JP3564020B2 - 紙箱の蓋閉め装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は紙箱の蓋閉め装置、特に、図6に示すように、紙箱主体(31)の開口縁から延長した蓋板(33)を備えた形式の紙箱(3) を蓋閉めする装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図6に示す紙箱(3) は全体として直方体状に形成されていると共に、紙箱主体(31)の一端開放部(39)の周縁から延長する蓋板(33)の先端部には屈曲自在な差し込み片(35)が形成されている。
【0003】
図7は、上記紙箱(3) の蓋板(33)を閉じる従来の蓋閉め装置の要部の拡大図であり、このものでは、先端上部にガイド板(21)を備えた蓋閉めプッシャ(20)で前記蓋板(33)が閉じられる。即ち、図示しない蓋起こし手段で図7の(イ)に示す傾斜角度まで屈曲起立させた蓋板(33)の上端部の差し込み片(35)の外面には予め接着糊(37)が塗布されており、この状態で図7の(イ)に示すように紙箱主体(31)の開口周縁(38)と差し込み片(35)の間にガイド板(21)の楔状先端部(23)を差し込みながら、蓋板(33)の外面をベース部(22)の先端で押す。
【0004】
すると、ガイド板(21)の楔状先端部(23)が紙箱(3) の開口周縁(38)を拡開させることになり、これにより、該開口周縁(38)から接着糊(37)がはみ出るのを防止しながら蓋板(33)を同図(ロ)に示す全閉位置まで閉じる。その後、同図(ロ)の状態からプッシャ(20)を初期位置まで後退させると、紙箱主体(31)の開口周縁(38)と差し込み片(35)の間からガイド板(21)が脱出し、これにより、蓋板(33)が全閉状態に維持されると共に、差し込み片(35)と紙箱主体(31)がこれらの間に介在する接着糊(37)で接着される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のものでは、図7の(ロ)の状態からプッシャ(20)を後退させると、紙箱主体(31)の開口周縁(38)の内面と蓋板(33)の間から引き抜かれるガイド板(21)と差し込み片(35)の摩擦力によって蓋板(33)がガイド板(21)で開方向に連れ戻されることがあり、係る場合には、蓋板(33)を全閉状態に蓋閉めすることができず、不良品が発生するという問題があった。
【0006】
本発明は係る点に鑑みてなされたもので、
『紙箱主体(31)の一端開放部(39)から該紙箱主体(31)の内面に沿うように差し込まれた後に差し込み前の初期位置に引き抜かれるガイド板(21)を具備する紙箱の蓋閉め装置であって、前記差し込まれるガイド板(21)には前記一端開放部(39)の周縁から延長した蓋板(33)の先端の差し込み片(35)の外面が当接しながら蓋閉めされる、紙箱の蓋閉め装置』に於いて、蓋閉め後に紙箱(3) から引き抜かれるガイド板(21)で蓋板(33)が開方向に連れ戻される不都合を防止することをその課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する為の本発明の技術的手段は、
『前記蓋板(33)の開閉動作域の外側の退避位置と、全閉状態にある前記蓋板(33)の外面に当接する蓋押え位置との間を往復移動し且つ前記ガイド板の引き抜き時には前記蓋押え位置に維持される蓋押え体が設けられ、
前記差し込み片(35)の表面のうち、前記紙箱主体(31)の内面に接触する部分には接着糊(37)が塗布されており、
前記蓋板(33)を閉じた後に、前記差し込み片(35)の接着糊(37)の塗布域に対して前記紙箱主体(31)を押圧する方向に往復移動する押圧面を備えた進退軸(78)が設けられ、
前記蓋押え体は、前記進退軸(78)の先端に突設され且つ前記押圧面が前記紙箱主体(31)を押圧した状態で前記蓋板(33)の外面に当接又は接近する当接片(77)である』ことである。
