JPH08221639A - 紙幣自動取扱い装置 - Google Patents
紙幣自動取扱い装置Info
- Publication number
- JPH08221639A JPH08221639A JP7021492A JP2149295A JPH08221639A JP H08221639 A JPH08221639 A JP H08221639A JP 7021492 A JP7021492 A JP 7021492A JP 2149295 A JP2149295 A JP 2149295A JP H08221639 A JPH08221639 A JP H08221639A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bills
- conveyance path
- driving
- banknotes
- storage box
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 紙幣自動取扱い装置において、搬送路を正逆
転可能にすることにより、搬送路を単純な構成にし、搬
送路長を短くし、装置を小型化する。 【構成】 搬送路を正逆転可能とし、1本の線状に構成
する。
転可能にすることにより、搬送路を単純な構成にし、搬
送路長を短くし、装置を小型化する。 【構成】 搬送路を正逆転可能とし、1本の線状に構成
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金融機関等で利用され
ている紙幣自動取扱い装置に関する。
ている紙幣自動取扱い装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の紙幣自動取扱い装置は、紙幣を一
方向に搬送するように構成されており、搬送路駆動用モ
ータの制御が容易で、部品形状(例えばガイド形状)が
比較的簡単である反面、還流収納庫等の各部をつなぐ搬
送路が複雑になり搬送路長が長くなっていた。なお、搬
送方向が一方向の紙幣取扱装置としては、例えば特開昭
62−42296号公報に記載されているものがある。
方向に搬送するように構成されており、搬送路駆動用モ
ータの制御が容易で、部品形状(例えばガイド形状)が
比較的簡単である反面、還流収納庫等の各部をつなぐ搬
送路が複雑になり搬送路長が長くなっていた。なお、搬
送方向が一方向の紙幣取扱装置としては、例えば特開昭
62−42296号公報に記載されているものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、紙
幣搬送路が複雑で搬送路長が長いため、装置が大型化す
るという問題があった。本発明の目的は、このような問
題点を改善し、搬送路を単純な構成にし、搬送路長を短
くし、装置を小型化することにある。
幣搬送路が複雑で搬送路長が長いため、装置が大型化す
るという問題があった。本発明の目的は、このような問
題点を改善し、搬送路を単純な構成にし、搬送路長を短
くし、装置を小型化することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の紙幣自動取扱い装置は、搬送路を正逆転可
能とし1本の線状に構成したことに特徴がある。
め、本発明の紙幣自動取扱い装置は、搬送路を正逆転可
能とし1本の線状に構成したことに特徴がある。
【0005】
【作用】本発明においては、搬送路を正逆転可能にする
ことにより、搬送路を1本の線状の単純な構成にでき、
搬送路長が短くなるので、装置を小型化することができ
る。例えば、ステッピングモータを電流が両方向に流れ
るH回路とし、プログラム制御することにより、入金/
出金/装填処理に応じて搬送路を反転させて高度な紙幣
搬送性能を実現することができる。また、ガイド両端に
開口部を設けることにより、両方向への紙幣搬送を可能
とする。
ことにより、搬送路を1本の線状の単純な構成にでき、
搬送路長が短くなるので、装置を小型化することができ
る。例えば、ステッピングモータを電流が両方向に流れ
るH回路とし、プログラム制御することにより、入金/
出金/装填処理に応じて搬送路を反転させて高度な紙幣
搬送性能を実現することができる。また、ガイド両端に
開口部を設けることにより、両方向への紙幣搬送を可能
とする。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を図1を用いて説明する。図
1は、本発明の紙幣自動取扱い装置の構成を示したもの
である。装置は、紙幣の出し入れを行う紙幣入出金口1
と、紙幣を収納払出する還流収納庫2と、紙幣の真偽等
