JPH08216712A - トランスファ - Google Patents
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- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
Abstract
潤滑性を改善する。 【構成】 トランスファーケース41にベアリング4
5,47を介して回転自在に支承されエンジンからの駆
動力が入力されるとともに第1ギヤ37を有した入力軸
39と、一端をベアリング71を介して他端を回転自在
に支承されるとともに第2ギヤ51,53を有した第1
出力軸63と、ベアリング81を介して回転自在に支承
され第3ギヤ77を有した第2出力軸79と、入力軸3
9の端部に配置され第1ギヤ37と第2ギヤ51,53
と第3ギヤ77とで構成され第1と第2出力軸を介して
前輪側と後輪側にエンジンからの駆動力を分配する差動
機構31と、第2出力軸79に回転結合した動力伝達機
構33と、ハウジング側部材99を第1または第2出力
軸に回転結合されハブ側部材101を第2または第1出
力軸に回転結合された差動制限装置35とを備える。
Description
車のトランスファに関する。
ようなトランスファ201が記載されている。このトラ
ンスファ201は、プラネタリーギヤ式のセンターデフ
203と差動制限装置205とチェーン伝動機構207
などを備えており、インターナルギヤ209からセンタ
ーデフ203に入力するエンジンの駆動力はサンギヤ2
11から出力軸213を介して後輪側に伝達され、ピニ
オンキャリヤ215から出力軸217とチェーン伝動機
構207とを介して前輪側に伝達される。出力軸217
は中空であり出力軸213の外側に配置されている。
又、センターデフ203の差動を制限する差動制限装置
205はセンターデフ203とチェーン伝動機構207
との間に配置されている。
19と内側のハブ221との間に封入された粘性流体の
剪断抵抗を用いて差動を制限するものであり、ハウジン
グ219とハブ221との間には粘性流体の洩れを防止
するオイルシール223,223が配置されている。ハ
ウジング219はインターナルギヤ209にスプライン
連結され、ハブ221は出力軸217の外周にスプライ
ン連結されている。
シール223,223が配置された差動制限装置205
のハウジング219とハブ221との間には径方向の隙
間があると共に、インターナルギヤ209と出力軸21
7にそれぞれスプライン連結されているハウジング21
9とハブ221はいずれも多少の動きが可能であること
や、ハウジング219とハブ221との間に封入された
粘性流体の片寄りによって、ハウジング219やハブ2
21にアンバランスが生じることがあり、この振動がイ
ンターナルギヤ209と出力軸217別々に介してセン
ターデフ203に入力されるため、センターデフ203
の各ギヤの歯あたりに直接的な影響を与え、各ギヤの歯
当たり不良や破損、騒音などを引き起こす恐れがある。
217の外周とハウジング219との間にブッシュ22
5,227を配置して、ハウジング219やハブ221
の動きを抑えている。
のように出力軸217(2重軸)の外周に配置されてい
るから、出力軸213に設けられた油路229のオイル
は出力軸213と出力軸217とを通らなければなら
ず、ブッシュ225,227に届きにくく、また、差動
制限装置205の軸方向両側にセンターデフ203とチ
ェーン伝動機構207とが配置されているから、オイル
を側方からブッシュ225,227に供給するのも難し
い。このためブッシュ225,227を充分に潤滑する
ためには強制給油が必要となるためにポンプ230が設
けられている。このような理由でブッシュ225,22
7をポンプ230を用いることなく潤滑することは困難
である。
良好なものとするため、センターデフ203、差動制限
装置205、チェーン伝動機構207のいずれかの間に
別途トランスファーケース202に支承するための支承
ベアリングを配置することが考えられるが、出力軸21
3が3点支持となるため、何れか一つのベアリングが不
良当たりとなり、焼き付きによるロックが起こったり、
不良当たりとなったベアリングが破損する虞がある。
力を分配する差動機構と差動機構の差動回転を制限する
差動制限機構とを備えたトランスファであって、差動制
限装置の振れによる影響を差動機構を遮断し差動機構の
歯当たりによる不具合を防止すると共に、差動制限装置