上記解決手段は次のように作用する。
蓋板(33)を閉じた後に紙箱主体(31)から引き抜かれるガイド板(21)で蓋板(33)が開方向に連れ戻されそうになると、全閉状態にある蓋板(33)の外面に蓋押え体(具体的には、進退軸(78)の先端に突設された当接片(77)が当接し、これにより、該蓋板(33)の開動作が阻止された状態になる。即ち、紙箱(3)から引き抜かれるガイド板(21)で蓋板(33)が開方向に連れ戻される不都合がない。
【0008】
又、蓋閉め後に、紙箱主体(31)が差し込み片(35)の接着糊(37)部分に対して進退軸(78)の押圧面で押圧される。よって、差し込み片(35)と紙箱主体(31)の接着の確実性が確保される。
【0009】
【発明の効果】
本発明は、上記構成であるから次の特有の効果を有する。
閉じられた蓋板(33)の外面に蓋押え体が当接するから、蓋閉め後に紙箱(3)から引き抜かれるガイド板(21)で蓋板(33)が開方向に連れ戻される不都合が防止される。
又、上記したように差し込み片(35)と紙箱主体(31)を確実に接着させることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に、上記した本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の実施の形態に係る紙箱の蓋閉め装置を組み込んだ包装装置の要部の斜視図である。
【0011】
上下に間隔を置いて並走する第1,第2コンベヤ(50)(60)を備えた搬送装置(A) の側方には、紙箱(3) の蓋板(33)を水平姿勢から所定角度の傾斜姿勢まで起立させる蓋起こしステーション(91)と、その下流側において蓋板(33)の差し込み片(35)を水平姿勢に折り曲げる屈曲ステーション(92)と、折り曲げられた上記差し込み片(35)の先端部を紙箱主体(31)の一端開放部(39)に若干差し込む仮閉めステーション(93)と、その下流側において上記差し込み片(35)に接着糊を付着させる糊付けステーション(94)と、更に、蓋板(33)を全閉状態にする最終ステーション(95)が、上流側からこの順序で配置されている。
【0012】
以下、各部の詳細を説明する。
[搬送装置(A) について]
搬送装置(A) は、搬送面(51)(61)が平行状態で上下に対向した第1,第2コンベヤ(50)(60)を具備していると共に、第1コンベヤ(50)は無端状の第1コンベヤベルト(52)とこれを掛ける駆動側プーリ(53)及び図示しない従動側プーリを備えている。そして、上記駆動側プーリ(53)はスプロケット(56)とチェーン(57)を介して搬送用サーボモータ(M) に動力伝達状態に連結されている。
【0013】
第1コンベヤベルト(52)の搬送面(51)には、紙箱(3) の紙箱主体(31)の搬送方向前方の先端面(a1)に当接する前爪(55)(55)が所定ピッチで突設されていると共に、第2コンベヤ(60)を構成する第2コンベヤベルト(62)の搬送面には紙箱主体(31)の搬送方向後方の後端面(a2)を搬送方向に押す為の後ろ爪(65)(65)が所定ピッチで配設されている。従って、前記後ろ爪(65)と前爪(55)のコンベヤ走行方向の間隔は該走行方向に於ける紙箱(3) の幅に略一致している。
又、第2コンベヤ(60)の第2コンベヤベルト(62)は駆動側プーリ(63)と図示しない従動側プーリに掛けられた状態で走行しており、前記駆動側プーリ(63)はスプロケット(66)とチェーン(67)を介して既述搬送用サーボモータ(M) に動力伝達状態に連結されている。
【0014】
[蓋起こしステーション(91)について]
