JPH08217003A - 卵容器の封緘装置 - Google Patents
卵容器の封緘装置Info
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- JPH08217003A JPH08217003A JP5379595A JP5379595A JPH08217003A JP H08217003 A JPH08217003 A JP H08217003A JP 5379595 A JP5379595 A JP 5379595A JP 5379595 A JP5379595 A JP 5379595A JP H08217003 A JPH08217003 A JP H08217003A
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- Japan
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- egg container
- adhesive tape
- egg
- container
- conveyor
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 どのような大きさの卵容器であっても、容易
に封緘できる封緘装置を提供すること。 【構成】 身部分、蓋部分、これら２つの部分を屈曲自
在に連結するヒンジ部とを備えた卵容器を、ヒンジ部と
対向する身部分および蓋部分の周縁部を粘着性テープに
よって封緘する粘着テープ貼り付け機構６と、卵を入れ
た卵容器を搬送するコンベア20と、このコンベア20の載
置面と粘着テープ貼り付け機構６の作業位置Ｈとを相対
的に昇降させる昇降手段35とにより構成されている。
に封緘できる封緘装置を提供すること。 【構成】 身部分、蓋部分、これら２つの部分を屈曲自
在に連結するヒンジ部とを備えた卵容器を、ヒンジ部と
対向する身部分および蓋部分の周縁部を粘着性テープに
よって封緘する粘着テープ貼り付け機構６と、卵を入れ
た卵容器を搬送するコンベア20と、このコンベア20の載
置面と粘着テープ貼り付け機構６の作業位置Ｈとを相対
的に昇降させる昇降手段35とにより構成されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、鶏卵を入れる凹部を
形成した身部分および蓋部分を屈曲自在な連結縁部分を
介して一体に連結してなる合成樹脂シートで作った卵容
器の封緘装置に関し、特に、卵容器の大きさに拘わらず
正しく封緘し得るように構成したものである。
形成した身部分および蓋部分を屈曲自在な連結縁部分を
介して一体に連結してなる合成樹脂シートで作った卵容
器の封緘装置に関し、特に、卵容器の大きさに拘わらず
正しく封緘し得るように構成したものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の卵容器10は、図３の斜視図に示す
ように、身部分１と、蓋部分２と、これら２つの部分
１、２を屈曲自在に連結するヒンジ部３とからなり、合
成樹脂シートを真空成型またはブロー成型して一体に成
型したものであり、身部分１および蓋部分２には、隔壁
11、21ａによって仕切られた複数の鶏卵を入れる凹部1
2、22ａと周縁部５とを備えている。
ように、身部分１と、蓋部分２と、これら２つの部分
１、２を屈曲自在に連結するヒンジ部３とからなり、合
成樹脂シートを真空成型またはブロー成型して一体に成
型したものであり、身部分１および蓋部分２には、隔壁
11、21ａによって仕切られた複数の鶏卵を入れる凹部1
2、22ａと周縁部５とを備えている。
【０００３】このような従来の卵容器においては、卵容
器10の身部分１の凹部12に卵を入れたのち、身部分１の
上に蓋部分２を折り重ね、重ね合わされた周縁部５にＶ
字形に折り曲げた粘着性テープを押し付けて接着し、粘
着性テープの一部を端部から重ね合わせた状態ではみ出
させておき、このはみ出した粘着性テープを指先で摘ま
んで横方向に引っ張ることにより、周縁部５から粘着性
テープを剥離して容易に開封し得る封緘方法が、実開昭
６０−１４２７６１号公報などにより従来より提案され
ている。
器10の身部分１の凹部12に卵を入れたのち、身部分１の
