JPH08221430A - 関連情報検索装置 - Google Patents

関連情報検索装置

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JPH08221430A
JPH08221430A JP7021432A JP2143295A JPH08221430A JP H08221430 A JPH08221430 A JP H08221430A JP 7021432 A JP7021432 A JP 7021432A JP 2143295 A JP2143295 A JP 2143295A JP H08221430 A JPH08221430 A JP H08221430A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、関連情報の効率的な選択を
可能にして、ユーザの意図する情報を容易に取得できる
ようにすることである。 【構成】 入力解釈手段では、言語情報入力手段から出
力された自然言語の解析及びポインティング情報入力手
段から出力されたポインティング動作の対象の認識を行
う。リンク情報検索手段では、入力解釈手段から出力さ
れた解析結果とポインティング対象情報に基いて、リン
ク情報蓄積手段で保持するポインティング対象からのリ
ンクを1つ以上たどり、最終リンク先を取得する。検索
実行手段では、最終リンク先の取得が成功した場合は情
報蓄積手段で保持するリンク先データを検索し、最終リ
ンク先の取得が失敗した場合は自然言語解析結果とポイ
ンティング対象のリンク先情報を基づいて検索式を生成
し情報蓄積手段に対しデータベース検索を行う。出力制
御手段で得られたデータの出力形式を整え、情報提示手
段に提示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テキスト、画像などの
情報を蓄積し検索するシステムにおける、関連情報の検
索装置に関する。
【0002】
【従来の技術】明確な検索要求を持たないユーザが大量
の情報から興味ある情報を取得するには、人間の連想的
な思考方法にそった、関連情報を辿っていく方式が適し
ている。
【0003】関連情報の検索方式としては、ハイパーテ
キスト構造を利用したものがよく知られている。これ
は、表示中のテキストや画像等の中にボタン等を埋め込
み、そのボタンがユーザによりポインティングされれ
ば、あらかじめボタン部分の情報とリンクが張られた関
連情報をシステムが提示する方式である。
【0004】しかし、関連性についてもユーザが意識し
ている場合、ユーザの意図する方向へ効率的に絞り込め
る方法が求められる。このような方法の必要性は、色々
な視点からのリンクが張られ、関連情報が多くなると、
増加すると考えられる。
【0005】ユーザの興味方向へ絞り込む方式として、
特開平1−293433号公報「データ提示方法及び装
置」はリンクの主題項目をメニュー表示してユーザが指
定する方式を提案している。また、特開平5−1281
57号公報「文書検索装置」は分類情報を複数のツリー
で表示して、その中でユーザの指定したノードを選択範
囲とする方式、およびその選択範囲を決める方式にキー
ワード検索方式を組合せ一括検索を行う方式を提案して
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしシステムが提示
するメニュー項目をユーザが目で追ってその中から選択
する方式では、項目数が多くなると効率良く選択するこ
とが困難になる。
【0007】そのため、前述した「データ提示方法及び
装置」の主題項目の一覧表示からの選択や、「文書検索
装置」でのツリーやツリーのノードの選択は、リンク先
の関連情報が多くなると効率が悪くなると予想される。
また、すべての関連情報同士にリンクを張るとリンク数
が膨大となってしまうため、実際には全てのリンクが張
られていない状態になりがちである。しかし従来の方式
では、ユーザはリンクされてないデータを検索すること
はできない。
【0008】本発明の目的は、全ての関連情報同士には
リンクが張られていないデータを対象とした場合に、ハ
イパーテキストの長所である操作容易性を保ちながら、
ユーザの関連情報の効率的な選択を可能にして、意図す
