JPH08218351A - ダム堤体用ゲートの開閉装置 - Google Patents
ダム堤体用ゲートの開閉装置Info
- Publication number
- JPH08218351A JPH08218351A JP5057195A JP5057195A JPH08218351A JP H08218351 A JPH08218351 A JP H08218351A JP 5057195 A JP5057195 A JP 5057195A JP 5057195 A JP5057195 A JP 5057195A JP H08218351 A JPH08218351 A JP H08218351A
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- Japan
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- gate
- hydraulic cylinder
- horizontal
- fixed machine
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ダム堤体の頂面に不自然な転向シーブ室や操
作室が突出しない、したがって、周囲の自然景観にマッ
チしたダム堤体用ゲートの開閉装置を図る。 【構成】 ゲート２を案内して上下方向に延びるととも
に一定ピッチで水平孔１２がそれぞれ穿設された左右１
対のガイドレール１と、中央部に上記一定ピッチと同一
長さのストロークを有する昇降用鉛直油圧シリンダ１１
が，左右端部に先端部が水平孔１２に嵌脱可能の固定用
水平油圧シリンダ８がそれぞれ取付けられた上部可動型
固定機１０と、上面中央部に昇降用鉛直油圧シリンダ１
１のロッド下端部が，下面中央部にゲート２の上端部
が，左右端部に先端部が水平孔１２に嵌脱可能の固定用
水平油圧シリンダ８がそれぞれ取付けられた下部可動型
固定機４とを具えたこと。
作室が突出しない、したがって、周囲の自然景観にマッ
チしたダム堤体用ゲートの開閉装置を図る。 【構成】 ゲート２を案内して上下方向に延びるととも
に一定ピッチで水平孔１２がそれぞれ穿設された左右１
対のガイドレール１と、中央部に上記一定ピッチと同一
長さのストロークを有する昇降用鉛直油圧シリンダ１１
が，左右端部に先端部が水平孔１２に嵌脱可能の固定用
水平油圧シリンダ８がそれぞれ取付けられた上部可動型
固定機１０と、上面中央部に昇降用鉛直油圧シリンダ１
１のロッド下端部が，下面中央部にゲート２の上端部
が，左右端部に先端部が水平孔１２に嵌脱可能の固定用
水平油圧シリンダ８がそれぞれ取付けられた下部可動型
固定機４とを具えたこと。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はダム堤体用ゲートの開閉
装置に関する。
装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】例えば、ダム堤体用予備ゲートの開閉装
置としては、従来、図５斜視図に示すように、ワイヤロ
ープ式のものが知られている。すなわち、ダム堤体０１
において、予備ゲート開閉装置は、ゲート０２を吊り下
げるワイヤロープ０３と、ダム堤体の上端でワイヤロー
プ０３の向きを上下方向から上流水平方向へ変える転向
シーブ０４が内部に配設されてなりダム堤体０１の上端
下流側に突設された転向シーブ室０５と、ダム堤体０１
の上端部を水平流れ方向に貫通するワイヤロープ０３の
上端部を巻回するドラム，モータ等の開閉装置０６が内
部に配設されてなりダム堤体０１の上端上流側に突設さ
れた操作室０７等から形成されている。なお、同図で０
８は放流管、０９はコンクリートジヨイント、０１０は
点検フロア、０１１は戸当り、０１２はゲート受台であ
る。
置としては、従来、図５斜視図に示すように、ワイヤロ
ープ式のものが知られている。すなわち、ダム堤体０１
において、予備ゲート開閉装置は、ゲート０２を吊り下
