JPH082161A - 回転式ファイル及びその製造方法 - Google Patents
回転式ファイル及びその製造方法Info
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- JPH082161A JPH082161A JP14444794A JP14444794A JPH082161A JP H082161 A JPH082161 A JP H082161A JP 14444794 A JP14444794 A JP 14444794A JP 14444794 A JP14444794 A JP 14444794A JP H082161 A JPH082161 A JP H082161A
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- sheet member
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- tongue
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C10—PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
- C10L—FUELS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NATURAL GAS; SYNTHETIC NATURAL GAS OBTAINED BY PROCESSES NOT COVERED BY SUBCLASSES C10G, C10K; LIQUEFIED PETROLEUM GAS; ADDING MATERIALS TO FUELS OR FIRES TO REDUCE SMOKE OR UNDESIRABLE DEPOSITS OR TO FACILITATE SOOT REMOVAL; FIRELIGHTERS
- C10L1/00—Liquid carbonaceous fuels
- C10L1/02—Liquid carbonaceous fuels essentially based on components consisting of carbon, hydrogen, and oxygen only
- C10L1/023—Liquid carbonaceous fuels essentially based on components consisting of carbon, hydrogen, and oxygen only for spark ignition
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C10—PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
- C10G—CRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
- C10G73/00—Recovery or refining of mineral waxes, e.g. montan wax
- C10G73/38—Chemical modification of petroleum
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Sheet Holders (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構造で安価な回転式リングを提供す
る。 【構成】 シート部材11に穿設した貫通孔13の周縁
部を切断することにより、該貫通孔13の周囲の相反す
る方向から延在して重なり合う舌片15を形成し、重ね
合わせたシート部材11の同一方向から延在する舌片1
5同士をそれぞれまとめることにより、各シート部材1
1の回転方向上流側の舌片群15aを他方の舌片群15
bの裏面側に配設し、貫通孔13に軸受部材12を挿通
したものである。
る。 【構成】 シート部材11に穿設した貫通孔13の周縁
部を切断することにより、該貫通孔13の周囲の相反す
る方向から延在して重なり合う舌片15を形成し、重ね
合わせたシート部材11の同一方向から延在する舌片1
5同士をそれぞれまとめることにより、各シート部材1
1の回転方向上流側の舌片群15aを他方の舌片群15
bの裏面側に配設し、貫通孔13に軸受部材12を挿通
したものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表面に位置するシート
部材を回転することにより、順次、裏面に頁めくりでき