上に蓋部分２を折り重ね、重ね合わされた周縁部５にＶ
字形に折り曲げた粘着性テープを押し付けて接着し、粘
着性テープの一部を端部から重ね合わせた状態ではみ出
させておき、このはみ出した粘着性テープを指先で摘ま
んで横方向に引っ張ることにより、周縁部５から粘着性
テープを剥離して容易に開封し得る封緘方法が、実開昭
６０−１４２７６１号公報などにより従来より提案され
ている。
【０００４】この封緘方法を実施する装置としては、図
４の平面図(ａ)および側面図(ｂ)に示すように、卵容器
10の身部分１に卵を入れて蓋部分２を押さえながら、卵
容器10を載せて搬送するベルト・コンベア20と、このベ
ルト・コンベア20の側方に沿って配列された粘着性テー
プ19を卵容器10の周縁部５に案内するフランジ付きロー
ラ21およびＶ字型の溝を有するローラ22と、これらロー
ラ21、22の列に続いて配列され、２つに折り曲げられた
粘着性テープ19を卵容器10の周縁部５とともに上下より
押し付けるプレス・ローラ対23と、粘着性テープ19を切
断するカッター24と、リール18より粘着性テープ19をフ
ランジ付きローラ21を経てＶ字型の溝を有するローラ22
に供給するガイド・ローラ16および粘着性テープ19の中
心線に粘着面側より折り目15を付ける突条付きローラ17
とを備えている。
４の平面図(ａ)および側面図(ｂ)に示すように、卵容器
10の身部分１に卵を入れて蓋部分２を押さえながら、卵
容器10を載せて搬送するベルト・コンベア20と、このベ
ルト・コンベア20の側方に沿って配列された粘着性テー
プ19を卵容器10の周縁部５に案内するフランジ付きロー
ラ21およびＶ字型の溝を有するローラ22と、これらロー
ラ21、22の列に続いて配列され、２つに折り曲げられた
粘着性テープ19を卵容器10の周縁部５とともに上下より
押し付けるプレス・ローラ対23と、粘着性テープ19を切
断するカッター24と、リール18より粘着性テープ19をフ
ランジ付きローラ21を経てＶ字型の溝を有するローラ22
に供給するガイド・ローラ16および粘着性テープ19の中
心線に粘着面側より折り目15を付ける突条付きローラ17
とを備えている。
【０００５】さらに、ベルト・コンベア20の上方には、
搬送される卵容器10の蓋部分２を押さえる上方案内板25
が設けられ、ローラ22、23の列と対向するベルト・コン
ベア20の反対側には、卵容器10のヒンジ部３をスプリン
グなどにより押す側方案内板26が設けられている。これ
ら２つの案内板25、26によって、卵を入れた卵容器10の
周縁部５を閉じた状態を保ちつつ、図５の断面図に示す
ように、周縁部５をローラ22のＶ字型の溝に嵌め込ませ
る。
搬送される卵容器10の蓋部分２を押さえる上方案内板25
が設けられ、ローラ22、23の列と対向するベルト・コン
ベア20の反対側には、卵容器10のヒンジ部３をスプリン
グなどにより押す側方案内板26が設けられている。これ
ら２つの案内板25、26によって、卵を入れた卵容器10の
周縁部５を閉じた状態を保ちつつ、図５の断面図に示す
ように、周縁部５をローラ22のＶ字型の溝に嵌め込ませ
る。
【０００６】そして、粘着性テープ19をリール18より引
き出し、卵を入れて身部分１と蓋部分２とを閉じた第１
番目の卵容器10の周縁部５に手で粘着性テープ19を２つ
折りにして貼り付け、ベルト・コンベア20上に載せて、
ベルト・コンベア20、上方案内板25、側方案内板26、ロ
ーラ22、23の列に囲まれた空間（図５参照）に挿入す
る。このとき、粘着性テープ19は、リール18まで連続し
ている。
き出し、卵を入れて身部分１と蓋部分２とを閉じた第１
番目の卵容器10の周縁部５に手で粘着性テープ19を２つ
折りにして貼り付け、ベルト・コンベア20上に載せて、
ベルト・コンベア20、上方案内板25、側方案内板26、ロ
ーラ22、23の列に囲まれた空間（図５参照）に挿入す
る。このとき、粘着性テープ19は、リール18まで連続し
ている。
【０００７】次に、身部分１に卵を入れて蓋部分２を押
さえながら第２番目の卵容器10をベルト・コンベア20に
載せて、ベルト・コンベア20および各ローラ21、22、23
を運転して、第１番目および第２番目の卵容器10を、卵
容器10の長さより長さｔだけ多く搬送する。搬送中に、