の支承部を潤滑するためのポンプを必要とすることなく
ベアリングの潤滑性が良く、また、別途途中にベアリン
グを配置することの無いトランスファの提供を目的とす
る。
は、トランスファーケースにベアリングを介して回転自
在に支承されエンジンからの駆動力が入力されるととも
に第1ギヤを有した入力軸と、一端をベアリングを介し
てトランスファーケースに支承され他端を入力軸に回転
自在に支承されるとともに第2ギヤを有した第1出力軸
と、第1出力軸の外周にベアリングを介して回転自在に
支承され第3ギヤを有した第2出力軸と、入力軸の端部
に配置され第1ギヤと第2ギヤと第3ギヤとで構成され
第1と第2出力軸を介して前輪側と後輪側にエンジンか
らの駆動力を分配する差動機構と、差動機構の軸方向に
隣接配置され第2出力軸に回転結合した動力伝達機構
と、動力伝達機構の軸方向に隣接配置されハウジング側
部材を第1または第2出力軸に回転結合されハブ側部材
を第2または第1出力軸に回転結合された差動制限装置
とから成る。
のハブ側部材とハウジング側部材との径方向の隙間とハ
ブ側部材と第1出力軸との径方向の隙間との合計がハウ
ジング側部材と第2出力軸との径方向の隙間またはハブ
側部材とハウジング側部材との径方向の隙間とハウジン
グ側部材と第1出力軸との径方向の隙間の合計がハブ側
部材と第2出力軸との径方向の隙間より小さく設定され
ている請求項1記載のトランスファである。
のハウジング側部材が第2出力軸に回転結合されるとと
もにハウジング側部材は動力伝達機構に当接されること
により軸方向一方への移動が規制され、ハブ側部材は第
1出力軸に回転結合されている請求項1または2記載の
トランスファである。
ケースの内部で撥ね上げられたオイルを集めるオイルガ
ータと、オイルガータのオイルが流下するオイル溜り
と、オイル溜りのオイルが流入する流入油路と、流入し
たオイルを軸方向に導く軸方向油路と、軸方向油路のオ
イルを遠心力によって第2出力軸の支承ベアリングに供
給する吐き出し油路とを有する請求項1、2又は3のト
ランスファである。
をベアリングを介してトランスファーケースに他端を入
力軸に回転自在に支承するとともに、入力軸の端部に差
動機構を配置し、その軸方向に動力伝達機構を隣接配置
し、動力伝達機構の軸方向他側に差動制限装置を隣接配
置し、差動制限装置のハウジング側部材またはハブ側部
材を第1出力軸に回転結合した。
グで支持され、差動制限装置のハウジング側部材または
ハブ側部材を第1出力軸に回転結合されているため、ギ
ヤの歯当たり不良や破損、騒音などを差動装置に与え
ず、また、トランスファケースに支持するための特別な
ベアリングを必要としない。
(センターデフ203)と動力伝動機構(チェーン伝動
機構207)とに挟まれた差動制限装置205を2重軸
である出力軸217の外周で支持する潤滑困難なベアリ
ング(ブッシュ225,227)が不要であるから、ベ
アリングの潤滑不良が生じない。又、第2出力軸を支持
するベアリングは第2出力軸と第1出力軸との間(第2
出力軸の内側)に配置されているから、オイルの通りが
良く自然給油で充分に潤滑できる。
側部材とハブ側部材との間の径方向の隙間プラス、ハブ
側部材と第1出力軸との径方向の隙間)<(ハウジング
側部材と第2出力軸との径方向の隙間)または(ハウジ
ング側部材とハブ側部材との間の径方向の隙間プラス、
ハウジング側部材と第1出力軸との径方向の隙間)<
(ハブ側部材と第2出力軸との径方向の隙間)とされて
いるため、より一層ギヤの歯当たり不良に対して良好で
ある。
部材が動力伝達機構に当接されているため、トランスフ
ァの軸方向寸法を小さくできる。
ね上げオイルをオイル溜りに集めるオイルガータと、オ
イル溜りのオイルが流入する流入油路と、流入したオイ
ルを軸方向に導く軸方向油路と、遠心力によって軸方向
油路のオイルを第2出力軸を支承するベアリングに供給
する吐き出し油路とを設けた構成である。
リングは、第2出力軸の内側に配置されておりオイルの
通りが良いから、強制給油でなく、このような遠心力を
利用したオイルの循環によって充分な潤滑が可能であ
る。
る。この実施例は請求項1、2、3、4の特徴を備えて
いる。図1は実施例を示し、図2はこの実施例が用いら
れた車両の動力系を示す。図1の上方はこの車両の前方
に相当する。又、符号が与えられていない部材等は図示
されていない。
1、トランスミッション3、実施例のトランスファ5、
前輪側のプロペラシャフト7、フロントデフ9(前輪側
のデファレンシャル装置)、前車軸11,13、左右の
