JPH0821946B2 - Lanブリッジ装置 - Google Patents

Lanブリッジ装置

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JPH0821946B2
JPH0821946B2 JP20065890A JP20065890A JPH0821946B2 JP H0821946 B2 JPH0821946 B2 JP H0821946B2 JP 20065890 A JP20065890 A JP 20065890A JP 20065890 A JP20065890 A JP 20065890A JP H0821946 B2 JPH0821946 B2 JP H0821946B2
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bridge
lan
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routing
port
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Fujitsu Ltd
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【発明の詳細な説明】 〔目次〕 概要 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段 作用 実施例 第1実施例(第1図) 第2実施例(第14図) 発明の効果 〔概要〕 トランスペアラントなMACブリッジを実行するブリッ
ジ装置をソースルーティングブリッジとして動作させる
LANブリッジ装置に関し、 トランスペアラントなMACブリッジとして動作する複
数のLANポートを有するLANブリッジ装置を、このLANブ
リッジ装置が接続されるLANの構成上の制限およびブリ
ッジ処理時間の増大をもたらすことなくソースルーティ
ング処理を実施させることを目的とし、 基本処理部分で学習機能によるブリッジ処理を実行
し、各ポートで固有のMAC処理を実行するように構成さ
れたLANブリッジ装置において、前記ポートをMACブリッ
ジとして動作するブリッジとし、前記LANブリッジ装置
をネットワークとみなしてネットワーク番号を与えるこ
とにより論理的に前記ブリッジを構成要素とするバック
ボーンネットワークを構成し、ソースルーティング処理
を行うよう構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、複数のLAN間をMAC層で接続するLANブリッ
ジ装置に係わり、特にトランスペアラントなMACブリッ
ジを実行するブリッジ装置をソースルーティングブリッ
ジとして動作させるLANブリッジ装置に関する。
近年、LANの汎用化と規模の拡大にともない、種々のL
ANをブリッジして接続する動きは拡大する一方である。
そのためLANを用いたネットワークの構成も複雑化の一
途をたどっている。
〔従来の技術〕
ネットワークの規模が大規模化し、複雑になるにつれ
て、LANの管理を個人の人間が実施することが不可能に
なってきており、そのため管理の困難なMACアドレスの
管理やルーティング情報の設定などは、ブリッジ装置に
おいて自動的に学習することが必須となってきている。
ここでMACとはISO(International Standard Organizat
ion)で制定されている国際標準のOSI(Open System In
terconnect)で規定されたプロトコル階層のうちの1つ
であるデータリンク層を構成する部分である。このプロ
トコルは第15図に示すように7階層で構成される。LAN
(Local Area Network)の場合、データリンク層はMAC
(Media Access Control)/LLC(Logical Link Contro
l)の2つのサブレイヤ(副層)に分割されて制御され
る。またMACブリッジとは複数のLAN間を接続するための
手段をいい、MAC層で接続する場合をブリッジ、物理層
で接続する場合をレピータ,ネットワーク層で接続する
場合をルータ,応用層で接続する場合をゲートウェイと
いう。MACアドレスとはLANにおいて規定される各装置固
有のアドレスであり、ハードウェアアドレスとも呼ばれ
る。IEEEが管理する全世界で固有なアドレス体系(Univ