第１番目の卵容器10の周縁部５は、プレス・ローラ対23
に挟まれて通過するので、粘着性テープ19は、重なった
周縁部５にしっかり接着される。搬送が終了したとき、
カッター24が降下して粘着性テープ19を切断する。この
切断に際して、粘着性テープ19の端部が、卵容器10より
ほぼ長さｔだけ突出するように切断する。
さえながら第２番目の卵容器10をベルト・コンベア20に
載せて、ベルト・コンベア20および各ローラ21、22、23
を運転して、第１番目および第２番目の卵容器10を、卵
容器10の長さより長さｔだけ多く搬送する。搬送中に、
第１番目の卵容器10の周縁部５は、プレス・ローラ対23
に挟まれて通過するので、粘着性テープ19は、重なった
周縁部５にしっかり接着される。搬送が終了したとき、
カッター24が降下して粘着性テープ19を切断する。この
切断に際して、粘着性テープ19の端部が、卵容器10より
ほぼ長さｔだけ突出するように切断する。
【０００８】第１番目の卵容器10に連なって、間隔ｔだ
けあけて第２番目の卵容器10が搬送される。この搬送中
に、第２番目の卵容器10は、蓋部分２が上方案内板25に
よって押さえられ、周縁部５には粘着性テープ19が添設
され、この粘着性テープ19は、Ｖ字型の溝を有するロー
ラ22により折り曲げられて周縁部５を挟んで待機してい
る。同様にして、第３番目の卵容器10がベルト・コンベ
ア20に載せられると、第２番目の卵容器10が封緘されて
搬出される。
けあけて第２番目の卵容器10が搬送される。この搬送中
に、第２番目の卵容器10は、蓋部分２が上方案内板25に
よって押さえられ、周縁部５には粘着性テープ19が添設
され、この粘着性テープ19は、Ｖ字型の溝を有するロー
ラ22により折り曲げられて周縁部５を挟んで待機してい
る。同様にして、第３番目の卵容器10がベルト・コンベ
ア20に載せられると、第２番目の卵容器10が封緘されて
搬出される。
【０００９】このようにして封緘された卵容器10は、周
縁部５から粘着性テープ19が長さｔだけはみ出している
ので、このはみ出した粘着性テープ19を摘まんで横方向
に引っ張ることにより、粘着性テープ19を剥離して容易
に開封することができる。
縁部５から粘着性テープ19が長さｔだけはみ出している
ので、このはみ出した粘着性テープ19を摘まんで横方向
に引っ張ることにより、粘着性テープ19を剥離して容易
に開封することができる。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】このような従来より提
案されている粘着性テープを用いて封緘する自動封緘装
置においては、フランジ付きローラ21、Ｖ字型の溝を有
するローラ22、プレス・ローラ対23、カッター24よりな
る粘着性テープを接着する機構と、ベルト・コンベア20
の載置面との位置関係が一定で固定している。
案されている粘着性テープを用いて封緘する自動封緘装
置においては、フランジ付きローラ21、Ｖ字型の溝を有
するローラ22、プレス・ローラ対23、カッター24よりな
る粘着性テープを接着する機構と、ベルト・コンベア20
の載置面との位置関係が一定で固定している。
【００１１】生産される卵には、種々の大きさ（ＬＬ、
Ｌ、Ｍ、ＭＳ、Ｓ）の卵が存在するので、卵容器10にも
種々の大きさの卵に対応して種々の形状の容器が使用さ
れている。大きさの異なる卵容器は、身部分１および蓋
部分２が僅かづつ異なるので、卵容器を閉じたときに、
卵容器の大きさに応じて粘着性テープ19で封緘する周縁
部５の高さが一定しない。
Ｌ、Ｍ、ＭＳ、Ｓ）の卵が存在するので、卵容器10にも
種々の大きさの卵に対応して種々の形状の容器が使用さ
れている。大きさの異なる卵容器は、身部分１および蓋
部分２が僅かづつ異なるので、卵容器を閉じたときに、
卵容器の大きさに応じて粘着性テープ19で封緘する周縁
部５の高さが一定しない。
【００１２】粘着性テープを接着する機構と、ベルト・
コンベア20の搬送ベルトの載置面との位置関係が固定さ
れている従来の自動封緘装置によって、種々の大きさの
卵容器を封緘すると、卵容器を無理に変形させることが
あって、円滑に封緘することが困難であった。
コンベア20の搬送ベルトの載置面との位置関係が固定さ
れている従来の自動封緘装置によって、種々の大きさの
