JPH08221A - オイルパーム幹の食物繊維粉末製造法と機能食品 - Google Patents

オイルパーム幹の食物繊維粉末製造法と機能食品

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 食物繊維を多量に含有し、食物繊維および機
能食品として安価で安定した供給を行うことのできる食
物繊維パーム幹粉末とその機能食品をうることを目的と
するものである。 【構成】 オイルパーム幹を切断してから粉砕して、維
管束と食物繊維とに篩別し、その食物繊維を更に35〜
400メッシュ程度に選別し、その後室内気温15℃以
上好ましくは32℃以下で水分含有量18%以下となる
まで風乾燥して、食物繊維を70%以上含有し、ヘミセ
ルロース、セルロース、リグニンを含有するオイルパー
ム幹の食物繊維粉末製品の製造方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オイルパーム幹の食物
繊維粉末製造法と機能食品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】オイルパームは北緯16度から南緯10
度の間に栽培され、原産地西アフリカからジャワに導入
され、現在アフリカ各地、スマトラおよびマライなど中
心に大栽培が行われている油科作物であって、果肉から
とる油をパーム油、穀内の身から搾る油をパーム核油、
カーネル油といって共に食用および工業用に供されてい
る。オイルパームは単位面積当たり油の生産量が作物中
最高でココヤシに次ぐ植物油の給源として世界貿易上最
重要品のひとつになっている。商業的大規模農園が開か
れたのも東南アジアのスマトラおよびマラヤ地域が最初
であり、20世紀初頭のことである。それ以後大農園に
よるオイルパーム栽培は全世界の熱帯地域に広がり、各
大規模農園内または生産集国内部に近代的搾油工場が建
設され、非常に良質のパームオイルおよびパーム核油の
生産が行われている。大規模農園の出現と共にオイルパ
ーム生産物の生産地も大きく変化し、現在ではマレーシ
アおよびインドネシアの二国で世界のパームオイル輸出
量の90%を占めるようになっている。又、生産量の増
大にともない計画的な植栽培が要求される。したがって
20年以上のオイルパーム幹は老パームとなり、幹の処
理に苦難をきたしていた。オイルパーム幹内部は維管束
組織が物理的支えとなり養分の流れを支えているが幹全
体の水分含有量が75%以上の水分を保持しているた
め、熱帯域の気温の高さで倒してからの腐敗が早く副産
物の再利用ができなかった。そこで老樹園を再植するた
め、老パームは倒されその場で焼き捨てられているのが
現状である。以上の如く従来オイルパーム幹からパーム
油、パーム核油が採取され、食用および工業用に供され
ているが採取して後の老パーム幹は焼き捨てられてい
る。ところが焼き捨てるため、乾期(2〜3カ月)に処
理しなければならないことと、老パーム幹を切って栽培
園外へ運び出す方法が高価となるところから再植計画に
苦難をきたしているのが現状である。又、オイルパーム
幹は幹全体の水分含有量が前述した如く75%以上であ
るため、熱帯地域の気温の高さで倒してからの腐敗が早
く副産物の再利用はできなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の問題点
を解消すべく発明されたものである。パーム幹は75%
以上の水分含有量があり、強度の維管束組織と維管束を
とりまく繊維質からなっており、特に維管束は網の目の
ように幹全体を張りめぐらしているため、その処理につ
いて苦難をきわめたが鋭意検討の結果、老パーム幹を倒
し、これを粉砕し、維管束と維管束をとりまく繊維質に
選別することにより、オイルパーム幹を焼き捨てること
なく再利用できることが解かった。したがって、本発明
はオイルパーム幹を焼き捨てるのではなく、食物繊維を
多量に含有し、食物繊維および機能食品として安価で安
定した供給を行うことのできる再利用の可能なオイルパ
ーム幹の食物繊維粉末の製造方法とその機能食品をうる
ことを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は以上のような目
的を達成するために次のようなオイルパーム幹の食物繊
維粉末製造法と機能食品を提供するものである。すなわ
ちオイルパーム幹を切断してから粉砕して維管束と食物
繊維とに選別しその食物繊維を更に35〜400メッシ
ュ程度に選別し、その後室内気温15℃以上好ましくは
32℃以下で水分含有量18%以下となるまで風乾燥
し、食物繊維含有量が70%以上含有し、かつヘミセル