ersal Address)と各LAN設計者が管理するLogicalアド
レス体系とがある。MACアドレスはMAC制御/MACヘッダに
用いられるが、その一例を第16図に示す。同図のフレー
ムフォーマットで示すように、プロトコル各層は送信の
場合上位層から渡されるデータに、それぞれ各層固有の
ヘッダを追加し、更に下位層へデータ送信を要求する。
受信の場合は自プロトコル層のヘッダを取り除き上位層
へ受信データを渡す処理を行う。
一般にMAC層では、フレームの誤りを検出する処理
と、ソースルーティングの場合のルーティング処理が行
われる。LLC層では論理的に相手装置とのバスを張っ
て、データの再送等の処理を行う。
ルーティングとは発信元のLANから宛先のLANまでの中
継経路の選択の仕方をいう。このルーティング方式には
現在2種類の方法があり、その1つは、送信するフレー
ムに対し余分な情報を付加/削除しないでブリッジする
ためトランスペアラントブリッジ方式と言われ、各ブリ
ッジノード(LANから見た場合にブリッジ動作を行って
いる局)が通信フレームのMACアドレスを認識し、その
アドレスを自ブリッジ内にテーブルとして記憶し、フレ
ームが通過する度にテーブルの更新およびテーブルの内
容にするルーティングを行う方法である。これを第17図
で説明する。第17図はトランスペアラントブリッジのLA
Nポート1に接続されたトランスペアラントLANの局−1
とLANポート4に接続されたトランスペアラントLANの局
−2で通信を行う場合の説明図である。トランスペアラ
ントLANとは通信フレームの情報は変化させずアドレス
の学習によりルーティングを行うLANで、これに対する
ソースルーティングLANとはルーティングをソースルー
ティングにより実行するLANでフレームにルーティング
情報を付加するものである。なお同図(a)のブリッジ
機能とはMACアドレスの学習機能等、ブリッジとしての
機能を実行する部分であり、LANポートとは接続される
各LAN固有のMAC処理を実行する処理部分をいう。局−1
は局−2に向けて(b)に示すフォーマットのフレーム
を送信する。ブリッジ機能はLANポート1から受信した
フレームの発信元アドレスを調べ、アドレス管理テーブ
ルを検索する。アドレス−AAAAAAAAAAAAはテーブル上に
登録されていないため新たにテーブルにそのアドレス−
AAAAAAAAAAAAと受信LANポート番号1を登録する。ブリ
ッジ機能は宛先アドレス−BBBBBBBBBBBBを続いて検索
し、登録されていない場合は、受信LANポート以外の全L
ANポート(LANポート2〜4)に対して送信を実行す
る。局−2は局−1に対して(c)に示すフォーマット
の応答フレームを送信する。ブリッジ機能はLANポート
4から受信したフレームの発信元アドレスを調べ、アド
レス−BBBBBBBBBBBBはテーブル上に登録されていないた
めに新たにテーブルにそのアドレス−BBBBBBBBBBBBと受
信LANポート番号4を登録する。ブリッジ機能は宛先ア
ドレス−AAAAAAAAAAAAを続いて検索し、登録されている
ためテーブル上のLANポート番号のLANポートに対して送
信する。各局間を通信フレームが1往復することでその
両局のアドレスがテーブル上登録された後は、通信に関
係のないLANポート(LANポート2,3)に対する送信要求
は発行されないことになる。ブリッジ装置内での各フレ
ームの送信されるべきLANポートの選択機能をルーティ
ング機能と呼ぶ。各アドレスは送受信により自動的に登
録,更新,検索される。この機能を学習機能と呼ぶ。
もう一方のルーティング方式をソースルーティング方
式といい、送信するフレーム内にそのフレームが通過す
る予定のネットワーク番号とブリッジ番号を付け、各ブ
リッジはその情報によりフレームのルーティング動作を
行う。
〔発明が解決しようとする課題〕
ネットワークの標準化,コンピュータシステムの標準
化が進むにつれて、この両者の世界を結びつけるLANシ
ステムが必要とされるようになってきている。そこでソ
ースルーティング方式を第17図で示したブリッジ装置で
実施する場合を第18図を用いて説明する。本図に示す各
LANポートにはソースルーティングLANが接続されてい
る。ソースルーティングの処理を説明するとフレームフ
ォーマットに示されるアドレス情報によりブリッジノー