蓋起こしステーション(91)には、第1,第2コンベヤ(50)(60)の側縁に沿うように延びるガイド板(45)が設けられていると共に、該ガイド板(45)は、紙箱(3) の蓋板(33)を下方から支える水平部(46)と、該水平部(46)の下流側端部に続く傾斜部(47)を備えている。この傾斜部(47)は、水平状態にある蓋板(33)を、その基端部の折り目(69)に沿って所定の傾斜角度まで屈曲起立させるものであり、該傾斜部(47)の上端から水平に延びる上辺部(48)は、後述の仮閉めステーション(93)の近傍まで続いている。又、前記上辺部(48)と第1,第2コンベヤ(50)(60)の間には、上記ガイド板(45)の傾斜部(47)で所定の傾斜角度まで屈曲起立された蓋板(33)の内面に沿う態様で下流側に延びる水平バー(49)が設けられている。従って、所定の傾斜角度まで屈曲起立した蓋板(33)は前記水平バー(49)とガイド板(45)の上辺部(48)の間隔内を下流側に移動する。
【0015】
[屈曲ステーション(92)について]
上記蓋起こしステーション(91)の下流側に形成された屈曲ステーション(92)には、蓋板(33)の先端の差し込み片(35)を紙箱主体(31)の一端開放部(39)側に向けて水平に屈曲させる為の折り曲げ板(71)が配設されていると共に、該折り曲げ板(71)は紙箱主体(31)の一端開放部(39)と接離する方向に往復移動するようになっている。
【0016】
[仮閉めステーション(93)について]
上記屈曲ステーション(92)の下流側に形成された仮閉めステーション(93)には、屈曲ステーション(92)で屈曲された差し込み片(35)の先端部を紙箱主体(31)の一端開放部(39)から該紙箱主体(31)の内面に沿うように若干差し込んでこれを仮閉め状態にする為の押し込み板(73)が設けられていると共に、該押し込み板(73)は上記折り曲げ板(71)と連結部(90)を介して一体化されており、これにより、前記押し込み板(73)と既述折り曲げ板(71)は、紙箱主体(31)の一端開放部(39)と接離する方向に同速度で同期移動するようになっている。
【0017】
[糊付けステーション(94)について]
仮閉めステーション(93)の下流側に位置する糊付けステーション(94)には、前記仮閉めステーション(93)で仮閉めされた蓋板(33)の差し込み片(35)の上面に接着糊を付着させる為の糊射出ノズル(96)が配設されている。
【0018】
[最終ステーション(95)について]
糊付けステーション(94)の下流側に位置する最終ステーション(95)には、図1及び図2に示すような蓋閉め用プッシャ(75)と、既述蓋押え体としての当接片(77)を具備する進退軸(78)が設けられている。蓋閉め用プッシャ(75)は、先端に向って開放する中央凹部(750)を備えた進退棒(751)と、上記中央凹部(750)を挟んで位置する突出部(752)(752)の上面に固定されたガイド板(21)(21)を備えている。そして、ガイド板(21)(21)は、先端に向って肉厚が薄くなった楔状に形成されている。
【0019】
進退軸(78)の下端には、全閉状態にある紙箱(3)の蓋板(33)の外面に接触する当接片(77)が下向きに突出していると共に、該当接片(77)の基端部に続く押圧面たる水平面(70)は、最終ステーション(95)に位置する紙箱(3)の紙箱主体(31)の上部壁(34)に上方から対向するようになっている。又、進退軸(78)は、図示しない駆動源で駆動されると共に、水平移動する蓋閉め用プッシャ(75)は、紙箱主体(31)の一端開放部(39)に対して接離する方向に図示しない駆動源で駆動されるようになっており、蓋閉め用プッシャ(75)で紙箱(3)の蓋板(33)が全閉状態に閉じられた状態では、蓋閉め用プッシャ(75)の先端に形成された中央凹部(750)内に進退軸(78)の当接片(77)が上方から侵入し得るようになっている。
【0020】
[制御装置(81)について]
上記搬送用サーボモータ(M) や糊射出ノズル(96)等は、図3に示すように制御装置(81)に接続されていると共に、該制御装置(81)には、紙箱(3) に被包装物を充填・包装する為の制御プログラムが格納されたマイクロコンピュータが組み込まれている。
【0021】
[動作の実際]