る回転式ファイル及びその製造方法に関するものであ
る。
部材を回転することにより、順次、裏面に頁めくりでき
る回転式ファイル及びその製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、学習教材用のファイルとして、図
5に示すように、複数枚のカード1と、このカード1の
回転中心となる軸受部材2とから構成されるものがあ
る。前記カード1の上縁中央部には貫通孔3が穿設さ
れ、その中央縁部が貫通孔3まで切断されることにより
(以下、切断部4という。)、舌片5a,5bがそれぞ
れ形成されている。前記軸受部材2は、前記カード1の
貫通孔3を貫通する軸部6と、重ね合わせたカード1の
表裏面に位置する鍔部7とから構成されており、軸部6
同士を嵌合することにより組み立てられる。
5に示すように、複数枚のカード1と、このカード1の
回転中心となる軸受部材2とから構成されるものがあ
る。前記カード1の上縁中央部には貫通孔3が穿設さ
れ、その中央縁部が貫通孔3まで切断されることにより
(以下、切断部4という。)、舌片5a,5bがそれぞ
れ形成されている。前記軸受部材2は、前記カード1の
貫通孔3を貫通する軸部6と、重ね合わせたカード1の
表裏面に位置する鍔部7とから構成されており、軸部6
同士を嵌合することにより組み立てられる。
【0003】前記ファイルでは、複数枚のカード1を重
ね合わせることにより、形成された貫通孔3に前記軸受
部材2の軸部6を挿通するが、その際、軸部6に外装し
たリング8を、切断部4を介して、舌片5aの表面側
と、舌片5bの裏面側とに位置させる。
ね合わせることにより、形成された貫通孔3に前記軸受
部材2の軸部6を挿通するが、その際、軸部6に外装し
たリング8を、切断部4を介して、舌片5aの表面側
と、舌片5bの裏面側とに位置させる。
【0004】このようにして組み立てられたファイルで
は、表面側のカード1aを図5中矢印方向に回転させれ
ば、このカード1aの舌片5aがリング8の裏面に沿っ
て移動し、裏面側のカード1の舌片5bの背後に侵入す
る。これにより、表面側のカード1aが裏面側のカード
1bの背後に移動する。
は、表面側のカード1aを図5中矢印方向に回転させれ
ば、このカード1aの舌片5aがリング8の裏面に沿っ
て移動し、裏面側のカード1の舌片5bの背後に侵入す
る。これにより、表面側のカード1aが裏面側のカード
1bの背後に移動する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のファイルでは、軸受部材2の外に、別体のリング8
が必要であり、管理が面倒であると共に、コストアップ
を招来していた。そこで、本発明は前記問題点に鑑み、
簡単な構造で安価な回転式リングを提供することを目的
とする。
来のファイルでは、軸受部材2の外に、別体のリング8
が必要であり、管理が面倒であると共に、コストアップ
を招来していた。そこで、本発明は前記問題点に鑑み、
簡単な構造で安価な回転式リングを提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明では、複数枚のシート部材と、
該シート部材に形成した貫通孔に挿通して、各シート部
材を回転自在に保持する軸受部材とからなる回転式ファ
イルにおいて、前記貫通孔の周縁部を切断することによ
り、該貫通孔の周囲の相反する方向から延在して重なり
合う舌片をシート部材に形成する一方、重ね合わせたシ
ート部材の同一方向から延在する舌片同士をそれぞれま
とめることにより、各シート部材の回転方向上流側の舌
片群を他方の舌片群の裏面側に配設したものである。
め、請求項1記載の発明では、複数枚のシート部材と、
該シート部材に形成した貫通孔に挿通して、各シート部
材を回転自在に保持する軸受部材とからなる回転式ファ
イルにおいて、前記貫通孔の周縁部を切断することによ
り、該貫通孔の周囲の相反する方向から延在して重なり
合う舌片をシート部材に形成する一方、重ね合わせたシ
ート部材の同一方向から延在する舌片同士をそれぞれま
とめることにより、各シート部材の回転方向上流側の舌
片群を他方の舌片群の裏面側に配設したものである。
【0007】請求項2記載の発明では、前記シート部材
を袋状のものとし、前記貫通孔の周囲の相反する方向か
ら重なり合う舌片を、表ファイル部及び裏ファイル部に
形成したものである。
を袋状のものとし、前記貫通孔の周囲の相反する方向か
ら重なり合う舌片を、表ファイル部及び裏ファイル部に
形成したものである。
【0008】請求項3記載の発明では、前記シート部材
を1枚ものとし、前記舌片の一方を、貫通孔の周縁部を
切断することにより形成すると共に、前記舌片の他方