を鑑別する鑑別部3と、入金紙幣を一時蓄える一時収納
部4と、本体より着脱可能な金庫5と、還流できない紙
幣を収納する収納庫6と、1本の線形状をなしており、
これらの部位をつなぎ紙幣を搬送する搬送路7と、紙幣
の姿勢と重走を検知するセンサ11と、搬送路駆動用モ
ータ(図示せず)の制御等、装置全体を制御する制御部
(図示せず)とで構成されている。本実施例では、搬送
駆動用モータとしてステッピングモータを使用し、駆動
回路をH回路として、プログラムにて正逆方向(正方向
9、逆方向10)に反転制御する。なお、ACモータを
用いる場合にも同様に制御することができる。
1は、本発明の紙幣自動取扱い装置の構成を示したもの
である。装置は、紙幣の出し入れを行う紙幣入出金口1
と、紙幣を収納払出する還流収納庫2と、紙幣の真偽等
を鑑別する鑑別部3と、入金紙幣を一時蓄える一時収納
部4と、本体より着脱可能な金庫5と、還流できない紙
幣を収納する収納庫6と、1本の線形状をなしており、
これらの部位をつなぎ紙幣を搬送する搬送路7と、紙幣
の姿勢と重走を検知するセンサ11と、搬送路駆動用モ
ータ(図示せず)の制御等、装置全体を制御する制御部
(図示せず)とで構成されている。本実施例では、搬送
駆動用モータとしてステッピングモータを使用し、駆動
回路をH回路として、プログラムにて正逆方向(正方向
9、逆方向10)に反転制御する。なお、ACモータを
用いる場合にも同様に制御することができる。
【0007】次に、図2を用い、本実施例の概略動作に
ついて述べる。入金処理を説明する。紙幣入出金口1に
投入された紙幣8は、一枚ずつ分離され(ステップ20
0、201)、搬送路7により矢印9方向に搬送され
(ステップ202)、鑑別部3で真偽等が鑑別された後
(ステップ203)、一時収納部4にスタックされる
(ステップ204)。入金者の確認の操作で、紙幣は一
時収納部4から再び分離され(ステップ205)、搬送
路7にて矢印10方向に搬送され(ステップ206)、
鑑別部3を通りそれぞれの金種ごとに還流収納庫2に収
納される(ステップ207、209)。鑑別部3にて還
流不可と鑑別された紙幣は収納庫6に収納される(ステ
ップ207、208)。
ついて述べる。入金処理を説明する。紙幣入出金口1に
投入された紙幣8は、一枚ずつ分離され(ステップ20
0、201)、搬送路7により矢印9方向に搬送され
(ステップ202)、鑑別部3で真偽等が鑑別された後
(ステップ203)、一時収納部4にスタックされる
(ステップ204)。入金者の確認の操作で、紙幣は一
時収納部4から再び分離され(ステップ205)、搬送
路7にて矢印10方向に搬送され(ステップ206)、
鑑別部3を通りそれぞれの金種ごとに還流収納庫2に収
納される(ステップ207、209)。鑑別部3にて還
流不可と鑑別された紙幣は収納庫6に収納される(ステ
ップ207、208)。
【0008】出金処理を説明する。各還流収納庫2より
紙幣が一枚ずつ分離され(ステップ210、211)、
搬送路7にて矢印10方向に搬送され(ステップ21
2)、紙幣入出金口1にスタックされる(ステップ21
3)。なお、センサ11で紙幣の姿勢と重走を検知して
異常と判定された紙幣は収納庫6へ搬送される。
紙幣が一枚ずつ分離され(ステップ210、211)、
搬送路7にて矢印10方向に搬送され(ステップ21
2)、紙幣入出金口1にスタックされる(ステップ21
3)。なお、センサ11で紙幣の姿勢と重走を検知して
異常と判定された紙幣は収納庫6へ搬送される。
【0009】装填処理を説明する。金庫5に収納された
紙幣は、図示していない一時収納部4の分離機構により
一枚ずつ分離され(ステップ214、215)、搬送路
7により矢印10方向に搬送され(ステップ216)、
鑑別部3で真偽等が鑑別され(ステップ217)、それ
ぞれの金種ごとに還流収納庫2に収納される(ステップ
218、219)。なお、鑑別部3にて還流不可と鑑別
された紙幣は収納庫6に収納される。本実施例によれ
ば、搬送路7は矢印9、10方向に正逆転するので、搬
送路は1本の線で構成できる。
紙幣は、図示していない一時収納部4の分離機構により
一枚ずつ分離され(ステップ214、215)、搬送路
7により矢印10方向に搬送され(ステップ216)、
鑑別部3で真偽等が鑑別され(ステップ217)、それ
ぞれの金種ごとに還流収納庫2に収納される(ステップ
218、219)。なお、鑑別部3にて還流不可と鑑別
された紙幣は収納庫6に収納される。本実施例によれ
ば、搬送路7は矢印9、10方向に正逆転するので、搬
送路は1本の線で構成できる。
【0010】なお、搬送路を1本の線状に構成すること
