1の出力54
と、分周器20の入力58に接続される第2の出力56
を含む。また、分周器20は、位相検出器12の入力3
2に接続される出力59を含む。変調信号源60は、積
分ブロック16の入力46と加算ブロック22の入力4
8に接続される。以下に説明されるように、変調信号源
60は、PLL10に注入してVCO24で変調された
出力信号を発生させることができる変調信号を供給す
る。基準信号は、図示しない供給源から位相検出器12
の入力30に供給される。
【0007】言及を容易にするため、以下の記述はPL
L10に関して本発明を説明するために用いられる。位
相検出器12の利得はKφと表わされ、VCO24の利
得はKv/sと表わされる。ここで、sはjωに等し
い。ループフィルタ18の伝達関数はF(s)と表わさ
れ、好適には(1+τ2 s)/(1+τ1 s)に等し
い。積分ブロック16の伝達関数はKvKφ/Nsと表
わされ、分周器の利得は1/Nと表わされる。ここで、
Nは、分周器20が出力59の出力縁を供給する前に入
力58で検出しなければならない前縁の数に等しい。以
下に説明されるように、分周器20の動作はPLL10
のFM応答における歪みを生じることがあり、この歪み
は本発明の技術によって補償することができる。ここで
さらに、位相検出器12の入力30に印加される基準周
波数信号の位相はφr と呼ばれ、位相検出器12の入力
32に印加される周波数信号の位相はφv と呼ばれる。
信号源60よりPLL10の加算ブロック22の入力4
8に印加される変調信号、換言すれば、信号源60より
供給される変調信号はm1 と定義される。加算ブロック
14の入力38に印加される変調信号はm2 と定義され
る。加算ブロック14の入力38に通じる変調信号経路
は第1の変調信号経路と呼ばれ、加算ブロック22の入
力48に通じる変調信号経路は第2の変調信号経路と呼
ばれる。さらに、加算ブロック22の出力50からVC
O24の入力52に至る調整信号経路の調整信号はxと
呼ばれる。
【0008】PLL10の構成要素は標準的な構成要素
であり、これらは、位相ロックループ動作の基本原理に
従って、信号源60より注入される変調信号により周波
数変調することができるVCO24の出力54から出力
信号を供給するために用いることができる。PLL10
の理論的FM応答は、PLL10に線形小信号分析を実
行して確かめることができる。上記に引用したグェンを
参照されたい。次式はPLL10の動作を説明してい
る。すなわち、
【数1】
【数2】
【0009】上記に説明したように、調整信号xは、V
CO24の入力52における、信号源60よりPLL1
0に供給される変調信号の影響を表わし、次式の通り表
わすことができる。すなわち、
【数3】
【数4】 m2及びφの代わりに式4及び式2を式3に用いることに
よって、式3はx=m1に縮めて表わすことができる。
換言すれば、PLL10の理論的信号分析は、信号源6
0からPLL10に供給されるいかなる変調信号につい
ても平坦な周波数応答を示す。なぜなら、m1 は信号源
60より供給される変調信号の関数に等しくなるからで
ある。実際には、PLL10内の位相検出器12、加算
ブロック12及び22、分周器20、ループフィルタ1
8、信号源60及びVCO24は、典型的には従来の別
個の構成要素を用いて実行される。さらに、積分ブロッ
ク16は、典型的には演算増幅器をベースとした積分器
として実行される。
【0010】図2は、FM復調器及び動的信号アナライ
ザを用いてVCO24の出力54で測定された場合のP
LL10のFM応答図を示す。ここで、PLL10の構
成要素は上記に説明した通りに実行される。図2におい
て、変調信号が信号源60よりPLL10に印加される
周波数はx軸のキロヘルツ(KHz)で表わされ、信号
源60より印加される変調のためVCO24より供給さ
れる信号の相対的FM率はy軸のdBで表わされる。図
2を参照すると、PLL10の測定されたFM応答は、
上述したPLLの小信号進分析に基づいて予想されるよ
うに平坦な周波数応答にならず、それどころか歪みを含
んでいることがわかる。周知のように、PLL10の周
波数応答における歪みは、VCO24の入力52への経
