JPH08216214A - 射出成形機 - Google Patents

射出成形機

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JPH08216214A
JPH08216214A JP6718395A JP6718395A JPH08216214A JP H08216214 A JPH08216214 A JP H08216214A JP 6718395 A JP6718395 A JP 6718395A JP 6718395 A JP6718395 A JP 6718395A JP H08216214 A JPH08216214 A JP H08216214A
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JP
Japan
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injection molding
molding machine
injection
mold clamping
mold
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Application number
JP6718395A
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English (en)
Inventor
Asanosuke Chisaka
浅之助 千坂
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】射出成形機の小型化を主目的にした。 【構成】射出装置と型締装置を一体化構造に近いものと
した.この射出装置1をタイバ8をロッドとした直圧式
型締装置2の4本または2本の油圧シリンダの内側に,
このシリンダと並列配置とし,射出成形機の全長を従来
の射出成形機の半分近くにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は射出成形機に関するもの
であり,特にプリプラ式に属する射出成形機に関するも
のである.プリプラ式射出成形機はスクリュプリプラス
ティケーティング射出成形機またはスクリュ予備可塑化
式射出成形機とも呼ばれている.
【0002】
【従来の技術】射出成形機の主流であり,最も一般的な
ものはインラインスクリュ式である.インラインスクリ
ュ式の一般的なものは型締装置と射出装置が直列配置と
なっており,射出装置そのものも,重要な要素である射
出用油圧シリンダ,スクリュ回転用モータおよびスクリ
ュシリンダ(あるいは加熱筒とも言わている)などが直
列配置となっいるものものが多い.そのために機械の長
さは非常に長くなり,射出成形機の一つの問題点として
見られてきた.インライン式の類似機種であるプリプラ
式も一般的なものはスクリュシリンダとプランジャは並
列配置であるが,その他の要素はインラインスクリュ式
と同じ配置であって,機械の長さは変るところはない.
機械長が長いことは機械が標準的な横形の場合,機械の
据付け面積が大きいことになり,使用者側で据付面積の
確保に苦労することが多い.据付け面積の点で有利な竪
形の場合は機械の高さが大きくなり,建屋の梁高さの制
約をうけるので,いづれにしても大きさが問題である点
では同じである.また,従来の横形射出成形機の可動盤
には油圧による成形品突出し用エジェクタ,内ねじ付ボ
トルキャップの成形に使用されるコア回転用モータおよ
びディスク成形に使用される油圧プレスなどを取付ける
ことが多いが,可動盤は型締装置の一部であるため,取
付けスペースを充分に確保できない悩みがある.
【0003】
【発明が解決しようとする課題】射出成形機のメーカは
かなり以前から機械寸法の圧縮に努力してきた.しかし
画期的にその短縮に成功した例はなかった.何故かと言
うと可塑化の主役であるスクリュが従来の細長い形から
脱却できなかったためと,可塑化装置そのものの寸法が
大きいために型締装置に射出装置を組込む形となる並列
配置に変更が困難であったためである.一部のメーカで
は型締装置と射出装置の並列配置を実行した例もあった
がその結果,射出装置の射出量調整とか保守整備など射
出装置に直接手を触れなければならない場合に作業が実
施しにくい欠点が生じた,本発明は最近出現した画期的
に長さの短い円錐形可塑化スクリュを使用し,あるいは
本発明者がすでに出願ずみの逆流防止装置を装備したプ
リプラ式可塑化装置を適用して従来の横形射出成形機の
全長を従来の1/2近く,また竪形射出成形機において
は機械高さを1/2近くに短縮しようとするものであ
る.また,横形射出成形機においては可動盤を型締装置
の一部とせず,図3〜図7の実施例にしめすように可動
盤の外側に空間を設け,油圧エジェクタとか,ねじ抜き
用回転モータ,ディスク成形用油圧プレスなどを容易に
装着できるようにしたものである.