ロース、セルロース、リグニンを含有した食物繊維オイ
ルパーム幹粉末をうることを特徴とする食物繊維粉末製
造法であり、かかる製造法でえられた食物繊維オイルパ
ーム幹粉末からなる機能食品である。
【0005】
【実施例】本発明はオイルパーム樹が樹齢20年以上た
つと老パームとなり、老樹園を再植するために老パーム
を倒し、その場で焼き捨てられている。本発明はパーム
幹を焼き捨てるのではなく副産物パーム幹を産業上に利
用するべく発明したものである。具体的にはオイルパー
ム樹根囲りの土をブルドーザーで除去し、ブルドーザー
先端でパーム樹約3m〜4mの幹にあて押倒し、根より
1m上部の幹を図1の如くチェンソーで切断し、根と幹
に分離する。次にブルドーザ先端に三角錐を取付けて幹
にあて、厚さ5cm〜8cm長さ0.6m〜1.0mの板状
に削る。削られた板状を現場にて高速回転する2枚の刃
を取付け、移動動力機械にて厚さ2cmに粉砕し、強力な
風圧によって排出口に吹き飛ばし、高さ12.5m、幅
6.5mのポリエチレン袋に回収する。その場合、図1
の如く幹の下部約5mと上部約5mは幹の質が異なるの
で袋にして分別する。分別されたパーム幹粉砕物は処理
施設に運搬され、施設に搬入して室内気温15℃以上好
ましくは32℃以下にて下に紙を敷き、その上に拡げて
乾燥に入る。2日間乾燥後、メッシュ0.5m篩にて図
2にしめすような維管束(A)と食物繊維質(B)に分
け、食物繊維質を4日〜6日風乾燥し、水分含有量18
%以下に乾燥し、メッシュ35〜400の篩にかけて食
物繊維多量含有のパーム幹粉末をうる。
【0006】上記製法において乾燥はパーム幹粉砕物の
水分含有量の状態等によって適宜設定されるが乾燥後食
物繊維多量含有パーム幹粉末の水含有量18%以下とな
っていることが重要である。これは商品として流通させ
ることができないからである。又オイルパーム幹粉末を
腐敗させないことからも必要である。そして乾燥の際、
食物繊維多量含有パーム幹粉末を布や紙の上に拡げて時
々撹拌することが望ましい。このようにしてえられたパ
ーム幹粉末は食物繊維含有量70%以上含有し、かつヘ
ミセルロース、セルロース、リグニンが含有した食物繊
維粉末であるので、食物繊維、機能食品、健康食品とし
て供給できる。ちなみに食物繊維多量含有パーム幹粉末
の成分の分析結果によると次のようである。
【0007】 食物繊維多量含有パーム幹粉末の栄養学的品質はパーム幹粉末100g中 分析試験項目 結 果 水 分 12.8% たんぱく質 0.9% 脂 質 0.8% 繊 維 42.9% 糖 質 38.1% 灰 分 4.5%
【0008】 食物繊維多量含有パーム幹粉末の食物繊維、および機能性食品としての分析は 100g中 食物繊維 71.3% ヘミセルロース 23.9% セルロース 32.6% リグニン 13.9% りん 13.8mg/100g 鉄 53.8mg/100g カルシウム 196mg/100g ナトリウム 25.5mg/100g カリウム 1.51% マグネシウム 65.2mg/100g 銅 2.05ppm 亜鉛 42.3ppm
【0009】食物繊維多量含有パーム幹粉末の食物繊維
および衛生的品質は BHC 検出せず DDT 検出せず アルドリン 検出せず ディルドリン 検出せず エンドリン 検出せず 砒素(AS203として) 0.6ppm カドミウム 0.02ppm 総水銀 0.01ppm 以上の如くオイルパーム粉末はヘミセルロース、セルロ
ース、リグニンを多量に含有しているが、これを服用す
ることにより、どのような生理作用があるかどうか検討
してみたところ次のような結果がでた。
【0010】 高脂血症者の血清脂質に対する食物繊維摂取の影響 摂取前 直 後 1週間後 総コレステロール(mg/dl) 278±60 251±46 257±40 LDL-コレステロール(mg/dl) 186±48 162±43 160±41 HDL-コレステロール(mg/dl) 48±10.8 49±10.9 47±9.6 Al(LDL-C/HDL-C) 4.03±1.47 3.49±1.31 3.58±1.36 トリブリヤライド(mg/dl) 252± 230 218 ± 172 286±315 リン脂質(mg/dl) 300±64 278 ± 51 299±62 LDL(mg/dl) 675±180 348 ± 272 409±312 vLDL(mg/dl ) 469±484 348 ± 272 409± 312 TBA 値(nmol/ml) 10.08±3.45 7.89 ±2.78 8.72± 492 以上は平均年齢55歳の労性高脂血症者に2週間朝、