げるワイヤロープ０３と、ダム堤体の上端でワイヤロー
プ０３の向きを上下方向から上流水平方向へ変える転向
シーブ０４が内部に配設されてなりダム堤体０１の上端
下流側に突設された転向シーブ室０５と、ダム堤体０１
の上端部を水平流れ方向に貫通するワイヤロープ０３の
上端部を巻回するドラム，モータ等の開閉装置０６が内
部に配設されてなりダム堤体０１の上端上流側に突設さ
れた操作室０７等から形成されている。なお、同図で０
８は放流管、０９はコンクリートジヨイント、０１０は
点検フロア、０１１は戸当り、０１２はゲート受台であ
る。
【０００３】しかしながら、このような装置では、図５
に示すように、ダム堤体０１の上端上流側，下流側にそ
れぞれ複数の操作室０７，転向シーブ室０５が不自然に
突出するので、周囲の自然景観を損ねる欠点がある。
に示すように、ダム堤体０１の上端上流側，下流側にそ
れぞれ複数の操作室０７，転向シーブ室０５が不自然に
突出するので、周囲の自然景観を損ねる欠点がある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情に鑑みて提案されたもので、ダム堤体の頂面に不自
然な転向シーブ室や操作室が突出しない、したがって、
周囲の自然景観にマッチしたダム堤体用ゲートの開閉装
置を提供することを目的とする。
事情に鑑みて提案されたもので、ダム堤体の頂面に不自
然な転向シーブ室や操作室が突出しない、したがって、
周囲の自然景観にマッチしたダム堤体用ゲートの開閉装
置を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明は、
下流側の壁面に沿ってゲートを昇降させることにより放
流管を開閉するダム堤体用ゲートの開閉装置において、
上記ゲートを案内して上下方向に延びるとともに一定ピ
ッチで水平孔がそれぞれ穿設された左右１対のガイドレ
ールと、中央部に上記一定ピッチと同一長さのストロー
クを有する昇降用鉛直油圧シリンダが，左右端部に先端
部が上記水平孔に嵌脱可能の固定用水平油圧シリンダが
それぞれ取付けられた上部可動型固定機と、上面中央部
に上記昇降用鉛直油圧シリンダのロッド下端部が，下面
中央部に上記ゲートの上端部が，左右端部に先端部が上
記水平孔に嵌脱可能の固定用水平油圧シリンダがそれぞ
れ取付けられた下部可動型固定機とを具え、上記上部可
動型固定機と上記下部可動型固定機とを協働して尺取り
虫的運動をさせて上記ゲートを昇降させることを特徴と
する。
下流側の壁面に沿ってゲートを昇降させることにより放
流管を開閉するダム堤体用ゲートの開閉装置において、
上記ゲートを案内して上下方向に延びるとともに一定ピ
ッチで水平孔がそれぞれ穿設された左右１対のガイドレ
ールと、中央部に上記一定ピッチと同一長さのストロー
クを有する昇降用鉛直油圧シリンダが，左右端部に先端
部が上記水平孔に嵌脱可能の固定用水平油圧シリンダが
それぞれ取付けられた上部可動型固定機と、上面中央部
に上記昇降用鉛直油圧シリンダのロッド下端部が，下面
中央部に上記ゲートの上端部が，左右端部に先端部が上
記水平孔に嵌脱可能の固定用水平油圧シリンダがそれぞ
れ取付けられた下部可動型固定機とを具え、上記上部可
動型固定機と上記下部可動型固定機とを協働して尺取り
虫的運動をさせて上記ゲートを昇降させることを特徴と
する。
【０００６】
【作用】このような構成によれば、ゲートを案内して上
下方向に延びるとともに一定ピッチで水平孔がそれぞれ
穿設された左右１対のガイドレールと、中央部に上記一
定ピッチと同一長さのストロークを有する昇降用鉛直油
圧シリンダが，左右端部に先端部が上記水平孔に嵌脱可
能の固定用水平油圧シリンダがそれぞれ取付けられた上
部可動型固定機と、上面中央部に上記昇降用鉛直油圧シ
リンダのロッド下端部が，下面中央部に上記ゲートの上
端部が，左右端部に先端部が上記水平孔に嵌脱可能の固
定用水平油圧シリンダがそれぞれ取付けられた下部可動
型固定機とを具え、上記上部可動型固定機と上記下部可
動型固定機とを協働して尺取り虫的運動をさせて上記ゲ