る情報を容易に取得できるようにすることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明第1の発明は、テ
キストや画像等のデータを蓄積するシステムで、利用者
がそのデータに関連した情報を検索できる関連情報検索
装置において、利用者から自然言語やポインティング動
作等の入力を受け付ける入力手段と、前記自然言語の言
語解析と前記ポインティング動作の対象の認識を行う入
力解釈手段と、前記システムで保持しているデータが、
どのような関連情報とリンクしているのかをリンク知識
として保持するリンク情報蓄積手段と、前記入力解釈手
段で解析・認識された結果に従い、前記リンク知識の1
段階以上のリンクをたどって最終のリンク先を求めるリ
ンク情報検索手段と、テキストや画像等のデータを蓄積
するデータベースである情報蓄積手段と、前記リンク先
に従って、前記リンク先のデータを前記情報蓄積手段か
ら取得する検索実行手段とから構成されることを特徴と
する関連情報検索装置。
【0010】また、第2の発明は、第1の発明におい
て、自然言語の同義語や類義語などのシソーラス知識を
保持したシソーラス知識保持手段とをさらに備え、前記
リンク情報検索手段が、前記利用者から入力された自然
言語の中に、前記リンク情報蓄積手段で保持していない
情報が入力されたと判断した場合、前記シソーラス知識
を用いて、前記リンク知識の1段階以上のリンクをたど
ってリンク先を求める処理をさらに行うことを特徴とす
る。
【0011】また、第3の発明は、第2の発明におい
て、前記リンク情報検索手段が、1段階以上のリンクを
たどる際に、前記リンク情報蓄積手段内にリンク先が複
数ある場合に、前記シソーラス知識を用いて前記リンク
先を決定する処理を含むことを特徴とする。
【0012】また、第4の発明は、第1、第2、第3の
発明において、前記リンク情報検索手段が、リンク先を
求めるのに失敗した場合、前記入力解釈手段より入力さ
れた自然言語の解析結果と前記ポインティング動作の対
象の認識結果と共にリンク先未確認フラグを出力し、前
記検索手段が、前記情報蓄積手段で蓄積しているデータ
ベースのスキーマ等の蓄積情報知識を更に保持し、前記
リンク情報検索手段よりリンク先未確認フラグを入力し
た場合に、前記自然言語の解析結果と前記ポインティン
グ動作の対象の認識結果より、前記蓄積情報知識に基づ
いて検索式を作成して検索を実行することを特徴とす
る。
【0013】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図面を用いて説明
する。
【0014】図1は本発明における関連情報検索装置の
構成を示すブロック図である。音声入力やキーボード入
力などの言語情報入力手段001と、マウスやタッチパ
ネルなどのポインティング情報入力手段002と、言語
情報入力手段001から出力された自然言語の解析およ
びポインティング情報入力手段002から出力されたポ
インティング動作の対象の認識を行う入力解釈手段00
3と、入力解釈手段003から出力された解析結果とポ
インティング対象情報に基づき、シソーラス知識保持手
段011で保持する知識を利用して1つ以上のリンクを
たどり、最終リンク先を取得するリンク情報検索手段0
04と、最終リンク先取得が成功すればそのリンク先に
関するデータの検索を行い、失敗すればリンク情報検索
手段004から入力される自然言語解析結果とポインテ
ィング対象のリンク先情報を基に、情報蓄積手段009
で用いたデータベースのスキーマ等の知識を利用して検
索式を生成し、データベースの検索を行う検索実行手段
005と、各テーブル毎の出力形式知識を保持する出力
形式知識保持手段007と、出力形式知識保持手段00
7の知識を利用し、検索結果として得られたテキストや
画像データの出力形式を生成し出力制御を行う出力制御
手段006と、データを提示するディスプレイなどの情
報提示手段008と、テキストや画像などマルチメディ
ア情報を蓄積する情報蓄積手段009と、情報蓄積手段
で保持される情報とその関連する情報へのリンク情報と
そのリンク起点とリンク先の関係情報を格納するリンク
情報保持手段010と、シソーラス知識を保持するシソ
ーラス知識保持手段011とで構成される。
【0015】さらに、本発明の処理の流れの一実施例に
ついて、図面を用いて説明する。
【0016】ユーザの検索要求は、音声入力やキーボー