夕、食後にオイルパーム粉末を3g摂取させた結果であ
る。以上の結果からみても血清脂質の改善がみられ、し
かもオイルパーム粉末摂取をやめて2週間後もその結果
は持続し、又血清脂質の高い人ほど効果があった。又、
閉経後の女性高コレステロール血症者についてもオイル
パーム幹粉末摂取による血糖値について検討したとこ
ろ、正常な人でも、糖尿病患者でもオイルパーム幹粉末
を摂取した後の血糖値はブドウ糖や精白米を摂取後のそ
れより明らかに低い。更に糖尿病患者でのオイルパーム
幹粉末摂取は空腹、血糖値、血清コレストロールの改善
がみられた。かくしてえられる本発明食物繊維含有オイ
ルパーム幹粉末は黄色の粉末状で、必要に応じて賦形
剤、例えば澱粉、乳糖、ブドウ糖、水等を加えた後、慣
用の手段を用いて食用に適した形状、顆粒状、錠剤、カ
プセルペート等に形成し、食物繊維を有効に利用するこ
とができる。
【0011】なお、一般男性年齢56歳のものが食物繊
維含有オイルパーム幹粉末3gずつ食後1カ月服用した
ところ、小腸、大腸の動きにより皮膚等に栄養分がまわ
り、肌がすべすべしてきた。又手の甲等にあるメラニン
色素から出来るシミもとれたので機能食品として有用の
ものであることが実証された。
【0012】このように食物繊維含有オイルパーム幹粉
末は機能食品として以上のような効果を有するものであ
るが、その効果を学術的に検証するため、以下のような
実験を行った。まず、5週齢のSpragueーDaw
ly系の雄ラットを用いて、飼料中に食物繊維含有オイ
ルパーム幹粉末(60メッシュ及び100メッシュ)を
5%含有させた場合の消化管機能への影響を、同じ木材
由来の食物繊維であるセルロースを5%含有する飼料の
場合と比較した。
【表1】
【表2】 その結果、上の表1と表2に示すように、内容物の消化
管通過時間に差は見られないが、排泄された糞の性状に
は著しい特徴のあることが判明した。すなわち、セルロ
ース群に比べて、食物繊維含有オイルパーム幹粉末群で
は、糞の湿重量および乾物重量には差が見られないが、
1日当りの糞個数が多い上に糞1個当りの長さと幅が大
きく、糞の容積の有意に大きいことを見いだした。この
ことは糞のカサのみ大きいことが、必ずしも消化管通過
時間を短縮するとは限らないことを示している。
【0013】以上の結果を承けて、この糞のカサ増大効
果により、糞のその他の性状(pH、臭気等)はどうな
っているのか、他の食物繊維と混合して投与した場合に
はどのような効果が現れるかを検討すべく次の実験を行
った。 (実験方法)4週齢(体重73〜84g)のSprag
ueーDawly系雄ラット(東京実験動物(株))を
用い、ショ糖を糖質源とし、各種の栄養素及び食物繊維
を含有する6群(A〜F)の飼料群を投与して、28日
間飼育した。ここでグルコマンナンは水溶性食物繊維製
品、小麦フスマは不溶性食物繊維製品、セルロースはコ
ントロールとして選択したものである。各飼料(実験
食)群の成分組成を表3に示す。
【表3】 ラットは1群につき7匹飼育し、糞は、飼育終了前の5
日間毎日採取し、各群7匹分の糞について、湿重量、p
H、消化管通過時間、アンモニア、総アミン量を測定
し、平均値を算出した。(実験結果)各飼料群における
測定結果を図3に示す。オイルパーム幹繊維群、及びオ
イルパーム幹繊維+グルコマンナン群、オイルパーム幹
繊維+小麦フスマ群の各測定結果をコントロールである
セルロース群と比較検討する。まず、糞の湿重量につい
てみると、オイルパーム幹繊維群、及びオイルパーム幹
繊維+グルコマンナン群、オイルパーム幹繊維+小麦フ
スマ群についてはセルロース群との間に差はほとんど認
められなかった。次に糞のpHについてみると、セルロ
ース群においては7.62と弱アルカリ性となっている
のに対し、オイルパーム幹繊維群では6.76と弱酸性
となっており、低下効果が認められた。オイルパーム幹
繊維+グルコマンナン群、オイルパーム幹繊維+小麦フ
スマ群についても同様に弱酸性となっている。このよう
なpHの低下は腸内において微生物による有害物質の生
成現象がおさえられていることを示している。そこで有
害な代謝産物であるアンモニア、アミン等の臭気成分量
を比較してみると、オイルパーム幹繊維群においてはセ
ルロース群と比較して10分の1以下に低下しており、
顕著な効果が認められた。オイルパーム幹繊維+グルコ
マンナン群、オイルパーム幹繊維+小麦フスマ群につい
ても同様の効果が認められる。次に糞の消化管内通過時
間についてみると、オイルパーム幹繊維群とセルロース
群との間に有意な差は認められない。しかしながら、オ
イルパーム幹繊維+グルコマンナン群、オイルパーム幹