卵容器を封緘すると、卵容器を無理に変形させることが
あって、円滑に封緘することが困難であった。
【００１３】そこで、この発明の卵容器の封緘装置は、
このような封緘における問題を解決するために考えられ
たものである。
このような封緘における問題を解決するために考えられ
たものである。
【００１４】
【課題を解決するための手段】この発明の卵容器の封緘
装置は、身部分、蓋部分、これら２つの部分を屈曲自在
に連結するヒンジ部とを備えた卵容器を、ヒンジ部と対
向する身部分および蓋部分の周縁部を粘着性テープによ
って封緘する粘着テープ貼り付け機構と、卵を入れた卵
容器を搬送するコンベアと、このコンベアの載置面と上
記粘着テープ貼り付け機構の作業位置とを相対的に昇降
させる昇降手段とを具備している。
装置は、身部分、蓋部分、これら２つの部分を屈曲自在
に連結するヒンジ部とを備えた卵容器を、ヒンジ部と対
向する身部分および蓋部分の周縁部を粘着性テープによ
って封緘する粘着テープ貼り付け機構と、卵を入れた卵
容器を搬送するコンベアと、このコンベアの載置面と上
記粘着テープ貼り付け機構の作業位置とを相対的に昇降
させる昇降手段とを具備している。
【００１５】
（第１実施例）図１の側面図に示すように、この発明の
卵容器の封緘装置は、図３に示す従来の封緘装置と同様
に、卵容器10を載せて搬送するベルト・コンベア20と、
このベルト・コンベア20の側方に沿って配列されたフラ
ンジ付きローラ21、Ｖ字型の溝を有するローラ22、プレ
ス・ローラ対23、粘着性テープ19を切断するカッター2
4、粘着性テープ19に折り目15を付ける突条付きローラ1
7よりなる粘着テープ貼り付け機構６とを備え、さら
に、ベルト・コンベア20の上方には、上方案内板25が設
けられ、ローラ22、23の列と対向するベルト・コンベア
20の反対側には、側方案内板26が設けられている。
卵容器の封緘装置は、図３に示す従来の封緘装置と同様
に、卵容器10を載せて搬送するベルト・コンベア20と、
このベルト・コンベア20の側方に沿って配列されたフラ
ンジ付きローラ21、Ｖ字型の溝を有するローラ22、プレ
ス・ローラ対23、粘着性テープ19を切断するカッター2
4、粘着性テープ19に折り目15を付ける突条付きローラ1
7よりなる粘着テープ貼り付け機構６とを備え、さら
に、ベルト・コンベア20の上方には、上方案内板25が設
けられ、ローラ22、23の列と対向するベルト・コンベア
20の反対側には、側方案内板26が設けられている。
【００１６】このベルト・コンベアは、図１に示すよう
に、両端のプーリ31、32と、この両端のプーリ31、32に
掛け渡された搬送用ベルト・コンベア20と、載置面に当
たる上側のベルトを支える複数のアイドル・プーリ列
と、両端のプーリ31、32のうち、いずれか一方のプーリ
を駆動するモータとにより構成されている。
に、両端のプーリ31、32と、この両端のプーリ31、32に
掛け渡された搬送用ベルト・コンベア20と、載置面に当
たる上側のベルトを支える複数のアイドル・プーリ列
と、両端のプーリ31、32のうち、いずれか一方のプーリ
を駆動するモータとにより構成されている。
【００１７】アイドル・プーリ列のうち、粘着テープ貼
り付け機構６の前面に設けられたアイドル・プーリ列33
は、他のアイドル・プーリ列と分割されてプーリ支持枠
34によって支持され、このプーリ支持枠34は、ネジ棒
（図示せず）を回すことにより水平状態を保ったまま、
上下に昇降するパンタグラフ機構35により支持されてい
る。
り付け機構６の前面に設けられたアイドル・プーリ列33
は、他のアイドル・プーリ列と分割されてプーリ支持枠
34によって支持され、このプーリ支持枠34は、ネジ棒
（図示せず）を回すことにより水平状態を保ったまま、
上下に昇降するパンタグラフ機構35により支持されてい
る。
【００１８】このように構成された封緘装置によって卵
容器を封緘する際には、パンタグラフ機構35のネジを回
してプーリ支持枠34を昇降させ、卵容器の身部分が浅い
場合には、プーリ支持枠34を上昇させ、卵容器の身部分
が深い場合には、プーリ支持枠34を下降させて、卵容器
10の周縁部５を粘着テープ貼り付け機構６のＶ字型の溝
を有するローラ22およびプレス・ローラ対23で決まる作
業位置Ｈに一致させるようにベルト20の載置面を昇降さ
