JPH08219997A - 光電選別装置 - Google Patents

光電選別装置

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JPH08219997A
JPH08219997A JP2510295A JP2510295A JPH08219997A JP H08219997 A JPH08219997 A JP H08219997A JP 2510295 A JP2510295 A JP 2510295A JP 2510295 A JP2510295 A JP 2510295A JP H08219997 A JPH08219997 A JP H08219997A
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JP
Japan
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sorted
photoelectric
light
chute
vertical line
Prior art date
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Pending
Application number
JP2510295A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Anzai
賢一 安西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ANZAI SOGO KENKYUSHO KK
Original Assignee
ANZAI SOGO KENKYUSHO KK
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Publication date
Application filed by ANZAI SOGO KENKYUSHO KK filed Critical ANZAI SOGO KENKYUSHO KK
Priority to JP2510295A priority Critical patent/JPH08219997A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】被選別物に付着した粉塵が光電室の光線透過板
に付着するのを出来るだけ少なく抑えることができる光
電選別装置の提供。 【構成】シュート(50)から流下空間に流下される被
選別物に光線透過板(70,70’)を介して光線を照
射し同被選別物を透過又は反射する光線を検知し検知信
号に基づいて噴射ノズル(60)を作動させることによ
って異色粒子を除去する光電選別装置において、少なく
ともシュート(50)における被選別物の流出点を起点
とする鉛直線側に位置する光透過板(70)の面を、同
鉛直線に沿って平行若しくは広がるように配向させてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、穀類、ナッツ類等の粒
状製品の色彩選別機における光電選別装置の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】大豆等の粒状製品の良品と不良品との混
在したものから良品を選別する装置としていわゆる色彩
選別機がある。このような色彩選別機の光電選別装置の
概略構造を図1に示す。図1において、光源1、センサ
2及びバックグラウンド3等を内部に設けた2つの光電
室4が空間を隔てて対向して設けられて被選別物の流れ
を観察する観察部が構成されている。被選別物は、供給
装置(図示せず)からシュート5に供給されてシュート
5から図中の矢印Bの方向へと観察部内の光電室間の空
間へ順次流出される。被選別物の流下速度が速くなり過
ぎないように、シュート5は、一般的には図示したよう
に傾斜させて取り付けられる。光電室は被選別物に光を
照射し且つ同被選別物の表面によって反射された光を検
知して被選別物の各々に対応する電気信号を生じる。こ
の電気信号に基づいて被選別物の良不良が判定され、判
定結果に基づいて不良品が噴射ノズル6によって弾き飛
ばされることによって選別される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の光電
選別装置においては、被選別物に付着した粉塵が光源、
センサ及びバックグラウンド等に降りかからないように
光電室4を密封した室とし、被選別物と対向する面7を
透明窓板(光線を透過する板)とする構造がとられてい
る。しかしながら、この光電選別装置においては、光電
室4の透明窓板7の面がシュートの方向と平行になされ
ているので、被選別物がシュート5から射出されると粉
塵はそれ自体の重量によってほぼ真下に落下し透明窓板
7上に降りかかって付着する。粉塵が付着すると光の透
過率が低下して出力信号のレベルが低下する等の障害が
あり好ましくない。シュート5が垂直に取り付けられて
いる場合にも、粉塵は比較的重量が小さいので浮遊して
広がりながら落下していくので、下方に行くに従って透
明窓板7の表面により多く付着することになる。
【0004】透明窓板7に付着した粉塵を除去するため
に装置内にクリーニング機構を設けたものがあるが、ク
リーニング機構だけでは清掃が完全ではなく光電室4を
定期的に取り外すして清掃する必要がある。また、クリ
ーニング機構を設けていない場合には、より頻繁に取り
外して清掃する必要がある。清掃の回数は粉塵の付着量
が多い程増すため、粉塵の付着は出来る限り少なくする
のが好ましい。
【0005】本発明は、このような事情に鑑み、粉塵の
付着が出来るだけ少なく抑えることができる光電選別装
置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明においては、少なくとも前記シュートにおけ
る被選別物の流出点を起点とする鉛直線(重力の方向)
側に位置する前記光透過板の面を、同鉛直線に沿って平
行若しくは広がるように配向させている。
【0007】光線透過板の配向角度は、シュートの傾斜
角度、被選別物の重量、被選別物の流下速度、被選別物
の種類(粉塵の付着程度)、粉塵の性質、センサと光源
とバックグラウンドとの配置等に基づいて最適となるよ
うに決定される。特に、光源とセンサとの配置によって
光源からの光が光線透過板を透過せずに光線透過板の内
側面で反射して直接センサに入り込むことがないように
注意しなければならない。そのために、光源及びセンサ
の位置を適宜変更したり、光線透過板の一部に反射を防
止する遮蔽板等の部材を設けてもよい。更に、シュート
の上下に位置する両方の光線透過板を傾斜させてもよい
が、シュートの角度によっては下方側に位置する光線透
過板のみを上記のように配向させるだけでもよい。更
に、シュートが垂直方向に配向される場合もあるが、こ
の場合は、粉塵が下方に落下するに従って周囲に飛散し
て広がるので、光線透過板は鉛直線に沿って広がるよう
に配向するのがよい。