ートを昇降させるので、ダム堤体の頂面の転向シーブ室
や操作室が不要となり、その結果、不自然な突起物がな
くなる。
下方向に延びるとともに一定ピッチで水平孔がそれぞれ
穿設された左右１対のガイドレールと、中央部に上記一
定ピッチと同一長さのストロークを有する昇降用鉛直油
圧シリンダが，左右端部に先端部が上記水平孔に嵌脱可
能の固定用水平油圧シリンダがそれぞれ取付けられた上
部可動型固定機と、上面中央部に上記昇降用鉛直油圧シ
リンダのロッド下端部が，下面中央部に上記ゲートの上
端部が，左右端部に先端部が上記水平孔に嵌脱可能の固
定用水平油圧シリンダがそれぞれ取付けられた下部可動
型固定機とを具え、上記上部可動型固定機と上記下部可
動型固定機とを協働して尺取り虫的運動をさせて上記ゲ
ートを昇降させるので、ダム堤体の頂面の転向シーブ室
や操作室が不要となり、その結果、不自然な突起物がな
くなる。
【０００７】
【実施例】本発明を図５に示したダム堤体０１に適用し
た一実施例を図面について説明すると、図５と同一の符
号はそれぞれ同図と同一の部材を示し、まず、図１斜視
図において、１はダム堤体０１の下流側壁面に左右１対
的に上下方向に布設され長方形ゲート２の昇降を案内す
る鉛直ガイドレール、３はゲート２の上端に連結しゲー
ト２を昇降する昇降機構である。
た一実施例を図面について説明すると、図５と同一の符
号はそれぞれ同図と同一の部材を示し、まず、図１斜視
図において、１はダム堤体０１の下流側壁面に左右１対
的に上下方向に布設され長方形ゲート２の昇降を案内す
る鉛直ガイドレール、３はゲート２の上端に連結しゲー
ト２を昇降する昇降機構である。
【０００８】次に、昇降機構３等の詳細を示す図２正面
図において、４は台車状の下部可動型固定機で、央部下
側にゲート２の連結用アイプレート５が、央部上側にシ
リンダロッド６の連結用アイプレート７が、左右部にそ
れぞれ伸縮可能の固定用水平油圧シリンダ８が、左右端
部にそれぞれ上下１対で鉛直ガイドレール１に緩く嵌合
するガイドローラ９が装着されている。１０は台車状の
上部可動型固定機で、央部に昇降用鉛直油圧シリンダ１
１が、左右部にそれぞれ伸縮可能の固定用水平油圧シリ
ンダ８（図３(A) ）が、左右端部にそれぞれ上下１対で
鉛直ガイドレール１に緩く嵌合するガイドローラ９が装
着されている。
図において、４は台車状の下部可動型固定機で、央部下
側にゲート２の連結用アイプレート５が、央部上側にシ
リンダロッド６の連結用アイプレート７が、左右部にそ
れぞれ伸縮可能の固定用水平油圧シリンダ８が、左右端
部にそれぞれ上下１対で鉛直ガイドレール１に緩く嵌合
するガイドローラ９が装着されている。１０は台車状の
上部可動型固定機で、央部に昇降用鉛直油圧シリンダ１
１が、左右部にそれぞれ伸縮可能の固定用水平油圧シリ
ンダ８（図３(A) ）が、左右端部にそれぞれ上下１対で
鉛直ガイドレール１に緩く嵌合するガイドローラ９が装
着されている。
【０００９】１２は鉛直ガイドレール１に昇降用鉛直油
圧シリンダ１１のストロークピッチで水平に穿設され固
定用水平油圧シリンダ８の先端のピン１３に嵌脱可能の
水平孔である。１４はダム堤体０１の鉛直ガイドレール
１の内側にそれぞれ平行に布設された鉛直戸当り、１５
はゲート２の両側にそれぞれ水平ピン１６で軸支される
とともに戸当り１４上を転動する複数のゲート用ロー
ラ、１７はゲート２の四隅部にそれぞれ突設されたゲー
ト引寄せローラ軸支用支持金物である。
圧シリンダ１１のストロークピッチで水平に穿設され固
定用水平油圧シリンダ８の先端のピン１３に嵌脱可能の
水平孔である。１４はダム堤体０１の鉛直ガイドレール
１の内側にそれぞれ平行に布設された鉛直戸当り、１５
はゲート２の両側にそれぞれ水平ピン１６で軸支される
とともに戸当り１４上を転動する複数のゲート用ロー
ラ、１７はゲート２の四隅部にそれぞれ突設されたゲー
ト引寄せローラ軸支用支持金物である。
【００１０】さらに、上部可動型固定機１０，下部可動
型固定機４の詳細をそれぞれ示す図３(A) ，同図(B) 部