を、シート部材の縁部を折り返すことにより形成したも
のである。
を1枚ものとし、前記舌片の一方を、貫通孔の周縁部を
切断することにより形成すると共に、前記舌片の他方
を、シート部材の縁部を折り返すことにより形成したも
のである。
【0009】請求項4記載の発明では、前記軸受部材
に、取付手段を形成したものである。この取付手段とし
ては、例えば、永久磁石、フック、係止孔、吸盤、マジ
ックテープ、接着等種々の手段が利用できる。
に、取付手段を形成したものである。この取付手段とし
ては、例えば、永久磁石、フック、係止孔、吸盤、マジ
ックテープ、接着等種々の手段が利用できる。
【0010】請求項5記載の発明では、請求項1記載の
回転式ファイルを、折り目を中心として線対称にシート
を打ち抜き、両側の対応する縁部近傍に貫通孔を穿設す
ると共に、該貫通孔の周囲の相反する方向から重なり合
う舌片を形成する打ち抜き工程と、前記シートを折り目
で折り返すと共に、内部にカードを収容して封止するシ
ート部材形成工程と、複数枚のシート部材を重ね合わ
せ、各シート部材の一方の舌片群を、他方の舌片群の背
後に配設する一方、前記貫通孔に軸受部材を配設する組
立工程とで製造したものである。
回転式ファイルを、折り目を中心として線対称にシート
を打ち抜き、両側の対応する縁部近傍に貫通孔を穿設す
ると共に、該貫通孔の周囲の相反する方向から重なり合
う舌片を形成する打ち抜き工程と、前記シートを折り目
で折り返すと共に、内部にカードを収容して封止するシ
ート部材形成工程と、複数枚のシート部材を重ね合わ
せ、各シート部材の一方の舌片群を、他方の舌片群の背
後に配設する一方、前記貫通孔に軸受部材を配設する組
立工程とで製造したものである。
【0011】
【作用】請求項1、2又は3記載の発明の構成によれ
ば、表面側シート部材を回転させると、そのシート部材
の舌片は、他方の舌片群の裏面側に位置しているため、
裏面側シートの背後に移動する。
ば、表面側シート部材を回転させると、そのシート部材
の舌片は、他方の舌片群の裏面側に位置しているため、
裏面側シートの背後に移動する。
【0012】請求項4記載の発明の構成によれば、取付
手段により、所望の場所に取り付けられている。
手段により、所望の場所に取り付けられている。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に従って説
明する。図1は本発明に係る回転式ファイルの斜視図を
示している。この回転式ファイルは、シート部材11
と、軸受部材12とから構成されている。
明する。図1は本発明に係る回転式ファイルの斜視図を
示している。この回転式ファイルは、シート部材11
と、軸受部材12とから構成されている。
【0014】シート部材11は、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、塩化ビニール等の合成樹脂材料を袋状に形成
したもので、上縁中央部近傍には貫通孔13が穿設され
ている。この貫通孔13の周縁部と上縁との間には切断
部14が形成されている。この切断部14は、表シート
部11aと裏シート部11bとでは、位置がずれて形成
されており、表シート部11aには左側から突出する左
舌片15aが、裏シート部11bには、右側から突出す
る右舌片15bがそれぞれ形成されている。
ロピレン、塩化ビニール等の合成樹脂材料を袋状に形成
したもので、上縁中央部近傍には貫通孔13が穿設され
ている。この貫通孔13の周縁部と上縁との間には切断
部14が形成されている。この切断部14は、表シート
部11aと裏シート部11bとでは、位置がずれて形成
されており、表シート部11aには左側から突出する左
舌片15aが、裏シート部11bには、右側から突出す
る右舌片15bがそれぞれ形成されている。
【0015】軸受部材12は、軸部16及び鍔部17か
らなり、軸部16同士を嵌合することにより形成され
る。形成された軸受部材12の軸部16の外径は、前記
シート部材11に形成した貫通孔13の内径と同一ある
いは若干小さく形成されており、シート部材11の回転
を可能とする。また、鍔部17には、取付手段となる永
久磁石18が埋め込まれており、磁性材料、例えば、単
車の燃料タンク等に着脱可能に取り付けておくことがで
きるようになっている。前記取付手段は、鍔部17から
延設したフックや、マジックテープ、係止孔、吸盤等、
着脱自在なものの外、接着等により所定場所に固定する
構成としてもよい。
らなり、軸部16同士を嵌合することにより形成され
る。形成された軸受部材12の軸部16の外径は、前記
シート部材11に形成した貫通孔13の内径と同一ある
いは若干小さく形成されており、シート部材11の回転