ドは自分の物理的な設置位置を認識してフレーム内に自
分を経由するという情報がある場合のみブリッジを実行
する。この構成において接続リングが4つ存在するた
め、1つのソースネットワークに対して3つのターゲッ
トリングが存在することになる。この処理は本図に示す
ようにアドレステーブルが3倍になるのみでなく、ソー
スルーティング同報フレーム(検索フレーム)の場合
は、同一フレームを3個それぞれのリングに送信する必
要があり、ブリッジ機能ルーチンの処理時間は過大なも
のとなる。加えてこの処理と同時にトランスペアラント
ブリッジにおける学習処理を行う場合はブリッジとして
の処理機能が激減することになる。このため接続するLA
Nの数に制限が生じる場合も発生する。
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたもので、ト
ランスペアラントなMACブリッジとして動作する複数のL
ANポートを有するLANブリッジ装置を、このブリッジ装
置が接続されるLANの構成上の制限およびブリッジ処理
時間の増大をすることなくソースルーティング処理を実
施するLANブリッジ装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明の原理説明図である。
基本処理部分で学習機能によるブリッジ処理を実行
し、各ポートで固有のMAC処理を実行するよう構成され
たLANブリッジ装置について、前記ポートをMACブリッジ
として動作するブリッジとし、前記LANブリッジ装置を
ネットワークとみなすと、物理的には(a)に示す構成
であるが、論理的には(b)に示すように前記ブリッジ
を構成要素とするバックボーンネットワークを構成する
ので、このバックボーンネットワークにネットワーク番
号を与えソースルーティング処理を行うように構成す
る。また、各ポートにソースルーティングLANを結合し
た複数個の前記LANブリッジ装置をトランスペアラントL
ANで結合し、このLANブリッジ装置に同一のネットワー
ク番号を与え、論理的に前記各ポートを構成要素とする
バックボーンネットワークを構成し、ソースルーティン
グ処理を行うよう構成する。
〔作用〕
上記バックボーンネットワークにおいて、各ブリッジ
で行う処理は、自接続リングと、バックボーンリングと
のブリッジ機能を実行することである。この場合ソース
ルーティングを実行するために必要な情報は、自接続リ
ング番号,自ブリッジ番号およびバックボーンリング番
号3つであり、他のリング番号を認識する必要がなくな
り、単一ブリッジでブリッジ処理が実行可能となる。つ
まり各ブリッジは自分を経由するフレームのみブリッジ
処理を行えばよいことになる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第2図は本発明の第1実施例を示す構成図である。同
図においてブリッジ装置にはネットワーク番号010を与
え、各LANポートにはソースルーティングLAN001〜004が
接続されている。ソーティングテーブルのターゲットネ
ットワークはすべて本ブリッジ装置のネットワーク番号
010となる。共通部分は、学習機能によるブリッジ処理
を実行する基本処理部分で、第17図で説明したブリッジ
機能と同一の機能である。LANポート1〜4は、ソース
ルーティングに対してのブリッジ機能を実施している。
第17図に示した既存装置に設けられたLANポートと本実
施例のLANポートの相違を第3図,第4図を用いて説明
する。第3図は既存装置のMACブリッジとしてのLANポー
トの動作を説明する図である。同図において、(a)に
示すようにブリッジ装置にはLAN−1とLAN−2が接続さ
れており、各部分を通過する場合のフレーム形式を説明
する。
LAN−1上のフレームは(b)に示すよう宛先アドレ
スと発信元アドレスおよびDATAの前にヘッダ−1を、後
にトレーラ−1を付けている。ポート−1はLAN−1か
ら受信したフレームから(c)に示すようにヘッダ−1
とトレーラ−1を削除し、共通部分に対して通知する。
共通部分は、渡されたフレームに学習機能によるルーテ
ィングを実行したあとポート−2に対してフレームを送
信する。ポート−2は、(d)に示すように共通部分か
ら渡されたフレームにヘッダ−2とトレーラ−2を追加
してLAN−2に対し送信する。ここでヘッダ−1/2,トレ