分拡大水平断面図において、１８は支持金物１７に軸支
されたゲート引寄せローラである。なお、下部可動型固
定機４〜ゲート引寄せローラ１８が協働して昇降機構３
を形成する。
型固定機４の詳細をそれぞれ示す図３(A) ，同図(B) 部
分拡大水平断面図において、１８は支持金物１７に軸支
されたゲート引寄せローラである。なお、下部可動型固
定機４〜ゲート引寄せローラ１８が協働して昇降機構３
を形成する。
【００１１】このような装置において、まず、放流管０
８をゲート２で全閉するには、図４(A) 正面図に示すよ
うに、昇降用鉛直油圧シリンダ１１のシリンダロッド６
を伸長した状態でゲート２により放流管０８を塞ぐとと
もに、各固定用水平油圧シリンダ８（図３(A) 及び同図
(B) ）を伸長し上部可動型固定機１０，下部可動型固定
機４をそれぞれ鉛直ガイドレール１に固定する。
８をゲート２で全閉するには、図４(A) 正面図に示すよ
うに、昇降用鉛直油圧シリンダ１１のシリンダロッド６
を伸長した状態でゲート２により放流管０８を塞ぐとと
もに、各固定用水平油圧シリンダ８（図３(A) 及び同図
(B) ）を伸長し上部可動型固定機１０，下部可動型固定
機４をそれぞれ鉛直ガイドレール１に固定する。
【００１２】次に、放流管０８のゲート２を全開するに
は、図４(B) に示すように、下部可動型固定機４の固定
用水平油圧シリンダ８を縮長したのち、昇降用鉛直油圧
シリンダ１１のシリンダロッド６を縮長し下部可動型固
定機４を上部可動型固定機１０の下端一杯まで上昇さ
せ、下部可動型固定機４の固定用水平油圧シリンダ８を
伸長することにより行う。
は、図４(B) に示すように、下部可動型固定機４の固定
用水平油圧シリンダ８を縮長したのち、昇降用鉛直油圧
シリンダ１１のシリンダロッド６を縮長し下部可動型固
定機４を上部可動型固定機１０の下端一杯まで上昇さ
せ、下部可動型固定機４の固定用水平油圧シリンダ８を
伸長することにより行う。
【００１３】さらに、ゲート２を上昇させるには、図４
(C) に示すように、上部可動型固定機１０の固定用水平
油圧シリンダ８を縮長しこれを鉛直ガイドレール１から
外し、昇降用鉛直油圧シリンダ１１のシリンダロッド６
を伸長し上部可動型固定機４を上昇し、固定用水平油圧
シリンダ８を伸長し、上部可動型固定機４を鉛直ガイド
レール１に固定することにより行う。
(C) に示すように、上部可動型固定機１０の固定用水平
油圧シリンダ８を縮長しこれを鉛直ガイドレール１から
外し、昇降用鉛直油圧シリンダ１１のシリンダロッド６
を伸長し上部可動型固定機４を上昇し、固定用水平油圧
シリンダ８を伸長し、上部可動型固定機４を鉛直ガイド
レール１に固定することにより行う。
【００１４】そして、ゲート２をメンテナンス時等に、
鉛直ガイドレール１の上端まで上昇させるには、上記上
昇時の尺取り虫的手順を繰返すことにより、図４(D) に
示すような状態とする。
鉛直ガイドレール１の上端まで上昇させるには、上記上
昇時の尺取り虫的手順を繰返すことにより、図４(D) に
示すような状態とする。
【００１５】なお、ゲート２を下降するときは、上記上
昇時の手順の逆を行えばよい。
昇時の手順の逆を行えばよい。
【００１６】このような、実施例の装置によれば、ゲー
トを案内して上下方向に延びるとともに一定ピッチで水
平孔がそれぞれ穿設された左右１対のガイドレールと、
中央部に上記一定ピッチと同一長さのストロークを有す
る昇降用鉛直油圧シリンダが，左右端部に先端部が上記
水平孔に嵌脱可能の固定用水平油圧シリンダがそれぞれ
取付けられた上部可動型固定機と、上面中央部に上記昇
降用鉛直油圧シリンダのロッド下端部が，下面中央部に
上記ゲートの上端部が，左右端部に先端部が上記水平孔
に嵌脱可能の固定用水平油圧シリンダがそれぞれ取付け
られた下部可動型固定機とを具え、上記上部可動型固定
機と上記下部可動型固定機とを協働して尺取り虫的運動
をさせて上記ゲートを昇降させるので、ダム堤体の頂面
の転向シーブ室や操作室が不要となり、その結果、不自