ド入力などの言語情報入力手段001と、タッチパネル
やマウスなどのポインティング情報入力手段002を通
して入力され、それぞれから自然言語情報、ポインティ
ング位置情報がその入力時間情報と共に入力解釈手段0
03へ出力される。
【0017】本装置が情報提示手段008に提示する情
報は、従来のハイパーテキスト方式同様に、関連情報へ
のリンクが張られている部分である場合、テキストであ
ればフォントや色を変えたり枠で囲ったりする、画像で
あれば枠の色を変える等によってユーザに明示してい
る。
【0018】ユーザからの入力の組合せとしては、1)
ポインティングと自然言語、2)ポインティングだけ、
3)自然言語だけの3種類が考えられる。
【0019】まず1)ポインティングと自然言語が入力
された場合について説明する。入力解釈手段003で
は、ポインティングが入力された時間と自然言語が入力
された時間とを比較し、その時間が重なっている時また
は隔たりが一定時間内であれば同時に入力されたと判断
する。入力解釈手段003では、入力されたポインティ
ング位置情報からポインティングされた対象領域を求
め、その対象領域に付与されたID情報を取得する。I
D情報は他の情報へのリンクを持つ領域だけに付与され
ており、他の情報へのリンクを持たない領域がポインテ
ィングされた場合には、ポインティング動作が行われた
とはみなさず3)の処理を行う。また入力された自然言
語情報を例えば特開平63−030968号公報「言語
解析方式」に記載の構文解析方式を用いて解析を行う。
そしてポインティング対象領域IDと解析結果とをリン
ク情報検索手段004に出力する。
【0020】リンク情報検索手段004では、ユーザの
要求した情報を得ることを目的として、ポインティング
対象領域を起点として解析結果に基づいたリンクをたど
るために、リンク情報蓄積手段010のリンク情報の検
索を行い、最終のリンク先IDを検索実行手段005に
出力する。
【0021】検索実行手段005では、最終のリンク先
IDのデータを検索し、検索結果を出力制御手段006
に出力する。
【0022】出力制御手段006では出力形式知識保持
手段007で保持する知識を利用してその表記形式を生
成し、情報提示手段008に表示する。
【0023】例として、情報蓄積手段009内のデータ
ベーステーブル:ドキュメント上の、ID番号が811
である情報が、図2に示すように情報提示手段008に
表示されているとする。この例では、予めシステムの管
理者、または、作成者等が、どの情報とどの情報とを関
連情報とするかを判断し、図3に示すようなリンク知識
を作成している。リンク知識はリンク情報蓄積手段01
0に保持されている。
【0024】枠で囲んだ’環境対策’や’山川出版’の
領域は、このリンク知識での起点で定義された情報部分
で、関連情報へのリンクが張られた部分を意味する。こ
こでは、これらの情報部分をボタン領域とよぶことにす
る。
【0025】ボタン領域にはそれぞれ領域番号が付けら
れており、ボタン領域やその領域番号の情報は、出力形
式知識保持手段007で保持され、出力制御手段006
でその部分をボタンとして表示する。または、ボタン領
域やその領域番号の情報を、情報蓄積手段009で保持
するデータの中に一定の書式で埋め込んでおき、出力制
御手段006でその部分をボタンとして表示してもよ
い。情報提示手段008で出力されているデータに関し
ては、蓄積されているテーブル名やそのID番号、各ボ
タン領域の領域番号等を、出力状況知識として出力制御
手段008で保持する。
【0026】次に、この図2の表示画面において、ユー
ザが’環境対策’101をポインティングしながら、
「この本の著者の出身は?」と入力した場合に関して説
明する。
【0027】入力解釈手段003では入力された自然言
語の解析を行い、解析結果:検索{obj 出身{mo
d 著者{mod この本}}}を得る。
【0028】また、ポインティングされた座標を認識
し、出力制御手段006へ座標を出力する。出力制御手
段006では入力された座標から出力状況知識を用いて
領域情報の認識を行い、情報蓄積手段009内での情報
格納場所であるデータベースのテーブル名、テーブル内
のID、ボタン領域の組合わせからなる、ポインティン
グ領域IDを取得し、入力解釈手段003に出力す
る。’環境対策’101の領域番号が01であるとする