路に供給される調整信号xの振幅が、信号源60より供
給される変調信号が変更される周波数としての変調信号
1 の振幅に対して変化する場合に生じることがある。
【0011】再び図2を参照すると、測定されたFM応
答図は、多数の周波数で約2dBの歪みが生じているこ
とを示している。このレベルの周波数歪みは、PLL1
0と同じ構成を有する位相ロックループの変調構造を、
例えば、多値レベル低偏移連続位相周波数シフトキーイ
ング(CPFSK)変調を用いるデジタル無線システム
等のいくつかの非周波数ホップド及び周波数ホップドシ
ステムを使用不能にさせることがあることが周知になっ
ている。
【0012】図1を参照すると、m1 の振幅に対するx
の振幅の変化は、第1及び第2の変調信号経路の伝達関
数が、信号源60より供給される変調信号に関して、第
2の加算ブロック22の出力50で連続的かつベクトル
的に周波数非依存伝達関数に加算しない場合に生じるこ
とがある。信号源60より供給される一定振幅の正弦波
について、m1 の振幅に対するxの振幅の変化は、信号
源60の周波数が変化するにつれて、VCO24の出力
の周波数偏移を変化させる。例えば、PLL10が変調
信号の印加がない場合に出力54から1GHz出力信号
を供給するように構成され、5KHz周波数の変調信号
が、1GHzに関して100KHzの周波数偏移でVC
Oを変調するように調整されたレベルで信号60よりP
LL10に注入された場合、FM応答における歪みのた
め、VCO24は、変調周波数が5KHzから変化する
につれてその周波数偏移が100KHzから離れる出力
信号を供給するようになる。
【0013】予想値からのVCO24の出力の周波数偏
移の変化は、位相検出器12の入力32に至る信号経路
に疑似位相シフトすなわち遅延を持ち込む分周器20で
生じる。VCO24より出力56に供給される信号周波
数の変化は、分周器20の出力周波数の遅延された変化
を引き起こす。この遅延は、分周器20が出力59の出
力前縁を提供する前にプリセット数Nの前縁をカウント
しなければならないために生じる。連続時間分析である
我々の分析においてこの影響をモデル化するために用い
られる近似は、基準周波数の期間の1/2に等しい、分
周器20に帰する時間遅延であり、これは、イーガン(E
gan), ウィリアム(William) の"Sampling Delay - Is I
t Real," RF Design(Feb.1991),reprinted in Breed,G.
A.,ed.,Frequency Synthesis Handbook(1992) pp.28-30
に開示されており、引用によりここに含まれる。この説
明の目的で、周波数が分周器20の入力58で変化する
時間と、出力59の信号周波数が予想通りに変化する時
間の間の遅延は、τと定義される。
【0014】位相ロックループ動作の原理により、位相
検出器12の入力32におけるPLL10信号経路への
遅延τの導入は、加算ブロック14の入力38から加算
ブロック22の出力50までの伝達関数に影響を与え
る。分周器20よりPLL10内に導入された位相遅延
は、本質的に、積分ブロック16を通る第1の変調信号
経路の伝達関数に周波数依存位相シフトを引き起こす。
本発明によれば、PLL10のFM応答における歪み
は、遅延τを補償する、PLL10の帰還信号経路への
補償遅延の導入によって軽減することができる。この補
償遅延は、好適には、第1の変調信号経路、換言すれば
信号源60から加算ブロック14の入力38までの経路
に遅延素子70を入れることによりPLL10内に注入
される。
【0015】図3Aは、先行技術のPLL10の改良さ
れた変形であるPLL100を示す。PLL100の構
成要素は、PLL10の構成要素と同種かつ好適には同
等であり、図1に用いられている同一参照数字を用いて
以下に呼ばれる。同様に、PLL100の信号の流れ
は、PLL10の信号の流れを説明するのに用いた同一
参照記号を用いて以下に説明される。PLL100は、
PLL10と比較した場合、さらに、加算ブロック14
と積分ブロック16の間の第1の変調信号経路に挿入さ
れた遅延素子70を含む。加算ブロック14と積分ブロ
ック16の間への遅延素子70の挿入は模範的なもので