ーラ−1/2はそれぞれ各LANに固有なフォーマットコード
で記述される部分である。
第4図は本実施例のソースルーティングブリッジの動
作を説明する図である。本図(a)に示すようにLAN−
1とLAN−2を接続するブリッジ装置において、各部分
を通過する場合のフレーム形式を説明する。(b)に示
すようにLAN−1上のフレームは第3図(b)に示すフ
レームに対してルーティング情報が付加されている。こ
のフレームを受信したポート−1はこのルーティング情
報を解析し、ソースルーティング同報フレームの場合
は、ルーティング情報に自ルーティング情報比較因子を
加え、特定ルート確定フレーム(Specific Routeフレー
ム)の場合は、自ルーティング情報比較因子が存在する
場合のみ、共通部分に対して通知する。この処理によ
り、ルーティング情報は$付きに変化し、ヘッダ−1,ト
レーラ−1を削除して(c)に示すフレームを共通部分
に渡す。共通部分は、渡されたフレームに学習機能によ
るルーティングを実行したあとポート−2にフレームを
送る。ポート−2は、共通部分から渡されたフレームの
ルーティング情報$を解析し、ソースルーティング同報
フレームの場合は、ルーティング情報に自ルーティング
情報比較因子を加え、特定ルート確定フレームの場合
は、自ルーティング情報比較因子が存在する場合のみ、
LAN−2に対し送信する。このときのフレームは(d)
に示すようにルーティング情報$$とヘッダ−2,トレー
ラ−2が付けられている。
以上の説明から明らかなように、第4図に示す本実施
例のLANポートは既存装置のLANポートにおけるMACヘッ
ダ/トレーラの削除/追加に加え、ソースルーティング
におけるブリッジ動作を実行する。しかし共通部分の動
作は第3図に示す既存装置の場合も第4図に示す本実施
例の場合も同じ動作をする。
そして、第4図で説明した動作は本実施例のLANポー
トをブリッジとし、ブリッジ装置をネットワークとみな
し、ネットワーク番号を与えることにより論理的にこの
ブリッジを構成要素とするバックボーンネットワークを
構成し、ソースルーティング処理を行ったことを表して
いる。この理解を容易にするため第5図に示すネットワ
ーク構成図におけるソースルーティングについて説明す
る。第5図に示すネットワーク構造は発信元のWSと宛先
のHostとの間に3個のネットワーク(001〜003)があ
り、これを2個のブリッジA,Bで接続している。ここで
フレームフォーマットについて第10〜12図で簡単に説明
する。フレームフォーマットは第10図に示す宛先アドレ
ス(DA);発信元アドレス(SA),ルーティング情報
(RI)を含む。第11図は発信元アドレスのフォーマット
を示す。この最上位ビットはルーティング情報インジケ
ータで、0はルーティング情報が存在しない場合を示
し、1は存在する場合を表す。第12図はルーティング情
報(RI)のフォーマットを示す。RDFieldは経路を示す
ルーティング指示RD1,RD2,……RDnからなり、各RDの詳
細は同図下部に示すようにリングNo.,ブリッジNo.から
なる。
第6図は発信元であるWSがHostまでのルートを確立す
るために送信する検索フレーム(All Paths Explorer)
を示す。発信元アドレスが5図に示す400011112222から
C00011112222となっているのは、第11図で示したルーテ
ィング情報インジケータが1となっているため0100(=
4)が1100(=C)となったものである。第7図はブリ
ッジNo.Aでの処理を示したものである。ブリッジNo.Aは
SAの最上位アドレスが1にセットされているためこのフ
レームを受信する。RCFの値によりAll Paths Explorer
フレームと認識し、LLLLLの値が2であるために第1番
目のブリッジとして認識し、RCFにつづいてRD1,RD2を追
加する。このとき、自ブリッジ可能転送長FFFの値を設
定し、LLLLLの値にRD1,RD2の値4バイトを加えた値を設
定する。
第8図はブリッジNo.Bでの処理を示す図である。ブリ
ッジNo.BはSAの最上位アドレスがセットされているため
第7図に示すフレームを受信する。RCFの値によりAll P
aths Explorerフレームと認識し、LLLLLの値が2でない
ため途中のブリッジとして認識し、RCFにつづいているR
D1,RD2にRD3を追加する。このときRD2に自ブリッジNo.