【0004】
【課題を解決するための手段】
(イ) タイバ8をロッドとし,固定盤6に取り付けら
れた油圧シリンダ4本または2本の直圧式型締装置の油
圧シリンダに取り囲まれた内側空間に油圧シリンダと並
行に,またノズル16が金型10に接することができる
ように射出装置を設け,射出装置と型締装置の一体化に
よる小型化を計った. (ロ) 射出装置1は前項0003で説明したように全
長の短い円錐形スクリュを用いたプリプラ式,あるいは
本発明者が出願ずみの逆流防止装置を装備したプリプラ
式射出装置で,射出装置を型締装置に組込んだものとし
た. (ハ) 横形射出成形期においては従来機のように型締
装置に可動盤を直接取付けることをせず,図4に示すよ
うに可動盤の外側に油圧エジェクタ,その他の油圧装置
を取付けられる空間を設けることができる形状とした. (ニ) 竪形射出成形機においては基本的には横形射出
成形機と同じ構造としたが横形射出成形機の可動盤に相
当する部分9はベッドに固定され,横形射出成形機の固
定盤に相当する部分6は射出装置,型締装置と共に上下
に移動して型締,型閉じ運動が可能な構造とし,機械全
高を小さくした
【0005】
【作用】本発明に使用した射出装置1は円錐形の太く短
いスクリュを使用したもので,非常に小型である特長を
もっているので型締シリンダ4本で囲まれた空間または
2本の型締シリンダの中間に取り付けが可能である.こ
の様な配置は従来の射出成形機と比較すると射出装置の
長さ分だけ機械長が短縮できることになる.一般的に射
出装置と型締装置はほぼ等しい長さであるため,横形射
出成形機においては機械全長を,竪形射出成形機におい
ては機械の高さを従来機のおよそ1/2近くにすること
が可能である.また,射出成形機は標準的な成形以外の
特殊な成形では前述したように可動盤に各種の補機を取
り付けることがあり,本発明の横形射出成形機において
は可動盤の外側は何にも拘束されずに自由に補機を取付
けられることになる.
【0006】
【実施例】
その1 図2から図8に示す実施例はベッド5上に型締装置と射
出装置を水平に設置した横形射出成形機の例である.射
出装置は出願済の出願番号6−333709発明の名称
「プリプラ式射出成形機の逆流防止装置」を装備したも
のを例とした.また本発明は竪形に適用することもでき
るが本発明の特長は横型で充分に発揮できるので,まず
横形の型締力100トン程度の射出成形機の実施例で説
明する.直圧式の型締シリンダ3および4は固定盤6に
取り付けられ,それぞれタイバ8をロッドとするため,
これらのシリンダはタイバ位置に配置されている.急速
型閉じシリンダ3は2本設けられた急速型閉じ用差動シ
リンダである.型締シリンダ4は型閉じ後の型締力発生
用のシリンダで2本設けられている.固定盤6はベッド
5に固定されているので型閉じ行程では可動盤9はベッ
ド上を摺動して金型10を閉じる方向に動くことにな
る.急速型閉じは4本のシリンダのうち,対角線位置の
2本のシリンダが差動油圧回路によって金型10をスト
ロークCを移動する,他の2本の型締シリンダ4は型閉
じ後に型閉じシリンダに加勢し4本の強い力で金型を締
める.ストロークbはノズル14の金型接触状態を調べ
たり,金型入口のスプルゥから固化した材料を取り除く
ために必要であり,射出装置は図6に示すように射出装
置摺動用油圧シリンダ12によってノズルは金型から切
り雛される.射出装置摺動用油圧シリンダは固定盤6と
射出装置の間に取り付けてあるのでb寸法だけ動くこと
ができる.aは射出装置のプランジャの射出ストローク
である.成形品突出し用のエジェクタ11は可動盤9の
外側に取付けてあり,可動盤の外側は自由にエジェクタ
以外の補機類を取り付けることが可能である.本実施例
では型閉じ型締用油圧シリンダは4本であるが,超小型
射出成形機に見られる2本タイバ式のものにも適用でき
る. その2 図9は竪形射出成形機に本発明を適用した実施例であ
る.横形の実施例とは基本的には同じであるが,ノズル
の手入れを容易にするため竪形の場合はノズル側の取付
盤14は移動できるように移動用油圧シリンダ15を追
加した.また可動盤と固定盤は横型と異なり可動盤は実
質的にはベッドに固定されるので固定盤となり,固定盤
は射出装置とともに移動するので,これも実質的には可
動盤となる.ただし名称は横型のものをそのまま使用し
た.竪形の場合は油圧アクチュエータの支持方法は横形
射出成形機と多少異なるが,配置と各部分の運動範囲は
ほとんど変りない.射出装置は横型射出成形機と同じも
のを例とした
【0007】
【発明の効果】本発明の効果は射出成形機の最大の問題
点と言ってもよい機械長さの過大を解決するため,その
寸法をおよそ1/2にすることができること,および横
形射出成形機においては可動盤の外側に補機取り付けの
空間を設けることができるため,多様な成形品形状の要
求に応ずる範囲が広くなると言う2つの非常に大きな効
果がある.図7に示すように射出成形機の型締装置,射
出装置の各部分は成形のために,ある範囲で運動する.