あり、遅延素子70は、信号源60から加算ブロック1
4の入力38までの変調信号経路に遅延を加えるように
働くいかなる適切なやり方でも追加することができるこ
とを理解すべきである。
【0016】分周器20と位相検出器12の組み合わせ
で導入されることがあるいかなる遅延τも補償するため
に、PLL100の第1の変調経路に加えることができ
る補償遅延量は次の通りである。本発明の説明を容易に
するため、遅延τはKφの周波数依存位相項として表わ
され、そこで位相検出器12の利得は
【数5】 と定義される。したがって、図1を参照すると、遅延τ
の影響を含む先行技術のPLL10の線形小信号分析
は、それに応じて式1を修正することにより次のように
表わすことができる。すなわち、
【数6】 また、式2を修正すると次式となる。
【数7】
【0017】図3Aを参照すると、関数C(s)は、遅
延素子70の挿入でPLL100の第1の変調信号経路
に導入される補償遅延を表わすために変調信号m2 に関
する式に含めることができる。したがって、加算ブロッ
ク14の入力38に印加される信号は次の通り表わされ
る。
【数8】 以下に説明されるように、C(s)は、遅延τで生じる
ひずみを補償するように適切に調整することができる。
【0018】式5及び式6に、式7に示されるように補
償遅延C(s)の影響を含むm2 に関する式を用い、式
3を用いてx/m1 について解くと、次のように表わす
ことができる。
【数9】 式8は、ハイパス応答Hh(s)及びローパス応答Hl(s)の
項で書き直すことができる。すなわち、
【数10】
【0019】ここで、それぞれ高周波及び低周波応答伝
達関数に関してPL100の周波数応答を表現するため
に、次の通りとする。
【数11】
【数12】
【外1】
【0020】
【外2】
【0021】本発明の一実施例では、遅延素子70はP
LL内でローパスフィルタとして実行することができ
る。ローパスフィルタは、ループフィルタ18の伝達関
数F(s)が重要になる周波数部分で遅延を近似するこ
とができる伝達関数を有するので、補償遅延を提供する
のに適する構成要素である。F(s)は典型的にローパ
ス応答であり、したがって項Hl(s)は、式11に示され
るように、sが高周波で増加するにつれてゼロに近づく
ことに注目されたい。例として、C(s)の遅延値は、
図3Bに示されるように、一次すなわち一極ローパスフ
ィルタとして遅延素子70を実行することにより近似す
ることができる。従来の一次ローパスフィルタとして実
行される遅延素子70は、積分ブロック16の出力40
と加算ブロック14の入力38の間の信号経路に接続さ
れる抵抗Rと、入力38に最も近い抵抗Rの端部で接地
に分路されるコンデンサCを含む。したがって、遅延素
子70として実行される一次ローパスフィルタの実施例
について、C(s)は(1)/(1+τcomps)にな
る。ここで、τcompは(1)/(RC)に等しい。
【0022】式9に一次ローパスフィルタの伝達関数を
挿入すると、式9は、時定数パラメータτcompの最適値
の決定によりほぼ1に最適化することができる。したが
って、PLL100のFM応答の歪みは、τcompのため
に選択された値により軽減することができる。τcomp
決定されると、一極ローパスフィルタに用いるためのR
及びCの典型的な値は従来技術に従って選択することが
できる。τcompの最適値は、従来通り、まず、式9に示
されているようにPLL100の結合されたハイパス及
びローパス応答を用いて誤差関数e(s,τcomp)を計
算することによって決定することができる。ここで、
【数13】 であり、また一段高くした星印*は複合活用を示す。こ
の誤差関数e(s,τcomp)は1からのx/m1 の偏移の大
きさである。この誤差関数から、e(s,τcomp) の式の最
大値を最小にするτcompの値を決定することができる。
ここで、sは、信号源60より供給される変調信号の周
波数帯域全体に及ぶ。
【0023】しかしながら、誤差関数e(s,τcomp) の最
大誤差を最小にする値τcompに関しての式12の最適化
は、分析的にその十分な普遍性に処理しにくい。したが
って、τcompの最適値は、e(s,τcomp) のパラメータに