前輪15,17、後輪側のプロペラシャフト19、リヤ
デフ21(後輪側のデファレンシャル装置)、後車軸2
3,25、左右の後輪27,29などから構成されてい
る。
3から縦置きタイプのトランスファ5に伝達され、トラ
ンスファ5からプロペラシャフト7,19を介してそれ
ぞれフロントデフ9とリヤデフ21とに伝達され、更
に、フロントデフ9から左右の前輪15,17に分配さ
れ、リヤデフ21から左右の後輪27,29に分配され
る。
ーデフ31(差動機構)、チェーン伝動機構33(動力
伝動機構)、速度感応型の差動制限装置35などを備え
ており、これらは前方からこのような順にレイアウトさ
れている。
ネタリーギヤ機構である。インターナルギヤ37(第1
ギヤ)は入力軸39の後端に一体形成されており、入力
軸39はトランスファケース41の前端を貫通し、トラ
ンスミッション3の出力軸43(図2)にスプライン連
結されている。又、入力軸39は片シールのボールベア
リング45とボールベアリング47とによりトランスフ
ァケース41に支承されている。トランスファケース4
1の底部にはオイル溜りが形成されており、入力軸39
とトランスファケース41との間にはシール49が配置
され、オイル洩れを防止している。
2ギヤ)は、それぞれブッシュ55を介してピニオンシ
ャフト57に支承されており、各ピニオンシャフト57
は前後のピニオンキャリヤ59,61に両端を支持され
ている。ピニオンキャリヤ59,61は互いに連結され
ており、前側のピニオンキャリヤ59は後輪側の出力軸
63(第1出力軸)にスプライン連結されている。ピニ
オンキャリヤ59と入力軸39との間にはこれらの摺動
抵抗を低減するスラストワッシャ65,66が配置され
ている。
リング45,47の内径部に配置されたベアリング67
を介して入力軸39の凹部69に支承され、後端はボー
ルベアリング71を介してトランスファケース41に支
承されている。出力軸63はプロペラシャフト19側の
連結軸73(図2)にスプライン連結されており、この
連結軸73とトランスファケース41との間にはシール
75が配置され、オイル洩れを防止している。
出力軸79(第2出力軸)に一体形成されており、この
出力軸79はベアリング81,81を介して出力軸63
の外周に支承されている。
ット83,85とこれらを連結するチェーン87とから
なり、スプロケット83は出力軸79の外周にスプライ
ン連結され、スプロケット85は前輪側の伝達軸89
(中間軸)に一体形成されている。この伝達軸89は出
力軸79と平行に配置されており、ボールベアリング9
1,93によってトランスファケース41に支承されて
いる。又、伝達軸89はプロペラシャフト7側の連結軸
95(図2)にスプライン連結されており、この連結軸
95とトランスファケース41との間にはシール97が
配置され、オイル洩れを防止している。
るエンジン1の駆動力は、ピニオンギヤ51,53とピ
ニオンキャリヤ59,61から出力軸63に、又サンギ
ヤ77から出力軸79に分配され、出力軸63から後輪
27,29側に伝達され、出力軸79からチェーン伝動
機構33を介して前輪15,17側に伝達される。又、
悪路などで前後輪間に駆動抵抗差が生じると、ピニオン
ギヤ51,53の自転によりエンジン1の駆動力は前後
各側に差動分配される。
9(ハウジング側部材)と内側のハブ101(ハブ側部
材)との間で生じる回転差(差動)を制限する速度感応
型のものであり、ハウジング99とハブ101とで形成
された空間には粘性流体が封入され、ハウジング99と
ハブ101とは相対回転可能とするための隙間Cを有す
るため、粘性流体の洩れを防止するオイルシール10
3,103が配置されている。ハウジング99は出力軸
79に径方向の隙間Aを有してスプライン連結され、ハ
ブ101は出力軸63に径方向の隙間Bを有してスプラ
イン連結されており、センターデフ31の差動回転は、
差動制限装置35によって制限され、これらの間の差動
速度が大きいほど強い差動制限力が得られる。
の径方向の隙間Cとハブ101と出力軸63との径方向
の隙間Bの合計は、ハウジング99と出力軸79との間
の径方向の隙間Aより小さく形成されている。ハウジン
グ99の一方の端部はスプロケット83に当接部130
で当接することにより差動制限装置の軸方向一方側(左
方向)への移動は規制され、また、ハブ101と出力軸
63は当接部140で当接することにより差動制限装置
の軸方向他方側(右方向)への移動は規制されている。