せる。
容器を封緘する際には、パンタグラフ機構35のネジを回
してプーリ支持枠34を昇降させ、卵容器の身部分が浅い
場合には、プーリ支持枠34を上昇させ、卵容器の身部分
が深い場合には、プーリ支持枠34を下降させて、卵容器
10の周縁部５を粘着テープ貼り付け機構６のＶ字型の溝
を有するローラ22およびプレス・ローラ対23で決まる作
業位置Ｈに一致させるようにベルト20の載置面を昇降さ
せる。
【００１９】（第２実施例）第１実施例においては、手
動でネジ棒を回してプーリ支持枠34を昇降させている
が、モータ36によって回してもよいのである。そして、
卵容器10の周縁部５を粘着テープ貼り付け機構６のＶ字
型の溝を有するローラ22およびプレス・ローラ対23で決
まる作業位置Ｈに自動的に一致させるために、ベルト・
コンベア20の上流側に設けられた周縁部５の高さを測定
する高さ測定器40と、この高さ測定器40の出力に基づい
てモータ36を制御する制御回路37とを具備している。
動でネジ棒を回してプーリ支持枠34を昇降させている
が、モータ36によって回してもよいのである。そして、
卵容器10の周縁部５を粘着テープ貼り付け機構６のＶ字
型の溝を有するローラ22およびプレス・ローラ対23で決
まる作業位置Ｈに自動的に一致させるために、ベルト・
コンベア20の上流側に設けられた周縁部５の高さを測定
する高さ測定器40と、この高さ測定器40の出力に基づい
てモータ36を制御する制御回路37とを具備している。
【００２０】高さ測定器40は、スプリングによって回動
軸に回動力が付勢されたロータリー・エンコーダ41と、
このロータリー・エンコーダ41の回動軸に取り付けら
れ、その先端が卵容器10の周縁部５の裏側に接触するア
ーム42とにより構成されており、モータ36にはパルス・
モータを使用する。
軸に回動力が付勢されたロータリー・エンコーダ41と、
このロータリー・エンコーダ41の回動軸に取り付けら
れ、その先端が卵容器10の周縁部５の裏側に接触するア
ーム42とにより構成されており、モータ36にはパルス・
モータを使用する。
【００２１】ベルト・コンベア20に載せて搬送されてき
た卵容器10は、高さ測定器40を通過する際に、アーム42
が卵容器10の周縁部５の裏側に接触して回動させられ
て、ロータリー・エンコーダ41から角度データを出力す
るので、そのデータに基づいて、マイクロコンピュータ
を備えた制御回路37が、角度データを演算処理して、パ
ルス・モータ36に必要な数のパルスを伝送してパルス・
モータ36を所定角度だけ回動させることによりプーリ支
持枠34を昇降させてベルト・コンベア20の載置面の高さ
を調整する。
た卵容器10は、高さ測定器40を通過する際に、アーム42
が卵容器10の周縁部５の裏側に接触して回動させられ
て、ロータリー・エンコーダ41から角度データを出力す
るので、そのデータに基づいて、マイクロコンピュータ
を備えた制御回路37が、角度データを演算処理して、パ
ルス・モータ36に必要な数のパルスを伝送してパルス・
モータ36を所定角度だけ回動させることによりプーリ支
持枠34を昇降させてベルト・コンベア20の載置面の高さ
を調整する。
【００２２】このよう構成することにより、どのような
大きさの卵容器10が搬送されてきても、卵容器10の周縁
部５を粘着テープ貼り付け機構６の作業位置Ｈに自動的
に一致させることができる。
大きさの卵容器10が搬送されてきても、卵容器10の周縁
部５を粘着テープ貼り付け機構６の作業位置Ｈに自動的
に一致させることができる。
【００２３】以上で説明した実施例においては、高さ測
定器40の出力に応じてベルト・コンベア20の載置面の高
さを昇降させているが、粘着テープ貼り付け機構６を昇
降させて作業位置Ｈを調整しても同様に動作させること
ができる。
定器40の出力に応じてベルト・コンベア20の載置面の高
さを昇降させているが、粘着テープ貼り付け機構６を昇
降させて作業位置Ｈを調整しても同様に動作させること
ができる。
【００２４】
【発明の効果】以上の実施例に基づく説明より明らかな
ように、この発明の卵容器の封緘装置によると、入れる
卵の大きさが異なる各種形状の卵容器を封緘する場合で
も、同じ封緘装置によって支障なく共通に封緘すること
ができる。