適切な値を割り当て、次いでτcomp及び周波数ωの異な
る値についてe(s,τcomp) の値を計算して決定すること
ができる。例えば、PLL100を用いる広帯域変調を
得るために位相検出器12の入力30に好適に印加する
ことができる基準周波数信号は、典型的には150KH
zになる。周知のように、この基準周波数は、周波数シ
ンセサイザのステップサイズすなわちチャンネル間隔f
τにも相当することに注目されたい。したがって、τは
好適には3.33マイクロ(μ)秒(sec)に設定す
ることができ、これはfτの周期の1/2に相当する。
F(s)の好適な値は、5.168μsecのτ1
6.8μsecのτ2 を設定することにより割り当てる
ことができる。さらに、Kvは好適に1.257E8に
設定することができ、Nは6100に設定することがで
き、Kφは3.14に設定することができる。上記の値
について、誤差関数e(s,τcomp) は3.224μsec
に等しいτcompの最小値で最適になる。
【0024】図4Aは、それぞれ、PLL10及びPL
L100の計算されたFM応答の補償されていない量及
び遅延補償された量を示し、ここでは、3.33に等し
い遅延τが分周器20より導入される。変調周波数はx
軸の対数目盛りのヘルツで表わされ、F応答の相対量は
y軸のdBで表わされる。図4Aを参照すると、グラフ
の1つは遅延補償の追加のないPLL10の計算された
応答を示す。第2のグラフはPLL100の計算された
応答を示し、ここでは、遅延補償は、一次ローパスフィ
ルタとして第1の変調信号経路に遅延素子70の追加を
提供するために、式8の表現C(s)=1/(1+τ
comps)においてτcompを3.224μsecに設定す
ることにより印加される。PLL10の補償されていな
い応答と、遅延補償が第1の変調信号経路に遅延素子7
0の追加により加えられるPLL100の補償された応
答との目立つ差違が、特に1000乃至100,000
Hzの周波数で明白である。
【0025】図4Bは、それぞれ、PLL10及びPL
L100の計算されたFM応答の補償されていない位相
及び遅延補償された位相の図を示し、ここでは、3.3
3に等しい遅延τが分周器20により導入されている。
変調周波数はx軸のヘルツの対数目盛りで表わされ、位
相はy軸の度で表わされる。グラフの1つは遅延補償の
追加のないPLL10の計算された応答を示す。第2の
グラフは、上述のように、まず一次ローパスフィルタと
して第1の変調信号経路に遅延素子70を追加し、次い
でC(s)の模範的式で3.224μsecに等しいτ
を設定することにより、遅延補償が加えられたPLLの
100の計算された応答を示す。他の実施例では、多次
すなわち多極ローパスフィルタを、分周器20によりP
LL100の帰還に導入される遅延τで生じるFM応答
におけるひずみを補償するために導入することができる
補償遅延τcompを近似するために遅延素子70として実
行することができる。例えば、1(1+τcomps)2
伝達関数を有する二極ローパスフィルタを遅延素子70
として実行することができる。これを式12のC(s)
の表現に挿入し、次いで、上記に説明したのと同様に誤
差関数計算を実行すると、1.646μsecの値のτ
compがe(s,τcomp) を最適に最小にするものとして計算
される。遅延素子70の一極ローパスフィルタ実施例を
含むPLL100の計算されたFM応答と、PLL10
の計算された補償されていないFM応答を比較する目的
で、遅延素子70の二極ローパスフィルタ実施例につい
て計算されたτcomp値で計算されたFM応答の量と位相
も図4A及び4Bにグラフ化されている。
【0026】本発明の他の対応では、補償遅延は、図5
に示されるように、デジタル的に遅延素子70を実行す
ることにより疑似遅延τを補償するためにPLL100
のループ信号経路に導入することができる。デジタル形
式で実行される遅延素子70はアナログ/デジタルコン
バータ(ADC)を含むことができ、その出力はデジタ
ルクロック回路(DCC)に接続され、DCCはデジタ
ル/アナログコンバータ(DAC)の入力に接続される
出力を有する。DACはさらに加算ブロック14の入力