と、ポインティング領域IDは(ドキュメント,81
1,01)となる。この解析結果とポインティング領域
IDをリンク情報検索手段004に出力する。
【0029】リンク情報蓄積手段010には、起点が認
識できる情報と、リンク先が認識できる情報と、起点と
リンク先の関係を示すラベルの情報が蓄積されている。
例えば図3に示すように、起点情報としては、その情報
蓄積手段009内のデータベースのテーブル名とテーブ
ル内のID番号とボタン領域番号を、リンク先情報とし
てはデータベーステーブル名とテーブル内のID番号を
保持する。また、1つの起点に対して直接複数の関連情
報をリンクさせたい場合は、複数のリンク先を保持する
ことも可能である。このような複数のリンク先を持つ起
点に対して、ポインティング動作のみが入力された場
合、すべてのリンク情報を表示してはユーザにとって情
報過多となる恐れがある。よって、図3に示すように、
デフォルトのリンク先以外には*印をリンク先IDに付
与し、ポインティング動作のみが入力された場合にデフ
ォルトのリンク情報だけを表示することで、ユーザへの
適切な量の情報の提示を行うようにすることなどが考え
られる。
【0030】リンク情報検索手段004では、始めに、
リンク情報蓄積手段010においてポインティング領域
IDのテーブル名、ID、ボタン領域番号が起点となる
リンクを検索する。リンクが一つしか存在しない場合は
そのリンク先を求める。リンクが複数存在する場合は、
自然言語の解析結果の指示語に一番近い修飾語句と対応
するラベルをもつリンクを選択し、そのリンク先を求め
る。修飾語句とラベルが対応するかどうかの判断には、
シソーラス知識保持手段011の類義語知識を利用し、
修飾語句とラベルが完全に一致しなくても、同義または
類似の関係にあれば対応しているとみなす。また、一度
ラベル選択のために用いた修飾語句は処理済みとする。
次に、未処理の修飾語句が存在する限り、リンク先のテ
ーブル名とIDを起点としてもつリンクを検索して、未
処理の修飾語句内で指示語に一番近い修飾語句と対応す
るリンクを選択し、リンク先を求める操作を繰り返す。
最終リンク先が求まれば、そのリンク先を検索実行手段
005に出力する。
【0031】この例の場合、ポインティング領域ID:
(ドキュメント,811,01)を起点とするリンクは
一つだけであり、リンク先としてテーブル名:文献とI
D:805が求まる。
【0032】次に、そのリンク先のテーブル名とIDを
起点とするリンクを検索する。そして、自然言語解析結
果において指示語「この本」に一番近い修飾語句「作
者」に注目し、検索したリンクの中からシソーラス知識
保持手段011の知識を用いて、「作者」と同義または
類似であるラベルを持つリンクを選択する。この例の場
合、ラベル:著者を持つリンクが選択され、そのリンク
先としてテーブル名:著者、ID:821が求まる。さ
らに修飾語「出身」が存在するので、テーブル名:著者
とID:821を起点とするリンクを検索して、その中
から「出身」と同義のラベルを持つリンクを選択する。
【0033】この例の場合、リンク先として、テーブル
名:都市、ID:815が求められる。これ以上未処理
の修飾語が存在しないので、リンク情報検索手段004
はリンク先としてテーブル名とID:(都市,81
5,)を検索実行手段005に出力する。
【0034】情報蓄積手段009では、テキストや画像
等のマルチメディア情報をデータベース上に保持する。
情報は分類され、各分類毎に異なるテーブルで保持され
ている。
【0035】検索実行手段005では、入力されたテー
ブル名とIDをもとに情報蓄積手段009のデータベー
スを検索し、検索結果レコードとテーブル名を出力制御
手段006に出力する。この場合、図4に示すような都
市テーブルのID=815のレコードを検索し、検索結
果レコード:(815、兵庫県、西宮市、38万
人、...)とテーブル名:都市を、出力制御手段00
6に出力する。
【0036】出力形式知識保持手段007では、情報蓄
積手段009内のテーブル毎、あるいはレコード毎に決
められたカラムデータの出力位置やその表示方法、ボタ
ン領域やその領域番号等の出力形式知識を保持する。ボ
タン領域や領域番号の情報については、情報蓄積手段0
09のデータに埋め込んで保持してもよい。例の場合、
出力形式知識保持手段007で、都市テーブルに対して
