JPH082225Y2 - 切削破砕カッター式地層竪坑掘進機械 - Google Patents
切削破砕カッター式地層竪坑掘進機械Info
- Publication number
- JPH082225Y2 JPH082225Y2 JP1908693U JP1908693U JPH082225Y2 JP H082225 Y2 JPH082225 Y2 JP H082225Y2 JP 1908693 U JP1908693 U JP 1908693U JP 1908693 U JP1908693 U JP 1908693U JP H082225 Y2 JPH082225 Y2 JP H082225Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crushed stone
- group
- chamber
- cutting
- knives
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、土中に竪坑を掘鑿して
土砂を破砕すると共に、破砕された土砂をサンドポンプ
にて汲み上げる切削破砕カッター式地層竪坑掘進機械に
関する。
土砂を破砕すると共に、破砕された土砂をサンドポンプ
にて汲み上げる切削破砕カッター式地層竪坑掘進機械に
関する。
【０００２】
【従来の技術】飲料用水、農耕用水等を得るために地中
にボーリングして地下水脈より地下水を汲み上げること
が従来から行われているところである。又地上施設を建
設するために地下岩盤にコンクリート柱を植立しその上
に地上施設を構築することが従来から行われているとこ
ろである。
にボーリングして地下水脈より地下水を汲み上げること
が従来から行われているところである。又地上施設を建
設するために地下岩盤にコンクリート柱を植立しその上
に地上施設を構築することが従来から行われているとこ
ろである。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】本考案は前記従来のボ
ーリング方式が大規模な掘鑿設備、或いは非能率的な従
来の小規模掘鑿機械を用いることなく能率よく、膨大な
設備資金を必要とせず簡単にカッターを交換することに
より異径の竪坑を容易に掘鑿できる地層竪坑掘進機械を
提供することを目的とする。
ーリング方式が大規模な掘鑿設備、或いは非能率的な従
来の小規模掘鑿機械を用いることなく能率よく、膨大な
設備資金を必要とせず簡単にカッターを交換することに
より異径の竪坑を容易に掘鑿できる地層竪坑掘進機械を
提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本考案は、（ａ）上端部
が求心的に縮小された伏椀状砕石集合室１と、（ｂ）伏
椀状砕石集合室１の拡大底面部２に水平状に配設された
固定刃物群３と、（ｃ）固定刃物群３の下方において固
定刃物群３と対向させ、水中モータ７にて回転されるデ
ィスク回転刃物群４と、（ｄ）伏椀状砕石集合室１の上
端縮小部５と連通するサンドポンプ室６と、（ｅ）サン
ドポンプ室６に配設され水中モータ７にて回転される羽
根車８にて吸い込み圧送された含水土石を案内排出する
土石排出管９と、よりなることを特徴とする切削破砕カ
ッター式地層竪坑掘進機械である。
が求心的に縮小された伏椀状砕石集合室１と、（ｂ）伏
椀状砕石集合室１の拡大底面部２に水平状に配設された
固定刃物群３と、（ｃ）固定刃物群３の下方において固
定刃物群３と対向させ、水中モータ７にて回転されるデ
ィスク回転刃物群４と、（ｄ）伏椀状砕石集合室１の上
端縮小部５と連通するサンドポンプ室６と、（ｅ）サン
ドポンプ室６に配設され水中モータ７にて回転される羽
根車８にて吸い込み圧送された含水土石を案内排出する
土石排出管９と、よりなることを特徴とする切削破砕カ
ッター式地層竪坑掘進機械である。
【０００５】
【作用】吊り上げ用フック１２をクレーンに吊す。地表
地面Ａに植設された支持梁１３にて土石排出管９を支持
する。水中モータ７及び土石排出管９はデイスク回転刃
物群４の外径の内側に配設されているから竪坑掘進作用
を妨げることがない。水中モータ７に給電すると、回転
刃物群４は回転し、竪坑Ｂを掘進する。土砂及び固定刃
物群３にて破砕された石魂は孔１ａより流入した水と混
合されて羽根車室６内に吸い込まれ、土石排出管９を経
て地表地上に排出される。
地面Ａに植設された支持梁１３にて土石排出管９を支持
する。水中モータ７及び土石排出管９はデイスク回転刃
物群４の外径の内側に配設されているから竪坑掘進作用
を妨げることがない。水中モータ７に給電すると、回転
刃物群４は回転し、竪坑Ｂを掘進する。土砂及び固定刃
物群３にて破砕された石魂は孔１ａより流入した水と混
合されて羽根車室６内に吸い込まれ、土石排出管９を経
て地表地上に排出される。
【０００６】
【実施例】図面について本考案の実施例を説明する。１
は伏椀状砕石集合室、２は砕石集合室１の拡大底面部、
３は拡大底面部２の内側に水平状に配設された固定刃物
群であって、その下方に水中モータ７にて回転されるデ
イスク回転刃物群４が配設されている。６はサンドポン
プ室であって、砕石集合室１の上端縮小部５と連通して
おり、サンドポンプ室６内に水中モータ７にて回転され
る羽根車８が配設され、羽根車８にて吸い上げられた含
水土石をサンドポンプ室６に接続された土砂排出管９に
てカップリング１０を介して接続され、水中モータ７の
サポーター７ａにて支承された上部土石排出管１１より
地上に排出する。１２は上部土石排出管１１に取り付け
た、クレーンにて吊り上げられるフックを示す。１３は
上部土石排出管１１を支持する支持梁を示す。
は伏椀状砕石集合室、２は砕石集合室１の拡大底面部、
３は拡大底面部２の内側に水平状に配設された固定刃物
群であって、その下方に水中モータ７にて回転されるデ
イスク回転刃物群４が配設されている。６はサンドポン
プ室であって、砕石集合室１の上端縮小部５と連通して
おり、サンドポンプ室６内に水中モータ７にて回転され
る羽根車８が配設され、羽根車８にて吸い上げられた含