力軸63の前端はベアリング67と入力軸39とボール
ベアリング45,47とを介してトランスファケース4
1に支承され、出力軸63の後端はボールベアリング7
1を介してトランスファケース41に支承されており、
更に、ハウジング99が連結された出力軸79はベアリ
ング81,81を介して出力軸63の外周に支承されて
いるから、ハウジング99やハブ101の回転振動によ
る悪影響はこれらのベアリング45,47、71、8
1,81によってセンターデフ31から遮断され、各ギ
ヤの歯当たり不良や破損、騒音などを防止する。
はオイルガータ105が取り付けられており、トランス
ファケース41の前部には入力軸39とシール49と片
シールのボールベアリング45とによってオイル溜り1
07が形成されている。又、入力軸39にはオイルの流
入油路109,111が設けられ、出力軸63には軸方
向油路113と径方向の吐き出し油路115とが設けら
れている。更に、トランスファケース41にはオイルの
流出を防止する盲プレート117が取り付けられてお
り、トランスファケース41と出力軸63の軸方向油路
113とにはオイルセパレータ119が取り付けられて
いる。
が回転すると、トランスファケース41のオイル溜りか
ら、矢印121のように撥ね上げられてオイルガータ1
05に集められたオイルは、オイルガータ105の傾斜
によって矢印123のようにオイル溜り107に流れ込
み、更に入力軸39の流入油路109,111に流入す
る。
67に導かれてこれを潤滑し、更にスラストワッシャ6
5を潤滑する。又、流入油路109を通るオイルは軸方
向油路113通って軸方向に移動し、出力軸63の回転
による遠心力を受けて径方向の吐き出し油路115から
出力軸79のベアリング81,81に供給されてこれら
を潤滑し、更に一部は軸方向左側に流れてスラストワッ
シャ66を潤滑した後出力軸79の前端からピニオンギ
ヤ51,53側に供給され、その他に軸方向右側に流れ
たオイルはハウジング101と出力軸79との隙間Bを
移動する。
外側に配置された従来例のブッシュ225,227と異
なって、出力軸79の内側に配置されただけであるため
オイルが届き易く、また差動制限装置35の一側は回転
部材が設けられていない事により、単独で充分な潤滑が
可能となるため、軸方向油路113、スプロケット83
の内径部までの長さで良い事になり、遠心力を利用した
上記のような自然給油で充分な潤滑が可能である。
33、差動制限装置35などの回転によって撥ね上げら
れたオイルは、トランスファケース41の内壁で跳ね返
り、センターデフ31の各ギヤやボールベアリング4
5,47,71,91,93などを潤滑する。
る。
ン伝動機構33をセンターデフ31と差動制限装置35
との間に配置すると共に、センターデフ31と差動制限
装置35とを連結する出力軸63、79をそれぞれベア
リングで支持することによって、差動制限装置35の回
転振動をセンターデフ31から遮断し、各ギヤの歯当た
り不良や破損、騒音などを防止している。
203とチェーン伝動機構207との間に挟まれ、その
上、出力軸217(2重軸)の外側に配置されたブッシ
ュ225,227のような潤滑困難なベアリングが不要
であるから、ベアリングの潤滑不良が生じない。又、ベ
アリング81,81は出力軸79の内側に配置されてオ
イルが届き易いから、上記のような遠心力を利用した自
然給油で充分な潤滑が可能である。
ジンの駆動力をピニオンキャリヤに入力させてインター
ナルギヤとサンギヤから出力する形成のプラネタリーギ
ヤ式や、ベベルギヤ式の差動機構でもよい。
流体の剪断抵抗を利用するものに限らず、例えば多板ク
ラッチを油圧アクチュエータや電磁石などで締結する差
動制限装置でもよい。
に限らず、例えばギヤ伝動機構でもよい。
の一端をベアリングを介してトランスファーケースに他
端を入力軸に回転自在に支承するとともに、入力軸の端
部に差動機構を配置し、その軸方向に動力伝達機構を隣
接配置し、動力伝達機構の軸方向他側に差動制限装置を
隣接配置し、差動制限装置のハウジング側部材またはハ
ブ側部材を第1出力軸に回転結合したから、トランスフ
ァーケースに支持するための特別なベアリングを必要と
せずに、各ギヤの歯当たり不良や破損、騒音などを防止
する。
伝動機構との間に挟まれ、更に2重軸の外側に配置され
た潤滑困難なベアリングがないから、ベアリングの潤滑
不良が生じない。
ングにはオイルが届き易いから、請求項4の構成のよう
に、自然給油で充分な潤滑が可能である。