図5に示すような出力テンプレートを保持する。
【0037】出力制御手段006では、出力形式知識保
持手段007で保持する知識に従ってボタンの作成など
出力形式を生成し、情報提示手段008に表示する。こ
の場合、図6に示すように出力テンプレートにそった形
式を生成して表示する。シアトルの部分が枠で囲んであ
るのは、ボタン領域として表示されていることを意味す
る。
【0038】これにより、ドキュメント→文献の書誌事
項→著者の説明→出身地のデータというようにユーザが
リンクをたどらなくても、出身地データを容易に取得す
ることができる。
【0039】次に1つの起点からのリンク先が複数存在
する場合、入力された自然言語の解析結果を用いてシス
テムがリンク先を決定する例について説明する。
【0040】例として、図2に示すようなドキュメント
が情報提示手段008に表示され、’山川出版’の部分
をポインティングしながら、「この会社の場所は?」と
入力した場合を挙げる。
【0041】入力解釈手段003では入力された自然言
語の解析を行い、解析結果:検索{obj 場所{mo
d この会社}}を得る。またポインティングされた座
標を認識し、出力制御手段008へ座標を出力する。出
力制御手段006では入力された座標から出力状況知識
を用いて領域情報の認識を行い、ポインティング領域I
D:(ドキュメント,811,02)を取得して入力解
釈手段003に出力する。この解析結果とポインティン
グ領域IDをリンク情報検索手段004に出力する。
【0042】リンク情報検索手段004では、リンク情
報蓄積手段010においてポインティング領域IDのテ
ーブル名、ID、ボタン領域番号が起点となるリンクを
検索する。この場合、テーブル名:ドキュメント、I
D:811、ボタン領域番号:02が起点であるリンク
先は複数個検索される。そのため自然言語の解析結果の
指示語に一番近い修飾語句「場所」に対応するラベルを
もつリンクを選択する。シソーラス知識保持手段011
の知識を用いて、「場所」と類似であるラベル:都市を
もつリンクを選択する。よってリンク先として、テーブ
ル名:都市、ID:822が求まる。これ以上未処理の
修飾語句が存在しないので、これを最終リンク先とみな
し、検索実行手段005に(都市,822,)を出力す
る。
【0043】検索実行手段005では、情報蓄積手段0
09において都市テーブルからID=822のレコード
を検索し、テーブル名と共に出力制御手段006に出力
する。出力制御手段006では出力形式知識保持手段0
07で保持する知識を利用してその表記形式を生成し、
情報提示手段008に表示する。
【0044】これにより、1つの起点に多数の関連情報
をリンクさせた場合でも、ユーザは要求する情報だけを
選択的に取得することが出来る。
【0045】また、検索実行手段005では、情報蓄積
手段009で用いたデータベースのスキーマやテーブル
間の結合カラム等のデータベース知識を保持し、自然言
語の解析結果とポインティング対象の認識結果を統合し
て解釈して、データベース知識を利用して検索式を生成
する機能を持つ。検索式の生成には、例えば特開平5−
54067号公報「意味解析方式」、特開平6−195
384号公報「データベースの検索方式」等に記載の方
式を用いればよい。
【0046】もしリンク情報検索手段004で、解析結
果と対応するリンクを見つけられず最終のリンク先の取
得に失敗した場合は、入力された自然言語の解析結果と
ポインティング領域IDのリンク先、およびリンク先未
確認フラグを検索実行手段005に出力する。検索実行
手段005では、リンク先未確認フラグが入力される
と、データベース知識を利用して、自然言語の解析結果
とポインティング領域IDのリンク先から検索式を生成
し、検索を行う。検索結果データは、出力制御手段00
6を通して情報提示手段008に表示する。
【0047】例として情報提示手段008に図2のよう
な情報が提示されているとき、ユーザが’環境対策’1
01をポインティングしながら、「この本の著者の著作
リストは?」と入力した場合について説明する。
【0048】入力解釈手段003では解析結果:検索
{obj 著作リスト{mod 著者{mod この
本}}}を求める。また、出力制御手段006を介し
て、ポインティング領域ID(ドキュメント,811,
01)を求め、解析結果と共にリンク情報検索手段00