然な突起物がなくなり、したがって、装置が周囲の自然
景観を損ずることがなく、大自然の環境との調和性が向
上する。
トを案内して上下方向に延びるとともに一定ピッチで水
平孔がそれぞれ穿設された左右１対のガイドレールと、
中央部に上記一定ピッチと同一長さのストロークを有す
る昇降用鉛直油圧シリンダが，左右端部に先端部が上記
水平孔に嵌脱可能の固定用水平油圧シリンダがそれぞれ
取付けられた上部可動型固定機と、上面中央部に上記昇
降用鉛直油圧シリンダのロッド下端部が，下面中央部に
上記ゲートの上端部が，左右端部に先端部が上記水平孔
に嵌脱可能の固定用水平油圧シリンダがそれぞれ取付け
られた下部可動型固定機とを具え、上記上部可動型固定
機と上記下部可動型固定機とを協働して尺取り虫的運動
をさせて上記ゲートを昇降させるので、ダム堤体の頂面
の転向シーブ室や操作室が不要となり、その結果、不自
然な突起物がなくなり、したがって、装置が周囲の自然
景観を損ずることがなく、大自然の環境との調和性が向
上する。
【００１７】
【発明の効果】要するに本発明によれば、下流側の壁面
に沿ってゲートを昇降させることにより放流管を開閉す
るダム堤体用ゲートの開閉装置において、上記ゲートを
案内して上下方向に延びるとともに一定ピッチで水平孔
がそれぞれ穿設された左右１対のガイドレールと、中央
部に上記一定ピッチと同一長さのストロークを有する昇
降用鉛直油圧シリンダが，左右端部に先端部が上記水平
孔に嵌脱可能の固定用水平油圧シリンダがそれぞれ取付
けられた上部可動型固定機と、上面中央部に上記昇降用
鉛直油圧シリンダのロッド下端部が，下面中央部に上記
ゲートの上端部が，左右端部に先端部が上記水平孔に嵌
脱可能の固定用水平油圧シリンダがそれぞれ取付けられ
た下部可動型固定機とを具え、上記上部可動型固定機と
上記下部可動型固定機とを協働して尺取り虫的運動をさ
せて上記ゲートを昇降させることにより、ダム堤体の頂
面に不自然な転向シーブ室や操作室が突出しない、した
がって、周囲の自然景観にマッチしたダム堤体用ゲート
の開閉装置を得るから、本発明は産業上極めて有益なも
のである。
に沿ってゲートを昇降させることにより放流管を開閉す
るダム堤体用ゲートの開閉装置において、上記ゲートを
案内して上下方向に延びるとともに一定ピッチで水平孔
がそれぞれ穿設された左右１対のガイドレールと、中央
部に上記一定ピッチと同一長さのストロークを有する昇
降用鉛直油圧シリンダが，左右端部に先端部が上記水平
孔に嵌脱可能の固定用水平油圧シリンダがそれぞれ取付
けられた上部可動型固定機と、上面中央部に上記昇降用
鉛直油圧シリンダのロッド下端部が，下面中央部に上記
ゲートの上端部が，左右端部に先端部が上記水平孔に嵌
脱可能の固定用水平油圧シリンダがそれぞれ取付けられ
た下部可動型固定機とを具え、上記上部可動型固定機と
上記下部可動型固定機とを協働して尺取り虫的運動をさ
せて上記ゲートを昇降させることにより、ダム堤体の頂
面に不自然な転向シーブ室や操作室が突出しない、した
がって、周囲の自然景観にマッチしたダム堤体用ゲート
の開閉装置を得るから、本発明は産業上極めて有益なも
のである。
【図１】本発明を図５のダム堤体０１に適用した一実施
例を示す全体的斜視図である。
例を示す全体的斜視図である。
【図２】図１の昇降機構３を示す正面図である。
【図３】図２の可動型固定機を示し、(A) ，(B) はそれ
ぞれ上部可動型固定機１０，下部可動型固定機４の拡大
水平断面図である。
ぞれ上部可動型固定機１０，下部可動型固定機４の拡大
水平断面図である。
【図４】図１の装置の作動要領を示し、(A) ，(B) ，
(C) ，(D) はそれぞれ全閉時，全開時，上昇時，上限時
の正面図である。
(C) ，(D) はそれぞれ全閉時，全開時，上昇時，上限時
の正面図である。
【図５】公知のダム堤体用予備ゲートのワイヤロープ式
開閉装置を示す斜視図である。
開閉装置を示す斜視図である。
