JPH08215967A - 工具脱落防止装置 - Google Patents

工具脱落防止装置

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Publication number
JPH08215967A
JPH08215967A JP2175195A JP2175195A JPH08215967A JP H08215967 A JPH08215967 A JP H08215967A JP 2175195 A JP2175195 A JP 2175195A JP 2175195 A JP2175195 A JP 2175195A JP H08215967 A JPH08215967 A JP H08215967A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tool
plate
nut
groove
holder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2175195A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiichi Mito
誠一 三戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2175195A priority Critical patent/JPH08215967A/ja
Publication of JPH08215967A publication Critical patent/JPH08215967A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 本発明の工具脱落防止装置は、締付けナット
4を覆って取り付けられ工具3の脱落を防止するプレー
ト5と、プレート5に開けられて鍔3aを通過させるプ
レート溝孔5bと、プレート5に固定して取り付けられ
たピン7と、プレート5に同芯状に細長く開けられた溝
5aと、締付けナット4に固定され溝5aを貫通して取
り付けられた段付きピン6と、段付きピン6とピン7と
の間に取り付けられてプレート5を1方向に引き寄せる
弾性体8とを備えたことを特徴としている。 【効果】 本発明により工具脱落防止の安全性を向上さ
せることが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主にフライス盤、中ぐ
り盤、短軸NC盤等の工作機械での工具交換時に工具の
落下防止を図る工具脱落防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、工作機械(主に、汎用フライス
盤、中ぐり盤、単軸NCフライス盤)での工具(刃物)
取付部は、主軸に固定されているホルダに数個の鍔(つ
ば)を有するテーパスリーブ等により取付けられている
工具と、数個の溝を有し、テーパスリーブの鍔部を保持
する締付けナットで構成され、工具交換において、ホル
ダから工具を取り外す時は、締付けナットをゆるめ、工
具の鍔と、締付けナットの溝が合致することで、工具を
取り外していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】例えば竪フライス盤の
様に、工具が下向きに取りつけられている場合作業者
は、締め付けナットの溝位置を常時目視できないため工
具交換は、締付けナットを回してゆるめている時、偶然
に締付けナットの溝と、工具の鍔の位置が合致し、工具
がホルダから、落下してフライス盤テーブル上に接触し
て、刃先の刃損を生じることがあるとともに、重量物の
工具に対しては、不意の落下に対して、作業者が支えき
れず、危険度が高い。そのため、締付けナットのゆるめ
限界位置に印をつけたり、落下時の工具切損防止を図る
ため、落下側に緩衝材を引く等の対策が試みられていた
が、安全性、確実性には欠けていた。そこで本発明は、
工具交換時の工具の不意の落下防止を図り、安全に工具
交換ができる工具脱落防止装置を提供することを目的と
している。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の工具脱落防止装
置は、主軸部に上部外周を固定され内部に工具を挿入す
る台円筒状のホルダと、ホルダの下部外周にねじ止めさ
れた締付けナットと、締付けナットの一部に軸方向に開
けられたナット溝と、工具の外周に取り付けられナット
溝を通って挿入され回動されてナットの溝の切られてい
ない部分に懸止させられる鍔と、締付ナットを覆って取
り付けられ工具の脱落を防止するプレートと、プレート
に開けられて鍔を通過させるプレート溝孔と、プレート
に固定して取り付けられたピンと、プレートに同芯状に
細長く開けられた溝と、締付けナットに固定され溝を貫
通して取り付けられた段付きピンと、段付きピンとピン
との間に取り付けられてプレートを一方向に引き寄せる
弾性体とを備えたことを特徴としている。
【0005】
【作用】本発明の工具脱落防止装置においては、台円筒
状のホルダの上部外周を主軸部に固定し、ホルダの内部
に工具を挿入し、ホルダの下部外周に締付けナットをね
じ止めし、締付けナットの一部に軸方向にナット溝を開
け、工具の外周に鍔を取り付け、ナット溝を通って挿入
し、回動してナット溝の切られていない部分に懸止さ
せ、締付けナットを覆ってプレートを取り付けて工具の
脱落を防止し、プレートにプレート溝孔を開けて鍔を通
過させ、プレートに固定してピンを取り付け、プレート
に同芯状に細長く溝を開け、締付けナットに段付きピン
を固定し、溝を貫通して取り付け、段付きピンとピンと
の間に弾性体を取り付け、プレートを一方向に引き寄せ
ることを特徴としている。
【0006】
【実施例】次に本発明の工具脱落防止装置の一実施例を
説明する。図1に示す一部切り欠き正面図(図2のI−
I矢視断面図)および図2に示す平面図において、ホル
ダ2は主軸部1に上部外周を固定され内部に工具3を矢
印Sの方向に挿入する台円筒状の保持器である。締付け
ナット4はホルダ2の下部外周にねじ止めされたホルダ
固定具である。ナット溝4aは締付けナット4の一部に
軸方向に開けられた貫通孔である。鍔(つば)3aは工
具3の外周に取り付けられ、ナット溝4aを通って挿入