トン機構図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 トランスファーケースにベアリングを介
して回転自在に支承されエンジンからの駆動力が入力さ
れるとともに第1ギヤを有した入力軸と、一端をベアリ
ングを介してトランスファーケースに支承され他端を入
力軸に回転自在に支承されるとともに第2ギヤを有した
第1出力軸と、第1出力軸の外周にベアリングを介して
回転自在に支承され第3ギヤを有した第2出力軸と、入
力軸の端部に配置され第1ギヤと第2ギヤと第3ギヤと
で構成され第1と第2出力軸を介して前輪側と後輪側に
エンジンからの駆動力を分配する差動機構と、差動機構
の軸方向に隣接配置され第2出力軸に回転結合した動力
伝達機構と、動力伝達機構の軸方向に隣接配置されハウ
ジング側部材を第1または第2出力軸に回転結合されハ
ブ側部材を第2または第1出力軸に回転結合された差動
制限装置とから成ることを特徴とするトランスファ。 - 【請求項2】 差動制限装置のハブ側部材とハウジング
側部材との径方向の隙間とハブ側部材と第1出力軸との
径方向の隙間との合計がハウジング側部材と第2出力軸
との径方向の隙間またはハブ側部材とハウジング側部材
との径方向の隙間とハウジング側部材と第1出力軸との
径方向の隙間の合計がハブ側部材と第2出力軸との径方
向の隙間より小さく設定されている請求項1記載のトラ
ンスファ。 - 【請求項3】 差動制限装置のハウジング側部材が第2
出力軸に回転結合されるとともにハウジング側部材は動
力伝達機構に当接されることにより軸方向一方への移動
が規制され、ハブ側部材は第1出力軸に回転結合されて
いる請求項1または2記載のトランスファ。 - 【請求項4】 トランスファケースの内部で撥ね上げら
れたオイルを集めるオイルガータと、オイルガータのオ
イルが流下するオイル溜りと、オイル溜りのオイルが流
入する流入油路と、流入したオイルを軸方向に導く軸方
向油路と、軸方向油路のオイルを遠心力によって第2出
力軸の支承ベアリングに供給する吐き出し油路とを有す
る請求項1、2又は3のトランスファ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02817595A JP3756540B2 (ja) | 1995-02-16 | 1995-02-16 | トランスファ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02817595A JP3756540B2 (ja) | 1995-02-16 | 1995-02-16 | トランスファ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08216712A true JPH08216712A (ja) | 1996-08-27 |
JP3756540B2 JP3756540B2 (ja) | 2006-03-15 |
Family
ID=12241399
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02817595A Expired - Fee Related JP3756540B2 (ja) | 1995-02-16 | 1995-02-16 | トランスファ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3756540B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007533516A (ja) * | 2003-07-25 | 2007-11-22 | ダイムラークライスラー・アクチェンゲゼルシャフト | 総輪駆動用ドライブトレイン |
-
1995
- 1995-02-16 JP JP02817595A patent/JP3756540B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007533516A (ja) * | 2003-07-25 | 2007-11-22 | ダイムラークライスラー・アクチェンゲゼルシャフト | 総輪駆動用ドライブトレイン |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3756540B2 (ja) | 2006-03-15 |
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