に伴い、例えばガイド形状を図3(a)に示すようにす
る。すなわち、ガイド14の両端に開口部を設けること
により、多少形状は複雑になるが両方向(矢印15方
向)の紙幣搬送が可能なように構成する。これに対し、
従来の装置では、図3(b)に示すように、ガイド12
の一端に開口部が設けられており、1方向(矢印13方
向)のみに紙幣搬送を行うように構成されていた。
に伴い、例えばガイド形状を図3(a)に示すようにす
る。すなわち、ガイド14の両端に開口部を設けること
により、多少形状は複雑になるが両方向(矢印15方
向)の紙幣搬送が可能なように構成する。これに対し、
従来の装置では、図3(b)に示すように、ガイド12
の一端に開口部が設けられており、1方向(矢印13方
向)のみに紙幣搬送を行うように構成されていた。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、搬送路は線状になるの
で構成が単純になり、搬送路長が短くなり、装置を小型
化することができる。
で構成が単純になり、搬送路長が短くなり、装置を小型
化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における紙幣自動取扱い装置
の構成図である。
の構成図である。
【図2】本発明の一実施例における紙幣自動取扱い装置
の動作を示すフローチャートである。
の動作を示すフローチャートである。
【図3】本発明の一実施例におけるガイド形状を示す図
である。
である。
1−紙幣入出金口、2−還流収納庫、3−鑑別部、4−
一時収納部、5−金庫、6−収納庫、7−搬送路、8−
紙幣、9、10−搬送方向(矢印方向)、11−セン
サ、12−従来のガイド、13−従来の搬送方向、14
−本実施例のガイド、15−本実施例の搬送方向。
一時収納部、5−金庫、6−収納庫、7−搬送路、8−
紙幣、9、10−搬送方向(矢印方向)、11−セン
サ、12−従来のガイド、13−従来の搬送方向、14
−本実施例のガイド、15−本実施例の搬送方向。
Claims (1)
- 【請求項1】 紙幣の出し入れを行う紙幣入出金口と、
紙幣を収納払出する還流収納庫と、紙幣の真偽等を鑑別
する鑑別部と、入金紙幣を一時蓄える一時収納部と、本
体より着脱可能な金庫と、還流できない紙幣を収納する
収納庫と、これらの部位をつなぎ紙幣を搬送する搬送路
とからなる装置において、 該搬送路を1本の線状に構成し、処理内容に応じて該搬
送路を正逆転方向に駆動させる手段を備えたことを特徴
とする紙幣自動取扱い装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7021492A JPH08221639A (ja) | 1995-02-09 | 1995-02-09 | 紙幣自動取扱い装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7021492A JPH08221639A (ja) | 1995-02-09 | 1995-02-09 | 紙幣自動取扱い装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08221639A true JPH08221639A (ja) | 1996-08-30 |
Family
ID=12056477
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7021492A Pending JPH08221639A (ja) | 1995-02-09 | 1995-02-09 | 紙幣自動取扱い装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08221639A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008123072A (ja) * | 2006-11-09 | 2008-05-29 | Hitachi Omron Terminal Solutions Corp | 紙幣取扱装置 |
-
1995
- 1995-02-09 JP JP7021492A patent/JPH08221639A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008123072A (ja) * | 2006-11-09 | 2008-05-29 | Hitachi Omron Terminal Solutions Corp | 紙幣取扱装置 |
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