され、矢印Aまたは矢印Bの方向に回動されてナット溝
4aの切られていない部分に懸止させられる突起物であ
る。プレート5は締付けナット4を覆って取り付けられ
工具3の脱落を防止する平板である。プレート溝孔5b
はプレート5に開けられて鍔3aを通過させる貫通孔で
ある。ピン7はプレート5に固定して取り付けられた止
め具である。溝5aはプレート5に同芯状に細長く開け
られた貫通孔である。段付きピン6は締付けナット4に
固定され溝5aを貫通して一段高く取り付けられた止め
具である。弾性体8は段付きピン6とピン7との間に取
り付けられてプレート5を一方向に引き寄せるばねなど
の弾力性を有する材料である。
【0007】即ち、2は主軸部1にネジ(図示せず)に
より固定されているホルダー3は対象位置に鍔3aがつ
いている工具、4はホルダ2に刃物ユニットなどの工具
3を固定する締付けナットで、ナット溝4aを有する。
5はプレートで、溝5aを有し、段付きピン(又はね
じ)6により締付けナット4に取りつけられている。5
bはプレート溝孔で、鍔3aと合致すると工具3を取り
出すことができる。7はピンでプレート5に固定されて
いる。8は弾性体で、一方はピン7に固定され、他方は
段付きピン(又はねじ)6に固定されており、常にプレ
ート5を同じ位置に保持させている。
【0008】上記のように構成された、工具脱落防止装
置において、図1、図2は、工具3がホルダ2に固定さ
れている状態で、工具3を交換する場合締付ナット4を
専用工具(図示せず)で矢印Aの方向に回すことで締付
ナット4に緩まり、ナット溝4aと工具3の鍔3aが合
致すると工具3は落下し、ホルダ2から外れ、プレート
5の上で支えられる。作業者が片側の手を工具3に添え
て、他方の手でプレート5を矢印Aの方向に回転させ、
鍔3aとプレート溝孔5bが合致すると工具3を取り外
すことができる。
【0009】工具3を挿入する時は、図3(図4の矢視
III −III 断面図)および図4のようにプレート溝孔5
bとナット溝4a、鍔3aを一致させて取付け、更に図
5(図6のV−V矢視断面図)および図6のように締付
けナット4を矢印Aの方向又は矢印Bの方向に回して、
工具3を締結する。
【0010】本実施例により緩衝材等の準備等も不要と
なり、作業性も向上する。
【0011】
【発明の効果】本発明により工具交換時の工具の不意の
落下を防止し、工具の刃損、及び作業者の安全性を高め
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す工具脱落防止装置の一
部切り欠き正面図であり、図2のI−I矢視断面図であ
る。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の作用を示す一部切り欠き正面図であり、
図4のIII −III 矢視断面図である。
【図4】図3の平面図である。
【図5】図3の作用を示す一部切り欠き正面図であり、
図6のV−V矢視断面図である。
【図6】図5の平面図である。
【符号の説明】
2 ホルダ 3a 鍔 4 締付けナット 4a ナット溝 5 プレート 5a 溝 5b プレート溝孔 6 段付きピン 7 ピン 8 弾性体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主軸部に上部外周を固定され内部に工具
    を挿入する台円筒状のホルダと、このホルダの下部外周
    にねじ止めされた締付けナットと、この締付けナットの
    一部に軸方向に開けられたナット溝と、前記工具の外周
    に取り付けられ前記ナット溝を通って挿入され回動され
    て前記ナットの溝の切られていない部分に懸止させられ
    る鍔と、前記締付ナットを覆って取り付けられ前記工具
    の脱落を防止するプレートと、このプレートに開けられ
    て前記鍔を通過させるプレート溝孔と、前記プレートに
    固定して取り付けられたピンと、前記プレートに同芯状
    に細長く開けられた溝と、前記締付けナットに固定され
    前記溝を貫通して取り付けられた段付きピンと、この段
    付きピンと前記ピンとの間に取り付けられて前記プレー
    トを一方向に引き寄せる弾性体と、を具備してなる工具
    脱落防止装置。
JP2175195A 1995-02-09 1995-02-09 工具脱落防止装置 Pending JPH08215967A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2175195A JPH08215967A (ja) 1995-02-09 1995-02-09 工具脱落防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2175195A JPH08215967A (ja) 1995-02-09 1995-02-09 工具脱落防止装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08215967A true JPH08215967A (ja) 1996-08-27

Family

ID=12063776

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2175195A Pending JPH08215967A (ja) 1995-02-09 1995-02-09 工具脱落防止装置

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JP (1) JPH08215967A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111644862A (zh) * 2020-05-11 2020-09-11 浙江恒星传动科技有限公司 一种用于车床的端面定位夹具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111644862A (zh) * 2020-05-11 2020-09-11 浙江恒星传动科技有限公司 一种用于车床的端面定位夹具

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