繊維+小麦フスマ群についてはセルロース群と比較して
消化管内通過時間の短縮が顕著に認められる。特にオイ
ルパーム幹繊維+グルコマンナン群において効果が顕著
である。つまり、消化管内通過時間に関しては、オイル
パーム幹繊維単独では効果はないが、他の食物繊維を添
加することによって消化管内通過時間の短い、良質な食
品を得ることができる。
【0014】
【発明の効果】オイルパーム幹は75%以上の水分を保
持しているため熱帯地域の気温の高さで倒してからの腐
敗が早く副産物の再利用ができなかったものを、本発明
によれば老パーム幹を倒し粉砕し、維管束と維管束をと
りまく繊維質に選別し、繊維質を更に細かいメッシュの
篩にかけることにより食物繊維含有量70%以上含有し
かつヘミセルロース、セルロース、リグニンが含有した
オイルパーム幹食物繊維粉末をうることができ、食物繊
維と機能食品に有効に利用することができる。又、本発
明方法は自然を利用した製造法であって熱処理、殺菌、
化学薬品等一切使用しない経済的品質、栄養学的品質、
衛生的品質等の諸要求を同時に満たすことのできる優れ
た食物繊維含有パーム幹粉末をうることができる。さら
に、食物繊維含有パーム幹粉末は糞便のカサを増大させ
る。また、腸内における微生物による有害物質の生成現
象をおさえ、糞便のpHを下げ、臭気成分を減少させる
効果を有する。更にまた他の食物繊維を添加することに
より、消化管内通過時間を短縮し、糞便のpHを下げ、
かつ臭気成分の少ない便を排出させ、便質を改良させる
と共に、便量を増加するなど便通改善の効果を有する優
れた機能食品を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】オイルパーム樹全体図
【図2】オイルパーム樹断面図
【図3】各飼料群を摂取したラットの糞便の湿重量、p
H、消化管内通過時間、臭気成分量を示すグラフ
【符号の説明】
A 維管束 B 食物繊維層

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オイルパーム幹を切断してから粉砕して
    維管束と食物繊維とに篩別し、その食物繊維を更に35
    〜400メッシュ程度に選別し、その後室内気温15℃
    以上好ましくは32℃以下で水分含有量18%以下とな
    るまで風乾燥し、食物繊維含有量が70%以上含有し、
    かつヘミセルロース、セルロース、リグニンを含有した
    食物繊維オイルパーム粉末をうることを特徴とする食物
    繊維粉末製造法。
  2. 【請求項2】 請求項1で得られた食物繊維オイルパー
    ム幹粉末からなる機能食品。
  3. 【請求項3】 請求項1で得られた食物繊維オイルパー
    ム幹粉末に;穀物粉末及び穀物外皮粉末;モロヘイヤ、
    ほうれんそう、人参、アロエ等の野菜粉末;豆類の粉
    末;いも類粉末;種実類粉末;果実粉末;きのこ類粉
    末;海草類粉末;等の植物性食品の乾燥粉末を添加して
    なる機能食品。
  4. 【請求項4】 請求項1で得られた食物繊維オイルパー
    ム幹粉末に;グルコマンナン、サイリュウム、モロヘイ
    ヤ粘質物等の粘質物;アラビアガム、ガラヤガム、ガッ
    ティガム、タマリンド種子ガム、ローカストビーンガ
    ム、グアーガム等の植物ガム;ペクチンおよびその誘導
    体;等の植物性食品から得られる水溶性食物繊維を主と
    する製品を添加してなる機能食品。
  5. 【請求項5】 請求項1で得られた食物繊維オイルパー
    ム幹粉末に;穀類外皮;野菜類;ビート、ごぼう、かん
    ぴょう、たけのこ等;いも類;きのこ類および海藻類等
    から得られる食物繊維;等の不溶性食物繊維を主とする
    製品を添加してなる機能食品。
  6. 【請求項6】 請求項1で得られた食物繊維オイルパー
    ム幹粉末に;カードラン、ジェランガム等の微生物産生
    多糖類;食用酵母粉末およびクロレラ粉末;等を添加し
    てなる機能食品。
  7. 【請求項7】 請求項1で得られた食物繊維オイルパー
    ム幹粉末に;難消化性デキストリン;抵抗性でんぷん;
    オリゴ糖類;等の難消化性糖類を添加してなる機能食
    品。
  8. 【請求項8】 請求項1で得られた食物繊維オイルパー
    ム幹粉末に、上記請求項3〜7に記載した食品粉末、水
    溶性および不溶性の食物繊維、微生物製品および難消化
    性糖類のうち、2つ以上を混合添加してなる機能食品。
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