ように、この発明の卵容器の封緘装置によると、入れる
卵の大きさが異なる各種形状の卵容器を封緘する場合で
も、同じ封緘装置によって支障なく共通に封緘すること
ができる。
【図１】この発明の卵容器の封緘装置の第１実施例を示
す側面図、
す側面図、
【図２】この発明の卵容器の封緘装置の第２実施例を示
す側面図、
す側面図、
【図３】従来の卵容器の一例を示す斜視図、
【図４】従来の卵容器の封緘装置一例を示す平面図(ａ)
および側面図(ｂ)、
および側面図(ｂ)、
【図５】図４の平面図(ａ)における線II−IIに沿って切
断して示した断面図である。
断して示した断面図である。
１ 身部分 ２ 蓋部分 ３ ヒンジ部 ５ 周縁部 ６ 粘着テープ貼り付け機構 11、21ａ 隔壁 12、22ａ 凹部 20 ベルト・コンベア 33 アイドル・プーリ列 34 プーリ支持枠 36 パルス・モータ 37 制御回路 40 高さ測定器
Claims (3)
- 【請求項１】 身部分、蓋部分、これら２つの部分を屈
曲自在に連結するヒンジ部とを備えた卵容器を、ヒンジ
部と対向する身部分および蓋部分の周縁部を粘着性テー
プによって封緘する粘着テープ貼り付け機構と、卵を入
れた卵容器を搬送するコンベアと、該コンベアの載置面
と上記粘着テープ貼り付け機構の作業位置とを相対的に
昇降させる昇降手段とを具備することを特徴とする卵容
器の封緘装置。 - 【請求項２】 載置された卵容器の周縁部の高さを測定
する高さ測定手段を備え、測定された高さに対応してコ
ンベアの載置面を昇降させることを特徴とする請求項１
に記載の卵容器の封緘装置。 - 【請求項３】 載置された卵容器の周縁部の高さを測定
する高さ測定手段を備え、測定された高さに対応して粘
着テープ貼り付け機構の作業位置を昇降させることを特
徴とする請求項１に記載の卵容器の封緘装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7053795A JP2773104B2 (ja) | 1995-02-20 | 1995-02-20 | 卵容器の封緘装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7053795A JP2773104B2 (ja) | 1995-02-20 | 1995-02-20 | 卵容器の封緘装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08217003A true JPH08217003A (ja) | 1996-08-27 |
| JP2773104B2 JP2773104B2 (ja) | 1998-07-09 |
Family
ID=12952762
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7053795A Expired - Lifetime JP2773104B2 (ja) | 1995-02-20 | 1995-02-20 | 卵容器の封緘装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2773104B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010083576A (ja) * | 2008-10-03 | 2010-04-15 | Mamoru Kamo | 包装用容器の卓上載置型封緘装置 |
| JP2010089801A (ja) * | 2008-10-06 | 2010-04-22 | Mamoru Kamo | 包装用容器の封緘装置 |
| JP2010222012A (ja) * | 2009-03-19 | 2010-10-07 | Mamoru Kamo | 包装用容器の卓上載置型封緘装置 |
| KR101246107B1 (ko) * | 2012-08-24 | 2013-03-20 | 양인근 | 계란 포장용 난좌 이송장치 |
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| JP2773104B2 (ja) | 1998-07-09 |
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