機械の実質的な大きさはこの運動範囲も含めなければな
らない.図示のように本発明によるものは射出ストロー
クa射出装置摺動ストロークb型閉じストロークc逆流
防止スリーブストロークd成形品突出しエジェクタスト
ロークeなど全ての運動部分の動きはベッドの長さLの
中にあり,この範囲の中で運動しているので,本発明に
よる横形射出成形機の実質的な機械長さはベッドの長さ
に取り付けられた油圧突出し装置とか,ねじ抜きモータ
などの補機の長さを加えたものとなる.図8に実際に市
販されている射出成形機(上図)と本発明による射出成
形機(下図)の型締力100トン程度の射出成形機の長
さ比較を示した.
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による射出成形機の射出装置と型締装
置の関連図,側面図図2のC−C断面(射出装置は断面
せず)である
【図2】 本機の端面側面図
【図3】 実施例上面図,図2の断面A−A
【図4】 実施例側面図,図2の断面B−B
【図5】 実施例上面図,ノズルは金型から切り離さ
れ,金型は閉じられている状態図
【図6】 実施例側面図,上面図と同じ状態図,射出装
置摺動用油圧シリンダ取り付け部説明図
【図7】 実施例射出成形機各部分の運動範囲説明図
【図8】 従来機との機械長さ比較図
【図9】 実施例竪形射出成形機側面図と各部分の運動
範囲説明図
【図10】 実施例竪形射出成形機上面図
【符号の説明】 1 射出装置本体 2 型締装置本体 3 急速型閉じ用油圧シリンダ 4 型締用油圧シリンダ 5 ベッド 6 固定盤 7 ピストン 8 タイバ 9 可動盤 10 金型 11 油圧エジェクタ 12 射出装置摺動用油圧シリンダ 13 材料ホッパ 14 取付板 15 取付板移動用油圧シリンダ 16 ノズル 17 電動機 a 射出ストローク b 射出装置摺動ストローク c 型閉じストローク d 逆流防止スリーブのストローク e エジェクタストローク f 取付板移動ストローク(竪形のノズル切り離し
ストローク)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項 1】図1〜図4および図9,図10によって
    説明する (イ)射出装置1は円錐形の可塑化用スクリュを有し,
    当該スクリュの軸芯にプランジャを有するプリプラ式射
    出装置を使用する (ロ)型締装置2は型締装置のタイバ8をロッドに利用
    した4本または2本のシリンダで構成する直圧式とし,
    この4本または2本の油圧シリンダの内側空間のほゞ中
    心にこの油圧シリンダに並行に射出装置1を設ける (ハ)横形射出成形機においては,4本または2本の型
    締装置の油圧シリンダ3および4または4のみ,はベッ
    ド5に固定された固定盤6に取り付けられる.可動盤9
    はベッド上を摺動し,型閉じ型締方向に動くことが可能
    であり,可動盤外側は油圧エジェクタ11その他の装置
    が取付けられる空間を設ける.また,竪形射出成形機に
    おいては横形射出成形機の可動盤9に相当する部分ベッ
    ド5に固定し型締装置と射出装置は共に上下に運動して
    型閉じ型締運動を行うことができる射出装置と型締装置
    を設ける
  2. 【請求項 2】射出装置1は特願平6−333709発
    明の名称「プリプラ式射出成形機の逆流防止装置」を装
    備する射出装置とし,これを設けた射出成形機
JP6718395A 1995-02-16 1995-02-16 射出成形機 Pending JPH08216214A (ja)

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