次に、上記包装装置の動作の実際を説明する。
図示しない運転スイッチが投入されると、搬送用サーボモータ(M) の回転量を示すエンコーダの出力が0になるまで該搬送用サーボモータ(M) を回転させ、これにより、装置全体の原点合わせを行って初期状態にセットする。
次に、搬送装置(A) を構成する第1,第2コンベヤ(50)(60)を1ピッチ分(第1,第2コンベヤ(50)(60)の前爪(55)や後ろ爪(65)の配設ピッチ分)だけ移動させた後に第1,第2コンベヤ(50)(60)を停止させる動作を繰り返すように、搬送用サーボモータ(M) の回転量を制御しながらこれを間欠回転させる。すると、各紙箱(3) (3) が蓋起こしステーション(91),屈曲ステーション(92),仮閉めステーション(93)及び最終ステーション(95)に到達する毎に、第1,第2コンベヤ(50)(60)が停止し、この停止状態で蓋板(33)を閉じる作業が行われる。以下、更に詳述する。
【0022】
まず、図1に現れる蓋起こしステーション(91)の上流側(図示せず)での作業を説明する。
第1,第2コンベヤ(50)(60)の上流端の紙箱受容部(図示せず)に、図示しない紙箱供給装置から空の紙箱(3) (蓋板(33)は閉じられていない)が供給される。すると、紙箱主体(31)の搬送方向の先端面(a1)には第1コンベヤベルト(52)に設けられた前爪(55)が当接すると共に、紙箱主体(31)の搬送方向の後方の後端面(a2)には第2コンベヤベルト(62)に設けられた後ろ爪(65)が当接し、該後ろ爪(65)で紙箱主体(31)が押されて下流側に搬送される。
次に、紙箱主体(31)の一端開放部(39)から被包装物が挿入されると共に、横蓋板(30)(30)が閉じられ、その後、図1の蓋起こしステーション(91)に紙箱(3) が到達する。
【0023】
次に、蓋起こしステーション(91)から下流側の動作を説明する。
図1に示すように、紙箱(3) が蓋起こしステーション(91)に到達したときには蓋板(33)が水平姿勢でガイド板(45)の水平部(46)上に載った状態になっている。この状態で紙箱(3) が下流方向に搬送されると、上記蓋板(33)はガイド板(45)の傾斜部(47)に案内されて折り目(69)に沿って屈曲起立し始める。そして、屈曲ステーション(92)に紙箱(3) が到達したときには、ガイド板(45)の上記傾斜部(47)に続く上辺部(48)と水平バー(49)で蓋板(33)が所定の傾斜角度に保持された状態になる。
【0024】
紙箱(3) が屈曲ステーション(92)に到達して停止すると折り曲げ板(71)が図1の想像線の後退位置から実線の前進位置に進出する。すると、図4に示すように、蓋板(33)の差し込み片(35)が水平バー(49)と折り曲げ板(71)によって水平姿勢に折り曲げられる。
【0025】
次に、第1,第2コンベヤ(50)(60)が走行して紙箱(3) が仮閉めステーション(93)まで搬送されると、図1の想像線の後退位置から実線の前進位置に進出する押し込み板(73)で蓋板(33)の外面が押され、これにより、差し込み片(35)の先端が紙箱主体(31)の一端開放部(39)に若干押し込まれて仮閉め状態になる。この状態で紙箱(3) が更に下流側に搬送されると、該紙箱(3) の蓋板(33)差し込み片(35)が糊射出ノズル(96)の下方を通過している途中で、該糊射出ノズル(96)から接着糊が吐出され、これにより、上記差し込み片(35)の上面に接着糊(37)(図6参照)が付着した状態になる。
【0026】
更に、第1,第2コンベヤ(50)(60)が走行して紙箱(3) が最終ステーション(95)に搬送されると、進退軸(78)が図1の想像線で示す退避位置(紙箱(3) の上方位置)に保持された状態で、蓋閉め用プッシャ(75)が想像線の後退位置から実線の前進位置まで進出し始める。
【0027】