【0008】
【実施例】図2は本発明の光電選別装置の第1の実施例
の概略構成を示す。この装置は、図1に示した装置と同
様に、各々、光源10,10’、センサ20,20’及
びバックグラウンド30,30’等を内部に設けた第1
の光電室40及び第2の光電室40’が空間を隔てて対
向して設けられて被選別物の流れを観察するように構成
されている。被選別物は、供給装置(図示せず)からシ
ュート50に供給されてシュート50から観察部内の光
電室間の空間に順次射出される。被選別物の流下速度が
速くなり過ぎないように、シュート50は、図示したよ
うに傾斜させて取り付けられている。光電室40,4
0’は被選別物に光を照射し且つ同被選別物の表面によ
って反射された光を検知して被選別物の各々に対応する
電気信号を生じる。この電気信号に基づいて被選別物の
良不良が判定され、判定結果に基づいて不良品が噴射ノ
ズル60によって弾き飛ばされることによって選別され
る。更に、被選別物に付着した粉塵が光源及びセンサ等
に降りかからないように光電室40,40’は密封した
室とされ、被選別物と対向する面70,70’が光線を
透過させるように透明窓板とされている。図2から明ら
かなように、第1の光電室40の透明窓板70は、被選
別物がシュート50から流下する点(図2の点A)を起
点とする鉛直線(重力の方向)に対してほぼ平行となる
ように配向されている。また、第2の光電室40’にお
ける透明窓板70’はシュート50の向きとほぼ平行に
なされている。被選別物がシュート50から流下される
と被選別物は図2のBの方向に順次流下される。一方、
被選別物に付着しており且つシュートからの流下に伴い
被選別物から分離した粉塵等はそれ自体の重力により図
に示すようにほぼ鉛直線に沿って落下するが、本発明の
光電選別装置においては透明窓板70が点Aを起点とす
る鉛直線に沿ってほぼ平行となるように配向されている
ので、粉塵の大部分は透明窓板70に降りかかることな
くそのまま垂直方向に落下する。本実施例においては、
第2の光電室40’の透明窓板70’はシュートに対し
てほぼ平行になされているが、この透明窓板70’も第
1の光電室の透明窓板70と同様に傾斜させてもよい。
【0009】図3は本発明の第2の実施例を示す。この
装置においては、シュート51が垂直に配向されてお
り、従って被選別物はシュート51から真下に流下され
る。光電室41,41’は被選別物の流下通路を挟んで
左右に配設されており、光電室41,41’の透明窓板
71,71’は各々鉛直方向に沿って放射状に広がるよ
うに配向されている。光源10,10’、センサ20,
20’、バックグラウンド30,30’及び噴射ノズル
60は図2と同様のものであり、図3において図2と同
一の符号により示している。本実施例ように被選別物が
真下に流下される場合に、被選別物から分離した粉塵は
ほぼ真下に落下すると共に下方に落ちるに従って周囲に
舞い散って広がる傾向がある。本実施例のように透明窓
板が放射状に広がるように配向されていることによっ
て、このように周囲に広がった粉塵が透明窓板に付着す
る割合が低く抑えられる。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば、被選別物がシュートか
ら射出されるときに被選別物に付着した粉塵等がそれ自
体の重量によって落下し或いは舞い飛ぶことにより光電
室の透明窓板に付着する割合を極めて低くすることがで
きるので、透明窓板の清掃効率が高くなり且つ清掃メイ
ンテナンスの回数を極めて少なくすることができ極めて
有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の色彩選別機における光電選別装置の概略
構成図である。
【図2】本発明の光電選別装置の第1の実施例の概略構
成図である。
【図3】本発明の光電選別装置の第2の実施例の概略構
成図である。
【符号の説明】
1,1’,10,10’ 光源、 2,2’,20,
20’ センサ、3,3’,30,30’,31,3
1’ バックグラウンド、4,40,41 光電室、
5,50,51 シュート、6,60 噴射ノズル、
7,70,70’,71,71’ 透明窓板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シュートから流下空間に流下される被選別
    物に光線透過板を介して光線を照射し同被選別物を透過
    又は反射する光線を検知し検知信号に基づいて噴射ノズ
    ルを作動させることによって異色粒子を除去する光電選
    別装置において、少なくとも前記シュートにおける被選
    別物の流出点を起点とする鉛直線側に位置する前記光透
    過板の面を、同鉛直線に沿って平行若しくは広がるよう
    に配向したことを特徴とする光電選別装置。
  2. 【請求項2】シュートから流下空間に流下される被選別
    物に光線透過板を介して光線を照射し同被選別物を透過
    又は反射する光線を検知し検知信号に基づいて噴射ノズ
    ルを作動させることによって異色粒子を除去する光電選
    別装置において、前記シュートが鉛直方向に配向され、
    前記光線透過板が鉛直線に沿って広がるように配向され
    たことを特徴とする光電選別装置。
  3. 【請求項3】前記光線透過板が、少なくとも被選別物を
    照射する光源と同被選別物を透過又は反射した光線を検
    知するセンサとバックグラウンドとを囲繞する光電室に
    設けられた窓板である、請求項1又は2に記載の光電選
    別装置。
  4. 【請求項4】前記光線透過板が被選別物の流下空間を挟
    んで両側に設けられている、請求項1、2又は3に記載
    の光線選別装置。
JP2510295A 1995-02-14 1995-02-14 光電選別装置 Pending JPH08219997A (ja)

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JP2510295A JPH08219997A (ja) 1995-02-14 1995-02-14 光電選別装置

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JP2510295A JPH08219997A (ja) 1995-02-14 1995-02-14 光電選別装置

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JPH08219997A true JPH08219997A (ja) 1996-08-30

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JP2510295A Pending JPH08219997A (ja) 1995-02-14 1995-02-14 光電選別装置

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020913