を可能とする。また、鍔部17には、取付手段となる永
久磁石18が埋め込まれており、磁性材料、例えば、単
車の燃料タンク等に着脱可能に取り付けておくことがで
きるようになっている。前記取付手段は、鍔部17から
延設したフックや、マジックテープ、係止孔、吸盤等、
着脱自在なものの外、接着等により所定場所に固定する
構成としてもよい。
【0016】前記構成からなる回転式ファイルは次のよ
うにして形成される。すなわち、まず、図2に示すよう
に、貫通孔13及び切断部14が形成されるようにシー
ト10を打ち抜く。この場合、中央部に点線で示す折れ
目10aを形成し、この折れ目10aで折り返すことに
より、完全に重ね合わせられるようにする。ただし、切
断部14は、前述のように、右側と左側とで位置をずら
せて形成してあるため、重ね合わせた際、表シート部1
1aと裏シート部11bにそれぞれ形成した各舌片15
a,15bの端部が他方の舌片15b,15aの基部側
に位置することになる。
うにして形成される。すなわち、まず、図2に示すよう
に、貫通孔13及び切断部14が形成されるようにシー
ト10を打ち抜く。この場合、中央部に点線で示す折れ
目10aを形成し、この折れ目10aで折り返すことに
より、完全に重ね合わせられるようにする。ただし、切
断部14は、前述のように、右側と左側とで位置をずら
せて形成してあるため、重ね合わせた際、表シート部1
1aと裏シート部11bにそれぞれ形成した各舌片15
a,15bの端部が他方の舌片15b,15aの基部側
に位置することになる。
【0017】次に、打ち抜いたシート10を、前記折れ
目10aで折り返すことにより重ね合わせると共に、内
部に地図、料理のレシピ、学習用の教材等のカード18
を収容して周縁を封止することによりシート部材11を
形成する。この場合、シート10の周縁を完全に封止し
てもよいが、収容したカード18を取り替えることがで
きるように、一部(例えば、上方、側方等)を開口させ
ておいてもよい。
目10aで折り返すことにより重ね合わせると共に、内
部に地図、料理のレシピ、学習用の教材等のカード18
を収容して周縁を封止することによりシート部材11を
形成する。この場合、シート10の周縁を完全に封止し
てもよいが、収容したカード18を取り替えることがで
きるように、一部(例えば、上方、側方等)を開口させ
ておいてもよい。
【0018】続いて、形成されたシート部材11を複数
枚重ね合わせ、貫通孔13を一致させた状態で、表面側
シート部材11の左舌片15aを押し込んで、他のシー
ト部材11の各左舌片15aと共に、全右舌片15bの
背後に位置させる。その後、前記貫通孔13に重ね合わ
せたシート部材11の両側から軸受部材12の軸部16
を嵌合することにより装着し、回転式ファイルを完成す
る(図1参照)。
枚重ね合わせ、貫通孔13を一致させた状態で、表面側
シート部材11の左舌片15aを押し込んで、他のシー
ト部材11の各左舌片15aと共に、全右舌片15bの
背後に位置させる。その後、前記貫通孔13に重ね合わ
せたシート部材11の両側から軸受部材12の軸部16
を嵌合することにより装着し、回転式ファイルを完成す
る(図1参照)。
【0019】このようにして組み立てられた回転式ファ
イルでは、表面側シート部材11を回転させると、この
表面側シート部材11は舌片15a,15bにより裏面
側シート部材11の背後に移動する。すなわち、前記表
面側シート部材11の表シート部11aに形成した舌片
15aが、裏面側シート部材11の裏シート部11bに
形成した舌片15bの背後に位置しているため、これら
舌片15a,15bが従来例のリング8と同様な働きを
する。
イルでは、表面側シート部材11を回転させると、この
表面側シート部材11は舌片15a,15bにより裏面
側シート部材11の背後に移動する。すなわち、前記表
面側シート部材11の表シート部11aに形成した舌片
15aが、裏面側シート部材11の裏シート部11bに
形成した舌片15bの背後に位置しているため、これら
舌片15a,15bが従来例のリング8と同様な働きを
する。
【0020】したがって、従来のようなリング8は不要
である上、リング8を装着する場合に比べて作業がしや
すい。また、リング8の役割を舌片15で果すため、貫
通孔13の内径をそれ程大きくする必要はなく、舌片1
5a,15bの幅寸法を大きくして強度の低下を抑える
ことができる。
である上、リング8を装着する場合に比べて作業がしや
すい。また、リング8の役割を舌片15で果すため、貫
通孔13の内径をそれ程大きくする必要はなく、舌片1
5a,15bの幅寸法を大きくして強度の低下を抑える
ことができる。
【0021】また、カード18は、前記シート部材11