すると、図5の(イ)に示すように、紙箱(3) の差し込み片(35)と紙箱主体(31)の上壁部(32)の間に楔状のガイド板(21)(21)が侵入するように移動すると共に、蓋閉め用プッシャ(75)の前進によって進退棒(751) の先端面(752) で蓋板(33)が押される。すると、上記ガイド板(21)(21)が蓋板(33)の差し込み片(35)を下方に押え込んで蓋閉め動作を円滑化すると共に、図5の(ロ)に示すように、ガイド板(21)(21)が紙箱主体(31)の開口周縁(38)を上方に変形させ、これにより、差し込み片(35)に付着された接着糊(37)が紙箱主体(31)の上記開口周縁(38)の下方に確実に案内されるようにする。即ち、上記開口周縁(38)からの接着糊(37)のはみ出しを防止する。
【0028】
次に、紙箱(3)の上方に退避している進退軸(78)が降下し、該進退軸(78)の下端の当接片(77)が進退棒(751)の先端の中央凹部(750)内に侵入した蓋押え位置まで移動する。すると、図5の(ハ)及び図1の実線で示すように、紙箱(3)の蓋板(33)の外面に上記当接片(77)が当接した状態になる。この状態で蓋閉め用プッシャ(75)を後退させると、図5の(ニ)に示すように、該蓋閉め用プッシャ(75)の後退時には蓋板(33)の外面が進退軸(78)の当接片(77)で押えられた状態に保たれ、これにより、蓋板(33)がガイド板(21)(21)で開方向に連れ戻される不都合が確実に防止される。
【0029】
又、進退軸(78)が降下したときには、進退軸(78)の下端部の水平面(70)によって、紙箱主体(31)の上壁部(32)が蓋板(33)の差し込み片(35)側に押圧される。これにより、上記差し込み片(35)の上面の接着糊(37)の塗布域に紙箱主体(31)の内面が押圧され、接着の確実性が確保される。
以後、紙箱(3) が最終ステーション(95)から更に下流側に搬送されてこれが搬送装置(A) の下流端部から適宜取り出される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る紙箱の蓋閉め装置を組み込んだ包装装置の要部の斜視図
【図2】蓋閉め用プッシャ(75)と進退軸(78)の配設部の拡大斜視図
【図3】搬送用サーボモータ(M) 等と制御装置(81)の電気接続状態の図
【図4】差し込み片(35)の折り曲げ作業を説明する断面図
【図5】最終ステーション(95)で蓋板(33)を全閉状態に閉じる動作を説明する図
【図6】紙箱(3) の斜視図
【図7】従来例の説明図
【符号の説明】
(21)・・・ガイド板
(31)・・・紙箱主体
(33)・・・蓋板
(35)・・・差し込み片
(37)・・・接着糊
(39)・・・一端開放部
(77)・・・当接片
(78)・・・進退軸
Claims (1)
- 紙箱主体(31)の一端開放部(39)から該紙箱主体(31)の内面に沿うように差し込まれた後に差し込み前の初期位置に引き抜かれるガイド板(21)を具備する紙箱の蓋閉め装置であって、前記差し込まれるガイド板(21)には前記一端開放部(39)の周縁から延長した蓋板(33)の先端の差し込み片(35)の外面が当接しながら蓋閉めされる、紙箱の蓋閉め装置に於いて、
前記蓋板(33)の開閉動作域の外側の退避位置と、全閉状態にある前記蓋板(33)の外面に当接する蓋押え位置との間を往復移動し且つ前記ガイド板の引き抜き時には前記蓋押え位置に維持される蓋押え体が設けられ、
前記差し込み片(35)の表面のうち、前記紙箱主体(31)の内面に接触する部分には接着糊(37)が塗布されており、
前記蓋板(33)を閉じた後に、前記差し込み片(35)の接着糊(37)の塗布域に対して前記紙箱主体(31)を押圧する方向に往復移動する押圧面を備えた進退軸(78)が設けられ、
前記蓋押え体は、前記進退軸(78)の先端に突設され且つ前記押圧面が前記紙箱主体(31)を押圧した状態で前記蓋板(33)の外面に当接又は接近する当接片(77)である、紙箱の蓋閉め装置。
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