水土石をサンドポンプ室６に接続された土砂排出管９に
てカップリング１０を介して接続され、水中モータ７の
サポーター７ａにて支承された上部土石排出管１１より
地上に排出する。１２は上部土石排出管１１に取り付け
た、クレーンにて吊り上げられるフックを示す。１３は
上部土石排出管１１を支持する支持梁を示す。
【０００７】
【操作方法】図１に示す如く水中モータ７の電源回路１
４を電源に接続し水中モータ７を回転する。するとモー
タ軸１５も減速機を介して回転され羽根車８及びデイス
ク回転刃物群４を回転する。デイスク回転刃物群４の直
径は予じめ設定されているから、このデイスク回転刃物
群４の直径に応じた竪坑Ｂがデイスク回転刃物群の前進
方向（下方）に掘鑿されて行くこととなる。デイスク回
転刃物群４にて掘鑿された竪坑Ｂの切削土、石は、破砕
されて固定刃物群３の隙間を通って伏椀状砕石集合室１
内に送り込まれ、上端縮小部５よりサンドポンプ室６内
の羽根車８にて砕石集合室１にあけられた孔１ａより流
入する水と共に土石排出管９に押し上げられ、該土石排
出管１１の上端開口部より連続的に地上Ａに排出され
る。
４を電源に接続し水中モータ７を回転する。するとモー
タ軸１５も減速機を介して回転され羽根車８及びデイス
ク回転刃物群４を回転する。デイスク回転刃物群４の直
径は予じめ設定されているから、このデイスク回転刃物
群４の直径に応じた竪坑Ｂがデイスク回転刃物群の前進
方向（下方）に掘鑿されて行くこととなる。デイスク回
転刃物群４にて掘鑿された竪坑Ｂの切削土、石は、破砕
されて固定刃物群３の隙間を通って伏椀状砕石集合室１
内に送り込まれ、上端縮小部５よりサンドポンプ室６内
の羽根車８にて砕石集合室１にあけられた孔１ａより流
入する水と共に土石排出管９に押し上げられ、該土石排
出管１１の上端開口部より連続的に地上Ａに排出され
る。
【０００８】
【考案の効果】本考案は前記した如く伏椀状砕石集合室
の下部に固定刃物群を取付け、固定刃物群の下方に水中
モータにて回転されるデイスク回転刃物群を配設したこ
とにより、デイスク回転刃物群にて掘鑿された土石は固
定刃物群を通過するとき細かく破砕され、羽根車の吸引
と加圧作用で伏椀状砕石集合室に集合され、羽根車室に
おいて加速されて土石排出管に圧送することができ、伏
椀状砕石集合室とサンドポンプ室の直径を選ぶことによ
り、所要の直径の竪坑を容易に掘鑿することができて汎
用竪坑掘進機として顕著な効果がある。
の下部に固定刃物群を取付け、固定刃物群の下方に水中
モータにて回転されるデイスク回転刃物群を配設したこ
とにより、デイスク回転刃物群にて掘鑿された土石は固
定刃物群を通過するとき細かく破砕され、羽根車の吸引
と加圧作用で伏椀状砕石集合室に集合され、羽根車室に
おいて加速されて土石排出管に圧送することができ、伏
椀状砕石集合室とサンドポンプ室の直径を選ぶことによ
り、所要の直径の竪坑を容易に掘鑿することができて汎
用竪坑掘進機として顕著な効果がある。
【図１】図１は本考案の一部を切欠した正面図。
【図２】図２は本考案の一部を切欠した平面図。
１ 砕石集合室 １ａ 砕石集合室にあけた孔 ２ 砕石集合室の拡大底面部 ３ 固定刃物群 ４ デイスク回転刃物群 ５ 砕石集合管の上端縮小部 ６ サンドポンプ室 ７ 水中モータ ８ 羽根車 ９ 土石排出管
Claims (1)
- 【請求項１】 （ａ）上端部が求心的に縮小された伏椀
状砕石集合室１と、 （ｂ）伏椀状砕石集合室１の拡大底面部２に水平状に配
設された固定刃物群３と、 （ｃ）固定刃物群３の下方において固定刃物群３と対向
させ、水中モータ７にて回転されるディスク回転刃物群
４と、 （ｄ）伏椀状砕石集合室１の上端縮小部５と連通するサ
ンドポンプ室６と、 （ｅ）サンドポンプ室６に配設され水中モータ７にて回
転される羽根車８にて吸い込み圧送された含水土石を案
内排出する土石排出管９と、 よりなることを特徴とする切削破砕カッター式地層竪坑
掘進機械。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1908693U JPH082225Y2 (ja) | 1993-03-24 | 1993-03-24 | 切削破砕カッター式地層竪坑掘進機械 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1908693U JPH082225Y2 (ja) | 1993-03-24 | 1993-03-24 | 切削破砕カッター式地層竪坑掘進機械 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0674691U JPH0674691U (ja) | 1994-10-21 |
| JPH082225Y2 true JPH082225Y2 (ja) | 1996-01-24 |
Family
ID=11989650
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1908693U Expired - Lifetime JPH082225Y2 (ja) | 1993-03-24 | 1993-03-24 | 切削破砕カッター式地層竪坑掘進機械 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH082225Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000328580A (ja) * | 1999-05-18 | 2000-11-28 | Ohbayashi Corp | 掘削装置 |
-
1993
- 1993-03-24 JP JP1908693U patent/JPH082225Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0674691U (ja) | 1994-10-21 |
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