内に配設されるため、カード18自身は汚れることがな
く、しかも、シート部材11自身は合成樹脂材料からな
るため、汚れを簡単に拭き取ることができる。さらに、
カード18を取り替えることにより再利用可能である
上、シート部材11自身にマジック等で必要事項等を記
入したり、記入事項を消去したりすることも自由にでき
る。
内に配設されるため、カード18自身は汚れることがな
く、しかも、シート部材11自身は合成樹脂材料からな
るため、汚れを簡単に拭き取ることができる。さらに、
カード18を取り替えることにより再利用可能である
上、シート部材11自身にマジック等で必要事項等を記
入したり、記入事項を消去したりすることも自由にでき
る。
【0022】また、前記回転式ファイルは次のような用
途として使用可能である。例えば、地図を収容する場
合、地区別地図をシート部材11内に収容し、予め行き
先までの道順をマジック等で印をつけ、永久磁石により
単車の燃料タンクに張り付けたり、自動車内の所定位置
に取り付けておけばよく(ルームミラーの下に吊り下げ
たり、ダッシュボードに設けた係止部に係止したりする
等)、宅配等に最適である。また、料理のレシピを収容
する場合、取付手段として永久磁石を使用し、冷蔵庫に
張り付けたり、調理場の適当な場所に取り付けておけば
よい。その外、学習用の教材、楽譜、カレンダー等、種
々のものを収容して使用することができる。そして、片
手で簡単に頁めくりを行なうことができるので、使い勝
手がよく、取付手段により配置場所の制約も受けない。
途として使用可能である。例えば、地図を収容する場
合、地区別地図をシート部材11内に収容し、予め行き
先までの道順をマジック等で印をつけ、永久磁石により
単車の燃料タンクに張り付けたり、自動車内の所定位置
に取り付けておけばよく(ルームミラーの下に吊り下げ
たり、ダッシュボードに設けた係止部に係止したりする
等)、宅配等に最適である。また、料理のレシピを収容
する場合、取付手段として永久磁石を使用し、冷蔵庫に
張り付けたり、調理場の適当な場所に取り付けておけば
よい。その外、学習用の教材、楽譜、カレンダー等、種
々のものを収容して使用することができる。そして、片
手で簡単に頁めくりを行なうことができるので、使い勝
手がよく、取付手段により配置場所の制約も受けない。
【0023】なお、前記実施例では、シート部材11を
袋状に形成することにより、内部にカード18を収容す
る構成としたが、図4に示すように、シート部材11自
身を1枚もののカード19で構成してもよい。この場
合、シート部材11の構成は次のようにすればよい。
袋状に形成することにより、内部にカード18を収容す
る構成としたが、図4に示すように、シート部材11自
身を1枚もののカード19で構成してもよい。この場
合、シート部材11の構成は次のようにすればよい。
【0024】すなわち、カード19には、貫通孔13の
周縁部が、前記実施例同様、中央部からずれた位置で切
断されて舌片15aが形成されていると共に、この貫通
孔13近傍の上縁が部分的に延設されて折返部19aが
形成されている。そして、この折返部19aを点線に沿
って折り返し、その先端部分で前記舌片15aと同様な
舌片15bを構成することにより、両舌片15a,15
bで前記実施例と同様な回転式ファイルを形成すること
ができる。
周縁部が、前記実施例同様、中央部からずれた位置で切
断されて舌片15aが形成されていると共に、この貫通
孔13近傍の上縁が部分的に延設されて折返部19aが
形成されている。そして、この折返部19aを点線に沿
って折り返し、その先端部分で前記舌片15aと同様な
舌片15bを構成することにより、両舌片15a,15
bで前記実施例と同様な回転式ファイルを形成すること
ができる。
【0025】この場合、カード19の汚れ等を防止する
ために、シート部材11の表裏面に透明な樹脂プレート
(図示せず)を配設しておくようにするのが好ましい。
これによれば、前記実施例同様、樹脂プレートにマジッ
ク等で記入でき、また、これを消去することができる。
ために、シート部材11の表裏面に透明な樹脂プレート
(図示せず)を配設しておくようにするのが好ましい。
これによれば、前記実施例同様、樹脂プレートにマジッ
ク等で記入でき、また、これを消去することができる。
【0026】また、前記各実施例では、シート部材11
を同一材料で形成するようにしたが、舌片15a,15
bのみをより硬質な別材料を貼着する構成としたり、舌
片15a,15bのみをコーティングしたり、舌片15
a,15bに短冊状の他の部材(同一材料からなるもの
でもよい。)を貼着することにより補強するようにして
もよい。
を同一材料で形成するようにしたが、舌片15a,15