38に接続される出力を含み、ADCはさらに積分ブロ
ック16の出力40に接続される入力を含む。本発明の
目的のため、DAC,ADC及びDCCは標準的なデジ
タル構成要素であり、DDCはメモリを含む。本発明の
技術によれば、デジタル的に実行される遅延素子70
を、次の通りPLL100の帰還経路にτに等しい補償
遅延τcompを導入するために用いることができる。AD
Cは、積分ブロック16の出力40から供給されるアナ
ログ信号をデジタル化し、このデジタル化信号をDCC
の入力に供給する。DCCはデジタル信号を表わすデー
タをメモリに書き込む。τに等しいτcompの時間経過
後、DDCは、メモリからデジタル信号を表わすデータ
を読み出し、このデータをDACの入力に供給する。次
いで、DACはデジタル化データをアナログ形式に変換
し、積分ブロック16から遅延素子70に初めから供給
されるアナログ信号を復元する。この説明の目的のた
め、DAC,DCC及びADCにおける全処理時間はτ
compに含まれると仮定する。
【0027】
【外3】
【図面の簡単な説明】
【図1】先行技術の広帯域位相ロックループ周波数シン
セサイザのブロック図を示す。
【図2】図1の位相ロックループの実験的実行の周波数
変調応答図を示す。
【図3A】本発明による図1の位相ロックループの変調
信号入力経路への遅延素子の追加を示す。
【図3B】図3Aの位相ロックループの変調信号経路に
適切に入れることができる遅延素子の一極ローパスフィ
ルタ実施例を示す。
【図4A】補償遅延を追加していない図1に示される位
相ロックループの計算された周波数変調応答の大きさ及
び位相のグラフを示す。
【図4B】本発明に従って追加された補償遅延を有する
図3Aに示される位相ロックループの計算された周波数
変調応答の大きさ及び位相のグラフを示す。
【図5】図3Aの位相ロックループの変調信号経路に適
切に入れることができる遅延素子のデジタル的実行を示
す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 サンジェイ カツリア アメリカ合衆国 07748 ニュージャーシ ィ,ミドルタウン,ティンブルフォード レーン 3 (72)発明者 デニス ピー. オーランド アメリカ合衆国 07728 ニュージャーシ ィ,フリーホールド,コーニグ レーン 68 (72)発明者 マイケル エドワード プライス アメリカ合衆国 07716 ニュージャーシ ィ,アトランティック ハイランズ,ウエ スト ハイランド アヴェニュー 98

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周波数変調応答における歪みを最小にす
    るために加えられる補償遅延を有する位相ロックループ
    であって、 第1及び第2の入力ポートと出力ポートを有する第1の
    加算ブロックと、 第1及び第2の入力ポートと出力ポートを有する第2の
    加算ブロックと、 第1及び第2の変調信号経路に変調信号を供給する変調
    源であって、前記第1の変調信号経路は前記変調源から
    前記第1の加算ブロックの第1の入力ポートまで伸びて
    おり、前記第2の変調信号経路は前記変調源から前記第
    2の加算ブロックの第2の入力ポートまで伸びている変
    調源と、 前記第1の変調信号経路に含められる積分ブロックと、 入力及び出力ポートを有し、前記入力ポートが前記第1
    の加算ブロックの出力に接続されると共に、前記出力ポ
    ートが前記第2の加算ブロックの第1の入力ポートに接
    続されているループフィルタと、 調整用入力ポートと出力ポートを有し、前記調整用入力
    ポートが前記第2の加算ブロックの出力に接続されてい
    る電圧制御発振器(VCO)と、 入力及び出力ポートを有し、前記入力ポートが前記VC
    Oの出力ポートに接続されている分周器と、 基準ポート、入力ポート及び出力ポートを含み、基準信
    号が前記基準ポートに供給され、前記入力ポートが前記
    分周器の出力ポートに接続されている位相検出器と、 前記第1の変調信号経路に含められる遅延素子であっ
    て、前記補償遅延を前記ループに導入し、変調信号が前