4に出力する。
【0049】リンク情報検索手段004では、始めに、
入力されたポインティング領域IDを起点とするリンク
を検索し、リンク先としてテーブル名:文献、ID:8
05が求まる。次に、テーブル名:文献、ID:805
を起点とするリンクを検索し、その中から指示語に一番
近い修飾語句「著者」と同義または類似するラベルをも
つリンクを選択する。よって、リンク先としてテーブル
名:著者、ID:821が求まる。さらにテーブル名:
著者、ID:821を起点とするリンクを検索し、未処
理の修飾語句:「著作リスト」と同一、もしくはシソー
ラス知識保持手段011の知識を用いて「著作リスト」
と同義、類似であるラベルをもつリンクを選択すること
を試みる。しかし、「著作リスト」と同一もしくは同
義、類似であるラベルがリンク情報蓄積手段010に存
在せず、最終のリンク先が求まらない。そこで、リンク
情報検索手段004からは、解析結果:検索{obj
著作リスト{mod 著者{mod この本}}}とポ
インティング領域IDのリンク先(文献,805,)、
およびリンク先未確認フラグを検索実行手段005に出
力する。
【0050】検索実行手段005では情報蓄積手段00
9で利用するデータベースのスキーマ、テーブル間の結
合カラム等のデータベース知識を利用して、解析結果と
ポインティング領域IDのリンク先から検索式を生成
し、検索を行う。検索結果が得られれば検索式における
検索対象リストと検索結果と検索実行フラグとを出力制
御手段006へ出力する。
【0051】この場合、{mod 著者{mod この
本}}から検索条件を、{obj著作リスト}から検索
対象を生成する。データベース知識を用いて「著者」が
データベース上のカラム「文献.著者」に対応すること
を求め、指示語を含む{mod この本}の部分をリン
ク情報検索手段004から出力されたリンク先(文献,
805,)から文献.ID=805という条件として解
釈する。そして検索条件を’文献.著者が文献.ID=
805の文献.著者と等しい’とする。また、「著作リ
スト」がデータベース上のカラム「文献.タイトル」に
対応することを求め、検索条件で利用した「文献.著
者」と合わせて検索対象とする。
【0052】生成した検索式を実行し、得られた検索結
果と、検索式における検索対象と、検索実行フラグとを
出力制御手段006に出力する。出力制御手段006で
は、検索実行フラグが入力された場合、入力された検索
対象と検索結果を表の形式に整形し、図7に示すように
情報提示手段008に出力する。
【0053】これにより、ユーザの要求した情報がポイ
ンティング対象からリンクが張られていない情報の場合
でも、自然言語解析結果にそった検索が成功すれば、ユ
ーザはその情報を取得することができる。
【0054】2)ポインティングだけが入力された場
合、入力解釈手段003では、出力制御手段006を介
してポインティング対象の領域IDを求め、そのポイン
ティング領域IDをリンク情報検索手段004に出力す
る。領域ID情報を持たない、つまり他の情報へのリン
クを持たない領域がポインティングされた場合には、ポ
インティング動作が行われたとはみなさなず処理は行わ
ない。
【0055】リンク情報検索手段004では、リンク情
報蓄積手段010からポインティング領域IDのデフォ
ルトのリンク先IDを検索し、検索実行手段005に出
力する。
【0056】検索実行手段005ではリンク先IDのデ
ータを検索し、検索結果を出力制御手段006に出力す
る。
【0057】出力制御手段006では出力形式知識保持
手段007で保持する知識を利用してその表記形式を生
成し、情報提示手段008に表示する。これは従来のハ
イパーテキストと同様の動作である。
【0058】3)自然言語だけが入力された場合は、入
力解釈手段003では、自然言語情報の解析を行い、解
析結果を検索実行手段005に出力する。
【0059】検索実行手段005では、情報蓄積手段0
09で用いたデータベースのスキーマ等の知識を利用し
て、その解析結果から検索式を生成し検索を行う。出力
制御手段006に検索結果と検索対象リストとが入力さ
れ、表の形式に整形されて情報提示手段008に表示さ
れる。これは従来のデータベース検索における自然言語
インタフェース方式と同様の動作である。
【0060】
【発明の効果】本関連情報検索方式によって、リンクが