bのみをより硬質な別材料を貼着する構成としたり、舌
片15a,15bのみをコーティングしたり、舌片15
a,15bに短冊状の他の部材(同一材料からなるもの
でもよい。)を貼着することにより補強するようにして
もよい。
【0027】さらに、前記実施例では、軸受部材12の
みによってシート部材11を支持するようにしたが、単
車等に取り付けて使用する場合には、シート部材11の
貫通孔13とは反対側に別個に貫通孔(図示せず)を穿
設して、シート部材11の回転を防止し、シート部材1
1を回転させる場合に取り外すことのできる回転防止部
材(図示せず)を設けるようにしてよい。この場合、こ
の回転阻止部材には、前記軸受部材12と同様に、取付
手段を設けるのが好ましい。
みによってシート部材11を支持するようにしたが、単
車等に取り付けて使用する場合には、シート部材11の
貫通孔13とは反対側に別個に貫通孔(図示せず)を穿
設して、シート部材11の回転を防止し、シート部材1
1を回転させる場合に取り外すことのできる回転防止部
材(図示せず)を設けるようにしてよい。この場合、こ
の回転阻止部材には、前記軸受部材12と同様に、取付
手段を設けるのが好ましい。
【0028】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1ないし3記載の発明では、シート部材に形成した舌片
により、表面側シート部材を回転させるだけで、裏面側
シートの裏面に移動させるようにしたので、従来のよう
なリングが不要となり、部品管理が容易となり安価に製
作できる。特に、請求項2記載の発明では、シート部材
を袋状としているため、収容するカードの取り替えが自
由にできる上、カード自身の汚れが防止される。しか
も、シート部材は、合成樹脂材料で構成しているため、
汚れを簡単に除去することができる。
1ないし3記載の発明では、シート部材に形成した舌片
により、表面側シート部材を回転させるだけで、裏面側
シートの裏面に移動させるようにしたので、従来のよう
なリングが不要となり、部品管理が容易となり安価に製
作できる。特に、請求項2記載の発明では、シート部材
を袋状としているため、収容するカードの取り替えが自
由にできる上、カード自身の汚れが防止される。しか
も、シート部材は、合成樹脂材料で構成しているため、
汚れを簡単に除去することができる。
【0029】請求項4記載の発明では、軸受部材に取付
手段を設けるようにしたので、所望の場所に設けること
ができ、配置場所の制約を受けず、また、良好な使用状
態を確保することができる。
手段を設けるようにしたので、所望の場所に設けること
ができ、配置場所の制約を受けず、また、良好な使用状
態を確保することができる。
【0030】請求項5記載の発明では、リングの製造工
程が省略でき、他の部材も簡単な工程により形成できる
ので、安価に製造することが可能である。
程が省略でき、他の部材も簡単な工程により形成できる
ので、安価に製造することが可能である。
【図1】 本実施例に係る回転式ファイルの斜視図であ
る。
る。
【図2】 図1のシート部材を形成するためのシートの
打ち抜き状態を示す平面図である。
打ち抜き状態を示す平面図である。
【図3】 図2のシート部材の完成状態を示す平面図で
ある。
ある。
【図4】 他の実施例に係るシート部材の平面図であ
る。
る。
【図5】 従来例に係る回転式ファイルの斜視図であ
る。
る。
11…シート部材、12…軸受部材、13…貫通孔、1
5…舌片。
5…舌片。
Claims (5)
- 【請求項1】 複数枚のシート部材と、該シート部材に
形成した貫通孔に挿通して、各シート部材を回転自在に
保持する軸受部材とからなる回転式ファイルにおいて、 前記貫通孔の周縁部を切断することにより、該貫通孔の
周囲の相反する方向から延在して重なり合う舌片をシー
ト部材に形成する一方、 重ね合わせたシート部材の同一方向から延在する舌片同
士をそれぞれまとめることにより、各シート部材の回転
方向上流側の舌片群を他方の舌片群の裏面側に配設した
ことを特徴とする回転式ファイル。 - 【請求項2】 前記シート部材を袋状のものとし、前記
貫通孔の周囲の相反する方向から重なり合う舌片を、表
ファイル部及び裏ファイル部に形成したことを特徴とす
る請求項1記載の回転式ファイル。 - 【請求項3】 前記シート部材を1枚ものとし、前記舌
片の一方を、貫通孔の周縁部を切断することにより形成
すると共に、前記舌片の他方を、シート部材の縁部を折
り返すことにより形成したことを特徴とする請求項1記
載の回転式ファイル。 - 【請求項4】 前記軸受部材に、取付手段を形成したこ
とを特徴とする請求項1、2又は3記載の回転式ファイ