を追加するとともに自ブリッジ可能転送長FFFの値を設
定し、LLLLLの値にRD3の値2バイト長を加えた値を設定
する。
第9図は宛先ホストでの処理を示す図である。宛先ホ
ストは自アドレス宛のAll Paths Explorerフレームであ
ると認識し、そのフレームに対して応答フレームを作成
する。この場合、WS迄のルートは上記フレームにおいて
確立されているためにHostはRCF内のDirectionビットを
セットし、受信フレームのルーティング情報の逆のルー
トに従って応答フレームを送信する。次に応答フレーム
でのブリッジ処理について説明する。ブリッジA,Bはこ
のフレームが、固定ルートが入っているSpecific Routi
ngフレームであるために、受信し、内部のルーティング
情報内に自ルーティング情報が存在することを確認した
後、ブリッジ動作を実行する。
次に応答フレーム受信によるWSの処理について説明す
る。All Paths Explorerフレームは宛先アドレスまでの
ルートの数だけ、宛先局により受信されることになる。
宛先局はその全てに対して応答フレームを送信するた
め、発信元局であるWSはルートの数だけの応答フレーム
を受信する。受信した応答フレームの中から適当なルー
トをWSは選択し、そのルートを当該アドレスに対するル
ーティング情報としてテーブルに記憶する。
以上に説明した動作を第2図に示した本実施例は実施
することができる。すなわち、各LANポートはブリッジ
A,Bの動作を行い、ネットワーク番号を与えられたブリ
ッジ装置はネットワーク001〜003と同じ動作を行う。
次に本実施例を第18図で説明した従来例と比較してみ
る。第13図は、両者の処理時間を比較した説明図であ
る。本図において、共通部分は、検索フレーム(All Pa
ths Explorer)に対する処理は実行せず各ポートがそれ
ぞれ自己に関連する情報に対してのみ処理を実行する。
共通部分で実行する処理速度と、ポートで実行する処理
速度を同じと仮定すると、A=B=C=D=E=F=G
=T(時間)となり、第18図で示す従来例の場合の処理
時間は、 A+B+C=3×T 本実施例の場合はE,F,Gが同時に実行されるため、 D+(E+F+G)/3=2×T となりT時間早く処理できる。
次に第2実施例を第14図を用いて説明する。第14図は
第1実施例のブリッジ装置をトランスペアラントLANで
接続した場合である。そして各ブリッジ装置に同一のネ
ットワーク番号を与えることにより、(b)に示すごと
く論理的には各ポートをブリッジとするバックボーンネ
ットワークを構成し、第1実施例で説明したと同様にソ
ースルーティング処理を実施することができる。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明はブリッジ装
置のブリッジ機能に対しネットワーク番号を与えること
によりソースルーティング処理を単一LANポートで実行
し、装置のブリッジ機能ルーチン処理を増加させず、各
ポートで並列処理を可能とし、ソースルーティング処理
によるブリッジ性能の低下を防止する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図、第2図は本発明の第1実
施例の構成図、第3図はMACブリッジ動作を説明する
図、第4図はソースルーティングブリッジの動作を説明
する図、第5図はネットワーク構成図、第6図はルート
検索フレームの説明図、第7図はブリッジNo.Aでの処理
説明図、第8図はブリッジNo.Bでの処理説明図、第9図
はターゲットホストでの処理説明図、第10図はフレーム
フォーマットの説明図、第11図は送信元アドレスの説明
図、第12図はルーティングインフォメーションの説明
図、第13図は第1実施例と従来例との処理時間比較説明
図、第14図は本発明の第2実施例説明図、第15図はOSI
で規定されたプロトコル階層を示す図、第16図はフレー
ムフォーマット説明図、第17図はトランスペアラントブ
リッジ説明図、第18図はブリッジのソースルーティング
動作説明図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基本処理部分で学習機能によるブリッジ処
    理を実行し、各ポートで固有のMAC処理を実行するよう
    に構成されたLANブリッジ装置において、前記ポートをM
    ACブリッジとして動作するブリッジとし、前記LANブリ
    ッジ装置をネットワークとみなしてネットワーク番号を
    与えることにより論理的に前記ブリッジを構成要素とす
    るバックボーンネットワークを構成し、ソースルーティ
    ング処理を行うことを特徴とするLANブリッジ装置。
  2. 【請求項2】各ポートにソースルーティングLANを結合
    した複数個の前記LANブリッジ装置をトランスペアラン
    トLANで結合し、該LANブリッジ装置に同一のネットワー
    ク番号を与えることにより論理的に前記各ポートを構成
    要素とするバックボーンネットワークを構成し、ソース
    ルーティング処理を行う第1項記載のLANブリッジ装
    置。
JP20065890A 1990-07-26 1990-07-26 Lanブリッジ装置 Expired - Lifetime JPH0821946B2 (ja)

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JPH07202927A (ja) * 1993-12-22 1995-08-04 Internatl Business Mach Corp <Ibm> マルチポート・ブリッジ
JP4707288B2 (ja) * 2001-09-27 2011-06-22 富士通株式会社 ネットワーク監視装置およびネットワーク監視方法

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