張られていない情報に関しては検索を実行し、ユーザが
少しでも多くの情報を取得できるようになる。また自然
言語で関連性を指定することにより、多数のリンク先が
ある場合の選択や、複数段階のリンク先の情報の取得
等、情報の効率的な取得が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における構成の一実施例を示すブロック
図である。
【図2】本発明の一実施例において情報提示手段で提示
するドキュメントの図である。
【図3】本発明の一実施例におけるリンク情報蓄積手段
で保持するリンクに関する情報である。
【図4】本発明の一実施例における情報蓄積手段で保持
する都市テーブルの例である。
【図5】本発明の一実施例において出力形式手段で保持
する都市テーブルのデータの出力テンプレートの例であ
る。
【図6】本発明の一実施例において情報提示手段で提示
する都市データの例である。
【図7】本発明の一実施例における情報蓄積手段で保持
する文献テーブルの例である。
【図8】本発明の一実施例において情報提示手段で表示
する文献目録のデータの例である。
【符号の説明】 001 言語情報入力手段 002 ポインティング情報入力手段 003 入力解釈手段 004 リンク情報検索手段 005 検索実行手段 006 出力制御手段 007 出力形式知識保持手段 008 情報提示手段 009 情報蓄積手段 010 リンク情報蓄積手段 011 シソーラス知識保持手段 101 ボタン01 102 ボタン02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テキストや画像等のデータを蓄積するシス
    テムで、利用者がそのデータに関連した情報を検索でき
    る関連情報検索装置において、 利用者から自然言語やポインティング動作等の入力を受
    け付ける入力手段と、 前記自然言語の言語解析と前記ポインティング動作の対
    象の認識を行う入力解釈手段と、 前記システムで保持しているデータが、どのような関連
    情報とリンクしているのかをリンク知識として保持する
    リンク情報蓄積手段と、 前記入力解釈手段で解析・認識された結果に従い、前記
    リンク知識の1段階以上のリンクをたどって最終のリン
    ク先を求めるリンク情報検索手段と、 テキストや画像等のデータを蓄積するデータベースであ
    る情報蓄積手段と、 前記リンク先に従って、前記リンク先のデータを前記情
    報蓄積手段から取得する検索実行手段とから構成される
    ことを特徴とする関連情報検索装置。
  2. 【請求項2】自然言語の同義語や類義語などのシソーラ
    ス知識を保持したシソーラス知識保持手段とをさらに備
    え、 前記リンク情報検索手段が、前記利用者から入力された
    自然言語の中に、前記リンク情報蓄積手段で保持してい
    ない情報が入力されたと判断した場合、前記シソーラス
    知識を用いて、前記リンク知識の1段階以上のリンクを
    たどってリンク先を求める処理をさらに行うことを特徴
    とする請求項1に記載の関連情報蓄積装置。
  3. 【請求項3】前記リンク情報検索手段が、1段階以上の
    リンクをたどる際に、前記リンク情報蓄積手段内にリン
    ク先が複数ある場合に、前記シソーラス知識を用いて前
    記リンク先を決定する処理を含むことを特徴とする請求
    項2に記載の関連情報蓄積装置。
  4. 【請求項4】前記リンク情報検索手段が、リンク先を求
    めるのに失敗した場合、前記入力解釈手段より入力され
    た自然言語の解析結果と前記ポインティング動作の対象
    の認識結果と共にリンク先未確認フラグを出力し、 前記検索手段が、前記情報蓄積手段で蓄積しているデー
    タベースのスキーマ等の蓄積情報知識を更に保持し、前
    記リンク情報検索手段よりリンク先未確認フラグを入力
    した場合に、前記自然言語の解析結果と前記ポインティ
    ング動作の対象の認識結果より、前記蓄積情報知識に基
    づいて検索式を作成して検索を実行することを特徴とす
    る請求項1、2または3に記載の関連情報検索装置。
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