ル。 - 【請求項5】 折り目を中心として線対称にシートを打
ち抜き、両側の対応する縁部近傍に貫通孔を穿設すると
共に、該貫通孔の周囲の相反する方向から重なり合う舌
片を形成する打ち抜き工程と、 前記シートを折り目で折り返すと共に、内部にカードを
収容して封止するシート部材形成工程と、 複数枚のシート部材を重ね合わせ、各シート部材の一方
の舌片群を、他方の舌片群の背後に配設する一方、前記
貫通孔に軸受部材を配設する組立工程とからなることを
特徴とする回転式ファイルの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6144447A JP2603443B2 (ja) | 1994-06-27 | 1994-06-27 | 回転式ファイル及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6144447A JP2603443B2 (ja) | 1994-06-27 | 1994-06-27 | 回転式ファイル及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH082161A true JPH082161A (ja) | 1996-01-09 |
JP2603443B2 JP2603443B2 (ja) | 1997-04-23 |
Family
ID=15362450
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6144447A Expired - Lifetime JP2603443B2 (ja) | 1994-06-27 | 1994-06-27 | 回転式ファイル及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2603443B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6568105B1 (en) | 1997-10-23 | 2003-05-27 | Ando Electric Co., Ltd. | External cavity laser type light source |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0370640A (ja) * | 1989-08-11 | 1991-03-26 | Jidosha Kiki Co Ltd | 流体圧ブレーキ制御システムにおける安全装置 |
JPH05286297A (ja) * | 1992-04-08 | 1993-11-02 | Sakurai:Kk | 画紙、カレンダー等のシート積層体 |
JPH069976U (ja) * | 1992-07-16 | 1994-02-08 | 凸版印刷株式会社 | 数字カード表示板 |
JPH0621976U (ja) * | 1992-06-23 | 1994-03-22 | 株式会社ピー・アンド・ピー | 紙状物の止め具 |
-
1994
- 1994-06-27 JP JP6144447A patent/JP2603443B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0370640A (ja) * | 1989-08-11 | 1991-03-26 | Jidosha Kiki Co Ltd | 流体圧ブレーキ制御システムにおける安全装置 |
JPH05286297A (ja) * | 1992-04-08 | 1993-11-02 | Sakurai:Kk | 画紙、カレンダー等のシート積層体 |
JPH0621976U (ja) * | 1992-06-23 | 1994-03-22 | 株式会社ピー・アンド・ピー | 紙状物の止め具 |
JPH069976U (ja) * | 1992-07-16 | 1994-02-08 | 凸版印刷株式会社 | 数字カード表示板 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6568105B1 (en) | 1997-10-23 | 2003-05-27 | Ando Electric Co., Ltd. | External cavity laser type light source |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2603443B2 (ja) | 1997-04-23 |
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