１ 鉛直ガイドレール ２ ゲート ３ 昇降機構 ４ 下部可動型固定機 ５ アイプレート ６ シリンダロッド ７ アイプレート ８ 固定用水平油圧シリンダ ９ ガイドローラ １０ 上部可動型固定機 １１ 昇降用鉛直油圧シリンダ １２ 水平孔 １３ ピン １４ 戸当り １５ ゲート用ローラ １６ 水平ピン １７ 支持金物 １８ ゲート引寄せローラ ０１ ダム堤体 ０８ 放流管
Claims (1)
- 【請求項１】 下流側の壁面に沿ってゲートを昇降させ
ることにより放流管を開閉するダム堤体用ゲートの開閉
装置において、上記ゲートを案内して上下方向に延びる
とともに一定ピッチで水平孔がそれぞれ穿設された左右
１対のガイドレールと、中央部に上記一定ピッチと同一
長さのストロークを有する昇降用鉛直油圧シリンダが，
左右端部に先端部が上記水平孔に嵌脱可能の固定用水平
油圧シリンダがそれぞれ取付けられた上部可動型固定機
と、上面中央部に上記昇降用鉛直油圧シリンダのロッド
下端部が，下面中央部に上記ゲートの上端部が，左右端
部に先端部が上記水平孔に嵌脱可能の固定用水平油圧シ
リンダがそれぞれ取付けられた下部可動型固定機とを具
え、上記上部可動型固定機と上記下部可動型固定機とを
協働して尺取り虫的運動をさせて上記ゲートを昇降させ
ることを特徴とするダム堤体用ゲートの開閉装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5057195A JPH08218351A (ja) | 1995-02-15 | 1995-02-15 | ダム堤体用ゲートの開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5057195A JPH08218351A (ja) | 1995-02-15 | 1995-02-15 | ダム堤体用ゲートの開閉装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08218351A true JPH08218351A (ja) | 1996-08-27 |
Family
ID=12862693
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5057195A Withdrawn JPH08218351A (ja) | 1995-02-15 | 1995-02-15 | ダム堤体用ゲートの開閉装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08218351A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101851907A (zh) * | 2010-04-19 | 2010-10-06 | 黄河勘测规划设计有限公司 | 采用倒挂液压启闭机的电站事故闸门 |
| CN104452702A (zh) * | 2014-11-14 | 2015-03-25 | 中国电建集团贵阳勘测设计研究院有限公司 | 一种低闸坝事故闸门的检修方法及闸坝结构 |
-
1995
- 1995-02-15 JP JP5057195A patent/JPH08218351A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101851907A (zh) * | 2010-04-19 | 2010-10-06 | 黄河勘测规划设计有限公司 | 采用倒挂液压启闭机的电站事故闸门 |
| CN104452702A (zh) * | 2014-11-14 | 2015-03-25 | 中国电建集团贵阳勘测设计研究院有限公司 | 一种低闸坝事故闸门的检修方法及闸坝结构 |
| CN104452702B (zh) * | 2014-11-14 | 2016-07-06 | 中国电建集团贵阳勘测设计研究院有限公司 | 一种低闸坝事故闸门的检修方法及闸坝结构 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020507 |