    記変調源より前記ループに印加される周波数の結果とし
    て前記分周器と位相検出器の組み合わせで導入される疑
    似遅延を補償する遅延素子とからなることを特徴とする
    位相ロックループ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の位相ロックループにおい
    て、遅延素子はローパスフィルタである位相ロックルー
    プ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の位相ロックループにおい
    て、ローパスフィルタは一極フィルタである位相ロック
    ループ。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の位相ロックループにおい
    て、ローパスフィルタは多極フィルタである位相ロック
    ループ。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の位相ロックループにおい
    て、遅延素子はデジタル的に実行される遅延線である位
    相ロックループ。
  6. 【請求項6】 位相ロックループからなる周波数変調広
    帯域位相ロック周波数シンセサイザの周波数応答におけ
    る歪みを最小にする方法であって、前記位相ロックルー
    プは、第1及び第2の入力ポートと出力ポートを有する
    第1の加算ブロックと、第1及び第2の入力ポートと出
    力ポートを有する第2の加算ブロックと、第1及び第2
    の変調信号経路に変調信号を供給する変調源であって、
    前記第1の変調信号経路は前記変調源から前記第1の加
    算ブロックの第1の入力ポートまで伸びており、前記第
    2の変調信号経路は前記変調源から前記第2の加算ブロ
    ックの第2の入力ポートまで伸びている変調源と、前記
    第1の変調信号経路に含められる積分ブロックと、入力
    及び出力ポートを有し、前記入力ポートが前記第1の加
    算ブロックの出力に接続されると共に、前記出力ポート
    が前記第2の加算ブロックの第1の入力ポートに接続さ
    れているループフィルタと、調整用入力ポートと出力ポ
    ートを有し、前記調整用入力ポートが前記第2の加算ブ
    ロックの出力に接続されている電圧制御発振器(VC
    O)と、入力及び出力ポートを有し、前記入力ポートが
    前記VCOの出力ポートに接続されている分周器と、基
    準ポート、入力ポート及び出力ポートを含み、基準信号
    が前記基準ポートに供給され、前記入力ポートが前記分
    周器の出力ポートに接続されている位相検出器と、前記
    第1の変調信号経路に含められる遅延素子とからなる方
    法において、 前記位相ロックループの周波数応答を表わす式を引き出
    す工程と、 ループに導入された時に、前記位相検出器及び分周器の
    組み合わせで導入されるいかなる疑似遅延も補償する補
    償遅延の最適値を計算する工程と、 計算された補償遅延値に基づき、前記第1の変調信号経
    路に含めるために遅延素子を選択する工程とからなるこ
    とを特徴とする方法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の方法において、遅延素子
    はローパスフィルタである方法。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の方法において、ローパス
    フィルタは一極フィルタである方法。
  9. 【請求項9】 請求項7記載の方法において、ローパス
    フィルタは多極フィルタである方法。
  10. 【請求項10】 請求項6記載の方法において、遅延素
    子はデジタル的に実行される遅延線である方法。
JP7332915A 1994-12-22 1995-12-21 位相ロック周波数シンセサイザの広帯域周波数変調方法及び装置 Withdrawn JPH08222955A (ja)

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